関西・四国・中国における
大橋の交通量に関する考察
2011 年1月 25 日 経営情報学部ビジネス情報学科 指導教員:草薙信照 学籍番号 07-5054 4 年 62 組 15 番 小山 貴史
目次
はじめに ... 1 第 1 章 大橋の歴史と交通量の現状 1.1 各大橋の概要 ... 2 1.2 ETC割引と交通量の現状 ... 4 第2章 各大橋における交通量の増減の分析 2.1 ETC割引適用前後の交通量の変化 ... 7 2.2 明石海峡・瀬戸大橋・しまなみ海道の詳しい交通量の分析 ... 9 第3章 各大橋とフェリー業界の関係 3.1 ETC割引とフェリー業界 ... 11 3.2 フェリー航路の変化 ... 12 3.3 フェリーの便数・航路の増減の分析 ... 15 第4章 考察と今後の課題 ... 16 あとがき ... 17 参考文献 ... 171 はじめに (1)研究の動機 私の家は昔から家族で旅行に行く事が多かったのだが、主に西日本に出かけていた。その際に、 明石海峡大橋やしまなみ海道を通ったり、タコフェリーなどを使って旅行に出かけていたのだが、 その頃から、明石海峡大橋やしまなみ海道が出来て観光客がどれぐらい増えたのか?また、その影 響で、フェリー業界にどのような影響をもたらしたのかを調べたかった。さらに、土日祝日の ETC 割引の適用が開始されたので、それらが交通量にどのような変化を与えるのか調査することにした。 さて、2009年3月より始まった土日祝上限1000円の ETC 割引だが、実施までには数々の 問題があった。例えば、ETC 割引の影響により、各大橋を利用する車が増え、フェリーを利用する 車が減少するのではないかという問題であったり、愛媛・香川に行くために淡路やしまなみを通過 する車が増え、観光客が減少してしまうのではないかという問題である。これらを和らげるために、 観光施設を増やす自治体や、フェリー利用客を増やそうとイベントを以前より増やし、集客率アッ プを狙ったタコフェリーなどが、様々な苦労を強いられたのは事実である。しかし、この ETC 割引 のおかげで観光客が増えた場所もあるのだ。これらの事を踏まえながら、各大橋の交通量について 考察していく。 (2)研究方法 基本的には本州四国連絡高速道路株式会社のHPより交通量のデータを入手して分析を行う。ま た、各都道府県別の観光客統計を使用し、観光客の増減を分析する。
関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 2 兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 高知県 和歌山県 鳥取県 京都府 大阪府 広島県 愛媛県 しまなみ海道 第1章 大橋の現状と交通量の現状 1.1 各大橋の概要 各大橋について簡単に説明していこう。明石海峡大橋は神戸市垂水区舞子と淡路島の淡路松帆の 間、明石海峡にかかる長大吊橋である。この明石海峡大橋の完成により、本州四国連絡橋の神戸― 鳴門ルートが全通した。また、日没から24時までライトアップされることもあって、地元住民や 観光客には観光スポットとして、かなり人気が高い。 大鳴門橋は、明石海峡大橋が開通するまでは淡路と徳島を繋ぐ吊り橋だったが、明石海峡大橋が 出来た事により、四国地方と近畿地方の交通の要となった。開通当初は橋上で鳴門の渦潮を見よう とするドライバーが後を絶たなかったため、橋上区間全体にわたって路側帯には「停駐車禁止・路 側走行禁止」と標示されている。 瀬戸大橋は明石海峡大橋とは違い、上部に 4 車線の瀬戸中央自動車道が走り、下部にJR本四備 讃線が通ることから鉄道道路併用橋と呼ばれている。 最後に、しまなみ海道は、本州四国連絡道路の尾道・今治ルートを成す道路である。広島県尾道 市の尾道福山自動車道西瀬戸尾道ICを起点として、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島 などを経て愛媛県今治市の今治ICに至る、延長59,4㎞の高規格幹線道路である。一般的にし まなみ海道と呼ばれているが、これは正式名称ではなく、西瀬戸自動車道が本来の名称である。 また、他の大橋とは違い、海上を自転車で渡ることができる珍しい道路であるため、自転車愛好 家などには特に人気の高いルートであり、地元住民だけでなく遠方からの自転車旅行者が目立つ。 また、尾道から今治までの間には、自由に相互の乗り捨てが可能なレンタサイクルのターミナルが 10箇所設置されている。 各大橋ごとの特徴 明 石 海 峡 大 橋 瀬戸大橋 鳴門橋 図1 現在の明石・鳴門大橋と瀬戸大橋 図2 現在のしまなみ海道
