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骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室の成果

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Academic year: 2021

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(1)理学療法学 第 412 43 巻第 5 号 412 ∼ 419 頁(2016 年) 理学療法学 第 43 巻第 5 号. 実践報告. 骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室の成果* 眞 島 美 穂 1)# 上岡裕美子 2) 湯 原 恵 子 1)   飯 野 智 美 1)  篠 山 勝 弘 1) 山 口   忍 2). 要旨 【目的】若い世代向けの予防事業として,骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室を行い成果を 検討した。【方法】育児期 23 名(年齢 32.6 ± 4.9 歳,初産婦)と中年期 29 名(年齢 52.9 ± 5.4 歳)の女 性を対象に,参加前後の自記式質問紙調査,体操記録により腹圧性尿失禁に関する知識の理解,尿もれ症 状・肩こりの程度の変化,骨盤底筋体操・肩こり予防体操等の実施状況を評価した。 【結果】骨盤底筋の ゆるみによる症状を理解できた人は 51 人(98.1%)であった。骨盤底筋体操を週 3 回以上実施した人は, 育児期 2 人(8.7%) ,中年期 13 人(44.8%)であり,中年期の週 3 回以上実施群で尿もれ症状「有」が 8 人から 3 人へと減少した。肩こりの程度は中年期の肩こり予防体操週 3 回以上実施群で統計的に有意に低 下した。 【結論】教室により腹圧性尿失禁の理解が深まった。中年期において週 3 回以上の骨盤底筋体操 実施による尿失禁予防効果が示唆された。 キーワード 骨盤底筋体操,女性の健康づくり,腹圧性尿失禁予防. と,切迫性尿失禁,混合性尿失禁などの種類に分類され. はじめに. る。腹圧性尿失禁は,妊娠・分娩や加齢に伴う,骨盤底.  女性の健康を生涯に渡り維持していくには,子育てや. 筋や膀胱・尿道周囲の靭帯の弛緩,尿道膀胱角の拡大,. 仕事に追われる時期から健康づくりの取り組みを継続し. 尿道括約筋の損傷などが原因とされている. ていく必要がある。尿失禁は心の健康,身体的活動など. おける腹圧性尿失禁の割合は,44 歳以下は 39%,45 ∼. 1). 5). 。尿失禁に. 生活の質に影響することが報告されており ,成人女性. 59 歳は 41%,60 歳以上は 31%であり,高齢になると切. 1) 2). 迫性尿失禁を合併する混合性尿失禁の割合が増えてくる. 全体の約 35%に認められ,高齢になるほど増加する. 。. また,経産婦の妊娠期の尿失禁有症率は 47%と高く, 分娩回数が多くなるほど有症率が高いことから. 3). ,初産. と報告されている. 2). 。.  腹圧性尿失禁に対する保存的治療法として骨盤底筋体 6). ,現在我が国においては,女性下. 時から予防的な対応をすることが必要であり,それによ. 操は効果が立証され. り,中高年になったときの尿失禁の予防にも繋がると考. 部尿路症状診療ガイドライン. えられる。. されている。骨盤底筋体操は,腹直筋や大.  尿失禁は,運動時やくしゃみ,咳の際に不随意に尿が 漏れるという愁訴であると定義される腹圧性尿失禁. 4). 償的に収縮させずに. 4). にて推奨グレード A と 四頭筋を代. 7). ,骨盤底筋(群)の持続収縮と早. い収縮を行うものである。軽度の尿失禁で骨盤底筋を支 配する神経が残存している場合に有効とされ,骨盤底筋. *. Effects of Health Promotion Classes for Women Including Pelvic Floor Muscle Exercise 1)阿見町保健福祉部健康づくり課 (〒 300‒0331 茨城県稲敷郡阿見町阿見 4671‒1) Miho Mashima, PT, Keiko Yuhara, PHN, Tomomi Iino, PHN, Katsuhiro Shinoyama, Section Chief: Health Promotion Division Health and Welfare Part, Ami Town Government Office 2)茨城県立医療大学 Yumiko Kamioka, PT, PhD, Shinobu Yamaguchi, PHN, PhD: Ibaraki Prefectural University of Health Sciences # E-mail: [email protected] (受付日 2016 年 1 月 4 日/受理日 2016 年 5 月 23 日) [J-STAGE での早期公開日 2016 年 8 月 2 日]. の強化による尿道閉鎖圧の増強(強化効果)と,腹圧上 昇時に骨盤底筋を随意的に収縮する方法の習得(習熟効 果)が目的とされる. 8). 。.  骨盤底筋体操を取り入れた尿失禁の予防の取り組みは 少なく,いくつか報告が認められるが,産後の産婦を対 象とした論文がほとんどである. 9‒11). 。腹圧性尿失禁に. ついて,健康な女性が自分自身にも起こりうる問題とし て認識し,早い時期から予防に取り組めるように行政と.

