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IBM Business Process Manager CSS による Coach レイアウト制御ガイド WebSphere 2014 IBM Corporation

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IBM Business Process Manager

CSSによるCoachレイアウト制御ガイド

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目次

1. はじめに (資料の目的) 2. Coach View構造の基本 2.1 CSSの基礎 2.2 CoachにおけるCSS記述場所 2.3 標準Coach View構造の基本 2.4 CoachにおけるCSSセレクター指定の基本 3. 実践Coachレイアウト制御の実現 3.1 CSSレイアウトに対するよくある要望 3.2.レイアウト実現例 4. 参照情報 4.1 ブラウザ開発ツールによるHTML/CSS要素の調べ方

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1. はじめに (資料の目的)

目的

–IBM BPMでは、Coach Viewの組み合わせによって、ユーザー・インタフェース(画面)を構

築する。 IBM BPMはHTML/CSSの技術に基づいているため、レイアウト装飾の変更を ⾏うだけであれば、標準のCoach Viewに対してCSSを適用することにより実現が可能で ある(Coach Viewの動作そのものを変更・定義したい場合にはカスタムCoach Viewの 追加開発が必要となる)。 –本資料では、CSSの指定によって可能となるレイアウト装飾方法の基本と、よくある要望に 基づく実現例を提供することによって、画面の開発や標準化作業をより迅速に⾏えるため の情報を提供することを目的とする。 対象者 –新規にBPMを用いて開発を⾏う開発担当者

(Process Designerの使用法やCoach Viewの開発方法を理解している方) 想定バージョン

–製品:Business Process Manager 8.5.5 –ブラウザ:Internet Explorer 10

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2.1 CSSの基礎

CSSとは HTMLデータ構造とは分離した形で、スタイル(⽂書の⾒え方)を指定する⾔語/仕組みです。 基本的な書式 <セレクタ>: HTMLデータ構造内における特定の要素を選択する 例 <プロパティ>: スタイルの種類(例: ⽂字色、要素の高さなど)を指定する 例 color (⽂字色), width(幅) <値>:プロパティで指定されたスタイルの具体的な値(赤色、高さ100ptなど)を指定する 例: red (赤色), 100px (100ピクセル) ※ CSSそのものの詳細は、専門書/Webページなどでご確認ください <セレクタ> { <プロパティ> : <値>; } 名前 セレクタ書式 スタイルの適用対象 要素型セレクタ 要素名 同要素名のタグ全てが対象になります classセレクタ .クラス名 同クラス名が付与された要素全てが対象になります

idセレクタ #ID名 Id属性が一致する要素全てが対象になります

子孫セレクタ セレクタ1 セレクタ2 セレクタ1で選択される要素の子、孫要素についてセレクタ

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2.2 CoachにおけるCSS記述場所

Coach View定義内の「インラインCSS」

– Coach Viewをテンプレートとして使用し、CSSもテンプレートの一部として提供したい場合 – 新規Coach View部品を作成し、そのCoach View部品に依存するCSSを提供したい場合

カスタムHTML

– 特定のページにのみ定義したい場合

– cssファイルをWebファイルとして準備し、共有したい場合 (ファイルと組み合わせて使用)

「テキスト」にて<style>タグを挿入可能。

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2.3 標準Coach View構造の基本

DIV CLASS=“CoachView <CV種別> <ユーザ指定クラス>“ ID=“<コントロールID>”

10進数 Decimal ボタン Button 選択 Select

イメージ Image ラジオ・ボタン Radio_Buttons テーブル Table

チェック・ボックス Checkbox 出⼒テキスト Output_Text 垂直セクション Vertical_Section

テキスト Text 整数 Integer 水平セクション Horizontal_Section

テキスト域 Text_Area 日付ピッカー Date_Time_Picker タブ Tabs <CV種別>: Coach Viewごとに事前定義されたCSSクラス名

