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はじめに 本マニュアルは ( 財 ) 日本建築総合試験所 ( 以下 GBRC ) の機械式鉄筋定着工法研究委員会 ( 以下 GBRC 委員会 ) 発行の 機械式鉄筋定着工法設計指針 (2010 年改訂版 ) に基づいて その 11 章 SRC の柱梁接合部の設計および 13 章高強度材料を用いた R

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(1)

DSネジバー

DSネジカプラー

DSネジプレート

D S ネ ジ シ リ ー ズ

D S ネ ジ シ リ ー ズ

DSNS

20110818

DSネジプレート

設計施工マニュアル

DSネジプレート

設計施工マニュアル

(2)

設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 はじめに DSネジプレート機械式定着工法

はじめに

従来の折り曲げ工法を前提とした必要柱幅を縮小することが可能です。また、

その逆に、柱幅が小さすぎ、折り曲げ工法では過密配筋、定着不良を起こして

いる接合部の不具合を解消します。

(2)効果:

プレート、グラウトとも、品質管理の行き届いた工場製作品であるため、高品

質を維持することができます。

(4)品質:

折り曲げ工法の代替として、折り曲げ部分に要する作業手間を省き、また、検

査はグラウト注入の概観検査だけで済むため、配筋工事の作業工期を短縮します。

(3)工期:

構造的安全性に関して、(財)日本建築総合試験所の機械式定着工法研究委員会

より性能証明を取得していますので、安心して使用して頂けます。

(1)性能:

 本マニュアルは、(財)日本建築総合試験所(以下「GBRC」)の機械式鉄筋定着工法研究委員会(以下 「GBRC 委員会」)発行の「機械式鉄筋定着工法設計指針(2010 年改訂版)」に基づいて、その 11 章 SRC の柱 梁接合部の設計および 13 章高強度材料を用いた RC 造柱・梁接合部の設計を除き、ダイワスチール(株)の機 械式定着工法である DS ネジプレート向けに作成された「DS ネジプレート定着工法設計指針」の運用に適用し ます。「機械式鉄筋定着工法設計指針」は全機械式定着工法に共通の指針として位置づけられているものです。    機械式鉄筋定着工法は、第三者機関である GBRC 建築技術性能認証委員会によって性能証明されており、 DS ネジプレート定着工法は、下記の内容で建築技術性能証明書を取得しています。  DS ネジプレート定着工法は、超高層建築物から一般的な鉄筋コンクリート造の建築物における柱梁接合部 主筋の定着として適用が可能なものです。  本工法を適用することにより、下記のメリットを発揮し、全体的な工事コストの削減にも寄与します。  工法に用いる金物(DS ネジプレート)は以下の性能が証明 されています。  本技術は、JIS G 3112 の異形棒鋼の規定に適合するねじ節鉄 筋「DS ネジバー」を使用し、雌ねじを有する定着金物「DS ネジプレート」を、このねじ節鉄筋の端部に結合することによ り、異形鉄筋をコンクリート部材に機械的に定着する技術です。 なお、鉄筋と定着金物の間に生じるガタは、無機グラウト材ま たは有機グラウト材を充填する方法でなくしています。  定着金物および鉄筋定着に対し、コンクリート による拘束性を十分な量の横補強筋等で確保する 必要があります。

【定着金物の性能】

「DS ネジプレート定着工法」に用いる DS ネジプレー トは、鉄筋母材の規格引張強さに相当する荷重を受け ても損傷しない性能を有し、「DS ネジプレート定着工 法設計指針」によって設計される DS ネジプレートを 用いた異形鉄筋の定着部は、設計で保証すべき長期荷 重時、短期荷重時および終局耐力時の要求性能を満足 する。

概 要

DSネジプレート ねじ節形状を一新した DSネジバー 横補強筋等 ナット (フリータイプ:ガタ大のみ) 施工性が 良くなった グラウト材

(3)

目次

目 次

DSネジプレート

(機械式定着工法)

設計施工マニュアル

1.1 適用の範囲 1 1.適用 1.2 DSネジプレート定着工法 1 1.3 DSネジプレートの種類と適応可能サイズ範囲 2 1.4 適用推奨箇所 2 2.1 設計指針の基本的な考え方 12 2.設計指針の運用 2.2 設計方式の区分 16 3.1 技術基準方式 18 3.柱梁接合部の設計 4.1 かぶり厚さの基本 29 4.かぶり厚さの検討 5.1 定着金物・鉄筋間隔の検討 36 5.配筋の検討 5.2 dtの決定 37 6.1 施工フロー確認 38 6.施工前準備 6.2 工事責任者・作業資格者認定 39 6.3 施工器具の準備 40 6.4 必要グラウト量の算定 41 6.5 作業前の準備 41 6.6 作業前の試験および検査 41 7.1 DSネジバーの取付 42 7.施工 81 作業終了後の検査 49 8.検査(作業終了後) 9.1 DSネジバー(鉄筋) 50 9.製品の仕様 資料 9.2 DSネジプレート及びナット 51 9.3 グラウト材 52 資1〜12 7.2 グラウト材の調合(無機グラウト固定式) 44 7.3 グラウト材の練混ぜ(無機グラウト固定式) 44 7.4 フロー試験(無機グラウト固定式) 45 7.5 グラウト材の注入 46 7.6 注入後の静置および養生 48 4.2 補強筋(スターラップとフープ)のかけ方 30 4.3 定着金物部かぶり厚さの検討 31 4.4 耐火かぶり厚さと有機グラウト固定式の選定 34 3.2 性能検定方式 21 3.3 基礎部 24 1.5 採用を判断する際の法令上の前提 3 1.6 JASS5に基づくチェック事項 6 DSネジプレート機械式定着工法 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(4)

適用 1  先端部にDSネジプレートを取り付けたDSネジバーを仕口内に所定の長さだけ埋め込み、コンクリート が横補強筋等で拘束されることによってDSネジプレートの支圧面に生じる支圧力とDSネジバーの付着力の作 用によって鉄筋を定着させる機械式定着工法です。 基本構成 補強筋 【横補強筋】   【横補強筋およびかんざし筋】

1.2 DSネジプレート定着工法

図 1-1

1.1 適用の範囲

1.適用

鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、プレストレストコンクリート造およびそれらの プレキャスト鉄筋コンクリート造の各々における純ラーメン構造、耐震壁付ラーメン構造および 壁式ラーメン構造 建築物の構造および構造形式 適用箇所 ・コンクリートの設計基準強度:21N/mm2以上、かつ、60N/mm2以下 ・鉄 筋:(種類)SD295A,B、SD345、SD390、SD490      (呼び名)D19〜D41 ・DS ネジプレート:オーステンパ球状黒鉛鋳鉄 FCAD1200(JIS G 5503) 使用材料  本マニュアルは、DS ネジプレート定着工法の設計、施工時に適用するものとし、DS ネジプレート定 着工法の適用範囲を下記に示します。 (1) (2) (3) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) 日本建築防災協会、日本建築センター:2007 年版建築物の構造関係技術基準解説書 日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(2010 年版) 日本建築学会:鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説(1999 年度版) 日本建築学会:鉄骨鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(2001 年版) 日本建築学会:プレストレストコンクリート設計施工規準・同解説(1998 年版) 国土交通省国土技術政策総合研究所・他:壁式ラーメン鉄筋コンクリート造設計施工指針(2003 年版) 日本建築学会:建築工事標準仕様書・同解説:JASS 5 鉄筋コンクリート工事(2009 年版) 日本建築学会:鉄筋コンクリート造 - 配筋指針 - 同解説(2010 年版) 本仕様書に定めていない事項については、下記の関係法規、規準等を適用するものとします。 梁主筋および柱主筋の柱梁接合部への定着 柱主筋の基礎部への定着 基礎梁主筋の基礎部への定着 壁筋の柱、梁および壁への定着 小梁主筋およびスラブ筋の梁への定着 アンカーボルトの定着 1 2 3 4 5 6 製品長さ 付着長さ 定着長さ 仕口面 背面 かぶり厚さ DSネジバー DSネジプレート ナット 頭角 支圧面 DSネジプレート機械式定着工法 かんざし筋 横補強筋 横補強筋 フープ筋 フープ筋 スター ラップ筋 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(5)

適用 2 メタルタッチタイプ フリータイプ  DS ネジプレートには、メタルタッチタイプとフリータイプの2種類があります。外観としては DS ネジバー の呼び名ごとに DS ネジプレートの製品長さが異なるのみです。双方を区別するために、外表面にメタルタッ チタイプは "M" を、フリータイプは "F" を刻印表示しています。

1.3 DSネジプレートの種類と適応可能サイズ範囲

 DS ネジプレートの適用が推奨される箇所は下記の通りです。下図に設置推奨箇所を○で示します。  基本的には 20m以上あるいは概ね 7 階建以上の建築物(例外あり)において、従来の折り曲げ定着では定 着不良を起こしやすい柱梁終端部の接合部が推奨箇所です。耐震壁付柱梁接合部は、主筋の径が小さく、本数 も少なく、十分定着が取れる傾向があるため、必要ない場合があります。(  印)

1.4 適用推奨箇所

ナット(ガタ大の場合) DSネジプレート (フリータイプ) DSネジバー DSネジバー 1 節以内の位置または末端側から突出した 位置で停止するまで嵌合する 突出させる DSネジプレート (メタルタッチタイプ) DS ネジプレートの引張方向に対して安定して密 着する構造をとり、DS ネジバーの端部に適用す るタイプ DS ネジプレートが DS ネジバーの任意の位置で 施工可能な、DS ネジバーの端部と中間部の両方 に適用できるタイプ

【継手の種類と適用可能サイズ範囲】

継手の種類 適用可能 サイズ範囲 フリータイプ メタルタッチタイプ D19〜D41 D19〜D41 表1-1 図1-2

【概略図】機械式定着工法適用箇所の考え方

DSネジプレート機械式定着工法 図1-3 大梁 大梁 概ね 7 階建以上 :耐震壁 平屋〜6 階建以上 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(6)

適用 3  機械式定着工法を適用することができる建築物は下記によります。耐震計算ルート(二次設計)の概要を 図 1-4 に、詳細を「RC 造建築物の二次設計フロー」に示します。

1.5 採用を判断する際の法令上の前提

高さ 60m 以下の建築物(以下「一般建築」)のうち、耐震計算ルート2(剛性率、偏心率の確認) の中の 2−3(靭性型)およびルート3(保有水平耐力計算)によって設計されたもの 高さ 60m 超の建築物(以下「超高層」) 上記ルートは適用されません。 一般建築のうち、ルート1(許容応力度計算まで)、ルート 2−1(強度型(1))、および 2−2(強 度型(2))によって設計されたもの  柱、梁等の接合部について、「建築基準法施行令 73 条 3 項」(p5)によれば、いわゆる緩和規定がないため、 機械式定着工法等で代替することはできず、折り曲げ定着となり、定着長さは一律 40d となります(d は鉄筋 の呼び名の数値)。しかし、その一方で、「告示 594 号第 4」(p5)によれば、一連の保有水平耐力の計算にお いて、主筋定着部を含む接合部は設計できます。また、この設計方法は、告示に記載されている方法のほか、「そ の他特別な調査、又は研究」に基づくことになっています。GBRC の機械式定着工法の性能証明は「その他 特別な調査、または研究」に当たります。  以上が、一般建築において、保有水平耐力計算を行っている建築物(ルート 2−3、ルート 3)に、機械式 定着工法が適用できることの根拠となります。  下記の建築物には適用できません。 DSネジプレート機械式定着工法 (1) (2)

【耐震計算の流れ】

図1-4 2次設計 ルート 2 ルート 2-2 ルート 2-1 ルート 2-3 ルート 1 ルート 3 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(7)

適用 4

 資料1

【 RC造建築物の二次設計フロー 】 

(出典:2007年度 建築物の構造関係技術基準解説書) スタート 一次設計 エンド 規模等による 構造計算適合性判定の 要否 判断※ 構造規定の選択 Σ1.8αAw+Σ0.7αAc ≧ZWAi 部材のせん断設計 層間変形角の確認 層間変形角≦1/200 層間変形角≦1/200層間変形角の確認 剛性率・偏心率等の確認 剛性率≧ 6/10 偏心率≦15/200 建築物の塔状比≦4 ※判断とは設計者の設計方法に基づく判断のことである。例えば、高さ 31m以下の建築物であっても、  より詳細な検討を行う設計法であるルート 3 を選択する判断等のことを示している。 ルート 2-2 靱性のある全体 崩壊メカニズム の確保 ルート 2-3 保有水平耐力の確認 Qu≧Qun Qun=DsFesQud 転倒の検討 (塔状比>4 の場合) ルート 3 Σ2.5αAw+Σ0.7αAc ≧0.75ZWAi 部材のせん断設計 ルート 2-1 Σ2.5αAw+Σ0.7αAc ≧ZWAi 部材のせん断設計 ルート 1 判断※ 必要 20m<高さ≦31m 必要 31m<高さ≦60m 不要 高さ≦20m No Yes 強度型(1) 強度型(2) 靱性型 DSネジプレート機械式定着工法 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(8)

適用 5

 資料2

【 建築基準法施行令第73条3項 】

第 73 条  鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、コンクリートから抜け出ないように定着しなければなら ない。ただし、次の各号に掲げる部分以外の部分に使用する異形鉄筋にあつては、その末端を 折り曲げないことができる。

 資料3

【 告示第594第4 (抜粋) 】

主筋又は耐力壁の鉄筋(以下この項において「主筋等」という。)の継手の重ね長さは、継 手を構造部材における引張力の最も小さい部分に設ける場合にあつては、主筋等の径(径 の異なる主筋等をつなぐ場合にあつては、細い主筋等の径。以下この条において同じ。)の 25 倍以上とし、継手を引張り力の最も小さい部分以外の部分に設ける場合にあつては、主 筋等の径の 40 倍以上としなければならない。ただし、国土交通大臣が定めた構造方法を用 いる継手にあつては、この限りでない。 1.柱及びはり(基礎ばりを除く)の出すみ部分 2.煙突 2 一 (略) 二 (略) 三 構造耐力上主要な部分である柱、はり若しくは壁又はこれらの接合部について、第一 号における架構の崩壊状態の確認に当たっては、局部座屈、せん断破壊等による構造 耐力上支障のある急激な耐力の低下が生ずるおそれのないことを、次のイからニまで に掲げる方法その他特別な調査又は研究の結果に基づき適切であることが 確かめられた方法によるものとする。 イ・ロ(略) ハ 鉄筋コンクリート造の架構にあっては、使用する部分及び第一号の計算を行う 場合における部材(せん断破壊を生じないものとした部材に限る。)の状態に応じ、 次の表の式によって構造耐力上主要な部分にせん断破壊を生じないことを確かめ ること。ただし、特別な調査又は研究の結果に基づき、構造耐力上主要な部分に せん断破壊を生じないことが確かめられた場合にあっては、この限りではない。 (以下略) 第 4 保有水平耐力の計算方法 軽量骨材を使用する鉄筋コンクリート道について前2項の規定を適用する場合には、これ らの項中「25 倍」とあるのは「30 倍」と、「40 倍」とあるのは「50 倍」とする。 4 柱に取り付けるはりの引張り鉄筋は、柱の主筋に溶接する場合を除き、柱に定着される部 分の長さをその径の 40 倍以上としなければならない。 3 DSネジプレート機械式定着工法 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(9)

適用 6

1.6 JASS5に基づくチェック事項

  (1)JASS5による定着の基本ルール

【鉄筋の定着長さ】(小梁、スラブ除く)

DSネジプレート機械式定着工法  「建築工事標準仕様書・同解説 JASS5鉄筋コンクリート工事 2009」※ 表 10.5(p324)、 表 10.6(p325)から抜粋加工  「建築工事標準仕様書・同解説 JASS5鉄筋コンクリート工事 2009」※ 表 10.2(p313)、から 抜粋加工 ※ 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS5鉄筋コンクリート工事 2009:日本建築学会」発行所:丸善株式会社

【柱梁基礎の主筋の折り曲げ形状・寸法】

基本条件は  L2h+(do+Do/2) ≧ (3 / 4)D、または La ≧ (3 / 4)D です。 18 SD295A SD295B 8d 20d 40d直線又は30dフック付以上 D16以下 SD295A・B SD345 SD390 SD490 最小3d以上 D16〜D41 最小4d以上 D41以下 最小5d以上 D25以下 最小5d以上 D29〜D41 最小6d以上 21 35d直線又は25dフック付以上 8d 15d 24〜36 30d直線又は20dフック付以上 8d 15d 39〜60 25d直線又は15dフック付以上 8d 15d 18 SD345 8d 20d 40d直線又は30dフック付以上 21〜27 35d直線又は25dフック付以上 8d 20d 30〜45 30d直線又は20dフック付以上 8d 15d 48〜60 25d直線又は15dフック付以上 8d 15d 21〜27 SD390 8d 20d 40d直線又は30dフック付以上 30〜36 35d直線又は25dフック付以上 8d 20d 39〜45 35d直線又は20dフック付以上 8d 15d 48〜60 30d直線又は15dフック付以上 8d 15d 24〜27 SD490 8d 25d 45d直線又は30dフック付以上 30〜36 40d直線又は25dフック付以上 8d 25d 39〜45 40d直線又は20dフック付以上 8d 20d 48〜60 35d直線又は15dフック付以上 8d 20d 種類 定着長さ 直線(L2)またはフック付(L2h) コンクリートの 設計基準強度 種類 径による区分 折り曲げ内法直径(Do) 90°フック付 の余長 緩和 La do+Do/2 d(呼び名の数値) do:最外径 L2h ≧3/4D 内径 Do La ≧3/4D L2hが取れない場合 図1-5 表1-2 表1-3 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(10)

