日本ニュージーランド学会誌 第27 巻
(研究報告)
ニュージーランドの留学生の受け入れと送り出し
陶山宣明 日本映像翻訳アカデミー はじめに 英語圏の先進国として、ニュージーランドは世界の各地から多くの留学生を受け入れて いる。ニュージーランドで学ぶ留学生は、発展途上国からではなく、他の先進国からも来 る。留学生受け入れの絶対数においては、アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアの 英語圏の国がトップスリーに並ぶが、国の人口比からするとオーストラリアが抜きん出て いる。表1 が示すように、ニュージーランドは、人口が小さな国でありながら、オースト ラリアに次ぐ受け入れ大国である1。上位 5 ヵ国にオーストリアを除いて英連邦の国が並 ぶのは、英語が世界のリンガフランカであることと決して無関係ではないだろうが、官民 一体で留学生の受け入れに積極的に取り組んでいる結果でもある。 表1 人口100 万人当たりの留学生受け入れ数ランキング 順位 国名 人数 1 オーストラリア 15,508 2 ニュージーランド 11,203 3 シンガポール 9,321 4 オーストリア 8,360 5 イギリス 6,530(注) UNESCO Institute for Statistics の 2017 年統計と人口から著者作成
他方、ニュージーランドが受け入れている数(52,678)には遠く及ばないが、2017 年の 時点で 4,767 人のニュージーランド人が海外の大学やカレッジに学んでいる。つまり、 ニュージーランドは、受け入れている留学生数の10 分の 1 以下にせよ、海外に留学生とし て飛び出しているのである。古くは英帝国内の新興国として、母国イギリスの大学にニュー ジーランド生まれの若者が向かう現象があった。ニュージーランドの移民の子弟が父母や 祖父母の祖国であるイギリスに帰って教育を受ける場合、帰ニュージーランド二世と呼べ るかどうかは更なる研究を俟つ2。ちなみに、「原子物理学の父」と呼ばれるアーネスト・ ラザフォードはニュージーランドで生まれ、ニュージーランドの大学で学位を取得した後 に、ケンブリッジ大学に学んだ3。 一般に、留学生の出身国と留学する国の特徴からして、留学には垂直関係と水平関係が ある。経済的に後進する国からの留学生が先進する国を選んで学ぶのが垂直関係で、留学 を終えた後には帰国して母国の発展に寄与することが理想とされている。留学が普及して いく20 世紀において、そのほとんどは垂直関係だったと言える。したがって、留学生の自
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然な流れは経済発展途上国から先進国だったが、近来には水平関係の留学も格段に増えて きている。水平関係では、留学生の出身国と留学先の国の間に明確な形では経済的に上下 関係が存在せず、留学先を選ぶ時にはむしろ特定の教育機関の質、専攻の適切さ、副次的 な産物としての言語の習得、文化的な魅力などが決め手となる。 ニュージーランドは、南太平洋に位置する先進国である。OECD への加盟は日本よりも 遅く 1973 年だったが、敗戦国だった日本よりも戦後直ぐには生活水準ははるかに高かっ た。本稿は、オセアニア地域の先進国であるニュージーランドが、どういった留学生の受 け入れと送り出しを行っているかを調べて、分析したい。 ニュージーランドで学ぶ留学生 ニュージーランドが留学生の出入関係で、受け入れの方が送り出しより多くなるのは、 コロンボ計画が始まった第 2 次世界大戦後である4。戦後直ちに冷戦が始まり、西側先進 国は貧しいアジア諸国が共産化するのを防がないといけなくなり、そうした国々が自由経 済の下で発展するのを助ける必要性に駆られた。そこで、ニュージーランド、オーストラ リアを始めとする英連邦の先進諸国は、積極的にインドやパキスタンなどの対象国からの 公費留学生の受け入れを始めたのである。コロンボ計画が、継続的な政府主導プログラム として、ニュージーランドが発展途上国から留学生を受け始めた嚆矢である。 留学生に関する統計は留学生をどう定義するかによって大きく違いを生じるが、自分の 国籍の国の外に移り住んで大学などの高等教育機関で1 年以上の期間で学ぶ者を留学生と するユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の統計に依拠する5。