• 検索結果がありません。

2. 県別の生産能力や売上の回復状況 3 県の全体では 生産能力が 8 割以上回復した業者は 4 売上が 8 割以上回復した業者は 2 生産能力が 8 割以上回復した業者は 岩手県では 5 宮城県 4 福島県 2 一方 売上が 8 割以上回復した業者は 岩手県では 4 宮城県 3 福島県 生産能力の

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2. 県別の生産能力や売上の回復状況 3 県の全体では 生産能力が 8 割以上回復した業者は 4 売上が 8 割以上回復した業者は 2 生産能力が 8 割以上回復した業者は 岩手県では 5 宮城県 4 福島県 2 一方 売上が 8 割以上回復した業者は 岩手県では 4 宮城県 3 福島県 生産能力の"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

水産加工業における東日本大震災からの

復興状況アンケート結果

水産庁

全国水産加工業協同組合連合会

1.アンケート対象

 岩手県・宮城県・福島県の水産加工業における東日本大震災からの復興状況

を調査するため、平成26年2月28日~3月12日の13日間において当該3県の全

国水産加工業協同組合連合会所属組合員、673企業に対しアンケート調査実

施。回収率は、全体で34%(231企業)であった。

 調査結果の概要は以下のとおり。

別添

(1)県別

(2)経営規模(資本金)

(4)売上金額

17%

46%

38%

岩手県 宮城県 福島県 37件 84件 103件

13%

5%

13%

14%

46%

7%

1%

個人事業主 300万円未満 300万~ 500万円未満 500万~ 1千万円未満 1千万円~ 5千万円未満 5千万円~ 1億円未満 1億円以上

4%

13%

27%

35%

18%

3%

20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上

7%

8%

5%

13%

33%

12%

19%

1%

1千万円未満 1千万円~ 3千万円未満 3千万円~ 5千万円未満 5千万円~ 1億円未満 1億円~ 5憶円未満 5億~ 10億円未満 10億~ 50億円未満 50億円~ 100億円未満 100億円以上

(3)経営者の年齢

(2)

- 1 -2.県別の生産能力や売上の回復状況

○ 3県の全体では、生産能力が8割以上回復した業者は、41%、売上が8割以

上回復した業者は、28%

○ 生産能力が8割以上回復した業者は、岩手県では57%、宮城県49%、福島県

24%

○ 一方、売上が8割以上回復した業者は、岩手県では44%、宮城県36%、福島

県10%

18% 3% 3% 9% 6% 2% 0% 3% 6% 1% 0% 3% 1% 2% 3% 2% 5% 6% 3% 5% 5% 5% 0% 4% 14% 7% 5% 10% 10% 11% 8% 10% 11% 15% 22% 14% 11% 15% 19% 14% 11% 21% 24% 18% 2% 13% 14% 9% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 福島県(84件) 宮城県(103件) 岩手県(37件) 全体(224件)

生産能力の復旧状況

全く回復していない 10%未満 10%以上20%未満 20%以上30%未満 30%以上40%未満 40%以上50%未満 50%以上60%未満 60%以上70%未満 70%以上80%未満 80%以上90%未満 90%以上100%未満 100%以上 49% 41% 16% 3% 6% 13% 1% 3% 6% 4% 2% 0% 2% 6% 5% 3% 5% 5% 5% 5% 5% 13% 9% 5% 10% 8% 8% 3% 7% 13% 14% 14% 14% 11% 22% 22% 18% 2% 21% 22% 14% 2% 7% 11% 6% 6% 8% 11% 8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 福島県(84件) 宮城県(103件) 岩手県(37件) 全体(224件)

売上の回復状況

売上がない 10%未満 10%以上20%未満 20%以上30%未満 30%以上40%未満 40%以上50%未満 50%以上60%未満 60%以上70%未満 70%以上80%未満 80%以上90%未満 90%以上100%未満 100%以上 28% 24% 57% 10% 36% 44%

(3)

