運用するときのご注意 ◎アクセスポイントモードをご使用になるときは、アクセスポイント側無線機とクライアント側無線機それぞれに異な る局免許が必要です。(P.3) ◎IPv4のグローバルIPアドレスが割り当てられたインターネット回線が必要です。 携帯電話回線でご使用になるときは、IPv4のグローバルIPアドレスが割り当てられた端末が必要です。(P.5) ◎パソコンをご使用になるときは RS-MS3W操作説明書、Android端末をご使用になるときは RS-MS3A操作説明書 を、併せてご覧ください。 RS-MS3W操作説明書、RS-MS3A操作説明書は弊社ホームページからダウンロードできます。 管理サーバー (JARL) 管理サーバー (JARL) 本書は、DVゲートウェイ機能について説明しています。 DVゲートウェイ機能を使用すると、D-STARレピータに電波が届かない場合でも、インターネット回線や携帯電話回線を 経由したゲートウェイ通信ができます。 DVゲートウェイ機能には、ターミナルモードとアクセスポイントモードがあります。 ※DVゲートウェイ機能を使用した無線機同士でもゲートウェイ通信ができます。 ※DVゲートウェイ機能で運用中は、D-STARレピータをワッチできません。 パソコン、または Android端末 D-STARレピータ ID-4100/ ID-4100D パソコン、または Android端末 クライアント側★ (D-STARトランシーバー) D-STARレピータ ターミナルモードとは Windowsパソコン、または Android端末と接続した本製品を使用して、インターネット回線や携帯電話回線を経由した ゲートウェイ通信ができるモードです。 ターミナルモードで運用中は、アンテナを介した電波の送受信の代わりに、DATAジャックからパソコンや Android端末 を経由してゲートウェイ通信をします。 アクセスポイントモードとは Windowsパソコン、またはAndroid端末と接続した本製品を経由して、D-STARトランシーバーからゲートウェイ通信が できるモードです。 アクセスポイント側 相手局 相手局 ★アクセスポイント側の無線機と通信できるクライアント側の無線機は1局だけで、同時に複数局の通信はできません。 OPC-2350LU OPC-2350LU ※相手局がDVゲートウェイ機能を使用していても通信できます。 ※相手局がDVゲートウェイ機能を使用していても通信できます。 ※DVゲートウェイ機能で運 用中は、D-STARレピータ をワッチできません。 ※DVゲートウェイ機能で運用中は、 D-STARレピータをワッチできま せん。 ID-4100/ ID-4100D
海外のレピータを経由して交信するときのご注意 (2017年3月現在) 海外レピータ経由で交信しようとして相手局から応答がないときは、日本国内のD-STAR管理サーバーと海外のサーバー とのあいだで、ゲートウェイコールサインとグローバルIPアドレスの情報同期に時間がかかっている場合があります。 また、JARLの運用ログ表示システム内の「管理サーバー登録局一覧」(http://log.d-star.info/usr/JapanEntry.html)に ない局とは交信できません。 日本国内の D-STAR管理サーバーに関するご質問は、管理運営している JARLにお問い合わせください。 (TEL:03-3988-8749) ◇ ターミナルモードをご使用になる場合……… 3 ◇ アクセスポイントモードをご使用になる場合……… 4 ■ ネットワーク環境を準備する ……… 5 ◇ ルーター経由でパソコンやAndroidⓇ端末を インターネット回線に接続する場合……… 6 ◇ パソコンやAndroidⓇ端末を携帯電話回線に接続する場合 …… 7 ◇ パソコンやAndroidⓇ端末をモバイルルーターに接続する場合 8 ■ RS-MS3Wを使用するには……… 9 ◇ ご用意いただくものについて……… 9 ◇ インストールのしかた ……… 9 ◇ OPC-2350LUの接続 ……… 9 ◇ COMポートの設定……… 9 ◇ RS-MS3Wの設定 ……… 9 ■ RS-MS3Aを使用するには……… 10 ◇ ご用意いただくものについて……… 10 ◇ ダウンロードのしかた ……… 10 ◇ OPC-2350LUの接続……… 10 ◇ RS-MS3Aの設定 ……… 10 ■ ターミナルモードを開始する ……… 11 ■ ターミナルモード運用中の操作 ……… 12 ◇ あて先(TO)を設定し送信する ……… 13 ■ アクセスポイントモードを開始する ……… 15 ■ アクセスポイントモード運用中の操作 ……… 16 ■ アクセスポイントモードの無線機を経由して ゲートウェイ通信をする ……… 17 ◇ DR機能を使用する場合 ……… 18 ◇ DR機能を使用しない場合 ……… 19 ■ RS-MS3W、RS-MS3Aのエラーメッセージ一覧……… 20 ■ ターミナルモード運用時 ……… 22 ■ アクセスポイントモード運用時 ……… 24
2.RS-MS3W/RS-MS3Aを使用するには
3.ターミナルモードで運用する
4.アクセスポイントモードで運用する
5.困ったときは
1
ご使用になる前に
【ターミナルモードをご使用になる場合】 本製品の局免許をすでにお持ちの場合は、追加の申請は不要です。 【アクセスポイントモードをご使用になる場合】 アクセスポイント側の無線機は、クライアント側の無線機と異なる局免許が必要です。 詳しくは、JARL「アマチュア無線と公衆網との接続のための指針」をご確認ください。 ※アクセスポイント側の無線機は、社団局の免許を取得することをおすすめします。■免許申請について
管理サーバー (JARL) 使用する無線機のコールサインを、JARLの管理サーバーにあらかじめ登録してください。 コールサインの登録について詳しくは、無線機に同梱の「D-STARガイド」をご覧ください。 ◇ ターミナルモードをご使用になる場合 自局のコールサインを登録してください。 RS-MS3W、または RS-MS3Aの[ゲートウェイコールサイン]欄は、登録したコールサイン(6文字)にスペースと任意の 識別符号(A ~ F)を付けて、必ず8文字で設定してください。 ※コールサインが5文字以下の場合、識別符号が8文字目になるように、コールサインのあとにスペースを入力してください。■ゲートウェイコールサインについて
MYコールサイン: JA3YUA RS-MS3Wの[ ゲ ー ト ウェイコールサイン]欄 に「JA3YUAA」を登録 ※コールサインは一例です。 相手局 パソコン ID-4100/ID-4100D 管理サーバー (JARL) MYコールサイン: JA3YUA RS-MS3A の[ ゲ ー ト ウェイコールサイン]欄 に「JA3YUAA」を登録 相手局 Android端末 ID-4100/ID-4100D ※コールサインは一例です。 【パソコンをご使用の場合】 【Android端末をご使用の場合】1
ご使用になる前に
管理サーバー (JARL) クライアント側 MYコールサイン: JA3YUA MYコールサイン: JL3YRP ◇ アクセスポイントモードをご使用になる場合 アクセスポイント側の無線機と、クライアント側の無線機のコールサインを登録してください。 RS-MS3W、または RS-MS3Aの[ゲートウェイコールサイン]欄は、アクセスポイント側無線機のコールサイン(6文字) にスペースと任意の識別符号(A ~ F)を付けて、必ず8文字で設定してください。 ※コールサインが5文字以下の場合、識別符号が8文字目になるように、コールサインのあとにスペースを入力してください。 RS-MS3Wの[ ゲ ー ト ウェイコールサイン]欄 に「JL3YRPD」を登録 アクセスポイント側 相手局 パソコン ※コールサインは一例です。 ID-4100/ ID-4100D 管理サーバー (JARL) ■ゲートウェイコールサインについて(つづき) 【パソコンをご使用の場合】 【Android端末をご使用の場合】 クライアント側 MYコールサイン: JA3YUA MYコールサイン: JL3YRP RS-MS3A の[ ゲ ー ト ウェイコールサイン]欄 に「JL3YRPD」を登録 アクセスポイント側 相手局 Android端末 ※コールサインは一例です。 ID-4100/ ID-4100D1
ご使用になる前に
