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この後 詳しく御説明させていただきますが 刑法犯認知件数は 一昨年と比較して91 件 率として15.2% 減少し 交通事故は 人身事故の発生が 一昨年を上回り 率として24.1% 増加しております 交通死亡事故は 年当初発生しましたが4 月以降は抑えられた状況であります まだまだ 未解決の事件もあり

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Academic year: 2021

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大 河 原 警 察 署 協 議 会 議 事 録 要 旨 協 議 会 名 平成29年 第1回大河原警察署協議会 開 催 日 時 平成29年2月2日(木) 午後2時00分から 午後3時15分まで 開 催 場 所 宮城県大河原警察署大会議室 1 協議会委員 会長以下 7名 出 席 者 等 2 警察署側 署長以下 9名 1 開会 2 挨拶 ⑴ 会長挨拶要旨 皆さんお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。 昨 日 、 警 察 本 部 で 開 催 さ れ ま し た 「 警 察 署 協 議 会 代 表 者 会 議 」 に 警 務 課 長 と と も に 出 席 し て 参 り ま し た 。 県 内 各 警 察 署 協 議 会 の 代 表 の 方 々 が 集 ま り 、 公 安 委 員 会 委 員 の 方 も 出 席 さ れ た 会 議 で あ り ま し た 。 こ の 会 議 で は 、 鳴 子 警 察 署 と 白 石 警 察 署 が 、 取 組 状 況 に つ い て 発 表 し 、 議事概要 そ れ ぞ れ の 地 域 で 様 々 な 取 組 が 行 わ れ て い る こ と を 知 る こ と が で き ま した。各署すばらしい対策であると感じました。 こ の 会 議 の 中 で 、「 空 き 家 」 問 題 や 「 高 齢 者 」 の 問 題 が あ り 、 鳴 子 警 察 署 で は 、 観 光 地 で あ る 反 面 、 空 き ホ テ ル の 問 題 、 一 人 暮 ら し の 高 齢 者 対 策 、 別 荘 地 に 若 者 が た む ろ す る な ど の 問 題 が あ り 、 そ れ に 対 し て官民一体で対策をしていると伺いました。 大 河 原 警 察 署 管 内 で も 、 今 後 考 え て い か な け れ ば な ら な い 取 組 が あ る の で は な い か と 感 じ 、 委 員 も 地 域 の 情 報 に 注 意 し 、 警 察 に 提 言 し て いかなければならないと思いました。 本 日 も 、 有 意 義 な 会 議 に し た い と 思 い ま す の で よ ろ し く お 願 い し ま す。 ⑵ 署長挨拶要旨 委 員 の 皆 様 に は 、 お 忙 し い と こ ろ 、 第 1 回 警 察 署 協 議 会 に お 集 ま り いただき大変ありがとうございます。 昨 年 を 振 り 返 っ て み ま す と 、 5 月 に 署 員 が 飲 酒 運 転 す る と い う 事 案 が あ り 、 地 域 住 民 ・ 委 員 の 皆 様 に 大 変 な 心 配 を お か け し 、 大 変 申 し 訳 な く 思 っ て お り ま す 。 そ の 後 、 心 機 一 転 、 署 員 一 丸 と な っ て 管 内 の 治 安維持に努めてまいりました。

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こ の 後 、 詳 し く 御 説 明 さ せ て い た だ き ま す が 、 刑 法 犯 認 知 件 数 は 、 一 昨 年 と 比 較 し て 9 1 件 、 率 と し て 1 5 . 2 % 減 少 し 、 交 通 事 故 は 、 人 身 事 故 の 発 生 が 、 一 昨 年 を 上 回 り 、 率 と し て 2 4 . 1 % 増 加 し て お り ま す 。 交 通 死 亡 事 故 は 、 年 当 初 発 生 し ま し た が 4 月 以 降 は 抑 え ら れ た 状 況 で あ り ま す 。 ま だ ま だ 、 未 解 決 の 事 件 も あ り ま し て 、 平 成 2 9 年の課題も多いわけであります。 平 成 2 9 年 宮 城 県 警 察 運 営 指 針 の 「 安 全 安 心 な 地 域 社 会 の 実 現 」 を 目 標 に い た し ま し て 、 署 員 一 丸 と な り 、 管 内 の 治 安 維 持 に ま い 進 し て いく考えでございます。 我 々 警 察 の 業 務 運 営 に 関 し ま し て は 、 関 係 機 関 ・ 団 体 そ し て 地 域 住 民 の 御 協 力 な く し て は あ り え な い こ と で あ り ま す か ら 、 警 察 運 営 に 関 する貴重な御意見・御要望などを皆様から頂き、我々の業務に反映し、 真 ( し ん ) に 住 民 の 信 頼 と 期 待 に 応 え る 警 察 運 営 に 心 が け て い く と 考 えておりますので、今年も1年よろしくお願いします。 3 定足数の確認 協議会委員9名中、7名の出席を確認し、協議会の成立を宣言した。 議事概要 4 議事録署名委員の指名 議長が、議事録署名委員2名を指名した。 5 報告・協議事項等 ・議題 平成28年中の管内の治安情勢について ◎ 署長 平成28年中の管内の治安情勢について御説明いたします。 まず、全刑法犯認知件数についてであります。 昨 年 の 全 刑 法 犯 認 知 件 数 は 、 総 数 で 5 0 7 件 、 前 年 対 比 - 9 1 件 、 率 に し て - 1 5 . 2 % 減 少 し ま し た 。 認 知 件 数 は 減 少 し ま し た が 、 検 挙 率 も 一 昨 年 の 3 0 . 4 % か ら 2 7 . 