「21世紀の資本」(後編)の図表
うち残り
9%
( 「富裕階級」 )
中間
40%
(「中流階級」)
底辺
50%
(「下流階級」)
20%
28%
35%
35%
45%
23%
15%
18%
45%
25%
30%
40%
うちトップ
1%
( 「支配階級」 )
12%
表
7.1 時間空間的に見た所得格差
総労働所得に占める
各グループの比率
45%
25%
トップ
10%
(「上流階級」)
35%
超高格差
(≈ 2030 年 米国?)中格差
(≈ 2010 年 ヨーロッパ)低格差
(≈ 1970-80 年代 スカンジナビア)5%
17%
高格差
(≈ 2010 年 米国)20%
7%
0.36
労働所得格差が比較的低い社会(1970 年代、1980 年代のスカンジナビア諸国など)では、もっとも所得の多い上位10 %が総労働所得の20 %を稼ぎ、下 位50 %が約35 %、中間の40 %が約45 %を稼いでいる。これに対応するジニ係数(格差を示す総合指標で値は0 から1)は0.19。オンラインの専門補遺を 参照。0.19
0.26
0.46
対応するジニ係数
(合成格差指
数)
中間40% (「中流階級」) 底辺50% (「下流階級」) 25% 資本所有に「中程度」の格差がある社会(1970 年代、1980 年代のスカンジナビア諸国など)では、最も裕福な10 %が、国富の50 %を所有し、下位50 % は約10 %、中間の40 %は約4 %を所有する。これに対応するジニ係数は0.58。オンラインの専門補遺を参照。 0.33 0.73 0.85 対応するジニ係数(合成格差 指数) 0.58 0.67 50% 45% 40% 10% 5% 5% 25% 35% 5% 35% 35% 5%
表
7.2 時間空間的に見た資本所有格差
35% 超高格差 (≈ 2030 年 米国?) 高格差 (≈ 2010 年 米国) 低格差 (前代未聞 理想社会?) 10% 40% 25% 90% 70% 中高格差 (≈ 2010 年 ヨーロッパ) 60% 中格差 (≈ 1970-80 年 代 スカンジナビ ア) 50% 20% 30% うちトップ1% ( 「支配階級」 ) うち残り9% ( 「富裕階級」 ) 30% 総資本に占める 各グループの比率 20% トップ10% (「上流階級」)中間40% (「中流階級」) 20% 0.49 労働所得格差が比較的低い社会(1970 年代、1980 年代のスカンジナビア諸国など)では、もっとも所得の多い上位10 %が総所得の20 %を稼ぎ、下位50 %が約30 %を稼いでいる。これに対応するジニ係数は0.26。オンラインの専門補遺を参照。 0.26 0.36 0.58 対応するジニ係数(合成格差指 数) 25% 底辺50% (「下流階級」) うち残り9% (「富裕階級」)
表
7.3 時間空間的に見た総所得(労働と資本)の格差
25% 超高格差 (≈ 2030 年 米国?) 中格差 (≈ 2010 年 ヨーロッパ) 低格差 (≈ 1970-80 年代 スカンジナビア) 7% 25% 総所得 (労働+資本) に占める 各グループの比率 高格差 (≈ 2010 年 米国) 60% 35% トップ10% (「上流階級」) 50% 10% うちトップ1% (「支配階級」) 20% 25% 15% 35% 25% 30% 40% 30% 18% 30% 45%0%
2%
4%
6%
8%
10%
12%
14%
16%
18%
20%
22%
24%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
全体の中のトップ百分位 シェア ( 所得または賃金 ) フランスのトップ百分位(最も所得が高い1 パーセント)のシェアの1914 年から1945 年までの減少は、最上位の 資本所得の減少によるものだ。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
8.2. 不労所得生活者の没落 1910-2010 年
総所得に所得トップ百分位が占めるシェア 総賃金に賃金トップ百分位が占めるシェア20%
25%
30%
35%
40%
45%
50%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
全体の中のトップ十 分位 シェア ( 所得または賃金 ) フランスでは20 世紀を通じて(労働と資産の)総所得の格差は減少したが、賃金格差は変わらなかった。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
8.1. フランスにおける所得格差 1910-2010 年
総所得に占める所得トップ10分位のシェア 総賃金に占める賃金トップ10分位のシェア0%
5%
10%
15%
20%
25%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
各グループが総所 得に 占めるシェア 1970 年代以降のトップ十分位の所得シェア増加は、主にトップ百分位によるものだ。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
8.6. 米国におけるトップ百分位の構成 1910-2010年
トップ 1% (2010年に年間所得 $352 000 以上) トップ 5%-1% (2010年の年間所得 $150 000 - $352 000) トップ 10%-5% (2010年の年間所得は $108 000 -$150 000)25%
30%
35%
40%
45%
50%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
国民所得に占める トッ プ十分位のシェア トップ十分位が総所得に占めるシェアは、1970 年代には35 %だったのが、2000 年代 から2010 年代にかけて50 % 近くまで上昇した。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
8.5. 米国の所得格差 1870-2010年
トップ10分位が総所得に占めるシェア (キャピタル・ゲイン含む) キャピタル・ゲイン除く30%
35%
40%
45%
50%
S h ar e o f t op d eci le in t o ta l ( in co m e s or w ag es)Figure 8.7. High incomes and high wages in the U.S. 1910-2010
Share of top income decile in total income
Excl. capital gains
Share of top wage decile in total total wage bill
20%
25%
30%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
S h ar e o f t op d eci le in t o ta l ( in co m e s or w ag es)The rise of income inequality since the 1970s is largely due to the rise of wage inequality. Sources and series: see piketty.pse.ens.fr/capital21c.