表2 に示されるように、 現在、ニュージーランドの高等教育機関で学ぶ留学生の圧倒的多数は、アジア太平洋諸国 からである。この地域には日本、韓国、オーストラリア、イスラエル、シンガポールの先 進国も含まれているが、オーストラリアを除いてはさほど大きな数字ではなく、アジア太 平洋地域の発展途上国からの留学生がニュージーランドへの留学生の顕著な特徴であると 結論づけて良い。逆から見ると、太平洋のいくつかの国では、ニュージーランドが最大の 留学先国となっている6。 表2 ニュージーランドで学ぶ留学生の出身地域(2017 年) 地域 人数 アラブ諸国 899 中欧・東欧 540 中央アジア 73 東アジアおよび太平洋 25,159 ラテンアメリカおよびカリブ海 898 北米および西欧 5,405 南アジア・西アジア 15,032 サハラ以南のアフリカ 669 その他 4,003 合計 52,678
ニュージーランドで学ぶ留学生を国別に分類すると、中国からの留学生が最も多く、総 数の約3 分の 1 を占めている。2 位のインドと合わせると、ニュージーランドの半分以上 の留学生はその2 国出身者である。 表3 ニュージーランドの国別留学生数(2017 年) 順位 国名 人数 1 中国 17,646 2 インド 12,552 3 アメリカ合衆国 2,754 4 オーストラリア 2,505 5 マレーシア 1,730 6 フィリピン 1,398 7 ベトナム 1,296 8 韓国 1,086 9 スリランカ 862 10 インドネシア 705
(注)UNESCO Institute for Statistics の 2017 年統計から著者作成
以上の数字は、大学やカレッジなどの高等教育機関で学ぶ留学生についての統計に基づ いている。ニュージーランドは英語圏の国であるため、英語を学ぶのが目的の語学留学の 理想の場所となる。3 ヶ月以内の短期留学の場合には、無査証で入国できる国籍の者は自 由に英語学校に通えるので、留学の統計には現れない。ワーキングホリデー査証でニュー ジーランドに入国してからも英語学校に通えるが、ワーキングホリデーメーカーとしてし か数えられない。それでも、ニュージーランド政府の発表によれば、2017 年の時点で、12 万5 千 392 人もの留学生が学んでいるが、日本は、中国、インドに次いで、3 位の留学生 送付国として浮上する7。4 位が韓国で、5 位がブラジルである。ブラジル人にとって、南 米からニュージーランドに飛ぶ航空路線が充実してきているため、今では、治安の良い ニュージーランドは、北米やイギリスに決して劣らない英語学習のための魅力的な留学先 となっている。 ニュージーランド人の留学先 表4 が示すように、2017 年にはアメリカで学ぶニュージーランド人の数がオーストラリ アで学ぶニュージーランド人の数を上回っているが、むしろオーストラリアが1 位となる 年の方が多い。ニュージーランドとオーストラリアの間には相互の移動の自由が認められ ていて8、オーストラリアの学生ビザでは週20 時間までの労働が許可されるが、ニュージー ランド人留学生は、無制限にオーストラリアでの賃金労働が許される。そもそも、留学ビ ザも必要とされない。プログラムの修了後も、オーストラリア人と変わらない形でオース トラリアでの求職が可能である。したがって、ニュージーランド人にとって、言語を新た に学ぶ必要もなく、金銭的にもさほどの負担とはならないオーストラリアの大学は好まし い留学先となり、ニュージーランド国内の大学で学ぶか、オーストラリアに留学するか、 ニュージーランド人の多くが一度は考えてみる選択肢である。
表4 ニュージーランド人の留学先国(2017 年) 順位 国名 人数 1 アメリカ合衆国 1,699 2 オーストラリア 1,493 3 イギリス 518 4 ドイツ 165 5 カナダ 138 6 日本 93 7 韓国 80 8 フランス 63 9 スイス 51 9 デンマーク 51 その他 416 合計 4,767
(注)UNESCO Institute for Statistics の 2017 年統計から著者作成