6 % に 減 少 し て お り ま す 。 未 解 決 事 件 も あ り ま す 。 県 全 体 の 検 挙 率 平 均 が 3 4 . 0 % で あ り 、 県 下 平 均 よ り 下 回 っ て お り ま す 。 こ の 検 挙 率 を 上 げ る こ と が 、 今 年 の 課 題 と な っ て お り ます。 昨 年 は 、 凶 悪 犯 罪 を 含 め た 重 要 犯 罪 が 、 前 年 と 比 較 し て 2 倍 以 上 の 1 2 件 発 生 し て お り ま す 。 柴 田 町 で 発 生 し た 殺 人 未 遂 事 件 、 無 理 心 中 を 図 っ た 被 疑 者 死 亡 と な る 殺 人 事 件 の 発 生 が あ り ま し た 。 そ の 他 、 タ ク シ ー 強 盗 や 睡 眠 薬 を 飲 ま せ た 昏 睡 強 盗 な ど 、 4 件 の 強 盗 事 件 が 発 生 し て 、 う ち 3 件 を 検 挙 し て お り ま す 。 ま た 、 強 姦 事 件 1 件 と 強 制 わ い せ つ 事 件 5 件 が 発 生 し て お り 、 強 姦 事 件 と 強 制 わ い せ つ 事 件 1 件 を 検 挙 し て い ま す し 、 も う 1 件 は 隣 接 す る 岩 沼 警 察 署 で 検 挙 さ れ て お り ま す 。 重 要 犯 罪 は

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1 2 件 発 生 し 、 1 月 に 柴 田 町 で 発 生 し た 強 盗 致 傷 事 件 、 5 月 に 大 河 原 町 で 発 生 し た 強 制 わ い せ つ 事 件 、 7 月 と 9 月 に そ れ ぞ れ 柴 田 町 内 で 発 生 し た強制わいせつ事件が未解決となっております。 窃盗犯については、認知件数が353件と、全刑法犯の約7割、69. 6 % を 占 め る 状 態 で あ り ま す が 、 件 数 で は 前 年 比 - 8 2 件 と 大 幅 な 減 少 に な っ て お り ま す 。 こ れ は 、 窃 盗 犯 の 中 で 一 番 多 い の が 自 転 車 盗 、 次 い で 万 引 き 、 車 上 ね ら い と な っ て お り ま す が 、 昨 年 は 自 転 車 盗 の 発 生 が 9 1 件 で 、 前 年 比 - 5 1 件 と 大 き く 減 少 し て い る か ら で す 。 こ の 減 少 要 因 は 、 管 内 の 大 学 生 が 多 く 被 害 に 遭 っ て い た 状 態 で し た の で 、 大 学 に 対 す る 防 犯 対 策 の 実 施 、 地 域 課 員 に よ る 街 頭 活 動 を 強 化 し た こ と や 、 柴 田 町 内 に お い て 防 犯 カ メ ラ を 設 置 し た こ と に よ り 、 減 少 し た も の と 分 析 し て お り ま す 。 し か し な が ら 、 自 転 車 盗 を 含 め た 乗 物 盗 の 占 め る 窃 盗 犯 全 体 の 割 合 が ま だ ま だ 高 い 状 態 で 、 被 害 に 遭 っ た 方 の 約 8 割 が 、 鍵 を 掛 け ず に い て 被 害 に 遭 っ て い る こ と か ら 、 確 実 な 施 錠 を 促 す 防 犯 広 報 の 推 進 と 検挙の両面で、関係機関と協働の上、さらなる抑止に努めてまいります。 特殊詐欺被害状況についてであります。 当 署 管 内 で の 発 生 は 、 1 件 で 1 5 万 円 の 被 害 に と ど ま り 、 前 年 よ り 、 議事概要 大 幅 に 減 少 し て お り ま す 。 こ の 被 害 手 口 は 、 融 資 保 証 金 詐 欺 で 、「 保 証 人 な し で 高 額 融 資 す る 。 多 額 債 務 を 一 本 化 す る 。」 な ど と 言 葉 巧 み に 、 多 額 債 務 で 困 っ て い る 人 に 対 し て 、 実 際 に は 融 資 を せ ず に 、 高 額 融 資 を だしに保証金などを要求して騙(だま)す手口です。 県 内 の 被 害 状 況 は 、 6 5 歳 以 上 の 被 害 者 が 1 5 7 名 、 被 害 額 約 5 億 8 7 1 万 円 、 6 5 歳 未 満 の 被 害 者 が 1 1 3 名 、 被 害 額 約 1 億 5 , 6 6 5 万 円 で あ り 、 6 5 歳 以 上 の 方 の 被 害 人 数 ・ 被 害 額 が 多 い 状 況 で あ り ま す 。 架空請求詐欺については、65歳未満の方の被害が多くなっております。 こ れ ら の 情 勢 を 踏 ま え 、 今 後 の 対 策 と し て 、 高 齢 者 に 対 す る 広 報 啓 発 活 動 の 強 化 、 自 治 体 ・ 防 犯 協 会 ・ 仙 南 福 祉 事 務 所 な ど の 関 係 機 関 ・ 団 体 な ど と 情 報 共 有 ・ 連 携 協 働 し た 振 り 込 め 詐 欺 防 止 対 策 を 継 続 し て 実 施 し て ま い り ま す 。 特 殊 詐 欺 の 被 害 は 、 県 内 で も 減 少 傾 向 に あ り ま す が 、 被 害 額 は か な り の 高 額 で 、 さ ら に は 、 手 口 も 悪 質 巧 妙 化 し 、 新 た な 手 口 が ど ん ど ん 出 て く る 状 況 で あ る こ と か ら 、 そ の 新 た な 手 口 も 含 め 、 住 民 の 方々に広報しながら防止活動を徹底してまいります。 特別法犯の検挙件数についてであります。 昨年は一昨年より検挙件数・人員とも増加しております。 特 に 、 痴 漢 ・ 盗 撮 に 代 表 さ れ る 迷 惑 防 止 条 例 違 反 は 、 4 件 4 名 と 大 き く 増 加 し 、 ス ト ー カ ー ・ D V 防 止 法 違 反 の 検 挙 に つ き ま し て は 、 一 昨 年 はありませんでしたが、昨年は、2件2名を検挙しております。さらに、 青 少 年 健 全 育 成 条 例 違 反 の 検 挙 は 、 一 昨 年 、 昨 年 と も 1 件 1 名 で 同 数 で あります。 一 方 、 そ の 他 の 検 挙 件 数 が 、 一 昨 年 よ り 1 1 件 9 名 と 大 幅 に 増 加 し て

