134 ◎ 段落 関 かん 係 けい と文章の 型 かた 段 だん 落 らく 関 かん 係 けい を 表 し た 図 を 選 えら ぶ 問 題 で す。 こ う し た 問 題 を 解 と く と き にも、第6回で学習した 段 だん 落 らく 関 かん 係 けい の読み取り方が基本です。 《 段 だん 落 らく 関 かん 係 けい の読み取り方》 ⑴ 形式 段 だん 落 らく ごとの話題と 要 よう 点 てん を読み取る。
論
ろ
ん
せ
つ
ぶ
ん
説文
(2)
意味
段
だんらく落
への
分
ぶんかつ割
人とつながること
慣
か ん よ う用
句
く第
12
回
1 「人は見かけだけではわからない」 、「外見で人を 判 はん 断 だん するな」 と よ く 聞 く が、 こ れ は ど う い う こ と を 言 っ て い る の だ ろ う か。 もちろん、その人の 人 じん 格 かく ・ 人がらはよく話し合わないとわから ない、 ということだ。しかし、 あらためて考えると、 これらの 言葉には 続 つづ きがあるように思える。 2 国 会 議 ぎ 員 いん が T シ ャ ツ に ジ ー ン ズ で 国 会 答 とう 弁 べん し て い る と い う 姿 す がた はまず見ない。もし、 そんな 姿 す がた を見たら、 君はいい気持ちが するだろうか。いや、 しないはずだ。Tシャツとジーンズとい う 身 な り 自 体 が 悪 い わ け で は な い。 議 ぎ 員 いん も 自 じ 宅 たく に い る と き は、 そんな身なりで 過 す ごすこともあるだろう。 3 海 かい 水 す い 浴 よく でにぎわう夏の 浜 はま 辺 べ にただ一人、 背 せ 広 びろ にネクタイ 姿 す がた で いたら、 居 い 心 ご こ 地 ち が悪いに決まっている。まわりの人たちから白 い目で見られるかもしれない。これは 場 ば 違 ちが いというものだ。 4 見 か け で 悪 く 見 ら れ る の は 損 そん だ。 「 外 見 で 人 を 判 はん 断 だん す る な 」 というのは、 人はそれだけ外見で他人を 判 はん 断 だん しがちだというこ と を 示 し め し て い る。 な ら ば、 「 外 見 で 人 を 判 はん 断 だん す る な 」 と は「 外 見で人に悪く 判 はん 断 だん されるな」とも言えるのではないか。 5 要 よう するに、 状 じょう 況 きょう に 応 おう じた身だしなみを整えなさいということ だ。 特 とく に、 見ず知らずの人たちが行き交ったり集まったりする 「 公 おおやけ 」 の 場 所 で は 気 を つ け る べ き だ ろ う。 ス ム ー ズ な 社 会 生 活 を 送 る た め に 大 切 な の は、 自 分 の 立 場 を わ き ま え て、 そ の と きの 状 じょう 況 きょう にふさわしい 服 ふく 装 そう を心がけることだ。 5 10 15 20 こ の 文 章 の 段 だん 落 らく 関 かん 係 けい を 図 で 表 し た も の と し て、 最 もっと も ふ さ わ し い ものを次から 選 えら びなさい。 2 2 ア 1 3 5 イ 1 4 5 4 3 2 4 1 ウ 1 エ 2 4 5 3 5 3基
き本
ほん例
れい題
だい135 第 12 回 論説文⑵ ⑵ くりかえされる 〈 重 キ ーワード 要語句 〉 を 点 てん 検 けん する。 ⑶ 文章 途 と 中 ちゅう の 〈問いかけ〉=〈新しい話題〉= 転 てん 換 かん ⑷ 段 だん 落 らく のはじめの 接 せつ 続 ぞく 語 ご の 働 はたら き に注目する。 ⑸ 段 だん 落 らく のはじめの 指 し 示 じ 語 ご の 働 はたら き に注目する。 ➡ ⑴~⑸の読み方を組み合わせ、 各 かく 形式 段 だん 落 らく の 話題・ 内 ない 容 よう が 共 きょう 通 つう しているのか、 連 れん 続 ぞく しているのかを考え、意味 段 だん 落 らく に分けます。 □に言葉をあてはめ 各 かく 形式 段 だん 落 らく の 内 ない 容 よう を整理してみましょう。 1 「人は ア □□□だけではわからない」 「 イ □□で人を 判 はん 断 だん するな」とよく聞くが、 これはどういうことを言っ ているのだろうか。 ( ➡問いかけ) 話題 2 ウ □ □ □ □ が T シ ャ ツ に ジ ー ン ズ 姿 す がた で 国 会 答 とう 弁 べん す る の は 場 ば 違 ちが いである。 ( ➡具体 例 れい ①) 説 せつ 明 めい 3 海 かい 水 す い 浴 よく で に ぎ わ う 浜 はま 辺 べ に エ □ □ □ □ □ □ □ □ で い た ら 場 ば 違 ちが いである。 ( ➡具体 例 れい ②) 4 「外見で人を 判 はん 断 だん するな」 とは 「外見で人に悪く 判 はんだん 断 されるな」とも言える。 ( ➡筆者の考えの 展 てん 開 かい ) まとめ ( 結 けつ 論 ろん ) 5 そ の と き の 状 じょう 況 きょう に ふ さ わ し い 身 だ し な み を 心 が け ることが大切である。 ( ➡文章全体のまとめ) 1段だん 落 らく での問いかけ(話題 提 てい 示 じ )に対して、 5段だん 落 らく で、 「 要 よう するに」 と今まで 述 の べてきたことをまとめる言い方で受け、問いかけに答える 形で、 文章全体をまとめ ています。 2段だん 落 らく と 3段だん 落 らく は、 順 じゅん 序 じょ を 入 れ か え て も 内 ない 容 よう の つ な が り が お か し く ならない、 並 へい 立 りつ の 関 かん 係 けい になっています。こうした 並 へい 立 りつ の 関 かん 係 けい を 段 だん 落 らく 関 かん 係 けい 図 ず で 示 し め すときは、 「 横 よこ 並 なら び 」で表します。 論 ろん 説 せつ 文のような 説 せつ 明 めい 的 てき な文章を大きく意味 段 だん 落 らく に分けると、わかり やすい(論理的な)文章ならば、次のような「 文章の組み立ての 基 き 本 ほん パターン 」のどれかに 分 ぶん 類 るい できます。 文章全体の組み立てを考える 話題に 関 かん する 説 せつめい 明 ● 頭 と うかつ 括 型 がた 話題 ・ まとめ ● 尾 び 括 かつ 型 がた 話 題 まとめ ● 双 そうかつ 括 型 がた 話題・ まとめ まとめ 話題に 関 かん する 説 せつめい 明 話題に 関 かん する 説 せつめい 明
次 の 文 章 をしっかり 音 読 してから、 後 の 問 いに 答 えなさい。 こわいものに出会ったとき、君はどうするだろう。 1 、もしお あんまりこわかったら 腰 こ し をぬかすだろう。昔から、おどろいて 腰 こ し を か し た 話 は よ く 聞 く。 腰 こ し を ぬ か す と い う の は、 ① こ わ さ と い う よ り むしろおどろいたため なのだ。 不 ふ 意 い をうたれて、 こころが 混 こん 乱 らん し、 状 じょう 態 たい なのだ。ふ う、 昼 間 だ っ た ら、 ぼ ん や り し て い て、 注 意 を し て い な い と き に、 意 い をくらったらおどろく。だれかが、かくれているなということが 神 し ん 経 けい を集中していても、 充 じゅう 分 ぶん に注意しきれな おどろきは、あるものが、あまりに 不 ふ 意 い に 現 あらわ れたので、 危 き 険 けん かどう 区 く 別 べつ がつかなくて、なにをしたらよいかわからない 当 とう 惑 わく の 感 かん 情 じょう であ こわさと、おどろきとの間には、こんなちがいがある。そのことを 2 、こわいものに 不 ふ 意 い に出会って、おどろきを感じ、そのおど にいいたまえ。 君は、まずその場から 逃 に げだしたい気持ちを感じる。それが 逃 とう 走 そう の 衝 し ょう 動 どう と 呼 よ ばれているものだ。うしろをふりむかずに、全速力で 逃 に げた い。なにもかも、ほっぽりだして 逃 に げたい。