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平成29年度後期ビジネス・キャリア検定試験 3級経理(簿記・財務諸表)

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(1)

平成29年度 後期 ビジネス・キャリア検定試験

経理・財務管理分野

3級 経理(簿記・財務諸表)

試 験 問 題

(15ページ) 1.試験時間 110分 2.注意事項 (1) 試験問題は、係員の指示があるまで開かないでください。 (2) 試験問題は、40題あります。 (3) 試験問題の配点は、次のとおりです。 問題1~問題40 各2.5点 合計100点 (4) マークシート(解答用紙)には、①試験区分名、②氏名、③座席番号、④受験番号、 ⑤生年月日を正確に記入してください。 なお、受験番号の最後の桁は、アルファベットですので、数字と間違えないように 注意してください。 (5) マークシートにマークする際には、HB又はBの黒鉛筆又はシャープペンシルのい ずれかで、はっきりとマークしてください。それ以外は使用しないでください。 なお、訂正する場合は、採点の際にマークシートの誤読の原因となることがあり ますので、きれいに消してください。 (6) マークシートには、所定の事項以外は絶対に書き込まないでください。 なお、計算等が必要な場合は、問題用紙の余白又は裏面を使用してください。 (7) マークシートにはア~エまでマークする欄があります。問題番号及び問題文に従っ て正解と思われるものを1つだけ選んで間違えないようにマークしてください。 (8) 試験問題の内容に関する質問には、一切お答えできません。 (9) 試験中にトイレへ行きたくなった場合は、黙って手を挙げて係員の指示に従ってく ださい。 (10) 試験終了時刻前に解答が済み、退出する場合は、黙って手を挙げて係員の指示に 従ってください。ただし、試験開始後30分間及び終了前10分間は、退出できません。 なお、退出する場合は、周りの受験者に配慮して、静かに退出してください。 (11) 試験終了の合図があったら速やかに筆記用具を置き、係員の指示に従ってください。 (12) 試験終了後、マークシートを必ず提出してください。ただし、試験問題は、持ち帰 ることができます。 なお、マークシートが提出されていない場合は、失格となります。 (13) 試験問題の転載、複製などを固く禁じます。 3.その他 この試験については、電子式卓上計算機(電池式又はソーラー式で、四則計算、√、%、 メモリ(MR、M±)等の標準的な機能を有するもの)を使用することができます。ただし、 電子手帳等、文字や文章の記憶機能を有する機種は使用できませんので注意してください。

禁転載複製

「中央職業能力開発協会編」

(2)

問題 1 以下 に示 す会 計 期間 に関 する 記述 にお い て、( )内 に当 て は まる 語句 の組合 せとして適切なものは、次のうちどれか。 今 日 の 企 業 は 、 通 常 、 継 続 し て 経 営 が 行 わ れ る 。 こ の こ と は 、 一 般 に ( A ) と いわれる。したがって、一定の期間、例えば1年ないし6ヵ 月、3ヵ月というように人 為的に期間を区切って、その期間の ( B )及び期間の末日の( C )を記録、計 算する。この期間を会計期間又は ( D )という。 ア.A:継続企業 B:経営成績 C:財政状態 D:事業年度 イ.A:会計単位 B:財政状態 C:経営成績 D:暦年 ウ.A:企業実体 B:損益 C:決算 D:会計年度 エ.A:営業 B:営業成績 C:剰余金の配当 D:営業年度 問題2 以下に示す<資料>のAに当てはまる金額として正しいものは 、次のうちどれか。 た だ し 、 当 期 に お い て 資 本 金 の 増 減 は な か っ た も の と し 、 ? は 各 自 で 推 定 す る こと。 <資料> (単位:円) 期 首 期 末 当 期 資 産 負 債 純資産 資 産 負 債 純資産 総収益 総費用 純損益 60,000 ? 50,000 A 25,000 ? ? 22,000 △5,000 ア.10,000 イ.17,000 ウ.45,000 エ.70,000 問題3 以下に示す 取引はすべて当期中に生じたものである。当期の株主資本等変動計算 書の数値に影響しない取引として適切なものは、次のうちどれか。 ア . 前 期 に 未 払 金 と し て 計 上 し て い た 修 繕 費 40千 円 を 、 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 イ . 保 有 し て い る 有 価 証 券 ( 帳 簿 価 額 500千 円 ) を 380千 円 で 売 却 し 、 代 金 は 現 金 で 受 領した。 ウ.50千円の配当金領収 証を受け取った。 エ.1,000千円の増資を行い、申込証拠金を資本金に振り替えた。

