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北米からの原油供給量は 2011 年は前年比日量 +21 万バレル増であったが 2012 年は前年比 +158 万バレル増となり 2013 年は +130 万バレル増 2014 年は +92 万バレル増と見込まれている 北米を含めた OECD 先進諸国からの供給は 2011 年は +1 万バレル増

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発行日 : 2014/1/30

世界の原油情報がここに凝縮されています。

毎週木曜日午後発行

週刊原油

NY原油上昇中

22日のNY原油3月限は1.76ドル高の96.73ドル。3月限は、夜間取引から堅調に推移すると、立会い開始後は上値を切り上 げた。前日から米北東部地域が厳しい寒波と記録的な降雪に見舞われるなか、今後数日間も平年を大きく下回る気温が続くこと もあり、留出油需要の増加期待が広がった。あす発表される米エネルギー情報局(EIA)統計で原油在庫は昨年11月以来初めて 増加する見通しなものの、留出油在庫は減少し、同時期として過去5年平均を17%下回る水準となる見込みなことも一因。ま た、国際エネルギー機関(IEA)から前日発表された今年の世界石油消費高見通しの上方修正や、受け渡し場所となるオクラホマ 州クッシングとメキシコ湾岸を結ぶパイプラインの南伸部分から送油が開始されたことによる在庫だぶつき解消観測などもあ り、一時、期近ベースで2日以来となる96.89ドルまで大幅に上昇した。ただ、買い一巡後は今夕の米石油協会(API)や翌23 日の米エネルギー情報局(EIA)による石油在庫統計 発表を控えて、様子見姿勢からこう着商状となった。ロイターによると、 17日までの1週間の米原油在庫は、前週比 60万バレル増となる見込み。このほか、ガソリン在庫は210万バレル増、ディス ティレート(留出油)は90万バレル減と予想されている。

TOPICs

OPEC

Oil

Market

Report

2014年1月号から

OPEC Market Report 2014年1月号によれば、非OPEC諸国からの原油供給量は、OECD先進国諸国から日量2,207万バ レル。発展途上国から1,209万バレル、旧ソ連邦や中国等その他の地域から1,780万バレル、合計5,195万バレルであったとい う。215万バレルのプロセスゲインや、580万バレルのOPEC諸国の天然ガス等から生成される原油を足すと、合計日量 5,991万バレルとなる。前年比+148万バレルの増加となっている。 同様に2014年の非OPEC諸国からの原油供給量は、OECD先進国諸国から日量2,285万バレル。発展途上国から1,235万バ レル、旧ソ連邦や中国等その他の地域から1,800万バレル、合計5,320万バレルであったという。218万バレルのプロセスゲ インや、595万バレルのOPEC諸国の天然ガス等から精製される原油を足すと、合計日量6,133万バレルとなる。前年比+ 142万バレルの増加となっている。

