• 検索結果がありません。

PISA調査、TIMSS調査の結果分析(中間まとめ)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "PISA調査、TIMSS調査の結果分析(中間まとめ)"

Copied!
19
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

○テキストの解釈、熟考・

 評価に課題がある。

○自由記述(論述)の設問

 に課題がある。

○テキストを理解・評価しながら読む力を高

 めること。

○テキストに基づいて自分の考えを書く力を

 高めること。

○様々な文章や資料を読む機会や、自分の

 意見を述べたり書いたりする機会を充実す

 ること。

○基礎的・基本的な計算 

技能、数についての感覚

などに課題がある。 

○解釈を要する設問、自

由記述形式の設問に課

題がある。

○基礎的・基本的な計算技能の定着や数量・

 図形などの基本的な意味の理解を確実に

 すること。

○数学的に解釈する力や表現する力の育成

 を目指した指導を充実すること。

○実生活と関連付けた指導の充実を図り、数

 学について有用性を実感する機会を持たせ

 ること。

○科学的な解釈や論述形

 

 式の設問に課題がある。

○日常生活と関連の深い

 設問に課題がある。

○科学的に解釈する力や表現する力の育成

 を目指した指導を充実すること。

○日常生活に見られる自然事象との関連や

 他教科等との関連を図った指導を充実する

 こと。

○学習意欲、学習習慣等

 に課題がある。

○実験・観察や実生活との関連を重視した指

 導、目標設定や評価の工夫などにより学習

 意欲を高める指導を充実すること。

○宿題や課題を適切に与えることや、学習ガ

 イダンスの充実等を通じて、学習習慣や学

 習規律を確立すること。

課  題

改善の方向

読解力

数学的リ

算数・

科学的リ

理科

質問紙調査

PISA調査、TIMSS調査の結果分析(中間まとめ)

(課題と改善の方向 主なポイント)

(2)

PISA調査、TIMSS調査の結果分析(中間まとめ)

(全体状況)

ペーパーテストの結果分析

PISAでは、全体的に上位層と下位層との得点のばらつきが広がって

おり、特に読解力では得点の経年比較で、中位層の生徒が下位層にシフトし

ている。ただし、二極分化とまでは言えない状況。

TIMSSでも、中学校数学では経年比較で上位層から中位層、下位層

にシフト。ただし、二極分化とまでは言えない状況。

PISA調査(読解力)の習熟度レベル別の生徒の割合 7.4% 11.6% 20.9% 27.2% 23.2% 9.7% 2.7% 7.3% 33.3% 28.8% 9.9% 18.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% レベル1未満 レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5 生 徒 の 割 合 2003年調査 2000年調査 TIMSS調査(中学校数学)得点分布別の生徒の割合 2% 10% 26% 38% 24% 2% 8% 24% 37% 29% 2% 7% 24% 38% 29% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 399点以下 400~474点 475~549点 550~624点 625点以上 生 徒 の 割 合 2003年調査 1999年調査 1995年調査

(3)

PISAの読解力について、正答率や無答率を基にして分析すると、全

般的に課題があるが、特に、読解プロセスにおいて「テキストの解釈 「熟

考・評価」に、出題形式において「自由記述(論述 」に課題がある。

熟考・評価:テキストに書かれていることと知識・考え方・経験等との結び付けが必要な問題 解釈:書かれた情報がどのような意味を持つかの理解・推論が必要な問題 情報の取り出し:テキストに書かれている情報を正確に取り出すことが必要な問題 自由記述:答えを導いた考え方や求め方、理由説明など、長めの語句で答える問題 求答:答えが問題のある部分に含まれており、短い語句で又は数値で答える問題 短答:短い語句又は数値で答える問題 PISA調査・読解力の読解のプロセス別に見た課題 14.3% 35.7% 0.0% 0.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 熟考・評価 解釈 情報の取り出し 解釈・情報の取り出し 正 答 率 が O E C D 平 均 よ り 5 % 以 上 低 い 問 題 数 の 割 合 PISA調査・読解力の出題形式別に見た課題 60.0% 0.0% 0.0% 25.0% 25.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 自由記述 多肢選択・複合 多肢選択 求答 短答 無 答 率 が O E C D 平 均 よ り 5 % 以 上 高 い 問 題 数 の 割 合