ずらりとトップテンに並ぶ国々は全てOECD 加盟国、つまり経済的な先進地域であるが、 細々とながらも、インド、マレーシア、サウジアラビア、カタール、ヨルダン、アルゼン チン、ブラジル、南アフリカと言った世界の他のさまざまな地域の発展途上国にもニュー ジーランド人留学生を見出すことができる。英語で留学できるアメリカ、イギリス、カナ ダが上位に来るのは容易に理解できるが、ドイツが4 番目にニュージーランド人留学生が 多い国であるのは注目に値する。これは、ドイツの高質な高等教育機関の留学生に対する 国際的吸引力を反映している9。そして、日本と韓国に学ぶニュージーランド人の数が多い のも、アジアの言語、文化、事情に精通したニュージーランド人が増えていくことを予感 させる。 先進国ニュージーランドからの留学生は、他の英語圏先進国に向かう率が高いが、非英 語圏の先進国にも水平移動している。また、発展途上の地域の国々にも、さまざまな理由 から、逆垂直移動をしている。発展途上国には先進国に決して劣らない高等教育機関も増 えてきているし、理工学、医学、経営学などの諸分野と比べると、歴史学や文化人類学な どの人文学の勉強ではむしろそうした発展途上国の方が学びの場としてふさわしい場合も 多分にしてあると想定される。 英語圏の国との送受関係 アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏の先進国の 間では、留学生が多く移動している。ニュージーランドよりもずっと人口が大きい国々に とってニュージーランドの重要性はあまり高くないにしても、ニュージーランドにとって は他の英語圏先進国4 つは重要性が高い。表 4 が示すように、ニュージーランド人の留学 先として、その 4 つの国の全てがトップファイブに入る。オーストラリア人にとっては ニュージーランドが2 番目の留学先だが、アメリカ人にとってニュージーランドは 8 位に 過ぎず、カナダ人とイギリス人にとってニュージーランドは10 位内に入らない。
表5 英語圏 5 ヶ国の留学生の送受関係(2017 年) (人) 受ける国 送る国
新
豪
英
米
加
ニュージーランド
1,493
518
1,699
138
オーストラリア
2,505
2,048,
4,286
441
イギリス
497
2,235
10,316
1,668
アメリカ
2,754
2,925
16,178
8,799
カナダ
352
2,660
5,866
27,800
(注)UNESCO Institute for Statistics の 2017 年統計から著者作成
表5 から分かるように、ニュージーランドは、イギリス以外の 3 ヶ国に対して、入超、 つまり、ニュージーランドからそうした国に行く留学生の数よりも大きい数の留学生をそ れらの国から受け入れている。他の西欧の国々からも 1802 人の留学生を引き付けている し、ニュージーランドの高等教育機関には他の先進国に対しても十分な国際的競争力があ ると判断して差し支えない。オーストラリアの関係で、オーストラリアの大学で学ぶニュー ジーランド人の数よりも、ニュージーランドの大学で学ぶオーストラリア人の数の方が多 いのは興味深い。オーストラリアの人口はニュージーランドの約5 倍である点を鑑みても、 ニュージーランドは国際大学市場で健闘している。オーストラリアにはニュージーランド のおよそ5 倍の数の大学があるので、オーストラリアの大学の方がタスマン海を隔てて留 学生をたぐり寄せる力があってもいいはずなのに、そうはなっていない。北米での米加の 関係と比較すると、ニュージーランドの置かれた良い立場が理解できる。イギリスは、オー ストラリアを除く3 ヶ国に対して、入超である。 対照的に、カナダは、他のどの国に対しても出超である。水平関係において出超なのは 必ずしも悲観的な材料ではなく、カナダ人が積極的に海外に学びの場を求めている結果と も解釈できる。実際、カナダ人の留学率は極めて高く、人口では倍近くのイギリスよりも 国外で学ぶ留学生数が多い。唯一の心配の種は、カナダとアメリカの関係が明確な一方通 行になっている点である。カナダで学ぶアメリカ人の数をはるかに超えて、カナダ人がア メリカの高等教育機関に吸引されている。そのアメリカは、イギリスに対して、やや負の 一方通行の関係がある。気候の面でカナダは損をしていることも指摘され、英語短期留学 では夏のカナダだけを楽しめるが、長期留学となれば絶対に冬を越さないといけないので、 留学先としてカナダ留学を少しばかり躊躇する人が出てくる。ニュージーランドは、オー ストラリアほどではないにせよ、気候の点で得をしている。 おわりに ニュージーランドは、小さな人口を考慮すると、オーストラリアに次いで世界2 位にな るほどの数の留学生を受け入れている。ニュージーランドの高等教育機関への長期の留学