適用 7 【直線が取れない場合】フック付の場合 DSネジプレート機械式定着工法 do+Do/2 梁 L2h 3/4Dc 以上 柱のせい Dc 内径 Do 柱 折り曲げ 長さ 余長 【L2hフックが取れない場合】  do+Do/2 梁 3/4Dc 以上 La 以上 L2 柱のせい Dc 内径 Do 柱 折り曲げ 長さ L2不足分 α (全長 L2) 【直線の場合】

梁上端筋の定着

梁 L2直線 柱のせい Dc 柱 図1-6 図1-7 図1-8 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(11)

適用 8

  (2)折り曲げ定着工法における梁主筋の不具合

DSネジプレート機械式定着工法  柱成が小さかったり、柱の有効成係数を 0.8 以上とした場合、梁一段筋、二段筋、三段筋の 折り曲げた先の余長部において、JASS5に定める鉄筋のあきの最小値を確保できない状態を生 じる恐れがあります。 ①余長部の過密配筋 ※施工余裕を無視  しています。  柱梁接合部において、柱最外縁から梁主筋の余長部外側との距離を「逃げ寸法」と呼び、施 工上 150mm 程度必要とされています。具体的には下図に示す各寸法で構成されます。なお、柱 主筋と梁主筋余長部との間(最小のあき(1))に、直交する梁主筋の外側第一主筋が通ります。 施工誤差も含め、このあきは推奨値として 1.5db (db:梁主筋の呼び名の数値)を用いています。 梁主筋の投影定着長さℓdh に加算することで、柱成となります。   Dc=ℓdh+⊿ 次のような関係も成り立ちます。   ℓdh≧(3/4)Dc   ℓdh=Dc ー⊿≧(3/4)Dc   ∴ Dc≧4×⊿  即ち、柱成は逃げ寸法の 4 倍以上となります。 ②余長部の逃げ寸法の不足  躯体を過度にスリム化すると、折り 曲げ部分に下記のような不具合を生じ ますが、機械式定着工法で問題を解消 することができます。  右図のような隅柱の直交梁接合部分 では、JASS5(2009)に準拠した折り 曲げ定着工法の場合、配筋は過密状態 となります。 d0+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 3/4Dc 以上かつℓdh La 以上 柱のせい Dc 内径 Do 直交梁 直交梁主筋 (D35) 柱 最小あき(2) 最小あき(1) 1 段筋逃げ寸法:⊿1=152.5 ⊿1= = 50.0 14 36 52.5 フープ筋 最外径 かぶり 厚さ 柱主筋最外径 最小あき(1) フープ筋 (D13) D35 D35 図1-9 柱主筋 (D32) + + + + + + 2 段筋逃げ寸法:⊿2=291.0 ⊿2= = 50.0 14 36 52.5 フープ筋 最外径 かぶり 厚さ+ +柱主筋最外径+最小あき(1) + + + 36 52.5 最小あき (2) 柱主筋 最外径 + + + + 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

隅柱

(12)

適用 9 DSネジプレート機械式定着工法 折り曲げ工法の配筋が収まっているかどうかを下表でチェックしてください。 梁成は柱成によって定まる梁主筋の余長部と反対側の主筋との干渉 によって最小値が定まります。「L2直線」とは柱成が梁主筋を直線 定着できる大きさがあるため、梁成に制限のない場合を示します。 柱の有効柱成係数=0.75 の場合

【逃げ寸法を考慮したときのJASS5による柱成、梁成の最小値】

表1-4 表1-5 表1-6 表1-7 do+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 3/4Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 内径 Do 柱 最小あき (3) 最小あき (2) 最小あき (1) [(D)上 3 下 2 段] do+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 3/4Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 柱 最小あき (2) 最小あき (1) do+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 3/4Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 柱 最小あき (2) 最小あき (1) do+Do/2 ⊿1 梁 3/4Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 柱 最小あき (1) [(C)上 2 下 2 段] [(B)上 2 下 1 段] [(A)上 1 下 1 段] ※ 柱主筋:D25 、梁主筋:D25 柱主筋:D35、梁主筋:D35 柱主筋:D32、梁主筋:D32 柱主筋:D29、梁主筋:D29 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm)

(13)

適用 10 DSネジプレート機械式定着工法 柱の有効成係数を 0.8 以上とすると配筋が収まらず、接合部の耐力不足の恐れが発生します。  0.8 の場合の柱成、梁成の最小値を下表によってチェックし、配筋詳細図を作成する必要があり ます。 柱の有効柱成係数=0.8 の場合

【逃げ寸法を考慮したときのJASS5による柱成、梁成の最小値】

表1-11 表1-8 表1-9 表1-10 do+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 0.8Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 内径 Do 柱 最小あき (3) 最小あき (2) 最小あき (1) [(D)上 3 下 2 段] do+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 0.8Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 柱 最小あき (2) 最小あき (1) do+Do/2 ⊿1 ⊿2 梁 0.8Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 柱 最小あき (2) 最小あき (1) do+Do/2 ⊿1 梁 0.8Dc 以上 La 以上 柱のせい Dc 柱 最小あき (1) [(C)上 2 下 2 段] [(B)上 2 下 1 段] [(A)上 1 下 1 段] 梁成は柱成によって定まる梁主筋の余長部と反対側の主筋との干渉 によって最小値が定まります。「L2直線」とは柱成が梁主筋を直線 定着できる大きさがあるため、梁成に制限のない場合を示します。 (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm) ※ 柱主筋:D25 、梁主筋:D25 柱主筋:D29、梁主筋:D29 柱主筋:D32、梁主筋:D32 柱主筋:D35、梁主筋:D35 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(14)

適用 11

  (3)在来定着工法における柱主筋の不具合

DSネジプレート機械式定着工法  JASS5(2009) に準拠した在来定着工法に下図のような定着不足を生じた場合に、機械式定着 工法で問題を解消することができます。 〔屋上階〕  在来工法の配筋が収まるかどうかを下表でチェックしてください。 【L形】 【ト形】 (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm) (単位:mm) 柱主筋:D25、梁主筋:D25 柱主筋:D29、梁主筋:D29 柱主筋:D32、梁主筋:D32 柱主筋:D35、梁主筋:D35 do+Do/2 do+Do/2 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 Do Do 表1-12 表1-13 表1-14 表1-15

(15)

12

2.1 設計指針の基本的な考え方

2.設計指針の運用

DSネジプレート機械式定着工法  設計指針(機械式定着工法GBRC委員会指針またはDSネジプレート定着工法設計指針)は、これまで不 明点の多かったRC造柱梁接合部の機械式定着工法における主筋定着部の設計およびせん断設計を、数々 の実験結果に基づいて導出された実践理論と、既存の設計手法とを関係付けることによって実用化したも のです。既存の設計手法とは、一般建築向けの技術基準解説書の設計手法と、超高層向け靭性保証型設計 指針(以下「靭性法」)です。基本的に設計指針のベースは後者です。 設計指針の運用

柱、梁定着長さと補強筋

比の設定

設計図書への反映

ℓag, ℓac, pjwh(v)

保有水平耐力計算等による設計(構造計算書、図面)

構造諸元の設定

Fc , σsy, σwy, jtg, dt....

梁 

ag、pjwh

柱 

ℓac、pjwh、pjwv (*)pjwhは横補強筋比、pjwvは 柱頭補強筋比 ( かんざし筋 )

ag≧ℓao、ℓao=f(jtgsy,Fc,pjwh),かつkDc 以上 , かつ N・db ℓac≧ℓao、ℓao

f(

j

tc,σsy,Fc), かつkDc 以上 , かつ N・db

ag

,ℓ

ac

の検定

補強筋の構造規定

(*)ℓaoは jtg(c)( 主筋重心間距離 )、Fc、σsy (主筋材料強度算定用 材料強度)等の関数によって定まる 基    本  各柱梁接合部において、RuD≧メカニズム時層間変形角

RuD 上限規定  RuD≦f(pjwh, σwy / Fc, λp) あるいは変形すれば pjwh≧ f’(RuD,Fc/σwyp

①靱性能の設計(RuD の検定)

②λp の検定

RuD 下限規定  メカニズム時層間変形角≦1/50 のとき、 (*)RuD は、pjwh, Fc/σwy,λpの関数によって定まる(pjwhは RuD, Fc/σwy,λpの関数) 設計区分Ⅰ (潜在ヒンジ型) 設計区分Ⅱ (降伏ヒンジ型) ト形、L 形接合部 1/75 1/50 1/100 1/67 T 形接合部 Ⅰ:柱または梁の曲げ降伏を保証する終局耐力を有する Ⅱ:柱または梁の曲げ降伏後、十分な変形性能を保証する終局耐力を有する 図 2-1

