iPad ソリューション「PYTHA×QuickPano」
[はじめに]
iPad は、様々な分野で活用されています。iPad アプリ「QuickPano」(開発元: Deliverance Software Ltd)を 利用することで、PYTHA(RadioLab)で作成したシーンを QuickTimeVR(以下 QTVR)形式のデータとして、 iPad 上で再生・閲覧できます。 以下、PYTHA から QTVR 形式のデータを作成し iPad に連携させる方法について、説明します。 [QuickPano でできること] ❏パノラマビューア フリック操作(画面に触れた指をスライドしながらすぐ離す操作)による視線の移動、または iPad の方位認識およびジャ イロセンサー(角度計測器)を利用して iPad を向けた方向にあわせた視線の移動を実現し、よりリアルな空間認識が 可能。 ※視点位置は固定 例えば、リフォーム工事前の室内に居ながら、iPad を通じてリフォーム後のイメージを実際の方向にかざしながら確認する ことができる。 (フリック操作による視線移動) (iPad の動きに連動した視線移動) ❏オブジェクトビューア 家具や建物全体(外観)を対象として、対象物をフリック操作で回転させることができる。対象物の中心が回転の基準 となります。
[使用するソフト・アプリ] PYTHA Ver20.0 (3DCAD システム) RadioLab(ラジオラブ)で、シーンおよび QTVR 形式データを作成 価格:オープン http://www.cpu-net.co.jp/pytha/ QuickPano (iPad アプリ) iPad アプリ、QTVR データを再生・閲覧 価格:\720 https://itunes.apple.com/jp/app/quickpano/id429668405?mt=8 Dropbox (オンラインストレージ) Windows および iPad アプリ、オンラインストレージソフト PC から iPad(QuickPano)へデータを受け渡す際に利用 価格:無料(ストレージ容量 2.0GB) [操作概要] ここでは、PYTHA と iPad の連携について説明します。 PYTHA RadioLab でシーンを作成した後、以下の手順で操作を行います。 ① PYTHA RadioLab QTVR 形式データの登録・保存 ・・・・・・【P.3】 ② Dropbox を用いた QTVR データをアップロード ・・・・・・【P.5】 ③ QuickPano に Dropbox の QTVR データ取り込み ・・・・・・【P.5】 ④ QuickPano で QTVR を再生・閲覧 ・・・・・・【P.7】 次ページより、それぞれの操作について説明しています。
[操作手順①] PYTHA RadioLab QTVR 形式データの登録・保存 1.PYTHA RadioLab にてシーンを作成し、「画像登録」をクリック。 2.「QuicktimeVR」タブを開き、「パノラマー」または「オブジェクト VR」のいずれかを選択。 3.右上の「保存先」をクリックして、保存先フォルダとファイル名を入力し、保存ボタンをクリック。 4.「パノラマー」または「オブジェクト VR」において、必要情報を設定し、「保存」をクリック。 ⇒ QTVR データが保存されます この時点では、保存先とファイル名を決めるだけで、 実際のデータ保存はされていません。
❏パノラマの設定 パノラマデータを保存するときは、パノラマで表現したい部屋に視点を置いた状態で保存します。例えば、リビングルーム (LDK)に視点をおいてパノラマデータを作成すると、その位置を中心にリビングルームの内部を上下左右全方向見渡 すことができるようになります。 パノラマデータの再生・閲覧において、視点位置そのものを変更することはできませんので、同じ部屋でも見せるポイントが 異なる場合は、それぞれの視点位置でパノラマデータを作成してください。 例)・LDK のソファに居る視点 ・LDK のキッチンの前に居る視点 ・LDK の入り口に立った視点 など ❏オブジェクト VR の設定 オブジェクト VR データを保存するときは、作成したシーンの中でオブジェクトとして出力する対象要素を、選択している状 態で行います。建物の外観パースをオブジェクト VR として表現したい場合は、建物の外壁や屋根、建具などの多くの要 素を選択することになります。要素を選択していることを確認するには、「選択編集」や、表示モードの「選択要素」などを 利用します。 オブジェクト VR では、選択した要素全体の中心を回転の基準とするため、選択する対象によっては、必ずしも建物 の中心が基準になるとは限りません。“すべて“を選択すると、建物から遠く離れた光源要素(疑似太陽等)なども対象 に含まれるため、上手くいきません。少なくとも「光源」のレイヤは対象から外すようにしてください。 「選択編集」で、現在選択している面の数が表示されます。 またレイヤ単位などで選択、選択解除の指示ができます。 「表示モード」の「選択要素」にチェックを入れると、現 在選択している要素の表示が継続します。