DVゲートウェイ機能を使用するためのネットワーク環境を準備します。 1 ルーター経由でパソコンや AndroidⓇ端末をインターネット回線に接続する場合(P.6) 2 パソコンや AndroidⓇ端末を携帯電話回線に接続する場合(P.7) 3 パソコンや AndroidⓇ端末をモバイルルーターに接続する場合(P.8)■ネットワーク環境を準備する
1
2
3
※パソコンを携帯電話回線に接続するには、携帯電話回線 での通信に対応したパソコンが必要です。1
ご使用になる前に
◇ ルーター経由でパソコンやAndroidⓇ端末をインターネット回線に接続する場合 DVゲートウェイ機能を使用するには、下記が必要です。 ◎グローバルIPアドレス ◎パソコンや Android端末のローカルIPアドレスの固定 ◎ポートの開放設定 ■ネットワーク環境を準備する(つづき) ルーター 40000のポートを開放 →パソコンをご使用の方は、「RS-MS3Wを使用するには」(P.9)へ →Android端末をご使用の方は、「RS-MS3Aを使用するには」(P.10)へ 1.グローバルIPアドレスについて ご使用になるルーターに IPv4のグローバルIPアドレス(固定、または動的)が必要です。 ※グローバルIPアドレスが割り当てられていない場合、相手局への送信はできますが、相手局からの信号を受信できません。 ※プロバイダー(インターネット接続業者)によって、グローバルIPアドレスが割り当てられない場合があります。 ※グローバルIPアドレスの契約や設定方法については、ご契約のプロバイダーにお問い合わせください。 2.パソコンやAndroid端末のローカルIPアドレスの固定について ご使用になるパソコンや Android端末は、ローカルIPアドレスを固定する必要があります。 ※使用できる IPアドレスはルーターによって異なります。 詳しくは、使用するルーターのメーカーにご確認ください。 ※ご使用のルーターに接続している複数の機器に同じ IPアドレスを設定しないでください。 ※パソコンや Android端末の設定方法については、ご使用の端末のメーカーにご確認ください。 3.ポートの開放設定について ルーターを使用してインターネットに接続する場合、下記のようにルーターを設定して、インターネット側(外部)からのア クセスを許可する必要があります。 ●許可するには、本製品で使用しているポート番号(40000)を開放します。 ●開放するポート番号のプロトコルは、「UDP」を指定します。 ●ポートの転送先に、「2.パソコンや Android端末のローカルIPアドレスの固定について」で固定したローカルIPアドレス を指定します。 ※ルーターによって、ポート開放設定の操作が異なりますので、使用するルーターのメーカーにご確認ください。 ※1つのルーターに接続しているパソコンやAndroid端末のうち、DVゲートウェイ機能を使用できるのは1端末だけです。 グローバルIPアドレスが必要 パソコン ローカルIPアドレスを固定 グローバルIPアドレスが必要 ルーター 40000のポートを開放 Android端末 ローカルIPアドレスを固定1
ご使用になる前に
◇ パソコンやAndroidⓇ端末を携帯電話回線に接続する場合 DVゲートウェイ機能を使用するには、下記が必要です。 ◎グローバルIPアドレス ■ネットワーク環境を準備する(つづき) Android端末 グローバルIPアドレスについて ご契約の通信事業者に、ご使用になるパソコンやAndroid端末に対してIPv4のグローバルIPアドレス(固定、または動的) を占有して割り当ててもらう必要があります。 グローバルIPアドレスの契約や、端末の設定方法については、ご契約の通信事業者にお問い合わせください。 ※グローバルIPアドレスが割り当てられていない場合、相手局への送信はできますが、相手局からの信号を受信できません。 →パソコンをご使用の方は、「RS-MS3Wを使用するには」(P.9)へ ご参考:グローバルIPアドレスの契約について (2017年3月現在) ◎auをご使用の場合 LTENETforDATAの契約が必要です。 LTENETforDATAを契約後、Android端末の設定を変更すると、端末に1つのグローバルIPアドレスが占有して割 り当てられます。 詳しくは、通信事業者のサポートセンターにお問い合わせください。 ◎ドコモをご使用の場合 moperaUの契約が必要です。 moperaUを契約後、Android端末の設定を変更すると、端末に1つのグローバルIPアドレスが占有して割り当てら れます。 詳しくは、通信事業者のサポートセンターにお問い合わせください。 ご注意 ◎携帯電話回線で運用する場合は、必ずご使用になる端末の Wi-Fiを「OFF」に設定してください。 ◎携帯電話回線で運用する場合は、頭切れしたり、通信が途切れたりすることがあります。 ◎ご契約条件によって、多額の接続料が発生する場合があります。 料金体系については、ご契約の通信事業者にご確認ください。 グローバルIPアドレスが必要 グローバルIPアドレスが必要 ※パソコンを携帯電話回線に接続するには、携帯電話回線での通信に対応したパソコンが必要です。1
ご使用になる前に
◇ パソコンやAndroidⓇ端末をモバイルルーターに接続する場合 DVゲートウェイ機能を使用するには、下記が必要です。 ◎グローバルIPアドレス ◎パソコンや Android端末のローカルIPアドレスの固定 ◎ポートの開放設定 ■ネットワーク環境を準備する(つづき) モバイルルーター パソコン ローカルIPアドレスを固定 40000のポートを開放 1.グローバルIPアドレスについて ご使用になるモバイルルーターに IPv4のグローバルIPアドレス(固定、または動的)が必要です。 ※グローバルIPアドレスが割り当てられていない場合、相手局への送信はできますが、相手局からの信号を受信できません。 ※プロバイダー(インターネット接続業者)や通信事業者によって、グローバルIPアドレスが割り当てられない場合があり ます。 ※グローバルIPアドレスの契約や設定方法については、ご契約のプロバイダー、または通信事業者にお問い合わせください。 2.パソコンやAndroid端末のローカルIPアドレスの固定について ご使用になるパソコンや Android端末は、ローカルIPアドレスを固定する必要があります。 ※使用できる IPアドレスはルーターによって異なります。 詳しくは、使用するルーターのメーカーにご確認ください。 ※ご使用のルーターに接続している複数の機器に同じ IPアドレスを設定しないでください。 ※パソコンや Android端末の設定方法については、ご使用の端末のメーカーにご確認ください。 3.ポートの開放設定について モバイルルーターを使用してインターネットに接続する場合、下記のようにモバイルルーターを設定して、インターネット 側(外部)からのアクセスを許可する必要があります。 ●許可するには、本製品で使用しているポート番号(40000)を開放します。 ●開放するポート番号のプロトコルは、「UDP」を指定します。 ●ポートの転送先に、「2.パソコンや Android端末のローカルIPアドレスの固定について」で固定したローカルIPアドレス を指定します。 ※モバイルルーターによって、ポート開放設定の操作が異なりますので、使用するモバイルルーターのメーカーにご確認ください。 ※1つのルーターに接続しているパソコンやAndroid端末のうち、DVゲートウェイ機能を使用できるのは1端末だけです。 →パソコンをご使用の方は、「RS-MS3Wを使用するには」(P.9)へ →Android端末をご使用の方は、「RS-MS3Aを使用するには」(P.10)へ グローバルIPアドレスが必要 Android端末 ローカルIPアドレスを固定 モバイルルーター 40000のポートを開放 グローバルIPアドレスが必要2
RS-MS3W/RS-MS3A を使用するには