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お り ま す 。 そ の 内 容 は 、 わ い せ つ 図 画 販 売 目 的 所 持 ・ 頒 布 事 犯 、 公 然 わ い せ つ 、 軽 犯 罪 法 、 ご み の 不 法 投 棄 の 事 件 な ど が あ り 、 増 加 し て お り ま す。 非行少年などの検挙・補導状況についてであります。 昨 年 の 総 数 は 1 1 0 人 で 、 一 昨 年 よ り 6 3 人 減 少 し て い ま す 。 県 下 の 非行少年の総数も10年連続減少しており、当署も減少傾向であります。 減 少 し た 理 由 は 、 一 昨 年 は 、 非 行 グ ル ー プ に よ る 集 団 で の 自 転 車 ・ オ ー ト バ イ な ど を 窃 取 し た 事 犯 の 検 挙 ・ 補 導 が 多 か っ た 反 面 、 昨 年 は 単 発 的 な暴行・傷害事件といった粗暴行為による検挙・補導をした事件が多く、 数 値 的 に 検 挙 ・ 補 導 件 数 が 低 下 し て い る 要 因 で あ る と 認 め ら れ ま す 。 ま た 、 S N S な ど の 普 及 に よ り 、 少 年 が あ ま り 外 に 出 て 来 な い こ と も 、 街 頭補導が減少している要因であるといえます。 刑 法 犯 少 年 の 学 職 別 は 、 中 学 生 1 名 、 高 校 生 6 名 、 そ の 他 学 生 3 名 、 有 職 少 年 7 名 、 無 職 少 年 2 名 と な っ て お り 、 有 職 ・ 無 職 少 年 が 、 高 校 生 よりやや多い比率となっております。 刑法犯少年の罪種別は、窃盗10名、傷害3名、恐喝4名、詐欺1名、 占 有 離 脱 物 横 領 1 名 で あ り ま す 。 そ の う ち 、 窃 盗 1 0 名 の 手 口 別 で は 、 万 引 き 5 名 、 自 転 車 盗 1 名 、 侵 入 盗 1 名 、 非 侵 入 盗 2 名 、 そ の 他 1 名 で 議事概要 あります。窃盗の半数が、万引きで検挙されています。 不良行為少年の補導理由は、深夜はいかいと喫煙での補導が最も多く、 不 良 行 為 少 年 の 内 、 深 夜 は い か い が 2 1 . 4 % 、 喫 煙 が 3 8 . 2 % で 、 深 夜 は い か い と 喫 煙 で 全 体 の 約 6 割 を 占 め て お り ま す 。 ま た 、 飲 酒 ・ 粗 暴行為・不健全性的行為・家出で全体の約3割を占めております。 交通事故の発生状況についてであります。 当 署 管 内 で の 人 身 事 故 発 生 件 数 は 3 6 6 件 で 、 一 昨 年 と 比 較 し 件 数 で 7 1 件 、 率 と し て 2 4 . 1 % 増 加 し て お り ま す 。 県 内 の 交 通 事 故 に よ る 死 亡 者 数 は 7 1 名 で あ り 、 前 年 比 5 名 の 増 加 で あ り ま す 。 当 署 管 内 の 死 者 数 は 4 名 で 一 昨 年 よ り 1 名 増 加 し て お り ま す 。 当 署 の 死 者 4 名 中 3 名 が 、 歩 行 中 の 高 齢 者 で 、 2 月 と 3 月 に 川 崎 町 、 柴 田 町 、 村 田 町 で 発 生 し た も の で す 。 当 署 管 内 の 物 損 事 故 発 生 件 数 は 前 年 比 - 5 3 件 、 - 2 . 8 % と わ ず か に 減 少 し ま し た 。 岩 沼 警 察 署 管 内 以 南 の 仙 南 地 域 で 、 4 月 末 に は 1 0 名 の 方 が 交 通 事 故 で 亡 く な り ま し た 。 こ の 事 態 に 対 応 す る た め に 、 4 月 後 半 か ら 、 岩 沼 警 察 署 ・ 大 河 原 警 察 署 ・ 白 石 警 察 署 ・ 角 田 警 察 署 ・ 亘 理 警 察 署 の 5 警 察 署 が 連 携 し 、 仙 南 地 域 全 体 で 交 通 死 亡 事 故 抑 止 対 策 を 行 い ま し た 。 そ れ 以 降 は 、 発 生 を 抑 え る こ と が で き 、 一 定 の 効 果 があったと考えております。 今 年 1 月 中 に 交 通 死 亡 事 故 の 発 生 が な い の は 、 昭 和 3 1 年 か ら 統 計 を 取 り 始 め て 以 来 初 め て で あ り ま す 。 県 下 全 体 で 見 ま す と 、 交 通 死 亡 事 故 は 発 生 し て お り ま せ ん が 、 人 身 事 故 の 発 生 件 数 ・ 負 傷 者 数 は 増 加 し て い る状況でありますので、まだまだ油断できないと考えております。

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交 通 事 故 の 特 徴 は 、 高 齢 者 が 関 係 す る 事 故 が 多 い こ と で す 。 こ れ は 、 全 国 的 な 傾 向 で あ り 、 死 者 の 4 割 以 上 が 高 齢 者 で あ り ま す 。 道 路 形 状 別 で は 、 交 差 点 ・ 交 差 点 付 近 で 6 3 . 4 % 発 生 し 、 事 故 類 型 別 で 追 突 事 故 が 3 5 % を 占 め て い ま す 。 違 反 別 で は 、 前 方 不 注 視 、 安 全 不 確 認 、 動 静 不 注 視 な ど に よ る も の が 多 く 、 も う 少 し 注 意 ・ 確 認 さ え す れ ば 、 ほ と ん どの事故が防げるということになります。 飲酒運転関係についてであります。 当 署 で は 、 飲 酒 運 転 者 に よ る 人 身 事 故 が 1 件 、 物 損 事 故 が 5 件 発 生 し て お り ま す 。 