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中央競馬における観客動員数減少の実態とその対策

提出年月日:2001 年1月11日 指導教員: 草薙 信照 学籍番号: 97‐5141 クラス: 4年 O 組 37 番 氏名: 小野 耕平

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1.日本競馬会の概要 1 2.JRA の役割 1 ① 国庫納付金 1 ② 払戻金について 2 3.JRA の推移 6 4.JRA の対策 7 ① マスメディアでの CM の開始 7 ② 新馬券の開始 7 ③ 場外馬券売り場(WINS)の新設 7 ④ 電話投票(ARS方式電話投票)、PAT(PAT方式電話投票)の開始 8 ⑤ 番組表の改編 8 ⑥ その他 10 5.現在の対策とこれからの競馬についての考察 11 ① 新馬券について 11 ② CM について 11 ③ 場外馬券売り場(WINS)について 11 ④ 電話投票及び PAT について 11 ⑤ レース番組表について 11 ⑥ 国際的観念について 13 ⑦ 最後に 13 6.研究の反省点 14 7.参考文献 14

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1. JRA(日本競馬会)の概要 まず、中央競馬とはどのようなものか、中央競馬を執り行っている組織の概要をまとめ てみた。 『JRA の概要』 名 称 名 称名 称 名 称 日本中央競馬会 所在地 所在地所在地 所在地 東京都港区西新橋1丁目1番19号 設立年月日 設立年月日設立年月日 設立年月日 昭和29年9月16日 資本金 資本金資本金 資本金 49億2412万9千円 (政府全額出資) 設立の目的 設立の目的設立の目的 設立の目的 日本中央競馬会法第1条には設立の趣旨として「競馬の健全な発展を図って馬の改良 増殖その他畜産の振興に寄与するため」とあるが、競馬施行の社会的意義は大衆に健 全娯楽を提供することにもあるといえる。 法人格 法人格法人格 法人格 日本中央競馬会法(昭和29年7月1日法律第205号)に基づく特殊法人。公共性 の強い法人で農林水産大臣の監督下に置かれている。 競馬法および日本中央競馬会法の改正 競馬法および日本中央競馬会法の改正競馬法および日本中央競馬会法の改正 競馬法および日本中央競馬会法の改正 競馬法は昭和23年、また日本中央競馬会法は昭和29年に制定されたが、その後、 ファン数は大幅に増加し、発売金も飛躍的に増大するとともに、一般の人々の競馬に 対する理解と関心も年々高まってきた。そうした状況の下で、平成3年に、時代の要 請に的確に応えた事業運営を行うことにより、将来にわたる中央競馬の安定的な発展 を確固たるものとするため、競馬の公正確保の強化と競馬の収益の一層の有効活用を 図る法律改正(競馬法および日本中央競馬会法の一部改正)が行われた。 2.JRA の役割  次に JRA の側の役割について調べてみた。 ① ① ① ①国庫納付金国庫納付金国庫納付金国庫納付金  中央競馬の大きな役割は、「競馬の健全な発展を図って馬の改良増殖その他畜産の振興 に寄与すること」にあるが、このために国庫納付金制度がとられている。この制度につい

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てわかりやすく説明すると、もし100円の勝馬投票券を買えば、そのうちの約25円が 控除される。そして25円のうち10円が国庫に納付される。これが第1国庫納付金と呼 ばれるもので、残りの15円がJRAの収入となり、競走の賞金をはじめ中央競馬の運営 に充てられるが、これにより各事業年度において剰余金がでた場合には、その額の1/2 がさらに国庫に納付される。これが第2国庫納付金である。日本中央競馬会法では、国庫 納付金の3/4相当額を畜産振興事業に、1/4相当額を社会福祉事業に充当することを 政府に義務づけている。  また、平成3年5月の法律改正により、中央競馬の益金をより有効に活用するため、J RAに留保される剰余金の一部を財源として、単勝・複勝式の的中者に特別給付金を給付 するための特別給付資金、および競馬の健全な発展に資する事業や畜産振興のための助成 事業に充てられる特別振興資金が設けられ、活用されている。   日本中央競馬会法第1条には設立の趣旨として「競馬の健全な発展を図って馬の改良増 殖その他畜産の振興に寄与するため」とあるが、競馬施行の社会的意義は大衆に健全娯楽 を提供することにもあるといえる。 ②払戻金について 次に競馬を楽しむ側にとって重要な払戻金について調べてみると、 払戻金の算出方法は、競馬法という法律によって定められており、各投票法(単勝・複勝・ 枠連・馬連・ワイド)とも払戻金の算式は同一になっている。ただし、単勝・複勝には「特 別給付金」という加算があり、競馬場・ウインズ等で発表される「払戻」は、特別給付金 を含んだ形で表示されている。特別給付金の算出方法も日本中央競馬会法という法律で定 められている。なお、払戻金の算式は中央競馬・地方競馬とも同様であるが、特別給付金 は中央競馬独自の制度である。また、他種公営競技(競輪・競艇・オート)は算式そのも のが異なったものになっている。 具体的な計算方法については JRA ホームページの Q&A のページより「払戻金について」 を参照した。 『払戻金について』 払戻金の算式には、払戻金の算式と特別給付金の算式がある。   1. 払戻金計算式 まず、通常の払戻金の計算方法は、以下のように2つの算式が基礎となって計算される。