(2) 骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室の成果. 413. して支援が必要と考えた。. 盤底筋の位置を確認した。そして,腹圧性尿失禁の機序.  我々は,高齢者の介護予防事業の前段階となる女性の. について説明した。教室 2 回目以降は復習程度の説明を. 健康づくりに関する新規の予防事業として,腹圧性尿失. 実施した。. 禁の予防啓発をおもな目的とした教室を実施した。より. 2)骨盤底筋体操 10 分間. 多くの人に関心をもってもらうため,女性の自覚症.  骨盤底筋の収縮方法は,「骨盤底筋をイメージしつつ,. 12). でもっとも有訴者率の高い肩こりと,次に高い腰. 肛門と膣を「ぎゅっ」と上にひっぱるようにすぼめる」. 痛の予防も含めた内容とした。教室の企画立案は,行政. 「おしっこやおならを我慢するように肛門や膣を締める」. 状. 8). 。運動. に所属する理学療法士と保健師,教育研究機関に所属す. と,イメージしやすいように具体的に表現した. る理学療法士と保健師各 1 人の計 4 人でおもに行った。. 回数は,最大収縮力で 6 ∼ 8 秒間持続させた後に 10 秒.  本研究は,骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づく. の弛緩を行うことを繰り返す持続収縮を 10 回× 1 セッ. り教室の内容を報告し,参加者の骨盤底筋に関する理. ト,テンポよく 2,3 秒の収縮と弛緩を繰り返す速い収. 解,教室期間中における自宅での体操実施頻度等から,. 縮を 5 回× 2 セット実施した. 教室の成果を検証し,今後の事業展開について示唆を得. では膝を立てた背臥位とした。自宅ではイス座位,立位. ることを目的とした。. 等各自が実施しやすい姿勢で行うこととした。治療体操. 8). 。実施時の姿勢は,教室. としては 1 日 3 回が推奨されているが. 本教室の紹介. 6)8). ,本教室では. 予防体操として 1 日 1 回とした(補遺 1,上段左) 。正. 1.目的. しく骨盤底筋を収縮できているかは,排尿時に尿を止め.  健康に関心をもち日常に運動を取り入れるようになる. られるかで確認する方法. こと,腹圧性尿失禁に関する知識の理解と骨盤底筋体操. 3)日常で行う予防体操. 13). を説明した。. (1)肩こり予防体操 30 分間. の習得である。.  肩こりに関連するとされる僧帽筋,大・小菱形筋,肩 14)15). 2.対象者. 甲挙筋,広背筋等に対して.  出産後 3 ∼ 12 ヵ月の初産婦(以下,育児期)と 40 歳. 動を行った(補遺 1,上段右)。. 以上 60 歳未満の女性(以下,中年期)とし,それぞれ 別のグループで教室を開催した。教室の名称は,前者は 「きれいなママになるための体操教室」,後者は「40 ∼. ,7 種のストレッチ運. (2)腰痛予防体操 30 分間  Williams 体操と脊柱安定化運動を参考に 周囲筋,ハムストリングス,大. 16). ,股関節. 直筋,体幹回旋筋に対. 50 代が今はじめる健康美人になる体操教室」とした。. して,7 種のストレッチ運動と,大. 教室参加者募集は,町広報誌の案内文掲載と町役場,公. 筋,腹横筋,大殿筋,大. 民館等の公共施設および育児相談事業等で案内チラシを. 5 種の筋力増強運動を行った(補遺 1,下段左右)。筋力. 配布した。. 増強運動の各種目は,自重負荷による 5 秒間の持続的収. 二頭筋,大. の内転筋群,腹直 四頭筋に対して,. 縮を 5 回× 2 セット実施した。 3.頻度と期間および体制. 4)自宅での体操継続の指導 5 分間.  平成 25 年度は,90 分間の教室を 6 週間で全 3 回,平.  腹圧性尿失禁,肩こり・腰痛の予防のためには,教室. 成 26 年度は,同様の内容と時間で 6 週間で全 4 回行った。. で覚えた体操を自宅で継続することが重要であり,教室. 実施体制は,行政の理学療法士 1 人と保健師 1 人,教育. 終了後も継続することが,将来の症状発生の予防につな. 研究機関の理学療法士もしくは保健師 1 人の計 3 人を基. がることを説明した。併せて,運動記録表(補遺 2)に. 本とした。. 掲載した骨盤底筋体操,肩こり予防体操 2 種,腰痛予防 体操 6 種(ストレッチと筋力増強運動各 3 種)を自宅で. 4.内容. 継続して実施し,実施状況を記録するように指導した。.  育児期と中年期のどちらの教室も同じ内容で 1)∼ 4). 運動記録表は,各回に配布し,次回に回収した。. を実施した。育児期は子ども同伴で,子は母親である参 加者と同室で実施した。. 調査の対象および方法. 1)骨盤底筋と腹圧性尿失禁に関する講話 15 分間. 1.対象者.  骨盤底筋の位置と機能,骨盤底筋と腹圧性尿失禁との.  平成 25,26 年度の教室参加者のうち,研究協力に同. 関係を理解したうえで,正しい骨盤底筋収縮を認知し体. 意が得られ,参加前と参加後の自記式質問紙調査および. 得させるため. 8). ,女性骨盤模型を用いて骨盤底筋の位置. について説明すると同時に,着衣の上から自らの腸骨稜 から上前腸骨棘に触れて,次いで恥骨と尾骨に触れて骨. 前述の運動記録表を回収できた者とした。.

