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岡山大学 大学院保健学研究科 パンフレット2021年度版

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岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ

(1)保健学研究科 学生定員 (2)募集要項発表時期は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬   を予定しています。 ※学生募集要項の冊子は配布しませんので、上記の発表時期以降、  次のホームページからダウンロードしてください。  http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/

学生生活のサポート

医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

助産師、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修 了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍し ています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいき ます。 開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研 究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や 教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。 長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・ 入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励 金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning など の学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

博士前期課程 2年

博士後期課程 3年

医療のエキスパート・研究職 etc.

看護学分野

基礎看護学領域 成育看護学領域 臨床応用看護学領域 コミュニティヘルス看護学領域 医用情報理工学領域 放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域 生体情報科学領域

検査技術科学分野

看護学分野

基礎看護学領域 成育看護学領域 臨床応用看護学領域 コミュニティヘルス看護学領域 医用情報理工学部領域 放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域 生体情報科学領域

検査技術科学分野

大学•現場

などで学んだ

各分野基礎教育

研究テーマ

研究職

教育職

行政職

etc.

博士前期課程 14 人 6 人 計 10 人 6 人 博士後期課程 看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野 N 岡山県総合グラウンド● 後楽園 ● 岡山駅 大元駅 53 180 250 ●岡山市役所裁判所 法界院駅 30 2 旭川 岡山大学 鹿田キャンパス 岡山大学 津島キャンパス 学  章

その

他詳し

い情

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最新情報はホームページで!

岡山大学大学院保健学研究科

検索

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/ 岡山大学大学院保健学研究科

岡山大学大学院 保健学研究科

〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当 Tel. 086-235-7984 E-mail ishiyaku-g-hoken@adm.okayama-u.ac.jp 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当 お問 合せ窓口 : 編   集 :

保健学科棟

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 N P P P 岡山駅行 岡南方面行 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 16 13 14 15 保健学科棟 入院棟 総合診療棟 中央診療棟 地域医療人育成センターおかやま (MUSCAT CUBE) 臨床講義棟 総合教育研究棟 基礎研究棟 外来診療棟(医科) 記念会館 基礎医学棟 附属図書館鹿田分館 医学部正門

Junko Fukutake Hall 医歯薬融合型教育研究棟 資料棟 「大学病院入口」バス停 「大学病院入口」 バス停 「大学病院」 バス停 鹿田キャンパスまでの経路

鹿田キャンパス案内

2020年4月現在 2020年作成

[博士前期課程]

 本研究科が教育研究を通して、人間と生命の尊厳を重視し人々が健康で 充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動に 参画できる人材育成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通 りです。  ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた感性を持つ人  ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱と気概がある人  ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の中核になれる人  ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専門知識と技術の修得    を目指す人  ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるため、研究の基礎能力    の修得を目指す人  本研究科では、外国語(英語)の能力試験、また上記人物像や各分野の専門 知識力を評価する口述試験を組合わせた多様な入学試験を実施します。な お、入学試験と評価方法の詳細は学生募集要項に明示します。

[博士後期課程]

 本研究科が教育研究を通して、実証に基づいた看護学・保健学の学問・ 研究基盤を確立するとともに、患者および家族のニーズをくみ取る感性、深 い倫理観と総合的な判断力、そして高度な専門知識と実践力を備えた研究 者・教育者の養成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通り です。  ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人  ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、医療・保健チーム    をリードする素質を持つ人  ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、医科学やヘルスプロモー    ション科学の確立を進めていく可能性を持つ人  ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指す人  ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・貢献を目指す人  本研究科では、外国語(英語)の能力試験、また上記人物像や各分野の専門 知識力を評価する口述試験を組合わせた多様な入学試験を実施します。な お、入学試験と評価方法の詳細は学生募集要項に明示します。 アドミッションポリシー

Admission policy

研究科長からのメッセージ

研究科長

中塚  幹也

 岡山大学大学院保健学研究科では、看護学、放射線技術科学、検査技術科学の3分野において、 医療分野の課題のみではなく、病院の中だけでは解決できない健康増進や疾病予防など、ヘルスプ ロモーションの課題に取り組んでいます。特に、グローバルな視点での国際共同研究、自治体や企業、 他大学と連携した研究や実践、市民を対象とした保健・啓発活動などの重要性は増しており、研究 や実践の場は、近年、ますます広がっています。  看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師の国家資格を持つ大学院生や社会人、 さらには、心理士や栄養士など、医療・保健に関連するあらゆる職種の人々が、実践能力や研究能 力を持つ教員とともに、教育、研究、社会活動などを行っています。  助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士、胚培養士(体外受精などの生殖医療で精子・卵子・ 受精卵などを取り扱う職種)などの養成コースもあり、実践的な資格の取得も可能です。  また、就労・非就労の社会人が、再び、大学で広い視野と最新の知識やスキルを獲得するリカレ ント教育プログラムもあります。  更なる自己研鑽をめざし、活動の成果を社会へ還元することのできる意欲ある学生や社会人を求 めています。

De pa rt m e n t o f

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世 界 へ の 扉 を 開く

大学院保健学研究科

岡山大学

看護学分野

放射線技術科学分野

検査技術科学分野

G r a d u a t e S c h o o l o f H e a lt h S c i e n c e s

Ok ay a m a Uni v er sit y

2 0 2 1 年 度 大 学 院 案 内

ヘルスプロモーションを

実践できる人材の養成

ディプロマポリシー

Diploma policy

[博士前期課程]

