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D MO CD-R/CD-RW DVD-R/RW Mac DVD+R/RW Win USB PC PC 2 Premiere Pro2.0

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「Adobe Premiere Pro 2.0」は映像編集ソフトです。 ビデオカメラで撮影してきた映像を取り込み、音声やナレーション、テロップを加えることで ひとつの映像作品を作っていくための機能がこのソフトに備わっています。

マニュアル

索引 ▼ 注意事項 P.02 ▽ はじめに P.02 ▼ 作業領域の作成 P.03 ▽ メディアセンターでの作業準備(Win) P.03 ▼ 機材の接続 P.04 ▽ DVカメラの接続 P.04 ▼ Premiereの作業手順 P.05 ▽ Premiere起動方法 P.05 ▽ プロジェクトの保存 P.06 ▽ 映像の取り込み P.07 ▼ Premiereの編集手順 P.08 ▽ 各ウィンドウの説明 P.08 ▽ 各ツールの説明 P.09 ▽ 編集作業の注意点 P.09 ▽ 編集作業の保存 P.09 ▼ Premiereの編集方法 P.10 ▽ Premiereの編集方法(トランジション) P.11 ▽ Premiereの編集方法(エフェクト) P.12 ▽ Premiereの編集方法(タイトル作成) P.14 ▽ Premiereの編集方法(仕上げ) P.15 ▽ レンダリングの説明 P.15 ▽ ブラックビデオの作成 P.15 ▼ Premiereの映像書き出し(録画)方法 P.16 ▽ DVテープへ書き出し P.16 ▽ VHS等デッキへ書き出し P.16 ▽ DVDへ書き出し(オートプレイDVD) P.17 ▼ Premiereの中断と再開方法 P.18 ▽ 編集の中断 P.18 ▽ 編集の再開 P.18

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▼ 注意事項 ▽ はじめに また、メディアセンターではデータを残すことができません。 そのため、パソコン利用終了時にデータを保存する必要があります。 以下のメディアが対応しているので、いずれかのメディアに保存してください。 メディアセンターでデータを保存する際、 正しい場所に保存しないと、再起動の際にデータが消えてしまいます。 必ず保存はマイコンピュータ内のボリュームDに保存してください。 *次ページに詳細の説明を載せております。 ●MO ●CD-R/CD-RW ●DVD-R/RW(Macのみ) ●DVD+R/RW(Winのみ) USBメモリや外付けハードディスクなどを持ち込んで作業する際は、 データファイルをメディアから直接開けるとPCとメディアに負担がかかり、 エラーがおこりやすくなります。 必ずデータは一度PCにコピーをしてから作業を初めてください。

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▼ 作業領域の作成 ▽ メディアセンターでの作業準備(Win) ダブルクリック Winでの作業準備の方法を紹介します。 1.デスクトップ上にデスクトップ上にある 「マイコンピュータ」のアイコンをダブルクリック。 2.ウィンドウが開いたら「ボリューム(D:)」を ダブルクリックする。 ダブルクリック 3.メニューバーから「ファイル」を選び、その中に ある、「新規作成」から「フォルダ」をクリックする。 クリック 4.「学籍番号_名前」を半角英数字で入力し 保存用のフォルダを作ります。 *これからの作業で作ったデータは すべてこのフォルダ内に保存してください。

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▼ 機材の接続 ▽ DVカメラの接続 DVカメラの端子とパソコンの接続端子とをFireWireケーブルで接続する(図1参照) アナログカメラ(デッキ)のRCA出力(または入出力)端子にRCA ケーブルを接続し、 もう一方をメディアコンバータの前面に有るRCA入力端子に接続する(図1参照) メディアコンバータの前面に有るDVI/O 端子にFireWireケーブルを接続し、 もう一方をパソコンのFireWIre端子に接続する(図1参照) 1. 2. ▽ アナログカメラ等の接続 *図1 DVカメラ アナログカメラ VHSデッキ メディアコンバータ Win 接続端子

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▼ Premiereの作業手順

▽ Premiere起動方法

まず、Premiereを起動させます。

デスクトップ画面に表示されている、スタートボタンをクリックし そこに登録されているソフトの中から、「Adobe Premiere Pro 2.0」 を選びクリックする。 クリック 1. Premiereが立ち上がると左のような画面が出るので 「新規プロジェクト」のボタンをクリックする。 *以前に作業をして、プロジェクトファイルを持っている人は 中央の「プロジェクトを開く」ボタンをクリックする。 2.

