■編集・発行 JA芸南広報発行委員会 平成30年7月 今月の特集 【2P】 ◦7月における農作業のポイント【3P】 ◦7月の果樹園管理作業 【4P】 ◦JA芸南育苗センター 野菜苗生産販売情報 ◦川尻 初夏の「海辺のふれあい祭り」のご報告 【5P】 ◦JA芸南では食農教育支援事業を展開しています!! ◦職員紹介 【6P】 ◦JA芸南女性部活動報告 【8P】 ◦第23回通常総代会開催結果について ◦家計応援定期貯金3 ◦JA住宅ローン キャッシュバックキャンペーン
第6回青空市を開催します!!
ご近所お誘いの上、ご来場ください。職員一同おまちしています。 2018年7
月号
■お問合せ先 ふれあい市安浦店 0823-84-2049 担当/栗木 ■開 催 日:平成30年5月27日(日) 産地PRのため、グリーンヒル郷原のJA芸南産直市ブースにて、旬の野菜 類の販売を行いました。 当日は天候にも恵まれ多数の来客がありました。ちょきんぎょのハッピを 着て、PRを行いました。 出店に際しまして、ご協力いただいた会員の皆様ありがとうございました。イベント報告
「グリーンヒル春の収穫祭」に出店しました!!
垣根の朝顔も咲き始め 本格的な夏を迎えました。 ■夏野菜のかき揚げの販売をします。 ■本場尾道より乾物・珍味で毎度おなじみ、文屋さんが来ます。 ■スイカ・枝豆など旬の農産物も販売します。 イベント 内 容第
1
土曜日は
JA
産直市
の
日
土
8/
4
毎
月
安浦グリーンセンター情報
安浦グリーンセンター情報
■お問合せ先 ふれあい市 川尻店 0823-87-2931日時:7月14日(土) 午前8時30分~午後3時
場所:JA芸南川尻支所 ふれあい市川尻店
第6回青空市を開催します!!
ふれあい市川尻店情報
青 空 市 旬の新鮮野菜!!
お 魚 市 新鮮朝獲りの鮮魚の販売!!
本場尾道より 乾物・珍味の出張販売があります!!
ジ ェ ラ ー ト
地元特産品を入れた
手作りジェラート
(じゃがいも・せとか等)
7月における農作業のポイント
水稲の病害虫防除・水管理
野菜類の管理
●水稲の病害虫防除・水管理
病害虫防除…出穂前の病害虫管理の重要な時期 となります。 いもち病・紋枯病・ウンカ類および雑害虫の予 防に努めましょう。 <粉剤使用の場合> ・パダントレバリダビーム粉剤(10a当り3~ 4㎏収穫21日前まで、使用回数3回以内) <粒剤使用の場合> ・パダンバッサオリゼメート粒剤(10a当り3 ~4㎏、収穫30日前まで、使用回数2回以内) <液剤使用の場合> ・アミスタートレボンSE1000倍液(10a当り 60~150ℓ、収穫21日前まで、使用回数3回 以内) 水管理…無効分けつを止め、根の働きを盛んに するために、田植後40日前後(有効茎の確保が できたら)田の表面に少し亀裂が入る程度に中 干しを行いましょう。また、中干し後の雑草駆 除にも注意して下さい。 ※特別栽培米については、事前配布の栽培基準 に従って追肥・防除を行って下さい。規定以上 の肥料・農薬を使用した場合は、通常販売米と なります。●野菜類の管理
病害虫防除…梅雨から梅雨明けにむかう高温多 湿な7月は、病害虫の多発する時期です。天気 予報などで、降雨後の晴れ間が期待できるタイ ミングで、予防としての農薬の散布を心がけま しょう。早めの防除が効果的です。 その他…梅雨明け後に天候が良くなると乾燥で 土壌の水分が減りやすくなります。株元へ敷き ワラ等を敷き水分を逃がさないようにする事を お勧めします。 <7月の種まきのおすすめ> 暑くなるとついつい種まきをしなくなりがち ですが、夏~初秋の直売所向けとして、以下の 作物を作付してはいかがでしょうか?早めの準 備が秋の収穫につながります。(品種について は各メーカーの作型を見て下さい。) 7月に開始する作物の例… ■ニンジン(7月は種→10月収穫開始) ■コマツナ・ミズナ・チンゲンサイ(は種後約 1か月で収穫開始) ■トウモロコシ90日型(7月は種→9月収穫開始) <農薬の安全使用基準を守りましょう!> 近年、農薬の使用に関する法律(適用作物・ 希釈倍数・収穫前・使用回数)が厳しくなって います。