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目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

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Academic year: 2021

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(1)

⑥歴史的遺産

Ⅲ 歴史的文化的環境の確保

⑥歴史的遺産

古都鎌倉の歴史的遺産を保全・活用し、世界遺産に登録されることをめざします。

現状と課題

1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 2100 2200 平成元 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 (年度) 指 定 面 積 ( 千 m 2 ) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 指 定 件 数 (件 ) 指定面積 指定件数 わが国初めての武家政権が誕生した本市南東部は、三方を山に囲まれ、南に相模湾を望む 特徴ある地形をしており、この地形を生かした独自の都市がつくられました。 昭和 41 年(1966 年)、鎌倉市民の活動が発端となり「古都における歴史的風土の保存に関す る特別措置法」(古都保存法)が制定され、鎌倉市の歴史的遺産を構成する自然的環境が一 体的に保全されてきました。 鎌倉の歴史的遺産とこれらをとりまく自然環境は、鎌倉の個性であり資源です。 鎌倉が世界遺産に登録されることは、鎌倉の歴史的遺産を人類全体の宝として位置付け、 次世代に継承していくことに責任を持つことになります。 歴史的遺産に対する関心を高め、古都鎌倉の歴史的遺産を保全・活用し、世界遺産に登録 されることをめざします。 ■国指定史跡 指定面積・指定件数の経年変化 資料:鎌倉市 対象面積 236,798.93m2 公有地化面積 163,242.47m2 対象残面積 73,556.46m2 公有地化率 68.94% 資料:鎌倉市(平成 21 年度統計) ■史跡の公有地化面積 (民有地からの買収)

(2)

⑥歴史的遺産

目標を達成するための指標

施策の体系

1 歴史的遺産とこれをとりまく自然環境の保全

「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」に基づく歴史的風土特別保存地区 の指定(Ⅳ-⑦緑・水辺参照) 文化財保護法に基づく史跡の指定

2 歴史的遺産の指定の推進

文化財保護法に基づく埋蔵文化財の発掘調査、文化財の指定の推進 未指定文化財(建造物・史跡名勝天然記念物)の調査、指定の推進

3 文化財の保護・活用

文化財(建造物・史跡名勝天然記念物)の保護・修理 文化財(建造物・史跡名勝天然記念物)の整備・活用 文化財の保護についての普及、啓発の推進

4 世界遺産への登録

世界遺産登録の推進 *古都保存法は、わが国固有の 文化的遺産として後世に継承され るべき歴史的風土の保存を目的と したものです。 神奈川県風致地区条例は、都 市において自然的な要素に富ん だ土地における良好な自然的景 観の維持を目的としたものです。 古都保存法で指定されている区 域は、一部を除き、風致地区に含 ま れ て い ま す 。 風 致 地 区 が 約 2,194 ha(市域の約 55.5%)に対し、 歴史的風土保存区域は約 989ha が指定されています。 ■古都保存法・風致地区条例 指定区域 資料:鎌倉市

世界遺産への登録 早期登録の実現

史跡の公有地化 平成 27 年度(2015 年度)までに 235,022.30m

2

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⑥歴史的遺産

施策の展開

1 歴史的遺産とこれをとりまく自然環境の保全

【 】内は各施策の進捗指標 事業名 各主体の役割と施策 担当課 Ⅳ―⑦参照 ①「古都における 歴史的風土の 保 存 に 関 す る 特 別 措 置 法 」 に 基 づ く 歴 史 的風土特別保 存地区の指定 市 ・ 歴史的風土特別保存地区への指定拡大の検討・要請を県に行い ます。 【特別保存地区の面積】 都市景観課 ②文化財保護法 に 基 づ く 史 跡 の指定 市 ・歴史的、学術的に重要な箇所について、新たに国指定史跡等の指 定に向けた検討、準備を進めます。 文化財課

2 歴史的遺産の指定の推進

【 】内は各施策の進捗指標 事業名 各主体の役割と施策 担当課 ①文化財保護法 に 基 づ く 埋 蔵 文化財の発掘 調 査 、 文 化 財 の指定の推進 市 ・ 文化財保護法に基づく埋蔵文化財の発掘調査への協力を要請し ます。 ・ 文化財保護法に基づく文化財の指定を推進します。 【指定文化財件数】 文化財課 文化財課 ②未指定文化財 (建造物・史跡 名勝天然記念 物)の調査、指 定の推進 市 ・ 文化財保護法及び文化財保護条例に基づく調査及び指定を推進 します。 【指定文化財件数】 文化財課

(4)

⑥歴史的遺産

3 文化財の保護・活用

【 】内は各施策の進捗指標 事業名 各主体の役割と施策 担当課 ① 文 化 財 ( 建 造 物 ・ 史 跡 名 勝 天 然 記 念 物 ) の保護・修理 市 ・ 所有者が行う文化財の保護及び修理を支援します。 【文化財修理件数累計】 ・ 史跡指定地の公有地化を図ります。 【公有地化(残面積)】 ・ 市指定天然記念物など重要な樹木の保護を図ります。 【指定天然記念物件数の増減率】 文化財課 文化財課 文化財課 ② 文 化 財 ( 建 造 物 ・ 史 跡 名 勝 天 然 記 念 物 ) の整備・活用 市 ・ 国指定史跡永福寺跡の復元整備を行い、活用を図ります。 文化財課 市民 ・ 文化財保護法に基づく埋蔵文化財の発掘調査に協力します。 ・ 文化財の保護意識を高めます。 【文化財めぐり参加者数累計】 ・ 歴史的遺産を大切にし、後世に伝えるための努力と協力をしま す。 文化財課 事業者 ・ 文化財保護法に基づく埋蔵文化財の発掘調査に協力します。 ・ 歴史的遺産の保全活動を支援し、後世に伝えるため協力しま す。 ③文化財の保護 に つ いての普 及 、 啓 発 の 推 進 市 ・ 文化財の保護意識の啓発を推進します。 文化財課