【設計指針の考え方】

柱梁接合部のせん断設計

主筋定着部の設計

※技術基準方式では、せん断設計は省略されます。 〈資料 1、2 上段〉 (*)ト形に対して他の条件あり

ト形 Vpuh>λp・Vmuh、 λp≧1  TL 形 Vpuh(v)>λp・Vmuh(v)、λp≧1

横補強筋 横補強筋、かんざし筋 〈資料 P2 下段、P3、P4、P5〉 〈資料 P8、P9〉 〈資料 6、7〉 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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13 DSネジプレート機械式定着工法

【靭性変形能力(靭性能)の評価】

 性能検定方式のせん断設計において、靭性法に基づき柱梁接合部の崩壊形式をト形では梁降伏先行 型(梁ヒンジ型)、T 形では柱降伏先行型(柱ヒンジ型)を基本とし、接合部の靭性変形能力(靭性能) を層間変形角により設計します。設計指針では、基準となる層間変形角を RuD(設計限界層間変形角) と定義しています。  この RuD(設計限界層間変形角)は、拘束性としての横補強筋比(

p

jwh)、コンクリートの設計基準 強度(Fc)、横補強筋の降伏強度(

σ

wy)および安全率λp(接合部せん断余裕度)により規定されます。  上図 2.1 における主な項目は以下の通りです。 設計指針の運用 図 2-2 メカニズム時層間変形角、設計限界層間変形角 RuD と保証限界層間変形角 R80min の定義 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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14 DSネジプレート機械式定着工法

【安全性の確認】

 接合部の安全性は検定計算に用いられる安全率λp(≧1)により定量化できます。安全率λp は、 柱梁接合部に接続する柱、梁の主筋の終局強度設計用せん断力 Vmuh(Vmuv) に対する接合部のせん 断終局耐力 Vpuh(Vpuv) の比です(hは水平方向、vは垂直方向を示す)。前者は主に、接合部のコン クリート設計基準強度 Fc により、後者は接続する柱、梁の主筋の上限引張力

σ

syにより定まります。 設計指針の運用 図 2-3 柱梁接合部の応力状態 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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15 DSネジプレート機械式定着工法

【基礎部の扱い】

 基礎部においては適切な実験方法が採れないため、技術基準解説書を基本として前述の実践理論を 準用しています。性能検定方式、技術基準方式とも共通の構造規定となります。

【補強筋の重要性】

 機械式定着はコンクリートを補強筋によって拘束することによってのみ効力を発揮しますので補強筋 規定を遵守する必要があります。  ト形、T 形、L 形、基礎部には、それぞれ横補強筋や柱頭補強筋の規定が定められています。詳しく は設計指針を参照願います。 設計指針の運用 図 2-4 ℓdh ℓac ℓag 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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16 DSネジプレート機械式定着工法 設計指針の運用  設計指針の運用方法には、下記に示す性能検定方式と技術基準方式があります。  技術基準解説書に則った一貫構造計算プログラム等によらず、設計指針に定められた検 定計算によって、柱梁接合部の主筋定着を機械式工法として設計する     

 【 性能検定方式 】 

設計指針 【性能検定方式】 【技術基準方式】 ※設計指針4章〜7章参照 技術基準方式では機械式定着工法に置換する際の柱、梁主筋の定着長さℓac、ℓagは、折り曲げ定 着の水平投影定着長さℓdh以上となります。(通常 0.75Dc 以上、Dc は柱のせい) 性能検定方式の 2/3Dc より約 8%長くなります。ただし、横補強筋や柱頭かんざし筋等の補強筋比を別途検定する 必要があります。なお、構造計算上の定着設計において、柱の有効せい係数を基準値の 0.75 を超 えて例えば 0.8 以上に設定した場合は、折り曲げ定着の機械式定着工法への置換えは机上では可能 ですが、定着長さは 0.8Dc 以上となるため、施工現場において過密配筋を解消できない場合があ ります。  機械式定着工法による梁主筋定着長さℓagを、JASS5 による折り曲げ工法による定着 長さ La 以上とし、技術基準解説書に則った一貫構造計算プログラムにより建築全体を設 計する。 または、技術基準解説書に則った一貫構造計算プログラムにより建築全体を設計する過 程または設計終了後に、柱梁接合部の主筋定着を、折り曲げ工法と同等の性能を有する機 械式定着に置換えて設計する。         

 【 技術基準方式 】 

※設計指針11章参照

2.2 設計方式の区分

 建築物の規模によって、下記のような運用になります。

 【 規模と方式 】 

【性能検定方式】または【技術基準方式】 【性能検定方式】 一 般 建 築 超 高 層 図 2-5 一般建築においてどちらの方式にするかは、次のように、設計方針に応じて選択することがで きます。

 【 方針と方式 】 

【性能検定方式】 【技術基準方式】 設計方針B 設計方針A 図 2-6 折り曲げ定着と同等の安全性を確保し、かつ 過密配筋を避けたいが、簡便な設計で済ませ たい場合 経済性と安全性を共に重視し、正式な設計 を行いたい場合 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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設計指針の運用 17 DSネジプレート機械式定着工法

2.2.2 性能検定方式と技術基準方式との主な違い

 性能検定方式では柱梁接合部における主筋定着部の設計およびせん断設計を行いますが、技術基準方式 ではせん断設計を省略します。両方式とも、主筋定着部の設計では側面剥離定着破壊を起こさない必要定 着長さℓao を柱梁それぞれの検定式(図 2-1 参照)に従って求めます。

【定着設計における主な定数の設定】

ℓac ℓdh ℓ ac ℓag ℓag ℓdh ℓag ℓ ac ℓ ac L 2 以 上 部位 記号 定数 補強筋 断面図 部位 性能検定 備考 方式 技術基準 方式 同左 3/4 ー k 条件形式 鉄筋 種類 柱主筋 同左 16 ー N N ℓdh ℓag 同左 上筋は折り 曲げ終点 より 10d 折り曲げ 下げる 下筋は折り 曲げ終点 より L2以上 折り曲げ 上げる L2hは JASS5(2009) の規定による 3/4 上筋 k kp 梁主筋 3/4 2/3 下筋 上筋 下筋 同左 16 同左 14 ー 0.3※1 0.3※1 ※1 ※1 ※3 横補強筋 pjwv≧kp% kp’ ー 0.25 同左 かんざし筋 ≧kp’ % ℓac≧ℓao かつkDg かつNdb ℓdh,ℓag≧ℓao かつkDc かつNdb ℓac 補強筋 同左 3/4 ー k 柱主筋 同左 16 ー N N ー ー ー 上筋 k kp 梁主筋 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 下筋 上筋 下筋 ー 0.3 0.3 横補強筋 L型に同じ kp’ ー 0.25 同左 かんざし筋 pjwv L型に同じ pjwv pjwv pjwv pjwv pjwv pjwv L型に同じ L型に同じ L型に同じ L型に同じ L型に同じ ー k ー 柱主筋 ー N N ℓag 3/4 2/3 上筋 k kp 梁主筋 下筋 2/3 3/4 上筋 下筋 12 同左 ー 0.2 0.2 横補強筋 L型に同じ L型に同じ L型に同じ 横補強筋 ℓac ー ー k 柱主筋 N・db≧L2h ー N N ℓdh ℓag 3/4 上筋 k kp 梁主筋 3/4 下筋 上筋 下筋 14 16 0.2 ト形 柱梁接合部 T形 柱梁接合部 L形 柱梁接合部 基礎部 表 2-1 ※1:直交梁の有無に応じ、0.2 に緩和される場合があります。 ※2:柱が引張軸力を受ける場合、検定計算が異なります。詳細は設計指針をご参照下さい。 ※3:SD295 で、直交梁の有無に応じ、設計区分Ⅱかつλp が、1.2 以下のとき、0.3 になる場合があります。    詳細は設計指針をご参照下さい。 Dc: 柱のせい、Dg:梁のせい、

d

b;主筋の呼び名の数値 ※2 ※2 ※2 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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柱梁接合部の設計 18

3.1.1 技術基準方式の特長

 【 梁主筋の定着 】 

図 3-1  機械式定着工法は技術基準解説書の設計条件を満足する折り曲げ定着と同等の性能を有しています。し たがって、通常はルート3に則った一貫構造計算プログラムによって、柱梁接合部の主筋定着を折り曲げ 工法を想定して設計すれば、本節の要領で、その柱梁接合部の主筋定着を機械式定着工法に置換えること ができます。  下図に示すように、梁主筋の定着長さℓagを、折り曲げ水平投影定着長さℓdh以上とします。  ト形接合部梁主筋定着長さℓag=0.75Dc とすることができ、過密配筋を解消できます。ただし、 設計指針に定められた、横補強筋などの構造規定を満足することが重要です。 (1)梁主筋

 【 柱主筋の定着 】 

図 3-2  下図に示すように、柱主筋の定着長さℓacを、折り曲げ水平投影定着長さℓdh以上とします。  ト形接合部梁主筋定着長さℓac=0.75Dg とすることができ、かぶり厚の確保を容易にします。 ただし、設計指針に定められた、かんざし筋などの構造規定を満足する必要があります。 (2)柱主筋