生の大半はアジア太平洋地域の発展途上国で、中国を筆頭にして、インドが2 番目の出身 国である。アジア太平洋地域の多くの発展途上国からの留学生をメーンにするニュージー ランドの留学生受け入れは一義的に垂直関係だが、他の先進国からの留学生の数も決して 無視できない。 アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダなどの他の英語圏の先進国から留学生を 集めるだけではなく、ヨーロッパ大陸の西欧諸国からも留学生がニュージーランドにやっ て来る。語学留学で日本や韓国からたくさんの若者が英語を学びにニュージーランドに行 くが、大学レベルの留学先としてニュージーランドを選ぶ人も少なくない。そうしたこと は、ニュージーランドの高等教育機関に国際的な競争力がある証である。歴然なる事実と して、ニュージーランドは、イギリスを除いて、他の英語圏の先進国に対して、留学生の 入超となっている。つまり、そうした国に送り出す留学生の数よりも、そうした国から受 け入れる留学生の方が多いのである。また、ヨーロッパ大陸の模範教育国ドイツとの関係 でも、ニュージーランドは入超を記録している。十分な数のドイツ人が、EU 内やイギリス にある高等教育機関ではなく、ニュージーランドを学びの場として選んでくれるのである。 留学生の動きが活発なことはニュージーランドにとって学術的に好ましい以外にも、た くさんの副次的な効果がある。留学生は、外国人として多大な授業料を払って大学の財政 に貢献してくれるだけではなく、ニュージーランドで暮らして消費するので国の経済全体 が潤うのである。そうした経済的なうま味だけでなく、留学生が文化交流で計り知れない 役割を果たす。大学のクラスルームだけではなく、寮での留学生とニュージーランド人学 生の交歓、地元民一般との触れ合いを通じて、違う文化に属する人たちの間の垣根が小さ くなる。異文化の人が、壁の向こう側の不可解なエイリアンから、表面的な肌の色や生活 様式は違っていても、同じ地球に住んでいて決定的な違いなどない同等な人間へと性格を 変える。逆方向で、よその国に留学するニュージーランド人は現地で同じ働きをするし、 帰国に際しては海外の知識、経験を持ち帰り、ニュージーランドの発展に寄与する。 留学を司る政府部署は教育省で、現ジャシンダ・アーダーン労働党・NZ ファースト党連 立政権では、まだ若いクリス・ホプキンスが教育大臣を務めている。当選4 回で初入閣を 果たし、国内の制度変革のために積極的な活動をしている。個々の大学が留学生を増やす ためのマーケッティング戦略を練って実践するが、政府と綿密な関係を築いて、より良い 留学生受け入れ政策が構築されることが望ましい。留学生を送り出す政策をニュージーラ ンド政府は取っていないが、前述にように留学生を受け入れは経済効果が大きくて国益に 合致するため、官民が一体化して留学生を増やして、教育の成果を留学生が達成できるよ うに堅固な体制作りをしている。 人間の動きとして移民と難民の現象が大きな注目を浴びるが、ツーリストのように短期 滞在とは違い、勉強と長期の生活が組み合わされる留学のもつ意味合いは国際関係の中で より正当に評価されるべきである。「小さな大国」ニュージーランドで、留学生の受け入れ、 送り出しは、多大な影響を国の内外で与えている。
注 1 2017 年の日本の留学生受け入れ数は 16 万 4 千人だが、人口比でニュージーランドと同等の受け 入れをすれば、何と142 万人の留学生を受け入れていることになる。アメリカ合衆国のおよそ 100 万人を大きく上回って、世界一となるところである。 2 帰米二世と呼ばれた人たちは、日系アメリカ人の子弟で、学齢期に日本式教育を受けるために日 本に渡った後で、その多くが雇用の機会を求めて再びアメリカに戻るパターンがあったので社会集 団としてまとめる学術的な意味があった。真保裕一の小説で、そうした若者たちの生き様が描かれ ている。真保裕一『栄光なき凱旋』、文春文庫、2006 年参照。しかし、ニュージーランド人の場合 には、イギリスで教育を受けた後で、どれだけの割合でニュージーランドに戻っていたのか定かで はない。 3 ニュージーランド国籍がイギリスとは別個に設けられたのは 1949 年なので、それ以前にニュー ジーランドに生まれてイギリスで亡くなったラザフォードの国籍は正式には一貫してイギリスであ る。 4 1950 年 1 月にスリランカの首都だったコロンボで開かれた英連邦外相会議が原点で、翌年 7 月 に活動を開始した。設置当初の加盟国はニュージーランドを含む7 つの英連邦諸国のみだったが、 開放された援助計画に賛同する他のアジア太平洋諸国も次々と加わっていった。援助する側として の日本の加盟は、1954 年である。
