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タイ社会における宗教・道徳・若者の 価値観の変容

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タイ社会における宗教・道徳・若者の 価値観の変容

ヨットモーン・ピムプラパー 金子勝規

11.. はじじめめに

本稿の目的は、タイの国家統計局(NSO)の社会・文化・精神衛生状態調査(การส ารวจสภาวะทางสังคม วัฒนธรรม

และสุขภาพจิต)の報告書から得られた集計データを用いて、タイ人の信仰心、道徳・倫理、価値観が近年ど

のように変化しているのかを明らかにすることである。宗教、道徳・倫理、価値観に関して数多くの国 際比較調査において1、タイの特徴は仏教徒の多い国として説明されている。しかし、世界価値観調査2 の結果によると、タイでは「信心深い」と答えた比率は32%すぎない。さらに、タイ人にとっては「行 為としての宗教(善行)と儀式としての宗教のどちらを重視するか」に対して「戒律と儀式に従う」と 答えた比率は約4割であり、「他人のために善行をする」と答えた比率は約6割であった3。タイでは「他 人のために善行をする」と重視する人の割合が他の国に比べて高いことが特徴的であった。また、「教会、

お寺や神社にお参りに行く頻度」に対する「1か月に1回以上」と答えたタイ人の割合は8割以上であ った。しかし、これらの調査ではお寺へ行く目的について質問されていない。そこで本稿では全国サン プル調査である社会・文化・精神衛生状態調査を使用して宗教に対する価値観を深く分析する。

宗教意識は人々の価値観、行動、信念、精神などと結びついている(金児、20044。そのため、本稿 では社会・文化・精神衛生状態調査に設定された質問項目についての特徴を探り、タイ人の宗教に対す る価値観調査を考察するだけではなく、社会行動の受容、若者の価値観、道徳・倫理に関する分析を行 い、今後の研究課題を整理する。

22.. 社会会・・文文化化・・精精神神衛衛生生状状態態調調査

タイの社会・文化・精神衛生状態調査(การส ารวจสภาวะทางสังคม วัฒนธรรม และสุขภาพจิต」は、1985年から国家統計 局が実施している調査であり5、タイ社会の状態、タイ人の行動・価値観、文化的側面を把握することを 目的とする。対象は27,000世帯程度であり、世帯構成員の属性、宗教、社会行動の受容、道徳と倫理、

1 宗教や道徳などを対象とした国際比較調査として、世界価値観調査、アジア・バロメーター調査、アジア・太平洋価値観国際比較 調査などが実施されている。

2この調査では宗教に対する信心度や価値観なども実施している。

3日本では「わからない」と答えた人の割合は最も高く(48.6%、「戒律や儀式に従う」と答えた人の割合は15.6%であり、「他人 のために善行をする」と答えた人の割合は35.8%であった。

4金児(2004)は宗教がアメリカ人と日本人の精神的健康(幸福感)にどのように影響を及ぼすのかを検討している。

5ただし、1985年から2005年までは「文化活動参加調査(การส ารวจการเข้าร่วมกิจกรรมทางวัฒนธรรม」として実施されている。2011年は「社会・

文化実態調査(การส ารวจสภาวะทางสังคมและวัฒนธรรม2014年は「社会・文化・タイ人の精神衛生(幸福度)実態調査(การส ารวจสภาวะทางสังคม วัฒนธรรม และสุขภาพจิต (ความสุข) ของคนไทย」である。

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若者の価値観、家族との関係、精神衛生、近隣住民との関係、世帯属性といった質問項目が含まれてい る。世帯構成員の属性に関する項目では「姓名」「世帯主との関係」「性別」「年齢」「宗教」「国籍」6「就 学状況」「最終学歴」7「婚姻状況」8「職業」「業種」「雇用状況9」について質問している。宗教に関して 13歳以上の人を対象に、「過去1年間に宗教活動の支出はいくらか」「過去1年間に寄付金の支出はい くらか」「生きているために宗教の教えは必要なのか」「過去1年間、問題を直面しているときにそれら の問題を解決するためにどれぐらい宗教の教えを使用したのか」「どの程度宗教を信仰しているのか」