Process Designerにおいて、Coach Viewごとに開発者が指定するID。

Coach View部品化により重複の可能性があるが、プロジェクト単位では重複しない命名規則と することを推奨。 <コントロールID><ユーザー指定クラス>: Process Designerにおいて、HTML属性のオーバーライドにより指定するCSSクラス名。 DIV CLASS=“textLabel” LABEL CLASS=“controlLabel” DIV CLASS=“content” CoachView依存コンテンツ DIV CLASS=“coachValidationDiv”

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2.4 CoachにおけるCSSセレクター指定の基本

1. 全体セレクター指定 適用範囲をしぼらず、全てのHTMLタグ対して直接CSSが適用されるよう記述する 2. Coach View種別を利用したセレクター指定 Coach Viewの種類に範囲を限定して、CSSが適用されるよう記述する 3. ユーザー指定クラスを利用したセレクター指定

Process Designerにおいて、Coach ViewのHTML属性にCSSのクラス名を指定した上で、それが 指定されたCoach Viewの範囲に限定し、CSSが適用されるよう記述する

4. コントロールIDを利用したセレクター指定

Process Designerにおいて、Coach Viewに指定されたコントロールIDに限定し、CSSが適用される よう記述する body { color: red; } 全体の⽂字色を赤に変更 (※他の優先CSSがある場合、反映されないケースはあり) .Decimal .controlLabel{ color: red; } Coach View「10進数」のテキストラベルの⽂字色を赤に変更 .MyClass .textLabel { color: red; } HTML属性にMyClassが指定されたCoach Viewのテキストラベルの ⽂字色を赤に変更 #MyControl .textLabel { color: red; } コントロールIDがMyControlであるCoach Viewのテキストラベルの ⽂字色を赤に変更

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3.1 Coachレイアウトに対するよくある要望

# よくある要望 適用対象 1 ボディーの背景色を変更したい 全般 2 フォントの種類、サイズを変更したい 全般 3 ラベルの位置、幅を設定したい ラベル全般 4 入⼒項目の幅を設定したい 入⼒域全般 5 入⼒項目の角に丸みをつけたい 入⼒域全般 6 右寄せで表示したい 入⼒域全般 7 テキスト域の幅・高さを固定化したい テキスト域 8 水平・垂直セクションのマージンを設定したい セクション 9 タブの幅・高さを設定したり、色を変更したい タブ 10 表のヘッダーやスクロールを制御したい 表

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3.2 レイアウト実現例

#1 ボディーの背景色を変更したい

body{ background-color: #b2cfec; } デフォルトの表示

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3.2 レイアウト実現例

#2 フォントの種類、サイズを変更したい

body{

font-family: "メイリオ", Meiryo,"ヒラギノ角ゴ ProN W3", "Hiragino Kaku Gothic ProN";

font-size:15pt; } ブラウザによって表 示可能なフォント タイプが異なるた め、複数のフォント タイプを指定する デフォルトの表示

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3.2 レイアウト実現例

#3 ラベルの位置、幅を設定したい

.controlLabel{ float:left; width:200px; } .Checkbox { position:relative; height:20px; } .CheckboxNoWrap > .controlLabel{ position:absolute; left:0; width:200px; } .CheckboxNoWrap > .dijitCheckBox{ position:absolute; left:200px; } デフォルトの表示 ブラウザによって は、チェックボッ クスのラベルに 対してこのスタ イル定義が動 作しない その場合、 チェックボック スのラベル用 のスタイルを 定義する

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3.2 レイアウト実現例

#4 入⼒項目の幅を設定したい

.dijitTextBox{ width:400px; margin: 0 0 -5px; } デフォルトの表示

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3.2 レイアウト実現例

#4 入⼒項目の幅を設定したい

クライアント・サイド・ヒューマン・サービスでは、「位置決め」の機能により、項目単位に幅やマージンを設定することが可能 である。 「Coach ビュー・インスタンスの位置決めオプション」 http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFTDH_8.5.5/com.ibm.wbpm.wle.editor.doc/top ics/c_coach_view_style.html?lang=ja