5 “GLOBAL: What defines an international student”, University World News, 20 Sept. 2009, p.1.
6 具体的には、ツバル、トンガ、バヌアツの 3 国で、最大数の留学生がニュージーランドに向かっ ている。また、ソロモン諸島、ナウル、パプアニューギニア、フィジーでは、ニュージーランド は、オーストラリアに次ぐ2 番目の留学先である。キリバスでは、アメリカ、ニュージーランドの 順である。サモア人は、以前はニュージーランドを格好の留学先として選んでいたが、現在ではイ ンドネシアに向かう傾向がある。 7 https://enz.govt.nz/assets/Uploads/Trends-in-the-number-of-international-students-enrolled-with-New-Zealand-providers.pdf 8 オーストラリアにはニュージーランド人が多数永住しているが、陶山宣明“New Zealanders in Australia” 『ニュージーランド研究』、第 22 巻、2016 年 3 月、1-10 頁が詳しい。 9 陶山宣明「ヨーロッパにおける留学生の国際的移動」『帝京平成大学紀要』、第 31 巻、2020 年 3 月、187-196 頁参照。
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Hosting and Sending International Students to New Zealand
Nobuaki Suyama Japan Visualmedia Translation Academy New Zealand receives a large number of international students, ranking in at second place in the world on a per capita basis after Australia. This may not be surprising given that it is an advanced, English-speaking country. The predominant majority of these international students come from many different developing countries in the Asia-Pacific. China is by far the largest sourced country, followed by India. It is natural that New Zealand should become a target country for peoples of less advanced countries because they aspire to obtain a better education. New Zealand fares quite well not only in the vertical relationship in drawing in international students from developing countries but also in the horizontal relationship in attracting international students from developed countries, which include the other English-speaking countries such as the United States, the United Kingdom, Australia, and Canada, Western European countries on the continent, Japan, and Korea. This is due to the competitive edge of New Zealand’s institutions of higher learning and also their successful marketing strategies together with New Zealand Education.