「どの程度日常生活における宗教の教えに従って実施しているのか」を質問している。この他、信仰す る宗教別の質問項目もある。仏教に関する質問項目では、過去 1 年間に「読経」「托鉢僧への食物の供 養」「説教を聞く、仏教番組を見る、仏教に関する本を読む」「瞑想する」「五戒を守る」「(少年僧・僧侶 として)出家する」10(女性が尼として)出家する、在家で熱心に信仰する」といった宗教的活動への 参加頻度をたずねている。さらに「日常生活における読経の効果」「越年行事としての読経の有無と場所、

情報入手先」という質問もある。イスラム教徒に対しては過去1年間に「礼拝をする」「ラマダン中は断 食を行う」「喜捨(ザカート)をする」といった宗教活動への参加頻度に加えて、「メッカでハッジ(巡 礼)をしたことがあるのか」についても質問されている。キリスト教徒に対する質問項目は過去1年間 の協会の訪問頻度と礼拝の有無のみである。ヒンドゥー教徒に対しては、過去1年間の礼拝の有無とヒ ンドゥー教寺院の訪問の有無に関する質問が実施されている。シク教徒に対しては過去1年間に「礼拝 をするのか」「シク教の4つ戒律を守るのか」をたずねている。

次は社会行動の受容に関する質問である。ここでは13 歳以上の者を対象とし、「タイ語と英語を混 ぜて話す」「不適切な服装で官公庁、寺院、王室の施設を訪問する」「公共の場で無作法な行動をする」

「公共の場で愛情表現をする」「婚前交渉を済ませる」「未婚での同棲」「女装する男性」「男装する 女性」「男性の同性愛」「女性の同性愛」「15歳未満での性交渉経験の有無」について許容できるかど うか質問している。

道徳と倫理に関する項目では13歳以上の者を対象とし、「他人を助ける」「恩に報いる」「間違えた ときに間違いを認めて謝罪し、責任を負う」「自分よりも他人を優先して機会を与える」「心から許す」

「道路を渡るときに歩道橋や横断歩道を通る」「列を無視して割り込む」「公共の場所にゴミを捨てる」

「親孝行」「公共の場で国歌が流れた時に立ち止まる」「足るを知るという考え方を日常生活に応用す る」「(服や食べ物等」高額消費をする」「貯蓄する」「コミュニティの活動を参加する」「現金、食 品、その他の物を寄付する」といった行動を取る頻度をたずねている。

13歳から24歳を対象とする若者の価値観については、「遊び回る」「夜遊びをする」「ギャンブルをす る」「遅寝遅起」「ゲームをする」SNSを使用する」「本を読む」「家事をする・家業を手伝う」「スポー ツ・運動をする」「楽器演奏をする/歌を歌う」「社会的活動に参加する」「国立博物館や歴史公園などへ 行く」の頻度を質問している。

次は家族との関係に関する質問項目である。ここでは「学び知ることを促す親を持つ」「家族と一緒に

6「姓名」「世帯主との関係」「性別」「年齢」「宗教」「国籍」に関する質問項目では世帯全員を対象とする。

7「就学状況」と「最終学歴」の質問項目は6歳以上の者を対象とする。

8「婚姻状況」の質問項目は13歳以上の者を対象とする。

9「職業」「業種」「雇用状況」に関する質問項目は15歳以上の者を対象とする。

10タイの成人男性は僧侶として出家することが可能であるが、7歳から20歳未満の男性は少年僧(ネ―ン)として出家することが できる。

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いると安心、温かさ、幸せを感じる」「良いロールモデルの両親を持つ」「自分が好きなことややりたい ことをサポートする親を持つ」「家族内でラジオやテレビ等のニュースなどについて話したり意見交換 できる」「家族内で愛情表現する」「責任、誠実、勤勉といった宗教・道徳上の教えを家族内で用いる」

「家庭内で家族と一緒に活動して時間を過ごす」「家庭外で家族と一緒に活動して時間を過ごす」「重要 なことは家族で話し合い、一緒に決断する」「家族構成員の高圧的・暴力的態度に不満を持つ」「家族内 で役割通りの責任を負う」11「家族のイベント・活動に参加する」という質問が実施されている。