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  第1号算式 (W+D/P)×(1−0.18)= T 第2号算式 (T−W)×0.1= t 10円あたりの払戻金 h=(T−t)÷(W/10) 1円未満切り捨て 100円あたりの払戻金 H=h×10   記号の定義 W = 勝馬( 1)に投票された金額(複勝やワイドのように複数の組み合わせが的中となるときは、その総額では なく、払戻金を計算しようとしている的中馬番または的中組み合わせそれぞれの金額) D = 不的中となった投票券の売上額 P = 勝馬の数(勝馬の数とは、的中となる馬番・組み合わせの数のことで、同着がなければ単勝・枠連・馬連で は1になり、複勝式は2着払いのときは2、3着払いのときは3、ワイドは3になる。) 1 勝馬… 払戻金計算上の勝馬とは、的中となる馬番(単勝・複勝の場合)または組み合わせ(枠連・馬連・ ワイドの場合)のことを意味する。   数式ではわかりにくい部分もあるので、エッセンスを大まかに説明すると次のようになる。下の図も参照。(こ こでは、便宜的に、通常の単勝や枠連・馬連のように、的中となる馬番・組み合わせが1個となる投票法の 例で説明する)   (1) まず、払戻金額を算出しようとする投票法(単勝なら単勝、複勝なら複勝というように)の売上総額と、そ の中の的中した金額、不的中となった金額を調べる。発売開始後の出走取消や除外により返還となった部分 の売上は払戻金の計算には含みまない。(全体の発売金から返還金を引いた額を売得金と呼ぶ。)   下図の 1段目 (2) 売得金の18%を不的中となった金額から差し引きく。   下図の2段目 (3) 残った不的中の金額のうち10%をさらに差し引く。   下図の3段目

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(4) 不的中となった金額の残額と勝馬に投票された金額を足したものが払戻金の原資となる。   下図の4段目 (5) この原資を、勝馬に投票された金額の10分の1で割り、1円未満を切り捨てた額が10円あたりの払戻金 となる。 的中した金額の10分の1で割るのは、競馬法で「日本中央競馬会は、券面金額10円の勝馬投票券を券面 金額で発売することができる」・「日本中央競馬会は、勝馬投票券10枚以上を1枚をもって代表する勝馬投 票券を発売することができる」という規定があり、払戻計算上では10円=1枚を最低単位としているから である。競馬場やウインズで投票券を購入したとき、その投票券に「1枚10円」と印刷されているのは、 競馬法にそうした規定があるからである。 (6) 10円あたりの払戻金を10倍したものが通常の100円あたりの払戻金になる。   2. 特別給付金(単勝・複勝のみ)

