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資料 5 電気通信事業法及び特定電子メール法等について 平成 23 年 9 月 28 日総務省

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(1)

電気通信事業法及び特定電子メール法等

について

平 成 2 3 年 9 月 2 8 日

(2)

1-1 電気通信事業法の利用者保護の枠組み

電気通信事業法

電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者の利益を保護し、

もつて電気通信の健全な発達及び国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増

進する

電気通信事業法の

消費者保護ルールに関するGL

提供条件の説明(第26条)

苦情等の処理(第27条)

事業の休廃止(第18条第3項)

利用の公平(第6条)

(基礎的・指定電気通信役務)

契約約款の届出、公表

(第19条、第20条、第23条)

提供義務

(第25条)

電気通信役務に係る主な規定

電気通信事業法、電気通信事業

法施行規則の規定に基づく消費

者保護ルールについて、規定の

趣旨や内容をわかりやすく説明

し、電気通信事業者が自主的に

取ることが望ましいと考える対

応などについて示したもの

電気通信事業法施行規則第13条

・利用者への周知に関する期間

・周知の方法

について規定

電気通信事業法施行規則第22

条の2の2

・対象となる電気通信サービス

・説明の方法

・説明の時期、説明事項 等

について規定

※「休廃止する日の少なくとも1月前までを目途とし て周知させることが必要と考えられる。」 ~GL 第1章 3(1)周知させる時期

業務の方法、役務についての利用者からの苦情等について適

切かつ迅速に処理しなければならない

契約締結に際して料金その他提供条件の概要について説明し

なければならない

事業を休止又は廃止しようとするときは、利用者に対し、そ

の旨を周知させなければならない

電気通信役務の提供について不当な差別的取扱いをしてはな

らない

1

(3)

■コンテンツ配信事業

通信プラットフォーム事業 等

・電気通信事業の登録・届出は不要 ・接続ルールの適用なし ・通信の秘密の保護義務有 ・禁止行為規定適用事業者からの保護対象

1-2 電気通信事業法の適用除外となる電気通信事業について

■携帯電話、FTTH

インターネット接続サービス 等

・電気通信事業の登録・届出が必要 ・接続ルールの適用有 ・通信の秘密の保護義務 等

電気通信事業

適用除外の電気通信事業

■映画会社、

音楽レーベル 等

・電気通信事業法の適用なし

非電気通信事業

AからBへの通信を伝送、交換

することは、「他人の通信を媒

介」することに当たり、登録・

届出が必要な電気通信事業

に該当する。

コンテンツの配信等は、自己(コンテンツ事業者

等)と他人(利用者)との間の通信であり、「他人

の通信を媒介」には該当せず、「電気通信設備

を他人の通信の用に供する」のみであるため、登

録・届出が不要な電気通信事業に該当する※。

A B 携帯電話事業者 FTTH,ISP 等 コンテンツ配信事業者 通信プラットフォーム 事業者 等 映画会社、 音楽レーベル 等 他人の通信 を媒介

映画会社、音楽レーベル等は、コン

テンツの利用権を保持しているの

みであり、通信には関与しておらず、

電気通信事業にも該当しない。

通信には関与 していない 発信 着信 コンテンツ の要求 コンテンツ の配信 コンテンツの 利用許諾

■ コンテンツ配信事業、通信プラットフォーム事業等は、電気通信事業法第164条第1項第3号によって、登録・届出が不要(≠電気通信事業

者)となる同法の適用除外の電気通信事業に該当する。(ただし、通信の秘密の保護等一部の規定については適用あり。)

他人の通信 の用に供する 電気通信回線 設備を設置 電気通信回線設備を 設置せず、電気通信 事業者のネットワークに サーバを接続するのみ

(4)

2-1 我が国における最近の迷惑メールの現状

■ 我が国の電気通信事業者が受信した電子メールのうち、迷惑メールの占める割合は7割前後で推移

■ 我が国に到着した迷惑メールのうち、PCアドレス宛、携帯アドレス宛とも9割以上が外国発

■ 発信国別に見ると、中国発のものが約20%。また、韓国、フィリピン、インド、台湾、ベトナム等アジアからの

送信が多く見られる

■ 我が国着の迷惑メールでは、出会い系サイトの広告宣伝を内容とするものが約7割

国内ISPにおける迷惑メール数・割合の推移 日本着の迷惑メール発信国の推移 2010年 出会い系サイト70.6% 物品広告 12.2% 投資 情報 8.2% その他 9.1% 出典:(財)日本データ通信協会迷惑メール相談センター調べ(相談センターに寄せられた違反情報提供を分析したもの) 日本着の迷惑メールの内容

