花粉の生理, 形態学的研究（第21報） : ユリ科植物の開花前後における花芽内アミノ酸含量の変化
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(2) . 第１０巻， 第２号. 北海道学芸大学紀要（第ニ部）. 花. 粉. の. 生. 第２１報. 理， 形. 態. 学. 昭和３４年１ ２月. 的. 研. 究. ユリ科植物の開花前後における. 花芽内アミノ酸含量の変化※ 沢. 田. 義. 康. 北海道学芸大学旭川分校 生物学教室 Ｙｏｓｈｉｙａｓｕ ＳＡＷＡＤＡ： Ｐｈｙｓ ｉｏｌｏｇｉ ｃａｌ ａｎｄ ｌ ｔ ｌ ｏｒｐｈｏｌｏｇｉ ｃａｌ ｌｅｎ ｇｒａｉｎ ｓｔｕｄｉｅｓ ｏｎ ｔｈｅ ｐｏｌ. Ｐａｒｔ ２１ ｉａｔ ｉｏｎｓ ｏｆ ａｎ ｉｎｏ ａｃ ｉｄｓｃｏｎｔｅｎｔｓｉｎ ｔｈｅ 日ｏｗｅｒ ・ ． Ｖａｒ ｂｕｄｓ ｂｅｆｏｒ ｉ ｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ 日ｏｗｅｒ ｔ ｌ ｉ ｌ ・ ｌ ｅ ｏｆ Ｌｉ ａｃｅａｅ ｌ ｔｈｔｈｅｖａｒ ｉａｔ ｉ ｓｃｏｎｃｅｒｎｅｄ ｗｉ ｄ ｃｏｎｔｅｎ七 ． Ｔｈｅ ｐｒｅｓｅｎｔ ｐａｐｅｒｉ ｉ ｏｎｓｏｆ ａｍｉｎｏａｃ ｉ ｌ ｔａｍｅｎ ｉ ｓｉｎｔｈｅｓ ｔ ｓ ，ｐ ， ｉ ｄ ｌ ｄｌ ｆ ｉ ａｎｔｈ ｄ ｅ ｕ ｌ ｎ ｃ ｎ ｔ ｌ ｐｅｒ ｅ ａ ｅ ａ ｐ ａ ｖ ｔ ａ ｒ ｓ ｔ ｂ ｏ ｕ ｅ ｖ ｈ ｉ ｅ ｏ ｍ ｎ ｔ ｆ ｉｏｎ ａｎｄ ， ｐ ｅ ａ ｓ ａｇｅｓ ｅ ｗｅｅｎ ｔ ｅ ｔ ｍｅ ｏ ｂｕｄ ｆｏｒｍａｔ 賃ｏｗｅｒ ｉｎｇ ｏｆ ｒ川筋““ ｌ む ｌ も たα“も ｓｃ九臨海賜れ Ｐａ ｓ ｓｏ ｏれれ 粥 卿Ｐ ， ｏｍｃ％“ ， Ｐα“盗 んｅのαわれ“卿 Ｃｈａｍｉ も ． ａｎｄ 五か諺 膚・ Ｄｅｃｎｅ ｉ ｄｓ ｃｏｎｔａ ｉｎｅｄｉｎ ｔｈｅｓｅ Ｈｏｗｅｒｓ ｗｅｒｅ ａｎａｌｙｓｅｄ ｂｙ ｍｅａｎｓｏｆ ｖａｎ ｓｌ ｋｅ ｍｅ ． Ａｍｉｎｏ ａｃ ｔｈｏｄ ｙ ． ２ ｌ ｌ ▼ ｅｎ ｇｒａｉｎ ｏｆ Ｐα？ Ｚ ｓ 九６のα野九〆超 Ｃｈａｍｉ ． Ｔｈｅ Ｐｏ ｓｓｏ ｉｕｍ， ．ｄｏｅｓ ｎｏｔ ｇｅｒｍｉｎａｔｅ ｏｎｔｈｅｓｕｇａｒａｇａｒ ｍｅｄ Ｂｙ ａｄｄ ｉｎｇ ａｓｐａｒｔ ｉｃ ａｃ ｉ ｌ ｄ ｉ ｉ ｔ ｄｔ ｈ ｔ ｌ ｕ ａｍ ｉ ｌ ｃ ａ ｔ ｄ ｌ ｉ ｇ ｃ ｏ ｈ ｉ ｅ ｃ ｎ ｒ ｔ ｏ ｏ ｍ ｅ ｈ ｌ ｕｍ ， ， ｅ ｐｏ ｅｎ ｇｒａ ｎ ｓ ，ｅｎａｂｅｄ ｔｏ ， ｏｗｅｖｅｒ ｌｙ ｉ ｇｅｒｍｉｎａｔｅ ｒｅａｄ ｌ ｉｎｇ ｓ ｉ ｔａｇｅ ｔ ｈ ｉ ｅ ａｏｗｅｒ ｄ ｔ ｈ ｉ ． Ｔｈｒｏｕｇｈｏｕｔｔｈｅ ｗｈｏ ｍ ｔｉ ｉ ｔｇｍａｏｆｔｈ ｓ ， ｅａ ｎｏａｃ ｃｏｎ ｅｎ ｎｔ ９ｓ ｔｙｐｅ ｏｆ ｐ ｌａｎｔｓ ｗａｓａｌｗａｙｓ ｈ ｉｇｈｅｒｔｈａｎ ｔｈａｔｉｎ七ｈｅ ａｎｔｈｅｒ ． ３ ｌ ｉｎ ｏｆ 忍れ死んγｏ卿““も 飼わｏ ｅｎ ｇｒａ ′ も鷲協れ Ｄｅｃｎｅ ． Ｔｈｅ Ｐｏｌ ｉｎ ｅｘｔｅｎｔ ｏｎ ｔｈｅ ｔａ ．