◇ ご用意いただくものについて RS-MS3Wを使用するには、次の動作環境が必要です。 (2017年3月現在) 対応OS Microsoft®Windows®10(32/64ビット) Microsoft®Windows®8.1(32/64ビット) ※RTバージョンを除く Microsoft®Windows®7(32/64ビット) Microsoft®WindowsVista(32/64ビット)® ※本書中の画面は、OSのバージョンや設定によって、使 用する端末と多少異なる場合があります。 USBポート USB1.1/2.0装備 データ通信ケーブル OPC-2350LU(別売品) 【データ通信ケーブルをお使いになるときは】 USBドライバーのインストールが必要です。 「インストールガイド」は、弊社ホームページよりダウン ロードしてください。 ◇ インストールのしかた ソフトウェアの最新版を弊社ホームページからダウン ロードしてください。 インストールのしかたについては、弊社ホームページに掲 載の「RS-MS3W操作説明書」をご覧ください。 ◇ OPC-2350LUの接続 無線機の DATAジャックとパソコンを OPC-2350LUで 接続します。 ◇ COMポートの設定 データ通信ケーブル(OPC-2350LU)が接続されている パソコンのCOMポート番号を設定してください。 ※無線機とパソコンを接続し、無線機の電源を入れた状態 で、下記のように操作してください。 1. 「設定(S)」メニューの中から、「COMポート(P)」をクリッ クする 2. ▼をクリックすると表示されるドロップダウンリストか ら、無線機が接続されているパソコンの COMポート番号 を選択する ※COMポート番号の確認は、OPC-2350LUの「インス トールガイド」をご覧ください。 3. 〈OK〉をクリックする ◇ RS-MS3Wの設定 RS-MS3Wの各項目を設定します。 設定のしかたや設定値については、弊社ホームページに掲 載の「RS-MS3W操作説明書」をご覧ください。 RS-MS3Wは、本製品の DVゲートウェイ機能を使用するための Windows用ソフトウェアです。 弊社ホームページからソフトウェアをダウンロードしてください。■RS-MS3Wを使用するには
ご注意:ファイアウォールについて パソコンやセキュリティソフトウェアなどのファイア ウォールをご使用の場合、必要な通信が阻害され、正常 に動作しないことがあります。 ご使用の前に、「RS-MS3W」の通信が許可されている かご確認ください。 ※パソコンやセキュリティソフトウェアによって設定 方法が異なりますので、使用するパソコンやセキュリ ティソフトウェアの取扱説明書をご確認ください。 ※ver1.15の画面を使用しています。 ご注意 OPC-2350LUを抜き差しするときは、必ず無線機の 電源を切ってください。 ID-4100/ID-4100D パソコン USB ポートへ DATAジャックへ OPC-2350LU (別売品)2
RS-MS3W/RS-MS3A を使用するには
◇ ご用意いただくものについて RS-MS3Aを使用するには、次の動作環境が必要です。 (2017年3月現在) Android端末 Android4.0以降 ※動作確認済み OS:Android4.x.x / 5.x.x / 6.x.x USBホスト機能 ※USBホスト機能をサポートしていても、本アプリをご使 用いただけない場合があります。 データ通信ケーブル OPC-2350LU(別売品) ※インストールされているソフトウェアやメモリーの容量 によって正しく表示されない場合や、一部機能が使用で きない場合があります。 あらかじめご了承ください。 Android端末の操作やアカウントの設定については、ご使 用になる端末の取扱説明書をご覧ください。 ※本書中の画面は、OSのバージョンや設定によって、お 使いになる端末と多少異なる場合があります。 ◇ ダウンロードのしかた 1. Android端末を起動する 2. 「Playストア」をタッチする 3. 「RS-MS3A」を入力する ※すべて入力しないと検索できない場合があります。 4. 「 」(検索)をタッチする ㅡ候補のアプリの中から「RS-MS3A」が表示されます。 ※お使いになる端末が RS-MS3Aに対応していない場合、 候補のアプリに「RS-MS3A」が表示されないことがあ ります。 5. 「RS-MS3A」をタッチする ㅡRS-MS3Aの紹介画面が表示されます。 6. 「インストール」をタッチする 7. 「同意してダウンロード」をタッチする ㅡアプリのインストールが開始されます。 ㅡインストールが完了すると、ホーム画面にRS-MS3Aの アイコンが表示されます。 RS-MS3Aのアイコン ◇ OPC-2350LUの接続 無線機のDATAジャックとAndroid端末をOPC-2350LU で接続します。 ご注意 ◎OPC-2350LUを抜き差しするときは、必ず無線機 の電源を切ってください。 ◎OPC-2350LUを使用しないときは Android端末か らはずしてください。 OPC-2350LUを接続したままにしておくと、Android 端末のバッテリーの消耗が早くなります。 ◎Android端末に OPC-2350LUを接続したときにア プリ選択画面が表示された場合、「RS-MS3A」を選択 するとアプリが起動します。 ◇ RS-MS3Aの設定 RS-MS3Aの各項目を設定します。 設定のしかたや設定値については、弊社ホームページに掲 載の「RS-MS3A操作説明書」をご覧ください。 RS-MS3Aは、本製品の DVゲートウェイ機能を使用するための Android端末用アプリです。 Android端末内の「Playストア」からアプリをダウンロードしてください。■RS-MS3Aを使用するには
ご注意 Android端 末 が正 常 に動 作 しないときは、 無 線 機 と Android端末の距離をはなして使用してください。 ご参考:USBホスト機能について USBホスト機能とは、端末にUSBデバイスを接続して 使用するための機能です。 Android端末が USBホスト機能に対応しているかどう かは、ご使用になるAndroid端末のメーカーにご確認く ださい。 ※ver1.15の画面を使用しています。 ID-4100/ID-4100D DATAジャックへ OPC-2350LU (別売品) USB ポートへ USBホスト機能対応 Android端末3
ターミナルモードで運用する
■ターミナルモードを開始する
【無線機側の操作】 DVゲートウェイ>〈〈ターミナルモード〉〉 1. [MENU]を短く押す 2. 「DVゲートウェイ」を選択する ([DIAL]を回して「DVゲートウェイ」を選択し、[ ]を押す) 3. 「〈〈ターミナルモード〉〉」を選択する ㅡ 表示が点灯します。 【パソコン、またはAndroid端末の操作】 RS-MS3W、または RS-MS3Aの〈開始〉 をクリック(タッ プ)する ※エラーメッセージが表示されたときの対処方法については、 20ページをご覧ください。 ご注意 ◎ターミナルモードで運用中は、タイムアウトタイマー機能が動作しません。 ◎ターミナルモードを開始すると、下記が自動で変更されます。 受信モード:DVモード DR機能:ON★ FROM:自局のコールサイン ★ターミナルモードを解除しても、ターミナルモード開始前の設定には戻りません。 ◎ターミナルモードで運用中は、電源を入れなおしてもターミナルモードは解除されません。 ご注意 ターミナルモードで運用中は、定期的に[PTT]を押してください。 定期的に送信しないと、通信できなくなる場合があります。 クリックする タップする ターミナルモードを解除するときは RS-MS3W、または RS-MS3Aの〈停止〉 をクリック(タップ)してから、無線機を通常モードにしてください。 ※QUICKメニュー、またはMENU画面内の「DVゲートウェイ」で、〈〈通常モード〉〉を選択すると、ターミナルモードを 解除できます。 [QUICK]を短く押すと、QUICKメニューが表示されます。3
ターミナルモードで運用する
■ターミナルモード運用中の操作