(4)

読解力について、今後の改善の方向性としては、各教科等を通じて、

次の方向での改善が必要。

①テキストを理解・評価しながら読む力を高めること

②テキストに基づいて自分の考えを書く力を高めること

③様々な文章や資料を読む機会や、自分の意見を述べたり書いたり

する機会を充実すること

(5)

算数・数学

、 (「

)、

PISAの数学的リテラシーでは 今回初めて調査した 数

量 領域

統計や確率( 不確実性」領域)では2位グループであり、他の領域に比べ

て得点が低い。特に 「量」では記述式の問題 「不確実性」では解釈が必

要な問題で課題がある。

自由記述:答えの求め方や考え方を説明する問題 求答:答えが問題のある部分に含まれる問題 短答:答えを求めるのに計算が必要な問題 再現:簡単な計算、見慣れた公式を使う問題 関連付け:計算や公式に加えて、問題の解釈が必要な問題 熟考:問題の解釈に加えて、結果の一般化や説明などが必要な問題 PISA調査・数学的リテラシー(「不確実性」領域)の数学的プロセス別に見た課題 20.0% 33.3% 33.3% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 再現 関連付け 熟考 正 答 率 が O E C D 平 均 よ り 低 い 問 題 数 の 割 合 PISA調査・数学的リテラシー(「量」領域)の出題形式別に見た課題 0.0% 18.8% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0% 20.0% 選択肢 記述式(自由記述・求答・短答) 正 答 率 が O E C D 平 均 よ り 低 い 問 題 数 の 割 合

(6)

TIMSSの数学では、同一問題について前回と比べて低下している。

公開問題について経年比較で低下している問題について見ると、基礎的・基

本的な計算の技能、数についての感覚などと関連の深い問題に課題。

小学校算数

問1(数:分数と等しい小数を見つける)

正答率

60%(前回65%)

中学校数学

問3(数:整数を分数でわる文章題を解く)

正答率

62%(前回70%)

算数・数学について、今後の改善の方向性としては、次の方向での

改善が必要。

①基礎的・基本的な計算技能の定着や数量・図形などの基本的な意味

の理解を確実にすること

②数学的に解釈する力や表現する力の育成を目指した指導を充実する

こと

③実生活と関連付けた指導の充実を図り、数学について有用性を実感

する機会を持たせること

(7)

理科・科学

PISAの科学的リテラシーについて、正答率を基にして分析すると、

全般的にOECD平均を上回っているが、科学のプロセスにおいて「科学

的証拠と結果の解釈 、出題形式において「論述形式」の低下が認められる。

現象の記述・説明・予測:適切な科学的知識を活用する力が必要な問題 科学的探究の理解:課題の認識、探求に必要な証拠の特定などが必要な問題 科学的証拠と結果の解釈:科学的な事柄を証拠として解釈することが必要な問題 求答形式:答えが問題のある部分に含まれる問題 論述形式:答えの求め方や考え方を説明する問題 PISA調査・科学的リテラシーの科学的プロセス別に見た課題 10.0% 28.6% 50.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 現象の記述・説明・予測 科学的探究の理解 科学的証拠と結果の解釈 正 答 率 が 前 回 に 比 較 し 5 % 以 上 下 が っ た 問 題 数 の 割 合 PISA調査・科学的リテラシーの出題形式別に見た課題 63.6% 0.0% 0.0% 100.0% 27.3% 0.0% 0.0% 50.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 選択肢形式 複合的選択肢形式 求答形式 論述形式 正答率が前回に比較 し下がった問題数の 割合 正答率が前回に比較 し5%以上下がった 問題数の割合

(8)

TIMSSの公開問題について国際平均値や同一問題との比較において

低い問題について見ると、日常生活と関連付けた設問で課題がある

小学校理科 問5(物理科学:ロウソクの消える様子) 正答率 51%(国際平均値66%) 小学校理科 問8(物理科学:積み木の重量) 正答率 66%(国際平均値72%、前回76%)