(3)

問題4~5 以下に示すA商店に関する<資料 1>及び<資料2>に基づき、問題 4~5 に答えなさい。 <資料1> 4月1日 現金10,000千円を出資して、営業を開始した。 4月7日 B銀行から現金2,000千円を借り入れた。 4月12日 C商店から商品500千円を仕入れ、代金は掛とした。 4月20日 D商店へ原価 300千円の商品を450千円で販売し、代金は掛とした。 4月24日 給料250千円を現金で支払った。 4月25日 買掛金のうち、200千円を現金で支払った。 4月28日 売掛金のうち、150千円を現金で回収した。 4月30日 借入金のうち、50千円を現金で返済した。 <資料2> 問 題 4 A 商 店 の 平 成 X1年 4 月 1 日 か ら 4 月 30日 ま で の 取 引 は 、 < 資 料 1 > の と お り で あっ た。 こ れを もと に < 資料 2 > の 残高 試算 表 を 作成 した 場 合、( ① )に 当て はまる金額として正しいものは、次のうちどれか。 ただし、残高試算表に示した以外の勘定科目は用いていないものとする。 ア. 500 イ.11,650 ウ.12,100 エ.12,150 問題 5 <資 料2 >の 残 高試 算表 にお いて、( ② )に 当て はま る金 額 とし て正 しいも のは、次のうちどれか。 ア.12,000 イ.12,400 ウ.12,450 (単位:千円) 借  方 元丁 勘定科目 貸  方 ( ① ) 1 現 金 2 売 掛 金 3 商 品 4 買 掛 金 5 借 入 金 6 資 本 金 7 商 品 売 買 益 8 給 料 ( ② ) 残高試算表 平成X1年4月30日

(4)

問題6 以下に示す<資料>に基づいた場合、正しい仕訳は次のうちどれか。 <資料> 販 売用 の パ ソコ ン 50台を 、 1台 に つ き 80,000円 で 仕 入れ 、 引 取運 賃 5,000円 は現 金 で支払ったが、それ以外は未払いである。 ア.(借)備 品 4,000,000 (貸)買掛金 4,000,000 イ.(借)商 品 4,005,000 (貸)未払金 4,000,000 現 金 5,000 ウ.(借)仕 入 4,000,000 (貸)未払金 4,000,000 エ.(借)仕 入 4,005,000 (貸)買掛金 4,000,000 現 金 5,000 問題7 自動車の取得に関連する税金のうち、取得時に費用処理できないものはどれか。 ア.自動車取得税 イ.自動車税 ウ.自動車重量税 エ.消費税 問題8 金庫内の保管物のうち、現金勘定で処理しないものはどれか。 ア.ゆうちょ銀行が発行した定額小為替証書 イ.100ユーロ紙幣 ウ.譲渡性預金 エ.送金小切手 問 題 9 決 算 日 で あ る X2 年 3 月 31 日 、 当 社 は 、 X1 年 4 月 1 日 に 預 け 入 れ た 定 期 預 金 10,000,000円 ( 年 利 1 % ) が 満 期 を 迎 え た た め 、 利 息 を 含 め て 全 額 を 普 通 預 金 に 預け入れた。この取引に関する 仕訳として正しいものは、次のうちどれか。 た だ し 、 利 息 か ら は 、 源 泉 徴 収 税 額 が 利 息 の 15.315% 相 当 額 だ け 控 除 さ れ て い る。 ア.(借)普通預金 10,100,000 (貸)定期預金 10,000,000 受取利息 100,000 イ.(借)普通預金 10,015,315 (貸)定期預金 10,000,000 受取利息 15,315 ウ.(借)普通預金 10,000,000 (貸)定期預金 10,000,000 仮払税金 15,315 受取利息 15,315 エ.(借)普通預金 10,084,685 (貸)定期預金 10,000,000 仮払税金 15,315 受取利息 100,000

(5)