●[PTT]を押しているあいだは送信状態、はなすと待ち受 け状態になります。 ※送信中は 表示が点灯します。 ※受信中は 表示が点灯します。 ※インターネット回線、または携帯電話回線から音声を 受信しているあいだは、送信できません。 ●[ ]を押すと、あて先(TO)選択画面が表示されます。 (P.13、活用マニュアル4章) ※ターミナルモードで運用中は、山かけCQ(CQCQCQ) を選択しても、通信できません。 ●[DIAL]を回すと、あて先(TO)を選択できます。 (D-STARガイド) ●[MENU]を短く押すごとに、MENU画面をON/OFFし ます。 (簡易マニュアル4章) ●[ ]を長く(ピッ、ピーと鳴るまで)押すごとに、ロッ ク機能を ON/OFFします。 (簡易マニュアル3章) ●[MODE]を押すと、GPS送信モードを選択できます。 ●ワンタッチ応答キー[RX→CS]を長く(ピッ、ピーと鳴 るまで)押すと、最後に受信したコールサインが一時的 にあて先へ設定されます。 (D-STARガイド) ワンタッチ応答キー[RX→CS]を短く押すと、応答した い相手局を選択できます。 (D-STARガイド) ●[QUICK]を短く押すごとに、QUICKメニュー★を ON/ OFFします。 ●[MUTE]を長く(ピッ、ピーと鳴るまで)押すごとに、 ミュート機能を ON/OFFします。 ●[VOL]を回すと、受信時の音量を調整できます。 (簡易マニュアル3章) ●[SPCH]を短く押すと、選択しているコールサインを読 み上げます。 (活用マニュアル3章) ●[ ]を長く(約1秒)押すごとに、電源をON/OFFします。 (簡易マニュアル3章) ※電源を入れなおしても、ターミナルモードは解除され ません。 ★ターミナルモード画面で選択できる項目は、下表でご確 認ください。 〈〈通常モード〉〉 グループ切替 レピータ詳細表示 DTMF送出 ボイス送信 受信履歴 GPS情報 GPSポジション DSQL 時計表示 電圧表示 〈〈録音開始〉〉 ターミナルモードで運用中は、下記の操作ができます。3
ターミナルモードで運用する
■ターミナルモード運用中の操作(つづき) ◇ あて先(TO)を設定し送信する CQを出したいレピータ(エリアレピータ)や、呼びたい相手局のコールサインを「TO」に設定します。 ターミナルモードで運用中は、ゲート越え CQと特定局の呼び出しができます。 設定方法は、下記の7とおりです。 ※ターミナルモードで運用中は、山かけ CQ(CQCQCQ) を選択しても、通信できません。 「TO選択」画面ダイヤルを回して選択する
あらかじめプリセットされたレピータ、または個人局 は、[DIAL]を回して選択します。 (CQCQCQ設定時は無効です) グループの切り替えについて 「山かけ CQ」や、「エリアCQ」から 「TO」を選択した場合、[QUICK]を 短く押し、「グループ切替」を選択す ると、レピータグループの切り替え ができます。 ※2017年3月現在、日本国内では D-STARレピータは、 リフレクターに対応しておりません。 過去の受信履歴から設定したいとき受信履歴から設定(活用マニュアル4章)
受信したレピータ、または個人局のコールサインの履 歴から選択します。 相手局のコールサインを直接入力したいときダイレクト入力(UR)から設定(活用マニュアル4章)
相手局のコールサインを1文字ずつ入力して設定します。 レピータのコールサインを直接入力して設定したいときダイレクト入力(RPT)から設定(活用マニュアル4章)
レピータのコールサインを1文字ずつ入力して設定します。 ゲート越え CQを出したいときエリアCQから設定(P.14)
ゲート越えCQを出したいレピータがある場合は、あらか じめ登録されているレピータのリストから選択できます。 特定局を呼び出したいとき個人局リストから設定(P.14)
コールサインメモリーに登録した一覧から、相手局を 選択します。 過去の送信履歴から設定したいとき送信履歴から設定(活用マニュアル4章)
送信したレピータ、または個人局のコールサインの履 歴から選択します。3
ターミナルモードで運用する
例:ゲート越えCQを出したいとき 1. [ ]を押す 2. 「エリアCQ」を選択する ([DIAL]を回して「エリアCQ」を選択し、[ ]を押す) 3. 電波を出したいエリアを選択する(例:01:関東) 4. レピータの名前や都道府県名から電波を出したいレピータ を選択する(例:浜町430) ㅡ選択したレピータが「TO」に表示されます。 5. マイクロホンの[PTT]を押して送信する ㅡ送信状態になり、 表示が点灯します。 ※インターネット回線、または携帯電話回線から音声を受 信しているあいだは、送信できません。 ※応答が受信できなかったときの対処方法については、 22ページをご覧ください。 ■ターミナルモード運用中の操作 例:特定局を呼び出したいとき 1. [ ]を押す 2. 「個人局」を選択する 3. 呼び出したい人を選択する(例:アイコム太郎) ㅡ選択した相手局が「TO」に表示されます。 4. マイクロホンの[PTT]を押して送信する ㅡ送信状態になり、 表示が点灯します。 ※インターネット回線、または携帯電話回線から音声を受 信しているあいだは、送信できません。 ※応答が受信できなかったときの対処方法については、 22ページをご覧ください。 ◇ あて先(TO)を設定し送信する(つづき)4
アクセスポイントモードで運用する
■アクセスポイントモードを開始する
【無線機側の操作】 DVゲートウェイ>〈〈アクセスポイントモード〉〉 1. [MENU]を短く押す 2. 「DVゲートウェイ」を選択する ([DIAL]を回して「DVゲートウェイ」を選択し、[ ]を押す) 3. 「〈〈アクセスポイントモード〉〉」を選択する ㅡ 表示が点灯します。 4. [DIAL]を回して、運用周波数を設定する ※設定した周波数で、クライアント側の無線機と通信しま す。 ご注意:運用周波数について 送信する前に、その周波数を他局が使用していないか確 認し、混信や妨害を与えないようにご注意ください。 また、バンドの使用区別(バンドプラン)を厳守のうえ、 運用してください。 ※アクセスポイントモードで運用する場合は、法令上の VoIP、または全電波型式に指定された周波数をご使 用ください。 【パソコン、またはAndroid端末の操作】 RS-MS3W、または RS-MS3Aの〈開始〉 をクリック(タッ プ)する ※エラーメッセージが表示されたときの対処方法については、 20ページをご覧ください。 ご注意 ◎アクセスポイントモードを開始すると、下記が自動で変更されます。 運用モード:VFOモード★ 周波数:AIRバンドや230MHz帯、300MHz帯に設定されていたときは、VHF帯★の周波数に変更する 受信モード:DVモード★ デュプレックス:OFF★ ★アクセスポイントモードを解除しても、アクセスポイントモード開始前の設定には戻りません。 ◎アクセスポイントモードで運用中は、電源を入れなおしてもアクセスポイントモードは解除されません。 クリックする タップする アクセスポイントモードを解除するときは RS-MS3W、または RS-MS3Aの〈停止〉 をクリック(タップ)してから、無線機を通常モードにしてください。 ※QUICKメニュー、または MENU画面内の「DVゲートウェイ」で、〈〈通常モード〉〉を選択すると、アクセスポイント モードを解除できます。 [QUICK]を短く押すと、QUICKメニューが表示されます。 アクセスポイント側の無線機をアクセスポイントモードにします。4
アクセスポイントモードで運用する
■アクセスポイントモード運用中の操作
アクセスポイントモードで運用中は、下記の操作ができます。 ●[BAND]を押すと、BANDの切り替えができます。 ●[DIAL]を回すと、周波数を設定できます。 (P.16) ●[MENU]を短く押すごとに、MENU画面をON/OFFし ます。 (簡易マニュアル4章) ●[ ]を長く(ピッ、ピーと鳴るまで)押すごとに、ロック 機能を ON/OFFします。 (簡易マニュアル3章) ●[MONI]を押すごとに、モニター機能を ON/OFFしま す。 (簡易マニュアル3章) ●[QUICK]を短く押すごとに、QUICKメニュー★を ON/ OFFします。 ●[MUTE]を長く(ピッ、ピーと鳴るまで)押すごとに、 ミュート機能を ON/OFFします。 ●[VOL]を回すと、受信時の音量を調整できます。 (簡易マニュアル3章) ●[SPCH]を短く押すと、選択している周波数とモードを 読み上げます。 (簡易マニュアル3章) ●[ ]を長く(約1秒)押すごとに、電源をON/OFFします。 (簡易マニュアル3章) ※電源を入れなおしても、アクセスポイントモードは解 除されません。 ●[SQL]を回すと、スケルチレベルを調整できます。 (簡易マニュアル3章) 設定したスケルチレベルより弱いレベルの信号は、イン ターネット回線、または携帯電話回線に送信されませ ん。 ★アクセスポイントモード画面で選択できる項目は、下表 でご確認ください。 〈〈通常モード〉〉 バンド切替 送信パワー MHz TS 受信履歴 GPS情報 GPSポジション ホームCH設定 時計表示 電圧表示 〈〈録音開始〉〉4
