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東京工業大学自動車部

OB 会・自動車部

OB 会長就任の挨拶

OB 会新会長 疋田 巧(昭和 37 年化学卒) 皆さん、こんにちは、先年の総会で4代目会長を拝命しました疋田です。ご承知のように、自動 車部は、昭和6 年のモーター研究会の創設から数えて 75 年の歴史を持っています。OB 会も、昭和 34 年の発足以来既に 50 年近くなります。初代中田先生、2代水野先生、3代大島先輩と名会長が 続いた後を引き継ぐわけで、たいへん負担に感じています。 設立当初のOB 会は、先輩と後輩そして学生部員との間に従来よりも一層緊密な連絡ができるよ うにして行きたいとの目的で、発足時の会員数は140 名弱、会則は7条と至って簡単なものでした。 OB 会ドライブを恒例化するなど会員相互の親睦的な色彩が強かった時代でした。 その後、平成14 年の総会で就任された水野俊彦会長が会の近代化・合理化を図り、総会、OB 会 ドライブなど会員の親睦だけに止まらず、現役への援助、各種の懇親会・講演会の開催など盛り沢 山の行事を実行して来ました。プロトスの編集・発行、名簿の改訂・配布方法などの情報の伝達方 式についても、総会に加えて、役員、幹事、学内幹事に役割分担するなど組織的な運営手段で行わ れるようになっています。 平成16 年の総会で就任された大島巌会長の指揮の下に、昭和 34 年以来の会則を改正、会の目的・ 活動を明文化し、これを達成するための総会、役員会(会長・副会長・幹事・学内幹事)体制を成 文化しました。加えて、名誉会長、顧問を設けることでOB 会の一層の発展を図っています。 毎年恒例の行事に加え、特別プロジェクトとして、柏号の再生プロジェクト、75 周年記念誌発行 プロジェクトが実施されました。柏号の再生は現役部員により継続的に実施されてきましたが、OB 会としても正式なプロジェクトとして取り上げ、平成13 年 8 月に行われた「柏号を乗鞍へ」でその ピークを迎えました。75 周年記念誌発行プロジェクトは平成 16 年より正式に開始され、昨年発刊 されたことは皆様よくご承知のことでしょう。さらに最近、第2回欧州遠征で使用されたスバルの 再生プロジェクトを開始しつつあります。 皆様方におかれましても、進行中のプロジェクトに参加頂きたくお願い申し上げます。さらに、 新規のプロジェクト等のアイデアを頂ければ実行の方向で前向きに努力して行くつもりです。 私個人としては、古い体質に懐かしさを覚えますが、OB 会のますますの発展を目指して、皆様の 活動を支える縁の下役を引き受けたいと思います。なにもしないまま、既に任期の半分が過ぎてし まいました。よろしくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

2006

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目次

OB 会長就任の挨拶 OB 会新会長 疋田 巧(昭和 37 年化学卒) 目次 75 周年記念誌発刊祝賀会 疋田 巧(昭和 37 年化学卒) 記念講演 エネルギーと環境 東京工業大学大学院 教授 岡崎 健 75 周年誌 誤記訂正 「柏」エンジンの整備記録 OB 会名誉会長 水野俊彦 現役自動車部の現状 OB 会学内幹事 佐藤 直(平成 13 年地惑入) ファイター寄贈 平成18 年度 OB 会ドライブ報告 澁谷庄平(昭和 32 年金属卒) 平成19 年度 事業計画提案 OB 会顧問 大島 巖(昭和 33 年化工卒) 自由投稿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 北海道ドライブ旅行 2,500 キロ 岩崎光彦(昭和 37 年化工卒) 自動車に引っぱられた私の人生 川村隆宏(昭和 37 年化工卒) 訃報 故 松本泉様を偲んで 藤本正夫(昭和 28 年旧制機械卒) 連絡事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名簿の整理について御願い等 OB 会顧問 大島 巖(昭和 33 年化工卒) 自動車部OB 会費納入の御願い OB 会会計 名簿記載事項 変更届 行事案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ OB 会総会 ゴルフコンペ OB 会ドライブ ・・1 ・・2 ・・3 ・・4 ・・5 ・・6 ・・7 ・・7 ・・8 ・・8 ・・9 ・12 ・13 ・13 ・14 ・14 ・15 ・16 75周年記念誌発刊祝賀会