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▼ Premiereの作業手順 ▽ プロジェクトの保存 映像の設定と編集データの保存方法を設定します。 「使用可能なプリセット」の欄内にある「DV-NTSC」 フォルダをクリックし、その中に入っている 「Standard 48kHz」をクリックする。 *ワイドスクリーン(16:9)撮影時は、 「Widescreen 48kHz」を選択する。 1. この画面で、映像の形式の設定と編集データの保存先を決定します。 クリック クリック クリック クリック 「参照」ボタンをクリックし、マニュアル3ページ で作ったフォルダを選択し、「OK」をクリックする。 2. 「名前」のテキスト欄に、プロジェクト名を半角英 数字で記入し、「OK」をクリックする。 3. クリック メニューバー「編集」から「環境設定」→「メディア」。 「参照」ボタンをクリック、自身のフォルダを選択。 4. 「移動」か「削除」の選択を求められるので、いず れかををクリック。 5. メディアラボでPremiereを使用する際、毎回実施 してください。

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▼ Premiereの作業手順 ▽ 映像の取り込み 撮影してきたカメラのテープに入っている映像をPCに取り込みます。 機器の接続を確認し、カメラの電源をビデオモードに入れる。 1. 画面上部のメニューバーから「ファイル」を選択し、「キャプチャ」をクリックする。 2. 撮影済みテープをカメラにセットする。 3. *テープについている録画セーブをかけておきましょう。 デバイスコントロールを使い、取り込む始めの部分を表示させる。 4. デバイスコントロール 巻戻し 再生 早送り タイムコード欄内の「インを設定」をクリックする。 5. クリック クリック 5. デバイスコントロールを使い、取り込む終わり部分を表示させる。 6. タイムコード欄内の「アウトを設定」をクリックする。 7. 7. クリック 8. キャプチャ欄内の「インからアウト」をクリックする。 8. 5と7で設定した始めから終わりの映像までを自動的にPCに録画してくれる。 9. キャプチャしたクリップの保存ウィンドウが開かれるので、クリップ名を半角英数字で記入する。 10. 最後に「OK」をクリックすると、先ほど指定した映像がPCに取り込まれる。 11. 取り込む映像が複数の場合、4∼11を繰り返す。 12. クリック 11. クリック 13. 現在のテープ位置から丸ごと取り込む場合は「テープ」ボタンをクリック。 ※13. 適宜命名 ※

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▼ Premiereの編集手順 ▽ 各ウィンドウの説明 各ウィンドウの主要なものを説明します。 プロジェクトウィンドウ モニタウィンドウ 情報ウィンドウ タイムラインウィンドウ ツール ウィンドウ プロジェクトウィンドウ 情報ウィンドウ モニタウィンドウ タイムラインウィンドウ ツールウィンドウ 編集で使う映像ファイルや音声ファイルを読み込み、管理するウィンドウ 編集した映像の確認や、使用する場所を設定できるウィンドウ 選択したファイルの情報が表示され、確認できるウィンドウ 映像を時間軸に並べ、編集できるウィンドウ 使用するツールを選ぶことができるウィンドウ オーディオ メーター オーディオメーター オーディオレベルをチェックします。0を超えるとクリッピング(音割れ)します。 1 このバーで、タイムライン上の表示エリアを拡大・縮小・移動します。 2 ワークエリア(レンダリングや書出しの範囲)を指定します。 3 現在の再生ポイントを中心に、表示エリアを拡大・縮小します。 1 2 3