 保健学研究科は、目標理念として「ヘルスプロモーションの実践と確 立」を掲げています。この目標理念を達成するため、博士前期課程の教 育理念として「全人的ケア」及び「チームケア」を据え、高度専門職業人 を育成し、専門性の確立に貢献できる基礎的研究能力を養成し、社会 の要請に応えます。具体的には、以下のような人材育成を目指します。  ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの実践に貢献    できる。  ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・医療を提供で    きる。  ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたって自己研鑽で    きる。  ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。  ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福祉の向上に     貢献できる。  人材を育成するための課程修了・学位授与の基準は以下の通りです。  所定の年限在学し、研究指導を受け、所定の単位を修得し、本研究 科が行う論文審査及び最終試験に合格した者に学位を授与します。 具体的には、以下のレベルに到達していることを目安とします。 (1)保健医療分野において、専門性に基づいた的確な問題の解決に向   けた適切な研究に取り組むことのできる能力およびその基盤と   なる知識を有している。 (2)学位請求論文は、科学的に信頼しうる結果に基づいて、明快な論   旨とともに、論理的に書かれている。 (3)研究成果を明快に提示し、質疑に対して的確な対応ができる。

[博士後期課程]

 保健学研究科は、目標理念として「ヘルスプロモーションの実践と確立」を掲げてい ます。この目標理念を達成するため、博士後期課程の教育理念として「インタープロ フェッショナルワーク論」を基盤とした「ヘルスプロモーションの実践と確立」を据え、 保健・医療・福祉に関係した教育プログラムや機器・技術の開発等を自立して研究で きる能力をもつ教育・研究者を養成し、社会の要請に応えます。具体的には、以下のよ うな人材育成を目指します。  ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割が担える。  ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロモーションの実践と確立に貢献    できる。  ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野の人材育成に貢献できる。  ● 自立した研究能力を持ち、機器・技術の開発等を通して保健・医療・福祉に貢    献できる。  ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化等社会の変化に迅速に対応できる。  人材を育成するための課程修了・学位授与基準は以下の通りです。  所定の年限在学し、研究指導を受け、所定の単位を修得し、本研究科が行う論文審査 及び最終試験に合格した者に学位を授与します。具体的には、以下のレベルに到達して いることを目安とします。 (1)学位請求論文は客観的公正な査読が行われている学術雑誌に掲載あるいは掲載確実   の原著論文である。 (2)掲載雑誌は、それぞれの専門分野において評価を受け、学術雑誌としての基準を満   たしている。 (3)保健医療分野において、高い専門性に基づき、主体的に研究課題を見いだし、的確   なリサーチクェスチョンを設定し、それを検証するに相応しい適切な研究手法のも   とに、研究を遂行できる能力および学識を有している。 (4)研究成果を明快に提示し、質疑に対して的確な対応ができる。 ●バスをご利用の場合  【JR 岡山駅後楽園口(東口)バスターミナル】 ▶3番乗り場から  ●[22]系統「(市役所経由)岡山ろうさい病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車  ●[52]系統「大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車  ●[62]系統「岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ▶4番乗り場から  ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車  ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●岡山市内循環バスをご利用の場合 ▶岡山駅前(髙島屋入口)から  ● 医大左線⇒「大学病院入口」で下車 ●路面電車をご利用の場合  ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分 ●タクシーをご利用の場合  ● JR 岡山駅後楽園口(東口)タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

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岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ

(1)保健学研究科 学生定員 (2)募集要項発表時期は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬   を予定しています。 ※学生募集要項の冊子は配布しませんので、上記の発表時期以降、  次のホームページからダウンロードしてください。  http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/

学生生活のサポート

医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

助産師、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修 了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍し ています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいき ます。 開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研 究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や 教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。 長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・ 入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励 金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning など の学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

博士前期課程 2年

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医療のエキスパート・研究職 etc.

看護学分野

基礎看護学領域 成育看護学領域 臨床応用看護学領域 コミュニティヘルス看護学領域 医用情報理工学領域 放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域 生体情報科学領域

検査技術科学分野

看護学分野

基礎看護学領域 成育看護学領域 臨床応用看護学領域 コミュニティヘルス看護学領域 医用情報理工学部領域 放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域 生体情報科学領域

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研究テーマ

研究職

教育職

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博士前期課程 14 人 6 人 計 10 人 6 人 博士後期課程 看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野 N 岡山県総合グラウンド● 後楽園 ● 岡山駅 大元駅 53 180 250 ●岡山市役所裁判所 法界院駅 30 2 旭川 岡山大学 鹿田キャンパス 岡山大学 津島キャンパス 学  章

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岡山大学大学院 保健学研究科

〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当 Tel. 086-235-7984 E-mail ishiyaku-g-hoken@adm.okayama-u.ac.jp 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当 お問 合せ窓口 : 編   集 :

保健学科棟

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 N P P P 岡山駅行 岡南方面行 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 16 13 14 15 保健学科棟 入院棟 総合診療棟 中央診療棟 地域医療人育成センターおかやま (MUSCAT CUBE) 臨床講義棟 総合教育研究棟 基礎研究棟 外来診療棟(医科) 記念会館 基礎医学棟 附属図書館鹿田分館 医学部正門

Junko Fukutake Hall 医歯薬融合型教育研究棟 資料棟 「大学病院入口」バス停 「大学病院入口」 バス停 「大学病院」 バス停 鹿田キャンパスまでの経路

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[博士前期課程]