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▲0.09 +1.30 +3.70 ▲0.21 ▲1.36 ▲0.24 ▲0.31 ▲0.16 +0.02 +0.78 +0.02 +0.16 +0.00 +0.09 17.80 +1.00 前年比 13.42 0.14 4.24 ▲0.03 +0.81 2.18 +0.00 +0.03 +0.16 +0.63 +0.00 +0.00 +1.42 12.35 13.59 0.14 4.27 +0.26 +0.17 2.51 +0.22 +0.24 +1.20 +0.03 59.91 5.80 ▲0.17 ▲0.01 51.95 22.85 3.55 4.91 1.39 2014年 18.96 3.40 0.49 17.56 50.75 2.12 58.43 5.57 4.10 1.64 OECD諸国合計 その他アジア ラテンアメリカ 中近東 4.92 0.71 19.97 2.81 +0.26 中国 2008年 日量百万バレル 北米 西欧 OECD太平洋 アフリカ 発展途上国合計 旧ソ連邦 3.70 3.69 3.68 4.41 4.69 4.95 4.16 19.93 19.94 2.68 1.50 2.31 +0.01 +0.08 +0.01 ▲0.01 ▲0.07 +0.20 +1.48 +5.77 +0.23 +1.66 +3.89 +0.20 +0.04 2.15 +0.15 61.33 +0.20 +0.08 +0.37 5.95 +1.25 +0.03 18.00 53.20 ▲0.28 ▲0.37 OPEC非原油合計 4.14 4.35 4.98 13.26 0.14 ▲0.10 +0.00 前年比 +1.58 ▲0.44 ▲0.01 3.64 4.67 0.47 22.07 3.53 +1.13 ▲0.04 ▲0.28 +0.14 +0.00 +0.09 +0.23 +1.00 +2.10 ▲0.11 +0.72 +0.08 +0.65 ▲0.11 ▲0.25 +0.11 +0.34 2.42 12.09 12.12 ▲0.97 +0.97 +0.58 4.23 5.37 +0.39 17.73 2.08 +0.00 13.36 0.14 0.14 0.14 13.09 1.73 1.77 1.78 2.61 2.60 非OPEC供給合計 12.46 12.75 49.13 50.18 13.22 2.08 4.14 2.00 54.14 12.79 0.14 3.87 16.80 非OPEC合計 プロセスゲイン 48.06 1.95 2.73 11.28 3.85 その他地域合計 12.96 その他欧州 55.48 57.24 58.21 16.95 17.50 50.76 1.39 2011年 14.36 14.95 15.16 2012年 16.74 3.77 0.56 21.07 2013年 18.04 3.56 4.75 ▲0.03 19.73 4.73 4.39 4.21 ▲0.18 0.64 0.60 0.57

OPEC Oil Market Report 2014年1月号

非OPECからの供給

14.34 2008年比 前年比 +0.92 前年比 +0.21 2009年 2010年 北米からの原油供給量は、2011年は前年比日量+21万バレル増であったが、2012年は前年比+158万バレル増となり、 2013年は+130万バレル増、2014年は+92万バレル増と見込まれている。 北米を含めたOECD先進諸国からの供給は、2011年は+1万バレル増、2012年は+113万バレル増、2013年は+ 100万バレル増、2014年は+78万バレル増となっている。北米からの増産の一部を北海油田の減産で相殺している。 発展途上国からの供給は、2011年は+34万バレル増、2012年は▲97万バレル減、2013年は▲3万バレル減、2014年 は+26万バレル増と見込まれている。 旧ソ連邦や中国等その他の地域からの供給は、2011年は+23万バレル増、2012年は▲17万バレル減、2013年は+24 万バレル増、2014年は+20万バレル増と見込まれている。 2008年と2013年を比較すると、北米からの供給は+370万バレル、北米を含めたOECD先進諸国からの供給は+210万 バレル、発展途上国からの供給は+81万バレル増、旧ソ連邦や中国等その他の地域からの供給は+100万バレル増、プロセス ゲインやOPEC諸国の天然ガスの精製等からの供給が+186万バレルとなっており、全体では577万バレルの増加となってい る。