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▼ Premiereの編集手順 ▽ 各ツールの説明 各ツールの主要なものを説明します。 選択ツール トラック選択ツール レーザーツール タイムラインウィンドウ内のクリップを選択する 選択したクリップから後のクリップをすべて選択する (+Shiftキーで複数のトラックを選択できる) タイムラインウィンドウ内のクリップを任意の場所で切断する ▽ 編集作業の注意点 デバイス接続の際の注意点 映像の取り込みの際、また映像の書き出しの際に、DVカメラとパソコンをFireWieでつなげ作業を行いますが、 まれにうまく認識されないことがあります。その際は以下の方法を試してください。 1.メニューバーの「編集」→「環境設定」→「デバイスコントロール」を選択し デバイスコントロール欄内のデバイスという項目の横にある「オプション」というボタンを選択する。 出てきたウィンドウの「メーカー」のボタンを選択し、接続しているカメラのメーカーを選ぶ。 2.一度、Premiereを終了し、カメラを再接続する。 PC上でカメラを認識したのを確認した後、Premiereを再度立ち上げる。 ▽ 編集作業の保存 Premiereを長時間使用している何かの不都合により急に動かなくなってしまうことがあります。 いざという場合に備えて、必ず編集作業が進むたびに保存をするよう心がけてください。 1.通常の保存は、メニューバーの「ファイル」→「保存」 別の名前のファイルとして新しく作りたいならば、メニューバーの「ファイル」→「別名で保存」 同じファイルをもうひとつ作りたいならば、メニューバーの「ファイル」→「コピーを保存」 2.ショートカットキー「Ctrl+S」で通常の上書き保存ができるので、こまめに行うこと。 または、クリップの長さを調整する ▽ キーボードショートカット 編集時、頻繁に使用する操作のキーボードショートカットを紹介します。(半角英数モードでのみ使用可) 1.再生時ショートカット 「スペース」 =再生、ストップ 「J」=逆再生、 「K」=停止、 「L」=再生  (「J」と「L」は押すごとに速度を増します) 2.タイムライン上の移動

「Page Up」=前のカットへ 「Page Down」=後のカットへ

「Home」=シーケンスのアタマへ 「End」=シーケンスのオシリへ Ctrl + Alt を押しながら、クリップをドラッグ = クリップの順番を変更 3.クリップを右クリップ 「リップル削除」=削除して間を詰める 「有効」=チェックを外すと画面に映らない 「リンク解除」=映像と音のリンクを外す 「速度・デュレーション」=スピードや長さ、再生の方向を調整 3.その他 「Ctrl + S」=保存 「Ctrl + Z」=直前の操作を取り消す。

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▼ Premiereの編集方法 ▽ カット編集の説明 必要な部分を抜き出し、タイムラインに並べていくシンプルな編集方法です。 1 2 3 4 5 6 1 表示映像の設定 2 マークイン 3 マークアウト 4 1コマ戻す 5 再生 6 1コマ進む 1 2 1 ソースモニタ 2 プログラムモニタ 1. プロジェクトウィンドウから編集したい映像ファイルを選び、モニタウィンドウのソースモニタへドラッグする。 2. ソースモニタ下部にあるモニタコントローラーを使用して、表示したい映像の開始地点に移動する。 3 3 モニタコントローラー 3. マークインボタンをクリックする。 4. 再度モニタコントローラーを使用して、表示したい映像の終了地点に移動する。 5. マークアウトボタンをクリックする。 6. ソースの画面をクリックし、そのままタイムラインウィンドウのVideo1にドラッグする。 7. マークインした部分から、マークアウトした部分までの映像が抜き出されタイムラインウィンドウに入る。 8. 1∼7までの工程を繰り返し、映像を付け足していく。 ※ テープを丸ごとキャプチャした場合は、タイムラインに並べてから「レーザーツール」で切る方法もあります。 7 セーフマージン(テレフレ)表示 7 ※ ⑦のセーフマージンとは、テレビ表示可能領域の枠です。外側の枠から外れた部分はテレビで表示できない可能性が あります。ただしテレビの種類にもよりますし、プロジェクタなら全画面表示できます。