3 1988年 5月 明石海峡大橋現地工事開始 1995年 1月 阪神淡路大震災の影響により、全長が1m伸びる 1998年 4月 明石海峡大橋供用開始 2009年 7月 通行車両が1億台を突破 1976年 7月 大鳴門橋着工開始 1985年 5月 85鳴門ピア・ウォークで17200人が大鳴門橋上を歩く 1985年 6月 大鳴門橋が開通 2000年 4月 鉄道空間を利用した「徳島県立渦の道」オープン 2005年 6月 開通20周年記念「大鳴門橋管理路ウォーク」開催 1978年 9月 瀬戸大橋着工開始 1988年 4月 9年半の歳月を経て瀬戸大橋の供用開始 1992年 4月 高松自動車道の高松西IC−善通寺IC−坂出IC−坂出JCTが開通し、 四国の高速道路と接続 1973年 11月 オイルショックの影響により5日後に予定されていた大三島・因島大橋な ど5橋の着工を無期限延期 1975年 12月 大三島着工開始 1987年 12月 道路名を西瀬戸自動車道に決定 2006年 4月 西瀬戸自動車道全線開通 明石海峡大橋 大鳴門橋 瀬戸大橋 しまなみ海道
1.2 さて、 ETCが 的に、渋 に、道路 のだが、そ その現状 さて、 とでスム トカード TCの効 向上させ ている。 ETC割引 、ETC割引の が生まれた背景 渋滞は道路の飽 路の拡張工事 、そうした対応 状を打破するた 、このETCの ムーズ(通過時 ドの機能を利用 効果としては、 せることなどが 有料 (東/ 関西・ と交通量の現 の現状を考察 景には、便利 飽和状態から などが積極的 応だけでは限 るために立ち上 Cの利用方法は 時の速度は約 用した後払い は、有料道路の どがあり、その 料道路におけ /中/西日本 ・四国・中国に 現状 察する前に、 利な有料道路 ら引き起こさ 的に進められ 限界に達し、 上がったプロ は、車に取り 約20km/h いの形なので の入口や出口 の結果として ける渋滞発生 本高速道路株 図3 出典:ET における大橋の 4 、ETCの仕 路に集中した されるわけな れ、渋滞解消 、有料道路の ロジェクトが り付けた車載 h 以下)に通 で、料金所渋 口でストップ て料金所周辺 生状況 株式会社) 3 ETCの TC総合ポー の交通量に関す 仕組みについ た車が引き起 なので流量が 消を和らげよ の抜本的な改革 がETCであ 載器と料金所 通過できるも 渋滞での渋滞 プ&ゴーを繰 辺の騒音や排 のしくみ ータルサイト する考察 いて説明して 起こす渋滞が が増えれば解 ようと国土交 革が必要にな ある。 所のアンテナ ものである。 滞の解消が進 繰りかえさな 排気ガスの軽 ておこう。そ が関連してい 解消される。 交通省などが なったのだ。 ナが無線で交 。通行料金は 進んだ。また ないため、車 軽減にも役立 そもそも、 いる。基本 。そのため が努力した 。そして、 交信するこ はクレジッ た、このE 車の燃費を 立つなどし
5 2000年度土日 祝の交通量の 月別平均 明石海峡大橋 大鳴門大橋 瀬戸大橋 1月 24,942 16,791 16,458 2月 24,678 16,225 16,137 3月 29,570 20,086 18,540 4月 33,276 21,091 17,055 5月 40,333 27,011 22,718 6月 30,286 18,025 13,321 7月 33,574 19,453 14,519 8月 48,376 30,415 23,215 9月 37,580 19,481 14,217 10月 26,147 19,107 15,385 11月 26,140 18,194 16,458 12月 24,605 18,319 15,679 2000年平均 31,626 20,410 16,975 2009年度平日 の交通量の月 別平均 明石海峡大橋 大鳴門大橋 瀬戸大橋 1月 20, 627 16,265 13,166 2月 19, 411 15,420 12,767 3月 21, 791 17,070 13,932 4月 21, 024 16,372 13,850 5月 20, 426 16,113 13,813 6月 19, 680 15,358 13,218 7月 21, 825 16,582 14,137 8月 34, 434 25,331 20,739 9月 22, 167 17,055 14,538 10月 21, 546 16,415 14,521 11月 21, 930 16,934 14,789 12月 23, 790 18,421 15,556 2009年平均 22, 388 17,278 14,585 2000年比 101% 111% 106% 2000年度平日 の交通量の月 別平均 明石海峡大橋 大鳴門大橋 瀬戸大橋 1月 19,590 14,446 14,222 2月 18,290 13,083 12,903 3月 22,820 15,598 14,168 4月 24,102 15,809 13,213 5月 25,607 16,325 12,912 6月 22,021 14,541 12,129 7月 22,977 15,449 13,058 8月 33,610 22,729 18,532 9月 21,818 14,771 13,040 10月 17,734 14,289 12,932 11月 17,941 14,362 13,320 12月 18,792 15,028 13,773 2000年平均 22,108 15,536 13,684 2009年度土日 祝の交通量の 月別平均 明石海峡大橋 大鳴門大橋 瀬戸大橋 1月 32,246 24,299 18,093 