飲 酒 運 転 の 取 締 り に つ い て は 、 流 動 ・ 検 問 に よ り 、 3 件 検 挙 し て お り ま す が 、 検 挙 件 数 よ り 発 生 件 数 が 多 い 状 況 で 、 ま だ ま だ 潜 在 的 に 飲 酒 運 転 す る 運 転 者 が い る も の と 考 え て お り ま す 。 今 後 も 、 取 締 り をますます強化してまいります。 以 上 、「 平 成 2 8 年 中 の 管 内 の 治 安 情 勢 に つ い て 」 御 説 明 申 し 上 げ ま し た が 、 昨 年 の 治 安 情 勢 を 分 析 し ま し て 、 平 成 2 9 年 の 治 安 対 策 に 万 全 を期し、署員一丸となり、地域の治安維持のため推進してまいります。 最 後 に 、 昨 年 9 月 末 に 1 名 、 本 年 1 月 3 1 日 に 2 名 の 新 人 警 察 官 を 迎 え、新人育成にも力を入れていきます。 議事概要 ・議題 平成29年大河原警察署の活動重点について ◎ 事務局(警務課長) そ れ で は 、「 平 成 2 9 年 大 河 原 警 察 署 の 活 動 重 点 に つ い て 」 各 課 長 か ら御説明させていただきます。 「宮城県警察運営指針」「宮城県警察活動方針」「宮城県警察活動重点」 に 則 り 、 各 課 で の 実 態 を 踏 ま え 、 大 河 原 警 察 署 の 活 動 重 点 を 定 め て お り ます。 ◎ 会計課長 会計課長から平成28年中の遺失拾得物取扱状況について説明した。 ◎ 警務課長 警務課の活動重点について御説明させていただきます。 「相談・苦情への組織的な対応」についてであります。 「 相 談 ・ 苦 情 」 に 関 し て は 、 当 署 に お け る 昨 年 の 相 談 受 理 件 数 は 1 , 737件、前年比約300件増加し、年々増加している傾向にあります。 ま た 、 県 内 全 体 の 受 理 件 数 は 、 総 数 5 9 , 0 7 5 件 で 前 年 比 増 加 し て お ります。 相 談 の 内 容 は 、 刑 事 事 件 関 係 ( 特 殊 詐 欺 を 含 む ) の 相 談 、 家 庭 ・ 職 場 ・ 近 隣 関 係 の 民 事 ト ラ ブ ル に 関 す る 相 談 、 迷 惑 行 為 に つ い て の 相 談 が 多 く 、 ま た 、 ス ト ー カ ー ・ D V 関 係 の 相 談 も 依 然 と し て 高 い 水 準 で 推 移 し て お り ま す 。 こ れ ら の 相 談 は 、 他 の 人 か ら 見 れ ば 僅 か な こ と と 感 じ る よ う な 相 談 も あ り ま す が 、 誰 に も 相 談 が で き な く て 最 後 に た ど り 着 い た 先 が 警 察 と い う 場 合 も 多 く 、 受 理 者 一 人 一 人 が 相 談 者 の 身 に な っ て 親 切 に

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対応することを心がけて参ります。 相 談 の 中 に は 、 人 身 関 連 事 案 な ど の 緊 急 な 対 応 を 要 す る 相 談 も あ り ま す の で 、 迅 速 な 対 応 に よ り 相 談 者 の 安 全 を 図 る よ う に 組 織 的 に 対 応 し て まいります。 「苦情」についてであります。 昨 年 の 苦 情 受 理 件 数 は 2 0 件 と な り ま す 。 こ れ ら の 苦 情 の 中 に は 言 わ れ な き 苦 情 も 含 ま れ て お り ま す が 、 中 に は 説 明 不 足 な ど 不 適 切 と 思 わ れ る 案 件 も 散 見 さ れ る こ と か ら 、 今 後 も 適 正 な 職 務 執 行 を す る よ う に 心 が けてまいります。 次に、「ワークライフバランス」についてであります。 こ れ は 、「 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 」「 女 性 の 職 業 生 活 に お け る 活 躍 の 推 進 に 関 す る 法 律 」 に 基 づ き 「 宮 城 県 警 察 に お け る 行 動 計 画 」 と し て 実 施 し て い る も の で 、 取 組 結 果 に つ い て は 、 宮 城 県 警 察 の ホ ー ム ペ ー ジ に公表されております。 こ れ ら の 施 策 は 、 昔 な が ら の 、 家 庭 よ り も 職 場 を 偏 重 す る 傾 向 を 見 直 し 、 時 間 外 勤 務 を 当 然 と す る 意 識 の 見 直 し を し て 、 休 暇 取 得 を 推 進 し 働 き 方 に 対 す る 価 値 観 の 転 換 を 図 る も の で 、 幹 部 を 含 め た 職 員 の 意 識 改 革 が最も重要なポイントとなるものです。 議事概要 ま た 、 男 性 職 員 の 育 児 参 加 の 推 進 や 育 児 ・ 介 護 を 行 う 職 員 に 対 す る 支 援、女性職員が働きやすい環境の整備なども含まれております。 全 職 員 の 意 識 改 革 を 推 進 し 、 働 き や す く や り が い の あ る 職 場 作 り に 努 めてまいります。 ◎ 生活安全課長 生活安全課の活動重点について御説明させていただきます。 「総合的な犯罪抑止対策等の推進」についてであります。 刑 法 犯 認 知 件 数 は 、 暫 定 数 で 、 県 内 で 1 6 , 4 6 7 件 、 前 年 比 - 1 , 2 7 5 件 7 . 2 % の 減 少 で 、 戦 後 最 悪 と 言 わ れ た 平 成 1 3 年 当 時 の 刑 法 犯認知件数約5万件から連続15年間、右肩下がりで減少しております。 当 署 管 内 で は 、 昨 年 1 年 間 の 刑 法 犯 認 知 件 数 は 5 0 7 件 で 、 - 9 1 件 1 5.2%の減少で、県内同様にほぼ右肩下がりで減少しております。 