松下記念病院 循環器内科 川﨑達也
実践・心音図ハンドブック (50 症例)
目次へ 実践・心音図ハンドブック(50症例)
編集 川﨑達也 イラスト 川﨑達也
©川﨑達也2017.04.30(第1版) 2018.02.15(第2版)
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※アイコンをクリックしても音声や動画が再生されない時は下記へアクセスして下さい http://phio.panasonic.co.jp/kinen/heart/index.html
本書は ”Practical Handbook of Phonocardiography: 50 Case Studies with Embedded Audio and Video” (Amazon Kindle, ASIN: B01MSJ5UJV) の日本語翻訳版です.
本書に掲載された著作物およびリンクする音声・動画ファイルは,商業目的を除いて無許可で複写・複製・転載・配布・上映して 頂いて結構です.ただしその行為に関連して生じた問題に対しての責任は負いかねます.
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目次
序文 ... 5
方法 ... 6
基本心音図(症例1-10) ... 7
上級心音図(症例11-50) ... 28
1.肥大型心筋症(症例11-20) ... 29
2.僧帽弁(症例21-26) ... 50
3.大動脈弁(症例27-32) ... 63
4.心不全(症例33-42) ... 76
5.その他(症例43-50) ... 97
聴診器の歴史 ... 114
聴診器のトリビア ... 125
索引 ... 136
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序文
心臓はおしゃべりです.喜び,憂い,興奮,冷静,快さ,喘ぎ,充実,不満・・・いつも1人で何かを呟いています.うまく聞き取 れないことも少なくありませんが,聴診器を胸に当てる前はいつも気持ちが高ぶります.この心臓語が持つ面白さを伝えるために 本書が企画されました.5000以上の記録から厳選された50枚の心音図です.この「実践・心音図ハンドブック」が心臓の聴診に 興味を持つきっかけになればこれ以上の喜びはありません.なお各データは松下記念病院で行っている心音カンファレンスに基づ いています.多くの方々のご協力に心から感謝しています.
2017年4月30日
松下記念病院 循環器内科 川﨑達也
[email protected]
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方法
機器 MES-1000+MCGView(フクダ電子株式会社,東京)
体位: 基本は左半側臥位(頸部脈波と呼吸波は仰臥位あるいは半座位)
設定: 遮断周波数 減衰 ナイキスト 感度差
低音 50 Hz -6 dB/Oct 1 32 dB
中低音 50 Hz -18 dB/Oct 3 32 dB
中高音 160 Hz -24 dB/Oct 4 16 dB
高音 315 Hz -24 dB/Oct 4 0 dB
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基本心音図(症例 1-10)
症例1 正常
症例2 第4音(Ⅳ音)
症例3 第3音(Ⅲ音)
症例4 ギャロップ(奔馬調)
症例5 収縮期駆出性雑音
症例6 汎(全)収縮期雑音
症例7 収縮後期雑音
症例8 拡張期逆流性雑音
症例9 往復雑音
症例10 連続雑音
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症例1 正常
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解説 第1音(Ⅰ音)は低調で長く心尖部優位,第2音(Ⅱ音)は高調で短く心基部優位.
目次へ 症例2 第4音(Ⅳ音)
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解説 心尖部で聴取するⅠ音直前の低調音.例,肥大型心筋症.
目次へ 症例3 第3音(Ⅲ音)
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解説 心尖部で聴取するⅡ音直後の低調音.例,拡張型心筋症.
目次へ 症例4 ギャロップ(奔馬調)
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解説 拡張期に過剰心音(Ⅳ音かⅢ音かの鑑別は困難)を伴う頻脈.例,非代償性心不全.
目次へ 症例5 収縮期駆出性雑音
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解説 収縮期に漸増漸減する雑音で,Ⅰ音とⅡ音の認識は容易.例,大動脈弁狭窄.
目次へ 症例6 汎(全)収縮期雑音
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解説 収縮期に持続する高調音で,Ⅰ音とⅡ音の認識は困難.僧帽弁逆流と三尖弁逆流,心室中隔欠損のいずれかで出現.