精神衛生に関する質問は15歳以上の者を対象としている。ここでは過去1か月に「解決が難しい問 題を受け入れることができる」「一大事の時に感情をコントロールできる自信がある」「他人の苦しみに 共感する」「問題を抱えた他人を助けることで幸せを感じる」「他人を助ける機会があった時、実際に助 ける」「自分に誇りを持つ」「家族と一緒にいると盤石で安全であると感じる」「重病になっても家族が面 倒を見てくれると信じている」「家族に対して愛情や結びつきを感じる」「必要な時に助けてくれる友人 等がいる」「住んでいる地域は安全だと信じている」「この地域に住むことは保有資産は盤石で安全であ ると感じる」「家の近くに保健施設がある」「困難な時に助けてくれる地域の組織がある」「身体の健康レ ベル」の自己評価に関する質問項目が実施されている。

次は近隣住民との関係に関する質問項目である。ここでは世帯主のみを対象として「物の貸し借り」

「食物や他の物の交換」「隣人との助け合い」の頻度を質問している。

最後に世帯属性では、「住居の種別/構造」「居住スペースの所有状況」「土地の所有状況」「部屋数」「電 力利用の可否」「トイレ」「飲料水」「生活用水」「所有物」「インターネットの有無」をたずねている。

33.. 宗教教にに関関すするる質質問問項項目

タイでは、正月、新築祝い、誕生日などに寺に参拝して、食料、黄衣、日用品を供養して、金銭の布 施を行う(石井、1991)。結婚式、葬式も仏教式で行われることが多い。しかし、社会経済の変化に伴 い、宗教活動への参加が減少しているとの指摘もある。そこで、本節では近年のタイ人の宗教に対する 意識を検討する。なお同調査の対象者の9割以上は仏教を信仰しているため、ここでは仏徒のみを考察 する。

図表1は宗教活動への参加頻度に関する質問項目から得られたデータを集計したものである。読経を 毎日あるいは週に数回する人の比率に大きな変化は見られないが、ワン・プラ(仏日)の日のみ読経を 行う人は増加している。その結果、読経を「ほとんどしない」「しない」という回答の比率は低下してい る。これは食物の供養でも同じ傾向が見られ、仏日に食物を供養する人が2014年以降増えている。五 戒を守って毎日生活する、あるいは仏日のみ五戒12を守って生活する人も増えてきている。同様に毎日 あるいは仏日に瞑想する人も増加していることがわかる。

11例えば、親は子供を育て、将来、子供は親の面倒を見る。

12五戒とは、生類を殺さない、盗みをしない、みだらなことをしない、うそをつかない、酒を飲まないの5つを指す(石井、

1991

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図表1 宗教活動への参加頻度

出所)各年の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

図表2は、タイの人々が日常生活において読経の効果をどのように感じているかを表している。全体 2 割を超える人が「意識して行動することや智慧が身につく」と回答している。また、「集中力が増 す」と感じている人も2割に上る。「縁起担ぎ」の回答比率が両年ともに最も高く、2014年の25%から 2018 年の 29%へと上昇している。逆に「信心深くなる」の回答比率は同時期に低下しており、仏教に

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5 対する意識の変化が見られる。

地域別では、「意識して行動することや智慧が身につく」「集中力が増す」はバンコクの比率が高く なっている。一方、「縁起担ぎ」は工業化が進んでいる中部が最も高くなっている。「慈悲の心を持 つ」「リラックスする」はあまり大きな地域間の違いが見られないが、「信心深くなる」の比率はバン コクのみが他地域と比べて低くなっている。

図表2 日常生活における読経の効果

出所)各年の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

図表 3 は、年末の大みそかの夜から新年にかけて寺院で行われる御越年法要や自宅で読経する際に、

どのような願い事をしたのかをまとめたものである13。最も多い願い事は「健康と長寿」で、「家族の幸 せ」がそれに続いている。「キャリアップや学業成就」と「金運」がそれぞれ回答の1割前後であり、