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▼ Premiereの編集方法(トランジション) ▽ トランジションを使用した場面転換の説明 画面と画面を転換させる際に使用するトランジションを説明します。 1. 転換させたい映像を、タイムラインにそれぞれ配置する。 2. トランジションの種類、始点、終点、時間を検討する。 3. 情報ウィンドウ上部にある「エフェクト」というタグをクリックする。 4. 「ビデオトランジション」フォルダの中にあるものから適宜選択。 5. タイムラインウィンドウの上に重なっている映像の境目にドラッグする。 (効果をかける場所は、「前カットのオシリ」「境目」「後カットのアタマ」から選択できます) 6. キーボードの「Enter」を押し、レンダリングをかけ、効果を確認する。 ▽ トランジションの調整 トランジションのタイミングや長さの調整を説明します。 A. タイムライン上で選択ツールを使用して直接調整する。 B. エフェクトコントロールウィンドウを開き、デュレーション(継続時間)やタイミングを調整する。

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▼ Premiereの編集方法(エフェクト) ▽ エフェクトの説明 映像の色調節や、効果を加えるときに使用します。 1. 前ページで使用したエフェクトウィンドウを開く。 2. 「ビデオエフェクト」内のフォルダを開き必要とするエフェクトをクリックし、ムービーにドラッグする。 3. ソースモニタ上部にあるエフェクトコントロールタグをクリックすると 右下図のようなウィンドウが現れるので、エフェクトの詳細を設定する。(後述) ▽ エフェクトの設定(キーフレーム) エフェクトの設定方法、主にキーフレームについて説明します。 キーフレームとは、エフェクトやアニメーションの転換点のことです。 例えば、A(エフェクト20%)、B(100%)、C(40%)の3つのキーフレームを作成したとします。↓下図。 時間(秒) エ フ ェ ク ト パ ー セ ン テ ー ジ ( % )

0

100

20

40

60

80

0

5

10

15

A

B

C

このように設定すると、まずエフェクトが20%かかった状態で始まり、 A-B間で20%→100%と変化し、B-C間で100%→40%と変化し、そのまま40%を保つ映像となります。 キーフレーム(転換ポイント)を打っておけば、ポイントとポイントの間は自動で計算してくれます。 次項では、設定画面を詳しく説明します。

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▼ Premiereの編集方法(エフェクト) ▽ エフェクトの設定(つづき) エフェクトの設定方法を詳細に説明します。 1. ソースモニタ上部にあるエフェクトコントロールタグをクリックする。 (エフェクトを加えていない状態でも、デフォルトで「モーション」と「不透明度」の項目が存在します) 2. 3. 対象となるクリップ名(①)を確認する。 クリップ全体に一定量のエフェクトをかけたいなら、そのままエフェクトの値を調整する。 1 クリップ名 2 エフェクトのオン/オフ切替 3 アニメーション(キーフレーム)のオン/オフ切替・・・キーフレームを打つ際、最初にオンにしておく必要があります。 4 5 リセットボタン 6 キーフレームの追加・削除・移動ボタン(左から、前のキーへ移動、キーの追加・削除、後ろのキーへ移動) 7 キーフレームマーク 1 2 3 4 5 6 7 現在の再生ポイント(再生ポイント上に存在するキーフレームの色が変わります) 4. エフェクトの値を順次変化させたいなら、時計状のアニメーションのオン/オフボタン(③)を押し、再生ポイン ト(④)を適宜移動して、キーフレームを打ち、始点を決める(⑥)。 その後、再生ポイントを移動し、エフェクト数値を調整する。(数値調整すると自動でキーフレームが追加されます) 6. 「Enter」を押してレンダリングする。複雑なエフェクトほど時間がかかります。 5. エフェクトをかけていない状態を確認するには、エフェクトのオン/オフ切替ボタン(②)をクリックし、一時的 にエフェクトを外してみる。