2月 27,481 19,778 15,199 3月 40,813 29,726 24,981 4月 48,958 34,211 31,921 5月 55,793 42,224 40,261 6月 46,214 31,354 28,676 7月 49,945 34,133 29,960 8月 63,070 43,965 37,107 9月 58,616, 41,519 37,725 10月 48,804 32,651 30,145 11月 44,811 31,952 29,993 12月 36,276 26,799 21,835 2009年平均 45,885 32,463 28,760 2000年比 145% 159% 169% では、ここからは各大橋の交通量の現状について見ていこう。ここで使用するデータは、土日祝 と平日の交通量のデータである。土日祝だけのデータでも良かったのだが、平日とどれぐらい差が あるのかを検証するために使用した。さて、まず明石鳴門大橋・瀬戸大橋の土日祝の交通量を10 年前と比べてみると、ETCが適用される前の1、2月では10年前に比べると若干交通量が増加 している。しかし、年平均で見てみると、10年前の約1.5倍に増加している。この急激な変化 は3∼12月のETC割引の影響であることは間違いない。週末などの旅行で利用する人が増えた のが現状だ。 一方、ETC割引が適用されない平日はというと、こちらは10年前と比べてほとんど台数が変 わっていないのである。若干大鳴門橋で増えているものの大差はない。明石海峡大橋に至っては2 000年比101%となっているのだ。よって、この明石鳴門大橋・瀬戸大橋では、ETC割引が 適用される土日祝では全般的に交通量が増加したが、平日では10年前とあまり変わらないという ことがうかがえる。 表1 明石・鳴門・瀬戸大橋の交通量の比較
関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 6 2000年度土 日祝の交通量 の 月 別 平 均 新尾道 大橋 因島 大橋 生口橋 多々羅 大橋 大三島 橋 伯方・大島 大橋 来島海峡 大橋 1月 10,832 12,366 9,091 6,038 7,353 7,835 8,183 2月 10,561 12,257 8,603 5,164 6,216 7,007 7,293 3月 12,246 14,083 10,083 6,393 7,409 8,187 8,593 4月 11,894 13,645 9,743 6,298 7,406 8,133 8,535 5月 14,931 16,978 12,583 9,376 10,490 11,197 12,030 6月 9,991 11,549 7,549 4,296 5,275 6,005 6,518 7月 11,137 12,727 8,422 4,777 5,883 6,581 7,077 8月 14,479 16,351 11,542 7,502 8,564 9,280 9,833 9月 10,160 11,698 7,916 4,632 5,616 6,238 6,643 10月 10,993 12,563 8,667 5,154 6,130 6,835 7,261 11月 11,618 13,260 9,175 5,347 6,270 6,910 7,276 12月 10,500 11,947 7,886 4,167 5,210 5,984 6,467 2000年平均 11,612 13,281 9,275 5,762 6,819 7,516 7,979 2000年度 平日の交通量 の月別平均 新尾道 大橋 因島 大橋 生口橋 多々羅 大橋 大三島 橋 伯方・大島 大橋 来島海峡 大橋 1月 8,512 10,178 7,345 3,741 5,131 5,742 5,663 2月 7,569 9,270 6,606 2,860 4,230 4,874 4,801 3月 8,511 10,232 7,329 3,479 4,837 5,511 5,430 4月 8,249 9,994 7,063 3,346 4,736 5,381 5,324 5月 8,418 10,171 7,201 3,545 4,947 5,528 5,579 6月 7,883 9,553 6,572 2,869 4,173 4,811 4,863 7月 8,670 10,431 7,027 3,116 4,507 5,161 5,184 8月 11,413 13,266 9,575 5,363 6,695 7,376 7,537 9月 8,367 10,089 6,773 3,040 4,350 4,949 4,968 10月 8,470 10,154 6,872 3,070 4,407 5,030 4,995 11月 8,577 10,213 6,927 3,069 4,342 5,011 5,026 12月 8,678 10,336 6,997 2,952 4,342 5,033 5,134 2000年平均 8,610 10,324 7,191 3,371 4,725 5,367 5,375 2009 年度土 