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75周年記念誌発刊祝賀会

疋田 巧(昭和37 年化学卒) 我が自動車部が創立75 周年を迎えるにあたり、水野名誉会長のご発意により、OB 会役員間で種々検討の うえ、2004 年の総会に提案し、了承の上、75 周年記念誌の発刊に向けて動き出した。いくつかのバリアー はあったが幸運にも恵まれ先日無事完成し、OB 会諸氏並びに関係者、機関に配布の上、発刊記念祝賀会、 特別記念講演会を開催した。以下、簡単に記念祝賀会の様子を報告する。 記念会は、平成18 年 10 月 21 日(土)午後 1 時より百年記念館5階フェライト会議室にて、ほぼ満員、 約70 名の出席者のもと、大島前会長の総合司会で、以下のように執り行われた。 13:00∼13:05 開会の挨拶(大島前会長) ・開会の宣言 ・本日の予定(セレモニー、岡崎教授の講演、懇親会) ・記念誌発刊までの経過説明、記念会の趣旨等の説明 ・編集委員等の紹介 ・記念誌の構成 ・記念誌に関わる会計報告:118 万 5000 円(匿名の高額な寄付あり) 13:06∼13:15 水野名誉会長の挨拶、 ・昭和6 年モー研創立から 75 年を記念してその記録を残したいと考え提案した ・自主的に考え実行する力、チャレンジ精神は自動車部の神髄であり、これは大学における教育そのもの である、これを後輩に伝えたい、これが記念誌である ・もの作りの実践、これが特に最近の学生にかけているように思う ・成果品に対する感謝 13:16∼13:28 三木副学長(教育担当)の祝辞 ・大学教育での部活動の重要性と大学によるサポート ・部活による大学の宣伝として柏を動かしてほしい ・もの作り教育支援センターの設立の理念は自動車部が実践してきたことと同じ ・自動車部OB の学会、産業界での活躍(タイにおける大学院の創設に関連して) 13:28∼13:34 益子部長から部活動に関する報告 ・現役への支援に対する基本的な考え方 ・自動車部の学内での立場は必ずしも良くないが、最近流行りだしたもの作りの元祖としての功績大 ・法人化により大学の運営を法に則りやる必要がある、少し窮屈ではあるが学生の訓練として良い経験 13:35∼13:43 疋田による編集の経過報告と関わった人々の紹介とお礼 ・資料の提供に感謝 ・著者(100 名以上)への感謝、特に年代をまたがる年表、部車の履歴の作成に対する感謝 ・最終仕上げ編集、CD作成への感謝 ・縁の下の力持ちへの感謝(プロトスの重要性、裏方の力) 13:44 から.約1時間特別記念講演「エネルギーと環境問題」(東工大機械工学科教授 岡崎 健氏) ・73 枚のスライドによる膨大な資料を用いた最新の「エネルギーと環境に関する基本的な考え方」を水素 ガスや燃料電池の利用を例に分かり易く解説 1.水素エネルギー社会への期待 2.水素はクリーンエネルギーか? 3.水素社会への現実的な中間シナリオ 4.水素燃料電池自動車と水素供給ステーション 5.水素利用分散エネルギー・システム 6.二酸化炭素隔離型水素タービン発電所 7.水素エネルギー社会への展望 ・詳細は次項の講演内容の抄禄「エネルギーと環境(地球温暖化対策の最近の動向と将来展望)」を参照 14:50∼15:00 活発な質疑応答のあと、岡崎教授に感謝しながら講演会終了。集合写真の撮影で記念会終了 懇親会 続いて、スロープ下の生協食堂で懇親会を23 年卒の安藤先輩のご発声で開催、現役からの現状報告、OB 諸氏の思い出話に花を咲かせた。岡崎教授も最後まで参加頂き、たいへん盛り上がった懇親会であった。

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講演内容 抄録 東京工業大学自動車部OB会、創立75周年記念誌発刊記念祝賀会 東京工業大学 百年記念館フェライト会議室 2006年10月21日(土)

エネルギーと環境

(地球温暖化対策の最近の動向と将来展望)

東京工業大学大学院理工学研究科

機械制御システム専攻 教授

岡崎 健

1.水素エネルギー社会への期待 水素エネルギー社会への大きな期待は,地球環境 保全(地球温暖化防止)と脱化石燃料からの強い要 請によるものにほかならない。したがって,水素エ ネルギー利用技術開発は,排ガスがクリーンという 一面のきれいごとではなく,長期的にみたときに実 質的(正味,量的)にこれらの要請に応えられる現 実的なシナリオが描けるものでなくてはならない。 2.水素はクリーンエネルギーか? 「水素は燃えて水になるだけだから究極のクリー ンエネルギーである」という人がいる。「水素あり き」から考えればこれは真実である(ローカル・ク リーン)。しかし,水素は,石油,天然ガス,石炭 のような一次エネルギー源ではなく,何かしらの加 工(エネルギー)を加えて得られる二次エネルギー であるから,水素製造・輸送・貯蔵を含めて総合的 に評価すると,地球環境保全(グローバル・クリー ン)への正味の寄与において必ずしもクリーンとは ならない。水素燃料電池自動車が脚光を浴びている のは,この総合効率が現状よりはるかに向上するこ とによるものである。 3.水素社会への現実的な中間シナリオ クリーンな水素エネルギー社会の究極の姿は,長 期将来の再生可能な自然エネルギーの大量導入に よる水素製造であろうが,現状では自然エネルギー の利用は日本においても微々たるもので,近未来に これを実現することは不可能である。 水素エネルギー社会への移行期における大量の 水素源としては,現実的には化石燃料に依存せざる をえない。この場合,水素を核とした高度なエネル ギー・システムにより,一次エネルギーから考えた 総合効率を現状より格段に向上させることが要求 されるが,これだけでは二酸化炭素排出削減の量的 寄与はまったく不十分で,中期的には,積極的な二 酸化炭素隔離との統合も必要となる。水素エネルギ ー社会へのソフト・ランディングには,このような, 化石燃料(とくに可採寿命の長い石炭),高度水素 利用,二酸化炭素隔離のシステム統合による水素社 会への現実的な中間シナリオが不可欠なのである。 4.水素燃料電池自動車と水素供給ステーション 水素エネルギー・ブームの原因ともなった水素利 用固体高分子形燃料電池自動車が現実的になって き た き っ か け は ,1990 年 代 後 半 に カ ナ ダ の Ballard社が6 年間で単位体積あたりの出力密度を 12 倍に向上させることに成功したことにある。今 後,さらなる高効率化に加えて,大幅なコストダウ ン,耐久性向上(劣化防止),貴金属触媒使用量の 削減など,量産車の市場投入には依然として多くの 技術課題が残されている。 インフラ整備を目的として,水素供給ステーショ ンと水素燃料電池自動車を組み合わせた各種のデ モンストレーション・プロジェクトが,2000 年度 に 開 始 し た CaFCP(California Fuel Cell Partnership)を契機として, EUのCUTE(Clean Urban Transport for Europe)やアイスランドの ECTOS(Ecological City Transport System),日本 の JHFC(Japan Hydrogen and Fuel Cell Demonstration Project)など,国内外で精力的に進 められている。2002年度に開始したJHFCでは、首 都圏に10ヶ所設置された水素ステーションでの水 素製造と燃料電池自動車走行の実データに基づい て,総合効率(Well to Wheel Efficiency)が詳細に検 討された。2006年度から第II期に入っている。 5.水素利用分散エネルギー・システム 都市ガス改質水素を利用する固体高分子形燃料 電池を核とした家庭用コジェネレーション(熱電併 給)システムの開発が,ガス会社を中心に精力的に 進められている。このような水素利用分散エネルギ ー・システムでは,間欠性の自然エネルギーの有効 利用,電力負荷平準化,エネルギーの需要と供給の ミスマッチングの解消などが重要で,エネルギー源 としてだけではなくエネルギー・キャリアとしての 水素の役割がますます重要となるものと考えられ ている。 6.二酸化炭素隔離型水素タービン発電所 2006年に,英国BP社が,米国とスコットラン ドの2ヶ所に二酸化炭素回収隔離型水素タービン 発電所(化石燃料をガス化あるいは改質でCO2と H2とし,CO2は分離回収して地中隔離,残った水素 リッチガスで水素タービンを運転)を建設し,それ