問題10 以下に示す 当社の勘定口座の記入から 11月26日の取引を推定した場合、正しいも のは、次のうちどれか。 ただ し、 自己 振 出手 形の 受取 りは なか っ たも のと し、( ) は 各自 で推 定する こと。 ( )手形 10/20 売上 150,000 11/26 仕入 150,000 ア.当社はA社から商品 150,000円を仕入れ、代金として約束手形 150,000円を振り出し てA社へ渡した。 イ. 当 社は B 社よ り 商品 150,000円 を 仕入 れ、 代 金と し てか ね て売 掛 金の ある C 社あ て の為替手形を振り出し、 C社の引き受けを得てB社 に渡した。 ウ. 当 社は D 社か ら 商品 150,000円 を 仕入 れ、 代 金は 先 に 受 け 取っ た E社 振出 し の約 束 手形を裏書譲渡した。 エ. 当 社は F 社か ら 商品 150,000円 を 仕入 れ、 代 金は F 社振 出 し、 G 社受 取の 為 替手 形 を呈示されたので、その支払いを引き受けた。 問題11 短期的な株価変動による利益を得る目的で、A社株式 1,000株を1株500円で購入 し 、 1 株 当 た り 10円 の 手 数 料 と と も に 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 こ の 取 引 に 関する仕訳として正しいものは、次のうちどれか。 ア.(借) 投 資 有 価証 券 500,000 (貸)当座預金 510,000 支 払 手 数 料 10,000 イ.(借) 有 価 証 券 500,000 (貸)当座預金 510,000 支 払 手 数 料 10,000 ウ.(借) 投 資 有 価証 券 510,000 (貸)当座預金 510,000 エ.(借) 有 価 証 券 510,000 (貸)当座預金 510,000 問題12 以下に示す<資料>に基づいた場合、この取引から生じる固定資産売却損益とし て正しいものは、次のうちどれか。 <資料> 10月4 日 A 商 店は 土 地 6,950,000円 を 購入 し 、 整 地費 用 50,000円と 併 せ て 現金 で 支 払った。 11月4日 10月4日に購入した土地は不要となったので、 7,200,000円で売却した。 (手数料や税金については、考慮しないものとする。) ア.200,000円(損) イ.200,000円(益) ウ.250,000円(損) エ.250,000円(益)

(6)

問題13 以下に示す<資料>に基づいた場合、当期における租税公課勘定残高として正し いものは、次のうちどれか。 <資料> 1.従業員の源泉所得税 80円を現金で支払った。 2. 土 地 1,000円 を 購入 し、 代 金は 、 仲介 手数 料 35円 、 登記 費 用 15円と と もに 、 現金 で支払った。 3.事業用として所有する自動車について、自動車重量税 100円を現金で支払った。 4.契約書作成のため、収入印紙 50円を購入し、代金は現金で支払った。 5.商品1,000円(税抜価額)を、消費税額 50円とともに、掛で仕入れた。 ア.150円 イ.230円 ウ.280円 エ.295円 問題14 当 社 は、 給 料日 に従 業 員に 対 する 今 月分 の給 料 3,600,000円か ら 、従 業 員の 社員 旅 行 に お け る 自 己 負 担 金 、 源 泉 所 得 税 、 社 会 保 険 料 の う ち 適 切 な 額 を 控 除 し て 残 額 を 当 座 預 金 か ら 支 払 っ た 。 こ の 取 引 に 関 す る 仕 訳 と し て 正 し い も の は 、 次 の う ちどれか。 ただし、それぞれの金額は次のとおりである。 ①従業員の社員旅行における自己負担金 100,000円 ②源泉所得税 400,000円 ③社会保険料 600,000円(うち会社負担分50%) ア.(借)旅費交通費 100,000 (貸)従 業 員 預り 金 1,000,000 給 料 3,500,000 当 座 預 金 2,600,000 イ.(借)法定福利費 300,000 (貸)従 業 員 立替 金 100,000 給 料 3,600,000 従 業 員 預り 金 700,000 当 座 預 金 3,100,000 ウ.(借)旅費交通費 100,000 (貸)従 業 員 預り 金 1,000,000 法定福利費 300,000 当 座 預 金 2,600,000 給 料 3,200,000 エ.(借)給 料 3,600,000 (貸)従 業 員 立替 金 100,000 従 業 員 預り 金 700,000 当 座 預 金 2,800,000