科学・理科について、今後の改善の方向性としては、次の方向での

改善が必要。

①科学的に解釈する力や表現する力の育成を目指した指導を充実する

こと

②日常生活に見られる自然事象との関連や他教科等との関連を図った

指導を充実すること

(9)

問題解決能力

PISAの問題解決能力では、他の分野と同様に得点のばらつきはOE

CD平均より大きいが、習熟度レベル別の生徒の割合では、上位層の生徒が

多く、下位層の生徒が少ない状況。

平均得点:547点(4位:1位グループ)

標準偏差:105

※ 問題解決能力とは、 「問題の状況が、①現実のものであり、②解決の道筋がすぐには明らかではなく、 ③1つのリテラシー領域内に限定されない場合に、問題に対処し解決する能力」 PISA2003調査(問題解決能力)の習熟度レベル別生徒の割合 9.9% 20.0% 34.5% 35.6% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% レベル1未満 レベル1 レベル2 レベル3 生 徒 の 割 合

(10)

質問紙調査の結果分析

PISAの生徒への質問紙調査では、数学への興味・関心や数学の勉強へ

の動機付けが高い子どもの割合は少ない。

(数学への興味・関心 【生徒質問紙】) (%) 数学についての本 数学の授業が楽し 数学を勉強してい 数 学 で 学 ぶ 内 容 国名 を読むのが好きで みである るのは楽しいから に興味がある ある である 日本 12.8 26.0 26.1 32.5 OECD平均 30.8 31.5 38.0 53.1 (数学の勉強への動機付け)【生徒質問紙】 (%) 将来就きたい仕事 将来の仕事の可能 自分にとって数学 こ れ か ら 数 学 で に役立ちそうだか 性を広げてくれる が重要な科目なの た く さ ん の こ と 国名 ら、数学はがんば から、数学は学び は、これから勉強 を 学 ん で 、 仕 事 る価値がある がいがある したいことに必要 に つ く 時 に 役 立 だからである てたい 日本 49.4 42.9 41.4 47.1 OECD平均 75.3 77.9 66.2 70.5 ※ 数学への興味・関心や動機付けの高い方が得点も高くなる傾向にある。

(11)

PISAの生徒への質問紙調査では、数学に自信のある子どもが少なく、

数学への不安が高い子どもが多い。

(数学への自信 【生徒質問紙】) (%) 数 学 は ま っ た 数 学 で は 良 い 数 学 は す ぐ わ 数 学 は 得 意 数 学 の 授 業 国名 く 得 意 で は な 成 績 を と っ て かる 科 目 の 一 つ で は ど ん な い いる だ と い つ も 難 し い 問 題 思う で も 理 解 で きる 日本 52.5 28.2 24.7 26.9 10.1 OECD平均 42.0 56.8 51.0 35.2 32.9 (数学への不安)【生徒質問紙】 (%) 数 学 の 授 業 に 数 学 の 宿 題 を 数 学 の 問 題 を 数 学 の 問 題 数 学 で ひ ど 国名 つ い て い け な や る と な る と や っ て い る と を解くとき、 い 成 績 を と い の で は な い と て も 気 が 重 いらいらする 手 も 足 も 出 る の で は な か と よ く 心 配 くなる な い と 感 じ い か と 心 配 になる る になる 日本 68.7 51.5 42.1 35.0 66.0 OECD平均 56.9 29.2 29.0 28.6 59.0 ※ 数学への不安は得点にあまり影響しない(得点が高い生徒も低い生徒も数学への不安を持 っている 。)

(12)