- 2 -3.規模(資本金)別の生産能力や売上の回復状況

○ 3県の全体では、生産能力が8割以上回復した業者は、41%、売上が8割以

上回復した業者は、28%

○ 生産能力が8割以上回復した業者は、資本金5千万円以上だと50%、1千~5

千万円で51%、1千万円以下で29%

○ 一方、売上が8割以上回復した業者は、資本金5千万円以上だと39%、1千~

5千万円で36%、1千万円以下で18%

4.復興における問題点

○ 復興における問題点は、販路確保・風評被害が31%を占める。

○ 人材不足も大きな問題

15% 3% 6% 9% 4% 2% 6% 3% 6% 3% 2% 1% 6% 2% 4% 7% 5% 7% 2% 4% 12% 8% 6% 10% 6% 13% 17% 10% 15% 15% 11% 14% 11% 15% 28% 14% 14% 20% 22% 18% 4% 16% 9% 0% 20% 40% 60% 80% 100%

生産能力の回復状況

全く回復していない 10%未満 10%以上20%未満 20%以上30%未満 30%以上40%未満 40%以上50%未満 50%以上60%未満 60%以上70%未満 70%以上80%未満 80%以上90%未満 90%以上100%未満 100%以上 41% 12% 2% 6% 10% 3% 6% 3% 2% 2% 6% 3% 11% 5% 4% 5% 11% 5% 13% 8% 6% 10% 8% 7% 6% 7% 14% 16% 14% 13% 20% 28% 18% 7% 17% 39% 14% 4% 9% 6% 7% 10% 8% 0% 20% 40% 60% 80% 100%

売上の回復状況

売上がない 10%未満 10%以上20%未満 20%以上30%未満 30%以上40%未満 40%以上50%未満 50%以上60%未満 60%以上70%未満 70%以上80%未満 80%以上90%未満 90%以上100%未満 100%以上 28% 17% 12% 6% 13% 15% 27% 38% 25% 21% 17% 13% 18% 36% 28% 28% 31% 8% 12% 12% 11% 1% 4% 2% 3% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 福島県(84件) 宮城県(103件) 岩手県(37件) 全体(224件)

復興に係る問題点

施設の復旧 人材の確保 原材料の確保 販路確保・風評被 害 運転資金の確保 その他 50% 51% 18% 36% 18%

(4)

- 3 -(参考) (自由回答) 地域 塩竈市 塩竈市 石巻市 石巻市 石巻市 石巻市 石巻市 気仙沼市 気仙沼市 大船渡市 失った販路を戻すには、容易ではなく、たとえ風評被害が解消した上で努力し ても届かないものがある。 内容 1年目が特に風評被害の影響により落ち込んだが、現在は、関西地区を除い て大分戻ってきた。関西地区については、現在も風評被害を理由に他産地の 商品に切り替えられており、ある程度期間が経過した今となっては、そこへまた 割り込んで宮城の商品へ切り替えてもらう自体、風評被害が解消されたとして も難しいと考えられる。 震災後出荷できない際に代替として入った他のメーカー商品が、放射能の風評 被害の影響もあって復活しても当社商品に切り替わらない。バイヤーからは、 風評被害を理由に断られているが、他産地の商品が定着していると考えられる ため、風評被害が解消されたとしても震災前と同じ販路の復活は、厳しい。 震災当初あった風評被害も、イカ塩辛製造がメインの当社にとっては、現在ほ とんど無い。売り上げ規模も生産能力に見合ったものとなっている。ただ、原料 イカの不足、価格高騰の影響から今後の原料確保に不安がある。 加工場の建設が遅れており、生鮮出荷のみの販売となっている。震災当初あっ た風評被害もある程度終息したと思われる。加工製品の出荷がストップして3 年たっており、他産地の商品に切り替えられ、そこへまた同様の商品で割り込 んで販売することは難しく、新商品の開発が重要と考えている。 震災でストップした際に、他産地の商品に切り替えられ、そこへまた割り込んで 自社製品へ切り替えしてもらうということは、ほぼ風評被害が解消されている現 在でも、非常に難しい。

販路開拓に関するヒアリング結果

震災後1ヶ月出荷できない際に代替として入った他のメーカー商品が、放射能 の風評被害の影響もあって復活しても当社商品に切り替わらない。風評被害が 解消されたとしても震災前と同じ販路の復活は、この3年で厳しいことがわかっ た。 既存商品を既存顧客に売ろうと思っても無理。風評被害が解消されても震災前 に戻ることはないだろうし、戻ろうとも思わない。 売り上げが上がらない理由として、風評被害の影響もあるが、休業期間が長期 に渡った為に商品の消費動向の変化に対する対応についていけない現状があ る。 震災及び風評被害等により、他産地の商品に切り替えられ、会社が復旧し稼 働するようになっても、そこへまた割り込んで宮城の商品へ切り替えるというこ とは、風評被害が解消されたとしても、とてもむずかしい問題点。