(7)

問題15 一般に決算整理仕訳として行われない仕訳は、次のうちどれか。 ア.(借) 減 価 償 却費 ××× (貸) 減 価 償 却累 計 額 ××× イ.(借) 仕 入 ××× (貸) 繰 越 商 品 ××× (借)繰 越 商 品 ××× (貸)仕 入 ××× ウ.(借) 前 払 保 険料 ××× (貸) 支 払 保 険 料 ××× エ.(借) 貸 倒 引 当金 ××× (貸) 売 掛 金 ××× 問題16 以下に示す<資料>に基づいた場合、当社において、修正仕訳が不要なものの組 合せとして適切なものは、次のうちどれか。 <資料> 当 座 預 金 に つ い て 、 銀 行 残 高 証 明 書 を 入 手 し 、 当 社 の 当 座 預 金 出 納 帳 残 高 と の 差 異原因を調査したところ、次の事実が判明した。 1.買掛金支払いのために振り出した小切手が、まだ銀行に呈示されていない。 2 . 備 品 購 入 の た め に 小 切 手 を 振 り 出 し て い た が 、 ま だ 先 方 に 渡 し て お ら ず 、 出 納係の手元にあったことが判明した。 3.支払手数料が当座預金から引き落とされていたが、当社に未通知であった。 4 . 銀 行 の 夜 間 金 庫 に 現 金 を 預 け 入 れ 、 当 座 預 金 勘 定 を 増 加 さ せ る 処 理 を 行 っ た が、銀行では翌日処理となっている。 ア.1、3 イ.1、4 ウ.2、3 エ.2、4 問題17 実地棚卸に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.実地棚卸によって、 商品等、在庫品の評価額を確定する。 イ.実地棚卸によって、 売上を確定する。 ウ.実地棚卸によって、 帳簿と現物と を突合する。 エ.実地棚卸によって、 棚卸減耗費と商品評価損 とが計上される。

(8)

問題18 売上原価対立法によって商品売買取引の記帳を行っている当社の 以下に示す<資 料 > に 基 づ き 、 商 品 売 買 取 引 に つ い て 三 分 割 法 を 採 用 し た 場 合 の 決 算 整 理 仕 訳 と して正しいものは、次のうちどれか。 <資料> 決算整理前残高試算表(一部) 残 高 試 算 表 (単位:円) 商 品 160,000 売 上 1,200,000 売 上 原 価 960,000 ア.(借)仕 入 160,000 (貸)繰越商品 160,000 (借)繰越商品 200,000 (貸)仕 入 200,000 イ.(借)売上原価 150,000 (貸)繰越商品 150,000 (借)売上原価 940,000 (貸)仕 入 940,000 (借)繰越商品 160,000 (貸)売上原価 160,000 ウ.仕訳なし エ.(借)売上原価 200,000 (貸)繰越商品 200,000 (借)売上原価 920,000 (貸)仕 入 920,000 (借)繰越商品 160,000 (貸)売上原価 160,000 問題19 当 社で は 、決 算 に当 たり 、 売掛 金 残高 500,000円の 3 %を 貸倒 引 当金 とし て 見積 も っ た 。 ま た 、 決 算 整 理 前 に お け る 貸 倒 引 当 金 勘 定 の 残 高 は 17,000円 で あ り 、 差 額 補 充 法 に よ り 処 理 し た 。 こ の 処 理 の 仕 訳 と し て 正 し い も の は 、 次 の う ち ど れ か 。 ア.(借)貸倒引当金繰入額 2,000 (貸)貸 倒 引 当 金 2,000 イ.(借)貸 倒 引 当 金 2,000 (貸)貸倒引当金戻入益 2,000 ウ.(借)貸倒引当金繰入額 15,000 (貸)貸 倒 引 当 金 15,000 エ.(借)貸 倒 引 当 金 17,000 (貸)貸倒引当金戻入益 17,000 問題20 以下 に示 す記 述 は、 ある 会計 用語 の意 義 を述 べた もの であ る。( )内 に当て はまる語句として適切なものは、次のうちどれか。 ( ) と は 、 将 来 の 特 定 の 費 用 又 は 損 失 が 高 い 可 能 性 で 発 生 す る 場 合 に 備 え て 、 その合理的な見積額のうち、当期の負担に属する金額を、費用又は損失として計上する ために、設定される貸方科目のことをいう。 ア.減価償却累計額 イ.未払費用 ウ.別途積立金 エ.引当金