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▼ Premiereの編集方法(タイトル作成) ▽ タイトルの作成 画面にテロップや字幕スーパーなどの文字を入れることができます。 メニューバーの「タイトル」から「新規タイトル」→「静止タイトル」を選ぶ。 1. テキストツールを選択してタイトルを配置したい場所をクリックし、任意のタイトルを打ち込む。 2. 4. 1 2 3 4 5 1 選択ツール 2 横書き文字ツール 3 フォントの選択 4 文字の詳細設定 5 整列や画面中央への配置など、レイアウトを制御 見せたいイメージに合うようにフォントやスタイルなどを変更する。 3. 保存用にタイトルの名前をつける。 5. 完成すれば、タイトルウィンドウを閉じる。 6. プロジェクトウィンドウ内に名前をつけたタイトルの画像が自動的に読み込まれているので、映像と同じ要領でタイム ラインウィンドウに入れる。 6 7 ロール・クロールのオプション設定 ▽ ロール・クロールの作成 画面に縦に動く文字(ロール)や横に動く文字(クロール)を作成します。 メニューバーの「タイトル」から「新規タイトル」→「ロール(クロール)タイトル」を選ぶ。 1. テキストツールを選択してタイトルを配置したい場所をクリックし、任意のタイトルを打ち込む。 2. 4. 見せたいイメージに合うようにフォントやスタイルなどを変更する。 3. 保存用にタイトルの名前をつける。 5. ロール・クロールオプションボタン(⑦)をクリック。 6. タイミングの「開始スクリーン」と「終了スクリーン」にチェックを入れると、タイトルクリップのアタマからロール (クロール)が始まり、オシリで終了する設定になります。 (文字が出てくるタイミングは文字の配置位置に依存します) 7. 完成すれば、タイトルウィンドウを閉じる。 8. プロジェクトウィンドウ内に名前をつけたタイトルの画像が自動的に読み込まれているので、映像と同じ要領でタイム 7 6 背景に、再生ポイント上のビデオ表示 2. 背景にビデオ表示してシミュレートしたい場合はビデオ表示ボタン(⑥)をチェックする。 (隣の数値は映像のタイムコードです。表示させたい箇所まで移動が可能です)

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▼ Premiereの編集方法(静止画の活用) ▽ 用意する素材について 素材となる静止画のサイズは現行のビデオ標準規格に合わせてください。2007年7月現在では以下のサイズが主流です。 640×480(pixel)、解像度72dpi・・・・・スクウェアピクセル(ピクセル縦横比1:1)の場合。 720×480(pixel)、解像度72dpi・・・・・非正方形ピクセル(ピクセル縦横比0.9)の場合。 ※デジカメ写真やスキャン画像などの静止画はスクウェアピクセルです。 ※ビデオカメラからのキャプチ画像や、映像編集ソフトから書出した画像は非正方形ピクセルです。   ※現在主流のテレビの画面縦横比は4:3ですが、ワイド画面(16:9)も広がりつつあります。 ※一般にテレビに映すための映像は、一つ一つのピクセルが縦長になっています(そしてそれをテレビ側で補  正しています)。ですから、映像編集で静止画を扱う際は非正方形ピクセルタイプの素材を用意するべきです。  Photoshop(CS以降)では非正方形ピクセルで画像を扱えるようになっています。  ただし、Premiereではスクウェアピクセルの静止画でも自動調整する機能があります(完全ではないですが)。    また、レイヤー分けされたPhotoshopデータを「シーケンス」として読み込むと、それぞれのレイヤーが  ひとつずつトラックに分かれますので、オープニングタイトル等を制作する際に便利です。 ▽ 編集時に、静止画をパンしたり、拡大したい場合 上記のサイズより大きめの静止画を用意しましょう。 (ex1.上下にパンしたい場合) 例えば上下に動かしたい場合は、720×960の素材を用意し、Premiereに読み込んだ後、 エフェクトコントロール「モーション」で設定します。 拡大したい場合は、拡大後のサイズを考えて素材を用意します。 例えば、2倍に拡大したい場合は1440×960の素材が必要です。(720×480の画像を拡大すると画が荒れます) (ex2.拡大したい場合) ↑720×960の画像 ↑1440×960の画像