(5)

- 4 -(自由回答) 地域名 内  容 釜石市 県の事業でトヨタの指導による生産方式「カイゼン」の考え方を導入し、生産量を時間当たり で計画、作業員の目につく場に示した。その結果、生産の遅れ・進みが管理され、早い段階 で軌道修正が行えるようになった。導入指導が始まった昨年4月と比較し、同年11月、12月 の一人あたりの生産性は、「約30%」も向上した。 釜石市 業績を回復できたのは、震災前から取り組む消費者向け通販事業が大きく伸張したこと、同 事業が宣伝効果をもたらし小売業者や中食企業からの商品オファーが増えたことによる。 釜石市 県の事業でトヨタの指導による生産方式「カイゼン」の考え方を導入し、生産目標に対し、機 械と人間で最大限に効果が出せる適正人数を算出できるようになった。充填ラインでは、一 人あたりの生産性を20%上げており、製品歩留まりも上がった。 気仙沼市 震災により、主商品の落ち込みが激しい中、展示会で出会った異業種の業者とのコラボレー ションで開発した新商品にて、新規取引先が増え売上に繋がっている。 いわき市 震災以前は、下請けが主であり、震災以降は、小売店舗を立ち上げた事により、売上は上 がった。(下請け時は、商品を製造し、加工賃のみの計上であった為。) また、震災以前は、各卸売市場との取引額が全体の3分の1程あったが、現在は、ほぼ0に なっている。しかし、新規での取引先が増えてきている。(物産展、商談会等で獲得) 気仙沼市 震災前は、卸売の方が多く、末端販売は少なかったが、震災復興応援にて、末端の消費者 の方が、お店に訪れた際に商品を買って頂き、そのお客様がリピーターとして、商品を買い 続けていただいているので、売上増に繋がっている。 現在は、卸売が半分、末端販売が半分の割合に変化している。その他、震災前には行わな かったこととして、購入のお客様にDMをするようにしている点と包装紙のリニューアルを行っ た。 釜石市 震災復興応援にて、テレビ報道にてネームバリューがあったこともあって、販路が広がったこ とが、売上増につながっている。 その他には、新商品開発にも力を入れ、お客様にとって良い商品を心がけている。 宮古市 大槌に在庫していた原料や半製品(1億円相当)は津波被害で全損したが、工場(現在は新 工場が今年2月完成)は津波被害を受けなかったため、すぐに残った原料で生産を再開で き、HACCP対応の生協主体販売で売り場も早期復旧した。また、ホームページやブログ、メ ディアで取り上げてもらい被災地の今を発信し続けた、結果、それを見た方などの「つて」で 被災地産品を仕入れたいという新規顧客が付き売上額が伸びた。 石巻市 震災年の6月には塩釜の工場を借り、北海道から原料を調達して生産を再開。同年11月に はカット野菜工場を買い上げて石巻に戻り生産開始。翌年10月には新工場で生産開始し た。同じように復旧した先でも規模的に少量しか対応できる工場しかなかったことで、同社は 大口注文(千ケース単位)を受けることができたため品質安定が見込め荷受け筋から注文 が殺到。早期に人材確保し大口生産可能になったことで他社の注文分も取り込んだ結果で ある。実際、新規取引先は無く既存先からの注文が震災前より多くなり売り上げが伸びた。 現在は石巻で2工場稼働中である。

被災地の販売に係る成功事例

参照

関連したドキュメント

全国 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県

 在籍者 101 名の内 89 名が回答し、回収 率は 88%となりました。各事業所の内訳 は、生駒事業所では在籍者 24 名の内 18 名 が回答し、高の原事業所では在籍者

 そして,我が国の通説は,租税回避を上記 のとおり定義した上で,租税回避がなされた

1回49000円(2回まで) ①昭和56年5月31日以前に建築に着手し た賃貸マンション.

宝塚市内の NPO 法人数は 2018 年度末で 116 団体、人口 1

さらに、93 部門産業連関表を使って、財ごとに、①県際流通財(移出率 50%以上、移 入率 50%以上) 、②高度移出財(移出率 50%以上、移入率

本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費

本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費