(3) 414. 理学療法学 第 43 巻第 5 号. 2.調査方法. 未満」 「実施なし」の 4 群にカテゴリー化した。なお,.  参加前調査は,事前に質問紙を郵送し,教室初回の受. 肩こり予防体操と腰痛予防体操の実施頻度は,運動記録. 付時に回収した。参加後調査は,最終回の前の回に質問. 表に載っているそれぞれ 2 種類,6 種類の運動のうち(補. 紙を手渡し配布し,最終回の受付時に回収した。長座位. 遺 2),もっとも高い頻度で実施した運動の平均実施回. 体前屈は,後述のとおり,初回と最終回の受付直後に測. 数を算出した。. 定した。. 5)身体症状  尿もれ症状は, 「最近 1 ヵ月の間に,くしゃみ・咳・. 3.調査項目. 運動などのふとした拍子に下着がぬれることはあった. 1)対象者の属性と健康習慣. か」について,「有」「無」の 2 件法とした。肩こりと腰.  年齢と出産後期間(育児期のみ)および Breslow の 7. 痛の程度は,Visual Analogue Scale(以下,VAS)を. つの健康習慣. 17). について回答を求めた。喫煙は「吸っ. 用いた(0:肩こりなし(腰の痛みなし)∼ 100:耐え難. たことはない」「以前吸っていた」「吸う」 ,飲酒は「ほ. いほどの強い肩こり(耐え難いほどの強い腰の痛み))。. とんど飲まない」「時々飲む」「毎日飲む」の 3 件法で回. また,柔軟性の評価として長座位体前屈をデジタル長座. 答を求め,それぞれ前者の 2 つを健康的な生活習慣とし. 体前屈計(竹井機器,TKK5112)にて 2 回測定してよ. た。運動習慣は,定期的に運動を「している」「してい. い方の記録をとった。測定は理学療法士が行った。. ない」の 2 件法で回答を求め,前者を健康的な生活習慣.  分析方法は,知識とその理解,骨盤底筋体操継続意欲,. とした。睡眠時間は 1 日の平均的な時間数について回答. 自宅での体操実施頻度については,各カテゴリーの度数. を求め,7 時間以上 9 時間未満を健康的な生活習慣とし. と割合(%)を算出した。尿もれ症状は,骨盤底筋体操. た。 適 正 体 重 は 身 長 と 体 重 の 記 入 後 に Body Mass. 実施頻度別に,参加前後での「有」の人数の変化と,個. Index( 以 下,BMI) を 算 出 し,BMI 値 18.5 以 上 25.0. 別の変化を検討した。個別変化は参加前「有」から参加. 未満を適正とみなした。朝食は「ほとんど毎日食べる」. 後「無」を改善,参加前「無」から参加後「有」を悪化. 「時々食べる」「まったく食べない」の 3 件法で回答を求. とした。肩こり・腰痛の程度,長座位体前屈については,. め,「ほとんど毎日食べる」を健康的な生活習慣とした。. 体操実施頻度別に,参加前後の平均値の差を検討した。. 間食は「ほとんど毎日とる」「時々とる」「まったくとら. 統 計 は 対 応 の あ る t 検 定 を 用 い た。 解 析 は SPSS. ない」の 3 件法で回答を求め,後者の 2 つを健康的な生. Statistics 21 を使用し,有意水準は 5%とした。. 活習慣とした. 17). 。. 2)骨盤底筋に関する参加前後の知識. 4.倫理的配慮.  参加前は,「骨盤底筋という言葉を聞いたことがある.  本研究は,茨城県立医療大学倫理委員会の承認を受け. か」について,「ある」「ない」「わからない」の 3 件法. て行った(番号 509)。対象者には研究目的,プライバ. で回答を求めた。また,「骨盤底筋のゆるみにより,尿. シーの保護,自由意思による研究参加と同意の撤回の自. もれや子宮脱といった女性特有の症状が生じることがあ. 由,結果の公表について書面と口頭で説明し,書面で同. ることを知っているか」について,「知っている」「なん. 意を得た。. となく知っている」「なんともいえない」「あまり知らな い」「まったく知らない」の 5 件法とした。. 結   果.  参加後は, 「骨盤底筋のゆるみにより生じる,尿もれ. 1.対象者. や子宮脱といった女性特有の症状があることを理解でき.  教室参加者は育児期 39 人,中年期 47 人であった。そ. たか」と「骨盤底筋体操の方法は理解できたか」につい. の内,研究協力の同意が得られ,かつ参加前と参加後の. て,「できた」「概ねできた」「なんともいえない」「あま. 質 問 紙 お よ び 運 動 記 録 表 を 回 収 で き た 育 児 期 23 人. りできない」「できない」の 5 件法とした。. (59.0%) ,中年期 29 人(61.7%)の計 52 人を研究対象. 3)骨盤底筋体操継続意欲. 者とした。教室期間中すべての回に参加した人は育児期.  「骨盤底筋体操を続けていこうと思うか」について,. 21 人(91.3%) ,中年期 27 人(93.1%) ,1 回欠席した人. 「思う」「概ね思う」「なんともいえない」「あまり思わな. は育児期 2 人(8.7%) ,中年期 2 人(6.9%)であった。. い」「思わない」の 5 件法とした。. 平均年齢は,育児期 32.6 ± 4.9 歳,中年期 52.9 ± 5.4 歳. 4)自宅での体操実施頻度. であった。育児期の出産後期間は約半数が 3 ヵ月以上.  自宅での体操の実施頻度として,運動記録表から,骨. 6 ヵ月未満であった。健康習慣は,育児期と中年期どち. 盤底筋体操,肩こり予防体操,腰痛予防体操のそれぞれ. らも,喫煙,飲酒,適正体重(BMI),朝食の摂取は,. について,教室期間中の 1 週間あたりの平均実施回数を. 健康的な生活習慣を実践している人が多かった。運動習. 算出し,「週 3 回以上」「週 1 回以上 3 回未満」「週 1 回. 慣は,中年期は定期的に運動をしている人が 72.4%と多.