ｃａｎ ｇｅｒｍｉｎａｔｅ ｔｏ ａ ｃｅｒ 、 ｌ ｍｅｄ ｉｕｍ． Ｔｈｒｏｕｇｈｏｕｔｔｈｅ ｗｏｈ ｃｏｎｔｒｏ ｌ ｉｎｇ ｓ ｔａｇｅ ｈ ｉ ｅ 日ｏｗｅｒ ｔ ｉ ｄ ｍ ｔ ｈ ａ ｎ ｔｉ ｉ ｅ ｏ ａ ｔ ｃ ｎ ｎ ｃ ｏ ｅ ｎ ｅ ａｎｔｈｅｒ ｏｆｔｈ ｓ ，. ｔｙｐｅ ｏｆ ｐ１ ｉｇｈｅｒ ｔｈａｎ ｔｈａｔｉｎ ｔｈｅ ｐｉ ａｎｔｓ ｗａｓ ａ１ｗａｙｓ ｈ ｉ １ ｓｔ ，．. ２ ） に お い て ｓｕｃｒｏｓｅａｇ ’ 前 報ｎ ａ ｒ培地上で発芽が極めて困難な Ｚ８α ル鰹ッｓＬ．（ト ウ モ ロ コ シ） ， ， 上””’ ” 〆α““”‘ ⑦Ｋｅｒ ” ‐Ｇａｗｌ エ ゾス （ カ シ ュ リ） の 花 雷 形 成， お よ び 開 花 前後 に お け る 雌 ず い ． ， お よ び 雄 ずい の ア ミ ノ 酸 含 量 の 変 化 に つ い て しら べ た 結 果 こ れ ら 組 織 内 の ア ミノ 酸 含 量 と ｓｕｃｒｏｓｅ ， ，. ａｇａ ｒ培地に適種， 適量のアミノ酸を 添加すること により， 花粉の発芽が著る しく促進される事実 との間 に密接な関係のあることを報告した．. よ っ て 本 研 究 で は， と く に ユ リ 科 植 の 中 で ｓｕｃｒｏｓｅａ ｒ培地上で発芽が極めて困難な 花粉 を ｇａ ， ４ （オ オ バ ナノ エ ソ レイ サ ウ） Ｐ 海 粥 も つ 丁γ溺れ”” たα粥Ｚ ｌ ｌ ３ ） ｓ ｃ兎の”“” ＠ Ｐａ ％α Ｐ勿“如 Ｃｈａｍｉｓｓｏ． ． １ ， ｑγ バ バ （ク ル マ ッ ク ネ サ ウ） ｒ培地上で花粉の発芽が容易な Ｅγｙ物γｏ“〆“粥 ブα ， お よ び ｓｕｃｒｏｓｅａｇａ Ｐｏ”Ｚ ‐ １. ５ ｃ”“２ Ｄｅ ｃｎｅ ，）（カタクリ）を材料植物と して選らび. ， 花器形成， および開花前後におけるアミノ酸 含. 量 の 消 長 に つ い て しらべ， 両 植 物 の 間 に 興 味 あ る 関 係 の あ る こ と を 知 っ た の で 報 告 す る ．. 本研究は北海道大学農学部田川隆教授の御指導によったものである． また実験に際しては 味 ， の素株式会社食品研究室戸井文一博士より多大の御援助をいただいた． 記して深く謝意を表わす ， 供試材料および実験方法 １ ） 供 試 材 料 （ ｓｕｃｒｏｓｅａ ｒ培地上で発芽が極めて困難な ｇａ. ，. ＰαγＺｓゑ錦α ＰれｙＺ卿 Ｃｈａｍｉ ｓｓｏ １ ．（ク ル マ バ ッ ク バ ネ. 裟 本研究の要旨は昭和３４年５月第１２回日本植物学会北海道支部大会にて発表 ． －１３ ３－.