日祝の交通量 の 月 別 平 均 新尾道 大橋 因島 大橋 生口橋 多々羅 大橋 大三島 橋 伯方・大島 大橋 来島海峡 大橋 1月 14,564 15,737 11,063 6,986 7,981 8,743 9,331 2月 13,594 14,891 10,050 5,575 6,450 7,541 8,156 3月 17,872 19,291 14,108 9,430 10,315 11,430 12,108 4月 19,877 21,357 16,439 11,721 12,793 13,890 14,625 5月 23,346 24.933 20,048 15,575 16,733 17,757 19,541 6月 18,530 19,892 14,613 9,918 10,845 11,914 12,967 7月 18,886 20,159 15,227 10,270 11,415 12,483 13,611 8月 23,350 24,760 19,237 13,474 14,498 15,745 16,972 9月 22,266 23,726 18,779 13,971 14,826 15,865 16,898 10月 19,788 21,113 16,098 11,227 12,021 13,033 13,961 11月 19,473 20,659 15,729 10,557 11,305 12,281 13,175 12月 16,548 17,679 12,773 7,534 8,458 9,641 10,704 2009 年平均 18,796 20,174 15,227 10,493 11,480 12,512 13,458 2000年比 162% 152% 164% 182% 168% 166% 168% 2 0 0 9 年 度 平日の交通量 の 月 別 平 均 新尾道 大橋 因島 大橋 生口橋 多々羅 大橋 大三島 橋 伯方・大島 大橋 来島海峡 大橋 1月 11,878 13,317 9,153 4,282 5,628 6,468 6,615 2月 11,768 13,294 9,017 4,032 5,366 6,280 6,458 3月 12,603 14,114 9,659 4,439 5,800 6,766 6,958 4月 12,738 14,232 9,949 4,591 5,990 7,049 7,310 5月 12,993 14,479 10,099 4,653 6,101 7,235 8,076 6月 12,614 14,070 9,617 4,217 5,610 6,628 7,287 7月 13,114 14,536 10,004 4,418 5,917 6,995 7,602 8月 16,224 17,723 12,849 7,109 8,542 9,651 10,431 9月 13,229 14,657 10,249 4,750 6,215 7,283 7,961 10月 13,140 14,535 10,080 4,675 6,117 7,202 7,808 11月 13,410 14,812 10,287 4,764 6,201 7,228 7,907 12月 13,849 15,242 10,738 5,081 6,534 7,580 8,474 2 009年 平均 13,130 14,584 10,142 4,751 6,169 7,197 7,741 2000年比 152% 141% 141% 140% 130% 134% 144% では、次にしまなみ海道ではどうだろうか。しまなみ海道も土日祝は基本的には、約1.5倍∼ 1.8倍の増加がみられる。各大橋によって多少台数の増加率の違いはあるが、全体的にETC割 引の影響で大幅に交通量が増えている。では、次に平日はどうだろうか?しまなみ海道での平日の 交通量は10年前と比べ約1.3倍∼1.5倍に変化している。これは、ETC割引が無くても、 しまなみ海道を利用する車が10年前と比べ格段に増えたということである。また、しまなみ海道 が開通した影響でフェリーの数が減少し、その結果しまなみ海道を使わざるえない車が出てきたの も原因ではないだろうか。 ともかく、明石・鳴門大橋や瀬戸大橋とは違い、平日・祝日関わらず、2000年よりも利用さ れているのが現状である。さて、基本的にはどの大橋も大幅に交通量は増えているが、各大橋ごと に異なる点もあった。それらを次に考察していく。 表2 しまなみ海道の交通量の比較
7 2009年度1,2月の 土日祝の交通量の 月別変化 明石海峡大橋 大鳴門大橋 瀬戸大橋 1,2月平均 29,863 22,038 16,646 2009年度3月以降の 土日祝の交通量の 月別変化 明石海峡大橋 大鳴門大橋 瀬戸大橋 3月以降平均 48,798 34,359 30,963 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 明石海峡大橋 大鳴門橋 瀬戸大橋
ETC割引適用前
台数 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 明石海峡大橋 大鳴門橋 瀬戸大橋ETC割引適用後