3.1 技術基準方式

Dg Dc 2/3Dc以上 2/3Dc以上※ Dg Dc 鉄筋のあきが 確保できない 3/Dc確保出来ない 仕口面 ℓdh ℓag 仕口面 ℓdh ℓag Dg Dc 柱主筋定着長さ L2  梁主筋定着長さ L2 鉄筋かぶり厚さが確保できない 鉄筋のあきが 確保できない 3/4Dc確保出来ない Dg 10d 重ね継手と 考える事が可能 (接近してもよい) かんざし筋 Dc 3/4Dc以上 3/4Dc以上 3/4Dg以上 ※技術基準解説書(国交省)に則っ て折り曲げ定着として設計したも のを機械式定着に置き換える場合 は 3/ 4Dc 以上 DSネジプレート機械式定着工法

3.柱梁接合部の設計

L1:JASS5 の規定 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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19 設計図特記仕様に、機械式定着工法(および性能証明番号)が記載されないまま、折り曲げ工法と して確認申請が下りた後、(施工者が)機械式定着に置換えたい場合 確認申請が下りた時点の設計図特記仕様に、機械式定着工法(および性能証明番号)が追記さており、 折り曲げ定着から代替可能であるとき、(施工者が)機械式定着に置換えたい場合 機械式定着の標準図が記載されていても、補強筋等の具体的な詳細図が明示されていない場合や、 補強筋等の設計内容について、機械式定着工法の標準図と部材リストとの間に食い違いがあるとき、 (施工者が)機械式定着に置換えたい場合

 【 技術基準方式の留意点 】 

 【 技術基準方式の適用フロー 】 

図 3-4 図 3-3

3.1.2 技術基準方式の設計、施工上のフロー

 機械式定着部分の拘束性を確保するための補強筋等については、本指針の構造規定を適用しなければな りません。そのため、下記(1)〜(3)のように設計変更が絡む場合には、設計承認が必要となり、さら に確認申請に対する軽微変更を所管機関に届け出ることも必要となる場合があります。 設計への仮通知 設計諸元のチェック 主筋部の置換 補強筋の設計 設計承認 軽微変更の届出 設計図(構造特記、伏図、軸組図、部材リスト等)と別紙「技術基準方式 諸元チェック表」の項目 とを照合しながら、接合部ごと(X方向、Y方向)に「諸元チェック表」の該当欄に数値をインプットし、 詳細を確認 (1) 定着長さと補強筋本数について施工指示書を作成し施工者に指示  ※ 「諸元チェック表」には、定着チェック表(基礎階、一般階、屋上階)が、例図とJASS5定着関係諸表とと もに掲載されています。 (2) 施工者においては、「技術基準方式用配筋基準図」の構造規定と前述した施工指示書に従い、主筋の 定着長さと補強筋本数を施工に反映 ※ 段差梁が接合する場合の横補強筋については、梁同士の高さが相重なる部分に設置する点に注意が必要です。 (3) (1) (2) (3) 軽微変更問合せ 軽微変更の許可 指示書の作成 指示書による施工 (屋上階) (一般階) 定着チェック表 (基礎階) 補強筋 定着長さ 設計図 定着チェック表 諸元チェック表 定着長さ 施工指示書 DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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3.1.4 折り曲げ定着(在来工法)との比較

【ト形 柱梁接合部】

【T形 柱梁接合部】

【L形 柱梁接合部】

10d以上 重ね継手と 考える事が可能 (接近してもよい) 柱主筋定着長さL 2h 梁主筋定着長さL 2 定着長さL2 在来工法 機械式定着工法 在来工法 機械式定着工法 在来工法 機械式定着工法 柱主筋定着長さL2h  柱頭補強筋(かんざし筋) 柱頭補強筋:かんざし筋 鉄筋かぶり厚さが確保できない 無筋状態になる Dc 定着長さL2h:25d以上 投影定着長さ:3/4Dc以上 余長:8d以上 鉄筋のあきが 確保できない 3/4Dcを確保出来ない 投影定着長さ 定着長さL2h 余長 Dc Dc Dg Dg Dg Dg Dg Dg Dc Dc 定着長さ 定着長さ 定着長さ Cb Cb Cs Cb Cb≧4db Cs≧3db 梁主筋 Cb≧3db Cs≧2db 【背面かぶり厚さ】 【側面かぶり厚さ】 【背面かぶり厚さ】 【側面かぶり厚さ】 【背面かぶり厚さ】 【側面かぶり厚さ】 柱主筋 Cb≧4db Cs≧3db 梁主筋 Cb≧3db Cs≧2db 柱主筋 Cb≧4db Cs≧3db 梁主筋 背面かぶり厚さ Cb≧3db 側面かぶり厚さ Cs≧2db (最外縁柱主筋ー10mm) 柱主筋 3/4Dc確保出来ない Dc 定着長さ 定着長さ 鉄筋のあきが 確保できない 鉄筋かぶり厚さが確保できない DSネジプレート機械式定着工法 pjwv≧0.25% pjwh≧0.3※ % pjwv≧0.25% pjwh≧0.2※ % pjwh≧0.3※ % 柱主筋定着長さ: ℓa0以上かつ16d以上 かつ3/4Dg以上 梁主筋定着長さ: (上筋)ℓa0以上かつ 16db(下筋は14db)以上 かつ3/4Dg以上 柱主筋定着長さ: T形と同様 柱梁接合部の設計 pjwh pjwh pjwh

技術基準方式

(※条件により 0.3 の場合あり) ※条件により 0.2 の場合あり ※条件により 0.2 の場合あり 図 3-5 図 3-6 図 3-7 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 Dc:柱せい Dg:梁せい d:梁主筋呼び名の数値 pjwh:横補強筋比 【梁主筋定着長さ】 ℓa0以上 かつ12d以上 かつ3/4Dc以上 ※ ※柱に引張軸力がある場合、  算定計算が異なります。 Dc:柱せい Dg:梁せい d:梁主筋呼び名の数値

(24)

21

3.21 性能検定方式の設計、施工上のフロー

基礎部、ト形、L 形、及び T 形接合部の検定方式は下記の通りです。

3.2 性能検定方式

 機械式定着工法の設計は、設計指針 1 章から 14 章の検定計算式と構造規定を遵守して進めます。  また、施工を円滑に進めるために、標準図と詳細図等により、採用適否判定、定着長さおよび補強詳細等 について設計図に示すことが重要です。 基礎階についてはせん断設計はありませんが、検定計算(梁のみ)、構造規定および配筋基準図が適用 されるので、それらを反映した「技術基準方式 諸元チェック表」を準用して詳細を確認し、設計図 に反映します。 (1)

 【 性能検定方式の適用フロー 】 

図 3-8 検定計算 設計図への反映 確認申請 設計図による施工 L,T 形接合部検定 ト形接合部検定 基礎部検定 横補強筋 検定用配筋基準図 定着長さ 設計諸元 基礎部検定 検定プログラム 定着長さ 設計図 梁が2方向から交差する隅柱では、主筋同士の干渉を防ぐために、主筋の水平レベルは断面リ スト通りにはならず、その交差順に応じて dt や主筋間距離

j

tgoが変化することに注意。 ト形、L 形、及び T 形については、後述の 4-3 検定フローに沿って、設計諸元(構造特記、伏図、軸組図、 部材リスト等)と別紙「性能検定方式プログラム」の項目を照合しながら、その該当欄に数値をインプッ トし、詳細を確認して設計図に反映します。 (2) 「性能検定方式検定プログラム」は、一般階用の「ト形接合部」、「L、T 形接合部」、及び「基礎階用」を含みます。 ※ DSネジプレート機械式定着工法 dt1:上筋1段筋の重心 dt2:上筋2段筋の重心 dt3:下筋1段筋の重心 dt4:下筋2段筋の重心 dt’1:直交梁上筋1段筋の重心 dt’2:直交梁上筋2段筋の重心 dt’3:直交梁下筋1段筋の重心 dt’4:直交梁下筋2段筋の重心 600 D29 直交梁主筋 D32 D19 50 1000 50 50 dt1 dt2 dt4 dt3 dt ’2 dt ’4 dt ’3 dt ’1 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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3.2.2 性能検定フロー