 本研究科が教育研究を通して、人間と生命の尊厳を重視し人々が健康で 充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動に 参画できる人材育成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通 りです。  ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた感性を持つ人  ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱と気概がある人  ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の中核になれる人  ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専門知識と技術の修得    を目指す人  ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるため、研究の基礎能力    の修得を目指す人  本研究科では、外国語(英語)の能力試験、また上記人物像や各分野の専門 知識力を評価する口述試験を組合わせた多様な入学試験を実施します。な お、入学試験と評価方法の詳細は学生募集要項に明示します。

[博士後期課程]

 本研究科が教育研究を通して、実証に基づいた看護学・保健学の学問・ 研究基盤を確立するとともに、患者および家族のニーズをくみ取る感性、深 い倫理観と総合的な判断力、そして高度な専門知識と実践力を備えた研究 者・教育者の養成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通り です。  ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人  ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、医療・保健チーム    をリードする素質を持つ人  ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、医科学やヘルスプロモー    ション科学の確立を進めていく可能性を持つ人  ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指す人  ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・貢献を目指す人  本研究科では、外国語(英語)の能力試験、また上記人物像や各分野の専門 知識力を評価する口述試験を組合わせた多様な入学試験を実施します。な お、入学試験と評価方法の詳細は学生募集要項に明示します。 アドミッションポリシー

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研究科長からのメッセージ

研究科長

中塚  幹也

 岡山大学大学院保健学研究科では、看護学、放射線技術科学、検査技術科学の3分野において、 医療分野の課題のみではなく、病院の中だけでは解決できない健康増進や疾病予防など、ヘルスプ ロモーションの課題に取り組んでいます。特に、グローバルな視点での国際共同研究、自治体や企業、 他大学と連携した研究や実践、市民を対象とした保健・啓発活動などの重要性は増しており、研究 や実践の場は、近年、ますます広がっています。  看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師の国家資格を持つ大学院生や社会人、 さらには、心理士や栄養士など、医療・保健に関連するあらゆる職種の人々が、実践能力や研究能 力を持つ教員とともに、教育、研究、社会活動などを行っています。  助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士、胚培養士(体外受精などの生殖医療で精子・卵子・ 受精卵などを取り扱う職種)などの養成コースもあり、実践的な資格の取得も可能です。  また、就労・非就労の社会人が、再び、大学で広い視野と最新の知識やスキルを獲得するリカレ ント教育プログラムもあります。  更なる自己研鑽をめざし、活動の成果を社会へ還元することのできる意欲ある学生や社会人を求 めています。

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実践できる人材の養成

ディプロマポリシー

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[博士前期課程]

 保健学研究科は、目標理念として「ヘルスプロモーションの実践と確 立」を掲げています。この目標理念を達成するため、博士前期課程の教 育理念として「全人的ケア」及び「チームケア」を据え、高度専門職業人 を育成し、専門性の確立に貢献できる基礎的研究能力を養成し、社会 の要請に応えます。具体的には、以下のような人材育成を目指します。  ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの実践に貢献    できる。  ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・医療を提供で    きる。  ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたって自己研鑽で    きる。  ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。  ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福祉の向上に     貢献できる。  人材を育成するための課程修了・学位授与の基準は以下の通りです。  所定の年限在学し、研究指導を受け、所定の単位を修得し、本研究 科が行う論文審査及び最終試験に合格した者に学位を授与します。 具体的には、以下のレベルに到達していることを目安とします。 (1)保健医療分野において、専門性に基づいた的確な問題の解決に向   けた適切な研究に取り組むことのできる能力およびその基盤と   なる知識を有している。 (2)学位請求論文は、科学的に信頼しうる結果に基づいて、明快な論   旨とともに、論理的に書かれている。 (3)研究成果を明快に提示し、質疑に対して的確な対応ができる。

[博士後期課程]

 保健学研究科は、目標理念として「ヘルスプロモーションの実践と確立」を掲げてい ます。この目標理念を達成するため、博士後期課程の教育理念として「インタープロ フェッショナルワーク論」を基盤とした「ヘルスプロモーションの実践と確立」を据え、 保健・医療・福祉に関係した教育プログラムや機器・技術の開発等を自立して研究で きる能力をもつ教育・研究者を養成し、社会の要請に応えます。具体的には、以下のよ うな人材育成を目指します。  ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割が担える。  ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロモーションの実践と確立に貢献    できる。  ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野の人材育成に貢献できる。  ● 自立した研究能力を持ち、機器・技術の開発等を通して保健・医療・福祉に貢    献できる。  ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化等社会の変化に迅速に対応できる。  人材を育成するための課程修了・学位授与基準は以下の通りです。  所定の年限在学し、研究指導を受け、所定の単位を修得し、本研究科が行う論文審査 及び最終試験に合格した者に学位を授与します。具体的には、以下のレベルに到達して いることを目安とします。 (1)学位請求論文は客観的公正な査読が行われている学術雑誌に掲載あるいは掲載確実   の原著論文である。 (2)掲載雑誌は、それぞれの専門分野において評価を受け、学術雑誌としての基準を満   たしている。 (3)保健医療分野において、高い専門性に基づき、主体的に研究課題を見いだし、的確   なリサーチクェスチョンを設定し、それを検証するに相応しい適切な研究手法のも   とに、研究を遂行できる能力および学識を有している。 (4)研究成果を明快に提示し、質疑に対して的確な対応ができる。 ●バスをご利用の場合  【JR 岡山駅後楽園口(東口)バスターミナル】 ▶3番乗り場から  ●[22]系統「(市役所経由)岡山ろうさい病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車  ●[52]系統「大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車  ●[62]系統「岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ▶4番乗り場から  ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車  ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●岡山市内循環バスをご利用の場合 ▶岡山駅前(髙島屋入口)から  ● 医大左線⇒「大学病院入口」で下車 ●路面電車をご利用の場合  ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分 ●タクシーをご利用の場合  ● JR 岡山駅後楽園口(東口)タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