こ の よ う に 数 値 的 に は 減 少 傾 向 で あ り ま す が 、 地 域 住 民 の 体 感 治 安 は 決して良くなったと感じていないのが実態であります。 こ う し た 実 態 を 踏 ま え て 当 署 で は 、 本 年 の 犯 罪 抑 止 総 合 対 策 推 進 計 画 を 策 定 し 、 そ の 推 進 重 点 を 「 地 域 住 民 の 体 感 治 安 向 上 の た め の 警 察 活 動 の 強 化 」、「 地 域 住 民 な ど と の 連 携 協 動 に よ る 犯 罪 の 抑 止 」、「 各 種 対 策 と の 連 携 ・ 連 動 に よ る 抑 止 対 策 の 推 進 」 の 3 本 柱 を 掲 げ 、 地 域 住 民 の 身 近 で 発 生 す る 犯 罪 抑 止 の た め 、 地 域 住 民 な ど と 連 携 協 働 し た 活 動 を 積 極 的 に 展 開 し 、「 真 ( し ん ) に 安 全 安 心 な 地 域 社 会 の 実 現 」 に 向 け た 諸 対 策 を推進してまいります。 「 人 身 の 安 全 の 安 全 を 確 保 す る た め の 取 組 の 推 進 」 に つ い て で あ り ま

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す。 昨 年 の 人 身 関 連 事 案 の 取 扱 い 状 況 は 、 ス ト ー カ ー 事 案 2 9 件 、 D V 事 案 6 8 件 、 児 童 虐 待 事 案 通 告 2 3 件 、 高 齢 者 虐 待 事 案 通 報 7 件 、 行 方 不 明 者 届 出 4 2 件 内 未 発 見 6 件 、 S O S 手 配 1 8 件 、 脅 威 事 案 報 告 6 1 件 内 セ キ ュ リ テ ィ メ ー ル 発 信 4 2 件 、 保 護 件 数 1 1 2 件 内 保 健 所 通 報 1 1 件でありました。 こ う し た 昨 年 の 現 状 を 踏 ま え 、 本 年 の 推 進 重 点 を 、「 ス ト ー カ ー ・ 配 偶 者 暴 力 事 案 ( D V ) を 始 め と す る 人 身 安 全 関 連 に 対 す る 迅 速 ・ 的 確 な 対 応 」、「 子 ど も ・ 女 性 の 安 全 を 確 保 す る た め の 諸 対 策 の 推 進 」、「 行 方 不 明者の発見活動及び児童・高齢者・障害者虐待事案に対する的確な対応」 とし、推進してまいります。 「少年の非行防止と保護総合対策」についてであります。 昨 年 の 福 祉 犯 検 挙 は 、 青 少 年 健 全 育 成 条 例 違 反 1 件 1 名 で す 。 一 方 、 少 年 事 件 と し て 送 致 し た 件 数 は 、 傷 害 事 件 な ど で 1 2 件 1 6 名 で 、 触 法 事 案 通 報 は 、 窃 盗 事 件 の 1 件 1 名 で 、 ぐ 犯 通 告 は 2 件 2 名 で あ り ま す 。 さ ら に 、 不 良 行 為 少 年 で 補 導 し た 少 年 は 、 喫 煙 ・ 深 夜 は い か い な ど で 8 9名でありま す。 こ う し た 現 状 を 踏 ま え 、 本 年 の 推 進 重 点 を 、「 街 頭 補 導 活 動 の 強 化 な 議事概要 ど に よ る 『 非 行 少 年 を 生 ま な い 社 会 づ く り 』 の 推 進 」、「 悪 質 性 の 高 い 福 祉犯の効果的な取締りとサイバー空間を含む有害環境浄化対策の推進」、 「 い じ め 問 題 な ど 各 種 少 年 事 案 へ の 的 確 な 対 応 」 と し 、 推 進 し て ま い り ます。 「住民生活を脅かす犯罪の諸対策及びサイバー空間の安全確保の推進」 についてであります。 昨 年 の 特 別 法 犯 の 検 挙 状 況 は 、 軽 犯 罪 法 な ど 生 活 経 済 事 犯 4 件 4 名 、 廃 棄 物 処 理 法 違 反 な ど の 環 境 事 犯 6 件 9 名 、 わ い せ つ 図 画 販 売 な ど の 風 俗 事 犯 3 件 2 名 、 火 薬 類 取 締 法 違 反 な ど の 銃 器 ・ 危 険 物 事 犯 2 件 1 名 、 ス ト ー カ ー 事 犯 な ど の サ イ バ ー 犯 罪 事 犯 4 件 3 名 を 検 挙 し て お り ま す 。 こ う し た 現 状 を 踏 ま え 、 本 年 の 推 進 重 点 を 、「 生 活 経 済 事 犯 、 環 境 事 犯 、 風 俗 事 犯 の 取 締 り 及 び 被 害 拡 大 防 止 の 推 進 」、「 関 係 機 関 と 連 携 し た 生 活 経 済 事 犯 な ど に 係 る 犯 罪 助 長 サ ー ビ ス 対 策 の 推 進 」、「 サ イ バ ー 犯 罪 に 対 す る 対 処 能 力 の 向 上 と サ イ バ ー 犯 罪 の 抑 止 に 向 け た 官 民 一 体 と な っ た取組の推進」とし、推進してまいります。 ◎ 地域課長 地域課の活動重点について御説明させていただきます。 「被災地対策」についてであります。 県 内 で は 、 復 興 関 連 の 工 事 現 場 に お け る 資 材 盗 な ど 、 新 た な 被 災 地 特 有 の 犯 罪 が 発 生 し て お り ま す 。 当 署 で は 、 被 災 地 を 管 轄 し て お り ま せ ん が 、 管 内 に は 、 震 災 事 業 者 用 の 宿 舎 が あ る ほ か 、 震 災 復 興 事 業 の 工 事 車 両 が 走 行 し て い る こ と な ど か ら 、 発 生 状 況 に 着 目 し た 巡 回 連 絡 や 職 務 質