(9)

問題21 減価償却に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.間接法において有形固定資産の取得原価から減価償却累計額を控除した残額は、直 接法による場合の当該有形固定資産の帳簿価額に等しい。 イ.定額法によると毎期の減価償却費は一定であり、帳簿価額は期間が経過するにつれ、 直線的に減少する。 ウ.定率法によると期間が経過するにつれ、毎期の減価償却費は 逓てい減するため、毎期の 帳簿価額減少分は大きくなる。 エ.生産高比例法によると、有形固定資産の利用量の多い期間 には減価償却費は大きく なり、逆に利用量の少ない期 間には減価償却費は小さくなる。 問題22 以下に示す <資料>に基づいた場合、平成 X2年3月期の生産高比例法による減価 償却費として正しいものは、次のうちどれか。 <資料> 平成X1年4月1日 当社は2,000,000円で車両を購入した。耐用年数は5年、残存価額 200,000円、 総見積走行可能距離は100,000kmであり、生産高比例法により減価償却を行う。 決算日は、3月31日である。 平成X2年3月31日 当期中の走行距離の累計は、 15,000㎞であった。 ア.270,000円 イ.300,000円 ウ.360,000円 エ.400,000円

(10)

問 題 23 以 下 に 示 す < 資 料 > に 基 づ い た 場 合 、 決 算 整 理 後 残 高 試 算 表 に お け る そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 と 有 価 証 券 評 価 損 合 計 額 の 組 合 せ と し て 正 し い も の は 、 次 の う ちどれか。 <資料> ・当社が保有する有価証券 (単位:千円) 銘柄 保有目的別分類 取得価額 前期末時価 当期末時価 A社株式 売買目的有価証券 1,000 1,200 1,500 B社社債 満期保有目的債券 990 950 960 C社株式 関係会社株式 2,000 1,050 800 D社株式 その他有価証券 1,500 1,400 1,900 (注1)関係会社株式の時価は、市場価格ではなく実質価額である。 (注2)その他有価証券の評価差額の処理は「全部純資産直入法」により、税効 果は考慮しない。 ア.その他有価証券評価差額金: 400千円 有価証券評価損合計額:1,200千円 イ.その他有価証券評価差額金: 800千円 有価証券評価損合計額: 280千円 ウ.その他有価証券評価差額金: 870千円 有価証券評価損合計額: 250千円 エ.その他有価証券評価差額金: 900千円 有価証券評価損合計額:1,230千円 問題24 翌期首に費用の再振替仕訳が必要となる決算整理仕訳として 正しいものは、次の うちどれか。 ア.(借)受 取 手 数 料 5,000 (貸)前受手数料 15,000 イ.(借)旅 費 交 通 費 30,000 (貸)消 耗 品 費 30,000 ウ.(借)貸倒引当金繰入額 50,000 (貸)貸倒引当金 50,000 エ.(借)前 払 費 用 78,000 (貸)地 代 家 賃 78,000 問 題 25 以 下 に 示 す < 資 料 > の 取 引 を 行 っ た 場 合 、 期 末 の 決 算 整 理 後 残 高 試 算 表 に 計 上 される仮払消費税の金額として正しいものは、 次のうちどれか。 <資料> 次 の 取 引 に つ き 、 税 抜 経 理 方 式 で 記 帳 を 行 っ た 。 商 品 売 買 取 引 に つ い て は 三 分 割 法によって記帳するものとし、消費税率は8%とする。 ①商品を324,000円(税込価額)でA社から掛で仕入れた。 ②上記①の商品を540,000円(税込価額)でB社に販売し、代金を受領した。 ③決算に際して、上記商品売買における消費税の納付額が 15,000円と確定した。 ア. 0円 イ.15,000円 ウ.16,000円 エ.24,000円

(11)

