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●極端な悲観相場の修正へ
●業績の下方修正リスクも織り込み
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倍 倍 (18/10/2) 24,448.07 20,971.93 (18/10/26) (19/7/25) 21,823.07 18,948.58 (18/12/26) (19/4/24) 22,362.92 (18/12/3) 22,698.79 実績PBR(右軸) 20,173.76 (19/8/26) (19/10/4) 予想PER 12.21 倍 実績PBR 1.07 倍 20,289.64 (19/6/4) (19/9/19) 22,255.5618,000
19,000
20,000
21,000
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25日移動平均線 75日移動平均線 200日移動平均線 円最終ページに、お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。 2
今週(10 月 7 日~10 月 11 日)の東京株式市場は、極端な悲観相場の修正が期待されます。1 日に発表された 9 月
の米
ISM 製造業景況指数が好不況の境目の 50 を 2 カ月連続で割り込み、約 10 年ぶりの低水準だったことに加えて、
2 日発表の ADP 全米雇用リポートが雇用の伸び悩みを示しことで米景気が後退するとの懸念が一段と強まりまし
た。
NY ダウは 2 日まで 2 営業日で 838 ドル下落しました。こうした米国株式相場の下落に加え、米国が欧州連合
(EU)に対して年間で最大 75 億ドル相当の産品に報復関税を課すことを表明したことで欧米の貿易摩擦激化への
懸念も強まり、
3 日の日経平均は 436 円安と、8 月 2 日以来約 1 カ月ぶりの下げ幅となりました。週末 4 日は、前
日に発表された
9 月の米 ISM 非製造業景況指数の悪化を受けた利下げ期待の高まりから米国株式相場が 3 営業日ぶ
りに反発したことが好感される一方、外国為替市場で円相場が
1 ドル=107 円を割り込んだことが相場の重荷とな
りました。日経平均の終値は前日比
68 円高の 2 万 1,410 円でした。週明けは、先週末 4 日の米国株式相場が上昇し
たことが好感されそうです。
9 月の米雇用統計(失業率が 3.5%、非農業部門雇用者数は前月比 13.6 万人増)を受
けて米経済に対する極端な悲観論が後退する一方で、米利下げ観測が高まっており、投資家のリスク回避姿勢が和
らいだことは日本株にも追い風と思われます。また、週後半は、
10~11 日に米中の閣僚級貿易協議が行われる予定
であり、協議への関心が高まるのではないでしょうか。
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19.0
倍 倍1.4
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倍 倍大企業・全産業(9 月調査日銀短観)
単位:%
売上高
経常利益
純利益
製
造
業
0.4(▲0.6)
▲10.2(▲2.2)
▲2.1(▲1.0)
非
製
造
業
0.9(▲0.7)
▲4.8(▲3.4)
▲2.5(▲5.1)
全
産
業
0.7(▲0.7)
▲7.4(▲2.9)
▲2.3(▲3.1)
注:前年度比増減率、( )は前回比の修正率。2019 年 10 月 1 日公表 出所:日本銀行いちよし経済研究所ユニバース銘柄
単位:%
売上高
経常利益
純利益
製
造
業
3.1
▲
3.9
▲
4.2
非
製
造
業
5.9
7.6
13.7
全
産
業
5.0
3.2
6.5
注:対象は539 社。前年度比増減率。2019 年 9 月 18 日現在 出所:いちよし経済研究所最終ページに、お客様にご確認いただきたい重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。 4
1 日に発表された日銀短観では、大企業・全産業の 2019 年度業績見通しが前回から下方修正され、経常利益が前年
度比
7.4%減となりました。米中貿易摩擦の激化などの影響で製造業の経常利益は前期比 2 桁の減益ですが、大幅に
悪化するとみていたことから比べれば下方修正は小幅だったと思われます。消費関連を中心に今週から
2019 年 3~
8 月期の決算発表が本格化し、下旬からは 4~9 月期の決算発表が始まります。今回の日銀短観で、ある程度の企業
業績の下方修正は相場に織り込みが進んでいるように思われます。こうしたなか、いちよし経済研究所のユニバー
ス銘柄をみると、
2019 年度の業績は非製造業の収益伸長により、全産業としては 3.2%経常増益の見通しであり、
業績良好な中小型の企業群に注目したいと思います。
発表日
項目
前回
今回
予想
前回比
7 日(月) (日)8 月景気動向指数
(一致指数CI、速報値)
99.7
99.4
8 日(火) (日)9 月景気ウォッチャー調査
(現状判断DI)
42.8
-
-
9 日(水)
(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)
議事要旨
(9 月 17~18 日開催分)
-
-
-
10 日(木)
(日)8 月機械受注
(船舶・電力除く民需、前月比、%)
▲6.6
▲2.0
(米)9 月CPI
(食品・エネルギー除く、前月比、%)
2.4
2.4
(日)株価指数オプション 10 月物SQ算出日
-
-
-
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