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ぞれ2011年,2010年に商用運転を開始すると発表 した。米国の発電所では原燃料はペトロコークで, 発電規模は50万キロワット,CO2削減量は年間400 万トンにもなり,これだけで車100万台分のCO2削 減になる。1社の投資総額は約2000億円にものぼ り,水素社会への移行を加速する大きな出来事であ る。 7.水素エネルギー社会への展望 地球環境保全,化石燃料の枯渇,原子力導入の社 会的制約などを考えるとき,2030∼2050 年頃には, 再生可能エネルギーの大量導入による水素エネル ギー社会は現実のものとなろう。そのためには,実 行可能で社会的に受容される現実的な中間シナリ オが必須であり,水素利用における製造,輸送,貯 蔵,供給,変換等の各種要素技術開発と併行して, 他の既存のエネルギー需給体系との調和を図りつ つ,時間スケール,空間スケールに対応したシステ ム化技術の確立とその導入が重要な課題である。 <詳細は下記の文献を参照> 岡崎健[2004]「石炭利用とCO2排出抑制のグロー バルな方策」『動力』263号,28∼42頁。 岡崎健[2006]「水素の高度利用を核とした持続 可能社会への現実的な中間シナリオ」『エ ネルギー・資源』27巻,1号,16∼20頁。 CO2 + H2 化石燃料 (石炭, 石油 ..) O2/CO2 酸素燃焼 CO2回収 空気燃焼 CO2分離・回収 (MEA .. ) CO + H2 ガス化 シフト反応 水素の高度 利用システム (燃料電池 水素タービン ..) 再生可能エネルギー (風力, 太陽光 ..) 電力 H2 + O2 H2O CO2隔離 (海洋, 地中 ..) CO2 + H2 <長期将来> FutureGen (U.S.) 水蒸気改質 (エクセルギー増進) <中期> <短期> CO2 の回収・隔離 化石燃料・水素利用・CO2 隔離の統合 自然エネルギーによる 水素製造 二酸化炭素削減と水素エネルギー社会への短・中・長期シナリオ

75 周年記念誌 誤記訂正

過日75 周年記念誌を無事発刊しましたが、以下の 様な誤記がありました。お詫びして訂正を致します。 ページなど 誤 正 23 ページ、左欄 下から11 行目 2 回目東京→大 阪、乗員中「大 島哲二」の氏名 が脱落、4 名は 誤記 「大島哲二」を 追記、 5 名に訂正 付録CD中、ビ デオ「柏号を乗 鞍岳へ」第3 部 OB会パーティ ー 題目だけで中身 なし CD容量の関係 でカットした。 題目の消し忘れ 中身は別途配布 (有料)したビ デオを参照乞う

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「柏」エンジンの整備記録

OB 会名誉会長 水野俊彦 「柏を乗鞍へ」( 01 年 8 月 4 日)から既に 5 年を経過しました。「柏」は今どうなっているであろうか? と思っている向きも多いことと思います。 断片的な情報によれば、エンジンガスケットからの水漏れ、クランク軸の固着で、回転出来ないとのこと、 現役を引退したとは言え、動かない車は如何に魅力がないかと、思い知らされていました。そこで、我が家 のガレージ工場へ、エンジンを運んで貰い、ゆっくり作業が出来れば、再生可能かと考え、05 年 6 月佐藤、 藤井君に運搬して、油圧リフトカーの上に収めて貰いました。 エンジンを架台から外したり、姿勢を変えたりするための、吊り上げ用の0.5 トンのチェーンブロックや 三又が必要になり、用意しました。 オイルパンを外し、エンジンの中を見ると、苦心の跡は見られますが、素人の整備で、折れこみボルト各 所、コッターピンは代用品、そこで、部品の調達や、工作を始めました。 国内調達品:インチボルト、オイルシール、インチ工具、シム板、シール材、テーパーピン等 輸入部品:ヘッドガスケット(銅)、バルブ、バルブガイド、バルブスプリング関連部品 修理箇所 作 業 内 容 クランク軸メタル #1、#2 固着、シム調整、#3 は OK、オイルシール交換 子メタル調整 トルク調整、割りピン交換 オイルポンプ 分解整備、シール材取り付け バルブ関係 #3EX 変形、#1∼#4 交換、すり合わせ、ガイド、スプリング、コッター等交換 圧縮圧 #1∼#8 7.3Kg/㎝ sq. 程度で平均化 セルフスターター モーター ピニオンギヤストッパー溶接、ブレーキ自作、ダンパースパイダ交換、その他 シリンダーヘッド ガスケット ガスケット交換 フライホイール リングギヤー 歯形修正 クランク軸 プーリー工作依頼、交換(破損のため) 水ポンプ左右 メカニカルシール分解清掃機能回復、プーリーテーパーピンの交換 前記のように整備を完了し、 06 年 7 月エンジンは部に返却しました。 このエンジンについては、過去に金井、富谷、水野(城)、佐藤(直)、藤井君等が良く面倒を見てくれたと 思います。 今回の整備が、小生の体力もあり、東京レッカーの松原氏に安い賃金で労力を提供して頂きました。 Early Ford の米国内での購入先調査、輸入に愚息が協力しました。経費は OB 会の柏基金から 10 万円、立 馬家より1 万円、支出は、プーリー2 万円、労賃 2 週間 8 万円、総部品および調査代金は自弁。1 日でも早 くあの「柏」のエンジン音を聞きたいものであります。( 07 年 4 月記)