PISAの校長や生徒への質問紙調査では、生徒による授業妨害が少ない

など生徒に起因する学級雰囲気は良好である。また、生徒が静まるまで長い

時間待たなければならないと回答した割合が少ないなど、生徒が数学の授業

を受ける態度、姿勢も良好である。

(生徒に起因する学級雰囲気)【学校質問紙】 (%) 生 徒 の 欠 生 徒 に よ 生 徒 が 授 生 徒 に よ 生 徒 が ア ル 生 徒 が 他 の 国名 席 る 授 業 妨 業 を さ ぼ る 教 師 へ コ ー ル や 違 生 徒 を 脅 し 害 ること の 敬 意 が 法 な 薬 物 を た り い じ め 欠 け て い 使 用 す る こ た り す る こ ること と と 日本 39 13 23 32 1 7 OECD平均 48 40 30 22 10 15 ※ 「ある程度はある」あるいは「よくある」の回答の合計の割合 (生徒が数学の授業を受ける姿勢 【生徒質問紙】) (%) 生 徒 は 先 生 の 授 業 中 は 騒 先 生 は 、 生 徒 が 生 徒 は 、 勉 生 徒 は 、 授 国名 言 う こ と を 聞 が し く て 、 静 ま る ま で 長 い 強 が あ ま り 業 が 始 ま っ いていない 荒れている 時 間 待 た な け れ よ く で き な て も な か な ばならない い か 勉 強 に と り か か ら な い 日本 19.0 16.7 13.5 24.3 15.3 OECD平均 30.1 35.5 31.2 22.8 28.6 ※ 「いつもそうだ」あるいは「たいていそうだ」の回答の合計の割合

(13)

PISAの生徒への質問紙調査では、数学の授業で教師が生徒を支援す

る程度が低く、生徒と教師の関係が良好でない。

(教師の支援 【生徒質問紙】) (%) 先 生 は 生 徒 一 生 徒 が 助 け て 先 生 は 生 徒 の 先 生 は 、 生 先 生 は 、 意 国名 人 一 人 の 勉 強 欲しいときは、学 習 を 助 け て 徒 が わ か る 見 を 発 表 す に 関 心 を 持 っ 先 生 は 助 け て くれている ま で 何 度 で る 機 会 を 生 ている くれる も 教 え て く 徒 に 与 え て れる くれる 日本 48.9 61.5 72.4 49.1 46.0 OECD平均 56.7 64.5 71.3 60.7 57.9 ※ 「いつもそうだ」あるいは「たいていそうだ」の回答の合計の割合 (生徒と教師の関係 【生徒質問紙】) (%) 生 徒 は た い て 多くの先生は、た い て い の 先 助 け が 必 要 た い て い の 国名 い の 先 生 と う 生 徒 が 満 足 し 生 は 、 こ ち ら な と き は 、 先 生 は 、 私 ま く や っ て い て い る か に つ が い う べ き こ 先 生 が 助 け を 公 平 に 扱 る い て 関 心 が あ と を ち ゃ ん と てくれる ってくれる る 聞いている 日本 63.8 44.5 53.3 57.0 66.4 OECD平均 69.7 66.3 63.3 74.5 75.1 ※ 「全くそうだと思う」あるいは「そうだと思う」の回答の合計の割合

(14)

PISAの生徒への質問紙調査では、保護者の学歴や職業等が得点に与

える影響は諸外国に比べ小さい。

(保護者の学歴や職業等が得点に与える影響) (%) 国名 生徒の社会経済文化的背景と数学的リテラシー得点の関連の強さ (得点分散の説明率%) 日本 11.6 OECD平均 20.3 ※ OECD平均よりも有意に影響が小さい

(15)

TIMSSの児童生徒への質問紙調査では、勉強が楽しいと「強くそう思

う」児童生徒は前回より増えているが 「強くそう思う 「そう思う」児童生

徒の合計は諸外国の平均より少ない。また、勉強への積極性の強い児童生徒

は前回より増えているが、諸外国の平均より少ない。

(勉強への興味・関心 【児童生徒質問紙】) (%) 学校 教科 国名 勉強が楽しいと 勉 強 が 楽 し い 勉強が楽しいと「強くそ 「 」 「 」 」 「 」 段階 強くそう思う と そう思う う思う 及び そう思う と回答した生徒の割合 算数 日本 29(16) 36(56) 65(72) 小学校 国際平均値 50 28 78 理科 日本 45(38) 36(50) 81(88) 国際平均値 55 27 82 数学 日本 9( 6) 30(33) 39(39) 中学校 国際平均値 29 36 65 理科 日本 19( 8) 40(42) 59(50) 国際平均値 44 33 77 ※ ( )内の数字は前回調査のデータ (勉強への積極性 【生徒質問紙】) (%) 学校 教科 国名 高いレベル 中間層 低いレベル 段階 数学 日本 17( 9) 61(61) 22(29) 中学校 国際平均値 55 35 10 理科 日本 17(10) 56(60) 27(30) 国際平均値 57 31 12 ※ ( )内の数字は前回調査のデータ