3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 中国(18.4%) 米国(14.0%) 韓国(8.6%) フィリピン(8.2%) 日本(5.7%) ロシア(5.6%) インド(4.3%) ウクライナ(2.5%) オランダ(2.4%) 台湾(2.2%) ブラジル(2.0%) ベトナム(1.5%) 2007年 2008年 2009年 2011年8月 上位12カ国 2010年 2011年 出典:(財)日本データ通信協会迷惑メール相談センター調べ(相談センターのモニター機で受信した情報を分析したもの) 70.56% 72.08% 70.57% 69.50% 71.36% 71.57% 71.86% 72.49% 72.87% 72.01% 71.09% 69.87% 68.00% 69.40% 68.35% 70.28% 64.58% 66.29% 67.36% 69.01% 70.20% 67.70% 67.99% 66.55% 67.30% 67.65% 66.81% 69.16% 69.43% 70.44% 70.70% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 200,000 12 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 01 02 03 04 05 06 迷惑メール以外の電子メール 迷惑メール数 迷惑メール比率(右目盛り) (万通/日) 2011 2010 2009 出典:電気通信事業者14社の協力により総務省とりまとめ

(5)

電気通信事業者

受信者

○オプトイン規制 -同意のない者への原則送信禁止 -同意の記録保存義務 -受信拒否者への再送信禁止 ○表示義務 ○送信者情報偽装禁止 ○架空電子メールアドレスあての送信禁止

送信者・送信委託者

措置命令 役務提供 拒否 外国執行当局 申 出 ※架空電子メールアドレスあ ての送信が認められるとき ※オプトイン規制違反、表示義務 違反、送信者情報を偽装した送信 が認められるとき

登録送信適正化機関

送信者情報を偽った送信 架空電子メールアドレスあて送信 (電子メールの送受信上の支障を防止する 必要があると総務大臣が認めるとき) 同意のない者への送信 受信拒否者への送信 表示義務違反 1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人重課:3000万円以下の罰金) ※総務大臣及び内閣総理大臣による命令の対象ともなる 総務大臣及び内閣総理大臣による命令。命令に従わ ない場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰 金法人重課:3000万円以下の罰金)

主要な罰則

指導・助言 同意の記録義務違反 総務大臣及び内閣総理大臣による命令。命令に従わない場合、100万円以下の罰金(法人重課:100 万円以下の罰金) 送信者等の 契約者情報照会 立入検査 報告徴収 情報提供等 登録・監督 申 出

消費者庁長官

総務大臣

情報提供 ※電子メールの送受信上の支障 を防止するために必要な範囲内で あると認められる場合

2-2 特定電子メール法の概要

(6)

特定電子メール法違反が疑われる者に対し、警告メール(行政指導)を送信(2008年12月から2011年8月末までの間に、約15,600件)。

特定電子メール法違反が疑われる者に対し、報告徴収を随時実施(2008年12月から2011年8月末までの間に、58者(のべ約80回)

実施。)

報告徴収等

迷惑メールの送信に係る電子メールアドレスやIPアドレス等の契約者情報を、電気通信事業者等に対し、随時照会。 (2008年12月から2011年8月末までの間に、 28者(のべ約310回)実施)

契約者情報の提供の求め

2-3 特定電子メール法の法執行状況

※2002年の特定電子メール法制定以降、計26件の措置命令を実施。2008年12月のオプトイン規制導入後に実施した措置命令は20件。

措置命令

年度 件数 違反内容 オ プ ト ア ウ ト 規制時 2002年度 (7月~) 1件 表示義務違反、再送信禁止 義務違反 2003年度 1件 表示義務違反 2004年度 1件 表示義務違反 2005年度 1件 表示義務違反 2006年度 0件 2007年度 1件 表示義務違反 2008年度 (~11月) 1件 表示義務違反 小計 6件 (年平均0.94件) 年度 件数 違反内容 オ プ ト イ ン 規制時 2008年度 (12月~) 0件 2009年度 6件 同意なく送信・・・2件 同意なく送信、表示義務違反・・・2件 同意なく送信、記録保存義務違反、 表示義務違反・・・2件 2010年度 7件 同意なく送信・・・5件 同意なく送信、表示義務違反・・・2件 2011年度 (~8月) 7件 同意なく送信・・・1件 同意なく送信、表示義務違反・・・6件 小計 20件 (年平均7.27件)