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特別給付金の算出方法は以下のようになっている。 (売得金×5%)/(勝馬の数)÷(勝馬に投票された金額/10)=10円あたりの 特別給付金(1円未満切り捨て) ここでも、計算の対象となるのは、あくまで単勝の場合は単勝の売得金、複勝の場 合は複勝の売得金である。 競馬の控除率は25%と言われるが払戻金の算式を見ればわかるように売上総額から一律 に25%を控除しているわけではない。最初に18%を控除したのち、残りの不的中分の 10%を控除するため、実際の控除率は、そのレースの不的中分が多ければ高くなり、少 なければ低くなるというように変化する。言い換えれば、的中が多いレース=本命サイド で決着したレースでは控除率は低くなり、的中が少ないレース=大穴が出たレースでは控 除率が高くなる。  上の図で売得金のうち的中分が82%、不的中分が18%となれば、最初に18%を控 除した段階で不的中分がなくなるので3段目の「控除2」での控除はなくなる。したがっ て、そのレースの控除率は18%しかなく、逆に不的中分が限りなく100%に近づくと 最初に18%が控除された後、残りの82%のすべてが不的中であれば82%×10%= 8.2%がさらに控除されるので、18%+8.2%=26.2%が控除されることにな る。これが控除率の上限ということになる。このように控除率は、理論上18%∼26. 2%の間をとることになるが、実際に的中した金額が売上総額の82%に達することはお ろか、40%を超えるようなこともそうそうあるものではない。平均すると、上限に近い 約25%になるので「控除率は25%」と言われている。

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3.JRA の推移    JRAは昭和29年の発足以来、着実に成長をとげてた。このことを数字で見てみると、売 得金については、昭和29年が約112億円であったのに対し、平成11年は約3兆6,57 2億円(過去最高は平成9年の約4兆円)となっており、また、競馬場の入場人員については、 昭和29年が約169万名であったのに対し、平成11年は約1,141万名(過去最高は昭和 50年の約1,490万名)となっている。競馬場の入場人員は、ウインズの新設等もあり昭和 50年をピークにして年々減少していたが、昭和63年以降は再び増加に転じ、平成2年から 1,000万名台を保っている。特に最近では若い世代や女性の来場も多く、幅広い層から支持 されており、中央競馬は「国民的レジャー」と言われている。また、ファンの競馬の楽しみ方 も多様化してきており、ウインズや電話投票で勝馬投票券を購入し、テレビをはじめ、さまざ まなメディアで競馬を楽しみながら他のレジャーも楽しむといった複合的なスタイルも見受け られるようになってきている。JRAでは、公正で面白い競走の提供はもとより、競馬場スタ ンドの増改築、ウインズ(WINS)の新設・増築、電話投票制度の拡充、新種投票法(ワイド) の導入等さまざまな角度でファンのニーズに応えており、今後もさらなる充実に向けて努力し ている。       (JRA ホームページより抜粋) JRA のホームページに掲載されている成長推移では上記のように記されているが、現在の 開催に対する観客動員率及び、収益等は年を追ってますます減少傾向にあるといえる。 昭和 63 年の増加傾向に関しても、バブルによる一時的な増加であろう。 当然の事ながら当時と比べると現在はマイナス傾向にしかならないのだが。 さらに加えて、ピーク時には、いわゆる「スターホース」や、「人気ジョッキー」がでて きたという点がある。現在には過去ほどの「スターホース」や「人気ジョッキー」がいな い。 それもあって観客が減ったともいえる。 よい面で考えてみると、メディアの普及にともない、競馬場に足を運ぶ人が減り、 代わりに、自宅や場外馬券売り場での観客が増えているとも考えられる。 勝ち馬投票券の購入の仕方は 4 通りあり、 「競馬場に行って購入」「場外馬券売り場(WINS)で購入」「電話投票で購入」「PAT で 購入(パソコンや家庭用コンシューマ機などで通信投票)」がある。 後者二つは 63 年以降に開始されたものでテレビ中継の普及にも伴ったものである。