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問を行ってまいります。 「職務質問などの街頭活動」についてであります。 職 務 質 問 は 、 警 察 官 に 与 え ら れ て い る 権 限 で あ り 、 積 極 的 に 職 務 質 問 な ど 街 頭 活 動 を 行 う こ と に よ っ て 、 犯 罪 検 挙 な ど に 至 ら な く て も 、 活 動 を 「 見 せ る 」 こ と に よ る 犯 罪 の 抑 止 効 果 が 期 待 で き ま す 。 可 能 な 限 り 街 頭活動を実施してまいります。 「実態把握活動」についてであります。 巡 回 連 絡 に よ る 居 住 者 の 把 握 は も と よ り 、 巡 回 連 絡 時 に 犯 罪 発 生 状 況 な ど の タ イ ム リ ー な 情 報 発 信 を 行 い 、 高 齢 者 宅 に 赴 き 、 高 齢 者 が 被 害 に 遭 い や す い 特 殊 詐 欺 や 交 通 事 故 な ど に つ い て 、 被 害 予 防 の た め の 指 導 助 言を行ってまいります。 「通報受理時の初動体制」についてであります。 1 1 0 番 通 報 は 、 昨 年 の 県 全 体 で 1 日 当 た り 4 1 5 件 で あ り 、 前 年 比 8 件 の 減 少 で 、 当 署 で は 一 日 当 た り 1 0 件 で 、 こ ち ら は 前 年 比 1 件 の 増 加 で あ り ま し た 。「 初 動 が 命 」 と 言 わ れ て い ま す が 、 重 要 犯 罪 ほ ど 初 動 態 勢 が そ の 成 否 を 占 う も の で あ り ま す 。 リ ス ポ ン ス タ イ ム 、 つ ま り 、 指 令 を 受 け て か ら 現 場 臨 場 す る ま で の 平 均 所 要 時 間 は 、 当 署 で は 、 平 均 し て 1 4 ~ 1 5 分 ほ ど で あ り ま す 。 こ れ は 、 夜 間 時 の 川 崎 町 、 村 田 町 の 臨 議事概要 場 も 含 ん だ 平 均 値 で あ り ま す 。 今 後 は リ ス ポ ン ス タ イ ム の 短 縮 を 意 識 し た、重要事件の発生を想定した訓練を実施してまいります。 「 若 手 警 察 官 の 早 期 育 成 」 及 び 「 適 正 な 業 務 管 理 の 徹 底 」 に つ い て で あります。 一 昨 日 に 卒 業 配 置 さ れ た 2 名 を 含 め 、 地 域 警 察 官 3 4 名 中 、 1 3 名 が 2 0 歳 代 、 1 名 が 1 0 歳 代 で 、 若 手 警 察 官 の 育 成 が 急 務 で あ り ま す 。 当 署 で は 「 さ く ら 塾 」 と い う 拝 命 4 年 未 満 の 職 員 を 対 象 と し た 各 課 に よ る 指 導 教 養 を 毎 月 2 回 実 施 し て お り ま す 。 同 行 指 導 や ち ょ っ と し た 失 敗 を し て も そ れ を 補 正 す る リ カ バ リ ー 教 養 な ど を 充 実 す る な ど し て 、 若 手 の 早期育成や業務管理の徹底を図ってまいります。 ◎ 刑事課長 刑事課の活動重点について御説明させていただきます。 「重要・凶悪犯罪の徹底検挙」についてであります。 「 重 要 凶 悪 犯 罪 」 と は 、 殺 人 ・ 強 盗 、 強 姦 、 放 火 、 そ し て 、 性 犯 罪 の 強 制 わ い せ つ で あ り ま す が 、 昨 年 は 1 2 件 発 生 し 、 前 年 と 比 較 し て 6 件 増 加 し 、 そ の う ち 、 強 盗 致 傷 1 件 と 強 制 わ い せ つ 3 件 の 4 件 が 未 検 挙 と なっております。 こ れ ら の 重 要 犯 罪 に つ い て は 、 発 生 し な い の が 一 番 で あ り ま す が 、 も し 発 生 し た 場 合 に は 、 現 場 検 挙 を 目 指 し 、 ま た 、 初 期 の 段 階 で 最 大 限 の 捜 査 員 を 投 入 し 、 初 動 捜 査 を 徹 底 さ せ 、 被 疑 者 検 挙 に 結 び つ く 資 料 の 収 集 、 情 報 の 収 集 に 努 め 、 早 期 検 挙 を 目 指 し て 、 検 挙 率 1 0 0 % を 目 指 し てまいります。

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次 に 「 侵 入 窃 盗 や 自 動 車 盗 な ど の 、 重 要 窃 盗 犯 の 検 挙 活 動 の 推 進 」 に ついてであります。 窃 盗 罪 の 中 で も 、「 人 の 家 、 事 務 所 、 あ る い は 店 舗 な ど に 侵 入 し て 行 わ れ る 窃 盗 」 と 、「 ス リ 」「 ひ っ た く り 」 そ し て 「 自 動 車 盗 」 を 「 重 要 窃 盗 」 と 捉 え て い ま す が 、 こ の 重 要 窃 盗 は 、 昨 年 5 6 件 の 発 生 に 対 し 6 件 の 検 挙 と 、 非 常 に 低 調 で あ り ま し た 。 今 年 こ そ は 、 検 挙 率 6 0 % を 目 指 してまいります。 「 振 り 込 め 詐 欺 な ど の 、 特 殊 詐 欺 の 検 挙 活 動 の 推 進 」 に つ い て で あ り ます。 最 後 に 、 当 署 管 内 の 昨 年 の 発 生 は 、 認 知 件 数 1 件 で 、 被 害 額 も 1 5 万 円 に と ど ま っ て お り ま す が 、 県 内 で は 、 認 知 件 数 が 2 7 0 件 、 被 害 総 額 6 億 6 , 5 3 6 万 円 と ま だ ま だ 多 発 の 傾 向 に あ り ま す 。 当 署 で 被 害 届 を 受 理 し て い る の が 1 件 と い う こ と で あ り ま す が 、 中 に は 、 ア ダ ル ト サ イ ト な ど の 登 録 料 と し て 、 料 金 を 請 求 さ れ 、 電 子 マ ネ ー で 支 払 う な ど 、 被 害 に 遭 っ て い な が ら も 、 恥 ず か し い な ど の 理 由 か ら 、 被 害 届 を 提 出 し な い 方 も お り 、 相 談 と し て 受 け て い る の が 何 件 か あ り ま す の で 、 決 し て 1 件 だ け の 発 生 被 害 と い う わ け で は な い と 思 っ て い ま す 。 