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岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ

(1)保健学研究科 学生定員 (2)募集要項発表時期は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬   を予定しています。 ※学生募集要項の冊子は配布しませんので、上記の発表時期以降、  次のホームページからダウンロードしてください。  http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/

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医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

助産師、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修 了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍し ています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいき ます。 開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研 究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や 教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。 長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・ 入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励 金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning など の学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

博士前期課程 2年

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看護学分野

基礎看護学領域 成育看護学領域 臨床応用看護学領域 コミュニティヘルス看護学領域 医用情報理工学領域 放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域 生体情報科学領域

検査技術科学分野

看護学分野

基礎看護学領域 成育看護学領域 臨床応用看護学領域 コミュニティヘルス看護学領域 医用情報理工学部領域 放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域 生体情報科学領域

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各分野基礎教育

研究テーマ

研究職

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etc.

博士前期課程 14 人 6 人 計 10 人 6 人 博士後期課程 看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野 N 岡山県総合グラウンド● 後楽園 ● 岡山駅 大元駅 53 180 250 ●岡山市役所裁判所 法界院駅 30 2 旭川 岡山大学 鹿田キャンパス 岡山大学 津島キャンパス 学  章

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岡山大学大学院 保健学研究科

〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当 Tel. 086-235-7984 E-mail ishiyaku-g-hoken@adm.okayama-u.ac.jp 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当 お問 合せ窓口 : 編   集 :

保健学科棟

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 N P P P 岡山駅行 岡南方面行 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 16 13 14 15 保健学科棟 入院棟 総合診療棟 中央診療棟 地域医療人育成センターおかやま (MUSCAT CUBE) 臨床講義棟 総合教育研究棟 基礎研究棟 外来診療棟(医科) 記念会館 基礎医学棟 附属図書館鹿田分館 医学部正門

Junko Fukutake Hall 医歯薬融合型教育研究棟 資料棟 「大学病院入口」バス停 「大学病院入口」 バス停 「大学病院」 バス停 鹿田キャンパスまでの経路

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2020年4月現在 2020年作成

[博士前期課程]

 本研究科が教育研究を通して、人間と生命の尊厳を重視し人々が健康で 充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動に 参画できる人材育成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通 りです。  ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた感性を持つ人  ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱と気概がある人  ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の中核になれる人  ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専門知識と技術の修得    を目指す人  ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるため、研究の基礎能力    の修得を目指す人  本研究科では、外国語(英語)の能力試験、また上記人物像や各分野の専門 知識力を評価する口述試験を組合わせた多様な入学試験を実施します。な お、入学試験と評価方法の詳細は学生募集要項に明示します。

[博士後期課程]

 本研究科が教育研究を通して、実証に基づいた看護学・保健学の学問・ 研究基盤を確立するとともに、患者および家族のニーズをくみ取る感性、深 い倫理観と総合的な判断力、そして高度な専門知識と実践力を備えた研究 者・教育者の養成を行う上で国内外から広く求める人物像は、以下の通り です。  ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人  ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、医療・保健チーム    をリードする素質を持つ人  ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、医科学やヘルスプロモー    ション科学の確立を進めていく可能性を持つ人  ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指す人  ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・貢献を目指す人  本研究科では、外国語(英語)の能力試験、また上記人物像や各分野の専門 知識力を評価する口述試験を組合わせた多様な入学試験を実施します。な お、入学試験と評価方法の詳細は学生募集要項に明示します。 アドミッションポリシー

Admission policy

研究科長からのメッセージ

研究科長

中塚  幹也

 岡山大学大学院保健学研究科では、看護学、放射線技術科学、検査技術科学の3分野において、 医療分野の課題のみではなく、病院の中だけでは解決できない健康増進や疾病予防など、ヘルスプ ロモーションの課題に取り組んでいます。特に、グローバルな視点での国際共同研究、自治体や企業、 他大学と連携した研究や実践、市民を対象とした保健・啓発活動などの重要性は増しており、研究 や実践の場は、近年、ますます広がっています。  看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師の国家資格を持つ大学院生や社会人、 さらには、心理士や栄養士など、医療・保健に関連するあらゆる職種の人々が、実践能力や研究能 力を持つ教員とともに、教育、研究、社会活動などを行っています。  助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士、胚培養士(体外受精などの生殖医療で精子・卵子・ 受精卵などを取り扱う職種)などの養成コースもあり、実践的な資格の取得も可能です。  また、就労・非就労の社会人が、再び、大学で広い視野と最新の知識やスキルを獲得するリカレ ント教育プログラムもあります。  更なる自己研鑽をめざし、活動の成果を社会へ還元することのできる意欲ある学生や社会人を求 めています。

De pa rt m e n t o f

M e d i c a l

T e c h n o l o g y

D e p a r t m e n t o f

N u r s i n g

De pa rt m e n t o f

R a d i o l o g i c a l

T e c h n o l o g y

世 界 へ の 扉 を 開く

大学院保健学研究科

岡山大学

看護学分野

放射線技術科学分野

検査技術科学分野

G r a d u a t e S c h o o l o f H e a lt h S c i e n c e s

Ok ay a m a Uni v er sit y

2 0 2 1 年 度 大 学 院 案 内

ヘルスプロモーションを

実践できる人材の養成

ディプロマポリシー

Diploma policy

[博士前期課程]