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▼ Premiereの編集方法(仕上げ) ▽ レンダリングの説明 エフェクトなどで効果をかけた際に、それらの効果を映像に適応させる処理を行わせます。 1. エフェクトをかけた箇所のプレビューインジゲーターが緑色から赤色に変わったのを確認する。 2. レンダリングしたい箇所にワークエリアバーをあわせる。 3. キーボードの「Enter」を押す。もしくは、メニューバーの「シーケンス」→「ワークエリアをレンダリング」 をクリックする。 1 2 1 2 プレビューインジゲーター ワークエリアバー *端の括弧になっている部分を選択し ドラッグすることで動かせる。 ▽ 仕上げ(シーケンスのネスト化・ブラックビデオの作成) 作品の始めと終わりに数秒間ブラックビデオを入れることで、作品としてきれいに仕上げる事が出来ます。 2. 同じく、「新規項目」→「ブラックビデオ」をクリックする。 3. プロジェクトウィンドウにブラックビデオが表示されるのでタイムラインに並べる。 (右クリック→「速度・デュレーション」で時間の調整が可能です) 5. 作品の後ろにも、ブラックビデオを配置。 6. 「Enter」を押し、レンダリングをかける。 1. プロジェクトウィンドウ内を右クリックし、「新規項目」→「シーケンス」。適宜命名。 4. 新規作成したシーケンスに、編集済みのシーケンスをドラッグして、ネスト化する。 (ネスト化とは、シーケンス内にシーケンスをつくり、入子構造にすることです) コンペ等にテープで出品する場合はアタマにカラーバーを入れておくとよいでしょう。 「カラーバー」30秒+「黒」10秒+「作品」+「黒」10秒等。メモも同封しておきましょう。 (コンペによってはフォーマットを規定している場合もありますのでよく確認してください) ※

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▼ Premiereの映像書き出し(録画)方法 ▽ DVテープへ書き出し 完成した映像データをDVテープへ自動的に書き出す方法です。 1. 映像の編集を終え、すべてレンダリングした状態で置いておく。 2. DVカメラをPCとつなげ、保存用のテープをセットする。 3. DVカメラPCがつながっているのを確認後 メニューバーの「ファイル」→「書き出し」→「テープへ書き出し」を選びクリックする。 4. 「テープへ書き出し」というウィンドウが表示されるので、「書き出し」をクリックする。 5. 自動的に、タイムラインウィンドウで編集した内容をテープへ書き出してくれる。 6. 書き出し完了後、DVカメラで再生確認してください。 DVカメラとPCがうまく接続されていない場合、テープへ書き出しのメニューが表示されない場合があります。 その際は、9ページに記入している「編集作業の注意点」を読み、PCとDVカメラを再接続させて行ってください。 ▽ VHSなどのデッキへ書き出し 手動でデッキに録画します。 1. 映像の編集を終え、すべてレンダリングした状態で置いておく。 2. デッキとPCを接続。 アナログ=メディアコンバータと3色ケーブル デジタル=iLink(4ピン)ケーブル 5. Premiere上で再生した映像・音声を、デッキに接続したTVで確認する。 6. デッキの録画ボタンを押す。 7. PremiereでEnterキーを押し、再生を始める。 8. 再生が終了したら、デッキの停止ボタンを押す。 9. 書き出し完了後、きちんと録画されているか確認する。 ※ デジタル接続できるデッキを使用する場合は、Premiereの「テープへ書き出し」を実行したほうが安定します。 3. メニューバーから「プロジェクト」→「プロジェクト設定」→「一般」で設定画面を出し、「再生設定」をクリックする。 4. リアルタイム再生の「外部オーディオデバイス」チェックボックスを選択する。 (この設定で、音声信号がデッキに流れるようになります)