中部を除くと、どの地域でも「何をお祈りしたのか」に対して「良い健康」を答えた比率が最も高 い。「幸せな家族」は「良い健康」に次いで第2位となっている。

13 2018年にはこの項目が実施されたが、報告書ではこの項目について紹介されていないため、本研究では2014年のデータのみを 紹介する。

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図表3 越年行事としての読経での願い事

出所)各年の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

44. 社会会行行動動のの受受容容にに関関すするる質質問問項項目

図表4から図表6はタイ人の社会行動とその受容に関する質問項目から得られたデータを集計したも のである。「タイ語と英語を混ぜて話す」といった行動を許容できる人の比率が上昇し、「男性が婚前交 渉を済ませる」「女性が婚前交渉を済ませる」「女装する男性」「男装する女性」「男性の同性愛」「女 性の同性愛」15歳未満での性交渉経験の有無」といった性に関わる行動を許容する人の比率がこの10 年間で上昇する傾向が見られる。しかし、「公共の場で愛情表現をする」を許容できる人の比率が少な く、一方で許容できないと答えた比率が最も高い。公共場所で愛情表現をすることはタイ社会において 行われるべきではないことである。

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図表4 社会行動の受容(1

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

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図表5 社会行動の受容(2

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

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図表6 社会行動の受容(3

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

タイの教育機関における性教育の実践報告書(รายงานผลการวิจัยเพื่อทบทวนการสอนเพศวิถีศึกษาในสถานศึกษาไทย)による と、タイでは性教育の科目は中学校から高校までに実施され、ほとんどの学校は必修科目として性教 育の科目を持っている。しかし、多くの学校はネガティブな観点から性教育を提供している。例え ば、青年期の妊娠の予防や性感染症やエイズなどである。性に関わる行動の質問項目では「意見がな い」と答えた比率は約2割前後であり、これはタイ人が性に関する行動について話すことを避けてい ることを示していると考えられる。

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詳細を確認すると、ムスリム人口が多いタイ南部は他の地域と比べて「婚前交渉を済ませる」「未婚 での同棲」「同性愛」などの性に関する行動を許容できない人が多い14。一方でバンコクは他の地域と 比べて許容できる人が多く、さらに増加し続ける傾向が見られる。

55.. 道徳徳・・倫倫理理にに関関すするる質質問問項項目

図表7と図表8は、タイ人の道徳と倫理の質問項目から得られたデータを集計したものである。「他 人を助ける」と「恩に報いること」を「する」と「ほとんどする」という回答の比率は増えている。

図表7 道徳と倫理(1

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

14 例えば、「未婚での同棲」を許容できないという回答の比率はバンコク(6.3%、中部(8.2%)、北部

13.0%、東北部(14.3%、南部(27.9%)である。

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図表8 道徳と倫理(2

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

「間違えたときに間違いを認めて謝罪し、責任を負う」を「あまりしない」と「しない」という回答 の比率は低下している。ไพฑูรย์1970)ではタイ人は間違った時に責任を本当に負うのか分からないが、

自分のことが認められるように相手にアピールするために責任を取っている。つまり、タイ人は個人的 な関係を大切にしている。

「自分よりも他人を優先して機会を与える」は大きな変化があまり見られないが、「ときどきする」と いう回答比率は最も高くなっている。タイ人は自己志向を持っているため(อดุล, 1972、自分に非利益を もたらす場合、他人より自分を優先すると考えられる。

「心から許す」は大きな変化は見られない。「列を無視して割り込む」と「公共の場所にゴミを捨て る」をしない人の割合は2011年から2018年にかけて増加し続けている。

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12 66.. 若者者のの価価値値観観にに関関すするる質質問問項項目

図表9と図表10は若者の価値観に関するデータを集計したものである。「遊び回る」「夜遊びをす る」「ギャンブルをする」をしない人の比率は最も高くなっている。「遅寝遅起」をする若者の比率が 高く、この10年間で「する」と「ときどきする」という回答比率が増加し続けている。

図表9 若者の価値観(1

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

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図表10 若者の価値観(2

出所)各年度の社会状態・文化・精神衛生調査より筆者作成。

ゲームをする若者の比率は2008年に4割を超えなかったが、2011年から2018年までのその比率は 5割を超えている。

「本を読む」「スポーツ・運動をする」「楽器演奏をする/歌を歌う」は大きな変化が見られない。

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14 77..まととめ

今回の調査では「他人を助ける」と「恩に報いること」をする人は増えている。世界価値観調査によ ると、タイ人の約6割以上は宗教の意義は「他人のために善行をする」であると答えた。このことは世 界価値観調査から得られた結果を支持する。さらに、読経を「ほとんどしない」と「しない」という回 答の比率は低下し、五戒を守って生活している人と瞑想する人も増えてきている。