万が一、基準以外の農薬が使用された 場合は、ただ1つの商品であっても、全ての商 品回収と、出荷禁止などの厳しい処分が下され、 さらに風評被害で産地の崩壊にもつながること もあります。 JAグループでは「安心じゃけん生産運動」 を展開しており食の安全、安心対策を重点事項 として取り組みを実施しています。JA芸南に おいてもH30~H32の3ヵ年を「食の安全・安 心確保にかかわる行動計画」により取組み強化 していくこととしています。 一人の不注意で大変な事態を招かぬ様、農薬 の安全使用を守り、生産工程管理日誌の提出を お願いします。 <馬鈴しょの生産者の皆さまへ> 現在、産地の収穫量の減少や奇形イモの発生 を誘発する“ウイルス病”が多くなっています! この病気は“アブラムシ”による感染しかありま せん。特に、野良イモと周辺雑草のアブラムシ により媒介されます。ほ場を巡回しこれらを早 めに除去し、収穫の始まるまでの継続した予防 を徹底して下さい。産地を守る為、ご協力をお 願い致します。 ■お問合せ先 〈安芸津地区〉 経済部 指導課 0846-45-3360 担当/久保・花岡 〈安浦・川尻地区〉 安浦グリーンセンター 0823-84-2049 担当/桑原7月の果樹園管理作業
今月は品質向上のため、樹勢維持などの基本管 理の徹底が必要となります。また、中晩柑の大玉 生産・びわの収穫後の管理が今月の重点管理とな ります。■かんきつ
○摘果の徹底 しらぬひ・はるみ等中晩柑類の大玉生産には、 早めの摘果が必要となります。樹冠上部3分の 1摘果を行い、夏芽を発生させましょう。また 早い時期にもう一度見回り、7月中には仕上げ 摘果を行ないましょう。 みかんは基本的には着果負担をかけて糖度の 高い果実生産のために、9月の後期摘果を主体 としますが、春芽の少ない着果過多樹について は、荒もぎ摘果を行ないます。 ○病害虫の防除 7月中~下旬は、黒点病・ハダニ・サビダニ そしてカミキリムシの重要な防除時期です。重 点となるのは黒点病発生をいかに防止するかで す。枯枝が感染源となり降雨によって果実に黒 点がつくので、目に付いたら枯枝を除去する様 にしましょう。 使用する薬剤は、ダニ対策としてダニカット 乳剤1,000倍液、黒点病対策としてジマンダイセ ン水和剤600倍液(又は、ペンコゼブ水和剤600 倍液)、カミキリムシ・カイガラムシ対策とし てモスピラン顆粒水溶剤(劇)4,000倍液を混用 して散布します。暑い時期の作業となりますの で、体調に十分注意して防除作業を進めて下さ い。 また7月定期防除の注意点として、降雨量に 関係なく6月の定期防除から1カ月以内の防除 を心がけ、農薬の付着性と耐雨性を高める固 着剤アビオンE1,000倍液を混用して散布しま しょう。 ○フィガロン散布で品質向上 7月下旬は、熟期促進・品質向上目的の1回 目の散布時期となります。勢いの良い樹に、フィ ガロン液剤の3,000倍液と樹勢維持対策で葉面 マグ600倍を混用散布しましょう。 ○タイベック被覆で食味の良いみかんづくり 降雨の浸透を防ぎ、土壌中の水分を蒸散する 白色マルチ用のシートです。 地温の上昇を防ぎ、ゆるやかな土壌水分スト レスで、増糖効果と反射光の効果で着色促進を はかります。梅雨明け前に土壌水分のある状態 で被覆しましょう。■びわ
収穫後の管理が来期の作柄及び品質に大きく影 響します。土壌管理と病害虫防除(カミキリムシ 及びがんしゅ病対策)を必ず行うようにしましょ う。 ○収穫後夏肥を施用しましょう。 園芸用有機化成(特A805号)10a当り60㎏ ○梅雨明けまでに根の保護のために堆肥を施しま しょう。 10a当り1~2t ○収穫後、樹高短縮を目的にせん定を実施しま しょう。 ○病害虫防除と樹勢回復対策を適期に実施しま しょう。 せん定後にカミキリムシ・アブラムシ対策とし てモスピラン顆粒水溶剤(劇)2,000倍液と、がん しゅ病対策としてコサイド3000(DF)1,000倍液 と、樹勢回復を目的として尿素600倍を混用して 散布しましょう。■いちじく