そう感じたからといって も、じっさいに 逃 に げることにはならないのだが、そういう 衝 し ょう 動 どう はだれ でも感じる。 こどものころ、ぼくも夜、お使いに行けといわれ、どうしても、暗 い 人 通 り の な い 道 を 通 ら な け れ ば な ら な い こ と が、 い く ど も あ っ た。 そんなとき、ぼくは、よく 空 から 元気をだして「おばけなんか出るはずな いさ。出たら、のしてやるさ。かみついてやるさ。おばけなんてこわ くないぞ」と自分に言いきかせて、家を出たものだ。だが、お寺とお 宮 の 森 に は さ ま れ た 道 に 近 づ く と、 ② ぼ く の 元 気 は だ ん だ ん し ぼ ん で きた 。ぼくは 唱 し ょう 歌 か はへたでふだんはきらいだったが、元気をつけるた めに、こんなときできるだけの声をはりあげて歌ったものだった。ぼ くが、歌を歌ったのは、こんなときと、 便 べん 所 じょ の中ぐらいのものだ。し かし、声がふるえると、みっともないのでやめた。そして、いつのま にか、気がつくと自分の歩きかたが、ふだんの倍も速くなっているこ とを感じた。足のほうは、 もうかけだしたくて、 うずうずしていたし、 心 し ん 臓 ぞう もドキドキしていた。なにか、ガサリとか、サァーッとか音がし たら、とびあがりたいような気持ちだ。自分の全 神 し ん 経 けい が 外 そと 側 がわ に向けら れていて、 警 けい 戒 かい 態 たい 勢 せい にはいっていることが感じられた。そのころには、 もう、おばけと取っ組みあいをしてやろうなどという気持ちはなくな り、なにかあったら 逃 に げだしたい気持ちでいっぱいだった。 136 5 10 15 20 25 30 35 40
基
本
問
題
こう書くと、ずいぶんとぼくがおくびょうだったように思われるか もしれない。だが、じっさいには向こうみずで、ケンカでは負けたこ とがないほど強かったほうだ。それでも、はっきりと自分の中に 逃 に げ だしたいという 衝 し ょう 動 どう が起こってくるのを感じた。 こ の 逃 に げ た い と い う 衝 し ょう 動 どう の 強 さ は、 の 度 に 比 ひ 例 れい し て い る といってもいいだろう。 逃 に げだしたい 衝 し ょう 動 どう を起こすものが、こわいと いう 感 かん 情 じょう だといってもよいくらいに、この 感 かん 情 じょう と 衝 し ょう 動 どう は強く 結 む す びつい ているのである。 逃 に げるのは、 とてもひきょうなことのように思われやすい。 3 、 逃 に げるというのは、 自 し 然 ぜん の中で生きている動物にとって、自分の安全 を守るために、もっともたいせつな、もっとも 有 ゆう 効 こう な 手 し ゅ 段 だん なのだ。と かく強くなり、たたかって勝って、自分の安全を守るのが、いちばん 確 かく 実 じつ な よ う に 思 わ れ が ち だ が、 ③ じ っ さ い に は、 そ れ が い ち ば ん む ず かしい 。強くなることで安心感を持ちたいという気持ちは、だれのこ ころにもある。それは 願 がん 望 ぼう というものだ。しかし、考えてみればすぐ にもわかることだが、強くなって安心するためには、この地上で 最 さい 高 こう に強くならねばならない。どんな動物でも、生まれたときは赤んぼう だし、赤んぼうのときから、 最 さい 高 こう に強い動物なんて、考えられないだ ろう。自分より強い動物がいるかぎり、いつも 逃 に げずにたたかう 本 ほん 能 のう しかなかったら、何回かのうちには、自分がかならず 殺 ころ される番にま わるはずだ。これでは、自分の安全を守ることにならない。 そ の 反 対 に、 攻 こう 撃 げき の た め の 武 ぶ 器 き 、 牙 きば だ と か、 角 だ と か が な く て も、 ただ 逃 に げるための速い足を持っているだけで、この地上での 生 せい 存 ぞん 競 きょう 争 そう で、 生 き ぬ き、 生 い き 残 のこ っ て い る 動 物 が、 ど れ だ け い る か わ か ら な い。 ④ そ の こ と は、 こ の 地 上 の 動 物 を 見 ま わ し て み れ ば す ぐ わ か る 。 弱 肉 強食の 原 げん 則 そく のきびしい 自 し 然 ぜん で、弱い、ただ 逃 に げるだけしかとりえのな い動物が、たくさん 生 い き 残 のこ っていて、強い、りっぱな 牙 きば や角を持った 動物が、死にたえそうになっている。 そうした 自 し 然 ぜん を見ても、君たちは、 逃 に げることが、動物にとって 最 さい 大 だい の 武 ぶ 器 き で あ る こ と、 そ し て、 ⑤ も っ と も 知 ち 恵 え の あ る 防 ぼう 衛 えい 法 ほう で あ る こ とがわかるだろう。古くからあることわざにいう「三十六 計 けい 、 逃 に げる に し か ず 」。 君 も 知 っ て い る に ち が い な い。 あ の こ と わ ざ は、 じ つ に 奥 おく 深 ぶか い 真 理 を あ ら わ し て い る 。 お く び ょ う で、 た だ 逃 に げ あ し の 速 い、 うさぎの長い耳と大きなあと足は、世界でいちばん弱い動物を生きの こ ら せ る こ と に 成 せい 功 こう さ せ た、 最 さい 大 だい の 武 ぶ 器 き な の だ。 ⑥ ど う だ、 君 た ち も これから、 恥 は ずかしがらずに 堂 どう 々 どう と 逃 に げるようにしたらどうだろう 。 自 し 然 ぜん の中では、動物のひとつにすぎない人間のこころの中で、 逃 に げ たいという 衝 し ょう 動 どう が強く 残 のこ っていても、 不 ふ 思 し 議 ぎ ではない。 4 、人間 は、道具も 武 ぶ 器 き ももたない 状 じょう 態 たい では、けっして他の動物とくらべて強 くはないのだから。 (なだいなだ「心の 底 そこ をのぞいたら」より) 問一 1 ~ 4 にあてはまる 接 せつ 続 ぞく 語 ご を次から 選 えら び、それぞれ記 号で答えなさい。 ア しかし イ たとえば ウ しかも エ ところで 問二 線 ① 「こわさ~おどろいたため」とありますが、 137 第 12 回 論説文⑵ 65 70 75 80 45 50 55 60
138 1 「 お ど ろ き 」 と は、 ど の よ う な 気 持 ち で す か。 次 の に あ てはまる言葉を指定された字数で 抜 ぬ き 出 だ して答えなさい。 ◦ A 二 字 に 現 あらわ れたものが、 B 六 字 の 区 く 別 べつ がつかない ために生まれる C 二 字 の気持ち。 2 「 こ わ さ 」 が 感 じ ら れ る と き の 説 せつ 明 めい と し て 最 もっと も 適 てき 切 せつ な も の を 次 から 選 えら び、記号で答えなさい。 ア 心が 混 こん 乱 らん しているときに感じられるもの。 イ どんなに心が 平 へい 静 せい であるときでも感じられるもの。 ウ いろいろと 思 おも い 悩 なや んでいるときに感じられるもの。 エ おどろきがしずまっ たときに 感じられるもの。 線 ② 「ぼくの元気はだんだんしぼんできた」時に、反対に ふくらんできたものは何ですか。文章中から九字で 抜 ぬ き 出 だ して答 えなさい。 にあてはまる言葉を本文中から三字で 抜 ぬ き 出 だ して答 えなさい。 線 ③ 「じっさい~むずかしい」とありますが、 1 「 そ れ 」 は 何 を 指 し ま す か。 「~ こ と 」 に つ な が る よ う に、 文 章 中から二十五字 以 い 内 ない で 抜 ぬ き 出 だ して答えなさい。 2 な ぜ「 そ れ 」 は「 む ず か し い 」 の で す か。 「~ か ら 」 に つ な が るように、 文章 中から二十字 以 い 内 ない で 抜 ぬ き 出 だ して答えなさい。 問六 線 ④ 「そのことは、この地上の動物を見まわしてみればす ぐわかる」とありますが、どういうことがわかるのですか。文章 中の言葉を使って四十五字 以 い 内 ない で答えなさい。 