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現役自動車部の現状

OB 会学内幹事 佐藤 直(平成 13 年地惑入) 部車 フォード フェートン「柏」 三菱 ランサー1500cc ニッサン スカイライン(ターボ化) トヨタ マークⅡ1800cc 三菱ふそう ファイター 三菱ふそう ローザ(排気ガス規制により検無) いすゞ ビッグホーン 競技車 トヨタEP82 競技車 トヨタAE86 改(シルビア総移植) 活動報告 4 月 総会・新歓コンパ 5 月 新歓カート走行会 ローザで千葉の「新東京サーキット」にいき、 1年生も運転しました。 6 月 定例ドライブ 川遊び・BBQの他に、 「新歓ポイントラリー」を行いました。 9 月初旬 耐久始動合宿 Sec.Ⅰ 運転練習:主にラインと荷重移動を練習しました。 9 月中旬 耐久始動合宿 Sec.Ⅱ 運転練習:「浅間台スポーツランド」で車の挙動を 練習しました。 地図見練習:往路・復路で地図見を練習しました。 9 月下旬 耐久始動合宿 Sec.Ⅲ チームワーク練習:2 日間「エビスサーキット」ま で遠征形式でいきました。 運転練習:実際耐久で走る「エビスサーキット・東 コース」で練習しました。 10 月下旬 エビス 6 時間耐久レース EPが完走しました。 11 月下旬 グリップ祭り(サーキット走行) 1 月中旬 冬合宿 チームワーク練習:遠征形式で行いました。 3 月中旬 春合宿 運転練習:1 日目に後回しにしていた「昔ながらの 合宿」を行い、基礎練習をしました。 チームワーク、地図見練習:「ポイントラリー」を 行いました。

サーキット走行や耐久レース出場を活用した運転技術・整備技術向上に重点を置いています。

OB 会のみなさまのご理解ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 現役一同

ファイター寄贈

平成18 年 9 月 15 日 三菱ふそうトラック・バス株式会社 様からファイター「品川 100 す 52-16」 を寄贈していただきました。本件において竹島茂和様(昭和48 年卒)、神本先生、小関副部長のご尽力を賜 りました。 贈呈式には 東京ふそう 中川晴久様(管理担当専務 管理本部長)・下塩入正広様(品川支店サービス業務課主務)、 東京工業大学 岩切係長・田中様、 自動車部 小関副部長・森監督、現役部員多数 OB会 大島前会長現顧問 が参加し盛大に行われました。 ファイター 品川100 す 52-16 贈呈式

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平成

18 年度 OB 会ドライブ報告

平成

18 年度 自動車部 定例 OB 会ドライブ 中部地区にて開催

澁谷庄平 (昭和32 年金属卒) 8 月 5∼6 日 定例の OB 会ドライブが自動車工 業のメッカ 豊田市で開催されました。 ゴルフ組は名古屋の名門、南山CC。難しいこ とで有名なこのコースに果敢に挑んだものの 散々なスコアでした。(公開できず) 気を取り直 して懇親会場へ一番乗り。 ある先輩は、オートバイで出掛けたが真夏の道 路の照り返しの凄さに走行を断念、 箱根?から引き返して車でやってきたとのこと。 現役組は東名高速の渋滞で遅れたが、携帯で連 絡が取れるので状況が判って誠に便利。 ホテル松風での懇親会は若干遅れて、ようやく開 始。 22 人の OB と主将以下 3 人の現役を含めて、25 名 の方が出席されました。 (水野名誉会長が検診のため出席できなかったの は残念でした。) 出席者は、さすがにトヨタのお膝元、トヨタ出 身のOB が大半を占め、話題は、自ずと自動車の エンジンの話になり、ハイブリットカーとか新型 ディーゼルエンジンとかバイオ燃料とか 将来の展望について、皆さん、なかなか雄弁でし た。 久しぶりの再開に話はなかなか尽きず、夜遅くま で懇談が続きました。 明朝、加治屋 OB の呼びかけで、トヨタの同窓 の方々からのご好意により、トヨタ名産の 桃をお土産に頂戴いたしました。糖度の高い高級 な桃でした。有難うございました。 その後、ホテル玄関先に集合して、記念撮影を した後、トヨタ博物館に向かいました。 トヨタ博物館は大変人気があり、また日曜日で もあったので入場者であふれ、駐車場は 遠くの方まで行かねばならず、くたびれました。 入館前には再度そろって記念撮影を行いました。 博物館参加者は21 人、 大先輩の松井さんも参加頂き、お世話になりまし た。館内は自動車の歴史が判り易く陳列され、特 に古い車も新品同様に磨かれ 相当手間がかかっているなと思いました。トヨタ だから出来たのでしょう。 柏号と同じV8 フォード(フェートンではなくセ ダン)がありましたが、それに較べ柏の みすぼらしさが思い出され、なんとなく哀れでし た。 昼食頃には自然散会になり、大変楽しい OB 会 ドライブになりました。

平成

19 年度 事業計画提案

OB 会顧問 大島 巖(昭和 33 年化工卒)

車庫レフト等の整備について

車庫およびその周辺には、活動の証として各種の財産(部品類・タイヤ等)が蓄積され、作業場所を狭 隘にしています。特に卒業後日の浅いOB にとっては青春の歴史の遺産でもあり、廃棄処分には心が傷む ものがあろうかと思います。しかし年月を経るに従ってこの感傷が希薄になるのも人情の常かとも存じま す。この様に蓄積された財産は反面では新入部員の活動の場・空間を圧迫することとなり、また新人は先 輩の財産を一方的に処分することに大きな遠慮があります。他方、大学は新組織となり、環境を整備する 要求は当然ながら大きくなり指導も厳しくなっています。 OB 会としては、特に古タイヤ類の処分費用の経済的応援を行なっていますが、更に精神的・物理的に も応援したいものと存じます。