4 世界遺産への登録

【 】内は各施策の進捗指標 事業名 各主体の役割と施策 担当課 市民 ・ 世界遺産登録推薦に向けて、事業者、市との協働による取組みを 推進します。 世 界 遺 産 登 録推進担当 事業者 ・ 世界遺産登録推薦に向けて、市民、市との協働による取組みを推 進します。 世 界 遺 産 登 録推進担当 ① 世 界 遺 産 登 録 の推進 市 ・ 世界遺産登録に向けて、国や関係機関との協働による準備を進 めます。 ・ 世界遺産登録に向けて、事業者や市民と協働し、意識の醸成に 関する取組を進めます。 世 界 遺 産 登 録推進担当

(5)

⑥歴史的遺産 国の施策等 県の施策等 ・ ユネスコへの推薦 ・ 「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」 に基づく歴史的風土の保存 ・ 文化財保護法に基づく文化財の調査及び指定、保護 ・ 文化財の保存及び整備、活用に関する支援 ・ 埋蔵文化財の調査に関する支援 ・ 国立博物館等による研究及び展示 ・ 文化財の保護に関する啓発 ・ 鎌倉の世界遺産登録に向けた推進と支援及び関連機関 との調整 ・ 歴史的風土特別保存地区の指定拡大 ・ 歴史的風土特別保存地区内の土地の買い入れ ・ 神奈川県文化財保護条例に基づく文化財の調査及び指 定、保護 ・ 文化財の保存及び整備、活用に関する支援 ・ 埋蔵文化財の調査に関する支援 ・ 神奈川県立埋蔵文化財センター、神奈川県立歴史民俗 博物館等による発掘調査及び研究、展示 ・ 文化財の保護に関する啓発

主な環境施策

国指定史跡の指定・公有地化・保存管理計画の策定

~史跡を守るしくみ~ 史跡などの記念物を史跡名勝天然記念物に指定し、適切に保存し、親しめるものとして整備・活用す るまでには、おおむね下の図のようなプロセスをたどります。 まず、埋蔵文化財の発掘調査を実施して新たに発見された遺跡や、既に確認されている遺跡、社寺・ 城郭等で、現在に残されている遺跡の中から、重要なものを選ぶために総合的な調査や研究を行いま す。守るべき史跡が国により指定されると、現状を変更するときなどに制限がかかります。土地所有者の 財産権に関する損失を生ずる場合がありますが、地方公共団体が国庫補助を受けてその土地等を買い 取ることにより実質的な補填を行い、史跡の保護と財産権の尊重との調整を図っています。史跡等を適 切に保存するために、そして史跡等の活用を広く図るために国庫補助によりその整備を行っています。 ■史跡名勝天然記念物を守るしくみ 資料:鎌倉市 発見・調査 埋蔵文化財の発掘 指定のための調査・研究 保存 史跡名勝天然記念物の指定 現状変更の制限と公有地化 適切な保存管理 整備・活用 史跡等のさまざまな 整備・活用 *永福寺復元図 永 福 寺 は 源 頼 朝 に よ り 建 立 さ れ、鎌倉時代を代表する遺跡と して、中心部分と周囲の山を含 めた 86,000m2が昭和 41 年に国の 史跡に指定されました。現在、 土地の公有地化を推進していま す。

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⑥歴史的遺産

世界遺産登録をめざして

~武家の古都・鎌倉を世界共有の資産に~ 12世紀末、源頼朝のもとに集まった武士たちは、三方を山で囲まれ一方を海に面する要害の地・鎌 倉に都を築き、武家が政治を行う新しい時代をつくりました。 武家は、周囲を廻る山を都市の一部として積極的に利用し、独創的なまちを鎌倉に造りました。 そして、武家の戦士としての気質(倫理観、価値観など)を基に、中国の宋・元文化や京都の貴族文化 を融合させ、社寺などを舞台として、武家による新しい文化を創り出しました。 この武家文化は約700年にわたって武家社会の中で発展し、今日の日本社会・文化の礎となってい ます。その日本の社会や文化に大きな影響を与えた武家文化の源流が、鎌倉で武家によって生み出さ れた文化なのです。 「武家の古都・鎌倉」の歴史的遺産は、12世紀末から鎌倉時代の約150年間に、日本の社会や文化 の方向性を決定づける大きな歴史的転換が起こったことを示す証拠であり、世界的にも貴重な遺産で す。 鎌倉では、これまでも先人たちにより、歴史的遺産や周辺の自然環境を守る努力が積み重ねられてき ました。現代に生きる私たちは、受け継がれてきたこの歴史的遺産を確実に保全し、未来へ伝えていく 責任があります。「武家の古都・鎌倉」の歴史的遺産を、世界遺産として登録することで人類共通の宝とし て位置付け、確実に後世に伝えるとともに、古都としての風格を保った鎌倉らしいまちづくりに資すること を目指していきます。 ■山稜と海に囲まれた鎌倉(CG 画像) 資料:「武家の古都・鎌倉」

参照

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