構造諸元の設定 (基礎階以外) (基礎階) 一般階(ト形接合部) 最上階(T 形接合部) 最上階(L 形接合部) ・材料強度(Fc,σsy,σwy) ・柱、梁の断面 / 架構寸法 ・主筋のかぶり厚さ(dt) ・主筋の直径、定着長さ ・側面かぶり厚さ ・背面かぶり厚さ ・接合部横補強筋の直径、  本数、組数 ・材料強度(Fc,σsy,σwy) ・柱、梁の断面 / 架構寸法 ・主筋のかぶり厚さ(dt) ・主筋の直径、定着長さ ・側面かぶり厚さ ・背面かぶり厚さ ・接合部横補強筋の直径、  本数、組数 ・柱頭補強筋の直径、  本数、組数 ・材料強度(Fc,σsy,σwy) ・柱、梁の断面 / 架構寸法 ・主筋のかぶり厚さ(dt) ・主筋の直径、定着長さ ・側面かぶり厚さ ・背面かぶり厚さ ・接合部横補強筋の直径、  本数、組数 ・柱頭補強筋の直径、  本数、組数 ・材料強度(Fc,σsy,σwy) ・柱、梁の断面 / 架構寸法 ・主筋のかぶり厚さ(dt) ・主筋の直径、定着長さ ・側面かぶり厚さ ・背面かぶり厚さ ・接合部横補強筋の直径、  本数、組数 設計基本事項の確認(靱性保証) (基礎階以外) 4.1 節、4.2 節 (基礎階) 6.1 節解説 (4) 一般階(ト形接合部) 最上階(T 形接合部) 最上階(L 形接合部) ・メカニズム時層間変形角 ・設計区分と目標性能 ・保証限界層間変形角 ・メカニズム時層間変形角 ・設計区分と目標性能 ・保証限界層間変形角 ・メカニズム時層間変形角 ・設計区分と目標性能 ・保証限界層間変形角 技術基準解説書による。 主筋定着部の設計 (基礎階以外) 8.1 節、8.2 節、8.3 節 (基礎階)  10.3 節 一般階(ト形接合部) 最上階(T 形接合部) 最上階(L 形接合部) ・構造規定の適合確認 ・梁主筋定着長さの検定 ・構造規定の適合確認 ・柱主筋定着長さの検定 ・構造規定の適合確認 ・梁主筋定着長さの検定 ・柱主筋定着長さの検定 ・構造規定の適合確認 ・柱主筋定着長さの確認 ・杭主筋長さの確認 ・梁主筋定着長さの検定 柱梁接合部のせん断設計 (基礎階以外) 4.3 節、5 章、6.1 節、6.2 節、7.1 節、7.2 節、7.3 節 同左及び機械式定着工法 接合部配筋詳細設計の手引き  6.1 節解説 (6)、7.1 節解説 (7) 10.3 節及び同設解説 (5) (基礎階) 一般階(ト形接合部) 最上階(T 形接合部) 最上階(L 形接合部) ・終局強度設計用せん断力 ・せん断終局耐力 ・接合部せん断余裕度の確認 ・接合部横補強筋の確認 ・終局強度設計用せん断力 ・せん断終局耐力 ・接合部せん断余裕度の確認 ・接合部横補強筋の確認 ・柱頭補強筋の確認 ・終局強度設計用せん断力 ・せん断終局耐力 ・接合部せん断余裕度の  確認 ・接合部横補強筋の確認 ・せん断終局耐力 ・接合部横補強筋の確認 ・パイルキャップのはかま  筋量 配筋詳細図によるチェック (基礎階以外) 13 章及び機械式定着工法接合部配筋詳細設計の手引き  ※「性能検定プログラム」及び「Q&A 集」もご参照ください。 (基礎階) 一般階(ト形接合部) 最上階(T 形接合部) 最上階(L 形接合部) ・柱梁主筋規定の適合性 ・横補強筋規定の適合性 ・柱梁主筋規定の適合性 ・柱頭補強規定の適合性 ・柱梁主筋規定の適合性 ・横補強規定の適合性 ・柱頭補強規定の適合性 ・柱梁主筋規定の適合性 ・横補強規定の適合性 ・パイルキャップ規定の適合性 DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

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3.2.3 折り曲げ定着(在来工法)との比較

DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計

【ト形 柱梁接合部】

【T形 柱梁接合部】

【L形 柱梁接合部】

10d以上 重ね継手と 考える事が可能 (接近してもよい) 柱主筋定着長さL 2h 梁主筋定着長さL 2 定着長さL2 在来工法 機械式定着工法 在来工法 機械式定着工法 在来工法 機械式定着工法 柱主筋定着長さL 2h   柱頭補強筋(かんざし筋) 柱頭補強筋 (かんざし筋) 鉄筋かぶり厚さが確保できない 無筋状態になる Dc Dc:柱せい Dg:梁せい d:梁主筋呼び名の数値 定着長さL2h:25d以上 投影定着長さ:3/4Dc以上 余長:8d以上 【梁主筋定着長さ】 ℓa0以上 かつ12d以上 かつ2/3Dc以上 接合部せん断力設計(終局強度)を行う 接合部せん断力設計(終局強度)を行う 接合部せん断力設計(終局強度)を行う かつ 設計限界層間変形 角RuDが設計区分Ⅰ またはⅡの値を満足 するように定める かつ設計限界層間変形角RuD が設計区分ⅠまたはⅡの値を 満足するように定める Dc:柱せい Dg:梁せい d:梁主筋呼び名の数値 pjwh:横補強筋比 背面かぶり厚さ、側面かぶり厚さは技術基準方式に同じ 背面かぶり厚さ、側面かぶり厚さは技術基準方式に同じ 鉄筋のあきが 確保できない 3/4Dc確保出来ない 投影定着長さ 定着長さL2h 余長 Dc Dc Dg Dg Dg Dg Dg Dg Dc Dc 定着長さ 定着長さ 定着長さ 3/4Dc確保出来ない Dc 定着長さ 定着長さ 鉄筋のあきが 確保できない 鉄筋かぶり厚さが確保できない 【柱主筋定着長さ】 ℓa0以上 かつ16d以上 かつ3/4Dg以上 【梁主筋定着長さ】 ℓa0以上かつ (上筋)16db以上かつ3/4Dc以上 (下筋)14db以上かつ2/3Dc以上 【柱主筋定着長さ】  T形と同様 pjwh

性能検定方式

鋼種に関わらず 図 3-9 図 3-10 図 3-11 pjwh≧0.2% pjwh≧0.3※% pjwv≧0.3% pjwh≧0.3※ % 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 ※ ※柱に引張軸力がある場合、  算定計算が異なります。 pjwh pjwh ※直交梁の有無に応じ、0.2 に なる場合があります。 かつ 設計限界層間変形角RuD が設計区分ⅠまたはⅡの 値を満足するように定める ※直交梁の有無に応じ、0.2 に なる場合があります。

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3.3 基礎部

DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計

3.3.1 折り曲げ定着(在来工法)との比較【場所打ち杭の場合】

在来工法 3/4Dc以上 基礎梁下端筋 定着 L2 Dc ※はかま筋を充分に  配置する事を前提  とする。 鉄筋のあきが 確保できない 3/4Dc確保出来ない 3/4Dc確保出来ない Dc 3/4Dc以上 Dc 3/4Dc以上 3/4Dc以上 伸ばす事も可能※ 3/4Dc以上 L2 10d以上 どちらでも 対応可能 柱形より充分 大きな場所打杭 の場合  基礎部においては適切な実験方法が採れないため、技術基準解説書を基本として前述の実践理論を準 用しています。性能検定方式、技術基準方式ともに共通の検定計算および構造規定となります。 基礎スラブ筋 はかま筋 杭主筋 ℓ ac pjwh≧0.2% ℓag ℓag 柱面 図 3-12 〈資料 10〉 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 機械式定着工法

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25 DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計

3.3.2 各種基礎工法に対する機械式定着工法

最下階柱主筋定着部については、柱端基礎梁上面を定着起点とし、基礎梁下端筋の下部を末端 とする。ただし、ベタ基礎や独立基礎等の直接基礎、あるいは場所打ち杭を除く杭基礎では、 基礎下端筋の上部に定着部末端を設けてもよい。 (1)最下階柱主筋定着部【共通】 (3)最下階外柱・基礎梁接合部 ① いずれの形式の基礎についても、柱主筋を機械式定着とする場合、定着長さℓac を L2h以上と してもよい。一方、引抜き力が作用しない直接基礎および杭基礎、あるいは、引抜き力が作用 する杭基礎のうち、RC 配筋指針に従って杭頭部を補強した杭基礎については、定着長さℓac を L2以上とすれば、杭主筋を直線定着としてもよい。  基礎梁上筋は、基礎梁端柱面の定着起点とし、指針 8.3 節(機械式定着設計施工基準(1)L 形 接合部)による梁下端筋の構造規定を満足し、基礎梁下端筋は柱梁接合部内での折曲げ終点を定 着基点とし、8.3 節による梁上端筋の構造規定を満足することとする。 (2)基礎主筋定着部【共通】 (i)基礎梁下筋の定着長さℓag≧ℓao、16db、(3/4)・Dc 以上 (ii)基礎梁上端筋の定着長さℓag≧ℓao、14db、(3/4)・Dc 以上 ここで、基礎梁主筋の必要定着長さℓao は指針 10.3 節式(10.3.1)により、db は基礎梁主筋直 径、Dc は柱せいを示す。 ② ここで、L2h は、JASS 5 によるフック付き定着長さ、L2は、JASS 5 による直線定着長さを示す。 ③ (水平断面) (A-A 断面) 【杭基礎の場合】 ①基礎梁幅が柱幅より小さい杭基礎の場合 ②基礎梁幅が柱幅より大きい杭基礎の場合 基礎スラブ筋 はかま筋 ℓac ℓag ℓag それに代わる受け金物 バーサポートまたは L2 以上 A A (c-2)梁主筋・折曲げ定着の詳細 L2:JASS5 による直線定着長さ L0 : 余長 8d 以上 ℓdh1: 折曲げ定着の投影定着長さ Ldh1 : 1 段筋  ℓdh2: 2 段筋 ℓdh1 ℓdh1 ℓdh2 折曲げ定着 機械式定着 折曲げ定着 (水平断面) ・柱から外れ、拘束性の低い部分の梁主筋は折曲げ定着とし、2) ① に順ずる。 折曲げ定着 L2 L2 L0 L0 図 3-13 図 3-14 〈資料 11〉 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(29)