(4) 骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室の成果. 415. 表 1 対象者の特性. 人数(%) 育児期(n=23). 中年期(n=29). 32.6 ± 4.9. 52.9 ± 5.4. 年齢(歳)(平均±標準偏差) 出産後期間  3 ヵ月以上 6 ヵ月未満. 12(52.2). −.  6 ヵ月以上 9 ヵ月未満. 6(26.1). −.  9 ヵ月以上 12 ヵ月. 5(21.7). −. Breslow の 7 つの健康習慣  喫煙(吸ったことはないか,以前吸っていた). 23(100.0). 26(89.7). 7(30.4). 21(72.4).  飲酒(ほとんど飲まないか,時々飲む). 23(100.0). 25(86.2).  睡眠(7 時間以上 9 時間未満). 12(52.2). 8(27.6).  BMI(18.5 以上 25.0 未満). 18(78.3). 22(75.9).  朝食(ほとんど毎日食べる). 18(78.3). 27(93.1). 7(30.4). 12(41.4). 17(73.9). 22(75.9). 6(26.1). 7(24.1). 8(34.8). 16(55.2). 12(52.2). 6(20.7).  なんともいえない. 0(0.0). 2(6.9).  あまり知らない. 3(13.0). 2(6.9).  まったく知らない. 0(0.0). 3(10.3).  運動習慣(している).  間食(まったくとらないか,時々とる) 骨盤底筋という言葉を聞いたことがあるか  ある  ないか,わからない 骨盤底筋のゆるみにより生じる症状があることを知っているか  知っている  なんとなく知っている. BMI:体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m)). かったが,育児期は 30.4%と少なかった(表 1) 。. 表 2 参加後の骨盤底筋に関する理解と体操継続意欲 人数(%) 育児期 (n=23). 2.成果の評価 1)骨盤底筋に関する知識と理解および骨盤底筋体操継 続意欲. 中年期 (n=29). 骨盤底筋のゆるみにより生じる症状があることを理解できたか  できた. 14(60.9). 19(65.5).  参加前に,骨盤底筋という言葉を聞いたことが「ある」.  概ねできた. 9(39.1). 9(31.0). と回答した人は,育児期 17 人(73.9%),中年期 22 人.  なんともいえない. 0(0.0). 0(0.0). (75.9%)であった。骨盤底筋のゆるみにより生じる症.  あまりできない. 0(0.0). 0(0.0). 状があることを知っているかは,「知っている」「なんと.  できない. 0(0.0). 1(3.4). なく知っている」が,育児期 20 人(87.0%),中年期 22. 骨盤底筋体操の方法は理解できたか. 人(75.9%)であった(表 1) 。.  できた.  参加後に,骨盤底筋のゆるみにより生じる症状がある.  概ねできた. ことを理解「できた」「概ねできた」とする人は,育児.  なんともいえない. 期 23 人(100.0 %), 中 年 期 28 人(96.5 %) で あ っ た。. 7(30.4). 13(44.8). 13(56.5). 16(55.2). 3(13.0). 0(0.0).  あまりできない. 0(0.0). 0(0.0). 骨盤底筋体操の方法を理解できたかについては,「でき.  できない. 0(0.0). 0(0.0). た」「概ねできた」が育児期 20 人(86.9%) ,中年期 29. 骨盤底筋体操を続けていこうと思うか. 人(100.0%)であった。骨盤底筋体操を続けていこう と思うかについては, 「思う」「概ね思う」が,育児期 17 人(73.9%),中年期 25 人(86.2%)であった(表 2)。 2)教室期間中の自宅での体操実施状況  骨盤底筋体操は,育児期は週 3 回以上実施した人は 2 人(8.7%),週 1 回以上 3 回未満が 10 人(43.5%)であっ.  思う  概ね思う. 7(30.4). 18(62.1). 10(43.5). 7(24.1).  なんともいえない. 6(26.1). 4(13.8).  あまり思わない. 0(0.0). 0(0.0).  思わない. 0(0.0). 0(0.0).