目次へ 症例7 収縮後期雑音
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解説 収縮後期にピークを有する雑音で,Ⅱ音を超える.例,僧帽弁逸脱による僧帽弁逆流.
目次へ 症例8 拡張期逆流性雑音
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解説 Ⅱ音から始まる拡張期の漸減性雑音.例,大動脈弁逆流.
目次へ 症例9 往復雑音
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解説 収縮期と拡張期の雑音から構成され,Ⅱ音直前で消失あるいは音質の変化.例,大動脈弁狭窄兼逆流.
目次へ 症例10 連続雑音
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解説 Ⅱ音を跨ぎその前後で音質の変化が少ない雑音.厳密には心雑音でない.動静脈瘻や動脈管開存,バルサルバ洞動脈瘤
破裂などで出現.
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上級心音図(症例 11-50)
1. 肥大型心筋症(症例 11-20)
2. 僧帽弁(症例 21-26)
3. 大動脈弁(症例 27-32)
4. 心不全(症例 33-42)
5. その他(症例 43-50)
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1.肥大型心筋症(症例 11-20)
症例11 非閉塞性肥大型心筋症
症例12 非閉塞性肥大型心筋症
症例13 非閉塞性肥大型心筋症
症例14 非閉塞性肥大型心筋症
症例15 非閉塞性肥大型心筋症
症例16 非閉塞性肥大型心筋症,心房細動
症例17 閉塞性肥大型心筋症
症例18 閉塞性肥大型心筋症
症例19 心室中部閉塞性肥大型心筋症
症例20 心尖部肥大型心筋症(右室にも肥大あり)
目次へ 症例11 非閉塞性肥大型心筋症
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解説 小さなⅣ音であり,聴診することは少し難しいかもしれない.
目次へ 症例12 非閉塞性肥大型心筋症
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解説 これくらい大きいⅣ音なら,聴診・触診・視診のすべてで認識できると思われる.
目次へ 症例13 非閉塞性肥大型心筋症
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解説 Ⅳ音は心尖拍動図の心房収縮波(A波)と一致する.
目次へ 症例14 非閉塞性肥大型心筋症
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解説 Ⅳ音はPとQRSの間にあり,Ⅰ音に近すぎると聴診で認識することは難しい.
目次へ 症例15 非閉塞性肥大型心筋症
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解説 肥大型心筋症ではⅣ音が特徴的であるが,Ⅲ音を伴うことも稀ではない.
目次へ 症例16 非閉塞性肥大型心筋症,心房細動
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解説 Ⅳ音は心房収縮に関連するため,心房細動では出現しない.
目次へ 症例17 閉塞性肥大型心筋症
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解説 左室流出路狭窄による収縮後期雑音はⅡ音の前で終了する.
目次へ 症例18 閉塞性肥大型心筋症
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解説 左室流出路狭窄による収縮期雑音は,代償性休止期を伴う心室期外収縮後に著増する.
目次へ 症例19 心室中部閉塞性肥大型心筋症
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解説 収縮期雑音は心室中部の狭窄を反映.肥大型心筋症では病型によらず拡張期雑音を認めることがある.
目次へ 症例20 心尖部肥大型心筋症(右室にも肥大あり)
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解説 Ⅰ音直前の過剰心音は,心尖部で不明瞭かつ頸静脈波のa波と一致するため右心系Ⅳ音の可能性がある.
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2.僧帽弁(症例 21-26)
症例21 僧帽弁逸脱,僧帽弁逆流(高度)
症例22 僧帽弁逸脱,急性僧帽弁逆流(高度)
症例23 バーロー症候群,僧帽弁逆流(高度)
症例24 僧帽弁逆流(高度)
症例25 僧帽弁逆流(高度)
症例26 僧帽弁狭窄(高度),僧帽弁逆流(中等度)
目次へ 症例21 僧帽弁逸脱,僧帽弁逆流(高度)
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解説 明らかなクリックはない.僧帽弁逆流が重症になるとⅢ音が出現する.