問題26 未払法人税等の算定に関する 仕訳として 誤っているものは、 次のうちどれか。 ア.中間納付分の法人税等の額 1,000,000円について、次の仕訳を行った。 (借)法人税等 1,000,000 (貸)仮 払 法 人税 等 1,000,000 イ.受 取利 息や 受取配 当 金から 源泉 徴収 された 所 得税等 の額 200,000円に ついて 、次 の 仕訳を行った。 (借)法人税等 200,000 (貸)仮 払 税 金 200,000 ウ.当期に当社の納付すべき消費税額について、次の仕訳を行った。 (借)法人税等 100,000 (貸)未 払 法 人税 等 100,000 エ.当期の利益に基づく法人税等の額のうち未払分について、次の仕訳を行った。 (借)法人税等 200,000 (貸)未 払 法 人税 等 200,000 問 題 27 以 下 に 示 す < 資 料 > の 当 社 の 損 益 勘 定 ( 法 人 税 等 振 替 後 ) に 記 載 さ れ て い る 勘 定 科 目 と 金 額 に 基 づ い た 場 合 、 ① 当 期 純 利 益 の 繰 越 利 益 剰 余 金 へ の 振 替 額 及 び ② 振 替 処 理 後 の 損 益 勘 定 の 残 高 の 金 額 の 組 合 せ と し て 正 し い も の は 、 次 の う ち ど れ か。 <資料> ・売上 20,000,000円 ・売上原価 6,000,000円 ・役員報酬 5,000,000円 ・給料 3,600,000円 ・受取家賃 720,000円 ・支払手数料 150,000円 ・法人税等 法人税等控除前当期純利益の額の 30%に相当する額 ア.①当期純利益の繰越利益剰余金への 振替額: 4,179,000円 ②振替処理後の損益勘定の残高 : 0円 イ.①当期純利益の繰越利益剰余金への振替額: 4,179,000円 ②振替処理後の損益勘定の残高 :5,970,000円 ウ.①当期純利益の繰越利益剰余金への振替額 :5,970,000円 ②振替処理後の損益勘定の残高 : 0円 エ.①当期純利益の繰越利益剰余金への 振替額: 5,970,000円 ②振替処理後の損益勘定の残高 :4,179,000円

(12)

問題28 以下に示す精算表におけるAの金額として正しいものは、次のうちどれか。 ただし、精算表の?の金額については、各自 で推定すること。 精 算 表 (単位:千円) 勘定科目 残高試算表 整理記入 損益計算書 貸借対照表 借 方 貸 方 借 方 貸 方 借 方 貸 方 借 方 貸 方 現 金 A ? 売 掛 金 ? 200 繰 越 商 品 150 ? 180 170 備 品 400 ? ? 買 掛 金 ? 150 借 入 金 ? 200 貸 倒 引 当 金 10 ? ? 資 本 金 500 ? 売 上 1,000 1,000 仕 入 500 150 ? 450 営 業 費 ? ? 支 払 利 息 50 ? 40 合 計 ? ? 商 品 評 価 損 ? ? 減 価 償 却 費 90 90 貸 倒引 当 金 戻入 6 6 前 払 利 息 ? ? 当 期 純 利 益 146 ? 合 計 ? ? ? ? ? ? ア.300 イ.310 ウ.320 エ.330 問 題29 外 部 取 引を 立 証 す るた め の 証 憑ひょうに は 、 注 文 書 、納 品 書 、 請 求書 、 領 収 書等 が あ るが、これらの証憑に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.財貨の提供を証明するものが、領収書である。 イ.財貨の発送を証明するものが、送り状である。 ウ.金銭の要求を証明するものが、請求書である。 エ.金銭の受領を証明するものが、領収書である。