 保健学研究科は、目標理念として「ヘルスプロモーションの実践と確 立」を掲げています。この目標理念を達成するため、博士前期課程の教 育理念として「全人的ケア」及び「チームケア」を据え、高度専門職業人 を育成し、専門性の確立に貢献できる基礎的研究能力を養成し、社会 の要請に応えます。具体的には、以下のような人材育成を目指します。  ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの実践に貢献    できる。  ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・医療を提供で    きる。  ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたって自己研鑽で    きる。  ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。  ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福祉の向上に     貢献できる。  人材を育成するための課程修了・学位授与の基準は以下の通りです。  所定の年限在学し、研究指導を受け、所定の単位を修得し、本研究 科が行う論文審査及び最終試験に合格した者に学位を授与します。 具体的には、以下のレベルに到達していることを目安とします。 (1)保健医療分野において、専門性に基づいた的確な問題の解決に向   けた適切な研究に取り組むことのできる能力およびその基盤と   なる知識を有している。 (2)学位請求論文は、科学的に信頼しうる結果に基づいて、明快な論   旨とともに、論理的に書かれている。 (3)研究成果を明快に提示し、質疑に対して的確な対応ができる。

[博士後期課程]

 保健学研究科は、目標理念として「ヘルスプロモーションの実践と確立」を掲げてい ます。この目標理念を達成するため、博士後期課程の教育理念として「インタープロ フェッショナルワーク論」を基盤とした「ヘルスプロモーションの実践と確立」を据え、 保健・医療・福祉に関係した教育プログラムや機器・技術の開発等を自立して研究で きる能力をもつ教育・研究者を養成し、社会の要請に応えます。具体的には、以下のよ うな人材育成を目指します。  ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割が担える。  ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロモーションの実践と確立に貢献    できる。  ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野の人材育成に貢献できる。  ● 自立した研究能力を持ち、機器・技術の開発等を通して保健・医療・福祉に貢    献できる。  ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化等社会の変化に迅速に対応できる。  人材を育成するための課程修了・学位授与基準は以下の通りです。  所定の年限在学し、研究指導を受け、所定の単位を修得し、本研究科が行う論文審査 及び最終試験に合格した者に学位を授与します。具体的には、以下のレベルに到達して いることを目安とします。 (1)学位請求論文は客観的公正な査読が行われている学術雑誌に掲載あるいは掲載確実   の原著論文である。 (2)掲載雑誌は、それぞれの専門分野において評価を受け、学術雑誌としての基準を満   たしている。 (3)保健医療分野において、高い専門性に基づき、主体的に研究課題を見いだし、的確   なリサーチクェスチョンを設定し、それを検証するに相応しい適切な研究手法のも   とに、研究を遂行できる能力および学識を有している。 (4)研究成果を明快に提示し、質疑に対して的確な対応ができる。 ●バスをご利用の場合  【JR 岡山駅後楽園口(東口)バスターミナル】 ▶3番乗り場から  ●[22]系統「(市役所経由)岡山ろうさい病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車  ●[52]系統「大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車  ●[62]系統「岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ▶4番乗り場から  ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車  ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●岡山市内循環バスをご利用の場合 ▶岡山駅前(髙島屋入口)から  ● 医大左線⇒「大学病院入口」で下車 ●路面電車をご利用の場合  ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分 ●タクシーをご利用の場合  ● JR 岡山駅後楽園口(東口)タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

(4)

シミュレータを使った臨床能力のスキルアップ!

放射線技術科学分野

検査技術科学分野

看護学分野

いのちを守りいのちを繋ぐ助産師を目指して

「看護実践モデルを開発する力をつけたい」

 放射線技術科学分野では、高度専門職としての知識と技術を修得し、それを総合 的に応用できる能力や各個人が独創的な発想のもとで真理を探究する能力を身に 付け、保健医療の世界やチーム医療の中でリーダーシップを発揮できる医療技術者、 研究者、教育者の育成を目指しています。  前期課程の開講授業科目として、医用情報理工学領域では、医用物理学、生体情 報計測学、医用画像解析学、画像診断技術学などがあり、放射線健康支援科学領域 では、放射線生命科学、放射線治療技術学、核医学検査技術学、放射線健康科学な どがあります。  後期課程の開講授業科目として、医用情報理工学領域では、医用物理工学、医用画 像解析・診断技術学などがあり、放射線健康支援科学領域では、放射線診療技術 学、放射線生命・健康科学などがあります。  特別コースとして、医学物理士コースを平成 20 年度から、放射線安全・医療応用 学コース(前期課程)を平成 21 年度から、放射線安全・医療応用学コース(後期課程) を平成 22 年度から開設しており、社会人入学を含めて多くの学生が履修しています。  臨床検査は科学・技術の進歩が速やかに反映される領域です。検査技術科学分野では、医学検査に関係する領 域についてさらに深く学び、幅広い知識と高度な技術を修得し、その応用能力を養います。  細胞、免疫、遺伝子など種々の領域の知識を深め、最先端の分子生物学的な分析手法などにも習熟して、疾病の 発症・進展に関わるメカニズムの解明をはかり、それを診断する新しい検査法の研究・開発を担う探求心、創造性 を養います。さらに、工学や情報科学の知識・技術等も応用して、新しい生理機能診断法、診療支援システムの研 究・開発を行うなど、高度な専門知識と技術を持ち、保健、医療、福祉の向上に貢献する人材、研究者、教育者の育 成を目標としています。なお、検査技術科学分野では以下の2つのコースを新たに開設しました。 【ゲノム医療サイエンティスト育成コース】  がんゲノム医療が加速する中、病理検体から適切に遺伝子を抽出し、管理できる専門家は圧倒的に不足してお り、このような人材育成が求められています。今後、このニーズはさらに加速し、がんゲノム医療中核拠点病院のみ ならず市中病院においてもその配置が求められるようになると予測されます。そこで本コースでは、がんゲノム医療 中核拠点病院である岡山大学病院の強みを活かし、ゲノム医療の現場で活躍できる人材を育成します。コース選 択者は、大学院修了までに実践的な知識や技術の修得とともに「遺伝子分析科学認定士」、「バイオインフォマティ クス技術者」、「細胞検査士」など、ゲノム医療や病理に関係する各認定資格の取得も目指します。 【超音波検査士育成コース】  2021年4月より、超音波検査士育成コースを開設予定です。超音波検査士の取得には、3年以上の実務経験が 必要ですが、本コースでは博士前期課程(2年間)、博士後期課程(3年間)の一貫制を導入することで、高度な研 究技能と臨床技能を併せ持った次世代の担い手となる検査技師を育成します。  超高齢社会における医療の場は病院から地域・在宅医療へと移行し、チーム医療 の中で看護職の役割がますます重要になっています。そして高度専門医療、災害医 療、国際医療および保健・福祉の場でも、多様な職種と連携・協働しながら看護の専 門性を発揮することが責務となっています。     また看護職は常に自身の知識や技術を研鑽しながら、キャリアを積み重ねていくこ とが求められています。そのため今まで以上に、資質の高い看護職すなわち科学的な 視野で看護を探求し、専門的臨床実践能力をもった看護職を看護系大学院教育課程 の中で、養成することが必要となっています。  看護学分野では、岡山大学病院をはじめとする病院や地域における施設との連携 を活かしながら、実践に役立つ研究を志向しています。さらに看護のエビデンスに基 づく専門性を高め、より質の高い看護の提供や看護システムを構築できる研究者、教 育者および実践家を養成する大学院教育を目指しています。  博士前期課程では、助産師の養成も行っています。