アクセスポイントモードで運用する
■アクセスポイントモードの無線機を経由してゲートウェイ通信をする
クライアント側の無線機を設定します。 ※各操作について詳しくは、使用する無線機の取扱説明書をご覧ください。 ※本書では、ID-4100の画面を例に説明しています。 運用周波数: 430.850MHz UR:/JP1YIUA MY:JA3YUA 運用周波数: 430.850MHz MYコールサイン: JL3YRP 例:運用周波数を430.850MHzに設定し、ゲート越えCQを出すとき 浜町430(JP1YIUA) クライアント側 アクセスポイント側 RS-MS3Wの[ ゲ ー ト ウェイコールサイン]欄 に「JL3YRPD」を登録 ご注意 ◎アクセスポイントモードの無線機を経由して運用中は、定期的に[PTT]を押してください。 定期的に送信しないと、通信できなくなる場合があります。 ◎アクセスポイントモードの無線機を経由して運用中は、ゲート越え CQと特定局の呼び出しができます。 ※山かけ CQを選択しても、通信できません。 パソコン 相手局 ※コールサインは一例です。 ※Android端末をお使いの場合は、RS-MS3Aの[ゲートウェイコールサイン]欄に、スペースと任意の識別符号(A~F)を付けたアクセスポイン ト側無線機のコールサイン(例:JL3YRPD)を登録してください。 ID-4100/ ID-4100D4
アクセスポイントモードで運用する
■アクセスポイントモードの無線機を経由してゲートウェイ通信をする(つづき) 11.〈〈追加書き込み〉〉を選択する ㅡアクセスポイント情報を書き込みます。 2.DR機能でアクセスするレピータを設定する 設定したアクセスポイントを「FROM」に設定する 3.あて先(TO)を設定し、送信する 1. あて先(TO)を設定する(例:浜町430) ※山かけCQ(CQCQCQ)を設定しても、通信できません。 2. マイクロホンの[PTT]を押して送信する ※応 答 が受 信 できなか っ たときの対 処 方 法 については、 24ページをご覧ください。 1.レピータリストにアクセスポイント情報を登録する MENU>DVメモリー>レピータリスト 1. アクセスポイント情報を登録したいレピータグループを選 択する 2. [QUICK]を押す 3. 「追加」を選択する 4. 「タイプ」を「DVレピータ」に設定する 5. 「ネーム」、「サブネーム」に任意の名前を設定する (例:マイアクセスポイント) 6. 「コールサイン」にアクセスポイント側無線機のコールサイ ンを設定する(例:JL3YRP) ※「コールサイン」を入力すると、「GWコールサイン」が自 動で入力されます。 7. 「USE(FROM)」を「YES」に設定する 8. 「周波数」にアクセスポイント側無線機の運用周波数を設定 する(例:430.850) 9. 「DUP」を「DUP-」、または「DUP+」に設定する 10.「オフセット周波数」を「0.000.00」に設定する ご注意 レピータリストをインポートした場合、レピータリストが上書きされるので、再度アクセスポイント情報の登録が必要 になります。 ◇ DR機能を使用する場合 本書では、ID-4100を使用する場合を例に説明します。4
アクセスポイントモードで運用する
■アクセスポイントモードの無線機を経由してゲートウェイ通信をする(つづき) 1.運用モードをVFOモードに切り替える [V/M]を短く押す 2.運用周波数を設定する [DIAL]を回して、運用周波数にアクセスポイント側無線機の運 用周波数を設定する(例:430.850) 3.受信モードをDVモードに切り替える 「DV」が表示されるまで、[MODE]を短く押す ※GPS送信モードを設定している場合、「DV」の代わりに が表示されます。 4.デュプレックス設定を「DUP-」、または「DUP+」に設定する 1. [QUICK]を短く押す 2. 「DUP」を選択する ([DIAL]を回して「DUP」を選択し、[ ]を押す) 3. 「DUP-」、または「DUP+」を選択する ◇ DR機能を使用しない場合 本書では、ID-4100を使用する場合を例に説明します。 5.オフセット周波数を「0.000.00MHz」に設定する DUP/トーン設定>オフセット周波数 1. [MENU]を短く押す 2. 「DUP/トーン設定」を選択する 3. 「オフセット周波数」を選択する 4. 「0.000.00MHz」に設定し、[ ]を押す 5. [MENU]を押す ㅡMENU画面が解除されます。 6.相手局(UR)を設定する(例:/JP1YIUA) コールサイン>UR 1. [MENU]を短く押す 2. 「コールサイン」を選択する 3. 「UR」を選択する 4. CQを出したいレピータ(エリアレピータ)や、呼びたい相 手局のコールサインを設定する ※アクセスポイントモードの無線機を経由して運用中は、 山かけCQ(CQCQCQ)を選択しても、通信できません。 5. [MENU]を押す ㅡMENU画面が解除されます。 7.[PTT]を押して、送信する ※応 答 が受 信 できなか っ たときの対 処 方 法 については、24 ページをご覧ください。 ご参考 [MW]を長く(ピッ、ピピッと鳴るまで)押して、設定し た内容をメモリーチャンネルに記憶させることで、す ばやく呼び出して運用できます。 メモリーチャンネルについて詳しくは、活用マニュア5
困ったときは
■RS-MS3W、RS-MS3Aのエラーメッセージ一覧
表示されるメッセージ 原因 処置 参照 管理サーバーが見つかりません。 管理サーバーアドレスが正しく入 力されていない 管理サーバーアドレスを正しく入 力する ※日 本 国 内 で運 用 するときは、 「trust.d-star.info」を入力して ください。 RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 インターネットに接続していない パ ソ コ ン、 または Android端 末 をイ ン タ ー ネ ッ ト に接 続 して、 WWWブラウザーで任意のページ が閲覧できることを確認する - ゲートウェイコールサインに誤り があります。 ゲートウェイコールサインが正し く入力されていない ゲートウェイコールサインを正し く入力する ※半角英数字8文字で入力してく ださい。 ※7文字目はスペースだけ入力で きます。 ※8文字目に識別符号(A~F)を入 力してください。 RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 USBが接続されていません。(1**) RS-MS3Wをご使用の場合 無線機が正しく接続されていない 無線機とパソコンが正しく接続さ れているか、確認する P.9 RS-MS3Aをご使用の場合 無線機が正しく接続されていない 無線機と Android端末が正しく接 続されているか、確認する P.10 USBが接続されていません。(2**) 無線機の電源が入っていない 無線機の電源を入れる - 無線機が通常モードになっている 無線機をターミナルモード、また はアクセスポイントモードにする P.11 P.15 ネットワーク接続に失敗しました。 データ送受信用のソケットが作成 できない 他のアプリケーションとポート番 号(40000、40002)が競合して いないか確認する ※ポ ー ト 番 号 が競 合 している場 合、そのアプリケーションを停 止してください。 - RS-MS3W、またはRS-MS3Aを 再起動する ※それでもエラーメッセージが表 示される場合は、パソコン、ま たは Android端末を再起動して ください。 - RS-MS3W、またはRS-MS3Aの〈開始〉 をクリック(タップ)したときにエラーメッセージが表示された場合の対処方法 について説明しています。5
困ったときは