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3.2 レイアウト実現例

#5 入⼒項目の角に丸みをつけたい

.dijitTextBox { border-radius: 4px; } デフォルトの表示

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3.2 レイアウト実現例

#6 右寄せで表示したい

.dijitTextBox{ text-align:right; } .dijitInputInner{ text-align:right; } Decimalと Integerの 入⼒を右寄 せにする Text、Date Time Picker、 Selectの入⼒を 右寄せにする デフォルトの表示 18

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3.2 レイアウト実現例

#7 テキスト域の幅、高さを固定したい

.dijitTextArea{ width:400px; min-height:500px; } デフォルトの表示

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3.2 レイアウト実現例

#8 水平・垂直セクションのマージンを設定したい

.Horizontal_Section > div > .ContentBox { margin: 0px 0px !important; } スタイルを適 用し、赤矢印 のマージン幅 を調整する デフォルトの表示

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3.2 レイアウト実現例

#8 水平・垂直セクションのマージンを設定したい

.Horizontal_Section > div > div > *{ margin: 0px; padding: 0px; } スタイルを適 用し、赤矢印 のマージン幅 を調整する 21

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3.2 レイアウト実現例

#8 水平・垂直セクションのマージンを設定したい

.Vertical_Section > div > div > *{ margin: 0px; padding: 0px; } スタイルを適 用し、赤矢印 のマージン幅 を調整する

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3.2 レイアウト実現例

#8 水平・垂直セクションのマージンを設定したい

.Vertical_Section > div > .ContentBox { margin: 0px 0px !important; } スタイルを適 用し、赤矢印 のマージン幅 を調整する

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3.2 レイアウト実現例

#9 タブの幅・高さを設定したり、色を変更したい

.BPMTabControl{ width:100%; height:100px; } .dijitTabChecked{ background-color:red !important; } .dijitTabPane{ background-color:red !important; } デフォルトの表示 BPMTabControl クラスは、タブ全体 に作用する dijitTabChecke dクラスは、選択さ れたタブのタイトル に作用する dijitTabPaneク ラスは、選択され たタブに作用する

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3.2 レイアウト実現例

#10 表のヘッダーやスクロールを制御したい

.dojoxGridMasterHeader .dojoxGridHeader table.dojoxGridRowTable { background-color: #FF0000; color: white; } .dojoxGridMasterView .dojoxGridView .dojoxGridScrollbox{ height:300px; overflow-y:auto: } テーブルのヘッダー ⾏に作用する テーブルのデータ ⾏に作用する

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3.2 レイアウト実現例

レイアウト実現例の前提条件

• サンプル画面は以下の環境において動作確認したものであり、他のブラウザやBPMのバージョ ンが異なる環境で動作する保証はありません。 • BPM 8.5.5.0 Standard Edition • Internet Explorer 10 • クライアント・サイド・ヒューマン・サービス • レイアウト実現例で示したCSSは、単一のCSSのみを適用した場合の動作を確認したもので あり、他のCSSと組み合わせた場合の挙動を確認していません。

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3.2 レイアウト実現例

サンプルアプリケーションの説明

【動作環境】 ・BPM 8.5.5.0 Standard Edition ・Internet Explorer 10 ・クライアント・サイド・ヒューマン・サービス 【概要】 レイアウト実現例の#1から#10の動作を確認することができる、クライアント・サイド・ヒューマン・ サービスを含む

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4.1 ブラウザ開発ツールによるHTML/CSS要素の調べ方

1. Webブラウザで解析対象のHTMLを開いたうえで、

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4.1 ブラウザ開発ツールによるHTML/CSS要素の調べ方

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3. 元のブラウザ画面において、解析対象の要素を選択する

4.1 ブラウザ開発ツールによるHTML/CSS要素の調べ方

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4.1 ブラウザ開発ツールによるHTML/CSS要素の調べ方

4. 開発者ツールにて、選択された要素をHTMLタブで閲覧・解析する HTMLタブ側に選択されたHTML要素を 確認可能 スタイル・タブ側で、現在適用されているスタイルの確認や、スタイルのon/off、属性値の変更を試すことが可能

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参照

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