しかし、これらの行動は年齢によって違いがあるため、今後の課題としてこのような違いについて検 討する。また、本稿では宗教以外の質問項目を集計したため、今後は宗教に対する意識・行動と社会行 動の受容、道徳・倫理の質問項目との関連性について考察していく必要がある。

参考考文文献

石井米雄(1991 『タイ仏教入門』めこん.

National Statistical Office (NSO)2008 The 2008 Survey on Conditions of Society, Culture and Mental Health. NSO.

――――――――――――――――(2011 The 2011 Survey on Conditions of Society and Culture: NSO.

――――――――――――――――(2014 The 2014 Survey on Conditions of Society and Culture: NSO.

――――――――――――――――(2018a The 2011 Survey on Conditions of Society, Culture and Mental Health: NSO.

――――――――――――――――(2018b Executive Summary of The 2011 Survey on Conditions of Society, Culture and Mental Health: NSO.

ไพฑูรย์ เครือแก้ว1970 ลักษณะสังคมไทย. กรุงเทพฯ: ส านักพิมพ์ธงไทย.パイトゥン・クルアゲオ『タイ社会の特性』. อดุล วิเชียรเจริญ1972ค่านิยมของสังคมไทย. วารสารธรรมศาสตร์ ปืที่2 เล่มที่1 มิถุนายน-ตุลาคม.アドゥル・ウィチアンチャルーン『タイ

社会における価値観』.

กระทรวงศึกษาธิการ2016รายงานผลการวิจัยเพื่อทบทวนการสอนเพศวิถีศึกษาในสถานศึกษาไทย. タイ教育省「タイの教育機関におけ る性教育の実践報告書」.

77..まととめ

今回の調査では「他人を助ける」と「恩に報いること」をする人は増えている。世界価値観調査によ ると、タイ人の約6割以上は宗教の意義は「他人のために善行をする」であると答えた。このことは世 界価値観調査から得られた結果を支持する。さらに、読経を「ほとんどしない」と「しない」という回 答の比率は低下し、五戒を守って生活している人と瞑想する人も増えてきている。

しかし、これらの行動は年齢によって違いがあるため、今後の課題としてこのような違いについて検 討する。また、本稿では宗教以外の質問項目を集計したため、今後は宗教に対する意識・行動と社会行 動の受容、道徳・倫理の質問項目との関連性について考察していく必要がある。

参考考文文献

石井米雄(1991 『タイ仏教入門』めこん.

National Statistical Office (NSO)2008 The 2008 Survey on Conditions of Society, Culture and Mental Health. NSO.

――――――――――――――――(2011 The 2011 Survey on Conditions of Society and Culture: NSO.

――――――――――――――――(2014 The 2014 Survey on Conditions of Society and Culture: NSO.

――――――――――――――――(2018a The 2011 Survey on Conditions of Society, Culture and Mental Health: NSO.

――――――――――――――――(2018b Executive Summary of The 2011 Survey on Conditions of Society, Culture and Mental Health: NSO.

ไพฑูรย์ เครือแก้ว1970 ลักษณะสังคมไทย. กรุงเทพฯ: ส านักพิมพ์ธงไทย.パイトゥン・クルアゲオ『タイ社会の特性』. อดุล วิเชียรเจริญ1972ค่านิยมของสังคมไทย. วารสารธรรมศาสตร์ ปืที่2 เล่มที่1 มิถุนายน-ตุลาคม.アドゥル・ウィチアンチャルーン『タイ

社会における価値観』.

กระทรวงศึกษาธิการ2016รายงานผลการวิจัยเพื่อทบทวนการสอนเพศวิถีศึกษาในสถานศึกษาไทย. タイ教育省「タイの教育機関におけ る性教育の実践報告書」.

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図表 4 社会行動の受容( 1 )
図表 5 社会行動の受容( 2 )

参照

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