問七 線 ⑤ 「もっとも 知 ち 恵 え のある 防 ぼう 衛 えい 法 ほう 」とありますが、 1 何 が、 「 知 ち 恵 え の あ る 防 ぼう 衛 えい 法 ほう 」 な の で す か。 文 章 中 か ら 五 字 で 抜 ぬ き 出 だ して答えなさい。 2 その「 知 ち 恵 え 」は、何のためにあるのですか。次の にあて はまる言葉を指定された字数で 抜 ぬ き 出 だ して答えなさい。 A 七 字 の き び し い 動 物 世 界 で の B 四 字 で、 生 き ぬ い ていくため。 問八 線 ⑥ 「どうだ、君たちも~どうだろう」とありますが、 逃 に げることが 恥 は ずかしいことと思われているのはなぜですか。その 理由が 述 の べられている一文を 探 さが し、はじめの五字を 抜 ぬ き 出 だ して答 えなさい。 問九 線「 あ の こ と わ ざ は、 じ つ に 奥 おく 深 ぶか い 真 理 を あ ら わ し て い る」とありますが、どのような真理を表していますか。 「 奥 おく 深 ぶか い」 と筆者が 述 の べている意図がわかるように、 文章 中の言葉を使って 六十五字 以 い 内 ない で答えなさい。
143 第 12 回 論説文⑵ 二つ 以 い 上 じょう の言葉が 結 む す びついて、それぞれのもとの意味とは 異 こと なる 特 とく 別 べつ な意味を表している言葉を 慣 かん 用 よう 句 く といいます。 例 ① 転んだときに、 口を切った 。 ② 学級会でいつも 口を切る のは 四 よつ 谷 や 君だ。 ① 実 じっ 際 さい に 口を切って 怪 け 我 が をしたことを表しています。 ② 「 最 さい 初 し よ に発言をする 」という意味で使われています。 ② の場合のように、 「口」 「切る」という二つの言葉のそれぞれの もとの意味をはなれ、 特 とく 別 べつ な意味を表すようになった言葉を 慣 かん 用 よう 句 く といいます。 慣 かん 用 よう 句 く に は、 体 の 一 部 を 表 す 言 葉 を 使 っ た も の や、 日 にち 常 じょう 生 活 に 関 かん 係 けい の深い道具や品物を使ったもの、また、身近な動・植物を使った ものなどいろいろあります。 ( 扌 シ リ ー ズ 4年 下 第 2 ~ 4回・ 漢 字 と こ と ば 5上 157~ 161ペ ー ジ 参 さん 照 しょう ) 《 覚 おぼ えておきたい 基 き 本 ほん 的 てき な 慣 かん 用 よう 句 く 》 鼻を明かす ( 周 まわ りの人を出しぬいて、あっと言わせる。 ) 鼻にかける (自分で自分のことを 自 じ 慢 まん する。 得 とく 意 い がる。 ) 鼻が高い (自分に 関 かん して 得 とく 意 い げにしているようす。 ) 鼻に 付 つ く (あきあきしていやになる。 ) 鼻であしらう (他人の 頼 たの みを 冷 れい 淡 たん な 態 たい 度 ど であつかう。 ) 鼻を 折 お る ( 恥 はじ をかかせる。 自 じ 慢 まん する気持ちをくじく。 ) 足が出る (予定 以 い 上 じょう の 出 し ゅっ 費 ぴ で 赤 あか 字 じ になる。 ) 足をひっぱる ︵ 他人の前進や 成 せい 功 こう のじゃまをする。 ) 足を 洗 あら う (よくない仕事をきっぱりやめる。 ) 足が 棒 ぼう になる (つかれてしまって足がこわばる。 ) 足が 付 つ く ( 逃 に げた者の 行 ゆく 方 え ・足取りがわかる。 ) 足元を見る (相手の弱点を見すかす。 ) 足が地に着かない (落ち着きがなくそわそわしている。 ) 足をのばす (遠くまででかけていく。 ) 足が速い (売れ行きがよい。食物などが 腐 くさ りやすい。 ) 足を運ぶ ( 頼 たの みごとなどのために、わざわざ 訪 たず ねていく。 ) あげ足を取る (人の言葉じりをとってからかう。 ) 二の足を 踏 ふ む (しりごみをする。行動をためらう。 ) 手を 焼 や く (手だてがなくて 困 こま る。もてあます。 ) 手を打つ (話し合いの決着をつける。 仲 なか 直 なお りする。 ) 手に 余 あま る (自分の力では 解 かい 決 けつ できない。 ) 手を切る (あまり 好 この ましくない人間 関 かん 係 けい をやめる。 ) 手が 届 と ど く (細かいところにまで注意がいきわたっている。 ) 手を引く (それまでしていたことをやめる。 )
