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management of Intestinal Behç et’s

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厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業) 

難治性炎症性腸管障害に関する調査研究  分担研究報告書(平成 30 年度) 

 

腸管型ベーチェット診療ガイドライン作成プロジェクト   

研究分担者  久松理一    杏林大学医学部第三内科学  教授   

研究要旨:ベーチェット病に関する調査研究(水木班)において特殊型ベーチェット病の診療ガイド ライン作成プロジェクトが立ち上がった。腸管型についてはこれまで当班(日比班、渡辺班、鈴木 班)が診断と治療に関するコンセンサス・ステートメントを作成してきた実績があり、両班が協力し て腸管型ベーチェット病の診療ガイドラインを作成する。本プロジェクトは一般医家および一般消化 器内科医を対象としたもので疾患に対する知識の普及と基本的な診療のガイドライン作成を目指す。 

 

共同研究者 

久松理一    杏林大学医学部第三内科学  井上  詠    慶應義塾大学医学部予防医療セン

ター 

小林清典    北里大学医学部新世紀医療開発セ ンター 

長堀正和    東京医科歯科大学消化器内科  渡辺憲治    兵庫医科大学腸管病態解析学  谷田諭史    名古屋市立大学医学部  消化器・

代謝内科学 

小金井一隆  横浜市立市民病院炎症性腸疾患科  国崎玲子    横浜市立大学附属市民総合医療セ

ンター・IBD センター 

新井勝大    国立成育医療センター 器官病態系 内科部消化器科 

内野  基    兵庫医科大学病院炎症性腸疾患外 科学 

小林  拓    北里研究所病院炎症性腸疾患先進 治療センター 

岳野光洋    日本医科大学アレルギー膠原病内 科 

上野文昭    大船中央病院 

松本主之    岩手医大内科学消化器内科消化管 分野 

鈴木康夫    東邦大学医療センター佐倉病院  IBD センター 

 

A. 研究目的 

難治性炎症性腸管障害に関する調査研究では 2007 年(日比班)がはじめて腸管ベーチェ ット病・単純性潰瘍の診療に関するコンセン サス・ステートメントの開発に着手し、その 成果が報告された1。そしてこれをもとにベ ーチェット病に関する調査研究班(石ヶ坪 班)により 2009 年に腸管ベーチェット病診 療ガイドライン平成 21 年度案 〜コンセンサ ス・ステートメントに基づく〜が作成された

2。その後、我が国での炎症性腸疾患におけ る抗 TNF抗体製剤の承認など治療法に大き な変化があったことから、2012 年に原因不 明小腸潰瘍症の実態把握、疾患概念、疫学、

治療体系の確立に関する研究班(日比班)に おいて治療の現状に沿うように抗 TNF抗体 製剤を標準治療に位置づけた改訂版を作成し 3,4. 今回、ベーチェット病に関する調査 研究班(水木班)において特殊型ベーチェッ ト病に関する診療ガイドライン作成プロジェ クトが立ち上がり、腸管型については難治性 炎症性腸管障害に関する調査研究(鈴木班)

と、ベーチェット病に関する調査研究班(水 木班)の共同作業で作成することとなった。

本プロジェクトは一般医家および一般消化器

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内科医を対象としたもので疾患に対する知識 の普及と基本的な診療のガイドライン作成を 目指すものである。 

1) Kobayashi K, Ueno F, Bito S, Iwao Y,  et al. Development of consensus 

statements for the diagnosis and  management of intestinal Behcet's  disease using a modified Delphi  approach.  J Gastroenterol. 42(9):737‑

45, 2007. 

2)石ヶ坪良明. 腸管ベーチェット病診療ガイ ドライン平成 21 年度案 〜コンセンサス・ス テートメントに基づく〜  厚生労働科学研究  難治性疾患克服研究事業  ベーチェット病に 関する調査研究(研究代表者  石ヶ坪良明)、

平成 22 年 12 月 

3) Hisamatsu T, Ueno F, Matsumoto T, et  al. The 2nd edition of consensus 

statements for the diagnosis and 

management of Intestinal Behç et’s

Disease – Indication of anti‑

TNFmonoclonal antibodies.  

J Gastroenterol. 2014 Jan;49(1):156‑62. 

 

4) 久松理一.腸管ベーチェット・単純性潰 瘍コンセンサス・ステートメント改訂  厚生 労働科学研究費補助金特定疾患対策研究  原 因不明小腸潰瘍症の実態把握、疾患概念、疫 学、治療体系の確立に関する研究(研究代表 者  日比紀文)分担研究報告書  平成 26 年 2 月 

 

B. 研究方法 

1)ベーチェット病の概要、病態、疫学、主 症状、副症状、特殊型、および診断基準、重 症度分類に関して簡潔にまとめを記載する  2)眼症状は治療に限定して CQ を作成する が、眼症状以外の主症状や副症状、特殊型の 症状、所見に関しては、診断に関する CQ も 作成する 

3)希少疾患であるためシステマティックレ ビューは行わないが、CQ に対してそれぞれ 検索、解説する 

4)フォーマルコンセンサスの形成は、基本 的には、デルファイ(Delphi)法で行うが、

各推奨文に対しパネリストが直接討論

(round table discussion)も行う 

5)研究班のホームページ上などをもちいて パブリックコメントをもとめる。 

 

C. 研究結果 

腸管型ベーチェットに対する診療ガイドライ ン(CQ と解説、診断フローチャート、治療 フローチャート)を作成し、パブリックコメ ント、日本消化器病学会の外部評価を受け、

最終版をベーチェット病に関する調査研究班 に提出した。 

  D. 考察 

本疾患に対する治療は抗 TNF抗体製剤の承 認など治療法は大きく変わりつつあり、実臨 床に適した診療ガイドライン作成が望まれて いる。一方でベーチェット病、特に特殊型は 希少疾患であるため文献的なエビデンスは十 分とは言えない。これらの状況を踏まえて鈴 木班と水木班が共同で専門医によるコンセン サスをもとに診療ガイドラインを作成するこ とは、一般医家および一般消化器内科医に腸 管型ベーチェットに対する診断および治療の 知識の普及につながり、最終的には患者への 貢献となることが期待される。 

  E. 結論 

腸管型ベーチェット病診療ガイドラインの最 終案が完成した。 

 

F. 健康危険情報  なし 

 

G. 研究発表 

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1.論文発表 

  ガイドライン公表後、英文誌投稿予定。 

2.学会発表 

久松理一  エビデンスに基づく診療ガイドラ インの作成‑特殊型病変‑  ランチョンセミナ ー  第 2 回日本ベーチェット病学会 2018 年 12 月 14 日  パシフィコ横浜 

 

H. 知的財産権の出願・登録状況 

(予定を含む) 

1.特許取得  該当せず  2.実用新案登録 

該当せず  3.その他 

なし 

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