26 DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計 【杭基礎(場所打ち杭)の場合】 ①基礎梁幅が柱幅より小さい場所打ち杭基礎の場合  パイルキャップ全体がコア部となるように、パイルキャップの周囲にはかま筋を配置すれば、 梁 基礎主筋の定着起点は、上下筋ともに、基礎梁端柱面とし、基礎梁主筋定着部は(i)(ii)によるこ とができる。ただし、下端筋が定着起点で引張降伏する恐れがある場合、屋外側柱主筋の外側に定 着金物を配置する①(a)とともに、コンクリートの割裂破壊を起こさないように補強筋を配置する。 (①(b)(c)および②(a)〜(e)) (a)定着金物位置を延長した場合 基礎スラブ筋 杭主筋 ℓac pjwh≧0.2% pjwh≧0.2% pjwh≧0.2% ℓag ℓag (b)追加横補強筋を配置した場合 基礎スラブ筋 杭主筋 ℓac ℓag ℓag (c)かんざし筋を挿入した場合 (追加横補強筋を含まず) 追加横補強筋 杭主筋 ℓac ℓag ℓag 40d ※▲ かんざし筋挿入位置 コ形かんざし筋 追加横補強筋 ※▲ (水平断面) コ形かんざし筋 図 3-17 図 3-16 図 3-15 〈資料 12〉 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 はかま筋 はかま筋 はかま筋 基礎スラブ筋

(30)

27 DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計 ②基礎梁幅が柱幅より大きい場所打ち杭基礎の場合 折曲げ定着 機械式定着 (a)水平断面 A B A B (b)A-A断面 基礎スラブ筋 はかま筋 杭主筋 ℓac ℓag ℓag 柱面 (c)B-B断面 基礎スラブ筋 はかま筋 杭主筋 折曲げ定着 C C かんざし筋 (水平断面) (d)柱梁接合部・かんざし筋の挿入 (C-C断面図) (注) 1)柱部の外側に配置した 基礎梁主筋は、折曲げ定着 とする。 2)柱梁接合部を貫通する 外側の基礎梁主筋について は、無拘束状態にならない ように、基礎梁の肋筋と、 同鋼種、同径、同間隔の かんざし筋を外側より配置 する。 (e)梁主筋・折曲げ定着の詳細 40d L0 :JASS5による直線定着長さ L2 :余長8d以上 ldh:折曲げ定着の投影定着長さ  Ldh1 :1段筋  ldh2 :2段筋 ℓdh1 ℓdh1 ℓdh2 梁肋筋と同鋼種、 同径、同間隔とする L 2L 2 L 0 0 L 図 3-20 図 3-19 図 3-18 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 pjwh≧0.2%

(31)

28 DSネジプレート機械式定着工法 柱梁接合部の設計 【連続(布) 基礎の場合】 ①基礎梁幅が柱幅より小さい連続(布)基礎の場合 ②基礎梁幅が柱幅より大きい連続(布)基礎の場合 基礎スラブ筋 はかま筋 ℓac ℓag ℓag (水平断面) (A-A断面) (e)梁主筋・折曲げ定着の詳細 L2 :JASS5による直線定着長さ L0 :余長8d以上 ℓdh :折曲げ定着の投影定着長さ Ldh1:1段筋   ℓdh2 :2段筋 ℓdh1 折曲げ定着 機械式定着 折曲げ定着 (水平断面) ・柱から外れ、拘束性の低い部分の梁主筋は折曲げ定着とし、3)【杭基礎(場所打ち杭)の場合】② (c)に順ずる。 折曲げ定着 折曲げ定着 L 2 以上 L 2L 2 L 0 0 L A A 図 3-22 図 3-21 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通 ℓdh1 ℓdh2

(32)

かぶり厚さの検討 29

【かぶり厚さ】

4.1 かぶり厚さの基本

 かぶり厚さとは鉄筋表面とそれを覆うコンクリート表面までの最短距離です。  継手部分に帯筋(フープ筋)やあばら筋(スターラップ筋)がかかる場合は、この部分からコンクリー ト表面までがかぶり厚さとなります。 屋内 超長期 屋外 屋内 屋内・屋外 標準・長期 短期 屋外 50 40 50 40 50 40 (40) (30) 設計かぶり厚さ:50 最小かぶり厚さ:40 設計かぶり厚さ:70 最小かぶり厚さ:60 設計 かぶり 厚さ 最小 かぶり 厚さ 40 30 40 30 40 30 (30) (20) 設計 かぶり 厚さ 最小 かぶり 厚さ 50 40 40 30 40 30 40 30 設計 かぶり 厚さ 最小 かぶり 厚さ 40 30 30 20 30 20 30 20 設計 かぶり 厚さ 最小 かぶり 厚さ 40 30 30 20 30 20 30 20 設計 かぶり 厚さ 最小 かぶり 厚さ 柱・梁・耐力壁 床スラブ・屋根スラブ 構造部材と同等の 耐久性を要求する部材 計画供用期間中に 維持保全を行う部材 直接土に接する柱・梁・壁・床 および布基礎の立上り部分 基礎 構造 部材 非構造 部材 部材の種類 (1)最小かぶり厚さ:計画供用期間の級が超長期で計画供用期間中に維持保全を行う部材では、維持保全の周期に応じて定める。    設計かぶり厚さ:計画供用期間の級が超長期で計画供用期間中に維持保全を行い、部材では維持保全の周期に応じて定める。 (2)計画供用期間の級が標準および長期で、耐久性上有効な仕上げを施す場合は、屋外側では、最小かぶり厚さ・設計かぶり厚さ    ともに10mm減ずることができる。 (1) (2) (2) 柱 梁 基礎 帯筋 かぶり厚さ あばら筋 捨てコンクリート かぶり厚さ かぶり厚さ かぶり厚さ 表4-1 図4-1 DSネジプレート機械式定着工法

4.かぶり厚さの検討

(単位:mm) 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(33)

かぶり厚さの検討 30

4.2 補強筋のかけ方

主筋最端部の補強筋は定着金物胴体部分に接するように設置します。 図4-2 DSネジプレート機械式定着工法 メタルタッチタイプ フリータイプ ナット(ガタ大の場合) DSネジプレート (フリータイプ) 補強筋 DSネジバー DSネジバー 1 節以内の位置または 末端側から突出した 位置で停止するまで 嵌合する 突出させる 補強筋 DSネジプレート (メタルタッチタイプ) DSネジプレート 柱主筋 柱側面 補強筋 dbo Dℓ Dℓ C oa C ow C s D a db:柱主筋直径 dbo:柱主筋の最外径 dbw:帯筋の最外径 Dℓ:定着金物の定着部(つば)の高さ Coa:定着板外面からのかぶり厚さ Cow:帯筋表面からのかぶり厚さ Cs:柱主筋中心からの側面かぶり厚さ Da:定着板の直径 dbw

A

A’

A’

A

A_A’平面図

図4-3 メタルタッチタイプ フリータイプ ナット(ガタ大の場合) DSネジプレート (フリータイプ) 補強筋 DSネジバー DSネジバー 1 節以内の位置または 末端側から突出した 位置で停止するまで 嵌合する 突出させる 補強筋 DSネジプレート (メタルタッチタイプ)  DSネジプレート 梁主筋 梁側面 補強筋 dbo Dℓ Dℓ C oa C ow C s D a db:梁主筋直径 dbo:梁主筋の最外径 dbw:肋筋の最外径 Dℓ:定着金物の定着部(つば)の高さ Coa:定着板外面からのかぶり厚さ Cow:肋筋表面からのかぶり厚さ Cs:梁主筋中心からの側面かぶり厚さ Da:定着板の直径 dbw

B

B’

B

B’

B_B’平面図

(1)フープ筋(帯筋)

(2)スターラップ筋(肋筋)

設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(34)