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北海道

ドライブ旅行 2,500 キロ

岩崎光彦(昭和37 年化工卒) この旅行を思い立ったのは二つの理由がありま した。監督担当のとき北海道・夏季遠征に同行し たのに、日程の都合で自分は青森までしか行けず、 青函連絡船を見送って汽車で引返さざるをえな かったときの悔しい思いと、厚生年金の無駄遣い で建設されたホテルが取り壊されないうちに利 用してみたいという思いからでした。 また、札幌については冬季オリンピック開催のあ と訪れたとき、東京に比べて人口は少ないのに公 共施設・街並みが整っていて贅沢で清潔な印象を 受け、できる限り訪問の機会を作りたいと思いま した。その気持ちは今も変わっていません。最近 は毎年札幌近辺のゴルフ旅行を楽しんでいます が、今回は紀子(妻)同伴でゴルフ抜きの旅行に なりました。 ドライブ旅程(平成16 年 6 月 14 日∼6 月 25 日、 合計12 日間) 横浜→裏磐梯→中尊寺→気仙沼→十和田湖→猿 賀温泉→青森→(フェリー)→函館→松前→函館→ 洞爺湖→ニセコ→積丹半島→余市→札幌→増毛 →天人峡/旭岳温泉→旭山動物園→苫小牧→(フ ェリー)→大洗→横浜 使用車両 平成4 年から乗っているユーノス・プレッソ(マ ツダ)で、1.8 l エンジンながら 140hp の力持ち です。燃費は約12 km/l 。運転席の座り心地が余 りよくないのですが、半日運転・半日観光の旅に は許容範囲でした。 余談になりますが、車種選定のときはもっとポピ ュラーな車にしたかったのですが、家族会議の結 果1:3 で女性軍(妻と娘たち)に敗れてしまい、 この車とも長い付き合いになってしまいました。 車検・12 ヶ月保守点検のほかには殆ど故障知らず の優れものです。 ① 横浜(金沢文庫)→ 湾岸道路・東北自動車道・ 磐越自動車道 →裏磐梯(休暇村 磐梯高原): 走行距離 約 350 km 都内の渋滞をさけて早朝出発しましたので、裏磐 梯到着後ゆったりと五色沼散策を楽しむことが できました。ここはウェルホテルズ(厚生年金福 祉施設)が無いので国民休暇村を利用することに しました。 休暇村の良い点は、特権により立地条件が良く、 国立・国定公園の中に建てられて景観が優れてい る点です。また、磐梯高原休暇村は、バイキング 料理が旨いという知人の話を聞いて決めたので したが、噂通りでした。 ② 裏磐梯→東北自動車道→中尊寺→気仙沼街 道(284)→気仙沼 (休暇村 気仙沼大島): 走行距離 約 300 km 東北道に戻って一路北上し、中尊寺・毛越寺を訪 ねました。井沢元彦の「逆説の日本史」を思い出 しながら久しぶりに金色堂を見物しました。学生 時代に始めて訪れたときと違って、歴史的背景を より詳しく知ったためでしょうか、その印象がリ セットされたように感じました。 中尊寺の駐車場を出て、気仙沼街道(284 号線) を東進しましたが、平均速度はぐっと遅くなり気 仙沼から大島行きフェリーに乗ったときは夕方 になっていました。休暇村では、予約しておいた 鱶鰭(ふかひれ)料理に舌鼓を打ちました。 ③ 気仙沼→ 巨釜半造→ 気仙沼街道・東北自動 車道・十和田道(103)→ 奥入瀬渓谷/十和田湖 → 十和田道(102)→ 黒石温泉郷(猿賀温泉)(ウ ェル津軽おのえ荘): 走行距離 約 380 km 気仙沼から巨釜半造までの地方道路(26 号線)は 狭く曲がりくねっていて平均速度はガクンと落 ちます。リアス式海岸特有の景観を楽しみながら ドライブを続けたかったのですが、実際に走って みると時間の経つのが早く、碁石海岸など陸中海 岸国立公園を訪ねる旅は別の機会に譲ることに しました。 巨釜半造をあとにして元来た道を引返し、東北道 に戻って間もなくの前沢SA で昼食休みを取りま した。前沢牛のランチは期待通りで、皆さんにも お勧めしたい一品です。ここからは一路北上し、 奥入瀬渓谷/十和田湖を久しぶりに訪ねました。 奥入瀬散策には余り時間をとれなかったのです が、十和田湖の素晴らしい夕日を眺めることがで きました。 ④ 猿賀温泉→ 三内丸山遺跡→ 青森→ 青函連 絡フェリー→ 函館(ウェルハートピア函館): 走行距離 約 80 km