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問題30 主要簿として適切なものは、次のうちどれか。 ア.小口現金出納帳 イ.商品有高帳 ウ.仕訳帳 エ.買掛金元帳 問題31 商品売買取引の記帳に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。 ア.商品有高帳とは、商品の種類ごとに、それぞれの商品の売価にて受入高及び払出高 を記録することによって、売価による残高を明らかにする帳簿のことである。 イ.仕入帳とは、商品の仕入に関する取引、仕入値引、仕入戻しの明細として、仕入先 名・代金決済方法・商品名・数量等を記入する補助簿のことである。 ウ.得意先元帳とは、買掛金勘定の内容を、人名勘定の相手先ごとに記入する補助簿の ことである。 エ.商品有高帳の記帳において、先入先出法とは、後に仕入れた商品から、先に払い出 したものと仮定して、払出単価を決定する方法である。 問題32 伝票作成に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。 ア.3伝票制では、売上伝票、仕入伝票及び振替伝票の3種類の伝票が使用される。 イ.入金伝票への記入に当たっては、貸方勘定の記入は省略されている。 ウ.振替伝票は、一般に赤色で印刷されている。 エ.出金伝票は、現金の支払いがあったときに用いられる伝票である。 問 題 33 会 計 監 査 人 設 置 会 社 で 、 か つ 、 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 会 社 で あ る 場 合 、 会 社 法 における計算書類に関する記述として正しいものは、次のうちどれか。 ア.株主資本等変動計算書は、当年度において株主資本等に変動がなければ作成を要し ない。 イ.取締役は、定時株主総会開催日の 2週間前までに監査済みの計算書類等 を添付した 有価証券報告書を各株主へ送付しなければならない。 ウ.計算書類の記載方法は、内閣府令である「財務諸表等の用語、様式 及び作成方法に 関する規則」に従わなければならない。 エ.貸借対照表上、有形固定資産の金額から減価 償却累計額を直接控除した場合、その 減価償却累計額は、個別注記表において開示される。

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問題34 損益計算書に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。 ア.損益計算書は、会計期間の末日現在の状況を示す財務諸表である。 イ.経常利益は、売上総利益に営業外収益を加え、営業外費用を控除することによって 算定される。 ウ.受取利息と支払利息とは、相殺して純額で計上される。 エ.損益計算書における当期純利益がプラスであっても、売上総利益がプラスであると は限らない。 問 題 35 以 下 に 示 す < 資 料 > に よ る と 、 当 期 の 売 上 高 利 益 率 は 30% と な り 前 期 の 同 利 益 率 と 比 較 し て 悪 化 し た 。 当 該 利 益 率 の 悪 化 原 因 を 適 切 に 分 析 し て い る も の は 、 次 のうちどれか。 た だ し 、 以 下 の 選 択 肢 は 、 相 互 に 独 立 し て い る も の と し 、 当 期 の 売 上 高 利 益 率 30%がどの段階の利益に係る百分率かは各自で推定すること。 <資料> 比較損益計算書 (単位:千円) 前期 当期 売上高 1,000,000 1,000,000 売上原価 600,000 700,000 売上総利益 400,000 300,000 販売費及び一般管理費 60,000 120,000 営業利益 340,000 180,000 営業外収益 8,000 23,000 営業外費用 50,000 100,000 経常利益 298,000 103,000 特別利益 1,000 7,000 特別損失 20,000 42,000 税引前当期純利益 279,000 68,000 法人税、住民税及び事業税 84,000 21,000 当期純利益 195,000 47,000 ア.その他有価証 券評価 差額金勘定の当期 末残高 (貸方残高)は、 前期末 のそれと比較 して減少したため、当該利益率が悪化した。 イ.当期において 、銀行 借入を増大させた ために 金利負担が重荷と なり当 該利益率を悪 化させた。 ウ.当期において 、仕入 商品の価格が前期 と比較 して高騰したため 、当該 利益率が悪化 した。 エ.当期において 、販売 店のアルバイト店 員の時 給が前期と比較し て高騰 したため、当 該利益率が悪化した。