5

(7)

2-4 迷惑メール相談センターの活動内容

迷惑メール相談センター

迷惑メール送信者 迷惑メール受信者 メール送信 情報提供 違反確認・分析 アソシエーション参加事業者 (迷惑メール対策ソフトベンダー等)(4社) 第三者への転送に同意された一般の方か らの迷惑メールを転送 ISP事業者 総務省 追放支援プロジェクトに 基づく対応依頼 海外執行機関 違反メールの情報提供 解約・利用停止 警告・措置命令 各国制度に基づく対応 電話相談 モニター受信機 メール送信

(8)

■迷惑メール相談センターHPにおいて、迷惑メール受信者から迷惑メールの情報提供を受付

2-5 迷惑メール情報提供受付

①迷惑メール相談センターHPでの受付

(http://www.dekyo.or.jp/soudan/ihan/)

(9)

2-5 迷惑メール情報提供受付

②プラグインソフトでの受付

■専用ページより、プラグインソフトをダウンロードして、PCのメールクライアントにインストールすることにより、

簡便な操作での情報提供を受付 (http://plugin.antispam.go.jp/)

プラグインソフトの使用イメージ

メールクライアントソフトに 「情報提供ボタン」を追加。 このボタンをワンクリックす ることにより迷惑メール情報 を送信可能。

【機能】

メールクライアントソフトにインストールすることにより、以下の機能が使用できる。

(1) 総務省の情報提供窓口に対して、選択した迷惑メールの情報提供がワンクリックで可能。1通当たり1MB以下なら最大50通まで

一度に送信可能。

(2) 情報提供した迷惑メールは、プラグインソフトで作成される「情報提供済みフォルダ」へ自動的に移動。

対応メールソフト 対応OS

Outlook Express 6.0 Windows XP (SP3) 32ビット Windows XP (SP2) 64ビット

Outlook Express 2007 Windows XP(SP3)

Outlook Express 2010(32ビット版、64ビット版) Windows 7

Windows Live Mail 2009 Windows XP(SP3)、Windows7

Thunderbird 3.1 Windows XP(SP3)、Windows7

(10)

2-6 迷惑メール追放支援プロジェクト

2005年から、プロバイダ及び携帯電話事業者等と連携して、迷惑メール送信回線の利用停止措置等の円滑な

実施を促す「迷惑メール追放支援プロジェクト」を実施。

迷惑メール追放支援プロジェクトの概要 迷惑メール送信者

プロバイダ

(財)日本データ通信 協会 モニター機 ②受信した迷惑メールか ら、送信元プロバイダを特 定 迷惑メール ④利用停止等 ③報告 総務省 ①委託

9

(11)

■ 多国間連携

○ ロンドンアクションプラン

LAP: London Action Plan)

・主要国の迷惑メール対策執行当局が参加し、執行当局間の意思疎通や連携、官民対話の促進などを目的として2004年11月に合意された 行動計画であり、以後、同計画に基づき、継続的に活動。総務省から、定期的な電話会議や、物理的会合に参加。 ・2010年10月に開催された会合に出席し、日本の迷惑メールの取組について説明・意見交換を実施

○ ソウル

-メルボルン スパム対策の協力に関する多国間Mou

・アジア太平洋地域の迷惑メール対策執行当局が参加し、迷惑メールの削減のための協力を推進するために2005年4月に合意されたMou (覚書)であり、以後、同覚書に基づき、各国の法制や、執行当局の取組について、情報交換を行うとともに、加盟機関間における執行協力 に関する議論を行っている。総務省から、定期的な電話会議や、物理的会合に参加。2008年3月には東京で会合を開催。