31  定着金物の側面方向におけるかぶり厚さは、耐久性 確保の観点から、JASS 5 の設計かぶり厚さの規定 ( 表 4-0)に準じるとともに、側面かぶり厚さ(Cs)に関す る設計指針の構造規定(表 4-3)を満足する必要があり ます。  柱梁接合部において、梁主筋に定着金物を設置す る場合は、柱主筋より内側に設置されれば、構造規 定及び JASS5 の規定を満足します。一方、梁主筋が 柱形より外側に設置される場合や、柱頭の柱主筋に 設置する場合はコンクリート表面に近くなるため、 詳細な検討が必要になる場合があります。特に定着 金物の定着板部(つば)の幅(Dℓ)が帯筋の最外径 (dbw)より大きくなる場合に注意が必要です。(表 4-3 参照)  柱頭の柱主筋に設置する場合について下記に検討 します。このとき、安全側の検討とするため主筋の 寄り寸法を無視します。(図 0-0 参照) DSネジプレート 柱主筋 Dℓ=D1/2-dbo/2 柱側面 帯筋 dbo Dℓ Dℓ C oa C ow C s Cs D a db:柱主筋直径 dbo:柱主筋の最外径 dbw:帯筋の最外径 Dℓ:定着金物の定着部(つば)の高さ Coa:定着板外面からのかぶり厚さ Cow:帯筋表面からのかぶり厚さ Cs:柱主筋中心からの側面かぶり厚さ Da:定着板の直径

4.3 定着金物部かぶり厚さの検討

4.3.1 側面方向

dbw

C

oa(定着板外面からのかぶり厚さ) ≧ 設計かぶり厚さ※  かつ Cow(帯筋表面からのかぶり厚さ )≧ 設計かぶり厚さ※ ※設計かぶり厚さ:JASS 5のかぶり厚さの規定 Cs≧ Coa+1/2Da かつ  Cs ≧ Cow+1/2dbo+dbw かつ  Cs ≧ 2db 部位 構造規定 柱主筋 Cs≧2db 梁主筋 Cs≧3db

【DSネジプレートサイズ】

【側面かぶり厚さ】

【柱主筋立面図】 【梁主筋平面図】 呼び名 D19 22 D22 25 D25 29 D29 33 D32 36 D35 40 D38 43 D41 Da 49 55 63 72 79 87 95 101 Dℓ: (Da-dbo)/2 13.5 15 17 19.5 21.5 23.5 26 27 47

【定着金物の定着板(つば)の高さが帯び筋の最外径より大きくなる場合( 印)】

呼び名 D10 D13 D16 D19 D22 D25 帯 筋 D19 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー D22 D25 D29 D32 D35 D38 D41 (mm) DSネジバーの 最外径(dbo)

【帯筋サイズ】

呼び名 D10 11 D13 15 D16 18 D19 21 D22 25 D25 29 (mm) 最外径 DSネジプレート機械式定着工法 かぶり厚さの検討 C s 表4-2 表4-4 表4-3 表4-5 図4-5 図4-4 柱 主 筋 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(35)

32 かぶり厚さ 【条件】 主筋:D41(最外径47mm) 帯筋:D25(最外径29mm) 最小設計かぶり厚さ40mm  検討例-1 40 92.5 23.5 29 82 90.5 D41用DSネジプレート寸法 101 63 図4-5 Coa+1/2Da=40+101/2= 90.5 Cow+1/2dbo+dbw=40+47/2+29= 92.5 2db=2×41= 82 「Csの算定」 この場合、建物外周等に配置される柱主筋定着部については、 帯筋に対する設計かぶり厚さの確保(Cs ≧Cow+1/2dbo+dbw)が 定着金物に対する設計かぶり厚さの確保(Cs ≧ Coa+1/2Da)に優先されます。 DSネジプレート機械式定着工法 ※この場合のグラウト材は無機グラウトになります。  有機グラウトの場合は耐火かぶり厚さ(表3.3)の検討が  必要となります。(かぶり厚さ≧60mm) かぶり厚さ 【条件】 主筋:D25(最外径29mm) 帯筋:D10(最外径11mm) 最小設計かぶり厚さ50mm  検討例-2 50 75.5 14.5 11 82 81.5 D25用DSネジプレート寸法 図4-6 Coa+1/2Da=50+63/2= 81.5 Cow+1/2dbo+dbw=50+29/2+11= 75.5 2db=2×25= 50 「Csの算定」 この場合、建物外周等に配置される柱主筋定着部については、 定着金物に対する設計かぶり厚さの確保(Cs ≧ Coa+1/2Da)が 帯筋に対する設計かぶり厚さの確保(Cs ≧Cow+1/2dbo+dbw)に優先されます。 ※この場合のグラウト材は無機グラウトになります。  有機グラウトの場合は耐火かぶり厚さ(表3.3)の検討が  必要となります。(かぶり厚さ≧60mm) かぶり厚さの検討 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(36)

33  定着金物の背面方向におけるかぶり厚さは、JASS 5 の設計かぶり厚さの規定 ( 表 4-0)に準じるとともに、 背面かぶり厚さ(Cb)に関する設計指針の構造規定を 満足する必要があります。

4.3.2 背面方向

Cbo(鉄筋上端から上面のかぶり厚さ) ≧ 設計かぶり厚さ※  かつCba(定着金物先端から上面のかぶり厚さ )≧ 設計かぶり厚さ※  かつCb(背面かぶり厚さ )≧ 設計かぶり厚さ※ Cba=Cbo+P Cb=Cba+L4=Cbo+P+L4≧3db すなわちCbo≧3dbーPーL4 柱主筋の場合 Cb=Cba+L4=Cbo+P+L4≧4db すなわちCbo≧4dbーPーL4 梁主筋の場合 ※設計かぶり厚さ:JASS 5のかぶり厚さの規定 部位 構造規定 柱主筋 Cb≧3db 梁主筋 Cb≧4db

【背面かぶり厚さ】

【柱主筋立面図】 【梁主筋平面図】

【Cboの最小値】

呼び名 P L4(3db)Cb 柱主筋の場合 梁主筋の場合 Cb (4db) Cboの 最小値 Cboの最小値 定着金物 D19 8.0 9.0 10.2 11.7 12.8 13.9 15.0 16.2 15.6 17.4 19.4 22.2 25.0 26.8 87 96 105 114 123 68.9 74.0 80.0 152 164 12.0 57 37.0 76 56.0 13.8 66 43.2 88 65.2 75 49.2 100 74.2 57.9 116 86.9 63.8 128 75.8 140 103.9 112.0 121.0 D22 D25 D29 D32 D35 D38 D41 DSネジプレート機械式定着工法 かぶり厚さの検討 L 4 C bo P C ba C b Cba L4 Cbo Cb 表4-6 表4-7 図4-7 柱主筋 Cba:定着金物先端から上面のかぶり厚さ Cb :背面かぶり厚さ Cbo:鉄筋先端から上面のかぶり厚さ P :ねじ山のピッチ DSネジプレート 梁主筋 DSネジプレート ※ P ※ ※メタルタッチタイプの場合:P=0 設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

(37)

耐火かぶり厚さと有機グラウト固定式の選定 34 表4-8 表4-9 表4-10 【有機グラウトの耐火時間とかぶり厚さの関係】 有機グラウトの場合、金物表面のかぶり厚によって耐火時間に制限があります。 耐火時間 2時間 最小かぶり厚 60mm 3時間 80mm 【施行令第107条】 柱・梁の耐火時間は、建築基準法施行令第107条により下記の通りです。(8階建ての場合) 最上階から数えた階数 15以上の階 柱梁の耐火時間 2以上4以内の階(5,6,7,8階) 1時間 3時間 5以上14以内の階(1,2,3,4階) 2時間 【階数とグラウトの選定】 かぶり厚さが60mm未満の場合、固定方式の選定は下記の通りです。 最上階から数えた階数 2以上4以内の階(5,6,7,8階) 固定方式の選定 有機グラウトまたは無機グラウト固定方式 15以上の階 無機グラウト固定方式 5以上14以内の階(1,2,3,4階) 無機グラウト固定方式

(2)DSプレートの使用箇所

表4-11 【DSプレートの使用箇所】 ・水平置き  :梁主筋など地面に水平な状態で使用する場合 ・縦(ガタ小):柱主筋など地面に垂直で、引張方向に有利になる状態で使用する場合 ・縦(ガタ大):柱主筋など地面に垂直で、引張方向に不利になる状態で使用する場合         (最上階の柱主筋など) 水平置き 縦(ガタ小) 縦(ガタ大) 使用箇所 DSネジプレート タイプ メタルタッチ グラウト材 の種類 無機 有機 フリー 無機 有機 ※1 ※1 固定ナットが必要です。 DSネジプレート機械式定着工法

4.4 耐火かぶり厚さと有機・無機グラウト固定式の選定

(1)耐火かぶり厚さ

設計施工ガイド:有機・無機グラウト共通

参照

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