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▼ Premiereの映像書き出し(録画)方法 ▽ DVDへ書き出し(オートプレイDVD) 完成した映像データをDVDムービーとしてDVDに書き出す方法です。 オートプレイDVDのためメニューなどはありません。 1. 映像の編集を終え、すべてレンダリングした状態で置いておく。 メニューバーのウィンドウから「DVDレイアウト」を選択する。 3. DVDレイアウトウィンドウが表示されるので「テンプレートを変更」を選択する。 4. 「オートプレイDVD(メニューなし)」にチェックを入れ「OK」を押す。 5. 画面が戻るので、「DVDへ書き込み」を選択する。 6. 2. 空のDVDをPCに入れる。 書き込み先の「ディスク」にチェックを入れ「ディスク名」に任意のディスクタイトルを記入し「書き込み」を押す。 7. 8. 書き出し完了後、映像が再生できるか確認をする。 *補足 DVDへ書き出し(メニュー付きDVD) 完成した映像データをDVDムービーとしてDVDに書き出す方法です。 通常のDVDムービーと同様にメニューをつけ、チャプターごとに再生が可能になります。 1. 映像の編集を終え、すべてレンダリングした状態で置いておく。 2. 空のDVDをPCに入れる。 タイムラインウィンドウにDVDマーカーを設定し、チャプターやメニューごとに区分ける。 3. メニューバーのウィンドウから「DVDレイアウト」を選択する。 DVDレイアウトウィンドウが表示されるので「テンプレートを変更」を選択する。 4. 5. 6. 7. 8. 「DVDテンプレートを使用(メニューあり)」にチェックを入れテンプレートを選び「OK」を押す。 画面が戻るので、「DVDへ書き込み」を選択する。 書き込み先の「ディスク」にチェックを入れ「ディスク名」に任意のディスクタイトルを記入し「書き込み」を押す。 書き出し完了後、映像が再生できるか確認をする。 9.

(19)

▼ Premiereの中断と再開方法 ▽ 編集の中断 映像編集が途中の場合、持参したメディアやDVテープに一時保存しなければいけません。 下記に注意点などを記載します。 1. DVテープ 16ページに記載した方法で、テープに書き出します。 テープに書き出した映像データはその後に編集することが出来ません。 たとえば、文字やBGMを挿入したら書き出し後の変更が出来なくなるので 書き出しをする際に十分注意してください。 2. DVD / CD-R / 外付けハードディスクなど DVDやCD-Rはスタートのプログラム内にある、「Roxio」を選びPremiereデータを保存し書き込みます。 外付けハードディスクなどは、マイコンピュータからドライブを選択し、データを入れてください データは必ず、使用した映像データ(.avi)とプログラムデータ(.prproj)の両方をすべて入れてください。 データが欠けていると、次回作業時に不具合が起こります。 ▽ 編集の再開 中断した状態から映像編集を行う方法をと注意点を記載します。 必ず、再度自分用のフォルダを作ったうえで、作業を行ってください。 1. DVテープ Premiereを起動し、新規プロジェクトを作る。 中断した際に書き出したDVテープをキャプチャで取り込み、その続きから編集を行う。 2. DVD / CD-R / 外付けハードディスクなど 使用したデータをすべて作業用フォルダにコピーする。 Premiereを起動し、「プロジェクトを開く」を選択し、前回作成したプロジェクトを開き、編集を行う。

参照

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