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日本の生産性の現状主要国と比較して 日本の労働生産性は低い 組織のリーダーがその必要性を認識することが 何よりも求められている 中小企業の生産性向上の取組状況労働生産性の高い中小企業の特徴 設備投資や IT 投資に積極的 第 4 次産業革命に取り組む中小企業の状況 IoT AI 等の新技術について関

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Academic year: 2021

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「中小企業の生産性向上と働き方改革を考える」~生産性向上の見える化とIT利活用~ (IT利活用のためのビジネス交流会 2017) 実施報告(抄) 開催日:2017年11月13日(水)14:00~17:00 場 所:北海道経済センター 8階 Aホール 主 催:札幌商工会議所、一般財団法人さっぽろ産業振興財団 参加者:45社55名 プログラムと内容概略(以下、敬称略) 1 開会・主催者挨拶 一般財団法人さっぽろ産業振興財団 事業本部長 佐久間 聖子 2 【基調講演】「生産性向上におけるIT利活用について」 札幌学院大学 客員教授/ITコーディネータ 赤羽 幸雄 ・「生産性革命」とは 1. 稼ぐ力を高める企業行動を引き出す2.新時代への挑戦を加速する3.個人の潜在力の徹底的な 底上げ という3つの大項目から成り立つ。

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・日本の生産性の現状 主要国と比較して、日本の労働生産性は低い →組織のリーダーがその必要性を認識することが、何よりも求められている。 ・中小企業の生産性向上の取組状況 労働生産性の高い中小企業の特徴 →設備投資やIT投資に積極的 ・第4次産業革命に取り組む中小企業の状況 ・IoT、AI等の新技術について関心はあるが、総じて活用状況は1割未満と低い →新技術の活用にあたり、チエ、ヒト、カネが課題となっている ・IT利活用による生産性向上 中小企業庁「IT導入補助金」の採択事例とアンケート結果 ① コスト削減効果 ② 売上向上効果 →見える化によって、具体的な課題解決のアクションが可能になる。 →業務プロセスが合理化され、攻めの経営に割ける人員・時間が増加する。 ・課題 どのITツールが効果があるのかが分かりにくい →身近な支援機関やITコーディネータなどの専門家を通じた普及が必要。 3 【課題解決事例のご紹介】 ①(平成28年度IT利活用促進事業費補助金採択事業者)y‘s株式会社 (講演予定者が急病のため当日欠席。事務局による代読報告) 【事業内容】自動車搬送業(レッカー) 【事業を取り巻く環境】 ・損保会社、自動車ディーラーからのレッカー要請に対応。依頼件数は増加傾向。 ・インバウンド観光客のレンタカー利用による故障・事故も増加し、処理の迅速化が望まれる。 【課題】 ・現場作業員は、本来重要視すべきレッカー車輌の運転(事故のない安全な移動)と現場でのレッカー 作業以外の事務作業が多い。 ・作業内容、作業開始/終了時間、現場までの移動距離をメモしておき、作業終了後に自社でメモを元 に作業明細書を記入するデスクワークに時間がとられ、本来のレッカー作業にも影響が出ている。 【課題の対策】 ・スマホアプリを開発。作業手順に合わせて画面が表示され、作業員はその画面に応じた作業を開始・ 完了するタイミングで画面をタップ。タイミングで GPS から位置・時刻情報を取得しており、作業開 始/終了時間の計時や、距離や位置など計測も不要となり、これらの情報を作業明細書に反映する仕組 み。 【効果】 ・1件あたり約40分かかっていた事務作業を、約6分に大幅短縮。 ・勤怠管理、日報作成も自動で生成されるようになった。 【今後】 ・スマホアプリと連動した販売管理システムを構築し、請求書発行など依頼元への請求業務も今回開発 しらシステムと連動を図り、更なる効率化を図る予定。

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②(平成27年度IT利活用促進事業費補助金採択事業者)アラヤサッポロ株式会社 「ヒューマンリソースの最適化とその効果」~業務改善の枠を超えて~ (採択事業者)アラヤサッポロ株式会社 ソリューション開発マネージャー 三浦 世子 (パートナー/IT事業者)株式会社ウェブドロップス 代表取締役 山腰 雅樹 【事業内容】翻訳、多言語Webサイト制作、海外戦略支援など 【事業を取り巻く環境】 ・国際化に伴い英語を始め、翻訳ニーズが増加している ・外国人観光客の増加によって表示言語の多様化が進んでいる 【課題】 ・翻訳依頼の打合せやクライアントとの連絡に多大な時間を浪費してしまう(従来は選定までに4時間) ・顧客ニーズに合った翻訳者を選定、手配するための登録情報が一元化されておらず、検索に多くの工 数を割いてしまっている。 【課題の対策】 ・バラバラな翻訳者情報を関連付けし、最適化する ・翻訳者のスキル、業務レベルを情報共有し、選定工数の削減を図る ・翻訳者へのメールや電話でのやり取りを削減する 【効果】 ・ワークフローのスリム化 ・翻訳者検索のスピーディー化 ・翻訳者の稼働率向上 ・営業、コンサルティング業務の活発化 【今後】 ・今回のITシステム導入で、デスクワークをITに任せることにより人と触れ合う業務に時間を使うこ とができるようになった。これを機に観光客向け事業で、インバウンドの方と直接やり取りすること によって蜜なおもてなしや人との繋がりを生み出す攻めの経営を行っていきたい。 【ご参考】IT利活用促進事業費補助金について 札幌市及び一般財団法人さっぽろ産業振興財団では、札幌市内に本社のある中小企業等を対象に、自社 の経営課題の解決に向けた取り組みにおいて、ITの利活用を行うために必要な費用の一部を補助する「IT 利活用促進事業費補助金」を平成25年度より実施しております。平成30年度の実施については現在、 計画中です。 <本補助金の概要(詳細はhttp://www.sec.or.jp/elecen/it-business.htmlをご参照願います)> ・対象者:札幌市内に本社のある中小企業及び企業グループ ※ただしIT産業に属する企業を除く。