台数 第2章 各大橋における交通量の増減の分析 2.1 ETC割引適用前後の交通量の変化 ここでは、ETC割引が適用される前の2009年1,2月のデータとETC割引が適用された 後の3月以降のデータの平均を比較することにする。まず、明石鳴門大橋・瀬戸大橋のデータを比 較してみると明石海峡大橋では1万9千台、大鳴門大橋では1万2千台も交通量が増加している。 これらのデータより、淡路島から近畿方面へ向かったり、近畿地区から淡路島へ観光に行く人が増 大していることが分かる。 では、なぜここまで明石海峡大橋と大鳴門大橋で交通量の差ができてしまったのか。要因はいく つかあるだろうが、その1つに淡路島の観光スポットの多さが関係しているのではと考えられる。 例えば、淡路ワールドパークONOKORO、野生の動物と触れ合うことが出来るイングランドの 丘、明石海峡大橋の真下にありながら、レストランや特産品を販売している道の駅あわじなど、近 畿地区からは身近な所にありながら1日中楽しめるスポットがあるのが現状である。それに比べ、 うどんブームも少し落ち着いた四国方面は坂本竜馬ブームで湧いた高知を除くと、淡路に比べ観光 スポットが少なく遠いので、若干観光客を淡路に取られ出した傾向があるのではなだろうか。 表3 明石・大鳴門・瀬戸大橋の交通量の月別変化 図4 ETC割引前後の明石・大鳴門・瀬戸大橋関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 8 2009年度1,2 月の土日祝の交 通量の変化 新尾道 大橋 因島 大橋 生口橋 多々羅 大橋 大三島 橋 伯方・大島 大橋 来島海峡 大橋 1,2月平均 14,079 15,314 10,556 6,281 7,216 8,142 8,744 2009年度3月以 降の土日祝の交 通量の変化 新尾 道大 橋 因島 大橋 生口 橋 多々羅 大橋 大三島 橋 伯方・大島 大橋 来島海峡 大橋 3月以降平均 19,654 21,058 16,076 11,259 12,255 13,306 14,315 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 新尾道大橋 因島 大 橋 生口 橋 多々 羅 大 橋 大三 島橋 伯方 ・ 大島大橋 来島海峡 大 橋
ETC割引適用前
台数 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 新尾道大橋 因島 大 橋 生口 橋 多々 羅 大 橋 大三 島橋 伯方 ・ 大島大橋 来島海峡 大 橋ETC割引適用後
台数 次に、下の図はしまなみ海道のETC割引適用前と適用後の通過台数のグラフである。こちらも 適用前に比べると利用台数がかなり伸びていることが分かる。しかし、よくグラフを見てみるとか なりデコボコなグラフになっている。これはなぜなのか。その原因を調べるために、グラフ中央の 多々羅大橋に注目することにする。旅の中間地点にもなっている多々羅大橋は、明石海峡大橋でい うところの淡路島みたいなものなので、広島から愛媛、愛媛から広島への通過点となることが多い。 ところが因島・生口といった橋よりも極端に交通量が減っている。なぜここまで急に通過台数が落 ち込んでしまうのか。 その原因の一つ、それは、淡路島のように観光スポットの数が少ないからではないだろうか。多々 羅大橋と生口橋が通っているのは瀬戸田という人口 1 万人に満たない小さな街である。主な産業は ミカンなどの柑橘系や魚介類であり、観光スポットを探してもお寺や画家の博物館があるぐらいで ある。一方、因島大橋と生口橋が通っている因島の観光スポットを見てみると、因島フラワーセン ターや因島水軍城因島アメニティプールにしまなみビーチといったレジャーなどの観光スポットが たくさんあるのである。また、新尾道大橋と因島大橋が通っている向島もフラワーパークや国立公 園高見山、国重要文化財吉原家など、瀬戸田とは比べ物にならないほどの観光施設が存在する。こ れらの地域はETCの影響で観光客を取り込むことに成功しているが、多々羅と大三島橋が通る大 三島などは、観光施設が多くあるにも関わらず観光客があまり伸びていない。 以上のことから、ETC割引によりたくさんの観光客が淡路・四国・しまなみなど今まで交通費 が高くてあまり行けなかった地域に観光で向かっているが、中間地点であるしまなみの島々などで はあまり観光客を取り込めていないのが現状ではないだろうか。 表4 しまなみ海道の交通量の月別変化 図5 ETC割引・しまなみ海道9 岡山県 兵庫県 高知県 徳島県 広島県 鳥取県 愛媛県 島根県 香川県 京都府 和歌山県 大阪府 2009年度土日祝交通量平均 10493 - 11000 11001 - 13000 13001 - 21000 21001 - 35000 35001 - 50000 $ $ $ $ $ 岡山県 兵庫県 高知県 徳島県 広島県 鳥取県 愛媛県 島根県 香川県 京都府 和歌山県 大阪府 2000年度土日祝交通量平均 $ 5762 - 11000 11001 - 13000 13001 - 21000 21001 - 35000 35001 - 50000 2.2 明石海峡・瀬戸大橋・しまなみ海道の詳しい交通量の分析 さて、ETC適用前と適用後について考察してきたが、ここではこの10年で土日祝の交通量が どのように変化したのか分かりやすいアークマップを使ってみてこう。