Title
Early-Enhancing Nonneoplastic Lesions on Gadolinium-
Enhanced Magnetic Resonance Imaging of the Liver Following
Partial Hepatectomy( 内容の要旨(Summary) )
Author(s)
五島, 聡
Report No.(Doctoral
Degree)
博士(医学)甲 第594号
Issue Date
2005-03-25
Type
博士論文
Version
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12099/14501
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氏 名(本籍) 学位の種類 学位授与番号 学位授与日付 学位授与の要件 学位論文題目 審 査 委 員 五 島 聡(岐阜県) 博 士(医学) 甲第 594 号 平成17 年 3 月 25 日 学位規則第4条第1項該当
Early-Enhanclng Nonneoplastic Lesions on GadoIinium-Enhanced Magnetic Resonancelmaglng Of the Liver Fo"owlng Partial Hepatectomy (主査)教授 星 博 昭 (副査)教授 森 脇 久 隆 教授 安 達 洋 祐 姶文内容の要旨 【目的】肝切除術後のガドリニウム造影肝ダイナミックMRIにおいて時折見られる早期濃染偽病変について, 頻度,画像所見,臨床的意義を検討する。 【方法】対象は1997年4月から2000年11月に,悪性肝腫瘍に対する肝切除術が施行され.その後,経過観察のガ ドリニウム造影肝ダイナミックMRIが施行された37例中,既に多発腫瘍再発が確認されていた4例,TAE, PEIT等の治療が肝切除後に施行されていた3例を除外した30例。撮像にはGE社製Signa Horizonl.5Tおよびト ルソアレイコイルを用いた。ダイナミックMRIはGd-DTPA(0.1mmol/kg)および生食(15mL固定)を毎秒2.5-3. OmLで用手静注した後,FMPSPGR(150/1.6,512×224.26秒)を用いて施行した。静注開始後のディレイは肝 動脈相,門脈相,平衡相で,それぞれ14秒,60秒,3分であった。MRIは術後ト12ヶ月(平均3.7ヶ月)にて撮像 された。2名の放射線科医が個別にダイナミックMR像,非道影TlおよびT2強調MR像を読影した。ダイナミッ クMR像の早期濃染像に関して,サイズ,区域,形態(円形,楕円形,不正形,楔形,平坦形),切除部との位 置関係,各造影相での所見の変遷,そして,非道影TlおよびT2強調MR像所見を記録した。偽病変との診断に は経過観察のMRI所見を用いた。 【結果】30例⊂h19例(63%)39カ所(5-60mm,平均25.2皿m)の早期濃染偽が,10例(33%)17カ所(5-50mm.平均16.8mm)再発腫瘍が術後新たに出現した。確定診断は偽病変を認めた19例中17例がMRI,2例が CTによる経過観察にて施行した。形態の内訳は円形11カ所(28%),楕円形3カ所(8%),不整形11カ所(28%), 楔形5カ所(13%),平坦形9カ所(23%)であった。20カ所(51%)において偽病変は切除部位に接して認めら れ,13カ所(33%)においては肝辺緑に認められた。19カ所(49%)は肝動脈相のみで一過性に凛染したが,6 カ所(15%)においては門脈相まで遷延する,5カ所(13%)においては平衡相まで遷延する濃染を認めた。T2 強調像においては14カ所(36%)が淡い高信号を示した。門脈相にて遷延性濃染を示す偽病変において,T2強 調像での高信号の頻度が有意に高かった(P<.05)。 【結語】肝切除後には高率に早期濃染偽病変が出現し,しばしば円形もしくは楕円形で切除断端近傍に認められ, T2強調優にて高信号を呈するものもあり,再発腫瘍と類似する所見を呈するが,ほとんどは形態,造影パター ン,MRI信号から偽病変として診断可能である。また診断に苦慮する場合は径過観察のダイナミックMRIが有 用である。
論文書査の結果の要旨
申請者 五島聡は,肝切除術後のガドリニウム造影肝ダイナミックMRIにおいて見られる早期洩染偽病変に
ついて,画像所見を検討し,臨床的意義について評価した。本研究は、肝MRI検査における偽病変の機序の一 端を解明したもので,肝画像診断学の発展に少なからず寄与するものと考えられる。
〔主論文公表誌〕
Early-enhanClng nOnneOplasticlesions on gadolinium-enhanced magnetic resonanceimaglng Of the
liver followlng Partialhepatectomy JMagn ResonImaging 20,66-74(2004).