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・補助対象事業:対象者が、自社の経営課題を解決するために、ITの利活用を行う取り組み ・補助額/補助率:上限200万円、補助対象経費の1/2以下(予算の範囲内にて実施) ・補助対象経費:対象者と市内中小IT事業者との間で発生するITの利活用に関する経費 (ハードウェア/ソフトウェアの購入費及び利用費、ソウトウェア開発委託費) ・補助対象期間(H29年度実績):平成29年9月1日(金)~平成30年3月9日(金)まで ・公募期間(H29年度実績):平成29年4月24日(月)~平成29年 7月28日(金)まで 4 「市内IT企業が提供する実サービスのご紹介」 案内役(司会):北海道ITコーディネータ協議会 事務局長 阿部 裕樹 ① 「まだまだできる生産性向上」~ワークスタイル変革のためのプラスワン~ 株式会社パブリックリレーションズ 営業部 松井 俊樹 ○政府発表による「働き方改革」が昨今取りざたされている ・働き方改革とはリエンジニアリングによる抜本的なイノベーションのこと →時代の変化に応じた業務のイノベーションが必要となる ○業務改善をする前に現在の状況を整理する

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・アナログで行っている作業や、重複している業務がある ・業務フローを社内で情報共有できていない ・抱えている業務の全体像が見えていない →これらを解決する手段としてITの利活用がある ○IT利活用をした見える化のメリット ・業務効率化によってヒューマンエラーを回避できる ・工数管理が容易となり、原価検討を行いやすくなる ・人員配置が流動的に行える(専属要員の排除) ○IT利活用のご提案 IT導入活用事例紹介 ・勤怠管理システムのご提案 オープンソースを使用したシステムを用いることで、導入の際にかかる開発費を大幅に抑えるこ とができ、さらにカスタム・保守もしやすいメリットがある。 →手打ちで行っていた勤怠時間の集計をタブレット端末とFelicaを用いることで正しい勤務時間が 管理できるようになり、また入力にかかっていた工数を削減できた。 ・グループウェア活用のご提案 社内で社員の業務情報をサーバー上で共有することで、各従業員のスケジュールを全体で管理し やすくなる。社内コミュニケーションの向上も図ることができ、業務遂行がスムーズになり生産 性もアップする。 ・ファイル管理システム活用のご提案 クラウド上に業務データを保管する →ペーパーレス化、また社外でも情報をすぐ確認でき商談でのレスポンスが早くなる。 →安全なデータ運用も可能に、セキュリティマネジメントも容易になる。 ○最新技術への取組み ・IoTを活用した農業(ビジネスEXPO2016展示) ・AIを活用した学習システム(ビジネスEXPO2017展示) ○最後に IT利活用を行うには、業務の「見える化」を行い、業務の効率化を図ることを目指し、生産性向 上へ。 ② 「自社の価値を高める仕組みとは」~顧客管理から始めるシステム導入のビフォーアフター~ 株式会社ファインドメーカー 代表取締役 福留 健二 ○自社の強み、経営資源を活かすためには自社の価値を高める仕組みが必要 ・顧客管理にITを利活用する

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→顧客管理システムの利用 ○顧客管理システム活用のご提案 ・電話を取る前から顧客の情報を確認することができる →電話対応の品質向上へ繋がり、応答時間の短縮になる →どの従業員が取ってもきめ細やかな対応ができる(従業員間の顧客情報連絡が容易に) →履歴手書きの手間が無くなるなどデータ転記作業をなくすことで時間確保が可能に ○従業員を守ることも ・履歴と通話の録音をするので悪意を持った顧客から従業員を守ることができる。 ・「言った、言ってない」のトラブルも履歴をたどることで解決できる。 ○工程プロセスを見える化する ・売り上げが増加したが、利益が減る →受注別の工程プロセス別のコスト(労賃、材料、外注)を見える化し、解決策を導くことができる →製造プロセスの見える化による改善力アップ ○顧客との接点強化で満足度向上 ・フォロールールを仕組みとしてシステムへ組み込む →顧客へのフォローを見える化し、共有することできめ細やかな対応が可能になり売上が上がった。 →社員全員を売れる営業マン化することができる。 ○最後に ・上手なIT利活用は「顧客満足対応」・「リスク回避」の両面で役に立つ。 5 情報交換・交流(ご相談) <参考>セミナーの模様 以上

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