[操作手順②] Dropbox を用いた QTVR データをアップロード
1.Dropbox フォルダを開く。
例)Windows 画面右下のタスクトレイにある Dropbox アイコンを右クリックし、「Dropbox フォルダを開く」を選択します。
任意のフォルダを選択するか、QTVR データを保存するフォルダを作成します。 2.選択したフォルダに、QTVR データをコピー。 ⇒コピー完了後、ファイルの表示が以下のように変化したら、アップロード完了。 ※アイコンの左下の表示が ※アップロードが完了してから、iPad に取り込んでください。 Dropbox アプリのインストール、および設定が完了していることを前提とします。
[操作手順③] QuickPano に Dropbox の QTVR データ取り込み
1.QuickPano を起動
2. 3.
4. 5.
6. 7.
iPad に QuickPano と Dropbox アプリのインストール、および設定が完了していることを前提と します。 右上の をタップ →エディットモードへ 左上の をタップ 「From Dropbox」をタップ 取り込む QTVR ファイルをタップ 取り込み中 続けて取り込むか、 をタップして エディットモードを終了 タップ・・・画面を指で軽く触れすぐ離すこと パソコンのマウスクリックと同じ役割
[操作手順④] QuickPano で QTVR を再生・閲覧 ❏データを開く ❏表示・閲覧する(オブジェクト・フリック) ❏表示・閲覧する(パノラマ・フリック) ❏表示・閲覧する(パノラマ・ジャイロ) ❏設定を変更する 開くデータをタップ フリック操作で視線を変更 iPad の動きにあわせて動く 表示中にダブルタップするとメニュ ーが開く Resume:作業を継続(メニューをキャンセル) Setting:設定を開く(→次ページ) ※パノラマのみ End:閉じる(初期画面に戻る) Save preview:サムネイルを保存
❏Setting(パノラマのみ有効) ⇒基本的にはフリックで操作する場合はすべて OFF、iPad の動きを反映させるにはすべて ON、としておけば OK です。 設定変更後、 をタップして確定します。 ❏Save preview データを開き表示している状態でダブルタップから「Save preview」を実行すると、その時に表示している内容をそのデータの サムネイルとして、保存します。 ・North Adjust:北方向の調整 → 補正する角度を入力 ・Auto look up/down: iPad の上下の動きだけを反映するモード
・Use Compass Bearing:コンパス(方位)のみ iPad の動きを左右の動きに反映するモード ・Tip to turn:(コンパス/ジャイロが無効の場合に)iPad の傾きで左右の動きに反映するモード ・Use gyroscope:ジャイロを使うモード(上下左右の動きが反映する)
※Use gyroscope は iPad(初期型)には存在しません
プレビュー(サムネイル)を保存 した状態
❏データを削除する 1. 2. 3. 4. ❏名称の変更 以上 右上の をタップ →エディットモードへ 削除するデータをタップ 選択→黄色の囲み 左上の をタップし、 「Delete document」をタップ 削除完了 エディットモード解除 データの名称部分をタップ 名称変更 QuickPanoで扱う文字について、漢字・ひらがなを含む2バイト文字は対応していない ようです。QTVR データ取り込み直後や、名称変更直後は認識していますが、プログラ ムを再起動すると名称が消えてしまいます。 制約事項として、半角英数文字のみをお使いください。 株式会社シーピーユー 〒921-8043 石川県金沢市西泉 4-60 TEL.076-280-8001 FAX.076-280-8002 【シーピーユーHP】 http://www.cpu-net.co.jp/ 【PYTHAHP】 http://www.cpu-net.co.jp/pytha.htm