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問題36 成長性分析に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.成長性分析の手法としては、対前年比較、伸び率分析、対基準年度比較等がある。 イ.企業の成長性分析に 当たっては、売上よりも利益の分析が重要である。 したがって 、 企業活動の成果である利益の増加傾向を見て成長率を検討すべきである。 ウ.製品別の売上高の 趨すう勢と市場の成長率を比較することによって、市場の拡大スピー ド 以 上 に 拡 大 で き て い る か 、 市 場 占 有 率 ( シ ェ ア ) を 伸 ば せ て い る か を 分 析 す る こ とも重要である。 エ.従業員数の増加は、売上高の増加と比例関係にあるとは限らないので、適正な従業 員 数 で あ る か ど う か は 、 過 去 か ら の 趨 勢 よ り も 同 業 他 社 と の 比 較 を 考 慮 す べ き で あ る。 問題37 流動比率に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.流動比率とは、流動資産の合計額を流動負債の合計額で割った値のことであり、一 般に企業の安全性を示す指標として用いられる。 イ.流動比率を改善するためには、仕入先に対して、買掛金の 決済期限の延長を依頼す ることも有効である。 ウ.流動比率は、企業の支払い能力や安全性を簡便的に判断する指標として有用である が 、 そ れ ぞ れ の 流 動 資 産 の 換 金 ス ピ ー ド 、 流 動 負 債 の 支 払 期 限 等 は 考 慮 さ れ て お ら ず、万能ではない。 エ.回収は現金取引が主体で、棚卸資産も少なく、支払 いは信用取引となっている業種 の場合には、相対的に流動比率が低くても、支払い能力に問題がないこともある。 問題38 収益性分析に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア . 収 益 性 分 析 は 、 投 下 さ れ た 資 本 や 獲 得 し た 売 上 に 対 し て 、 い か に 効 率 よ く 利 益 を 生み出したかを分析して、企業の稼ぐ力を判定しようとするものである。 イ . 売 上 高 当 期 純 利 益 率 は 売 上 高 に 対 し て 、 最 終 利 益 が ど の 程 度 稼 げ て い る か を 示 す 指 標 で あ る 。 臨 時 的 な 費 用 や 収 益 が 計 上 さ れ て 、 例 外 的 な 数 値 に な る 場 合 が あ る こ とも考慮すべきである。 ウ . 自 己 資 本 利 益 率 ( R O E ) は 、 株 主 か ら 預 か っ た 資 本 を 効 率 よ く 運 用 し て 、 高 い リ タ ー ン を 生 み 出 せ て い る か 等 を 判 断 す る 指 標 な の で 、 財 務 安 全 性 と は 切 り 離 し て 判断すべきである。 エ . 売 上 高 売 上 総 利 益 率 は 、 企 業 が 販 売 し て い る 商 品 や サ ー ビ ス の 市 場 に お け る 魅 力 度・価値を示しているとも考えられ、営業戦略上も重要な指標といえる。

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問 題 39 以 下 に 示 す < 資 料 > は 同 業 種 ( 製 造 業 ) の A 社 、 B 社 、 C 社 の キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 計 算 書 を 抜 粋 ・ 要 約 し て 記 載 し た も の で あ る 。 < 資 料 > か ら 読 み 取 れ る 内 容 として、適切なものは次のうちどれか。 ただし、表中の △はマイナスを表すものとする。 <資料> (単位:百万円) A社 B社 C社 営業活動によるキャッシュ・フロー 5,000 1,000 0 投資活動によるキャッシュ・フロー △2,000 △2,000 2,000 財務活動によるキャッシュ・フロー △500 2,000 △1,000 現金及び現金同等物の増減額 2,500 1,000 1,000 ア. A社 は営 業活 動に よ るキ ャッ シュ ・フ ロー は プラ スに でき たが 、投 資 活動 と財 務活 動には失敗している。 イ.B社は投資活動の失敗を財務活動で取り戻しており、A社よりは健全である。 ウ.C社は営業活動ではキャッシュを生み出せなかったが、投資活動に成功しているの で、B社と同程度には健全である。 エ.A社は営業活動によるキャッシュ・フローで、投資活動によるキャッシュ・フロー 及び財務活動によるキャッシュ・フローを賄っているので、最も健全である。 問題40 1株当たり分析に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。 ア.株価収益率(PER )は、業種ごとにほぼ一定であるので、この数値が業種の平均 より高い場合は、理論的には株価が上昇する可能性が高い。 イ.1株当たり純資産(BPS)は、会社の清算価値を発行済みの株式数で割ったもの なので、理論的には最低株価を示すものといえる。 ウ.株価純資産倍率 (PBR)が1になっている場合は、1株当たりの純資産額と株価 が 同 額 に な っ た こ と を 示 し て お り 、 理 論 的 に は こ の 株 へ の 投 資 リ ス ク は 低 い と い え る。 エ.1株当たり情報は、企業規模の影響を排除できるので、企業間比較をすることが多 い投資家にとって有用な情報といえる。

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