慣
か ん用
よ う句
く鼻
足
手
144 抜 ぬ く (するべきことを 省 し ょう 略 りゃく し、いいかげんにやる。 ) (自分の力ではあつかうことができない。 ) ね (ぬ) く (何もしないで、ただ見ている。 ) (時間や 労 ろう 力 りょく が 必 ひつ 要 よう で、やっかいだ。 ) (どうすることもできない。 ) 出 で ない (自分の 能 のう 力 りょく ではどうにもできない。 ) 汗 あせ を 握 にぎ る ( 緊 きん 張 ちょう や 興 こう 奮 ふん でてのひらに 汗 あせ をかくほどはらはらする。 ) (あることをしながら、さらに新しいことを始める。 ) (相手の 計 けい 略 りゃく にひっかかる。 ) 余 あま る (あまりのひどさにだまっていられない。 ) ( 特 とく にかわいがってめんどうをみる。 ) ( 我 われ を 忘 わ す れるほど 好 す きである。見分ける力がない。 ) か ら 鱗 うろこ が 落 ち る ( ) 抜 ぬ ける (りこうで、 判 はん 断 だん や 理 り 解 かい がはやい。 ) 付 つ く (目立って見える。目立って、人の注意をひく。 ) 変 か える ( 欲 ほ しくてなりふりかまわず行動する。 ) (その方向に目を向けさせる。注意を向けさせる。 ) (おどろいて目を大きく見ひらく。 ) 痛 いた くない (かわいくてたまらない。 ) (
) 見 み 張 は る (おどろいて、目を大きく見ひらく。 ) (何かを見つけようと目を大きく見ひらく。 ) 白 しろ 黒 くろ させる (目をまわすほどおどろく。 ) 目を 奪 うば う (あることに注意をひきつけ、見とれさせる。 ) 目もくれない ( 無 む 視 し して、見ようともしない。 ) 目が 肥 こ える (ものの 価 か ち 値 を見分け、 評 ひょう 価 か する 能 のう 力 りょく がある。 ) 目が 利 き く (もののいい、悪いを見分ける力がある。 ) 目を 疑 うたが う (意外なことに出会い、自分の目が 信 し ん じられない。 ) 目も当てられない (あまりにひどく、まともに見られない。 ) 目が高い (すぐれたものを見分けるだけの力がある。 ) 目が回る ( 非 ひ 常 じょう にいそがしいようす。 ) 目と鼻の間 (二つの物の間の 距 きょ 離 り が 非 ひ 常 じょう に近い。 ) 目の 敵 かたき ( ) 目に 角 かど を立てる (おこってするどい目つきをする。 ) 口を 割 わ る (かくしていたことをしかたなしに話す。 ) 口を切る (多くの人のなかで 最 さい 初 し ょ に発言する。 ) 口をそろえる ( 複 ふく 数 す う の人が同時に同じことを言う。 ) 口がすべる (言ってはいけないことをうっかり言ってしまう。 ) 口が重い (口数が少なく、あまりしゃべらない。 ) 口が軽い (なんでもかるがるしくしゃべる。 ) 口を 挟 はさ む (自分の 関 かん 係 けい のない話にわりこむ。 ) 口をとがらす ( 不 ふ 満 まん な気持ちがあることを顔に出す。 ) 口をぬぐう (悪いことをしてもそしらぬ顔をする。 ) 口 くち 車 ぐるま に乗る (口先だけのうまい言葉にだまされる。 ) 口をすっぱくする ( 忠 ちゅう 告 こく ・注意を何度も 繰 く り返し言う。 ) 感 かん 情 じょう の こ も っ た 目 は、 言 葉 よ り も 強 く 相 手 に う っ た え られる。 な に か に つ け て 目 ざ わ り で、 に く ら し く、 や っ つ け て や ろ うと思う相手。
口
目