■RS-MS3W、RS-MS3Aのエラーメッセージ一覧(つづき) 表示されるメッセージ 原因 処置 参照 ネットワークエラーが発生しまし た。 ネットワークからのデータ受信時 に、システムエラーが発生した RS-MS3W、またはRS-MS3Aを 再起動する ※それでもエラーメッセージが表 示される場合は、パソコン、ま たは Android端末を再起動して ください。 - サービスの開始に失敗しました。 管 理 サ ー バ ー ア ド レ ス、 または ゲートウェイコールサインが正し く入力されていない 管 理 サ ー バ ー ア ド レ ス、 または ゲートウェイコールサインを正し く入力する RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 サービス開始時にシステムエラー が発生した RS-MS3W、またはRS-MS3Aを 再起動する ※それでもエラーメッセージが表 示される場合は、パソコン、ま たは Android端末を再起動して ください。 -5
困ったときは
■ターミナルモード運用時
現象 原因 処置 参照 送信後、何もメッセージが返って こない 無線機が正しく接続されていない 無線機とパソコン、またはAndroid 端 末 が正 しく接 続 されているか、 確認する - RS-MS3W、またはRS-MS3Aの 〈開始〉 が押されていない RS-MS3W、または RS-MS3Aの 〈開始〉 を押す RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 RS-MS3W、またはRS-MS3Aの [許可コールサイン]が「有効」に設 定されている RS-MS3W、またはRS-MS3Aの [許可コールサイン]を「無効」に設 定する 送信後、「UR?」と自局のコールサ インと識別符号「G」が表示される 正常に送信できています。 ただし、3秒以内に相手局から応答 がなかったので「UR?」を表示して います。 聞いていた相手局が応答のタイミ ングを逃している場合もあります ので、少し時間を空けてから再度 呼び出してみてください。 - 送信後、「RX」または「RPT?」と自 局のコールサインと識別符号「G」 が表示される 自 局 のコ ー ル サ イ ン が D-STAR 管理サーバーに未登録、または登 録内容が異なる 自局のコールサインを D-STAR管 理サーバーに登録する、または登 録内容を確認する D - S T A R ガイド 相手局のコールサインが D-STAR 管理サーバーに未登録または登録 内容が異なる 相手局のコールサインの登録状況 を D-STAR管理サーバーで確認す る (相手局が公開している場合に限 ります) - ターミナルモード、またはアクセ スポイントモードを使用している 相手局が、定期的に送信しなかっ た 相手局から送信してもらう - 送信後、「RPT?」と呼び出し先レ ピータコールサインが表示される 呼び出し先のレピータにつながら ない、または使用中 少し時間を空けてから再度呼び出 す - 送信後、「RPT?」と自局のコールサ インと識別符号「G」が表示される RS-MS3W、またはRS-MS3Aの 設定が間違っている RS-MS3W、またはRS-MS3Aを 正しく設定する RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 自 局 のコ ー ル サ イ ン が D-STAR 管理サーバーに登録されていない コールサインを D-STAR管理サー バーに登録する D-STAR ガイド 送信後、画面の上側に「L」表示が点 灯、または点滅する データの一部を失ったことを知ら せる、パケットロスを受信してい る 少し時間を空けてから再度呼び出 す ※データが化けてパケットロスを 受信したと誤認する場合があり ます。 -5
困ったときは
■ターミナルモード運用時(つづき) 現象 原因 処置 参照 相手局への送信はできるが、相手 局から自局への通信ができない グローバルIPアドレスで接続され ていない インターネット回線、携帯電話回 線の状態を確認し、グローバルIP アドレスで接続されていることを 確認する P.5 ル ー タ ー、 またはモ バ イ ル ル ー ターのポート開放が正しくできて いない(ルーター、またはモバイル ルーターの設定が間違っている、 パソコンや Android端末の IPアド レスが固定できていない) ル ー タ ー、 またはモ バ イ ル ル ー ターのポート開放を正しく設定す る P.5 ファイアウォールにより通信が遮 断されている ファイアウォール設定を確認する P.95
困ったときは
現象 原因 処置 参照 送信後、何もメッセージが返って こない(Sメーターも振らない) クライアント側無線機で、自分が 使うアクセスポイントの選択が間 違っている ア ク セ ス ポ イ ン ト 側 無 線 機 を 「FROM」に設定する クライアント側無線機の周波数が 間違っている (またはデュプレックスの設定が 間違っている) 周波数(またはデュプレックス設 定)を正しく設定する クライアント側無線機からの電波 がアクセスポイント側無線機に届 いていない アクセスポイント側無線機に電波 が届く場所まで移動する - RS-MS3W、またはRS-MS3Aの 〈開始〉 が押されていない RS-MS3W、または RS-MS3Aの 〈開始〉 を押す RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 RS-MS3W、またはRS-MS3Aの [許可コールサイン]が「有効」に設 定されているときに、[許可コール サイン一覧]にクライアント側無 線機のコールサインが登録されて いない RS-MS3W、またはRS-MS3Aの [許可コールサイン一覧]にクライ アント側無線機のコールサインを 追加する 送信後、「UR?」とアクセスポイン トのゲートウェイコールサインと 識別符号「G」が表示される アクセスポイント側無線機に正常 に電波が届いています。 ただし、3秒以内に相手局から応答 がなかったので「UR?」を表示して います。 聞いていた相手局が応答のタイミ ングを逃している場合もあります ので、少し時間を空けてから再度 呼び出してみてください。 - 送 信 後、「RX」または「RPT?」と アクセスポイントのゲートウェイ コールサインと識別符号「G」が表 示される クライアント側無線機の自局の コールサインが未設定 自局のコールサインを無線機に登 録する D - S T A R ガイド ク ラ イ ア ン ト 側 無 線 機 の自 局 のコ ー ル サ イ ン が D-STAR 管理サーバーに未登録、または登 録内容が異なる 自局のコールサインを D-STAR管 理サーバーに登録する、または登 録内容を確認する D - S T A R ガイド 相手局のコールサインが D-STAR 管理サーバーに未登録または登録 内容が異なる 相手局のコールサインの登録状況 を D-STAR管理サーバーで確認す る (相手局が公開している場合に限 ります) - 呼び出し先のレピータコールサイ ンの設定が間違っている レピータコールサインを正しく設 定する RS-MS3W 操作説明書、 RS-MS3A 操作説明書 RS-MS3W、またはRS-MS3Aの 設定が間違っている RS-MS3W、またはRS-MS3Aを 正しく設定する ターミナルモード、またはアクセ スポイントモードを使用している 相手局が、定期的に送信しなかっ た 相手局から送信してもらう - 送信後、「RPT?」と呼び出し先レ ピータコールサインが表示される 呼び出し先のレピータにつながら ない、または使用中 少し時間を空けてから再度呼び出 す -■アクセスポイントモード運用時
5
困ったときは