目次へ 症例22 僧帽弁逸脱,急性僧帽弁逆流(高度)
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解説 収縮期クリックは有名であるが,稀に出現する拡張期クリックはあまり知られていない.
目次へ 症例23 バーロー症候群,僧帽弁逆流(高度)
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解説 収縮期雑音の形状が収縮中期で変化している点に注目.複数の逆流シグナルが存在するためと考えられた.
目次へ 症例24 僧帽弁逆流(高度)
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解説 僧帽弁逆流による雑音の最強点は通常心尖部であるが,逆流シグナルが大動脈基部に向かう場合は胸骨左縁に移動する.
目次へ 症例25 僧帽弁逆流(高度)
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解説 極めて重症例では雑音が小さくなることがある.Ⅲ音に続く短時間の拡張期雑音はカーリー・クームス(様)雑音.
目次へ 症例26 僧帽弁狭窄(高度),僧帽弁逆流(中等度)
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解説 心尖部で全収縮期雑音の後に,僧帽弁開放音と拡張中期ランブルを認める.Ⅰ音の亢進も特徴.
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3.大動脈弁(症例 27-32)
症例27 大動脈弁狭窄(重症)
症例28 大動脈弁位生体弁,大動脈弁狭窄(軽度)
症例29 大動脈弁位機械弁,僧帽弁収縮期前方運動
症例30 大動脈弁逆流(高度)
症例31 大動脈弁逸脱,急性大動脈逆流(高度)
症例32 大動脈一尖弁,大動脈弁逆流(高度),大動脈弁狭窄(軽度)
目次へ 症例27 大動脈弁狭窄(重症)
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解説 Ⅱ音の減弱を伴った大きな雑音とピークの遅れは重症の大動脈弁狭窄を示唆.
目次へ 症例28 大動脈弁位生体弁,大動脈弁狭窄(軽度)
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解説 Ⅱ音は生体弁の音であるが,機械弁と比較してソフトな音質であることが多い.
目次へ 症例29 大動脈弁位機械弁,僧帽弁収縮期前方運動
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解説 機械弁は,生体弁と比較して鋭い音を有することが多い.
目次へ 症例30 大動脈弁逆流(高度)
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解説 左室拡張期圧が急激に上昇するため,拡張期雑音はⅠ音まで持続しない.
目次へ 症例31 大動脈弁逸脱,急性大動脈逆流(高度)
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解説 低音成分の出現や心尖部の拡張期ランブル(オースチン・フリント雑音)は,重症の大動脈弁逆流を示唆する.
目次へ 症例32 大動脈一尖弁,大動脈弁逆流(高度),大動脈弁狭窄(軽度)
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解説 拡張早期の雑音は目立たないが,心尖部では拡張中期ランブルと前収縮期雑音からなるオースチン・フリント雑音とⅢ
音を認める.
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4.心不全(症例 33-42)
症例33 拡張型心筋症,非代償性心不全
症例34 拡張型心筋症,非代償性心不全
症例35 拡張型心筋症,非代償性心不全(症例34の超急性期)
症例36 アルコール性心筋症,非代償性心不全
症例37 広範前壁梗塞
症例38 拡張型心筋症,右脚ブロック
症例39 高血圧性心疾患,右脚ブロック
症例40 陳旧性前壁梗塞,冠動脈バイパス術後
症例41 心房中隔欠損,アイゼンメンジャー症候群,三尖弁逆流(高度),肺動脈弁逆流(高度)
症例42 僧帽弁逆流(高度),三尖弁逆流(高度),心房細動
目次へ 症例33 拡張型心筋症,非代償性心不全
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解説 大きなⅢ音と小さなⅣ音がある.Ⅲ音は心尖拍動図の急速流入波(RF波)と時相が一致する.
目次へ 症例34 拡張型心筋症,非代償性心不全
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解説 Ⅲ音とⅣ音を共に有する四部調律のギャロップである.