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4.JRA の対策 JRAもこの右肩下がりの傾向に対して様々な方面で“企業努力”をしてきた。以下幾 つかの例を取り上げてみる。 ①マスメディアでの CM の開始 日本中央競馬としての広告はラジオ、テレビ、インターネットの HP で行われており、 その宣伝には有名芸能人を起用し、今までの競馬ファンと今まで関心のなかった人を競馬 に興味を持たせるという意味で行われている。 ②新馬券の開始 新馬券については、今までの分として「馬番連勝複式(以下馬連)」「ワイド馬券」が、 これからの分として「馬番連勝単式(以下馬単)」「馬番 3 連複勝式(3 連複)」がある。 新馬券が出されるまでは「馬番単勝式(単勝)」「馬番複勝式(複勝)」「枠番連勝複式(枠 連)」だったのだが、新たにギャンブル性を高める「馬番連勝複式」が導入された。 この馬券は今までの枠での購入ではなく、馬の番号で投票できる連勝式で、最大 36 通り の組みあわせがあり、オッズも枠連よりも魅力的なものになった。 次に「ワイド馬券」、これは、馬連は 1 着 2 着を当てるものだが、ワイドは「1 着 2 着」ま たは「1 着 3 着」「2 着 3 着」を当てるというもので、ギャンブル性よりは、ゲーム性を重 視した馬券となっている。これは若いファンやギャンブルメインではないファン向けに考 えたものと思われる。 そして来年以降に導入される予定の「馬単」「3 連複」、こちらは前述した「馬連」と同じ なのだが、1 着と 2 着どちらに入っても当たる馬連と違い、「馬単」は「1 着 2 着が指定し た通りならば当たり」である。 よって馬連だと最大 36 通りだが馬単だと 102 通りにもなる。当然オッズの方も跳ね上が る。 「3 連複」は「1 着 2 着 3 着を予想する」というもので、指定した馬3頭が3着までは入 れば当たりである。 ③場外馬券売り場(WINS)の新設 JRA 設立当初、馬券の購入は競馬場に行ってしか購入することができず、関東では東京、 中山、福島、新潟、関西では京都、阪神、中京、小倉、北海道では函館、札幌の各競馬場 でしか発売していなかったが、競馬場付近以外の地区でも馬券が買えるようにと場外馬券 売り場(WINS)が設立された。現在ではその 10 競馬場以外に北海道地区で札幌、静内、 釧路、室蘭、横手場外、新白河、関東地区で、銀座、銀座通り、後楽園、錦糸町、浅草、 新橋、新宿、渋谷、立川、横浜、石和が、中部・関西地区で名古屋、京都、難波、梅田、 道頓堀、神戸、中国・四国・九州地区では広島、高松、米子、八幡、計 27 の WINS が設

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立されている。 ④電話投票(ARS方式電話投票)、PAT(PAT方式電話投票)の開始 これまで、競馬場か場外馬券売り場でのみの発売だった馬券が電話投票により自宅で投 票できるものとなった。それのネット版として、PATというシステムが出来た。 電話投票とは自宅の電話(プッシュホン回線)を使って、馬券を購入するシステムで、個 人の銀行口座JRAに登録し、電話投票専用番号に電話、音声案内に従って個人暗証番号 を入れ、購入したい開催競馬場名、レース番号、馬券選択を行う。それが終了すると、音 声案内で確認のための暗証番号が渡されるのでその番号を入れ直せば購入完了である。 PAT とはパソコン(Windows98/95)・ドリームキャスト・モバイルメイト等の端末機を使 って、自宅の電話回線をJRAのコンピューターに接続し、勝馬投票券の購入や、出馬表・ オッズ・払戻金等の情報を画面で見られる電話投票システムである。全開催場の競走を、 全式別100円単位で発走予定時刻の2分前まで投票することができる。 ⑤番組表の改編 1998 年、99 年、2000 年、2001 年と立て続けにJRAは競争番組の改編を行っている。 それにより新しいG1レースやそれにともなうトライアルレースが新設された。 下の表は今年のグレードレースの一覧表である。GⅠとして新設されたのが、フェブラリ ー S、NHK マイルカップ、秋華賞、ジャパンカップダート、障害レース(JⅠ)である。 なお 2001 年より名称が変更された GⅠはジャンプレースのすべてと、朝日杯フューチュリ ティS(旧朝日杯三歳馬ステークス)と阪神ジュベナイルフィリーズ(旧阪神三歳牝馬ステークス)で ある。 2001 年競争番組表(グレードレースのみ)         関   東 関    西 レース名 レース名 レース名 レース名 格格格格 場場場場 月日月日月日月日 距離(m)距離(m)距離(m)距離(m) レース名レース名レース名レース名 格格格格 場場場場 月日月日月日月日 距離(m)距離(m)距離(m)距離(m) 中山金杯 III 中山 1/5 2,000 京都金杯 III 京都 1/5 1,600 ガーネットS III 中山 1/7 ダ1,200                 シンザン記念 III 京都 1/8 1,600 京成杯 III 中山 1/14 2,000 日経新春杯 II 京都 1/14 2,400 アメリカJCC II 中山 1/21 2,200 平安S III 京都 1/21 ダ1,800 根岸S III 東京 1/27 ダ1,400         東京新聞杯 III 東京 1/28 1,600 京都牝馬S III 京都 1/28 1,600 共同通信杯 III 東京 2/4 1,800 シルクロードS III 京都 2/4 1,200         小倉大賞典 III 小倉 2/4 1,800 ダイヤモンドS III 東京 2/11 3,200 きさらぎ賞 III 京都 2/11 1,800 クイーンC III 東京 2/17 1,600 京都記念 II 京都 2/17 2,200 フェブラリーS I 東京 2/18 ダ1,600                 アーリントンC III 阪神 2/24 1,600 中山記念 II 中山 2/25 1,800 阪急杯 III 阪神 2/25 1,200         チューリップ賞 III 阪神 3/3 1,600 弥生賞 II 中山 3/4 2,000 中京記念 III 中京 3/4 2,000

