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Effect of Fatty Acids on Acrosome Reaction of Boar Spermatozoa

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Academic year: 2021

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Title

Effect of Fatty Acids on Acrosome Reaction of Boar

Spermatozoa( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

MD. SHAROARE HOSSAIN

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(農学) 甲第494号

Issue Date

2008-09-10

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/33635

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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氏 名(本(国)籍) 学 位 の 種 類 学 位 記 番 号 学位授与年月 日 学位授与の要件 研究科及び専攻 研究指導を受けた大学 学 位 論 文 題 目 審 査 委 貞 会 MD.SHAROAREHOSSAIN (バングラデシュ人民共和国) 博士(農学) 農博甲第494号 平成20年9月10日 学位規則第3粂第1項該当 連合農学研究科 生物生産科学専攻 信州大学 E飴ctofFattyAcid80nAcro80meReactionofBoar Spermatozoa (ブタ精子の先体反応における脂肪酸の影響) 主査 信州大学 教 授 辻 井 弘 忠 副査 信州大学 教 授 濱 野 光 市 副査 静岡大学 教 授 高 坂 哲 也 副査 岐阜大学 教 授 土 井 守 論 文 の 内 容 の 要 旨 精子と卵子が受精す各過程で、精子の表面に付着した受精罷抑制国子が除去され、精子 は受精能を獲得する。受精能獲得した精子の頭帽(先体)が胞状化し、先体の内容物(種々 の酵素)が放出される現象を精子の先体反応という。牛血清アルブミン(BSA)は、この先体 反応および精子の運動性・生存性を促進する作用があることが知られている。本実験は、 この膀肪酸に着目して脂肪酸が精子の先体反応に関与しているかを検討した。 ウシ血清アルブミンーV(BSA-Ⅴ)、脂肪酸フリーBSA(BSA-FAF)およびポリビニルアルコー ル伊軌)を比較した結果、BSA-Ⅴに結合した脂肪酸は精子運動性・生存性・先体反応を促進 し、グルコースの利用も増加させることを見出した。 各脂肪酸がブタ満子の運動性・生存性を促進し、先体反応率を増加させるかどうかを調 べた結果、不飽和脂肪酸く特にアラキドン酸とオレイン酸がブタ精子の運動性や先体反応 を促進することを見出した。 14c-オレイン酸及び彗トリノール酸を個々に添加(単一標識)もしくは同時添加に皇帝 識)した時の各脂肪酸の代射活性を比較した結果、脂肪酸は同時添加の方が単一添加より 取込み及び酸化が高かった。また、オレイン酸の方がリノール酸より脂肪酸の取込みおよ び酸化が有意に高かった。脂肪酸がブタ精子めコレステロールの流出を検討した結果、ア ラキドン酸、リノール酸およびオレイン酸は、.精子内のコレステロール流出を促進した。 脂肪酸によるブタ椅子の先体反応誘起のメカニズムをPEAと聞Cの2つの経路のインヒ ビターを用いて調べた。その結果、アラキドン軌こよって誘導された先体反応はP払およ

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-4-び托Cインヒビターの単一または複合添加のいずれにおいても阻害がみられた。 これらの結果から、不飽和脾肪酸のアラキドン酵、リノール酸およびオレイン酸がブタ 精子の膜変化および精子中のコレステロ「ルの流出やP払およびPECを介し、タンパク質 がリン酸化され、先体反応を誘起することを明らかにした。 現在BSAを主体とする培養液が大半を占めている。しかしBSAは、製造番号による違い や、BSE(牛海綿状脳症)間唐などからも既知培養液への転換が求められている。本研究の結 果は、BSAの脂肪酸を不飽和脂肪酸のアラキドン酸、リノール酸およびオレイン酸に転換出 来る可能性を見出した。このことから、種々の培養練を既知培熟附こ置き換えられる可能 性を.見出した。 審 査 結 果 の 要 旨 精子と卵子が受精する過程で、精子の表面に付着した受精能抑制国子が除去され、 精子は受精能を獲得する。受精能獲得した相子の頭帽(尭体)が胞状化し、ノ先体の内 容物(種々の酵素)が放出される現象を精子の先体反応という。牛血清アルブミン (BSA)は、この先体反応および精子の運動性・生存性を促進する作用があることが知 られている。精子培養液のBSA添加量時4mg/ml以上で、60〃g/ml以上の脂肪酸を含