(3) . . 沢. 田 義 康. “ β 九 吻 ‐Ｇａｗｌ ⑦ Ｋｅｒ サ ウ） “ ２αα““ 肋“ ．（エ ゾス カ シ ユリ） ， 及 び 発 芽 容 易 な γ“ γの 卿“”Ｐの ｃ粥” ， 乙””‘. より， 開花後にい たる各期の雄ずい， 雌 Ｄｅ ｃｎｅ ，（カタクリ） を材料植物としてえ らび， 花雷の時期 ずい， 花被， 花梗および葉を材料とした． ２ （ ） 実 験 方 法. いずれの材料植物 も， 開花 ７ 日 乃 至 １０ 日前の黄の時期より， 開花， および開花後までの 全期 間を通じ， 雄ずいでは， 蕪， 花 糸， 雌ずいでは， 柱頭， 花柱， 子房， さらに花被， 花梗およ び葉の 各組織内のアミノ 酸含量の消長を Ｖａｎ ｓｌｙｋｅ 法により測定 した． 各測定値は何れも試料の生重量 １ｇ 中 に 含 ま れ る ア ミ ノ 酸 含 量 を ｍｇ 量 で 示 した も の で あ る，. 実験結果および考察 ｉ“ｍ Ｚ Ｚ １ （ ） ｒｒｉ. たα肌ｆｓｃゐαｔｉｃαｍ Ｐａ ｌ ｌ ． な ら び に Ｒαｒｉｓ ゐｅｘαＰた郡Ｚα Ｃｈａｍｉｓｓｏ．. の開花前後にお けるアミノ酸含量. ） リキ ’ ｒ 培地上では発芽が極めて困難な種 こ報 告 した ご と く， ｓｕｃｒｏｓｅａｇａ 本 植 物 の 花 粉 は， 前報３. 類 で あ る． し か し， ｓｕｃｒｏｓｅａｇａ ｒ培地に適種， 適量のアミノ 酸を添加した場合には， 容易に発芽す ００１％ の ｇｌｕｔａｍｉｃ ａｃｉｄ お よ び ｈｉｓｔｉｄｉｎｅ， ｓｓｏ る． す な わち Ｐ御高 庇％αめね” お Ｃｈａｍｉ ． ． の 花 粉 は， ０. １ １ Ｚ Ｚ Ｚ ７声域 のＺα切２ Ｐａ Ｚ ‘ ２ たの７ ６％ の 高 い 発 芽 が み ら れた． 一 方 ＴγＺ ” ．で 添加培地上で， 夫々 ８５％， ７１ ． ０ ０％， ６ ％ と発芽率の促進 ｉｄ お よ び ｇｌｕｔａｍｉｃａｃｉｄ 添加培地上で， 夫々４ ｉｃ ａｃ ００１％ の ａｓｐａｒｔ も ０， が み ら れ た．. Ｚ ｌ ｌ Ｚ Ｚ Ｚ“粥 卿“ Ｇ“ ’ ” Ｐａ ２ ｓ ｃれαＺ よ っ て ま ず， 丁“′ ． の 雄 ず い， 雌 ず い， 花 被， 花 梗 お よ び 葉 に つ い て. ｌ ｅｌ， Ｆｉｇ．１， 花書形成期より開花後にいたる 期間の各組織内の アミノ酸の消長について調 べ， Ｔａｂ ２ に示す結果をえた． まず雄ずいについてみると， 花董形 成期より開花前後に亘る期間を通じ， 他 の組織に比して多 量のアミノ酸の含有 がみられた． とくに開花 １日前には 急激なるアミノ酸の 増量 がみられ， 開花 ２日後には 最高の蓄積がみ られた． しかし開花 ７日後ではアミノ酸含量は急激に減 ‐Ｇａｗｌ ⑦Ｋｅｒ 量 した が， こ れ は Ｚ８α 叱郷γｓＬ， ． の 場 合 と 全 く 同 様 な 傾 向 で あ る， 一 ，乙”” 欄 〆α“γ叱““. 方雌ずいについてみると， 柱頭， 子房の形成， ならびに充実が進むにともなって， アミノ酸含量は 次第に増大し， 閉花 ２ 日後に最高値 がみられた． この時期は蕪裂用が行われる時である， その後に は ア ミ ノ 酸 含 量 に 顕 著 な 変 化 は み ら れ な か っ た． つ ぎ に 花 弁 に お け る ア ミ ノ 酸 含 量 に つ い て み る と. ２ ） 開花 １日前に最高の蓄積がみられたが， 開花とともに急減した， すなわち前報 にも報告した如く Ｔａｂｌ ｅ ｌ．. Ｃｏｎｔｅｎｔｓ. ｉ ｌ ｔ ｓ ｐｉ. ｉ ｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ ａｏｗｅｒ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｉｎｏ ａｃ ｉａｔ ｉ Ｔｈｅ ｖａｒ １ α １ ｏｎ ｏｆ ａ ｌ ｌ ｔ 乙 Ｐａ ？ ② ｓｃ九α椀例”？ ？ ７ ｚ ｋα？ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈｉ ｓｃｅｎｃｅｉｎ ７ケ“魔も ，. . ｉｎｇ ｄａｙ ＢＩＯＯ １ ］ Ｑ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｔｈｅ ｄｅｈ ｉ ｓｃｅｎｃｅ. ７ｔｈ ｄａｙ １０七ｈ ｄａｙ ｌｏｏｍ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏ ｏｒｅ ｂ キ. ） １ ３７（ｍｇ ．. １ ５ ０（ｍｇ ） ．. １ ６４（ｍｇ ） ．. ２ ０（ｍｇ １ ） ．. ９３ ０ ．. ０ ９５ ．. １２ １ ． Ｌ０６. １２ １ ．. ｌ ｐｅｔａ. ０６ １ ．. ｉａｎｔｈ ｐｅｒ. ０ ７８ ．. ｌｅ ｐｅｄｕｎｃ. ０ ７２ ．. ｌ ｅａｆ. ０ ５３ ．. Ｑ８５ Ｑ７４. ２ （ １ ５－一 ‐ 三 三三 ２５ １ ．. . . Ｑ７４. …１３４－. . ７ｔｈ ｄａｙ ｔｅｒｂｌ ・ ｏｏｎ. ｌ ５８（ｍｇ ） ． １ ３６ ． ０ ６２ ． ２８ ０ ． ６８ ０ ， ０ ５１ ．.