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中山牝馬S III 中山 3/10 1,800 阪神スプリングJ JII 阪神 3/10 3,900         クリスタルC III 中山 3/11 1,200 報知杯フィリーズレビュー II 阪神 3/11 1,400 フラワーC III 中山 3/17 1,800         スプリングS II 中山 3/18 1,800 阪神大賞典 II 阪神 3/18 3,000 日経賞 II 中山 3/24 2,500 毎日杯 III 阪神 3/24 2,000 マーチS III 中山 3/25 ダ1,800 高松宮記念 I 中京 3/25 1,200         ダービー卿CT III 中山 4/1 1,600 産経大阪杯 II 阪神 4/1 2,000 ニュージーランドT II 中山 4/7 1,600                 桜花賞 I 阪神 4/8 1,600 中山グランドJ JI 中山 4/14 4,250 マイラーズC II 阪神 4/14 1,600 皐月賞 I 中山 4/15 2,000         フローラS II 東京 4/22 2,000 アンタレスS III 京都 4/22 ダ1,800 青葉賞 II 東京 4/28 2,400                 天皇賞(春) I 京都 4/29 3,200         京都新聞杯 II 京都 5/4 2,000 NHKマイルC I 東京 5/6 1,600                 京都ジャンプS JIII 京都 5/12 3,170 京王杯SC II 東京 5/13 1,400         新潟大賞典 III 福島 5/13 2,000         目黒記念 II 東京 5/19 2,500         オークス I 東京 5/20 2,400 東海S II 中京 5/20 ダ2,300         金鯱賞 II 中京 5/26 2,000 日本ダービー I 東京 5/27 2,400         ユニコーンS III 東京 6/2 ダ1,600 愛知杯 III 中京 6/2 2,000 安田記念 I 東京 6/3 1,600         東京ハイジャンプ JII 東京 6/9 3,300         エプソムC III 東京 6/10 1,800 ファルコンS III 中京 6/10 1,200         プロキオンS III 阪神 6/17 ダ1,400         宝塚記念 I 阪神 6/24 2,200 ラジオたんぱ賞 III 福島 7/1 1,800         函館スプリントS III 函館 7/1 1,200         七夕賞 III 福島 7/8 2,000 マーメイドS III 阪神 7/8 2,000         北九州記念 III 小倉 7/15 1,800 函館記念 III 函館 7/22 2,000 小倉サマージャンプ JIII 小倉 7/22 3,390 函館2歳S III 函館 7/29 1,200         関屋記念 III 新潟 8/5 1,600         クイーンS III 札幌 8/12 1,800 小倉記念 III 小倉 8/12 2,000 新潟ジャンプS JIII 新潟 8/18 3,250         アイビスサマーダッシュ III 新潟 8/19 1,000         札幌記念 II 札幌 8/19 2,000         新潟記念 III 新潟 8/26 2,000         エルムS III 札幌 9/1 ダ1,700         新潟2歳S III 新潟 9/2 1,400 小倉2歳S III 小倉 9/2 1,200         朝日チャレンジC III 阪神 9/8 2,000 京成杯AH III 中山 9/9 1,600 セントウルS III 阪神 9/9 1,200         阪神ジャンプS JIII 阪神 9/15 3,170 セントライト記念 II 中山 9/16 2,200 ローズS II 阪神 9/16 2,000 札幌2歳S III 札幌 9/22 1,800         オールカマー II 中山 9/23 2,200 神戸新聞杯 II 阪神 9/23 2,000         シリウスS III 阪神 9/29 ダ1,400

