香川県産蜻蛉目虫4種の染色体の研究-香川大学学術情報リポジトリ

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香川県産硝鴇田虫4程の染色体の研究

島 弘 平 井 久 男 (香川大学学芸学部生勧学教室) (第一生命高松支社) 輔姶目(Odonata)の不均適正目(Anisoptera)に属する昆虫の核型は,従来からm一染色体の滑失

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という興味ある現象によって,、近輝療間に−一題の明らかな関係が有産することが知られて注冒されて

〕、た.こゐ慶,香川原産の不均逮韮呂昆虫4痩の核型を研究すろ機会をえ,今迄未開拓であった点が

明らかとなったわヤこゝに.大略を報告したも、.

材料ほ賓川原綾款瓢端岡村において昭和27年5月から・昭和28年5月の間に琴集したヤマサナエ

(Goクク砂hus mela∂ク2qPs SELYS),ク云サナエ(Gowhus cltimus tabeiASAHINA),フクス

S>サナエ.(Go2i@hu$.melampus bifdsciaius ASAHINA)およぴチヨアトンボ(Rhyothemis

カ頻が和郎SELYS)の4嘩願の経である.これらは何れも落ちに精巣考とりだし,牧野氏に.よる水 処理漁を行って瞼鏡した.

核型の決革は固定・染色の関係から,主として第1成熟分裂によつキが,粍原綿胞。第2成熟分裂

等をも参考とした.

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G音。

二ニー・

一 ・ j; フクスジサナエの核型は12=Ⅹ十・11aでm−染色体を欠い /

Fig.1

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ている(Fig・1−3)。こゝに興味あること.はこの核型は,

Gomphusにごく法線のDavidiusに属するダビドサナエ

(βαぴグ庇わgク7αクZ〃ざSE工.YS==>、キサチエ)(G抑砂ゐ〝ぶ

丸久翫転移扇■g、OGUMA)に全く同じであるが,小熊博士に

より報告されている両線のサナエトンボ(ヒメゼマサナ羊) ご:享モ

モー 1

〔ここモ

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ギ嘉ミ い∴・二.∴_二さ二三二∴−さ  ̄ 二_∴_こ

であることである.この点についてはなお将来の研究をまらたい. 吹潅チョウトンボの核型は12=血十Ⅹ十10aである(Fig・・ト4).大多数のトンボ科昆虫の単数染色 体数は13個であ?て,12偶のものは僅かにアキアカネ(均切掛妨憫轡ノ擁聯岬那SELYS)略「償が報 告されているに過ぎない(小熊;1917,1930).しかも同じくn=・12でありながら,アキアカネはn=Ⅹ 十11a(つ構成をも′ち南東の閤にほ.m・染色体の存否について大きな差異がある.本療と同様の核型はヤ ン∵マ科(広義)のオジロサナエ(ムの磁力玖ゞ朗裏儲あZOGUMA)で報告されてい卑だけで,トンボ料 でほ未報告のものセある. 以上の結果より不均麹忍呂昆虫の核塑の一党表と代表種腰を挙げると次表の棟になる.しかしなお 9=Ⅹ十8a,13=Ⅹ+12aに属するトンボが未だ発見されていない頸状であるが,これらにづいてほ今 筏の・・一腰‘の研究にまちたい. (1953−Ⅴ‡−18) Apschnidae(広義) Libe11ulidae 14=m十Ⅹ+12a 13= Ⅹヰ・12a 13=m X+ユ.1a 12= Ⅹ−1ユ.a 』JJ〝1・カ′〃〃づ 9 / A〝¢ねgαSfβグざ∠β占0ん影∠ J)(J再(わJ/5 ナノの打′ざ/′ G(りJJ♪血J5川ぐね〃JかJ5 ム殉gczαねS〝 エrJ〃拍J′ざ5J化JJふJJ// Go〃ヱ♪加Jざ”Jノ.巾ざd〃JJJ∫1′ 12=m十Ⅹ+10a ll= Ⅹ+10a

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(註) 州「−・・今回新しく核塾の判明した種類 〝 印はすナエトソポ立科に属する瞳類

m:m十染色体 a:常染色体 Ⅹ:Ⅹ㍉染色体

〔安:献〕

小熊 梓,1917;昆虫学と細胞学(名和靖氏還啓記念寄贈論文集)

OGUMA,K・1930;Acomparative studyof the spermatocyte chromosomeinalliedspeciesof the dragonfly・(Jour・Fac・Sci・HokkaidoImp.Univ.,Ser.ⅤⅠ,Ⅰ:1q32)

書条久鼠1939;ギブヤマトソポ及びハキサナエの染色体(遺伝学雑誌,15巻5号:287†289.) 舌粂久男,1942;卑虫の染色体(Ⅱ)(購姶日Ⅰ)(長崎医菜筐,20巻7号:1084−1092.)

膏条久男,1842;昆虫の染色体(ⅠⅤ)(癌姶冒Ⅰ)(長崎医弧20巻10号‥1639−1948)

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