(4) . 花粉の生理， 形態学的研究. ｈｄ ｏ ｌ ｔ ａ ｙ. ｂ １ ｆ ｏ ｒ ｏ ｍ ｅ ｅｂ ｏ. ｉ ７ ｔ ｌｄ ａ ｙ. ｆ ｂ １ ｅ ｏ ｒ ｅｂ ｏ ｏ ｍ. ｆ 『 ｉｇ ． １．. ｄｄ ３ ａＢ ｒ ｔｄ １ ｉ ａ ｓ ｙ １. ｙ ｏ ｏ ｍｎ ｈ ｄｄ ａ ｇ ご ｙ ｂ如ｂ １ ｏ ｏ ｍ ｇ窓 ｉ ｏ ｏ が 認妄誕ふ 菅ｂ 頭. ｈｄ ａ ７ ｔ ｙ. ｍｍｍ 繍ｒ. Ｔｈｅ ｉａｔ ｉｏｎ ｏｆ ａ１ ｉ ｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ 賃ｏｗｅｒ ｎｉｎｏ ａｃ ．Ｖａｒ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｉ ｓｃｅｎｃｅ ・ｎ 望γ泥魔⑦”％ なα ｌ ｌ ？偽旅ｃ九α七海秘“ も Ｐａ ．. ○Ｆ－－‐ ０ー ４ ｆ ｅ ａ. ｏ ヒ で 品 」 ｏ ャ に 心 三 ｏ Ｕ. ー … ｌ ｃ』 ｅ （ ｏ÷－－－ｏｐ. －－－－－－－. １０ ｈｄ ー ａ ｖ ｋ ｆ ｌ ｏ ａ ｒ ｅｂ ｏ ｍ ｏ Ｆｉ ｇ ． ２．. ｈｄ ７ ｔ ａ ｙ ｂ ｆ ー ｅ 。 ｒｂ ｏ ｏ ｍ. 夢. －－－ ｏ 、、、 、、 －－ ＼. １ ｄｄ ３ ｏ ｏ ｍｍｇ ａ ｔｄ ａ ｒ ｓ ｙ ｌ ｙＢ ｆ １ ｂ ぞ ｏ ｒ ｅ 量 ｆ ｏ ｏ ｍｂ ａ ｏ ｒ ｅｂ ｅ ｙｂ ｅ ｏ ｒ ｅｄ ｈ ｔ ｒ ｎ ｅ ｂ ｌ ｏ ｏ ｍ ａ ｈ ｉ ｄ ｃ ｅ ｓ ｃ ｅ ｌ ｌ ｅ. ｄｄ ａ ｙ ： ｎ １ ｒ ｏ ｍ ｏ ｔ ｅ ｒｂ. Ｔｈｅ ｖａｒ ｉａｔ ｉ ｉｎｏ ａｃ ｉｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ ａｏｗｅｒ ｏｎ ｏｆ ａ１ ｎ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｉ ｓｃｅｎｃｅ ｌｎ 鈍Ｚ魔錫“もＡ ｌ ｌ ７ α “誌ｓｃ九α筋ｃｚ ｏ“② Ｐａ ， ．. ５－ －１３. ℃. ｈｄ ７ ｔ ａ ｙ ｌ ｆ ｏｍ ｏ ｔ ｅ ｒｂ ａ.
(5) . 沢. 田 義 康. 象とアミノ 酸の減 Ｚ““ “‘ ‐Ｇａｗｌ ｒ ⑦ 〆”““ｃ““⑦ Ｋｅ ． の開花の場合と全く同様な傾向 がみられ， 開花現. ＜お 量とが密接な関係を有するものの ごとく思われる． さきの結果から， 雄ずい， およ び雌ずいる. ” ６ ２’ ）の ’ い て は， と く に 開 花 当 日， 乃 至 開 花 後 に ア ミ ノ 酸 の 顕 著 な 蓄 積 が み ら れ た こ と は， 前 報 ｉ Ｚ Ｚ 超 Ｍｉ ｑ αγｓＬ． 乙”〆“ｍ ｄα“γ化“’ ， の 場 合 と 同 様 に， 花 粉 発 芽 ‐Ｇａｗｌ ” Ｋｅｒ ． ， Ｓ〆” ｇγαｃ Ｓ妙 ， Ｚ８α 崩て. および受精現象と密接な関係を有する ごとく考えられる． つぎに花被， 花梗， および葉におけるア ミノ酸含量の変 化についてみると， 雄ずい， 雌ずいに 比して全期間を通じて アミノ酸の 含有量は少 量であった． しかもこれ ら組織内のアミノ酸含 量は， 開花 １日前， 乃至開花 ２日後に 最高の含有量 を示したが， 其の後は急激なる減少がみられた． このことは， 花被， 花梗 および葉から花器へのア Ｔａｂｌ ｅ ２．. ｉｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ Ｈｏｗｅｒ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ｉｏｎ ｏｆ ａ ｉ Ｔｈｅ ｖａｒ １ ｍｉｎｏ ａｃ ａｔ Ｚα Ｃｈａｍｉ ｓｓｏ ｉ ｄ ． ｈ ｈ ｆ ｈ ｔ ｔ ｅ ｎ ｃ ｅｉｎ Ｐαγ盗 ん６電αＰん影Ｚ ｔ ｓ ｃ ｎ ｒ ｅ ｒ ｅ ａ ａ ｅ ｅ Ｄａｔｅ. ．. ５ｔｈ ｄａｙ ７ｔｈ ｄａｙ ｌ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏｏｎ ｌ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏｏｎ. Ｃｏｎｔｅｎｔｓ. ーー. ｌｓｔｄａｙ ａｆｔｅｒ ６ｔｈ ｄａｙ ｂｌ １ａｆｔｅｒ ｏｏｎ ｌ ｉ － ａｆｔｈｅ ｂ ｏｏｍ ｓ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ. ７４（ｍｇ ） ｌ ．. ａｎｔｈｅｒ. ０ ８３（ｍｇ ） ．. ０ ８７ｒｍｇ ） ．. １ ３７（ｍｇ ） ．. ４０（ｍｇ ） １ ．. ２ ２ ０（ｍｇ ） ．. ｉｇｍａ ｓｔ. ０ ８５ ．. ４３ １ ．. ９６ １ ．. ０ ８５ ．. ＯＶａｒｙ. ０ ５７ ．. ４３ １ ． ０６９. ２ ５５ ．. ０ ６９ ．. ０ ９５ ．. ９６ ０ ．. ０１ １ ．. ８７ ０ ．. １２ １ ．. ８５ ０ ，. ４２ ０ ．. ０ ５７ ．. ０ ６１ ．. ０ ６８ ．. ２３ ０ ．. ０ ７４ ，. ９５ ０ ．. ０ ６８ ．. ０ ５６ ．. ４７ ０ ．. ７３ ０ ．. ６８ ０ ，. ２３ ０ ．. ｉａｎｔｈ ｅｎｄｏｐｅｒ. ０ ５７ ．. ｉａｎｔｈ ｅ×ＯＰｓｒ. ２９ ０ ．. ｅ ｐｅｄｕｎｃｌ ｌ ｅａｆ. Ｅ ｌ. ０８７ ０４６ ０７４. Ｏ ３４ ． ４５ ｏ ．. ０４７. ｈ ｔ ｒ ｅ ｎ ・←÷÷ ・ａ ｄ ｍ ａ ｇ ｏ－－－－ｏｓ. ひ－－ｏ ｏｖ可 で 竃 両 ｏ 口 で ５ こ ｏ さ り さ 尺）. － －Ｏ ′ｏ－－ ′ ｏ〆. ７岬． ｙ. ５”． ｙ. －－－－ーー ‐＜｝－－－ －－ － Ｃｒ ． ′ ′′. ｆ脚ｂ ー 敦ぬｙ。 仰ｍ ３ｍ壷ｙ 旨』耐。 ｇ・. ａ Ｍ倣 伽ｍ蜘陀ｂｂ 総＝ ｄ ｙ認蟹 一脚団』ｄ雨群州 Ｆｉ ｇ ． ３．. ぬ壷ｙ ｌ ｏ ｍ ｏ ｆ ｔ ｒｂ ａ ｅ. ｉｄ ｃｅｎｔｅｎｔｉｎ ａｏｗｅｒ ｉｎｏ ａｃ ｉ ｉａｔ Ｔｈｅ ｖａｒ ｒ 〕 【 ｌ ｏｎ ｏｆ ａ ｉ ｓｃｅｎｃｅ ｌｎ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ Ｐαγ祷 れｅのαＰん ”α Ｃｈａｍｉ ｓ ｓｏ ．. －１３６－.
(6) . 花粉の生理， 形態学的研究. ●. ●ｅ ｄ ｈ ａ ｌ ｎ ｏ臨ｉ ｎ. ｈ 支 ｉ ｔ ｅ ｎ ｏ ｒ ａ ・÷－－－→ ｅ ｐ ｆ 〇ー． －ー一〇ｌ ｍ １ Ｕ ｎｄｅ ｏ÷離国－｛）ｐば. １ｒ 一４ ４ー ド ． ′′′. ．ｔ ｉ １ １ ｎ ｏｍ ｔｄ ー ｒｂ ０ ｏ ｔ ｎ ｈｄ ｈｄ ｏ ｇ． ｓ ａ ｅ ７ ｄｄ ｔ ａ ｙ可 ａ ｙ ３ ｒ ａ ｙ ５ ｙＢ ｆ Ｉ ｆ ｆ ｒ ｅ ａ ｂ ｏ ｆ ｅ ｆ ｏ ｔ ｎ ｃｂ ｍｒ Ｑ 。 ｒ ｐ１ ｏ ｏ た ） ｒ ｅｄ ｏ ｒ ｅｂ ｅ （ ａ ｅ ｔ ｅ ｒ ｙｂ ｂ ｌ ｏ ｏ ｍ ａ ｈ ｈ ｈ ｉ ｒ ａ ｔ ｅ ｔ ｓ ｃ ｅ ｎ ｃ ｅ ｎ ｎ ｅ ｒｄ ｅ ・１ １ Ｃ Ｐ ぜｎ 、 Ｆｉｇ． ４．. ｉ ｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ 日ｏｗｅｒ ｉａｔ ｉ Ｔｈｅｖａｒ ］ ｍｉｎｏ ａｃ ｏｎ ｏｆ ａ ｉ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅ ｌｎ Ｚα Ｃｈａｍｉ Ｆαγ禽 た ｓ ｓｏ ８のαＰん“Ｚ ， ，. ミノ酸の移動転流が行われる結果として， 雄ずい， および雌ずいの充実が起るものと考えられる， ｌ ｓ ｓｏ （Ｐ１ ａｔｅｌ 参照） ｅ２ ． の ア ミ ノ 酸 含 量 の 変 化 につ い て は， Ｔａｂ ． つぎに Ｐαγお ゑ錦αＰねγ”α Ｃｈａｍｉ ，. Ｆｉ ｇ ．３ ， ４ に示す結果をえた． すなわち雄ずいでは， 荊， 雌ずいではとくに， 柱頭， および子房のア. ミノ酸含量の変化について調べた． まず荊については， 花器形成が進むに伴って次第に増量し， 開 花当日に最高の含量がみられたが， 開花 ６ 日 後 に は 減 少 した． つ ぎ に 雌 ず い の 柱 頭 につ い て み る と. 子房に比して， 花藷形成より開花にいたる期間にわたって， 常に多量のアミノ酸の含有がみられた． とくに開花前より急激に花の含 量を増し， 開花当日ではさらに顕著な増量を示して， 開花 ７日前に 比し， ３倍量に達した， しかし開花６日後には， 急激に減退した， 柱頭のアミノ酸含量の急増は， １ Ｐ ｔ 柱頭上での花粉発芽に際して， 重要なる意義があるもののごとく考えられる （ ａ ｅ２ 参照） ． び葉におけるアミノ酸含量 まず外花被 つぎに外花被， 内花被， 花梗およ についてみると， ， お. よび内花被では花蓄形成， 開花 前後の期間を通じて， とくに内花被では， 外花被に比して， 多量の アミノ酸の含有がみられた． しかも開花 １日前には， いずれの花被にも最高のアミノ酸の蓄積がみ られ， 中でも内花被では顕著であった． しかるに開花とともに急減がみられた， このことは “”““ ２. ２ ） ４αｚ〃Ｚｃ“’” Ｋｅｒ－Ｇａｗｌ Ｚｓ物 のＺｃ％“２ Ｐａ ｌ ｌ 乞 たの７ ？ ． ， Ｔ“／彦秘“ ，の開花の場合と全く同様に. ， 花被の開花 に際してみられる急激なるアミノ酸の減量は， 開花と密接な関係を有するものと考えられる， つぎ に花梗では開花 １ 日前に最高のアミノ酸の含量がみられたが， 開花とともに急減がみられた， これ らの結果から， 花梗および葉における開花前後のアミノ酸の減退， 転流は， 雄ずい， および柱頭の 急増とあいまって授粉に関し意義あるものと考えられる，. ２ （ ） 翌ｒ″鉱ｒｏｎｉ鎚ｍｉαＰｏ冗ｉ ｒ ｃα筋 Ｄｅｃｎｅ ． の 開 花 前 後 に お け るア ミノ 酸 含 量 の 変 化 ５ ） βγｙ物 知れＺ“” ⑦ブαＰｏｍｃメ タ ” Ｄｅｃｎｅ ｒ培地上で容 ｇａ ． の 花 粉 は， 前 報 で 報 告 した 如 く， ｓｕｃｒｏｓｅａ. 易に発芽する種類である． 上例に対比して本種の花奮の形成， および開花前後にわたる期間のアミ ー１３ ７－.
(7) . 沢. 田 義 康. ｌｅ３ ノ 酸 含 量 の 消 長 に つ い て し ら べ， Ｔａｂ ，５ ， ６ に示す結果をえた． まず雄ずいの中， とくに ， Ｆｉｇ 蕪 に お け る ア ミ ノ 酸 含 量 は， 花 奮 形 成 の 進 展 に と も な い 増 大 した． しか も ｓｕｃｒｏｓｅａｇａｒ 培 地 上 で ５ ） ３ ） お よ び ｒγＺ ｌ ｌ ｉ Ｚ Ｚ Ｚ 〆““ ｃ““ ⑦Ｐａ ？た加 療 弟α ｓｓｏ ． の は， 花粉発芽が困難 な Ｐαγ海 ゑ錦αめカメお Ｃｈａｍｉ ， 滴 の ア ミ ノ 酸 含 量 に 比 して， Ｅγ“ゑ飾れ〆伽 “ 噂ｏ“た粥” Ｄｅｃｎｅ ． の 茄 で は， さ ら に 多 量 の 蓄 積 が み ら. 易と何らかの関連があるものと 思われ る． しかし開花後茄のアミノ酸含 量は急激に減少した． 一方花糸についていてみると， 花器形 成に ともないアミノ酸の増量がみられたが， 開花 １日前より 急激なる減少がみ られた． このことは， 花 糸を通じてアミノ酸は荊へ， 移行転移し， 授粉にそなえて蕪の充実が行われる ものと思われる． れ た． こ の こ と は， ｓｕｃｒｏｓｅａ ｒ培地上での花粉発芽の難， ｇａ. Ｔａｂｌ ｅ ３．. ｅｒ ｉ ｉｎｏ ａｃ ｉｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ 負ｏＷｅｒ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔ ｉａｔ Ｔｈｅ Ｖａｒ ］ ｏｎ ｏｆ ａｎ ｉ れ Ｄｅｃｎｅ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅｉｎ 五伊野ｔんγｏれ⑦崩れ ＪαＰｏ九悌秘γ ． Ｄａｔｅ. Ｃｏｎｔｅｎｔ ｓ. ａｎｔｈｅｒ ｆ ｉ ｌａ立 ｌ ｅｎｔ. ３ｄ ｄ. ７ｔｈ ｄａｙ. ｒ ａｙ ｌ ｌ ｌ ｂ 蜘 。ｂ 。 。ｍ 。 。ｍ ｂ 蜘 。ｂ. ｌｓ ｔ ｄａｙ ｌ ｂｅｆｏｒｅ ｂ ｏｏｍ. Ｂ１ ］ ［ ｎｉｎｇ ｄａｙ ｏｏ ａｆｔｅｒ ａｎｔｈｅｒ ｉ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅ. ｌｓｔ ｄａｙ ｏｏｍ ｅｆｔｅｒ ｂｌ. ２９回ｇ ） １ ．. １ ５９（ｍｇ ） ．. ２ ） ３５（ｍｇ ．. ２ ７９（ｍｇ ） ．. ２ ９７（ｍｇ ） ．. １ １９ ．. ８０ １ ．. ２ １０ ．. ２０ １ ．. ０ ８４ ． ０ ９８ ．. ｉｇｍａ ｓｔ. ０ ８８ ．. １ １２ ．. １ ５４ ．. １ ６４ ．. ＯＶａｒｙ. ０ ７０ ．. １ １７ ．. ２３ １ ．. ４２ １ ．. １ ３１ ，. ｐｅｔａｌ. ０ ８１ ．. ０ ９４ ．. ０９ １ ．. ０ ７７ ．. ０ ７３ ． ０ ６３ ． ０ ８８ ．. ｌｅ ｐｅｄｕｎｃ. ０ ３２ ．. ０ ３６ ，. ０ ５０ ．. ９１ ０ ．. ｌ ｅａｆ. ０ ８４ ．. ９４ ０ ．. １ ０４ ．. ００ １ ．. ．. ◎÷÷÷÷・. ｈ ｈ ｔ ｅ ｎ ｒ. ◎÷ー－ ４. Ｇ ｌ ｔ ｎ ａ ｍ ｅ. ｏ－－－－。. ｉ ｔ ｍ ａ ｓ ｇ. ｏ÷－－－－ｏ. ｒ ｏ ｖ ａ ｙ. ′ 〆〆 〆′ 〆 . 