(5) 416. 理学療法学 第 43 巻第 5 号. た。中年期は週 3 回以上が 13 人(44.8%) ,週 1 回以上. 中年期の週 1 回以上 3 回未満群は,尿もれ症状「有」が. 3 回未満が 12 人(41.4%)であった。肩こり予防体操お. 3 人から 2 人,2 人から 1 人と,どちらも 1 人の減少であっ. よび腰痛予防体操は,育児期は週 3 回以上がそれぞれ. た(個別の変化は,どちらも改善 2 人,悪化 1 人) (表 4)。. 11 人(47.8%),12 人(52.2%),中年期は週 3 回以上が.  肩こりの程度(VAS)は,中年期において,肩こり. どちらの体操も 22 人(75.9%)であった(表 3) 。. 予防体操を週 3 回以上実施群(n=22)で参加前 45.2 ±. 3)教室の前後における自覚症状の変化. 31.9 から参加後 27.7 ± 29.1 へと統計的に有意に低下し.  尿もれ症状「有」は,中年期は参加前 10 人(34.5%). た(p=0.002)。 育 児 期 は, 週 3 回 以 上 実 施 群(n=11). から参加後 4 人(13.8%)へ減少し,育児期は参加前 5. で参加前 54.3 ± 20.8,参加後 49.7 ± 15.4 と低下傾向に. 人(21.7%) ,参加後 4 人(17.4%)であった。骨盤底筋. あったが,有意差は認められなかった。腰痛の程度は,. 体操実施頻度別では,中年期の週 3 回以上群(n=13)は,. 育児期は参加前 41.0 ± 24.6,参加後 36.1 ± 22.0,中年. 尿もれ症状「有」が 8 人から 3 人へと減少が顕著であっ. 期は参加前 23.7 ± 28.2,参加後 19.9 ± 26.5,長座位体. た(個別の変化は改善 5 人,悪化 0 人) 。育児期および. 前屈は,育児期は参加前 39.8 ± 8.9,参加後 42.0 ± 7.8, 中年期は参加前 36.5 ± 10.4,参加後 38.2 ± 8.6 と改善の 傾向であったが(表 5),体操実施頻度別に見ても有意. 表 3 教室期間中の自宅での体操の実施状況 人数(%). 差は認められなかった。 考   察. 育児期 (n=23). 中年期 (n=29). 2(8.7). 13(44.8). 10(43.5). 12(41.4).  週 1 回未満. 7(30.4). 4(13.8). 期,中年期ともに 9 割以上が骨盤底筋のゆるみによる症.  実施なし. 4(17.4). 0(0.0). 状があることを理解できたとし,また,骨盤底筋体操継. 1.骨盤底筋に関する知識・理解の変化. 骨盤底筋体操  週 3 回以上  週 1 回以上 3 回未満.  参加前から骨盤底筋のゆるみにより生じる症状がある ことを知っている参加者が多かったが,参加後は,育児. 続に意欲を示した者が 8 割以上だったことから,教室を. 肩こり予防体操  週 3 回以上. 通して腹圧性尿失禁について参加者の理解が深まったと. 11(47.8). 22(75.9).  週 1 回以上 3 回未満. 6(26.1). 4(13.8).  週 1 回未満. 4(17.4). 3(10.3).  実施なし. 2(8.7). 0(0.0). 12(52.2). 22(75.9). 以上実施した者が多く,教室参加をきっかけに自宅での.  週 1 回以上 3 回未満. 7(30.4). 5(17.2). 運動を促すことができたといえる。その理由として,体.  週 1 回未満. 4(17.4). 2(6.9). 操の意義や方法を理解したことに加え,運動記録表を配.  実施なし. 0(0.0). 0(0.0). いえる。 2.教室期間中の自宅での体操実施状況. 腰痛予防体操.  自宅での体操実施状況は,週 3 回以上もしくは週 1 回.  週 3 回以上. 布し回収したことが運動を行う動機づけの役割を果たし. 表 4 尿もれ症状「有」の人数の変化. 育児期 (n=23). 中年期 (n=29). 人数(%) 個別変化. 参加前. 参加後. 5(21.7). 4(17.4).  週 3 回以上(n=2). 0(0.0). 0(0.0). 0(0.0). 2(100.0). 0(0.0).  週 1 回以上 3 回未満(n=10). 3(30.0). 2(20.0). 2(20.0). 7(70.0). 1(10.0).  週 1 回未満(n=7). 2(28.6). 1(14.3). 1(14.3). 6(85.7). 0(0.0).  実施なし(n=4). 0(0.0). 1(25.0). 0(0.0). 3(75.0). 1(25.0). 10(34.5). 4(13.8).  週 3 回以上(n=13). 8(61.5). 3(23.1). 5(38.5). 8(61.5). 0(0.0).  週 1 回以上 3 回未満(n=12). 2(16.7). 1(8.3). 2(16.7). 9(75.0). 1(8.3).  週 1 回未満(n=4). 0(0.0). 0(0.0). 0(0.0). 4(100.0). 0(0.0). ―. ―. 尿もれ症状「有」人数. 改善. 不変. 悪化. 骨盤底筋体操実施頻度別内訳. 尿もれ症状「有」人数 骨盤底筋体操実施頻度別内訳.  実施なし(n=0).