大学院に進んだきっかけ

 私は、叔母の出産を機に助産師の妊娠前から出産 後までの幅広い活動について学び、自分も助産師と なって産婦とその家族のサポートをしたいと思うよう になりました。  大学院を志望したのは、助産師の国家試験受験資 格・看護学修士の学位の取得だけでなく、2年間かけ て知識や技術を学べることに魅力を感じたからです。

現在のライフスタイル

 講義では主に助産学の専門科目の授業や演習を 行っています。先生方の授業を受けるだけでなく、学 生が資料の作成・発表、グループワークで討論する など主体性をもって行う授業も多く、自ら考え行動す るための思考力を養うことができます。  ゼミでは現代社会の問題について考え文献検討を 行い、今後の助産実践に活かせる研究テーマに取り 組んでいます。

大学院生に

聞く!

Department of Radiological Technology

Department of Nursing

将来の目標

 私は、一人一人の方の気持ちに寄り添い、信頼され る助産師になりたいです。助産学実習を通して、一つと して同じお産はなく、産婦の抱える不安や悩みも様々 であると学びました。女性の持つ力を信じつつ、エビ デンスに基づいた助産ケアを行えるよう、大学院で学 びを深めています。  私は現在、岡山大学病院で急性・重症患者看護専門看護師として勤務しています。専門看護師(以下、CNS)に認 定されて5年目を迎え、試行錯誤の毎日からようやくやるべきことが見えてきた段階です。そして、次第に「自分が大 事にしている看護をきちんと人に伝えたい。介入の効果を明らかにしたい」という気持ちが高まってきました。しか し、看護の構造は複雑であり、多角的な視点を統合しなければよい実践モデルが開発できません。これは自分一人 の力でできる研究ではなく、思い切って博士後期課程への進学を決意しました。  進学を考えてから実際に受験をするまでの間、CNSの仕事を続けるべきか、休職するべきか、非常勤の仕事を探 すべきかと迷い、多くの人から助言をいただきました。結果、まだまだ臨床の最前線を離れたくないという気持ちを 優先し、病院でCNSを続けながら進学することにしました。これは、職場の上司や指導教員の理解と温かい支援、そ して保健学研究科に社会人入学制度・長期履修制度があるからこそ踏み出せた道です。この道は、険しく大変です が、やりがいのある貴重な時間でもあると感じています。

博士前期課程

取得可能学位 修士(看護学)、修士(保健学) 受験可能資格 助産師※(※専門コースを履修した場合に限る) 取得可能学位 博士(看護学)、博士(保健学)

博士後期課程

大阪樟蔭女子大学、川崎医療福祉大学、山陽学園大学、兵庫大 学、福山平成大学、岡山大学病院、川崎医科大学附属病院、四国 がんセンター、下松市、西条市、福山市、美咲町、岡山市、岡山赤 十字病院、倉敷中央病院、淀川キリスト教病院 主な就職先 岡山大学、香川県立保健医療大学、川崎医療福祉大学、九州看護 福祉大学、近大姫路大学、広島県立大学、岡山医療センター附属 看護学校、岡山県不妊専門相談センター、倉敷成人病センター 主な就職先

博士前期課程

取得可能学位 修士(保健学) 受験可能資格 医学物理士 取得可能学位 博士(保健学)

博士後期課程

茨城県立医療大学(教員)、岡山大学自然生命科学支援センター、 岡山大学病院、京都大学病院、国立病院機構九州医療センター、 静岡県立静岡がんセンター、兵庫県立粒子線医療センター、尾道 市立市民病院、岡山画像診断センター、岡山赤十字病院、倉敷中 央病院、株式会社 AZE、シーメンス 主な就職先 岡山大学大学院保健学研究科(教員)、岡山大学病院、日本原子 力研究開発機構 主な就職先

