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DNPを利用した高分子材料の二次元固体NMR解析 利用統計を見る

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DNPを利用した高分子材料の二次元固体NMR解析

著者

前田 史郎

雑誌名

遠赤外領域開発研究

14

ページ

123-123

発行年

2013-08

URL

http://hdl.handle.net/10098/8052

(2)

H24FIRDM019B

DNPを 利 用 した 高 分 子 材 料 の 二 次 元 固 体NMR解

福井大学大学院工学研究科生物応用化 学専攻

前 田

史郎

1.は じ め に DNP/CP/MASNMRシ ス テ ム(UFDNP-200)を 利 用 し,DNPを 用 い て 飛 躍 的 にS/Nを 向 上 さ せ る こ と に よ っ て,観 測 核(13C)を 同 位 体 標 識 し て い な い 自 然 存 在 比 の 有 機 高 分 子 材 料 の 2D-INADEQUATEス ペ ク トル 測 定 を 可 能 に す る こ と が 目 的 で あ る 。 2.実 験 方 法 2D-INADEQUATEは 直 接 結 合 して い る13C-13C間 の 相 関 を 知 る こ とが で き る 優 れ た 手 法 で あ る が, 同 位 体 標 識 して い な い 固 体 試 料 で の 測 定 は 事 実 上 不 可 能 で あ る.DNPを 利 用 して 飛 躍 的 にS/Nを 向 上 させ る こ と に よ っ て2D-INADEQUATE測 定 を 可 能 に す る こ と を 試 み る。 固 体 試 料 の 吸 収 線 の 帰 属 は 溶 液NMRス ペ ク トル か ら推 定 す る こ と が 多 い が 固 体NMRス ペ ク トル と帰 属 が 同 じ と は 限 ら な い.ま た,溶 解 しな い 固 体 試 料 も あ る.DNP-2D固 体NMR測 定 を 用 い て 炭 素 原 子 の 連 鎖 を 明 ら か に す る こ と に よ っ て,こ れ ま で 吸 収 線 の 帰 属 が 曖 昧 で あ っ た 固 体NMRス ペ ク トル の 正 確 な 帰 属 が で き る よ うに な る こ と が 期 待 され る 。 3.結 果 と考 察 U FDNP-200で はChemagnetics社 のCMX-200型 固 体NMR装 置 を 用 い て い る が,2D-INADEQUATE 測 定 用 の 絶 対 値 型 お よ び 位 相 敏 感 型 の い ず れ の パ ル ス シ ー ケ ン ス も 作 成 で き た 。 ま た,こ の 測 定 に は 、 プ ロ ー ブ の 耐 圧 が 足 り な い の で 、 コ イ ル の 形 状 な ど を 改 造 し た 。2D測 定 な ど 比 較 的 長 期 の 測 定 に は 、 低 温 で の 長 期 的 に 安 定 なMASが 必 須 で あ る が 、MASロ ー タ ー のdrivecapとbottomcap

の 固 定 な ら び に 冷 却 ユ ニ ッ トへ の 液 体 窒 素 の 安 定 な 補 充 手 段 を 改 善 し た 。 こ の 結 果 、-185℃ で 、 10時 間 程 度 の 連 続 測 定 が 可 能 に な っ た 。 今 年 度 は,ジ ャ イ ロ ト ロ ン の 故 障 や プ ロ ー ブ の 放 電 な ど が あ り,残 念 な が らDNP-2D固 体NMR測 定 の 実 施 が で き な か っ た が,準 備 が 整 い つ つ あ る の で 次 年 度 以 降 に 実 施 す る 予 定 で あ る 。

参考文献

[1]堀 井 文 敬,「 福 井 大 学DNP/CP/MASNMRシ ス テ ム(UFDNP-200)に つ い て 」,固 体 材 料NMR・ 材 料 フ ォ ー ラ ム 報 告,2013年,第53号. 123

参照

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