あ る こ と を き っ か け に 、 そ れ ま で わ か ら な か っ た こ と が わ か る ようになる。145 第 12 回 論説文⑵ 問 一 次 の 1~ 15の □ に あ て は ま る 言 葉 を 後 の 語 ご 群 ぐん か ら 記 号 で 選 えら び、 ( )内の意味を表す 慣 かん 用 よう 句 く を 完 かん 成 せい させなさい。 1 □を明かす( 周 まわ りの人を出しぬいて、あっと言わせる。 ) 2 □が出る (予定 以 い 上 じょう の 出 し ゅっ 費 ぴ で 赤 あか 字 じ になる。 ) 3 □を 巻 ま く(すばらしいことにひどく 感 かん 心 し ん する。 ) 4 □が立たない(相手が強くてとてもかなわない。 ) 5 □を 割 わ る(かくさないで心の中をすっかり打ち明ける。 ) 6 □ を 割 わ る ( か く し て い た こ と を し か た な し に 話 す 。白 はく 状 じょう す る 。) 7 □を長くする( 実 じつ 現 げん を今か 今か と 期 き 待 たい しながら 待 ま つ。 ) 8 □から火が出る( 恥 は ずかしくて 真 ま っ 赤 か になる。 ) 9 □を持つ(味方になって 援 えん 助 じょ する。 ) 10 □が 痛 いた む(あまりにつらくて苦しい。 ) 11 □を 折 お る( 途 と 中 ちゅう でじゃまをし、物事の流れを 途 と 切 ぎ れさす。 ) 12 □を 冷 ひ やす( 危 き 険 けん や 恐 おそ れを感じて、ぞっとする。 ) 13 □をまじえる(少人数で集まり、親しく話し合う。 ) 14 □をかじる( 独 どく 立 りつ して生活できず、親に 養 や し な ってもらう。 ) 15 □に 縒 よ りをかける(力や 技 ぎ 術 じゅつ を 示 し め そうと 張 は り切る。 ) ア 足 イ 顔 ウ 歯 エ 口 オ 腰 こ し カ 膝 ひざ キ 舌 し た ク 脛 す ね ケ 肩 かた コ 腕 うで サ 首 シ 胸 むね ス 鼻 セ 肝 きも ソ 腹 はら 問二 次の 1~ 5の 各 かく 組 くみ の□には、すべて同じ言葉が入ります。それ ぞれ漢字で答えなさい。 1 □にかける □が高い □につく □ で あしらう 2 □に 余 あま る □をかける □につく □ の色を 変 か える 3 □が 痛 いた い □を 貸 か す □を 傾 かたむ ける □にたこができる 4 □を打つ □に 余 あま る □を切る □をこまねく 5 □が広い □が売れる □をつぶす □に 泥 どろ を 塗 ぬ る 問 三 次 の 1~ 12の に あ て は ま る 言 葉 を 答 え、 ( ) 内 の 意 味 をもつ 慣 かん 用 よう 句 く を 完 かん 成 せい させなさい。 1 を 呑 の む( 驚 おどろ きや 緊 きん 張 ちょう などで、 一 いっ 瞬 し ゅん 、 呼 こ 吸 きゅう を止める。 ) 2 に乗る(思いどおりになっていい気になる。 ) 3 を投げる( 見 み 込 こ みがなく、あきらめて手を引く。 ) 4 に 流 す( 以 い 前 ぜん の 争 あらそ い ご と を な か っ た こ と に し て 咎 とが め な い 。) 5 木に を 接 つ ぐ( 筋 す じ 道 みち が通らないことのたとえ。 ) 6 をくくる(たいしたことはないと軽く見る。 ) 7 を上げる( 弱 よわ 音 ね をはいて、 降 こう 参 さん する。 ) 8 が 知 ら せ る( 何 と な く 前 も っ て 心 に 感 じ る 。予 よ 感 かん が す る 。) 9 を打つ(相手の話や意見に調子を合わせる。 ) 10 を売る (用事の 途 と 中 ちゅう でむだ話などして時間をつぶす。 ) 11 につく(仕事や 役 やく 柄 がら などが、 その人に 似 に 合 あ ってくる。 ) 12 が 置 お けない(親しい。 遠 えん 慮 りょ する 必 ひつ 要 よう がない。 ) 目 もく 標 ひょう 時 じ 間 かん 4分 ふん 目 もく 標 ひょう 時 じ 間 かん 4分 ふん 目 もく 標 ひょう 時 じ 間 かん 3分 ふん