(6) 骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室の成果. 417. 表 5 肩こりおよび腰痛の程度と長座体前屈の変化. 育児期(n=23) 肩こりの程度(VAS). 参加前. 参加後. 51.7 ± 24.1. 48.7 ± 18.9. 54.3 ± 20.8. 49.7 ± 15.4.  肩こり予防体操実施頻度別   週 3 回以上(n=11)   週 1 回以上 3 回未満(n=6). 53.7 ± 31.9. 41.8 ± 24.7.   週 1 回未満(n=4). 37.0 ± 23.0. 48.8 ± 22.5.   実施なし(n=2). 43, 78. 54, 73. 41.0 ± 24.6. 36.1 ± 22.0.   週 3 回以上(n=12). 37.2 ± 26.0. 35.8 ± 21.6.   週 1 回以上 3 回未満(n=7). 44.3 ± 23.8. 27.6 ± 20.6.   週 1 回未満(n=4). 46.8 ± 26.7. 52.0 ± 22.1. −. −. 腰痛の程度(VAS)  腰痛予防体操実施頻度別.   実施なし(n=0) 長座体前屈(cm). 39.8 ± 8.9. 42.0 ± 7.8. 40.9 ± 31.7. 24.2 ± 26.5 **. 45.2 ± 31.9. 27.7 ± 29.1 **.   週 1 回以上 3 回未満(n=4). 39.5 ± 32.4. 21.5 ± 1.7.   週 1 回未満(n=3). 10.7 ± 13.6. 1.7 ± 1.5. 中年期(n=29) 肩こりの程度(VAS)  肩こり予防体操実施頻度別   週 3 回以上(n=22).   実施なし(n=0). −. −. 23.7 ± 28.2. 19.9 ± 26.5.   週 3 回以上(n=22). 24.2 ± 30.2. 21.2 ± 29.2.   週 1 回以上 3 回未満(n=5). 21.0 ± 21.3. 20.2 ± 17.5. 0, 51. 0, 欠損. −. −. 36.5 ± 10.4. 38.2 ± 8.6. 腰痛の程度(VAS)  腰痛予防体操実施頻度別.   週 1 回未満(n=2)   実施なし(n=0) 長座体前屈(cm) 平均値±標準偏差 VAS: visual analogue scale(0-100) ** p<0.01. たと考えられた。. 収縮すると排尿の勢いが弱くなるが,代償的に腹直筋を.  骨盤底筋体操は,肩こり・腰痛予防体操に比較すると. 収縮してしまうと腹圧が上昇し排尿の勢いが強くなるな. 実施頻度が低い傾向にあった。これは,骨盤底筋を正し. ど,より具体的に伝えることが必要である。. く収縮できたかわかりにくいことが関連しているのでは.  いずれの体操においても実施頻度は,中年期のほうが. ないかと考えられた。先行研究によると,一般女性にお. 育児期よりも高い傾向にあった。中年期の実施頻度が高. 18). ,本人. いことは将来に対する不安や危機感が強いことが考えら. の感覚として上手く収縮できたかわからない者が 44%. れた。中年期は体操に取り組みやすい傾向にあったこと. いて,27%が骨盤底筋の随意収縮ができない 19). と報告されている。骨盤底筋は,骨盤底内側を. から,教室参加は継続的な体操実施を促す一因として期. 形成する骨格筋群であり,骨盤隔膜を形成する肛門挙筋. 待できると考える。一方,育児期は定期的に運動をして. 群(腸骨尾骨筋,恥骨尾骨筋,恥骨直腸筋)と尾骨筋,. いる人の割合が低いことからも,時間的余裕がなく,育. 外肛門括約筋,深会陰隙にある外尿道括約筋と女性では. 児期には自分の運動のために時間をとることは難しいこ. いた. 尿道圧迫筋および尿道膣括約筋が含まれる. 20)21). 。骨盤. 底筋にはタイプⅠ繊維(遅筋)とタイプⅡ繊維(速筋) が含まれる. 21)22). 。前述のとおり骨盤底筋の随意収縮は. とが推察された。少しの時間や思いついたときに体操を 実施できるように,体操を継続している人の実施状況を 参考に個別に助言するなどの工夫が必要と考えられる。. 誰でもが容易にできるわけではないため,正しい収縮法 8) を認知,体得させることが重要である 。正しく収縮で. 3.教室の前後における自覚症状の変化. きているか確認する方法として,排尿途中に骨盤底筋を.  教室参加前の尿もれ症状を有する人の割合は,先行研.