〆′. 、. お. . ｄ １ ７ ー ａ ー ｙ ｌ ｂ ｆ ｍ ｏ ｒｂ ｏ ｅ ｏ Ｆｉ ｇ ・ ５・. ー. ・ ３ ｌｄ 「 （ ａ ｙ ｂ ｆ １ ｅ ｏ ｒ ｅｂ ０ ｏ ｍ. ｌ １ ｉ ｌ ”ｄ ａ ａ ｍ ・ ・ ｎ ｕ ｔ ｙＢ ｙｌ ａ ｇｄ ｓ 〔 ｙ ａ １ ｆ ｂ １ ｔ ｒａ ｎ ｌ ｃ ｒａ ｒ ｅｂ ｛ … ． ・ａ ｅ ｅ 。 ） ｆ １ － ぐバ ー ｎ ｏ ｍ ｄ ｌ ｉ ｅ ｎ ｃ ｅ ｅ ・ ｓ ｃ. ｉｄ ｃｏｎｔｅｎｔｉｎ 旦ｏｖ ｉ ｖｅｒ Ｔｈｅ ｖａｒ ｎｉ ｎｏ ａｃ ａｔｉ ｏｎ ｏｆ ａ１ ｉ ｓｃｅｎｃｅ ｌｎ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ を 五か彩りげｏれれｏ ｃ ２のれ Ｄｅｃｎｅ ７ ｚ “も７α力ｏ ．. －１３８－.
(8) . 花粉の生理， 形態学的研究. ’ ｅ ｔ ａ ・ト÷÷－◎ ｐ ． 。－－ －－ －－ｏＩ一 ｌ ｅ ０÷－－－ｏｐ ｕｎｃ. －－イリ －－－－ ÷′〆 －紀〉 ｅ÷－－－－－－－－－－－ －－－－－ １ ａ １ ； ｎ ｙ ｔｄ ． ｒ ｎ ｌ ５ ０ 。 ｇｄ ａ ｙ ー ｈ ｔ ｅ ｒａ ｆ ｎ ｔ ｅ ｒａ ａ ｆ ｔ ｅ ｒ ｈ ｉ ｄ ｅ ｎα ．ｂ ｓ ｃ ｅ ， 。 。 ｍ ｉ ｄ ｃｏｎｔｅｎｔ ｉｎ ａｏ ｉｏｎ ｏｆ ａ ｉｎｏ ａｃ ｉａｔ Ｔｈｅ Ｖａｒ ｌ ｄ ｌ 一 Ｗｅｒ ｉ ｓｃｅｎｃｅ ］ｎ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄａｈ 忍γｇ仇知れ １ 乙 のれ 如ｐｏｍｃ賜れ Ｄｅｃｎｅ． ｌ ｆ ｄｄ ３ ｏ ｏｍ 『 ｅ ｏ ｒ ｐｂ ａ ｙｂ. Ｆｉｇ ， ６．. ｌ ｓ 沈ｄ ａ ｙ ｂ ｄ 。 ｒ ｅ ｂ ｌ ｏ ｏ ｍ ．. つ ぎ に 雌 ず い の 柱 頭， お よ び 子 房 の ア ミ ノ 酸 含 量 に つ い て み る と， 花 器 形 成 の 進 展 に と もな い. 次第に増量がみ られた． まず柱頭では， 開花 １日前より急増し， 祐裂開当日に最高の蓄積がみられ. ３ ） Ｚ Ｚ Ｚ ｓ ｓｏ Ｚ ”” た． し か も ｓｕｃｒｏｓｅａｇａｒ 培 地 上 で 花 粉 発 芽 が 困 難 な， Ｐαγお ゑ甥αめね“ お Ｃｈａｍｉ ．， 丁γＺ ５ ） お よ び Ｚｅα 肌αγｓ Ｌ の開花当日の柱頭に含有されるアミノ酸含量 に 比 し ｌ ｌ たα粥ｚ ｓ ｃゐα霧錫朔 Ｐａ ．， ⑦声Ｐｏ ７ の鷲ｚ勿２Ｄｅｃｎｅ て， ｓｕｃｒｏｓｅａ ｒ培地で花粉発芽の 容 易 な βγｙ物γｏ鰯““ ｇａ ，のそ れは 少 量で あ っ. た． つぎに花被， 花梗， および葉では， いずれも開花２ 日後に最高のアミノ酸の蓄積がみられ， 以 Ｐ １ ｔ ｅ３ 参照） ａ 後急減を示した （ ． ｒ培地上で花粉発芽が困難な植物では， 概 して， 特 に 比 以 上 の 結 果 を 総 括 す る と ｓｕｃｒｏｓｅａ ｇａ ｒｏｓｅａｇａ ｒ培地上で花粉発芽の容易 較 して 柱 頭 に 多 量 の アミ ノ 酸 が 含 有 さ れ る， こ れ に 反 して， ｓｕｃ な おγ“ゐγｏれ粥 雛ブαＰｏ溺 錫’ ７ ⑦Ｄｅｃｎｅ ， で は， 柱 頭 に 比 し特 に 多 量 の ア ミ ノ 酸 の 含 有 が み ら れ た， 以. 上の事実から柱頭上での花粉発芽の難易は， 商， および柱頭のアミノ酸含量と 何らかの関係がある ものの ごとく思惟される 引 用 １ ） 沢田義康： ２ ） －－－－： ３ ） －－－－： ４ ） －－－－：. 女 献. 植． 雑り 印刷中， 北． 学． 大． 紀， ， 印刷中． １９５８ 植． 雑． １：８４０（ ｝ ． ，７. １９５７ ） 北． 学． 大． 紀． ． ，８； ８７（. １９５８ ） ５ ） 一－－ ・中谷嘉昭： 北， 学． 大． 紀． ． ，９：３４（ ） 悟留： 北． 学． 大． 紀． ６ ） －－－－・長崎１ ． ，１０：７０（１９５９ １９ ８ ５ ） ７ ） －－－－： 北． 学． 大。 紀． ． ，９：４２（ ９一 －１３.