博士前期課程

取得可能学位 修士(保健学) 取得可能学位 博士(保健学)

博士後期課程

大阪大学、岡山大学、愛媛大学、就実大学、広島大学、岡山 大学病院、川崎医療短期大学、兵庫医科大学病院、和歌山 県立医科大学附属病院、朝日インテック、オリエンタル酵母 工業、グラクソ・スミスクライン、シスメックス、シーメンス、東 洋紡績、ユニチャーム、ロシュ・ダイアグノスティックス 主な就職先 岡山大学医学部保健学科、岡山大学大学院医歯薬学総合 研究科、香川保健医療大学、川崎医療短期大学、千里金蘭 大学、帝京大学 主な就職先 博士後期課程 

伊藤 真理

さん

「ラドンに挑み新しい発見を生む研究者に」

 私はラドン温泉の効能について研究しています。岡山大学保健学研究科は、日本原子力研究開発機構・人形峠環 境技術センターと共同で、鳥取の三朝温泉で研究を続けています。この技術センターには研究室の先輩がいるので、 ラドンの線量評価や動態に関する挙動解析などをするとき、先輩の存在は非常に心強いです。  修士課程に入った当初は、放射線技師になるのか研究者になるのか、将来像は曖昧でした。研究を続けるうちに、独立し た研究者になりたいという気持ちが高まって博士後期課程への進学を決意しました。独自のキャリアを積むため、日本学術 振興会の特別研究員制度に応募して採用されました。奨励金を受けられるのでアルバイトせずに研究に集中できています。  実験計画を立てたり論文を書いたりする際、国内外の学術論文に目を通すのは必須です。大学院は世界のジャー ナルに自由にアクセスできる環境が整っているので、海外の動向を知ることで視野が広がりますよ。  研究室の先輩からは「常に批判的に物事を見ろ」とアドバイスされました。矛盾点に気づき、新しいアプローチを考 えて自分で発見していく。それが大学院での研究の醍醐味ですね。 博士後期課程 

西山 祐一

さん

「充実した研究環境!将来へのステップアップ!」

 私は臨床検査技師免許取得後、研究職に就きました。しかし、一つの研究テーマに対し、論文抄読や実験系の構 築に始まり、発表を行って論文を書くという一連の流れを一から学びたいと思い、社会人大学院生として保健学研 究科に入学しました。入学してからは、指導教授をはじめ、多くの先生から有益なご指導を頂き、また実験につまず いた時は研究室の仲間と話し合い、試行錯誤を重ねながら研究を進めています。仲間には病院で臨床検査技師と して働いている社会人も多く、違った視点からのアドバイスも得ることができます。  少しずつですが、一つ一つ着実に研究成果を積み重ねていく喜びは、とても大きいです。研究成果は、年に2~3 回学会で発表しており、国際学会で発表する機会もいただきました。他大学の先生からも助言を得ることで、研究 に対する意欲が増し、責任感、充実感にもつながっています。  また、在学中に他大学の助教の職に就くことができ、細胞検査士の資格も取得しました。大学院に進学すること で、より高度で専門的な知識や技術を得ただけでなく、教育者や指導者としての心得を学ぶこともでき、これらを生 かして今後の医療の発展に貢献していきたいと思います。

(三木さんは博士後期課程在学中に、国際会議「3rd International Thymic Malignancy Interest Group Annual Meeting」において、Rosai Awardを受賞しました。演題名は「The Immunohistochemical Studies on the Type AB Thymoma(Yukari Miki, Atsushi Hayashi, Kiyoshi Takahashi )」です)

博士後期課程 

三木 友香理

さん

大学院で学び現場に活かしてみませんか。

博士前期課程 

奥村 拓朗

さん 博士前期課程 

奥村 拓朗

さん

大学院に進んだきっかけ

 現在、診療放射線技師が担う業務・モダリティーは多 種多様化しており、特に近年、放射線治療の分野では 高精度放射線治療の普及に伴い、専門家の養成が急 務となっています。このようななかで、私もそのような専 門家を目指して大学院へ進学することを決めました。

大学院での目標

 私が大学院において掲げた目標は①臨床現場で の経験、②研究、③医学物理士認定試験の合格の 3 つでした。臨床経験としては修士 1 年後期から約 1 年間兵庫県立粒子線医療センターでお世話になり、 実際の臨床現場にスタッフとして配置していただき ました。平日は現場で放射線治療の学習・実践、週 末は岡山で講義を受けるという忙しい中でも充実し た日々を送っていました。また、研究に関してはこの 施設の医学物理士の方にお世話になり、放射線治 療における位置決めの画像レジストレーションの研

大学院生に

聞く!