最初でも書いたが、10年 前と比べると全体的に交通量が増加しているのがわかる。しかし、しまなみ海道に関しては、新尾 道大橋・因島大橋以外の大橋の交通量が極端に増えている。これらは、しまなみ海道が開通したこ とにより、たくさんしまなみに関する旅行本などが出版され、旅行先として認知度が高まったから ではないだろうか。なんといってもETC割引のおかげで交通量が格段に増えたのであり、政府が 実施した土日祝高速道路千円政策は成功したといえるだろう。ただ、交通費が安くなり、すべての 人が喜んだわけではない。ETC割引のおかげで、生活を壊された方もいるのが現実である。 図6 3ルートの交通量(土日祝)
関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 10 2000年度平日の交通量平均 3371 - 7000 7001 - 10000 10001 - 12000 12001 - 15000 15001 - 25000 岡山県 兵庫県 高知県 徳島県 広島県 鳥取県 愛媛県 島根県 香川県 京都府 和歌山県 大阪府 岡山県 兵庫県 高知県 徳島県 広島県 鳥取県 愛媛県 島根県 香川県 京都府 和歌山県 大阪府 2009年度平日の交通量平均 4751 - 7000 7001 - 10000 10001 - 12000 12001 - 15000 15001 - 25000 一方、こちらは平日の交通量の変化である。明石海峡・瀬戸大橋など東側の大橋の交通量はほと んど変わらないのに対し、しまなみ海道に関しては平日にも関わらずかなり増加している。これら から、平日も島民の足としてしまなみ海道が利用され、重宝されているのが確認できる。しまなみ 開通の影響によりフェリーの本数が減り、交通が不便になった島民にとって、土日祝の割引関係な く、しまなみ海道は重要な交通の要であることは間違いない。 図7 3ルートの交通量(平日)
11 第3章 各大橋とフェリー業界の関係 3.1 ETC割引とフェリー業界 皆さんはタコフェリーという船をご存じだろうか?兵庫県民なら誰もが知っているであろうフェ リーのことである。このタコフェリーとは愛称のことで、実際は、明石淡路フェリー株式会社が運 営する、民間企業と自治体が共同出資した第三セクターのことだ。このタコフェリーは名前の由来 の通りあさしお丸にはタコがあさなぎ丸にはイルカが描かれ、家族連れなどに大人気で、フェリー 乗り場ではこれらの関連グッズが売られるほどの人気だった。また明石海峡大橋を真下からゆった りと眺めることができ、フェリーに乗るだけで十分観光気分が味わえたのだ。 しかし、現在は家族連れがタコのフェリーを見て喜ぶ姿を見ることはできない。2010年10 月15日、明石市とフェリー側の話し合いにより11月15日の運航をもって航路を休止すること が決定したからである。家族連れや年配の方にも人気があり、明石海峡大橋よりも料金が安いこと を売りにここまで運航を続けてきたタコフェリー。しかし、企業努力にも限界がありついに廃業に 追い込まれたのだ。その主な原因は、原油価格の高騰やフェリー離れなどもあるが、一番の要因と なったのが 1 章から出ている土日祝のETC割引である。まず、ETC割引により利用客は大幅に 減少したのだが、それに伴い夜間の運航が廃止された。さらに、夜間の運航が停止したことで客足 は遠のき、2009年には、45名の船員のうち30%にあたる15名が退職。通常営業が困難と なり、11月15日の運航休止に繋がったのである。休止直前の11月、同業者である淡路ジェノ バラインが航路の運航を承継し、2011年3月の運航再開を目指すことを表明したが、岸壁など 施設使用料の減額や運航船舶の手配などで交渉が続いている段階であり、現段階では正式には決ま っていないのが現状である。 さて、先ほども出てきたが、淡路ジェノバラインについて少し触れておこう。淡路ジェノバライ ンは、兵庫県淡路市の岩屋港と明石市の明石港を結ぶ航路の運航を主としている旅客船海運会社で ある。2007年4月から本土と淡路島を結ぶ唯一の旅客船となり、明石淡路フェリーが潰れた現 在は、その後を受ける形で航路を継承していくと発表している。この淡路ジェノバラインだが、明 石淡路フェリーの後を受けて経営を続けていくと発表しているものの、経営自体は決して良いとは 言えない。ジェノバラインも明石淡路フェリーと同じく原油価格の高騰により、航路の縮小と運賃 の値上げを行っている。また、減便を行うなどして必死に生き残りをかけているのが現状であろう。 この他にも、瀬戸大橋のある岡山県では四国汽船・宇高国道フェリー・四国フェリーなどが、しま なみ海道には各島ごとに小さな運航会社が運航している。ただ、これらの船も明石淡路フェリーや 淡路ジェノバラインと同じく原油高の高騰や、ETC割引による利用客の減少により売上は落ちて おり、どの業者も経営が苦しいというのが現実である。 ここまで、各地域のフェリー業界の現状について簡単に述べてきたが、これほどまでに業界全体 が苦しんでいるとは思わなかった。このままでは、数年、十数年先には、さらにフェリーの便数が 減り、フェリー業界自体が無くなってしまうのでは?と思うほどである。なので、次に各フェリー の現状について、各大橋が出来る前・出来た後・ETC割引前後に分けてみていくことにする。