目次へ 症例35 拡張型心筋症,非代償性心不全(症例34の超急性期)
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解説 Ⅲ音とⅣ音が重なった重合奔馬調のギャロップ.心尖拍動図でA波とRF波が大きな重合波を形成している点に注目.
目次へ 症例36 アルコール性心筋症,非代償性心不全
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解説 Ⅰ音とⅡ音の大きさが交互に変化している.ギャロップリズム(奔馬調)であるが,過剰心音の鑑別(Ⅲ音,Ⅳ音,あ
るいは両者)の鑑別は難しい.
目次へ 症例37 広範前壁梗塞
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解説 低左室機能では圧上昇速度が低下しⅠ音が減弱する.弱まった大動脈リコイルのためⅡ音も小さくなることがある.
目次へ 症例38 拡張型心筋症,右脚ブロック
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解説 頸動脈波の切痕はⅡ音の大動脈成分の直後に生じる.右脚ブロックによるⅡ音の分裂は聞き取りやすい.
目次へ 症例39 高血圧性心疾患,右脚ブロック
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解説 Ⅱ音の肺動脈成分が大動脈弁成分より大きいときは肺高血圧を疑う.
目次へ 症例40 陳旧性前壁梗塞,冠動脈バイパス術後
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解説 呼気時にもⅡ音の分裂が消失しない病的分裂.肺動脈駆出音とⅡ音肺動脈成分の亢進を認める.
目次へ 症例41 心房中隔欠損,アイゼンメンジャー症候群,三尖弁逆流(高度),肺動脈弁逆流(高度)
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解説 Ⅱ音の肺動脈成分からグラハム・スティール雑音が続く.頸動脈波は心不全型拍動(衝撃波+潮浪波の尖鋭化,切痕の
低位,重複波の増大).
目次へ 症例42 僧帽弁逆流(高度),三尖弁逆流(高度),心房細動
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解説 頸静脈波で認めるx谷の閉塞とv波の増高は,心房細動による右房の拡張障害および三尖弁逆流が原因と考えられる.
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5.その他(症例 43-50)
症例43 スタンフォードA型急性大動脈解離,心膜液貯溜
症例44 収縮性心膜炎,大動脈弁位生体弁
症例45 3度房室ブロック
症例46 感染性心内膜炎(三尖弁)
症例47 僧帽弁逆流(高度),三尖弁逆流(高度),ペースメーカ植込み後
症例48 右冠動静脈瘻
症例49 僧帽弁位機械弁,大動脈弁位機械弁,大動脈弁逆流(軽度),心房細動
症例50 僧帽弁位生体弁,人工弁不全,僧帽弁逆流(高度)
目次へ 症例43 スタンフォードA型急性大動脈解離,心膜液貯溜
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解説 前収縮期,収縮期,拡張早期~中期の3成分で構成される心膜摩擦音は,まさしく機関車の駆動音であった.
目次へ 症例44 収縮性心膜炎,大動脈弁位生体弁
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解説 Ⅱ音に続く強大な過剰心音は心膜ノック音.心室筋の伸展が急激に停止するためと考えられている.
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症例45 3度房室ブロック
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解説 大砲音を認める.徐脈時の1回拍出量増加によると考えられる収縮期雑音と過剰心音(Ⅲ音とⅣ音,およびその重合)
も記録されている.
目次へ 症例46 感染性心内膜炎(三尖弁)
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解説 胸骨第2肋間右縁で拡張期に認める過剰心音は,疣腫が右室と接触する時相に一致した(腫瘍プロップ様).
目次へ 症例47 僧帽弁逆流(高度),三尖弁逆流(高度),ペースメーカ植込み後
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解説 心基部で拡張早期に聴取する過剰心音はペースメーカリードと関連?心尖部にはⅢ音とカーリー・クームス(様)雑音
も認める.
目次へ 症例48 右冠動静脈瘻
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解説 Ⅱ音を跨いでいるため連続雑音(必ずしも1心周期連続する必要はない).雑音に呼吸性変動がないことにも注目.