○カミキリムシ・アイノキクイムシ対策 ガットサイドS原液を株元中心に塗布しましょう。 (アイノキクイムシ類対策として1.5倍液を主幹 部に散布も可能) ○芽かき 7月上旬には終了させましょう。 (目安は1㎡で結果枝が4~6本) ○かん水 土壌が乾燥しているようであればかん水を行っ て下さい。この時期の目安としては5~7日に1 回行います。敷き藁やココナッツピートなどを施 用すると、頻度が減らせ省力化につながります。 ※農薬使用時には必ず安全使用基準をご確認の上 でご使用ください ■お問合せ先 JA芸南 経済部 指導課 0846-45-0488 担当/広果連駐在技術員 栗木 富生JA芸南育苗センター 野菜苗生産販売情報
(キャベツ苗 128穴) 品 目 苗販売予定 収穫予定 品 種 特 性 キャベツ(初秋) 栽培の幅が広く食味の良い寒球系のキャベツ。 7月上旬~ 9月上旬~ キャベツ(強力はやどり50) 高温期にも安定した収穫ができる品種。 7月上旬~ 9月上旬~7 月 に 販 売 予 定 の ト レ イ 野 菜 苗
品 目 苗販売予定 収穫予定 品 種 特 性 チマサンチュ(赤・青葉) 高温期でも安定。大きな葉からとると長期間とれるチシャ。 7月上旬~ 7月下旬~ キュウリ(VR夏すずみ) 品質が安定してつくりやすく人気の高い品種。 7月上旬~ 8月上旬~ キュウリ(近成ときわ) 地這・ネットどちらでも栽培可能。べと・うどんこ病に強い。 7月上旬~ 8月中旬~ 枝豆(たんくろう) 黒豆特有の香りと甘みで人気の品種。 7月上旬~ 8月中旬~ 枝豆(湯あがり娘) 茶豆特有の香りと食味が特徴。多収品種。 7月上旬~ 8月中旬~ 以下の品種はポット苗のみ取扱いです。 高温期は潅水などの定植管理が難しい時期です。ほ場選定にご注意下さい。JA芸南では、人と地域をつなぐ地産地消運動を展開しています!!
産直市・学校給食センターへの出荷のお願い
JA芸南では、地域独自の農業振興を図るべく、新たな農業振興の戦略として地産地消を基軸に、直販 機能を強化し、産直市・学校給食等への販売を拡大しているところでございます。 今後、産直市・学校給食センターへ安定供給できるよう生産面・販売面において支援し、農家所得アッ プにつながるよう取組んで行きます。農家の皆様方には、栽培品目・面積の拡大等、お願い致します。 ■お問合せ先 営農販売課 0846-46-1166 産直市・学校給食センターへの安定供給を図るため、トレイ苗(128穴)の販 売をしています。ぜひ、ご利用の程よろしくお願いします。 ■下記野菜苗の販売・栽培指導についてのお問合せ先 ◦担い手・育苗センター 0846-45-3360 苗販売担当/国重 栽培指導担当/久保 ◦安浦グリーンセンター 0823-84-2049 栽培指導担当/桑原 ※上記以外の品種のご注文もお受け致します。準備に時間を要しますので事前にお問い合わせ下さい。川尻 初夏の「海辺のふれあい祭り」のご報告
多数ご来場いただき誠にありがとうございました!!
平成30年6月9日(土)・10日(日)川尻支所にて、 夏の「海辺のふれあい祭り」を開催いたしました。 両日とも盛況のうちに行うことが出来ました。 当日は、店舗前で芸南産の新鮮野菜等の青空市販 売を行いました。また、多目的広場でのブースでは、 安芸津産 馬鈴薯のコロッケ・うどん・焼きそば等 の販売を行いにぎわいました。 また、地元ボランティアの方々による紙芝居も親子 連れの方に大変好評でした。あっという間の2日間で したが、組合員の皆様・地域の皆様が一緒になって過 ごすことができて、憩い・ふれあいの場のイベントに なり大変ありがとうございました。 最後になりましたが、地域の皆様、川尻漁協・J A芸南女性部川尻支部・JA芸南青壮年連盟・JA 芸南農産物出荷協議会のほか多くの方々にご協力い ただきまして誠にありがとうございました。 川尻支所JA芸南組合員の皆様の簿記記帳ならびに確定申告をサ ポートするため、JA芸南農業青色申告会を設立いたしま した。日常の作業が忙しく、なかなか経理事務まで手が回 らないなど、多忙な組合員皆様の一助となるよう努めてま いります。 是非、会員になり、税務知識の向上につとめませんか! ■会員申込・お問合せは 経済部指導課 0846-45-3360 担当 / 久保