■ 二国間連携

国名 概要 北米 米国 個別協議のほか、日米情報通信政策協議や日米規制改革イニシアティブにおいて、迷惑メール対策について意見交換 カナダ 2006年10月に迷惑メール対策に関し合意(共同声明)。日加情報通信政策協議等で迷惑メール対策について意見交換 欧州 英国 2006年9月に迷惑メール対策に関し合意(共同宣言)。日英定期協議等で迷惑メール対策について意見交換 フランス 2006年5月に迷惑メール対策に関し合意(共同声明)。日仏定期協議等で迷惑メール対策について意見交換 ドイツ 2007年7月に迷惑メール対策に関し合意(共同声明)。日独情報通信政策協議等で迷惑メール対策について意見交換 南米 ブラジル 2010年5月に第1回ブラジル-ジャパン アンチスパムワークショップを開催し、迷惑メール対策について意見交換 アジア・オ セアニア オーストラリア 日豪情報通信政策協議等で迷惑メール対策について意見交換 中国 2009年5月にICT協力に関する文書を締結し、同文書中において迷惑メール対策における連携について確認 2009年8月に日中ICT競争政策・規制制度セミナーでの迷惑メール対策に関する意見交換 韓国 2009年5月に放送及び電気通信分野における協力に関する日本国総務省と大韓民国放送通信委員会との覚書を締結し、同文書 中において迷惑メール対策における連携について確認 2010年4月に迷惑メール対策に関する意見交換 ベトナム 2010年9月に、ICT分野における協力関係によるMOUが締結され、同文書中において迷惑メール対策における連携について確認 インド 2011年2月に、日印経済連携協定が締結され、電気通信サービス付属書において、迷惑メール対策に関するベストプラクティス等

2-7 国際連携の推進

①多国間連携、二国間連携

(12)

2-7 国際連携の推進

②送信元IPアドレスの交換

万通/日

相手国関係機関(※)

送信者

ISP

ISP

約款に基づく 契約解除など 情報提供

迷惑メール

迷惑メール

約款に基づく 契約解除など

送信者

送信元IPアドレスの交換

(財)日本データ通信協会

(モニター受信機を設置)

情報提供

①(財)日本データ通信協会のモニター受信機で迷惑メールを受信

②提供された迷惑メールの送信元IPアドレスを分析し、送信元IPアドレスを相手国関係機関に提供

③送信元のISPにIPアドレスを提供

④送信元ISPにおいて、送信者との契約解除などの措置

※2011年5月現在、中国:中国インターネット協会(ISC)、台湾:国家通信放送委員会(NCC)、香港:電気通信

管理局(OFTA)、ブラジル:CERT.br、韓国:韓国情報保護振興院(KISA)との間で交換を実施。

11

(13)

2-8 迷惑メール対策に関する周知啓発

特定電子メールの送信の適正化等に 関する法律のポイント (総務省、消費者庁、(財)日本データ通信協会) 撃退迷惑メール ((財)日本データ通信協会) 撃退チェーンメール ((財)日本データ通信協会)

(14)

OB25B(Outbound Port25 Blocking)とは、発信元IPアドレスが動的IPアドレス(インターネットに接続の都度

ISPから割り当てられるIPアドレス)である場合に、当該ISPが設置する送信用メールサーバを経由せずに、受

信側メールサーバの25番ポート(メールの通信であることを識別するために用いられる番号)に向けて行われ

るものを送信側のISPで遮断する方法。

■2006年2月に、JEAGがOP25Bに関するリコメンデーション(推奨)を発表して以降、ISPでの導入が進展。現

在、OP25Bは、国内大手ISPの大部分で導入されており、導入するISPに呼応する形で、迷惑メール送信国

ランキングにおける日本の順位が顕著に下がっている。

ISPバックボーン Internet ISP提供 送信メールサーバー 受信メールサーバー ISPの提供するメールサーバーを経由 しないと送信できない Port25 Port25 Port25 企業A (固定IP) ユーザー ボットPC OP25Bの概要 OP25Bの導入状況と日本のスパム送信国ランキング 0 5 10 15 20 25 30 35 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 OP25B実施ISP数 迷惑メール送信国ランキング 迷惑メ ー ル 送信国ラ ン キ ン グ (位) O P 2 5 B 実施I S P 数( 社) 出典:(財)日本データ通信協会資料及びソフォス社資料より作成 受信メールサーバ ISPの提供するメールサーバを経由 しないと送信できない