こ の よ う な 振 り 込 め 詐 欺 に つ い て は 、 こ れ ま で と 同 様 、 銀 行 か ら 高 額 引 き 落 と し の 連 絡 議事概要 が あ っ た 際 の 臨 場 な ど 、 積 極 的 な 抑 止 活 動 を 行 っ て い き た い と 考 え て お ります。 ま た 被 害 の 届 出 な ど が あ っ た 場 合 に は 、「 だ ま さ れ た 振 り 作 戦 」 と い う 、 被 害 者 の 方 に 騙 ( だ ま ) さ れ た 振 り を し て も ら い 、 お 金 を 受 け 取 り に 現 れ た 被 疑 者 を 現 行 犯 で 検 挙 す る な ど の 手 法 を 積 極 的 に 取 り 入 れ て 、 発生の未然防止と、検挙活動の両面を積極的に進めて参ります。 ◎ 交通課長 交通課の活動重点について御説明させていただきます。 「 総 合 的 な 交 通 事 故 分 析 に 基 づ く 先 行 的 な 交 通 死 亡 事 故 抑 止 対 策 の 推 進」についてであります。 昨 年 の 交 通 死 亡 事 故 に よ る 死 者 の 4 名 中 3 名 の 方 が 高 齢 者 で あ り 、 高 齢 者 を 中 心 と し た 交 通 死 亡 事 故 抑 止 対 策 を 関 係 団 体 と 協 働 し な が ら 推 進 してまいります。 「飲酒運転根絶対策の推進」についてであります。 昨 年 は 、 飲 酒 運 転 違 反 で 8 名 検 挙 し 、 内 2 名 を 逮 捕 し て お り ま す 。 飲 酒 運 転 者 に よ る 人 身 事 故 1 件 、 物 損 事 故 5 が 件 発 生 し て お り ま す 。 ま だ ま だ 飲 酒 運 転 根 絶 に は 至 っ て い な い こ と か ら 、 関 係 機 関 ・ 団 体 な ど と 協 働して「飲酒運転根絶活動」の広報啓発活動を推進し、各業界と連携し、 安 全 教 育 を 実 施 し て い き ま す 。 今 後 も 、 取 締 り を ま す ま す 強 化 し て ま い ります。 「安全で快適な交通環境の整備」についてであります。 現 在 、「 ゾ ー ン 3 0 」 と い う 施 策 と し て 、 大 河 原 小 学 校 、 大 河 原 中 学

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校 周 辺 の 交 通 環 境 の 整 備 を 実 施 中 で あ り ま す 。 さ ら に 、 管 内 の 学 校 周 辺 の 交 通 環 境 に つ い て 、 随 時 整 備 し て い く こ と と し 、 関 係 道 路 管 理 者 と 協 議 し 、 進 め て 参 り ま す 。 ま た 、 老 朽 化 し た 標 識 な ど の 更 新 を 実 施 し 、 安 全で快適な道路環境の整備に努めてまいります。 「 改 正 道 路 交 通 法 の 円 滑 な 施 行 と 効 果 的 な 運 転 者 施 策 の 推 進 」 に つ い てであります。 今 年 3 月 1 2 日 か ら 、 道 路 交 通 法 が 改 正 さ れ ま す 。 1 点 目 は 、 高 齢 者 ( 7 5 歳 以 上 ) 運 転 者 対 策 と し て 、 臨 時 認 知 機 能 検 査 ・ 臨 時 高 齢 者 講 習 の 新 設 、 臨 時 適 正 検 査 制 度 の 見 直 し 、 高 齢 者 講 習 の 合 理 化 ・ 高 度 化 が 実 施されます。2点目が、準中型免許の新設となります。 高 齢 運 転 者 対 策 と し て 、 地 域 課 と 連 携 し 、 管 内 居 住 の 高 齢 運 転 者 で 、 運 転 が 危 険 に な っ て き た 方 の 把 握 と 自 主 返 納 の 呼 び か け を 実 施 し て ま い ります。 次に、「速度取締り管理指針」について、御説明させていただきます。 速 度 管 理 指 針 は 、 各 都 道 府 県 が 、 適 切 な 最 高 速 度 規 制 等 を 実 施 し 、 交 通 指 導 取 締 り 、 交 通 安 全 教 育 、 各 種 情 報 発 信 な ど に よ り 、 こ れ を 県 民 の 皆 さ ん に 遵 守 し て い た だ く と い う 「 総 合 的 な 速 度 管 理 」 を 推 進 す る 上 で の 、 警 察 の 基 本 的 な 考 え 方 や 大 綱 方 針 を 県 民 の 皆 さ ん に お 示 し す る も の 議事概要 です。 速 度 違 反 に 起 因 す る 交 通 事 故 発 生 状 況 、 道 路 環 境 、 速 度 取 締 り 状 況 、 地 域 住 民 か ら の 取 締 り 要 望 な ど 、 管 内 の 交 通 実 態 を 分 析 し 、 重 点 エ リ ア を設定しており、大河原警察署管内では3か所指定しております。 そ の 実 施 効 果 を 高 め る た め に 6 か 月 を め ど に 改 正 見 直 し を 行 う こ と に なっております。 今 回 は 、 重 点 エ リ ア に 変 更 は な く 、 柴 田 エ リ ア ( 東 船 迫 地 区 )・ 柴 田 エリア(船岡東地区)・川崎エリア(今宿地区)の3か所であります。 大 河 原 警 察 署 管 内 に お け る 人 身 事 故 の 発 生 件 数 は 、 前 年 比 約 2 4 % 増 加 し て い ま す 。 さ ら に 、 本 年 1 月 中 の 人 身 事 故 発 生 件 数 は 、 暫 定 値 で 、 4 3 件 と 昨 年 比 約 2 6 % 増 加 し 、 死 亡 事 故 は な い も の の 、 重 傷 事 故 が 5 件 で 前 年 同 期 比 4 件 の 増 加 で あ り ま す 。 本 年 1 月 中 の 物 損 事 故 件 数 は 、 暫定値で、190件で前年より減少しております。 警 察 で は 、 こ の 指 針 に 基 づ き 重 点 エ リ ア を 中 心 と し た 交 差 点 関 連 違 反 などの交通取締りを実施してまいります。 ◎ 警備課長 警備課の活動重点について、御説明させていただきます。 「災害など緊急事態に対する諸対策の推進」についてであります。 昨 年 は 、 本 件 で も 猛 威 を 振 る っ た 「 台 風 1 0 号 」 を 始 め 、 全 国 的 に 台 風 、 地 震 、 噴 火 、 突 風 ・ 竜 巻 な ど に よ る 被 害 が 発 生 し ま し た 。 ま た 、 県 内 で は 、 発 生 件 数 は 減 少 し て い る も の の 、 現 在 で も 、 東 日 本 大 震 災 の 余 震 と 思 わ れ る 地 震 が 続 い て お り 、 1 0 月 に は 福 島 県 沖 を 震 源 と す る 地 震

