ライオン株式会社(証券コード:4912)
代表取締役 社長執行役員 濱 逸夫
次世代ヘルスケアの
1.業績推移
2.新経営ビジョンと中期経営計画
「V-2計画」の成果:量的成長
・売上高は4期連続過去最高を更新
・連結売上成長25%増(2011年比)
・海外売上高は2倍へ
2,412
310
510
42
2011年度
3,275
億円
2017年度
4,104
億円
一般用
消費財
海外
産業用品
その他
(日本基準) (日本基準)営業利益は、
4期連続過去最高益を更新
「V-2計画」の成果:質的成長
111
272
3.4%
6.6%
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
50
100
150
200
250
300
営業利益
営業利益率
(億円) (%) (日本基準)高付加価値品の投入・育成により
市場を上回る売上成長を獲得
市場 ライオンハミガキ
市場 ライオンマウスウォッシュ
ボディソープ
解熱鎮痛剤
3
%1
%16
%6
%3
%3
%一般用消費財事業における取り組み
市場 ライオン 市場 ライオン2
%117
%+2p
+13p
+115p
+3p
海外事業における取り組み
主要国でGDP成長を上回る
事業成長を継続
タイ
マレーシア
韓国
中国
5
%3.9
%8
%8
%9
%5.9
%3.1
%6.9
%+1.1p
+2.1p
+4.9p
+2.1p
新経営ビジョンと
中期経営計画
・
AI
や
IoT
の急速な進展
・様々な
ビジネスプラットフォーム
の出現
・
ECチャネル
による流通・物流システム
の変化
・
シェアリングビジネス
の拡大
・
超高齢社会
の加速
・
ヘルスケア意識
の高まり
・
ミレニアル世代
の台頭
・
労働環境や働き方
の多様化
外部環境の激変
変化を最大のチャンスと捉え
シフトチェンジ
成長に向けた変革を加速
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2020年 2030年目指す姿
従来の延長による成長
11
経営ビジョンに込めた想い
リ・デザイン
一人ひとりの
「心と身体のヘルスケア」を実現する
次世代ヘルスケアの
リーディングカンパニー
を目指したい
中期経営計画
LIVE
計画(
LI
ON
V
alue
E
volution Plan)
1.新価値創造による事業の拡張・進化
様々なテクノロジーやサービスとの新結合により、
一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」を実現する
新しい事業価値を創出します。
Oral-to-Body Solution
Daily Self-Care Enhancement
(出典:厚生労働省 平成30年2月9日 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会 資料1-2)
平均寿命と健康寿命には約10年の開きがあり、
健康寿命を伸ばすことが日本の大きな課題
平均寿命
80.98
平均寿命
87.14
Oral to Body Solution
60 65 70 75 80 85 90
女性
男性
8.84
年
12.34
年
健康寿命
72.14
健康寿命
74.79
平均寿命
80.98
平均寿命
87.14
歯周病
認知症
脳血管疾患
(脳梗塞)肺炎
(誤嚥性肺炎)心臓疾患
(心筋梗塞)メタボリックシンドローム
(肥満・高血糖・脂質以上・高血圧)糖尿病
2.0倍
(park,2013)8.5倍
(paradeep,2010)4.0-9.6倍
(Azarpazhooh,2006)2.5倍
(kim,2010)4.8倍
(Choi,2011)2.2倍
(Morita T,2010)リスク
全身健康に影響を
及ぼす原因
①
歯周病菌
②歯周病菌が産生する毒素
③歯周病菌が原因となる炎症性物質
歯周病と全身健康との関係
Oral to Body Solution
ライオンの唱える「予防歯科」とは
Oral to Body Solution
予防歯科が医療費の抑制に貢献
(歳)
年
間
医
療
費
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
65歳
15
万円
歯
48歳
一般平均
定期ケアを
行っている人
35
45
55
65
(万円)
健診を受け
正しいセルフケアを
行うと年間医療費が
低くなる傾向にある
オーラルヘルスケアへの取り組み
唾液検査システム:お口の健康状態が一目でわかる
オーラルヘルスケアへの取り組み
Oral to Body Solution
超コンパクト液体洗剤
「トップ ハレタ」
2018年新製品
「ルックプラス 排水口クリーナー」
「リード プチ圧力調理バック」
Daily Self-Care Enhancement
いつでも
晴れた日の
お洗濯へ
がんばらなくても
取り組み③
Daily Self-Care Enhancement
洗剤の溶解技術+頭痛薬=
早く効いて胃にやさしい
洗剤の界面技術+目薬=
吸着性ビタミンAを最大濃度配合
Infotech Health Support
口臭予防などのオーラルケア周辺分野で
スマートフォンで口臭のレベルを
見える化するアプリを開発
顧客体験価値創造に向けたマーケティング
「クリニカKid’s」 親子でハミガキ
2.グローカライゼーションによる
海外事業の成長加速
成長するアジア市場を中心にグローバル化と
ローカル化の融合を図り、独自の競争優位を創出し、
事業規模の拡大と参入エリアの拡張を推進します。
海外事業
進出エリアと市場地位
アジアにおけるNo.1ブランドの確立
タイ
マレーシア
シンガポール
インドネシア
中国
韓国
香港
台湾
東南アジア
北東アジア
ライオンのサステナビリティ
持続的な社会の発展・事業の成長を目指して
ESGに取り組んでいます。
CSVの推進
https://www.
lion.co.jp/ja/
csr/lion_csr/
promotion/vi
sion.php
①サステナブルな地球環境のための取り組み推進 ②人権の尊重 ③ダイバーシティの推進 ④ワーク・ライフ・バランスの推進 ⑤人材育成 ⑥労働安全管理体制の充実 ⑦健康経営の強化 ⑧責任あるサプライチェーン マネジメントの構築 ⑨お客様の信頼と満足の追求 ⑩健康な生活習慣づくり ⑪リスクマネジメントの推進 ⑫コンプライアンスの浸透 ⑬グループ・ガバナンスの強化ESG重要課題
ESGの取り組みを通じて、より強固な経営基盤の構築
および価値創造に繋がるCSVを推進してまいります。
Since 1932~
アジアの子どもたちの正しい歯みがき習慣を普及
項目
等
2020年 定量目標
事業活動からの
温室効果ガス
(売上高原単位1990年比)
事業活動での
水使用量
(売上高原単位2000年比)
(一部)
(一部)
削減
削減
2020年までの環境目標 Eco Vision 2020
温室効果ガス
水
廃棄物
環境啓発
(ESG投資:E:Environmental[環境] S:Social[社会] G:Governance [企業統治]の要素を考慮した投資)