(9) . 沢. 田 義 康. Ｅｘｐｌａｎａｔ ｉｏｎ ｆｏｒｔｈｅ ｐｌａｔｅ Ｔｈｅ ｆ ｉ ｉ ｌ ｌ 云 ｏ → ｗｅｒｓ ｂｅｆｏｒ ａｎｄ ａｆｔｅｒｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅｉｎ ７ ｆ”＊““もたα？ ７ ｚ ⑦”％ Ｐａ ｓｃ九α“Ｇ ． Ｐ１ａｔｅ ｌ ． ａ： ｌｏｔｈ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏｏ １ ｍ ｂ： ７ｔｈ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏｏｍ. ・. ｃ： ３ｒｄ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ・ ｏｏｎ ｄ： ｌｓ ｔｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏｏ １ ｍ ｉ ｅ； Ｂ１ ｏｏｍｉｎｇ ｄａｙ （Ｂｅｆｏｒｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ） ｓｃｅｎｃｅ ｆ： ２ｎｄ ｄａｙ ａｆｔｅｒ ｂ ｌ ｉ ） ｏｏｍ （Ａｆｔｅｒａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅ. －１４０－.
(10) . 花粉の生理， 形態学的研究 － ◆ －「Ｍ一一 ・ 一 一 犠一 ▼＋三 ， ； . . ’ ’ 、・ ． ｒ ． ， ‐ ．. ４ －１ １－. .
(11) . 沢 田 義 康. ｉｏｎ ｆｏｒｔｈｅ ｐｌａｔ Ｅｘｐｌａｎａｔ ｅ ｉ Ｔｈｅ 負ｏｗｅｒｓ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａ 九８のαのん“Ｚ Ｚα Ｃｈａｍｉ ｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ‐ ｓｃｅｎｃｅｉｎ Ｐαγ海． ｓｓｏ ． Ｐ１ ａｔｅ ２ ． ａ： ７ｔｈ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｏｏｍ ｌ ｂ： ５ｔｈ ｄａｙ ｂｅｆａｒｅ ｂ ｏｏｍ ｌｏｏ ｌ ｎ ｃ： ３ｒｄ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂ ｉｎｇ ｄａｙ （Ｂｅｆｏｒｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｉ ｄ； Ｂ１ｏｏｎ ） 【 ｌ ｓｃｅｎｃｅ ｌ ｉ ｝ ｓｃｅｎｃｅ ｅ： ｌｓｔｄａｙ ａ貴ｅｒ ｂ ｏｏｍ （Ａｆｔ ｅｒ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｆ： ６ｔｈ ｄａｙ ａｆｔｅｒ ｂｌ ｏｏｎ ｌ. －１４２－－.
(12) 花粉の生理， 形態学的研究. ／ ｛ ～. 一ュ４３－.
(13) . ，沢 田 義 康. Ｅｘｐｌａｎａｔ ｉ ｏｎ ｆｏｒｔｈｅ ｐｌ ａｔ ｅ ｉ Ｔｈｅ 汎ｏｗｅｒｓ ｂｅｆｏｒｅ ａｎｄ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅｉｎ 忍γ ｇ劫γｏれれｍ 如のｏれＺｃ乙初児 Ｄｅｃｎｅ。 Ｐ１ ａｔｅ ３ 暑さ ｚ ｌｏｏｍ ａ： ｌｏｔｈ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂ ｂ： ８ｔｈ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ｌ ｎ ｏｏ 、. ｌ ｃ： ３ｒｄ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌｏｏｎ. ｄ： ｌｓ ｔ ｄａｙ ｂｅｆｏｒｅ ｂｌ ］ ｍ ｏｏ. ‐. ｉ ） ｅ： Ｂ１ ｏｏｍｉｎｇ ｄａｙ （Ｂｅｆｏｒｅ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ ｓｃｅｎｃｅ ｉ ｆ： Ｂ１ ） ｓｃｅｎｃｅ ｏｏｍｉｎｇ ｄａｙ （Ａｆｔｅｒ ａｎｔｈｅｒ ｄｅｈ. －１ ４４－.
(14) . 花粉の生理， 形態学的研究. 、. ｛. ’. ／. . . . . . . . . . 義 鰯灘灘. . . ◆. ，. . ｒ ．. . . ′. ．. . . .
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