0%
2%
4%
6%
8%
10%
12%
14%
16%
18%
20%
22%
24%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
全体の中のトップ百分位 シェア ( 所得または賃金 ) 1970 年代以降のトップ1 パーセントの最高所得の上昇の大部分は、トップ1 %の最高賃金の上昇によるものだ。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
8.8 米国のトップ1 パーセントの推移
総所得に占める所得トップ百分位のシェア キャピタルゲインを除いたシェア 総賃金に賃金トップ百分位が占めるシェア$0.0 $1.2 $2.4 $3.6 $4.8 $6.0 $7.2 $8.4 $9.6 $10.8 $12.0 0 € 1 € 2 € 3 € 4 € 5 € 6 € 7 € 8 € 9 € 10 €
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010
最低時給 2013 年の購買力平価にすると、1950 年から2013 年までに、最低賃金は米国では時給3.8 ドルから7.3 ドルに、フ ランスでは2.1 ユーロから9.4 ユーロに上昇。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
9.1. フランスと米国の最低賃金 1950-2013 年
フランス (2013年ユーロ、左軸)
米国 (2013年ドル、右軸)
,0%
2%
4%
6%
8%
10%
12%
14%
16%
18%
20%
22%
24%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
国民所得に占めるトップ百分位シェア すべてのアングロ・サクソン諸国で、国民所得におけるトップ百分位のシェアは1970 年代以降上昇しているが、程 度のちがいはある。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
9.2 アングロ・サクソン諸国における所得格差 1910-2010年
米国 イギリス カナダ オーストラリア0%
2%
4%
6%
8%
10%
12%
14%
16%
18%
20%
22%
24%
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
国民所得 に占め るトッ プ 百分位シ ェア アングロ・サクソン諸国と比較すると、1970 年代以降、大陸ヨーロッパと日本ではトップ百分位のシェアがほとん ど増加していない。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
9.3 大陸ヨーロッパと日本での所得格差 1910-2010年
フランス ドイツ スウェーデン 日本20%
25%
30%
35%
40%
45%
50%
1900
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
トップ 十 分位 の 総 所得 シ ェア 1950 年代から1970 年代にかけて、トップ十分位の所得のシェアは米国でもヨーロッパでも30~35 %だった。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
9.7. ヨーロッパと米国におけるトップ十分位の所得のシェア 1900-2010年
米国 イギリス ドイツ フランス スウェーデン25%
30%
35%
40%
45%
50%
1900
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
トップ十 分位の 総所得 シ ェア トップ十分位のシェアは1900-1910 年には米国よりもヨーロッパのほうが高かった。2000-2010 年には米国のほう がずっと高い。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
9.8. ヨーロッパと米国における所得格差 1900-2010年
米国 ヨーロッパ0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1810
1830
1850
1870
1890
1910
1930
1950
1970
1990
2010
総財産に占めるトッ プ十 分位 /百分位 のシ ェア 1810-1919 年にはトップ十分位(最も高い富を持つ上位10 %)が、国富の80-90 %を所有したが、現在は60-65 % だ。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
10.1. フランスの富の不平等 1810-2010年
トップ 10% の富のシェア トップ 1% 財産のシェア0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1810
1830
1850
1870
1890
1910
1930
1950
1970
1990
2010
総財産に占めるトッ プ十 分位 /百分位 のシ ェア 1810-1910 年にはトップ十分位が国富の80-90 %を所有し、現在は70 %を所有。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
10.3. イギリスの富の不平等 1810-2010年
トップ 10%の財産シェア トップ 1%の財産シェア0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1810
1830
1850
1870
1890
1910
1930
1950
1970
1990
2010
総財産に占めるトップ十 分位 /百分 位のシ ェア 富の所有の最上位10 %が、1910 年には国富の80%を、現在は75%を所有している。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
10.5. 米国での富の格差 1810-2010 年
トップ 10% の財産シェア トップ 1% の財産シェア0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1810
1830
1850
1870
1890
1910
1930
1950
1970
1990
2010
総財産に占めるトップ十 分位 /百分 位のシ ェア 20 世紀半ばまで、米国よりもヨーロッパのほうが富の格差は大きかった。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
10.6. ヨーロッパと米国における富の格差の比較 1810-2010年
トップ10%の財産シェア: ヨーロッパ トップ10%の財産シェア: 米国 トップ1%の財産シェア: ヨーロッパ トップ1%の財産シェア: 米国0%
1%
2%
3%
4%
5%
6%
7%
1820
1830
1840
1850
1860
1870
1880
1890
1900
1910
An nu al ra te o f re tu rn o r ra te o f g ro w thThe rate of return on capital is a lot higher than the growth rate in France between 1820 and 1913. Sources and series: see piketty.pse.ens.fr/capital21c.