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スプリンターズS I 中山 9/30 1,200         毎日王冠 II 東京 10/7 1,800 京都大賞典 II 京都 10/7 2,400 東京オータムJ JIII 東京 10/13 3,300 デイリー杯2歳S II 京都 10/13 1,600 府中牝馬S III 東京 10/14 1,800 秋華賞 I 京都 10/14 2,000 富士S III 東京 10/20 1,600         カブトヤマ記念 III 新潟 10/20 1,800                 菊花賞 I 京都 10/21 3,000 武蔵野S III 東京 10/27 ダ1,600 スワンS II 京都 10/27 1,400 天皇賞(秋) I 東京 10/28 2,000         アルゼンチン共和国杯 II 東京 11/4 2,500 ファンタジーS III 京都 11/4 1,400 京王杯2歳S II 東京 11/10 1,400 京都ハイジャンプ JII 京都 11/10 3,930         エリザベス女王杯 I 京都 11/11 2,200 東スポ杯2歳S III 東京 11/17 1,800         福島記念 III 福島 11/17 2,000                 マイルチャンピオンシップ I 京都 11/18 1,600 ジャパンCダート I 東京 11/24 ダ2,100 京阪杯 III 京都 11/24 1,800 ジャパンC I 東京 11/25 2,400         ステイヤーズS II 中山 12/1 3,600                 阪神ジュベナイルフィリーズ I 阪神 12/2 1,600         中日新聞杯 III 中京 12/8 1,800 朝日杯フューチュリティS I 中山 12/9 1,600 鳴尾記念 III 阪神 12/9 2,000         CBC賞 II 中京 12/15 1,200 フェアリーS III 中山 12/16 1,200 阪神牝馬S II 阪神 12/16 1,600 中山大障害 JI 中山 12/22 4,100 ラジオたんぱ杯2歳S III 阪神 12/22 2,000 有馬記念 I 中山 12/23 2,500         (背景灰色が GⅠレース) ⑥その他  これは対策と少し違うのだが国際化に伴う処置として、日本競馬では今まで馬は数え年 で数えていた。つまり生まれた年は 1 歳として数えていたが、今年(2001 年)からは、 諸外国と同様に生まれた年は 0 歳として数えるようになった。これはファンに対しても、 外国からの参戦馬の馬主に対してもわかりやすいようにと考えられる。 さらに 1999 年まではクラシックと呼ばれる 3 歳のレース、桜花賞、皐月賞、オークス、 ダービー、菊花賞、4 歳以上の天皇賞(春)・(秋)はすべて、内国産の馬しか出走できな かったが、2000 年からは、すべてのレースに外国産の馬の出走が認められるようになった。 ただし、まだまだ内国産と同様というわけにはいかず、クラシックトライアルを勝った馬、 もしくは指定されたGⅠに優勝か2着に入らなければならず、内国産以上に厳しい状況で ある。これは日本の馬産地保護という観点においては仕方がないといえるが、近年の内国 産馬も外国産の産駒に劣らないレベルに来てると私は考えている。