究を行いました。また、これらの実際の現場教育や講 義等で学んだ知識を形として残すために医学物理士 認定試験に挑み無事合格することができました。

現在のライフスタイル

 私は広島大学病院に就職し、引き続き強度変調放 射線治療や定位放射線治療をはじめとするさまざまな 治療業務や、QA 業務などを行っています。学部教育、 大学院教育、現場教育とうまく歯車が組み合わさって 今の私があるように思います。

大学院への進学を考えている後輩へ

博士前期課程 

土井 美里

さん 博士前期課程 

土井 美里

さん

大学院に進んだきっかけ

 私は鳥取大学出身です。臨床検査技師として働いて いくうえで、病気の発症機序や病態の知識を深めたいと いう思いをきっかけに、大学院の病理学分野への進学 を考えるようになりました。また、細胞検査士にも興味 があったので、本大学院の細胞検査士コースで学びな がら、高度な研究手法を得たいと思い、他大学からの進 学を決意しました。

現在の研究

 リンパ増殖性疾患の発症には様々な原因がありま す。私はその中でも、メトトレキサートという免疫抑制 剤による治療を受けた患者に発症するリンパ増殖性 疾患の臨床像について解析しています。また、この疾 患には病理組織学的に様々なタイプが存在し、特に 古典的ホジキンリンパ腫の像を示すタイプについて研 究しています。このタイプは、他のタイプとは異なり、 メトトレキサートを中止するだけでは病変が寛解に至 りにくいといわれています。なので、その要因の探索も しています。他にも遺伝子再構成の解析やシーケンス といった遺伝子検査も行います。研究内容が盛りだく

大学院生に

聞く!

さんで大変ですが、有意義な時間を過ごしています。

将来の目標

 幅広い分野で活躍できる人材を目指しています。その 一歩として、細胞検査士の資格取得という目標を掲げ、研 究とともに、勉学にも励んできました。努力が報われ、無 事細胞検査士の試験に合格しました。大学院では、知識 だけではなく、学会発表や論文の読み方から作成までの プロセス、研究への取り組み方など、現場では身につける ことが難しいスキルを身につけることができました。現場 で働いていくうえで、このスキルを活かし、常に一歩前に 出て、ステップアップしていこうと思います。

後輩へ

 他大学の大学院に進むことは、不安が大きいと思いま す。私も入学当初は環境に慣れることが大変なうえに、岡 山大学の勉学のレベルの高さを身をもって体験し、自分 の未熟さを痛感する日々でした。しかし、自分がやりたい ことが明確であれば、乗り越えられます。自分が何を学び たいのか、そのためにはどの大学のどの研究室に進学す べきなのか、じっくり考えてください。悩んだ時には周りの 人に相談するのが BEST だと思います。 

より臨床に沿った実践的教育!

岡山大学病院・医療教育統合開発センターの協力を得て、母性総合シ ミュレータ等を使った臨床能力のスキルアップを目指しています。

大学病院の併設。臨床の現場を

身近に感じることができます!

同じキャンパス内に岡山大学病院があり ます。経験豊かな先輩たちからの指導、 また教育研究に熱心な医師や医療技術者 との共同研究など、臨床の現場を身近に 感じつつ、多くの研究支援を受けること ができます。

岡山は中国・四国・関西・九州を

つなぐ要衝地!

保健学研究科がある鹿田キャンパスは、 中国・四国・関西・九州をつなぐ要衝地・ 岡山市にあります。またすべての新幹線が 停車する JR 岡山駅から、バスで 10 分ほど の街中にキャンパスがありますので、講義 や研究のための通学に最適で、生活環境も 充実しています。

キャンパスには医学部、歯学部も併設。

幅広い分野を学ぶことができる環境!

保健学研究科は平成15 年 4月に修士課程(の ちに博士前期課程)を、平成 17 年 4 月に博士 後期課程を開設しましたが、岡山大学医学部は 明治 3 年岡山藩医学館に、保健学科は大正 11年岡山医学専門学校附属医院看護婦養成科 にそのルーツがあります。同じキャンパス内 に、このような歴史と伝統を持つ医学部、さら に歯学部も併設され、最先端の高度先進医療 の現場で幅広い分野の研究者と交わることが できます。 博士前期課程の助産学コースでは、超音波 3D エコーを使って、より 実践的な教育を行っています。

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/

最新情報はホームページで!

オンラインで、遠隔授業も楽々!!

岡山大学大学院保健学研究科

検索

※オンラインでの大学入試

 説明会も行う予定です。

 詳しくはウェブサイトを

 ご覧ください。

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アカウント

はじめました!!

県外に在住する大学院生もオンラインでの授業が可能です。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため岡山大学キャンパス内での授業ができな くなった時も、いち早く全面オンライン化で授業を開始しました。岡山大学では、 以前から、e-ラーニング用プラットフォーム「Moodle」を利用していますので、 資料・動画のアップロードや小テストの実施など、遠隔での授業が可能です。リ アルタイムでの授業も Teams や Zoom などのビデオ会議システムやチャットを利 用して実施しています。 教員と学生間、あるいは学 生同士のディスカッション は画面を通して盛り上がり、 好評を得ています。

Department of Medical Technology

My Schedule

博士前期課程 

長谷 優希

さん 博士前期課程 

長谷 優希

さん 研究・自己学習 休憩 授業・演習 休憩 研究や授業など忙しい時期は自己学習を行っています。余裕のある時期はアルバイト・フリータイム。 ゼミや授業は曜日や時期により異なるため、時間を見つけてアルバイトや自分の時間を持つことができます。 ゼミ :00

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:00 WEEKDAY→ WEEKEND→ 勉強と 実験の準備 フリータイム 勉強(細胞診の標本観察など)実験 実験結果のまとめ、次の日の実験計画など ※ご飯は空いた時間に!

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My Schedule

WEEKDAY→ WEEKEND→ 勤務 岡山へ 移動 勤務 講義 講義 帰宅 研究 昼食 昼食

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My Schedule

[社会人大学院生]

WEEKDAY→ WEEKEND→

参照

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【 大学共 同研究 】 【個人特 別研究 】 【受託 研究】 【学 外共同 研究】 【寄 付研究 】.