目次へ 症例49 僧帽弁位機械弁,大動脈弁位機械弁,大動脈弁逆流(軽度),心房細動
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解説 拡張期雑音の振動が揃い楽音様雑音を呈している.先行RR間隔に応じて駆出性雑音の音量は変化するが,拡張性雑音
は変化しないことにも注目.
目次へ 症例50 僧帽弁位生体弁,人工弁不全,僧帽弁逆流(高度)
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解説 耳が痛くなる程の全収縮期逆流性雑音で,カモメの鳴き声様.過剰心音は人工弁の開放音と考えられる.
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聴診器の歴史
歴史1 ヒポクラテス(古代ギリシャの医師)
歴史2 ルネ・ラエンネック(フランスの医師)
歴史3 ピエール・A・ピオリー(フランスの医師)
歴史4 ニコラス・カミンズ(スコットランドの医師)
歴史5 ジョージ・P・カマン(アメリカの医師)
歴史6 ロバート・GM・ボウルズ(アメリカの医師)
歴史7 ハワード・B・スプラーグ(アメリカの医師)
歴史8 モーリス・B・ラパポート(アメリカのエンジニア)
歴史9 デイビッド・リットマン(ドイツの循環器専門医)
歴史10 風間 繁(日本の心臓外科医)
目次へ 歴史1 ヒポクラテス(古代ギリシャの医師)
紀元前380年頃,ヒポクラテスは患者の胸に直接耳を当て音を聞きながら治療していた.彼の医療倫理に関する宣誓文「ヒポクラ テスの誓い」は現代に至るまで語り継がれている.
Hanna IR, Silverman ME. A history of cardiac auscultation and some of its contributors. Am J Cardiol 2002;90:259-267.
目次へ 歴史2 ルネ・ラエンネック(フランスの医師)
1816年にラエンネックが聴診器を発明し,ステソスコープと名づけた(ギリシャ語の胸stethos+見るskopein).心臓病の若い 女性の胸に耳を直接つけることに抵抗があったため,手元の紙を丸めて聴診したことがきっかけ.
Laennec R. De l'auscultation médiate ou traité du diagnostic des maladies des poumon et du coeur. Paris: Brosson &
Chaudé 1819.
目次へ 歴史3 ピエール・A・ピオリー(フランスの医師)
1828年にピオリーは集音部をラッパ型状に改良した.小さな音がよく聞こえることに加えて,胸に当てる部分が大きくなったた め患者に痛みを与えることも少なくなった.
Piorry PA. De la percussion mediate. Paris: Chaude 1828.
目次へ 歴史4 ニコラス・カミンズ(スコットランドの医師)
カミンズは1829年に集音部とイヤーピースの間に可動部を追加した.後にフレキシブルな構造に進化したが,伝音能が低いこと もありあまり普及しなかった.
Comins N. Flexible stethoscope. Lancet 1829;12:685-687.
目次へ 歴史5 ジョージ・P・カマン(アメリカの医師)
1852年,カマンが初めて実用的な双耳型聴診器を発明して聴診精度を大いに改善した.彼は医学の発展を願って特許を申請しな かった.
Cammann GP. Self-adjusting stethoscope. NY Med Times 1855;4:140.
目次へ 歴史6 ロバート・GM・ボウルズ(アメリカの医師)
ボウルズは1894年に感度のすぐれた膜型(ダイアフラム)聴診器を開発した.ベル型と比較して高音の聴診に優れることが判明 したのは後のことである.オリジナル版では,心音を限定するため短い棒を膜の中央にねじ込むことができた.
Bowles RGM. Stethoscopic instrument. US Patent No. 526,802. 2 Oct, 1894.
目次へ 歴史7 ハワード・B・スプラーグ(アメリカの医師)
1926年に、スプラーグはベルと膜をレバーで切り替えて使えるようにした.それまでは,膜を使用するためには,ベル部分に膜 とつながった延長チューブを装着する必要があった.
Sprague HB. A new combined stethoscope chest piece. JAMA 1926;86:1909-1909.