関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 12 兵庫県 徳島県 岡山県 和歌山県 香川県 高 知 県 大阪府 広島県 愛媛県 高知県 3.2 フェリー航路の変化 ここからは、各大橋が出来る前、出来た後、そして現在の3つのマップを使って、主なフェリー の航路がどのように変化していったのか調べていく。まずは、各大橋が出来るまでのマップから考 察する。まず、下の図は各大橋が出来る前の主なフェリーの航路である。大橋が出来る前までは、 四国フェリー・明石淡路フェリー・淡路ジェノバライン・西淡路ライン・南海フェリー・瀬戸内海 汽船・石崎渡船の7つが就航しており、南海フェリーに関しては、同じ徳島行きでも、到着場所が 違う南海徳島シャトルラインと南海四国ラインが就航していた。 図8 フェリー航路(開通前) ③ 四国フェリー ④ 明石淡路フェリー ④ 淡路ジェノバライン ⑤ 西淡路ライン ⑥ 南海フェリー ① 瀬戸内海汽船 ② 石崎汽船 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥
13 兵庫県 徳島県 岡山県 和歌山県 香川県 高 知 県 大阪府 広島県 愛媛県 高知県 次に、各大橋開通後のフェリーの状況である。大橋完成前と比べてみると、西淡路ラインや石崎渡 船などが次々に無くなっている。さらに、南海フェリーの南海四国ラインも廃止に追い込まれた。こ れらが廃止に追い込まれた原因はもちろん各大橋の開通により、利用客を取られたことによる経営不 振である。しかし、西淡路ラインの富島―明石間は淡路ジェノバラインに、石崎汽船が運航していた 三原―今治間は瀬戸観光ボートに引き継がれ、大橋完成後も運航することになる。これらから考える に、大橋完成後も、他社が参入することで元の航路は守られていることが分かる。 図9 フェリー航路(開通後) ③ 四国フェリー ④ 淡路ジェノバライン ⑤ 明石淡路フェリー ⑤ 淡路ジェノバライン ⑥ 南海フェリー ① 瀬戸内海汽船 ② 瀬戸観光ボート ① ② ③ ④ ⑤ ⑥
関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 14 兵庫県 徳島県 岡山県 和歌山県 香川県 高 知 県 大阪府 広島県 愛媛県 高知県 では、最後に現在(ETC割引後)の主な各フェリーの現状について見ていく。ご覧の通り明石 海峡・瀬戸大橋周辺では3社、しまなみ海道周辺では2社になってしまっている。まず、明石淡路 フェリーであるが、こちらは最初にも説明したとおり、ETC割引の影響で客足が遠のき、201 0年11月に廃止になった。(淡路ジェノバラインが航路の運航を承継を明言し、2011年3月の 運航を目指し再建中)また、淡路ジェノバラインの明石―富島間は、原油高の高騰により運航を続 けることができず、こちらも廃止になってしまったのだ。 しまなみ海道周辺では、廃止になったフェリーが無いのでは?と思われるかもしれないが、その 半面、各島ごとに渡船が出来て、観光スポット巡りなど小さな就航を続けているので、各フェリー の乗客数はかなり減少している。これらより、ETC割引も原因の一つであるが、原油高の高騰も 各フェリー業界の重荷になったのは間違いないであろう。さて、フェリーの航路の減少としては数 は知れているが、便数の減少は各航路ともに数多く存在している。それらを次に考察していく。 図10 現在のフェリー航路(ETC割引後) ③ 四国フェリー ④ 淡路ジェノバライン ⑤ 南海フェリー ① 瀬戸内海汽船 ② 瀬戸観光ボート ① ② ③ ④ ⑤
15 3.3 フェリーの便数・航路の増減の分析 さて、先程までは、航路の増減だけに絞ってきたが、航路の便数や料金に関してはどのような違 いがあるだろうか。まず、下の表を見てもらいたい。これらは、上記のフェリーの中でも便数の減 少や料金の値上げがあった航路である。この表を見てもわかるように、2008年以降に減便が集 中している。その原因としては、原油高の高騰と、ETC割引による各大橋の利用客の増加が上げ られ、各フェリーとも原油高の影響などがかなり影響し、経営状況の悪化が見られる。 表5 年代別の各フェリー減便・値上げ では、次に廃止になった主な航路について考察していく。 表6 廃止されたフェリー航路 これら4つの航路が廃止になった主な航路ではあるが、淡路ジェノバライン(富島―徳島港)の 航路以外には共通点がある。それは、航路が他のフェリーと被っているという面だ。上記の便数の 減少は、航路が被っている所が少ない。なので、便数の減少や値上げをしてでも航路を残さなくて はならないのだ。