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早起きして、宿の女将に勧められるまま近所の盛 美園まで散策に出かけました。明治の三名庭と言 われる国の名勝・盛美園とその庭を眺めるために 建てられた和洋折衷の西洋館・盛美館をバックに 記念写真を撮ろうと思い、作業中の庭師にシャッ ターをお願いしたところ、まもなくお宝殿の開館 時間で見物時間は3分しかないとの話でした。 (写真参照) なんのことか理解できないまま、時間がきたので 蔵作りの建物に入って驚きました。そこには鎌倉 時代の仏像や日本最高峰の蒔絵など、大変素晴ら しいお宝が保管・展示されていて、そのオーナ ー・清藤家の当主はなんと先ほどの庭師と思った 老人でした。 金細工のお宝は保存状態が大変良くて、中尊寺の 担当者から見学・保管の問い合わせがあるほどだ そうです。3 分しか扉を開かないのもこのためで した。皆さんにも機会があったら見学をお勧めし ますが、お宝殿は一日に二度しか開かないそうで すから時間の確認が必要でしょう。 さて、猿賀温泉から東北道経由・三内丸山遺跡ま では約30km の距離です。遺跡から青森港までは 至近距離なので、12:30 のフェリー出航までゆ っくりと三内丸山遺跡を見物することにしまし た。この遺跡は狩猟民といわれる縄文人が長期間 定住したことで知られています。遺跡内には大き な住居跡が復元され、営農・貝塚のあとなども残 っていて当時の生活を想像することができます。 青函連絡船の所要時間は3 時間 40 分です。何度 も北海道には来ているのですが函館に泊まるの は初めてなので、二泊してゆっくり過ごすことに しました。温泉でくつろいだあと、北島三郎の歌 で知られている函館山にロープウェイで登りま した。函館山の高さは夜景を楽しむには最適で、 また、地形的にも素敵な景観です。六甲・摩耶の 夜景と並んで、忘れられないとても印象的な夜景 でした。 ⑤ 函館→ 松前国道(228)→ 松前城→ 函館: 走行距離 約 200 km 函館市内観光のあと松前国道を一路西進し、最北 端の城で知られる松前城跡に向いました。ここは 桜の名所としても有名ですが時期はずれでもあ るので、花より団子の気持ちで、お城近くの鮨屋 「えぞずし」に飛び込みました。地魚中心のにぎ りは期待以上で、とくに、津軽海峡で獲れた生の 本マグロは格別の美味しさでした。 ⑥ 函館→ 大沼国道(5)・道央自動車道・453 号 線→ 有珠山/洞爺湖→ 洞爺国道(230)・276 号線 → 京極町→ 97 号線・66 号線→ ニセコ(湯本温 泉郷・源泉の宿ちせの湯): 走行距離 約 270 km 函館地方のお天気はあいにく雨模様だったので、 大沼公園は素通りして一路洞爺湖を目指しまし た。噴火のあとも生々しい有珠山新火口を見物し て洞爺湖の温泉街を通りかかると、硫黄臭の噴煙 が漂っていて約半数の宿がやっと営業を再開し たばかりという状況でした。 京極町・噴出し公園では羊蹄山の湧き水を採取し たり、土産物を買ったりしてニセコの湯本温泉に 着いたときは日も暮れかかっていました。夕食の まえに旅館のすぐそばの大湯沼を散策すると蛙 たちも湯本温泉に浸かって大合唱のさなかでし た。 ⑦ ニセコ→ 神仙沼→ 66 号線・229 号線→ ニ セコ積丹小樽海岸国定公園(神威岬/積丹岬)→ 余市→ 5 号線・札樽自動車道→ 札幌(ウェルシ ティ札幌): 走行距離 約 210 km 旅館を出るとすぐに神仙沼です。神秘の沼と言わ れる神仙沼は皆さんにもお勧めのスポットで、野 鳥のさえずりを聞きながらすがすがしい気持ち で自然林・沼の散策を楽しめます。静かな湖面は 周囲の景色を映し、白い花のミツガシワが一面に 広がっていました。細竹の竹の子狩りの人たちに も出会いました。 積丹半島巡りの229 号線は全線開通して約8年だ そうですが、崖やトンネルが多くさぞかし難工事 だったろうと想像されます。海岸の景色を楽しみ ながら昼食のお目当て「雲丹丼」の店も気にしな がらドライブを続けました。神威岬/積丹岬では ゆっくり時間をとって景観を堪能しました。 余市では毛利さんの宇宙飛行記念館とニッカウ ィスキーの工場見学が定番で、ニッカ工場ではい つものようにアルコール 60%の原酒モルトを購

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入しました。小樽は観光スポットが多いのですが、 何度も訪れているので素通りして札幌へ直行し ました。 札幌では所用のため三泊しましたが、好物の海 鮮・ジンギスカン料理を楽しんだり土産物を求め たりして札幌の滞在はいつも幸せな気分になれ ます。余談になりますが、最近のショッピング人 気は二条市場から中央卸売市場やデパ地下に移 っていますので皆さんの札幌旅行のときは参考 になさってください。 ⑧ 札幌→石狩街道(231)→ 増毛→233 号線・12 号線→旭川→237 号線・地方道路→天人峡→旭岳 温泉(こまくさ荘): 走行距離 約 300 km 札幌から石狩街道を進み石狩湾の海岸沿いにオ ロロン街道を北進して味覚の里・増毛で昼食休み をとりました。甘海老をたっぷり盛ったえび丼は お勧めの一品です。酒造り最北端の国稀酒造・旧 商家丸一本間家を見学して、旭川経由羽衣街道を 天人峡へ向かいました。 立琴の岩・七福岩など絶壁に囲まれた道を進み、 秘湯・天人峡温泉の駐車場からハイキング道路を 15 分ほど歩くと日本の滝百選に選ばれた名勝・羽 衣の滝が現れます。その名のように、天女が羽衣 をひるがえしながら天を舞っている姿を髣髴と させてくれます。(写真参照)これに匹敵するよ うな滝はこれまでに見たことがありません。羽衣 の滝から大雪山・旭岳の山麓にある旭岳温泉の宿 まではもう一息です。 ⑨ 旭岳温泉→山麓駅⇔旭岳登山 ロープウェイ ⇔旭岳・姿見の池周辺、→旭山動物園→道央自動 車 道 → 苫 小 牧 → フ ェ リ ー → 大 洗 → 常 磐 自 動 車 道・湾岸道路→横浜(金沢文庫): 走行距離 約 260 km(∼苫小牧)+ 約 170 km(大洗∼) 旭岳山麓駅から百一人乗り大型 ロープウェイに 乗って 10 分ほどで姿見駅に着きます。ゴンドラ からの眺望は格別でした。 姿見駅から外に出ると北海道最高峰の旭岳は間 近に見え、夏にも関わらず肌寒さを感じます。姿 見の池・夫婦池をめぐって高山植物を観察しなが ら残雪の中を一時間余り散策しました。さらに足 を延ばせば層雲峡までのハイキングを楽しめる そうです。 余談になりますが、札幌発のバスツアー(旭岳コ ース)は人気が高くて満席のことが多く、以前計 画したときに断念せざるをえなかった経験があ るので、今回やっと念願を果たせて爽快な気分に なりました。 旭岳をあとにして近年評判の旭山動物園に寄り ました。TV で紹介されているように動物たちが より身近に感じられ、上野動物園を抜いて入園者 数日本一になったのも頷けます。ここで昼食をと って、苫小牧までは道央自動車道を利用して約3 時間のドライブです。 フェリーは苫小牧を 18:45 に出航して大洗に着 いたのは翌日の 13:30 でした。レストラン・大 浴場・娯楽設備・個室の客室なども整っていて、 長時間の航行を快適に過ごせました。途中の海も 荒れなかったので熟睡でき、横浜までの残りのド ライブは楽な行程でした。 あとがき このドライブから2年余り経って、ユーノスプレ ッソ(1.8 l)からカローラ・フィールダー(1.5 l) に 車両入換しました。今度は希望通り最もポピュラ ーな車になり、燃費の良さも期待通りで 13∼19 km/l の結果に満足しています。