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に よ り 津 波 警 報 が 発 令 さ れ 、 さ ら に 、 蔵 王 山 に つ い て も 、 中 長 期 的 に 見 れ ば 火 山 活 動 が 高 ま っ て い る 状 況 に あ る な ど 、 新 た な 大 規 模 災 害 の 発 生 が 危 惧 さ れ て お り ま す 。 そ の た め 、 こ の よ う な 事 案 発 生 時 に 迅 速 ・ 的 確 な 対 応 が で き る よ う 、 管 内 の 実 態 把 握 、 災 害 対 処 要 領 の 不 断 の 見 直 し 、 実 戦 的 な 訓 練 に 積 極 的 に 取 り 組 み 、 有 事 即 応 態 勢 を 確 立 し 、 住 民 の 安 全 に 資 す る 活 動 を 実 施 し て い き た い と 思 い ま す 。 特 に 、 現 在 、 自 治 体 で 推 進しております、「避難が困難な人の対策」が喫緊の課題となっており、 “ い ち ” 機 関 だ け で は 対 応 で き な い 問 題 で あ る た め 、 地 域 の 力 、 す な わ ち 、 自 助 力 ・ 共 助 力 を 高 め る た め の 取 組 を 関 係 機 関 に 働 き か け て 、 危 機 意識の醸成を図って参ります。 次に「国際テロ対策の推進」についてであります。 平 成 3 2 年 、 2 0 2 0 年 に は 東 京 オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク 競 技 大 会 が 開 催 さ れ ま す が 、 こ れ は 国 際 的 に 最 高 度 の 注 目 を 集 め る 行 事 で あ り 、 開 催 国 と し て 治 安 責 任 を 果 た す 必 要 が あ り ま す 。 本 県 で は 、 利 府 町 の 「 ひ と め ぼ れ ス タ ジ ア ム 」 が サ ッ カ ー 予 選 会 場 と な る こ と が 予 定 さ れ て い る ほ か 、 聖 火 リ レ ー な ど の 開 催 に 合 わ せ た 行 事 も 予 想 さ れ て い る と こ ろ で あ り 、 全 県 下 挙 げ て 不 法 事 案 の 未 然 防 止 に 万 全 の 警 備 諸 対 策 を 行 う必要があります。 議事概要 一 方 、 我 が 国 に お け る テ ロ 情 勢 は 、 I S I L な ど イ ス ラ ム 過 激 派 組 織 な ど に よ る 国 際 テ ロ 、 国 内 の 反 グ ロ ー バ リ ズ ム を 掲 げ る 過 激 な 勢 力 や 極 左 ・ 右 翼 な ど に よ る テ ロ の 脅 威 も 存 在 し て お り 、 今 後 、 こ の よ う な 情 勢 の中で開催されるオリンピックを含めた大規模警備を完遂するためには、 今から長期間にわたる用意周到な準備が必要であります。そのためにも、 「 爆 発 物 原 材 料 取 扱 業 者 な ど に 対 す る 管 理 者 対 策 の 徹 底 」 を 図 り 、 官 民 連携による「日本型テロ対策」を推進してまいります。 ・質疑・応答 ○ 委員 先 日 、 柴 田 町 槻 木 地 区 で 防 犯 キ ャ ン ペ ー ン を し た の で す が 、 銀 行 の 敷 地 や 周 辺 道 路 に 、 放 置 自 転 車 が 多 数 あ り ま し た 。 放 置 自 転 車 の 対 応 は 、 どのようにすればよいのでしょうか。 ◎ 地域課長 警 察 で は 、 放 置 自 転 車 の 通 報 が あ り ま す と 、 盗 難 届 が 出 て い る か ど う か 確 認 し ま す 。 さ ら に 、 盗 難 届 が 出 さ れ て い な く と も 防 犯 登 録 を し て い る自転車については、所有者に連絡することにしています。 ○ 委員 連絡がつくまで、そのまま置いておくことになるのでしょうか。 ◎ 地域課長 放 置 さ れ て い る 場 所 に よ り 、 対 応 が 変 わ っ て き ま す 。 個 人 の 管 理 し て い る 敷 地 内 で あ れ ば 、 所 有 者 が 、 貼 り 紙 な ど で 告 知 し て か ら 処 分 す る こ

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と に な り ま す し 、 路 上 で 明 ら か に 放 置 さ れ て い る 場 合 で は 、 警 察 で 回 収 するなど様々な対応があります。 ◎ 警務課長 こ れ で 終 了 と さ せ て い た だ き ま す 。 次 回 の 開 催 に つ い て の 事 務 連 絡 を させていただきます。 平 成 2 9 年 第 2 回 以 降 に つ き ま し て は 、 第 2 回 を 5 月 中 旬 こ ろ 、 第 3 回を8月中旬ころ、第4回を11月中旬ころに開催を予定しております。 次回日程につきましては、後日調整させていただきます。 6 閉会 議事概要

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