■アクセスポイントモード運用時(つづき) 登録商標/著作権について アイコム株式会社、アイコム、IcomInc.、アイコムロゴは、アイコム株式会社の登録商標です。 D-STARは、一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 Microsoft、Windows、WindowsVistaは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標または商標で す。 GooglePlay、Android、Androidロゴは GoogleInc.の商標または登録商標です。 その他、本書に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 なお、本文中ではTM、®などのマークを省略しています。 本書の内容の一部、または全部を無断で複写/転用することは、禁止されています。 現象 原因 処置 参照 送信後、画面の上側に「L」表示が点 灯、または点滅する データの一部を失ったことを知ら せる、パケットロスを受信してい る 少し時間を空けてから再度呼び出 す ※データが化けてパケットロスを 受信したと誤認する場合があり ます。 - 「DV」と「FM」が交互に点滅する DVモードで運用中、FMモードの 信号を受信している 少し時間を空けてから再度呼び出 す 活用マニュ アル4章 相手局への送信はできるが、相手 局から自局への通信ができない グローバルIPアドレスで接続され ていない インターネット回線、携帯電話回 線の状態を確認し、グローバルIP アドレスで接続されていることを 確認する P.5 ル ー タ ー、 またはモ バ イ ル ル ー ターのポート開放が正しくできて いない(ルーター、またはモバイル ルーターの設定が間違っている、 パソコンや Android端末の IPアド レスが固定できていない) ル ー タ ー、 またはモ バ イ ル ル ー ターのポート開放を正しく設定す る P.5 ファイアウォールにより通信が遮 断されている ファイアウォール設定を確認する P.9※ 海外レピータを使用している局からの応答は受信できません。 ※ ご使用のネットワーク環境によっては受信できない場合があります。 管理サーバー (JARL) インターネット インターネット CQCQCQ こちらJA3YUA CQCQCQ こちらJA3YUA CQCQCQ こちCQCQCQらJA3YUA こちらJA3YUA JA3YUA こちらJM1ZLK JA3YUA こちらJM1ZLK JA3YUA こちらJM1ZLK JA3YUA こちらJM1ZLK ポート開放して いないルーター 呼び出し側 呼び出し側 応答側 応答側 ご注意 ◎ 下記のバージョン以降に限ります。 RS-MS3W:バージョン1.30、RS-MS3A:バージョン1.30 ◎ 下記の場合、相手局からの応答を受信するにはルーターの40000番ポートの開放、または端末に グローバルIPアドレスの割り当てが必要です。 ・以前のバージョンのソフトウェアを使用している。 ・ 応答側が、以前のバージョンのソフトウェアで DVゲートウェイ機能を使用している。 ◎ UDPホールパンチ対応のソフトウェア、アプリケーションをご使用の場合でも、他局からの呼び 出しを待ち受けるにはポート開放が必要です。(下図参照) ※ DVゲートウェイ機能を使用している局へ送信できない場合、相手局がポート開放しているか、またはグロー バルIPアドレスを割り当てられた端末を使用しているかご確認ください。 管理サーバー (JARL) インターネット インターネット CQCQCQ こちらJM1ZLK CQCQCQ こちらJM1ZLK ポート開放して いないルーター 応答側 応答側 呼び出し側 呼び出し側 ※ RS-MS3W/RS-MS3Aで「UDPホールパンチ」を「ON」に設定してください。 接続するルーターの40000番ポートを開放している場合や、ご使用になる端末にグローバルIPアドレスが割り 当てられている場合は、「OFF」のままご使用ください。 ※ 相手局との通信が終了してから3分★以内は、相手局からの信号を受信できます。 それ以降で同じ相手局と通信する場合は、再度相手局の呼び出しが必要です。 ★ ルーターによって、3分未満で相手局からの信号を受信できなくなる場合があります。
本書では、Microsoft® Windows® 10の画面を例に 説明しています。
RS-MS3W
アイコム株式会社、アイコム、Icom Inc.、アイコムロゴは、アイコム株式会社の登録商標です。 D-STARは、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 その他、本書に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 本書の内容の一部、または全部を無断で複写/転用することは、禁止されています。 本ソフトウェア、および本ドキュメントは、アイコム株式会社が著作権を保有します。RS-MS3Wをご使用いただくために必要な動作環境について
(2019年5月現在) ◎対応OS Microsoft® Windows® 10(32/64ビット) Microsoft® Windows® 8.1(32/64ビット) Microsoft® Windows® 7(32/64ビット) ◎USBポート USB1.1/USB2.0装備 ※ 本書は、RS-MS3W バージョン1.30、Windows10を 使用して説明しています。 ソフトウェア、OSのバージョンや設定、接続する無線機に より、お使いの端末と多少異なる場合があります。対応無線機について
RS-MS3Wに対応した無線機は、下記のとおりです。 • ID-51(PLUS2) • ID-31PLUS • ID-4100/ID-4100D • IC-9700/IC-9700S RS-MS3Wと無線機の接続には、OPC-2350LU(別売品:データ通信ケーブル)が必要です。1. 管理者権限でログオンします。 ※ ほかのアプリケーションを起動しているときは、す べて終了してください。 2. 弊社ホームページよりダウンロードしたファイルを解 凍後、インストーラーの保存先を指定してください。 3. 解凍後のフォルダーの中にある実行ファイル(.exe) をダブルクリックします。 ※ ご使用のパソコンで、ファイルの拡張子を表示した いときは、フォルダーオプションの表示設定を変更 してください。 4. 「ユーザーアカウント制御」画面が表示された場合は、 〈はい(Y)〉をクリックします。 5. 言語を選択して、〈OK(O)〉をクリックします。 ※本書では、「日本語」を例に説明します。 6. 〈次へ(N)>〉をクリックします。 クリック 7. 〈次へ(N)>〉をクリックします。 ※ 別のフォルダーを選択する場合は、〈変更(C)...〉を クリックし、任意のフォルダーを選択してください。 クリック 確認 8. 〈インストール(I)〉をクリックします。 クリック 9. 〈完了(F)〉をクリックします。 クリック 10. 〈スタート〉をクリックすると、[RS-MS3W]プログラム グループが表示されます。 また、デスクトップにソフトウェア(RS-MS3W)の ショートカットが作成されます。 ※ アンインストールは、〈スタート〉→[設定]→[システ ム]にある[アプリと機能]からできます。 言語を選択 クリック
ソフトウェアのインストールについて
メイン画面の説明
1「ファイル(F)」メニュー 終了(X): ソフトウェアを終了します。 2「設定(S)」メニュー COMポート(P): データ通信ケーブルが接続されているパソコンのCOM ポート番号を設定します。 ▼をクリックすると表示されるドロップダウンリストから、 無線機が接続されているパソコンのCOMポート番号を選 択します。 ※ COMポート番号の確認は、弊社ホームページに掲載の 「インストールガイド」をご覧ください。 (例:COM1) 3「ヘルプ(H)」メニュー 情報: ソフトウェアのバージョン情報を表示します。 4〈開始〉 インターネット回線を経由した通信を開始します。 5〈停止〉 インターネット回線を経由した通信を停止します。 6管理サーバーアドレス 管理サーバーのIPアドレス、またはドメイン名を設定します。 ※半角英数字64文字以内で入力します。 ※ドメイン名は、省略せずに入力してください。 日本国内で運用するときは、「trust.d-star.info」(初期 値)のままご使用ください。 ※ [ゲ ートウェイ 種 別](8)欄(P.4)を「海 外」から「日 本」 に変更すると、自動で「trust.d-star.info」が入力されます。 7ゲートウェイコールサイン ゲートウェイコールサインを設定します。 ※ 半角英数字8文字で入力してください。 ※ 7文字目はスペースだけ入力できます。 ※ 8文字目に識別符号(A ~ F)を入力してください。 ※ 小文字で入力した場合、〈適用〉をクリックすると大文字 に変更されます。 ※ ゲートウェイコールサインについて、詳しくはご使用に なる無線機のDVゲートウェイ機能についての取扱説 明書(弊社ホームページに掲載)をご覧ください。 ご参考 下記URLから弊社ホームページにアクセスして、[フリー ワード検索]欄に「OPC-2350LU」を入力すると、インス トールガイド(PDFファイル)を検索できます。 アイコム株式会社 取扱説明書 ダウンロード http://www.icom.co.jp/support/download/ manual/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 11 12 14 13 10547ー0003 大阪市平野区加美南1ー1ー32 – 4 – A7329-1J-4