んでいる。本実験は、この脂肪軌こ着目して脂肪酸が精子の朱体反応に関与している

かを4つの実験で検討した。 1.ウシ血清アルブミンーⅤに結合した脂肪酸がブタ清子の先体反応に及ぼす影響 BSAフラクションV(BSA-V),・脂肪酸フリーBSA(BSA-FAF)およびポリビニルアルコー ル(PVA)がブタ椅子の連動性・生存性・先体反応・グルコースの利用に及ぼす影響を 比較検討した。その結果、鮎A-Ⅴに結合した脂肪酸は精子運動性・生存性・先体反応 を促進した。このことからBSA-Ⅴに結合した脂肪酸ほブタ精子の先体反応を誘導する だけでなく、運動性およびグルコースの利用も増加させることを見出した。 2.脂肪酸かブタ精子の運動性・生存性・先体反応に及ぼす影響 各脂肪酸がブタ精子の運動性・生存性を促進し、先体反応率を増加させるかどうか を調べた。その結果、不飽和脂肪酸、特にアラキドン酸とオレイン酸がブタ精子の運 動性や先体反応を促進することを見出した。 3.脂肪酸がブタ精子のコレステロール流出に及ぼす影響 14C・オレイン酸及び3Ⅱ・リノール酸を個々に添加(単一標織)もしくほ同時添加(二

重標識)した時の各脂肪酸の代鮒活性を比較した。その時呆、脂肪酸は同時添加の方

が単一添加より取込み及び酸化が高かった。また、オレイン酸の方がリノール酸より 脂肪酸の取込みおよび酸化が有意に高かった。脂肪酸がブタ精子のコレステロールの

締出とタンパク質のチロシンリン酸化に及ぼす影響を検討した結束、アラキドン酸、

リノール酸およがオレイン酸は、精子内のコレステロール流出を促進した。

4.脂肪酸によるブタ精子の先体反応誘起のメカニズム 脂肪酸によるブタ精子の先体反応斬起のメカニズムをPEAとPECの2づの経路 のインヒビターを用いて調べた。その結果、アラキドン酸によって誘導された先体反 応はPEAおよびPXCインヒビターの単一または複合添加のいずれにおいても阻害 がみられた。

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-5-これらの結果から、不飽和脂肪酸のアラキドン酸、リノール酸およびオレイン酸が ブタ精子の膜変化および精子中のコレステロールの流出やPEAおよびPECを介し、 タンパク質がリン酸化され、先体反応を誘起することを明らかにした。 以上の結果から、BSA結合脂肪酸、特に不飽和脂肪酸のアラキドン酸、リノール 酸およびオレイン酸、特にアラキドン酸がブタ精子の運動性・生存性・先体反応を促

進することが判明した。

現在一般的に使われている体外受精の培養液のほとんどがBSAを含む培養液であ る。BSAは狂牛病間摩などのため代替が急務とされている。以上の研究結果は、 BSA.を含まない既知培養液の開発などに発展するものと期待される。また、脂肪酸 がブタ精子の先体反応を促進することを明らかにしたことは新しい知見である。よっ て審査委負全点一致で本論文が岐阜大学大学院連合農学研究科の学位論文として十 分価値あるものと静めた。

基礎となる学術論文

Ho88aizIMS,耳作Ongu,MiahAG?rLdTb房iiⅡ.E蝕ctof払tty誠idBboundtd 柾ne8erun山buJmi-Votl&Crq80mereaCtionandutihzationof如co8einboar BPem8tOZOa..ReproductiveMedicineandBiology2007;6:109-11畠. Ⅱ○血MS,伽℃qKM&五年manOEmdTb両立E.E飴etoftbe払t伊aei由on bo&rさpernmOtility;viability且nd&CrO80mereaCtion.ReproductiveMedicineand Biology2007;6:235・239.

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