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自動車に引っぱられた私の人生

川村隆宏(昭和37 年化工卒) 原稿依頼を受け、気軽に引き受けましたが、なかなかテーマが決まらず、時間が迫ってきて、ついに あまり一般性のない日記風になってしまいました。 自動車との出会い 昭和33 年に自動車部入部、以来今日まで 49 年間、何故か自動車なしには自分の人生は無いようにお もう。入部当時は正直まだ自動車なるものの知識はゼロでした。先輩のしゃべっている話、会話が全て 新しく、当時はよく吸収した。ただ悲しいかな機械に弱く、当時の自動車部のメインテーマ整備には、 ナットを回すくらしか能がなかった。 しかし、部室は好きで、入り浸っていたようで、4 年生になるとき、教務に呼ばれこのままでは単位 不足で卒業できないと宣告され、あわてたこともあった。 卒業後の付き合い 昭和37 年、信州は松本市の近く塩尻で勤務することになった。 700 人くらいの従業員がいた工場であったが、オーナーは 1 人しかおらず、早速中古のダットサンを購 入、乗り回した。まだ珍しかったので大変もてた。免許取得の手助け、運転指導、タクシー代用、救急 車代用、町の整備工場と仲良し、ドライブ・・・ こんなことで私の体内にはいつの間にか自動車質免疫細胞ができたらしく、自動車に乗り、ハンドル を握ると体調がどんなにおかしいときでも、気分が爽快になりすっきりする。 老後の自動車生活 5 年前やっとお役御免になり存分に車に乗れるようになった。遠方の旅は今のところ、時間に制約が ないので車にしている。四国、山陰、北陸、東北、北海道と、まだ飛行機、新幹線にはお世話になって いない。 昨年は昭和38 年夏の夏季遠征で同行した北海道に後をたどるべく 2 週間ほどかけてドライブした。 記憶に残っていた様に、襟裳岬、黄金道路、羅臼、網走、そして直線道路などやはりとても懐かしかっ た。スピード制限区間が短く、信号機が少ないため、さすがに燃費はよかった。いまの車は本土では条 件の良いときで、10km/l 台が、12km/l 台で走れた。 今後、いつまで運転できるかが今の関心事である。運転の劣化程度が自分では判断できず、事故を起 してからでは手遅れで、この辺はお互いに遠慮なく運転技術の評価をしあう仲間がいたらいいなあとお もっている。 最近の話題からひっかかかること 最近の自動車はますます電子化されて便利になってきているが、どうも修理部門から入った私にはメ インテナンスは大丈夫なのかと気になってしょうがない。今のところ、車では故障にであってないが、 家電製品類は故障に幾たびかであい、いずれも修理でなく交換ですましている。デジタル技術の問題点 だとおもう。 また、このところ、ボルトにまつわるトラブルが多いのもたまたま偶然なのか、マスコミの過剰反応 で騒がせているのか、自動車部のころ、割りピンを入れたり、抜いたりしながら、また、トルクレンチ を使って締めたり、入念に処理していたとおもうのだが、今の時代は無駄を省けとばかり、基本的な部 分まで省略されていないだろうか。

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訃報

2005 年度版プロトス以降、命日・ご遺族等の判った方々

(今回 名簿の再調査をしたところ判明した方々です。 すでに過去のプロトスでご通知させていただいた方も含んでいます。) 氏名 卒年 学部 命日 ご遺族 清家 清 H17. 4. 8 ご子息 篤様 中田 孝 7 機械 H12. 8.15 夫人 花子様 前田 正郎 8 電化 H12. 2 誠一様 松木 寿一 14 機械 H17. 1.13 高橋百合恵様 岩崎 三郎 16 機械 H18. 4 洋一様 佐藤 文彦 16 電気 H14. 6.12 容子様 品川 武久 18 機械 H18. 3.23 松本 泉 25 機械 H18. 8. 2 立馬 千年 29 電気 H10. 5. 2 夫人 博子様 林 真理 34 機械 H13. 1.21 夫人 紀子様 青木 文彦 38 建築 H17 藤本 雅章 40 電気 H18. 6.26 紅林 洋一 49 機物 H9 夫人 晴美様 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

故 松本 泉 様を偲んで

藤本正夫(昭和28 年旧制機械卒) 松本様が亡くなられたとの知らせを、三菱自動車OB 会からしらされ、びっくりしました。 私にとっては、海軍兵学校の先輩(1 号生徒、最上級生)であり、大学の自動車部の先輩であり、且 つ三菱自動車工業での先輩であり、大変お世話になった方でした。 大型トラックの設計部門の勤務が長かったと思うのですが、非常に頭の切れる生真面目なご性格でな にごとにも全力を傾けて無駄口を一切きかず、一見おっかないようなオーラがただよっているようにさ え感じる方でした。しかし、休憩時間にはにこやかな笑みを浮かべて別人のような穏やかさであったと 記憶しています。字を書くのは両手使いで、非常に早く、時にはご本人も読めない速記術を披露された ものです。回の字を二重丸◎で書かれたのが独特で印象に残っています。 惜しい先輩をなくしました。心からご冥福をお祈り申し上げます。