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5.現在の対策とこれからの競馬についての考察 ① 新馬券について 現在では定着している馬連。導入されるまでは枠連がもっとも配当がよかったのだが この馬連の登場により、一気に万馬券と呼ばれる高配当を手にしやすくなったため、ファ ンが飛びついてきた。 新馬券「ワイド」は確かに今まで複勝式派だった人にとっては面白く、 連勝式派だった人にとっては悔しい思いをしてきた馬券がとれる可能性がでたり、とメリ ットが多くあげられるが、ゲーム性を重視した馬券であるため、オッズ的にみると、あま り魅力的ではなかった。これは新しいファン層やまだ浅いファンに馬券を購入してもらう ための対策であったと思う。私は本来ならば、先に馬単や3連復を導入し、今までのファ ンの反応を見て、それからワイドを導入してさらに新しいファンを入れるべきだったと思 う。 ② CMについて 去年(99 年)の CM に関しては、昔からのファンに大不評であった。「ぜんぜん競馬の ことをCMしてない」「芸能人のネームバリューだけ」などとにかく競馬ファンから言わ せるとCMになっていないといえる。一昨年や今年のCMに関しては、競馬らしい感じが してよいとは思う。 ③ 場外馬券売り場(WINS)について 場外馬券売り場に関しては、メリットはあくまでファンと主催者にのみあるようで、地 方自治体によっては反対が絶えない。主な理由としては、治安が悪くなる、教育上よくな いというものである。確かに一理あるがデメリットばかりではない。WINS ができるとそ こを利用する客相手の外食店舗や金融機関が充実するし、自治体にも税金が入るので私は むしろメリットの方が強いと考えている。 ④ 電話投票、PAT について これは土曜、日曜に用事があり、または近くに競馬場や場外馬券売り場がない人にとっ てすごく便利なシステムで好評なのだが、このシステムを利用するには銀行口座を作り、 さらには JRA の投票権応募の抽選で当たらないと利用できないという難点がある。 ⑤ レース番組表について 昔と去年、そして今年はレース体系がだいぶ変わってきている。 昔は現在ほど重勝がなく、レースの最高峰とも言える「グレード1(以下 G1)レース」 が少なかった。去年までの番組では新しいレースが導入され、さらにはジャンプレース(障 害戦)のグレード制が導入された。今年はさらに番組が改変され、あらたなG1レースが

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導入された。 ファンにしてみればこれはメリット十分なのだが、生産側や調教側にしてみれば、 これらはもっと先に発表してもらわなければ1年や2年で対応できるものではないという 点では完全にデメリットである。 私はこの生産者側の意見に賛成で、確かにねらえるレースが増えていいが、その番組に 対応できる馬を今から作ったとしても3年後以降にしか競馬にだすことができないのだ。 それを痛烈に感じたのは障害競馬のグレード制導入の時であった。 海外では障害レースも通常の競馬と同様に行われているのだが、日本では「障害落ち」 などという通称があるように障害レースは通常レースよりも格下にとらえられている。 そのような現状なのに対して急に海外と同様に障害レースを強化しようとしても、障害 レース専用の馬を生産している牧場などなく、馬術の障害と全く違うため、そちらの馬は 使えない。このような状態で行われても真新しいことがまったくなかった。 私ならば、生産側に対して2~3年前から番組が改変されることを告知しておき、生産 者側が準備できるころになってから観客側に1年くらい前に告知をおこなう。 そうすればどちらに対してもあまり弊害がでることもなくなるのではないか。 そして今のレースに対しても、もっとG1レースを増やし、観客にとっても生産者に対 しても楽しめるようにしたい。 具体的にいうと、前章 4-5 であげた表にある空白の部分に新しいグレードレースを新設す るか現行の通常オープン特別競走をグレードレースにするかをし、ファンをひきつけるべ きである。例えば、春の天皇賞のあと、しばらくは古馬(4 歳以上の馬のこと)用の中距 離レース(1800~2500m)の GⅠがないので、古馬用レースを新設する。一方秋のレース については 99 年までは 10 週連続 GⅠで盛り上がっていたが今年は間があいてしまってい る。 レース無理に増やすのではなく GⅠ開始を夏終わりごろからはじめると、新しい GⅠを導 入することができるだろう。秋の部分については牝馬限定戦があるので、3 歳牡馬、4 歳 以上牡馬の最強馬決定戦を新設する。そして国際招待レース(ジャパンカップ)は他の国 の国際レースとの間隔を考慮して、8 月の終わりか 9 月に行えば世界の強豪がやってくる であろう。 あくまでこれはたとえなのでその他の条件戦に関しても改編する必要性があるのだが、海 外のレースなどは年末以外ほぼどのシーズンでもGⅠを開催しているといっていいほど多 い。特に日本もこうすればいいと思ってしまったのが、アメリカで開催される「ブリーダ ーズカップ」である。これは 8 つものGⅠを一日で消化してしまうすごいものである。各 レースごとに条件が違い、牝馬限定や年齢別、短距離、中距離、ターフ(芝)、ダート(砂) とすべての条件のレースが行われる。賞金総額もすごく 100 万ドルレースばかりである。 現在中央競馬ではないが地方競馬の大井競馬場では 2002 年以降にブリーダーズカップと 同様に一日に数種のGⅠを行う期間を予定しているようである。

