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04 人材育成活動 地域活性化プランナー学び直し塾

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Academic year: 2021

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4.人材育成活動 2014-June 20

地 域 活 性 化 プランナー学 び直 し塾

1.はじめに

本学では、平成 18 年度から包括協定を締結している県内自治体と「淡海地域政策フォーラム」を組織し、分権時 代にふさわしい行政職員の学び直し塾を開始していたことをベースに、文部科学省の「社会人の学び直しニーズ対 応教育推進プログラム」に採択され、平成 19 年度から 21 年度までの 3 年間取り組んできた。そうした成果を踏まえ、 社会連携研究センター独自プログラムとして、平成 22 年度から「地域活性化プランナー学び直し塾」として実施する こととなった。 本塾は、地域は生活に身近であることから、その態勢とは行政と市民が協働して共に治める地域ガバナンスの確 立だという認識のもと、地域ガバナンスの中核として期待される行政職員、NPO 職員、社会的市民(地域活性化プラ ンナー)の地域政策の立案能力向上を目的として、実践的な教育研修を行うものである。 本稿は、第 7 期となる平成 25 年度の状況について報告するものである。

2.学び直し塾の特徴

学び直し塾の特徴は、次のとおりである。 (1)講義とワークショップの組み合わせ 政策科学の最新理論を講義形式で提供した後、3 つのグループに分かれ、具体的なテーマでのワークショップを 実施し、テーマに基づく政策案を立案する。立案政策案の実現応力向上のためのプレゼンテーションを経て、公開の シンポジウムで報告し、多くの人々と意見交換する。こうしたプロセスにより政策形成の能力向上を図っている。 (2)現地視察研修 現場感覚を体感するための現地視察研修の設定し、研修内容に厚みを持たせている。 (3)認定委員会による資格認定 「地域活性化プランナー認定委員会」を設け、レポート、出席率、受講中の態度などを総合的に評価し、修了者に 対し「地域活性化プランナー」として資格認定(滋賀大学からの履修証明)を行う。 (4)政策案の公表等 3 つのグループで提案された立案政策案を報告し、自治体の政策形成に役立ててもらう。

3.平成 25 年度実施成果

(1)平成 25 年度実施プログラム 表 1 のとおりである。

人材育成活動

❏公共経営分野

(2)

4.人材育成活動 2014-June 21 【表 1 平成 25 年度実施プログラム】 回 日 程

講 義 内 容

講 師 場 所 第 1 回 平成 25 年 6/6 開校式(オリエンテーション) 全員 滋賀大学 講堂 第 2 回 6/20 政策科学とは <理論編> 山﨑 大津 第 3 回 7/4 政策実現の法制度 <理論編> 阿部 大津 第 4 回 7/18 知的生産の技術 <理論編> 仲野 大津 第 5 回 8/1 地域政策とは <理論編> 北村 大津 第 6 回 8/9-10 現地視察研修 全員 高島市内 第 7 回 8/22 中間レポートワークショップ 全員 大津 第 8 回 9/5 政策分析・事例研究 1 <実践編> 全員 彦根 実践課題 1)共生社会 「地域で暮らす高齢者の生活支援を考える」 今井・北村 ・佐野 実践課題 2)ニューパブリックマネジメント 「新時代の広報広聴を考える」 石井・横山 実践課題 3)地域ガバナンス 「コミュニティの活性化に向けて NPO との連携を考える」 山﨑・阿部 第 9 回 9/19 政策分析・事例研究 2 <実践編> 全員 大津 第 10 回 10/3 政策分析・事例研究 3 <実践編> 全員 彦根 第 11 回 10/17 中間講評 <実践編> 全員 大津 第 12 回 10/31 政策分析・事例研究 4 <実践編> 全員 彦根 第 13 回 11/16 政策分析・事例研究 5 (集中議論)<実践編> 全員 彦根 第 14 回 11/28 政策分析・事例研究 6 <実践編> 全員 彦根 第 15 回 12/12 立案政策案のプレゼンテーション <実践編> 全員 彦根 第 16 回 平成 26 年 2/1 シンポジウム(修了式) 全員 高島

(3)

4.人材育成活動 2014-June 22 今年度の政策分析のテーマは、次の 3 つであった。 ○共生社会 地域で暮らす高齢者の生活支援を考える ○ニューパブリックマネジメント 新時代の広報広聴を考える ○地域ガバナンス コミュニティの活性化に向けて NPO との連携を考える なお、現地視察研修は、高島市を訪問した。 (2)担当講師 石井 良一〈滋賀大学 社会連携研究センター 教授/学び直し塾 塾長〉 阿部 圭宏〈滋賀大学 社会連携研究センター 客員准教授/学び直し塾 副塾長〉 北村 裕明〈滋賀大学 理事・副学長〉 山﨑 一眞〈滋賀大学 社会連携研究センター 客員教授〉 佐野 洋史〈滋賀大学 経済学部 准教授〉 横山 幸司(滋賀大学 社会連携研究センター 准教授〉 今井 久人〈滋賀大学 社会連携研究センター 客員研究員〉 仲野 優子(特定非営利活動法人 しが NPO センター専務理事) (3)受講生及び地域活性化プランナーの認定 包括協力協定締結自治体などへの参加の呼びかけ、NPO 等への公募を行った結果、受講生は 29 名(自治体職 員 17 名、NPO スタッフ、市民等 12 名)を得て実施した。このうち、29 名全員を地域活性化プランナーとして認定した。 (4)OB 会の存在 1期〜7期で合計 160 名が学び直し塾を修了した。これまでの修了生で OB 会が設立されており、平成 25 年 6 月 には OB 有志にて鎌倉視察を行った他、開校式では数名の OB にコーディネーターを務めて頂いた。 (5)企画委員会の開催 次年度の実践課題テーマ、自治体以外の参加者の参画のあり方を検討するために、2 月に NPO メンバー、学び 直し塾 OB を加え、企画委員会を開催し、助言を頂いた。