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名簿の整理について御願い等

OB 会顧問 大島 巖(昭和 33 年化工卒) 各種情報の伝達に際し、自動車部OB 会名簿の充実が必須であります。2004 年度版プロトス 21 頁に [「OB 会名簿(2002 年版)改定」のお知らせ]として皆様に移動の情報提供を御願いしました。(2005 年5 月 10 日期限) 多くの皆様からご連絡を頂き、2005 年 9 月に OB 会会員名簿を発行しています。更に事務局では、 2006/3/24 現在の「確定連絡先」約 500 名を整理しこれらにより平成 18 年 4 月に 2005 年版プロトスと 「東京工業大学自動車部75 周年記念誌」を発送しました。さらに 9 月には記念誌発行の記念会の案内 を往復ハガキで発送しましたが、残念ながら両者の多数が返送されました。 OB 会事務局では名簿の充実を図るために平成 19 年 2 月より、各学年幹事を中心に情報の更新を御願 いしました。2005 年 9 月発行名簿への追加・変更部分の集約を今回プロトスと同時に御届けします。(重 要な個人情報故、別紙にしています) 特に若い方々は、転勤等で移動が多いことでしょう。お手数ですが移動・変更の情報をお知らせ下さ る 様 に 御 願 い し ま す 。 用 紙 は 添 付 の 用 紙 を コ ピ ー し て 、 封 書 で ご 送 付 下 さ る か 、 メ ー ル (titacob@abox2.so-net.ne.jp)でお知らせ下さい。

自動車部

OB 会費納入の御願い

OB 会会計 ご存知の様に、自動車部OB 会の活動に必要な原資は OB 会会費によっています。奇特な OB、関係 者からの匿名を含めた多額のご寄附も原資を潤しています。 これらの原資は毎年の全 OB に対する会誌「プロトス」・隔年の名簿の発行及び自動車部の活動への 助成その他に提供されています。(OB 会会則第4条) 年額¥3,000 の OB 会費の納入は 4 月 1 日から 9 月 30 日の間に指定口座に振り込む様に御願いしてい ます。(OB 会会則第7条) 会費の徴収には変動があり、予算編成の隘路になっています。おでかけになる手数が煩雑であること が原因と考えますがご協力をお願いします。 世情には各種の振込み方法が発達し、OB 会としても便利性を配慮すべきであるとの議論もあります が、当分お手数を御願いします。 (コンビニエンスストアー・電子振込み・蔵前カード・その他) 振込み先等は2004 年度版プロトス 20 頁に記載しました様に下記に御願いします。 ① みずほ銀行 大岡山支店(145)普通 1168726 東京工業大学自動車部 OB 会 代表 沼田 務 ② 郵便預金口座 記号 10130 番号 14586941 東京工業大学自動車部 OB 会 なお、お振込みされるときに、同姓同名の混乱を避けるため、お名前の前に、卒年度を加えるように御 願いいたします。 PROTOS(プロトス) 平成18年度版(2006) 平成19年4月発行(年1回発行) 発行:東京工業大学自動車部OB会 事務局 編集:神本 武征(昭和38年卒)松永 崇義(平成12年卒)

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名簿記載事項

追加変更届

(変更事項のみの記入で結構です。) 氏名(ふりがな) ID 番号=( ) (郵便番号) 住所 卒年/学科 ( ) (〒 - ) 昭和・平成 年3 月卒 科 電話 個人メ−ルアドレス @ 修士/博士 Fax 蔵前生涯メ−ルアドレス @kuramae.ne.jp 年・修士課程終了 携帯電話 メ−ルアドレス @ 年・博士取得 会社 (ふりがな・省略可) (郵便番号) 住所 役職欄、 退職( ) 退職 (○印) (〒 - ) 電話 (代表・ダイレクト) 会社メ−ルアドレス @ Fax 転職予定情報 予定 自動車部在籍時役職 特筆事項 担当年度 主将・副将・主務・会計・プロトス ( ) 昭和・平成 年度 連絡事項 (長期海外出張中、単身赴任先なども) ご家族使用欄 (記入者 ) 本人は、平成 年 月 日 に 永眠しました。 今後、名簿+プロトスを 事務処理上、ご容赦下さい。 必要( )、不必要( ) 会計関連確認事項 (3,000 円の年会費は当該年度の 9 月末までに納入する・会則第 7 条 1、2 項) [ 21 世紀特例実施 ] 自己申告として、会費納入は H13 年度、14 年、15 年、16 年、17 年、18 年、19 年納入 と記録(記憶)しています。 連絡事項 (2001 年、02 年、03 年、04 年、05 年、06 年、07 年) 納入済みは年度に○印をご記入ください。 (近日振込予定も含む) 重要個人情報です。 必ず封書で「 」宛へご連絡願います。 2007 年 4 月 7 日

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平成

19 年度・OB 会行事案内 (ぜひご出席願います)

1 自動車部

OB 会総会(会長 疋田巧、代表幹事 沼田務、学内幹事 佐藤直)

平成

19 年 6 月 2 日(土)16:00∼18:00

場所:東京工業大学生協第一食堂(講堂横坂下)

議題:1.平成

18 年度 事業報告/会計報告

2.平成

19 年度 事業計画/予算計画

3.現役自動車部活動状況等報告

4.その他各種討論

5.懇親会

会費:¥3,000

補足:1.

OB 会費や寄付金は、当日も受付ができます。

2.OB 会ドライブの予約受付ができます。

3.名簿の訂正をプロトスに同封しましたが

正確を期するため情報を求めます。

申込:準備の都合がありますので平成

19 年 5 月 27 日(月)までに

下記方法で申し込んで下さい。

E-mail:

② ハガキ:

2 ゴルフ大会(OB 会副会長岩崎光彦)

日時:平成

19 年 6 月 10 日(日)

8:30 スタート

場所:籠坂GC

申込:平成

19 年 5 月 1 日(火)

宛先:岩崎光彦

E-mail:

ハガキ:

Tel/Fax:

3 自動車部

OB 会ドライブ(顧問 大島巖)

平成

19 年 8 月 4 日(土) 17:30 現地集合

場所:菅平峰の原高原 ペンションれりーふ(電話:

0268-74-3344)

詳細:同封の「平成

19 年夏のドライブ計画・申込要領」を参照して下さい。

参照

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