(16)

TIMSSの児童生徒への質問紙調査では、勉強に対して自信のある児

童生徒は少なく、得意な教科だと思う児童生徒も少ない。

(勉強に対する自信 【児童生徒質問紙】) (%) 学校 教科 国名 高いレベル 中間層 低いレベル 段階 算数 日本 39 40 21 小学校 国際平均値 55 33 11 理科 日本 46 41 13 国際平均値 59 32 9 数学 日本 17 38 45 中学校 国際平均値 40 38 22 理科 日本 20 46 34 国際平均値 48 38 13 (得意な教科 【生徒質問紙】) (%) 学校 教科 国名 「得意な教科ではない という質問に対し」 、「全 段階 くそう思わない」及び「そう思わない」と回 答した生徒の割合 数学 日本 39(41) 中学校 国際平均値 54 理科 日本 49(47) 国際平均値 54 ※ ( )内の数字は前回調査のデータ

(17)

TIMSSの児童生徒への質問紙調査では、希望の職業につくために良

い成績を取ると思う生徒は少ない。

(希望の職業 【生徒質問紙】) (%) 学校 教科 国名 希望の職業につくために良い成績を取ると 段階 「強くそう思う」及び「そう思う」と回答し た生徒の割合 数学 日本 47(51) 中学校 国際平均値 73 理科 日本 39(42) 国際平均値 66 ※ ( )内の数字は前回調査のデータ

(18)

TIMSSの児童生徒への質問紙調査では、学校外での一日の時間の過ご

し方として、宿題をする時間、家の仕事(手伝い)をする時間が短く、テレ

ビやビデオを見る時間が長い。

(学校外での一日の時間の過ごし方 【生徒質問紙】) (時間/日) 、「 」 、「 」 。 ※ 調査対象国中 宿題をする 時間は最も短く テレビやビデオを見る 時間は最も長い 学校外での一日の時間の過ごし方(TIMSS2003・中学校2年) 1.0 2.7 0.6 1.7 1.9 1.3 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 宿題をする テレビやビデオを見る 家の仕事(手伝い)をする 一 日 当 た り の 平 均 時 間 日本 国際平均値

(19)

質問紙調査に対応した今後の改善の方向

①学習意欲の向上を図る

○観察・実験、算数・数学的活動など実生活と関連付けた指導の

充実

○学ぶ意義、自己の進路・希望する職業等との関連を意識させた

指導の充実

○一定の読書冊数や各種検定への取組など切磋琢磨するための具

体的な目標の設定

○学習発表会など学習の進捗状況や知識・技能等の獲得が目に見

えて実感できるような評価の工夫

②学習習慣・学習規律の確立を図る

○学び方や調べ方など学習方法に関するガイダンスの充実

○始業前や放課後などを活用した補充・発展的な学習の充実

○予習・復習の定着、宿題・課題を適切に与えること、家庭学習

の手引きの作成など、家庭学習の支援を充実

○学習と、学習以外の文化・スポーツ活動、遊びなどの活動との

メリハリ

参照

関連したドキュメント

(※2) SOGS (The South Oaks Gambling Screen)は、世界的に最も多く⽤いられているギャンブル依存の簡易スクリー

目について︑一九九四年︱二月二 0

 筆記試験は与えられた課題に対して、時間 内に回答 しなければなりません。時間内に答 え を出すことは働 くことと 同様です。 だから分からな い問題は後回しでもいいので

都調査において、稲わら等のバイオ燃焼については、検出された元素数が少なか

 学年進行による差異については「全てに出席」および「出席重視派」は数ポイント以内の変動で

(1)  研究課題に関して、 資料を収集し、 実験、 測定、 調査、 実践を行い、 分析する能力を身につけて いる.

(79) 不当廉売された調査対象貨物の輸入の事実の有無を調査するための調査対象貨物と比較す

環境管理棟の測定結果でも、全ベータとス トロンチウムの結果が大きく逆転している ことを確認。全ベータの数え落としの調査