(7) 418. 理学療法学 第 43 巻第 5 号. 究 1)と同程度であった。. は関心の高い者であったと考えられるので,今後,無作.  中年期の週 3 回以上骨盤底筋体操実施群において尿も. 為割付による比較研究も必要であると考える。. れ症状「有」の人数の減少が顕著であり, 「無」から「有」.  今後の展望として,中年期は教室の成果を確認できた. へ変化した者もいなかったことから,週 3 回以上の骨盤. ことから,教室開催を通して,中年期女性への腹圧性尿. 底筋体操の実施により,尿もれが減少し,予防としても. 失禁に関する知識と予防体操の普及が期待できると考え. 効果がある可能性があることが示唆された。本研究は 6. られた。育児期は,今回は初産婦を対象としたが,尿失. 週間の短期間であったので,筋力の強化というより習熟. 禁のリスクの高い複数回経産婦も加え,さらに効果を評. 効果が中心であったと考える。腹圧性尿失禁有病者への. 価しながら取り組んでいく必要がある。教室参加が日常. 治療法としては毎日 3 回(最低 3 ヵ月間)が推奨されて. 的な体操実施に直結するには難しく,また,自分の時間. 6). ,本結果から,中年期において 1 日 1 回,週 3. が取りにくいと考えられたので,育児期女性への予防活. 回以上の骨盤底筋体操の実施が予防に有効である可能性. 動をより広く展開するためには,乳幼児健診や育児相談. が示唆された。週 1 回以上 3 回未満群および育児期につ. など子の行事で母親が行政とかかわる機会を利用して,. いては,研究対象者が少なく,体操実施頻度別に検討し. 普及,啓発していくことも必要と考えられた。. いるが. た場合,数名しか含まれない群もあったため,効果の有 無は明らかにはならなかった。なお,今回,尿もれの有. 結   論. 無について腹圧性尿失禁を念頭においた質問文とした.  健康の関心の喚起,腹圧性尿失禁の予防啓発を目的と. が,今後の課題として,症状がある人に対しては,尿失. して,骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室. 5). を使用する. を実施した。その結果,教室をとおして,骨盤底筋の機. などして,必要に応じて医療機関を紹介するなどの対応. 能低下や骨盤底筋体操の実施方法について参加者の理解. も検討する必要があると考える。また,尿もれ症状によ. が深まった。教室開催により腹圧性尿失禁の予防啓発を. る生活への支障の程度や,生活の質(QOL)への影響. 推進できることが確認できた。また,中年期女性におい. についても,評価しながら進めることが重要である。. て,週 3 回以上の骨盤底筋体操実施が尿失禁予防に有効.  肩こり予防体操は,中年期において,週 3 回以上実施. である可能性が示唆された。. 禁の種類,症状の程度を鑑別する問診票. することにより,肩こりの程度を低下させる可能性があ ることが明らかになった。育児期においては週 3 回以上. 謝辞:本研究は茨城県立医療大学の平成 25 ∼ 26 年度地. 群でも有意な低下が認められなかったことから,育児期. 域貢献研究費を受けて行った。. の肩こりは,予防体操のみでは解決できない可能性が示 された。肩こりの原因として,子どもを世話する動作や 子どもを抱く姿勢の影響. 23). も考えられるので,育児期. 特有の姿勢や身体の使い方についての指導も検討する必 要があると考えられた。  参加前後で,参加者の腰痛の程度に有意な変化はみら れなかったが,これは中年期においては参加前から腰痛 の程度が低かったことが一因と考えられた。育児期につ いては,前述のとおり,子どもを世話する動作や姿勢に よる影響. 23)24). も考えられた。今回,腰痛の程度が強い. 者には腰痛を呈する疾患の有無を口頭で確認して教室を 行ったが,参加前のアンケートにて腰痛性疾患の有無, 急性か慢性か等について,確実に把握することが望まし いと考える。長座位体前屈の測定値は,文部科学省の平 成 24 年度年齢別テスト結果. 25). と比較してほぼ平均的. な値であることから,参加前から柔軟性に問題がなかっ たため,変化が少なかったものと考えられた。 4.本研究の限界と今後の展望  本研究の限界として,今回は短期間の検討であった が,予防の本来の意味からは長期間の検討が必要であ る。また,本研究においては体操実施頻度が高かった者. 文  献 1)本間之夫,柿崎秀宏,他:排尿に関する疫学的研究.日本 排尿機能学会誌.2003; 14: 266‒277. 2)Hunskaar S, Lose G, et al.: The prevalence of urinary incontinence in women in four European countries. BJU International. 2004; 93: 324‒330. 3)山崎章恵,飯沼博朗,他:妊娠期および産褥 1 ヵ月検診時 における尿失禁の実態.