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TOPICs

世界各国の原油輸入依存度の変化

by

EIA

Today in Energy

米国エネルギー情報局の1月22日付レポートによれば、 米国の原油と天然ガスの輸入量は米国内生産量の増加に伴 い、減少し、2005年には輸入依存度は60%だったもの が、2012年には40%に減少し、2016年には約25%に 落ちると予想される。米国はまた2018年までに天然ガス のネット輸出国になると推定されている。 反対にその他の主要経済大国では、石油と天然ガス依存 度が増加傾向にある。中国、インド、OECD欧州諸国は、 少なくとも石油の65%、天然ガスの36%を2020年まで に輸入することであろう。日本では更に多く、石油と天然 ガス消費量の95%を輸入に依存している。 こうした傾向は、新興諸国と先進国では理由が異なる。 中国やインド等の新興中心国では、石油需要が急速に拡大 しており、国内生産量では追いつかない状態となってい る。一方OECD欧州諸国では、北海油田の生産量が減少傾 向にあるため、輸入の増加に依存している。 中国は、世界の石油需要増加に最も大きく寄与している 国である。2020年までにその消費量は48%増加するだろ う。そして、2040年には2010年の消費量の2倍になる と思われる。モータリゼーションが普及し、工業生産経済 からよりサービスオリエンティッドな経済に移行してい く。中国は天然ガス需要でも世界で最も大きな増加を見せ るだろう。なぜなら、政府は大気汚染に対する対策を加速 させるためである。EIAは、2010年から2020年にかけ て、天然ガス消費量は年率7.5%の伸びで増加し、生産は 2.4%の伸びになると予測する。石炭床メタンとシェール ガスの開発は2020年までに始まると思われる。 インドでは、2010年から2020年の間で最も石油需要 が速く増加する国とEIAは予測している。インドの石油 消費量はこの間に年率3.0%で増加する。増加量は中国に 次いで第二位となる。運送用の軽油需要の増加と、農業 用、製造業用、発電用等の利用である。EIAはインドの天 然ガスの需要は、2010年から2020年にかけて年率 1.5%の伸びで増加すると見ている。この間の生産量は年 率▲1.1%で減少するだろう。 多くのOECD欧州諸国では、石油需要は人口が増加しな いため、ほとんど横ばいである。欧州にとっては最大の石 油供給減であり、価格の指標となっているブレント原油を 生産する北海油田の生産量が1998年に頂点に達し、 2010年から2020年にかけて平均年率▲2.6%減少して いくとEIAは予測している。2040年の生産量は2010年 の生産量になるだろう。天然ガスは同期間に年率0.3%の 緩やかな伸びを示すだろう。 上のグラフは、石油と天然ガスのネット輸出国と、ネット輸入国、石油のネット輸出国で天然ガスはネット輸入国、石油は ネット輸入国で天然ガスはネット輸出国を分けて書いてある。多くの国がOPEC(石油輸出国機構)に加盟している中近東やロ シア、カナダは石油と天然ガスのネット輸出国となっている。中近東とロシアは国内需要の2.4倍以上を輸出している。石油と 天然ガスのどちらか一方を輸出し、片方を輸入している国は少ない。メキシコとチリが石油のみの輸出国であり、メキシコは天 然ガスを米国からパイプラインで輸入している。ブラジルも近い将来このグループに属するであろう。アフリカ全体と豪州 ニュージーランドは、右下に位置する天然ガスを輸出して、石油は国内需要を国内生産量では賄えないので、輸入している国で ある。豪州は、LNG輸出ターミナルが完成すれば、大きな天然ガス輸出国となるだろう。 石油と天然ガスのネット輸出 国 石油と天 然ガスの ネット輸 入国 石油のネット輸出国で 天然ガスはネット輸入 国 石油はネット輸 入国で天然ガス はネット輸出国

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株式会社コモディティー インテリジェンス4東京都中央区日本橋蛎殼町1 丁目11-3-310 会社電話: 03-3667-6130 会社ファックス 03-3667-3692 メールアドレス: kondo@commi.cc 発行元 : 掲載される情報は株式会社コモディティー インテリジェンス (以下「COMMi」という) が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表示 したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありませ ん。 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・加 工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。 COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情などの影響により、その価値を増大または減少するこ ともあり、価値を失う場合があります。 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を補償するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生した 場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。 COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。 以上の点をご了承の上、ご利用ください。

今後の予想

NY原油価格は、1月9日の91.24ドルを底値に値上がり始め96.73ドルになっている。下限が90ドルなら上限は100ドル辺 りにあると思われ、今はまだ上昇傾向にあるだろう。 IEAは10-12月期の世界需要見通しを13.5万バレルと大幅に引き上げ、米国の景気回復を受けた需要の強さが修正の背景に あるとしており、米国の経済指標や景 気動向に対する反応を強めている、最近の市場の傾向を改めて裏付ける格好となった。 このまま経済指標に強気の内容が続き、需要の増加に対する期待が更に高まるようなことになれば、90ドル台後半あたりまで ならすぐにでも値を回復することになる可能性がある。一方、週初からはイランの核開発に伴う制裁措置の緩和が実施されてい るが、今のところほとんど材料視されていない。昨年11月の暫定合意からここまで、イランが条件とされていた核開発の縮小を しっかりと行い、実際に制裁が緩和されたことは驚くべきことなのではあるが、石油の禁輸が解除されるわけでもなく、実際の 世界需給に対する影響は限定的なものになると思われる中、心理的な面でも売りを呼び込むことができなかったのだから、地合 いがそれだけ強いと受け取っておいて良いかもしれない。

参照

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