メイン画面の説明(つづき)
8ゲートウェイ種別 ゲートウェイ種別を選択します。 日本国内で運用するときは、「日本」(初期値)のままご使 用ください。 9UDPホールパンチ 接続するルーターのポート開放ができない場合や、ご使 用になる端末にグローバルIPアドレスが割り当てられてい ない場合でも、他局を呼び出せる機能を設定します。 ※他局からの呼び出しを待ち受けることはできません。 ※ 「ON」に設定しても、UDPホールパンチ非対応のバー ジョンのソフトウェアでDVゲートウェイ機能を使用して いる局からの応答は受信できません。 ※ ご使用になる端末にグローバルIPアドレスが割り当てら れている場合や、接続するルーターの40000番ポート が開放されている場合は、「OFF」(初期値)のままご使 用ください。 10許可コールサイン 指定したコールサインの局だけ、インターネット回線への 送信を許可する機能を設定します。 無効: すべてのコールサインからの送信を許可する 有効: [許可コールサイン一覧表示](12)欄に表示された コールサインからの送信だけ許可する ※ ターミナルモードの無線機を接続しているときは、「無 効」に設定してください。 11許可コールサイン一覧 [許可コールサイン](10)欄を「有効」に設定したときに、イ ンターネット回線への送信を許可する局のコールサイン を設定します。 ※ 最大30局登録できます。 【許可コールサインを追加するには】 1. [許可コールサイン一覧](11)欄に送信を許可するコー ルサインを入力する 2. 〈追加〉をクリックする 【許可コールサインを削除するには】 1. [許可コールサイン一覧表示](12)欄に表示されている 削除したいコールサインをクリックする 2. 削除したいコールサインが[許可コールサイン一覧](11) 欄に表示されたことを確認して、〈削除〉をクリックする 12許可コールサイン一覧表示 [許可コールサイン](10)欄が「有効」に設定されていると きに、送信を許可するコールサイン一覧を表示します。 13 送受信コールサイン情報表示 パソコンからインターネット回線に送信されるコールサイ ン情報や、インターネット回線から受信したコールサイン 情報を表示します。 (表示例) 14〈適用〉 メイン画面で入力した内容を設定します。 ※ 入力内容を変更したときに、赤色になります。 ※ 〈適用〉をクリックするまで、変更内容は反映されません。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 11 12 14 13 10RS-MS3Aは、アイコム製D-STAR 無線機に搭載され たDVゲートウェイ機能を使用できるアプリです。
RS-MS3A
対応無線機について
RS-MS3Aをご使用いただくために必要な動作環境について
(2019年5月現在) ◎Android 5.0以降 動作確認済みOS:Android 5.x.x/6.x.x/7.x.x/8.x/9.0 ※ Android4.x.xの端末では、バージョン1.20までをお使 いいただけますが、アップデートはできません。 ◎USBホスト機能 ※ インストールされているソフトウェアやメモリーの容量、 端末の設定によって正しく表示されない場合や、一部機 能が使用できない場合があります。 あらかじめご了承ください。 ※ 本書は、RS-MS3A バージョン1.30、Android7.0を使 用して説明しています。 アプリ、OSのバージョンや設定、接続する無線機により、 お使いの端末と多少異なる場合があります。 ※本アプリは縦画面専用です。 Android端末が持つ画面の自動回転や横画面固定表示に は対応していません。 アイコム株式会社、アイコム、Icom Inc.、アイコムロゴは、アイコム株式会社の登録商標です。 D-STARは、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟の登録商標です。 AndroidはGoogle Inc.の登録商標です。 その他、本書に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 本書の内容の一部、または全部を無断で複写/転用することは、禁止されています。 なお、本文中ではTM、®などのマークを省略しています。 本アプリ、および本ドキュメントは、アイコム株式会社が著作権を保有します。 RS-MS3Aに対応した無線機は、下記のとおりです。 • ID-51(PLUS2) • ID-31PLUS • ID-4100/ID-4100D • IC-9700/IC-9700S RS-MS3Aと無線機の接続には、OPC-2350LU(別売品:データ通信ケーブル)が必要です。インターネット回線や携帯電話回線を経由した通信を開 始します。 2 〈停止〉 インターネット回線や携帯電話回線を経由した通信を停 止します。 3 [管理サーバーアドレス] 接続する管理サーバーを設定します。 4 [ゲートウェイコールサイン] ゲートウェイコールサインを入力します。 5 [ゲートウェイ種別] ゲートウェイ種別を設定します。 6 [UDPホールパンチ] 接続するルーターのポート開放ができない場合や、ご使 用になる端末にグローバルIPアドレスが割り当てられてい ない場合でも、相手局を呼び出せる機能を設定します。 7 [許可コールサイン] 指定したコールサインの局だけ、インターネット回線や 携帯電話回線への送信を許可する機能を設定します。 8 [許可コールサイン一覧] [許可コールサイン](7)を「有効」に設定したとき、イン ターネット回線や携帯電話回線への送信を許可する局 のコールサインを設定します。 9 [画面自動消灯] バッテリーの消耗を抑える機能を設定します。 10 送受信コールサイン情報表示 Android端末からインターネット回線や携帯電話回線 に送信されるコールサイン情報や、インターネット回線 や携帯電話回線から受信したコールサイン情報を表示 します。 7 8 3 4 5 6 10 9
ゲートウェイコールサイン
ゲートウェイコールサインを入力します。 ※ 半角英数字8文字で入力してください。 ※ 7文字目には、スペースだけ入力できます。 ※ 8文字目に識別符号(A~F)を入力してください。 ※ 小文字で入力した場合、〈OK〉をタップすると大文字に変 更されます。 ※ ゲートウェイコールサインについて、詳しくはご使用に なる無線機のDVゲートウェイ機能についての取扱説明書 (弊社ホームページに掲載)をご覧ください。 ※ドメイン名は、省略せずに入力してください。 日本国内で運用するときは、「trust.d-star.info」(初期 値)のままご使用ください。 ※ [ゲートウェイ種別]を「海外」から「日本」に変更すると、 自動で「trust.d-star.info」が入力されます。ゲートウェイ種別
ゲートウェイ種別を選択します。 日本国内で運用するときは、「日本」(初期値)のままご使 用ください。UDPホールパンチ
接続するルーターのポート開放ができない場合や、ご使用に なる端末にグローバルIPアドレスが割り当てられていない場 合でも、他局を呼び出せる機能を設定します。 ※他局からの呼び出しを待ち受けることはできません。 ※ 「ON」に設定しても、UDPホールパンチ非対応のバージョ ンのソフトウェアでDVゲートウェイ機能を使用している局 からの応答は受信できません。 ※ ご使用になる端末にグローバルIPアドレスが割り当てられて いる場合や、接続するルーターの40000番ポートが開放 されている場合は、「OFF」(初期値)のままご使用ください。無効: すべてのコールサインからの送信を許可する 有効: [許可コールサイン一覧](下記)に設定されたコール サインからの送信だけを許可する ※ ターミナルモードの無線機を接続しているときは、「無効」 に設定してください。