Figure 10.7. Return to capital and growth: France 1820-1913
Pure rate of return to capital r
Growth rate of national income g
0%
10%
20%
30%
40%
50%
1820
1830
1840
1850
1860
1870
1880
1890
1900
1910
C ap ita l sh are o r sa vi ng ra te (% n at io na l i nco me )The share of capital income in national income is much larger than the saving rate in France between 1820 and 1913. Sources and series: see piketty.pse.ens.fr/capital21c.
Figure 10.8. Capital share and saving rate: France 1820-1913
Capital share α
Saving rate s
0%
1%
2%
3%
4%
5%
6%
0-1000 1000-1500 1500-1700 1700-1820 1820-1913 1913-2012 2012-2100 2100-2200 年収益率また は成長率 (税引き後、キャピタル・ロス計上後)利益率は20世紀を通じて成長率を下回ったが、21世紀になると再 び上回った。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21cを参照。図
10.11. 世界的な税引き後利益率と成長率 古代から2200年
純粋な資本収益率 r (税引き後、 キャピタル・ロス計上後) 世界産出の成長率 g0%
4%
8%
12%
16%
20%
24%
28%
32%
36%
40%
1820
1840
1860
1880
1900
1920
1940
1960
1980
2000
相 続 と 贈 与 の年間 価 値 (国民所得の %) 年間相続フローは、19 世紀と1914 年までは国民所得の20-25 %だった。それが1950 年代には5 %以下に落ち込んだが、 2010 年には15 %まで持ち直した。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図11.1 年間相続フローの対国民所得比、フランス 1820-2010年
経済フロー (国富推計、死亡率表、年齢財産プロフィールより計算) 税収フロー (相続贈与税データから計算、免税資産も含む)30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1850 1870 1890 1910 1930 1950 1970 1990 2010 2030 2050 2070 2090
相 続 財 産 の 累積価 値 (生存者総財産の %) 19 世紀フランスでは相続財産は総財産の80-90 %に相当した。このシェアは 20 世紀には40-50 %まで下落したが、21 世 紀には80-90 %まで回復 しそうだ。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
11.7 相続財産が国富に占めるシェア、フランス 1850-2100年
相続財産のシェア (2010-2100: g=1,7%, r=3,0%) 相続財産のシェア (2010-2100: g=1,0%, r=5,0%) 1820 29% 37% 47% 100% 134% 148% 153% 1850 28% 37% 52% 100% 128% 144% 142% 1880 30% 39% 61% 100% 148% 166% 220% 1902 26% 57% 65% 100% 172% 176% 238% 1912 23% 54% 72% 100% 158% 178% 257% 1931 22% 59% 77% 100% 123% 137% 143% 1947 23% 52% 77% 100% 99% 76% 62% 1960 28% 52% 74% 100% 110% 101% 87% 1984 19% 55% 83% 100% 118% 113% 105% 2000 19% 46% 66% 100% 122% 121% 118% 2010 25% 42% 74% 100% 111% 106% 134% 出所:piketty.pse.ens.fr/capital21c, table 2 参照 各年代の平均財産 (50-59歳平均財産の %) 1820 年に60 代個人の平均的な富は、50 代の平均より34% 多く、80 歳以上の富は50 代より富が53% 多かった。 表11.1 フランスの年齢ー財産プロフィール、1820-2010 20-29 歳 30-39 歳 40-49 歳 50-59 歳 60-69 歳 70-79 歳 80 歳以上0
5
10
15
20
25
30
1790
1810
1830
1850
1870
1890
1910
1930
1950
1970
1990
2010
2030
底辺 50 %の賃金生活者の平 均賃金 の倍数 19 世紀には、相続者トップ1 %が享受できる生活水準は、労働による稼ぎ手トップ1 %よりもずっと高 かった。出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図11.10 1790-2030 年生まれのコーホートにとってのラスティニャッ