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⑥ 国際的観念について 近年何事においても国際化が行われているように、日本競馬においても国際化を叫ばれて いる。それに対応するために国際レースという海外からの招待馬と競馬するレースが どんどん導入されている。過去、ジャパンカップという名前で日本初の国際レースが開催 されたとき、日本馬が世界に全く通用しなかったということがある。それから世界に対し て対抗できる馬ができるようにとどんどんできたのだが、最近では特に海外からの強力な 馬の参戦が少なくなってきている。理由として主にあげられるものは 「検疫期間が長い」「他の国の大レースからの間隔がない」「名誉があまりない。」などが あげられる。 検疫期間については日本にない病気や害虫をいれないために厳重におこなっているのだが、 海外の検疫にくらべて日本は非常に長く3週間以上もかかる。 この間、馬に調教をつけることもできないため、調子を崩すので敬遠されている。 他の国の大レースといわれる、フランスの「凱旋門賞」、アメリカの「ブリーダーズカッ プ」オーストラリアの「メルボルンカップ」が10月後半∼11月中旬に行われるのに対 して、日本の「ジャパンカップ」は11月の最終週となっている。これは馬にとって大変 つらいローテーションであり、なおかつ長距離輸送のため体調管理が難しい。さらに加え て前述の検疫期間の長さがあり、馬への負担が大きすぎるという難点がある。 こういったことを改善すれば国際レースももっと海外からの馬が来るし、海外に対しても 知名度があがって注目されるであろう。 ⑦ 最後に 上記のことはあくまで自分個人の意見であり、実際は JRA が決定し施行することであ り、個人の意見だけで即採用されるようなものではない。特に企業である以上、資金的な 面での可能不可能や、世間体、前例など様々な問題があるためなかなか改善されるのは時 間がかかるであろう。ただもっとファンの声を聞き入れて欲しいという気持ちもあり、競 馬というスポーツ、ギャンブルが好きだから意見したくなったのである。

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6.研究の反省点  今回の卒論で痛感したのは「光陰矢のごとし」。大げさな言い方だが、時間があっとい う間に過ぎていって、全くまとまりのない文章を提出する自分にとって浮かんできた言葉 である。もっとわかりやすい表現があると思うが真っ先に頭にでてきてしまった。 さて反省点としてまず基本的な論文としての形式がしっかりと出来ていない。 一次提出の時の酷さがちょっとだけマシになったくらいにしか改善されていない。 内容の方も慌てて取り繕ったようなつぎはぎだらけの文章と枚数稼ぎの表が入る程度のも ので全然まとまっていない。しかも題名どおりの研究ができているとはいいきれず、実態 調査がなく、対策の説明とそれに関する批判だけで終わっている。 もっとも悔やまれる部分は新番組表についての項目で、自分が考えたグレードレースの追 加である。グレードレースだけならば金銭的なものや、主催者側の事情以外はかなり可能 になると思っているのだが、グレードレースのための条件戦やトライアルレースなどを考 えていなかった。GⅠに出走するためのステップレースを間隔よく組まないと今まで以上 に悪化してしまうということに気づかずに浅はかな対策を書いてしまった。この番組表の 考えはこれからも競馬を見ていると考えが膨らむので自分の中では続けていくと思う。 技術的な点では文章力、表現力のなさを露呈するだけの結果となってしまい、恥かしい。 普段からもっと様々な本や論文を読んでおけばもう少しましなものがかけたかもしれない が、次回からはもっと時間に余裕を持ってできるようになりたい。 7.参考文献 ・ インターネットより ・ JRA ホームページ(「http://www.jra.go.jp/」) ・ JRA ホームページ「Q&A 払戻金について」 ・ JRA-VAN(「http://www.jra-van.ne.jp/」) ・ 日本中央競馬会法(JRA----中央競馬のルールに関する法規 http://www.jra.go.jp/aramasi/law/lawmenu.html)) ・ 競 馬 法 ( 昭 和 23 年 7 月 13 日   法 律 第 158 号 )( ネ ッ ト 検 索 「http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2556/keibaho.html」)

参照

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