母性衛生.1999; 40: 213‒218. 4)日本排尿機能学会 女性下部尿路症状診療ガイドライン作 成委員会:女性下部尿路症状診療ガイドライン.リッチヒ ルメディカル,東京,2013,p. 37, pp. 85‒87. 5)安井智代,角 俊幸,他:女性と尿失禁.産婦人科治療. 2005; 90: 396‒402. 6)Dumoulin C, Smith JH: Pelvic floor muscle training versus no treatment, or inactive control treatments, for urinary incontinence in women. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2010; CD005654. 7)岡部みどり,武井実根雄,他:骨盤底筋訓練の効果的な指 導方法.日本排尿機能学会誌.2002; 13: 258‒268. 8)新島礼子:尿失禁の運動療法と生活指導.産婦人科治療. 2005; 91: 396‒403. 9)串田正代,蒲原高子,他:東京都板橋区における介護予防 活動の取り組み─転倒予防・尿失禁予防教室を中心に─. 日本在宅ケア学会誌.2003; 6: 96‒103. 10)長島玲子,合田典子,他:出産後尿失禁の慢性化予防を目 的とする骨盤底筋訓練の効果の形態学的評価.日本女性骨 盤底医学会誌.2010; 7: 55‒62. 11)岡本美香子,村山陵子,他:分娩後の腹圧性尿失禁予防を.

(8) 骨盤底筋体操を取り入れた女性の健康づくり教室の成果. 目的にした骨盤底筋群機能回復支援の開発と効果検証.第 27 回健康医科学研究助成論文集.2012; 23‒33. 12)厚生労働省ホームページ 平成 25 年度国民生活基礎調査の 概 況.http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/ k-tyosa13/dl/04.pdf(2015 年 10 月 23 日引用) 13)礒脇まゆみ:ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり 腹圧性尿失禁と理学療法.理学療法ジャーナル.2013; 47: 879‒887. 14)新井恒雄,柿崎藤泰:肩凝りに対する理学療法.理学療法 ジャーナル.2015; 49: 427‒434. 15)樋口富士男:肩こりを訴える疾患と原因.臨床と研究. 2006; 83: 545‒549. 16)中島義博,原 瑞枝:腰痛予防とリハビリテーション 腰 痛予防と腰痛体操.Monthly Book Medical Rehabilitation. 2011; 134: 43‒50. 17)Belloc NB, Breslow L: Relationship of physical health status and health practices. Preventive Medicine. 1972; 1: 409‒421. 18)二宮早苗,齋藤いずみ,他:座位 MRI 画像を用いた骨盤 底筋訓練時における随意収縮の可否とその影響要因の検 討.母性衛生.2014; 54: 571‒579. 19)長島玲子,蔵本美代子,他:中年女性の骨盤底筋訓練にお ける収縮時の収縮感覚と筋運動について.島根県立看護短 期大学紀要.2005; 11: 9‒17.. 419. 20)Drake RL, Vogl AW, et al.:グレイ解剖学(原著第 2 版). 塩田浩平,瀬口春道,他(訳),エルゼビア・ジャパン, 東京,2011,pp. 432‒438, 478‒480. 21)宍 戸 啓 一, 山 口  脩:Female Urology: 新 た な art と evidence 女性骨盤底解剖と尿禁制機構.Urology View. 2010; 8: 8‒14. 22)山田拓己:Female Urology 女性骨盤底の機能解剖と尿禁 制のメカニズム.排尿障害プラクティス.2003; 11: 179‒ 186. 23)工藤恭子:保育活動「抱っこ」 「おむつ交換」と腰痛・肩 こりとの関連.北海道文教大学研究紀要.2014; 38: 63‒72. 24)松岡知子,青山宏樹,他:歩行時における児のおんぶ・ 抱っこの違いによる脊柱起立筋への影響.京都母性衛生学 会誌.2012; 20: 41‒47. 25)政府統計の総合窓口(e-Stat)体力・運動能力調査 平 成 26 年度年齢別テストの結果.http://www.e-stat.go.jp/ SG1/estat/List.do?bid=000001054955&cycode=0(2015 年 10 月 28 日引用). 補遺 補遺 1 運動プログラム,補遺 2 運動記録表 (http://jspt.japanpt.or.jp/journal/rigaku-apendix/).

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