4.受講生の評価

受講生を対象に、本塾へのアンケートを実施した。授業の回数、難易度、課題やレポート等の作業量、評価、成果 等について率直な意見が寄せられた。 成果については、多くの受講生が「成果があった」と評価している。なお、研究成果については、滋賀大学社会連 携研究センターホームページで公開している。

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4.人材育成活動 2014-June 23 【表 2 受講者の評価】

5.今後に向けて

今年度は、これまでで最大の 29 名の参加者があった。特に、地域で市民活動に取り組んでいる団塊世代の方々 の参加が多かったことが特徴的であった。12 名で構成した地域ガバナンスグループなどでは当初は意見の集約化 に手間取る場面も見られたが、結果的にはどのグループも行政と市民の差、地域の差を乗り越えて、活発な議論が 展開され、優れた政策提言を行うことができた。 学び直し塾のいい点は多様な人材が集まる点であり、今後とも質を落とさず、魅力的なプログラムとなるよう努力 していきたい。 (文責 教授 石井 良一) Q6 全体として成果があったか 1. 非常に成果があった 8 2. 成果があった 20 3. あまり成果がなかった 0 4. 成果がなかった 0 5. その他 1 ・ 政策立案の取り組み方を学ぶことができたと感じる。 ・ 私には、大学の経験が無く、今回のような雰囲気の中で、自ら学ぶことは、新鮮で 大いに意義深いものでした。 ・ 目の前にある課題に対してデータをもとにPDCAサイクルで考え示せること、個別課題 から取り組み地域の課題を議論し、政策として提案していく道筋を学んだ。 ・ 立案政策案のプレゼンテーションを終えた時点では、提案を否定されて終わって しまった感じがした。グループワークでは、データを収集し、その分析に基づき、 実現性の高い提案をしたつもりだったが、面白みがないという指摘があった。現実味が なくても、ユニークな提案が評価されるのであれば、疑問を感じる。 ・ 他のグループの講師から難しい課題を出され、作業が困難であったが、講師の方々の助言やグループの協力で何とか最終発表できる 段階までたどりつくことができた。多種多様な職業や年代の方々と交流し培った人と人とのつながりを大切にしたい。 ・ 様々な観点、価値観を持っている人と話し合ういい機会となった。また、様々な人がいることで、職員だけの研修にはない緊張感をもらう ことができた。 ・ 久しぶりに緊張した時間が持て、問題解決のプロセスが学ぶことができた。 ・ 施策を考えるための、手順を学ぶことができた。 ・ 問題点のとらまえ方、政策立案の考え方が勉強になりました。 ・ この講座を受講する前と後では、自分の枠が広がったのを実感することが出来て大変嬉しく思います。地元で、この学びを今後継続 して活かして実践していきたいと思います。 ・ 人脈。 ・ 今後、市民と行政の協働のまちづくりに向けて自身の役割などを考えることができた。 ・ ある課題を見つけ解決まで至るプロセスについて再認識できた。 ・ 提言案を共有することができたし、パワポなどのツールも鍛錬できた。 ・ この学びを機に、今後の行政職員としての取り組み姿勢を改めていかなければならないと強く思うことができた。 ・ 自分の知らない事に挑戦的。他の仲間、塾生と話し合った事、先生と話し合った事は成果があった。 ・ この場に出てこなければ会えない人と会えたから。 ・ 講座や各テーマ発表での講師の方の指摘の目線などがためになった。 ・ 市の職員だけでなく、NPOの方や一般企業の方とも一緒に研究をしていくことで、考え方や発想の違いを感じることが出来た。 もう少しグループワークの時間がもてれば良かったと思う。 ・ 「地域政策の立案」のためには、教室で話合うだけでなく、地域の方の声を聞くことが非常に重要だということ、地域性や地域課題、 魅力などをしっかり調査すること、先進事例やマーケティングなど多くの知識が必要であること、を学びました。 ・ 難しい中にも、今までに経験出来なかった方々との連携で、目標に向かい合ったと考えます。 ・ いままであまり地域の課題について深く意識することが無かったが、この研修を通じて意識するようになりました。 ・ 現在住んでいる地域で、行政・自治会・環境NPOの3者が地域で困難な課題を抱えており、その難題解決に役立っている。 ・ 後半の、自主ミーティングでそれぞれの考え方が明確になり、進行しやすくなったと思う。前半での時間が足りなかったように思う。 非常に 成果が あった 28% 成果が あった 69% その他 3% 全体として成果があったか

参照

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実施期間 :平成 29 年 4 月~平成 30 年 3 月 対象地域 :岡山県内. パートナー:県内 27