2-9 技術的対策

①OP25B

13

(15)

■ 送信ドメイン認証

送信ドメイン認証技術の概要 送信側 メールサーバ 受信側 メールサーバ DNSサーバ 送信側メール サーバにつ いて確認 A社 B社 確かにA社から来た メールだわ! 対策実施 対策実施 A社 (なりすまし) なりすまされる おそれ無し! A社と偽って 送ってやろう! なりすましメール は受け取らな い! 送信元ドメイ ン詐称 送信元ドメ イン確認 送信元ドメ イン確認

■ 送信側、受信側の双方のメールサーバで導入することにより、送信された電子メールの送信者情報のドメインが正

規のものであるか検証できるようにする仕組み。送信ドメイン認証技術を導入することにより、受信者はメールの実

際の送信元をドメイン単位で確認し、例えば、信頼できる送信元からのメールだけを受信するといった対応が可能。

■ 送信ドメイン認証は、2006年2月に、JEAGが送信ドメイン認証技術に関するリコメンデーション(推奨)を発表して

以降、ISPでの導入が進展。

送信ドメイン認証(SPF)の概要

SPF(Sender Policy Framework):

送信ドメイン認証技術のうち、送信側DNSサーバに自ドメインに対するIPアドレ スを記述し、受信側が送信されたIPアドレスとドメインを送信側DNSサーバに確認 することにより、認証を行うもの。

DKIM(Domainkeys Identified Mail):

送信ドメイン認証技術のうち、公開暗号鍵技術を用いて送信ドメインの認証を 行うもの。 送信ドメイン認証技術の導入状況

2-9 技術的対策

②送信ドメイン認証技術

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 50% 04月 07月 10月 01月 04月 07月 10月 01月 04月 07月 10月 01月 04月 07月 10月 01月 04月 07月 10月 01月 04月 07月 10月 01月 04月 AD AC CO GO OR NE GR ED 地域型 汎用 合計(SPF) 合計(DK) 2008年 2007年 2006年 2005年 http://member.wide.ad.jp/wg/antispam/stats/index.html.ja(2011年4月時点)より作成 2009年 登録数JPRSが登録しているドメイン(以下調査ドメイン)の総数。 JPRS の統計情報に準じる。 MX 調査ドメインのうち、MXレコードが存在するドメインの数 SPF 調査ドメインのうち、SPF/SenderID の記述があるドメインの数 DK 調査ドメインのうち、DKIM/DomainKeysのポリシが記述されているドメインの数 括弧内はDKIM/DomainKeysに使われるサブドメインが存在するとDNS応答から推測される ドメインの数 (ポリシが存在するドメインを含む) SPF/SenderID 41.8% (2011年4月時点) 2010年 DKIM/DomainKeys 0.49% (2011年4月時点) 2011年

(16)

迷惑メール対策推進協議会

座長:新美育文 明治大学教授 座長代理:松本恒雄 一橋大学大学院教授 構成員: 電気通信事業者、送信事業者、広告事業者、 配信ASP事業者、セキュリティベンダー、各関 係団体、消費者、学識経験者、関係省庁など 47者

幹事会

送信ドメイン認証技術WG

事務局

(財)日本データ通信協会迷惑メール相談センター 主査:櫻庭秀次 (株)インターネットイニシアティブ シニアエンジニア 副主査:本間輝彰 KDDI au oneプラットフォーム開発部 課長

2008

2009

2010

迷惑メール追放宣言採択 迷惑メール対策ハンドブック2009作成 公表

設立・第1回会合 11/27▼

第2回会合 10/2▼

第3回会合 7/22▼

迷惑メール対策ハンドブック2010作成 公表 なりすましメール撲滅プログラム 送信ドメイン認証技術導入マニュアル作成 送信ドメイン認証技術WG設置

2-10 迷惑メール対策推進協議会①

15

2011

第4回会合 8/4▼

迷惑メール対策ハンドブック2011作成 公表 送信ドメイン認証技術導入マニュアル改定版公表

(17)

2-10 迷惑メール対策推進協議会②

迷惑メール追放宣言

迷惑メール対策ハンドブック

なりすましメール撲滅プログラム

送信ドメイン認証技術導入マニュアル

参照

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