クのジレンマ
トップ1%相続人の生活水準 トップ1%労働所得者の生活水準 (底辺50% の賃金生活者の生活水準倍数、誕生年の関数 として表現)4%
8%
12%
16%
20%
24%
28%
32%
36%
1790
1810
1830
1850
1870
1890
1910
1930
1950
1970
1990
2010
2030
各 コーホ ートの 総リソ ースに 占める 相続の シェア 相続は19 世紀コーホートのリソースの約25 %を占めたが、1910 ー1920年生まれのコーホートになると それが10 %以下になる(これらの人々は1950-1960 年に相続を受けるはずだった)。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
11.9 1790-2030 年に生まれたコーホートの(労働と相続による)総リソース
に占める相続のシェア
総平均リソースに占める相続のシェアを誕生年の関数とし て示したもの (遺産、贈与、労働所得フローは50歳時点で 資本化) (2010-2100: g=1,7%, r=3,0%)0%
4%
8%
12%
16%
20%
24%
1900
1910
1920
1930
1940
1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
遺 産 や 贈 与 の 年 間価 値 (国 民 所得 の %) 相続フローはイギリスやドイツでもフランス同様にU 字曲線を描く。この期間の終わりについては、イギ リスにおける贈与が過小評価されているかもしれない。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
11.12 1900-2010 年のヨーロッパにおける相続フロー
フランス イギリス ドイツ全大学(850 校)
8.2%
ハーバード、イェール、プリンストン
10.2%
10 億ドル以上の基金(60 校)
8.8%
5-10 億ドルの基金(66 校)
7.8%
1-5 億ドルの基金(226 校)
7.1%
1億ドル未満の基金 (498校)
6.2%
1980-2010 年に、米国大学は資本基金に対する実質収益率8.2%を得ており、 基金が大きいと収益率はさらに高かった。ここに示した収益率はすべてインフレ 除外済み(同期のインフレは年率2.4%) で管理費用と金融費用差し引き後。出 所:piketty.pse.ens.fr/capital21c表
12.2 米国大学の資本基金収益率 1980-2010年
年平均実質成長率
(インフレ補正済後
管理費用差し引き後
金融費用差し引き後
)
期間 1980-2010
0%
100%
200%
300%
400%
500%
600%
700%
800%
1870 1890 1910 1930 1950 1970 1990 2010 2030 2050 2070 2090
民 間 資 本の価値 ( 世界所 得の %) 中位シナリオ21 世紀末までにアジア諸国が世界資本の半分くらいを所有するようになる。 出所と時系列データ:http://piketty.pse.ens.fr/capital21c を参照。図
12.5 世界の資本分配 1870-2100年
アジア
ヨーロッパ
アメリカ大陸
アフリカ
純外国資産 (対 世界産出比率 %) ヨーロッパ 米国 日本 金持ち国 (ヨー ロッパ + 米国 + 日本) タックス・ヘイブ ン 1985 -1.2% 0.5% 1.0% 0.3% 1986 -1.0% -0.2% 1.2% 0.0% 1987 -0.6% -0.4% 1.4% 0.4% 1988 -0.7% -0.9% 1.6% 0.0% 1989 -1.0% -1.3% 1.5% -0.7% 1990 -1.5% -1.1% 1.5% -1.0% 1991 -1.9% -1.3% 1.7% -1.5% 1992 -1.9% -1.7% 2.1% -1.5% 1993 -2.1% -1.1% 2.5% -0.8% 1994 -1.9% -1.1% 2.6% -0.5% 1995 -2.2% -1.4% 2.8% -0.9% 1996 -2.1% -1.5% 2.9% -0.7% 1997 -1.5% -2.6% 3.2% -1.0% 1998 -3.1% -2.9% 3.8% -2.1% 1999 -2.8% -2.3% 2.7% -2.5% 2000 -2.3% -4.2% 3.6% -2.9% 2001 -1.7% -5.9% 4.2% -3.3% 7.9% 2002 -2.9% -6.1% 4.4% -4.6% 7.2% 2003 -3.3% -5.6% 4.3% -4.6% 7.6% 2004 -4.0% -5.3% 4.2% -5.1% 7.9% 2005 -2.8% -4.2% 3.4% -3.7% 8.1% 2006 -4.0% -4.4% 3.7% -4.8% 7.6% 2007 -4.2% -3.2% 3.9% -3.5% 9.2% 2008 -3.8% -5.3% 4.0% -5.0% 7.3%出所: Zucman 2013, Figure 1と Appendix Table A27
表 S12.5. 純外国資産: 金持ち国とタックス・ヘイブン (図12.6で使ったデータ)
20% 30% 40% 50% 60% 総税収 (国民所得の %)