令和2年6月27日の降雨における
寺内
てらうちダムの防災操作の効果について
筑後川水系佐田さ だ川がわの寺内ダム(福岡県朝倉市)流域では、九州北部付近に停滞した梅 雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、前線の活動が活発となり、6月 27日5時から12時までの総雨量は、流域平均で約104mm となりました。特に、7 時から8時までの時間雨量は、約52mm を記録しました。 この降雨により、寺内ダムでは、27日9時40分に最大毎秒約112立方メートル の流入量となり、防災操作※ 1を実施しました。ダム最大流入量時には、約23%に当た る毎秒約26立方メートルの水を貯留して、ダム下流の河川水位を低減しました。 具体的には、寺内ダムの下流約8㎞にある金丸かなまる橋ばし地点における水位は、6月27日1 0時50分頃に最大となり、氾濫注意水位※2 (2.50m)を超える2.69mに達し ましたが、ダムが無かった場合には、2.90mに達したと推定され、寺内ダムに水を 貯めたことで約0.21mの水位低減効果があったと考えられます。 ※1 防災操作 : 大雨により、ダムに流れ込む水の一部をダムに一時的に貯め込んで、 ダムから下流に流す量を減らし、下流の川の水位を低減させる操作 ※2 氾濫注意水位: 河川の氾濫の発生を注意する水位 今回の発表は速報値であり、数値等は今後の調査により変わることがあります。令和2年6月27日
独立行政法人水
みず資源
し げ ん機構
き こ う筑後川上流総合管理所
配布先 国土交通省九州記者会 九州建設専門記者クラブ 西日本新聞朝倉支局 読売新聞筑紫支局 毎日新聞福岡南支局 朝日新聞太宰府支局 問 い 合 わ せ 先 独 立 行 政 法 人 水 資 源 機 構 筑 後 川 上 流 総 合 管 理 所 総 務 課 長 山 内や ま う ち 住 所 : 福 岡 県 朝 倉 市 江 川 1660-67 電 話 : 0946-25-0113 H P : https://www.water.go.jp/chikugo/asakura Twitter : https://twitter.com/jwa_pr facebook: https://www.facebook.com/jwaPR寺内ダムの位置 寺内ダムの洪水時防災操作 <流入量> ダムに流れ込んだ水の量 最大毎秒約112立方メートル 防災操作前の貯水位 標高 121.10m 平常時最高貯水位※2 標高 121.50m 防災操作における最高水位 標高 121.78m 洪水時最高水位※1 標高 131.50m 約40万立方メートル をダムに貯めました ※1 洪水時最高水位 :洪水時にダムによって一時的に貯留することとした流水の最高水位 ※2 平常時最高貯水位:平常時にダムによって貯留することとした流水の最高水位 ※今回の発表は速報値であり、今後の調査により数値等が変わることがあります。 <放流量> ダムから下流の河川へ流した水の量 最大流入量時の放流量 毎秒約86立方メートル ※最大流入時に、約23%の水 (毎秒約26立方メートル)を ダムに貯めました。
ダム下流河川の水位低減効果 金丸橋水位観測所における、ダムに流れ込む 水を貯めて川の水を減らしたことによる効果 ①ダムがなかった場合 推定最高水位 2.90m ※推定最 高水位 には誤差 が含ま れます。 ②ダムに流れ込む水を貯めたことによる 河川最高水位 観測最高水位 2.69m ダムに水を貯めたことによる効果(①-②) 金丸橋河川水位観測所付近の河川水位を 約0.21m低減させています。 ※この数 値は速 報値です 。 ※氾濫危 険水位 3.87m ※避難判 断水位 3.50m ※氾濫注 意水位 2.50m ※水防団 待機水 位 1.50m ダムがな かった 場合の推 定最高 水位 2.90m 観測最高 水位 2.69m ダムに水 を貯め たことに よる効 果 約 0.21m 低 減 金丸橋水 位観測 所 ダムに水 を貯め たことに よる効 果 約 0.21m 低 減 観測最高 水位 2.69m ダムがな かった 場合の推 定最高 水位 2.90m