しかしながら、石崎汽船のようにしまなみ海道開通による航路再編などが出来る 航路・・・要するに幾つかのフェリーが同じ航路を運航している場合は、一方のフェリーを無くし ても、もう片方が残り、地域住民の生活やフェリーしか利用しない利用客の需要は守られるのだ。 今現在はこの程度で済んでいるものの、これから先、民主党が掲げる高速道路無料化やさらなる原 油高の高騰が進んでいくと、どのフェリーも死活問題になることは忘れてはならないだろう。 2006 2007 2008 2009 2010 南海フェリー 12 便 9 便 8 便 8 便 8 便 四国フェリー 44 便 44 便 40 便 22 便 22 便 明石淡路フェリー 64 便 64 便 64 便 58 便 廃止 明石ジェノバライン 400 円 400 円 450 円 450 円 450 円 1999年 石崎汽船(松山―尾道) しまなみ海道開通による航路再編のため 2002年 南海フェリー(和歌山港―徳島港) 明石海峡大橋開通による利用客減少のため 2008年 淡路ジェノバライン(富島―明石) 原油高の高騰と利用客の減少のため 2010年 明石淡路フェリー(岩屋―明石) ETC割引による利用客の減少のため
関西・四国・中国における大橋の交通量に関する考察 16 第4章 今後の考察と課題 今回の考察を通して、各大橋の重要性を改めて感じる事ができた。普段何気なく利用していた各 大橋だが、場所ごとに様々な役割があり、その地域のために貢献している。今回、観光客数の増減 で注目したしまなみ海道でも、今後、各島ごとに地域色を出したイベントを行うことで、観光客が 増えることは間違いない。土日祝のETC割引によって交通量が急増した事で、ETC割引は成功 したと言えよう。ただ、その反面、交通量の増加による渋滞や、排気ガスによる二酸化炭素の増加 などの問題点が出てきたことも確かである。 先日、政府はETC割引制度の延長を発表したので、ETC割引制度が続く限り、観光客等の減 少はないはずだ。しかし、このETC割引制度で大打撃を被ったフェリー業界にとっては、今回、 政府がETC割引の延長を決めた事は、かなりのマイナス要因である。ただでさえ、ETCの問題 が無くとも、フェリー離れや、原油高の高騰による運賃の値上げなどで、経営が苦しいのが現状だ。 その上、ETC割引の延長が実施されれば、観光客や、長距離トラックなど、昔からの利用者はフ ェリーに帰ってこないだろう。そして、明石淡路フェリーのように経営不振に陥り、廃業に追い込 まれるのではないだろうか。 しかし、この問題を解決する方法が無いわけではない。その方法とは、国や市町村などが支援す ることである。原油高の高騰には、フェリー業界に対して原油価格を下げるなどし、ETC問題に 関しては、その代償として、各フェリー業界にETC開始前の状況と同じようになるように補助金 を出すなどすれば、フェリー業界は無くならずにすむのではないだろうか。だが、現状は厳しい。 タコフェリーのある明石市の北口寛人市長は、タコフェリーの赤字補填のために当時の社長に1億 円を用意すると発言したものの、明石市の本議会で議事録の公文書と異なる発言をし、辞任に追い 込まれる事態が起きた。フェリー業界の問題が、市長の辞任にまで発展したのである。確かに、今 回の件は市長の不祥事が原因で辞任に追い込まれたという面もあるかもしれない。しかし、市町村 が財政難で苦しんでいる中、支援しない国にも問題があるのではないだろうか。ETCの普及と観 光客の増加という目先の利益に飛びついて、それ以外の事を忘れているようでならない。各大橋の 誕生・ETC割引等で喜んでいる市民もいるだろう。しかし、その裏で廃業という2文字と闘いな がら必死に航路を守ろうとしているフェリーの乗組員達もいるのが現状である。 今後、私たちは、タコフェリーのような市民に愛される船が無くならないように行動しなければ ならないと考えている。地域住民の手足となっている各大橋とフェリーだが、今後は協力して共存 していけるようにしなければならない。
17 あとがき 今回の卒論で難しいテーマを選んでしまったのが心残りです。アークマップを使うにもどうした らよいのか。難しい事を考えていくうちに頭が混乱してしまい、なかなかはかどりませんでした。 しかしながら、草薙教授の「一度決めたテーマなのだから逃げるような真似はするな」というお言 葉のおかげで自分が伝えたいものに仕上がったと思います。アークマップの使い方が分からない時 に教えてくれた友人に感謝、出来が悪いにも関わらず、ゼミに残していただいた草薙教授に感謝し ます。 参考文献 しまなみ海道MAP(SHIMAP)瀬戸内しまなみ海道振興議会 http://www.go-shimanami.jp/index.html 本州四国連絡高速道路株式会社 11月25日 http://www.jb-honshi.co.jp ETC総合情報ポータルサイト 12月7日 http://www.go-etc.jp/fukyu/fukyu_list.html ETC割引NaVi 12月11日 http://www.mayflowers.tv/hsrc/etc_itsumade.html 旅行観光便利ガイド 12月15日 http://travelrink.fc2web.com/