目次へ 歴史8 モーリス・B・ラパポート(アメリカのエンジニア)
電気技師かつ音響学の専門家であるラパポートは,スプラーグと共にラパポート・スプラーグ聴診器を開発した.20世紀最高の聴 診器と評されることもあったが,残念ながら2005年に販売終了.
Rappaport MB, Sprague HB. Physiologic and physical laws that govern auscultation, and their clinical application: The acoustic stethoscope and the electrical amplifying stethoscope and stethograph. Am Heart J 1941;21:257-318.
目次へ 歴史9 デイビッド・リットマン(ドイツの循環器専門医)
1961年に理想的な聴診器の観念を発表し,その後リットマンの商標名で販売を開始した.その手軽さと使い勝手の良さから,現 在最も普及した聴診器になっている.
Littmann D. An approach to the ideal stethoscope. JAMA 1961;178:504-505.
目次へ 歴史10 風間 繁(日本の心臓外科医)
1991年に,集音と伝音が完全に左右独立した聴診器を開発した.このステレオ聴診器は国産メーカーのケンツメディコから販売 されている.同社はラパポート・スプラーグ聴診器の復刻版も取り扱っている.
Kazama S. A new stereophonic stethoscope. Jpn Heart J 1990;31:837-843.
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聴診器のトリビア
トリビア1 心音を発見したのは誰?
トリビア2 Ⅱ音を発見したのは誰?
トリビア3 今でも単耳式聴診器が使われている?
トリビア4 日本で初めての聴診器は?
トリビア5 年をとると聴診力は低下する?
トリビア6 Ⅴ音あるいはⅥ音とは?
トリビア7 聴診器の昔の名前は?
トリビア8 生理的Ⅳ音とは?
トリビア9 聴診器で最も大切な部分は?
トリビア10 もっと心音図をみるには・・・
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トリビア1 心音を発見したのは誰?
ウイリアム・ハーベー(イギリスの医師)が1616年にⅠ音を発見した.彼はⅠ音が心室収縮に関連していることを見出したが,
何故かⅡ音には気が付かなかった.ハーベーは血液循環説を初めて唱えた.
Harvey W. Exercitatio anatomica de motu cordis et sanguinis in animalibus. Frankfurt am Main 1628 (1928).
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トリビア2 Ⅱ音を発見したのは誰?
聴診器を発明したラエンネック(フランスの医師)が1816年にⅡ音を発見した.しかし彼はⅡ音が心房の収縮に関連すると主張 した.また心雑音は心腔のスパスムに起因すると考えた.
Laennec R. De l'auscultation médiate ou traité du diagnostic des maladies des poumon et du coeur. Paris: Brosson &
Chaudé 1819.
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トリビア3 今でも単耳式聴診器が使われている?
ドイツの医師トラウベが作った単耳式聴診器は,現在でも胎児の心音を確認するために用いられている.アマゾンで購入可能
(4000円程度).トラウベ聴診器は日本助産師会のマークにも用いられている.
http://www.midwife.or.jp
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トリビア4 日本で初めての聴診器は?
1848年(嘉永元年),オランダの軍医モーニッケが長崎出島で医師の吉雄圭斎に紹介した.実物が長崎大学属図書館に保存され ている.モーニッケは日本の天然痘予防にも貢献した.
jglobal.jst.go.jp/public/20090422/201110090142743892 http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/search/ecolle/igakushi/mohnike/mohnike.html
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トリビア5 年をとると聴診力は低下する?
否.人間の可聴周波数域は20~20,000Hzである(因みに時間分解能は20ms).心音や心雑音は30~250Hzの比較的低い周波 数帯で構成されるため,加齢に伴う可聴域低下の影響をほとんど受けないようだ.
Erickson B. Sound transmission. Ed by Erickson B. Heart Sounds and Murmurs: A Practical Guide. 3rd Ed. Missouri:
Mosby-Year Book, Inc; 1997. P10-11.
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トリビア6 Ⅴ音あるいはⅥ音とは?
Ⅳ音に続く心音(Ⅴ音やⅥ音)の命名を試みた医師がいたが,いずれも賛同が得られず現在ではすっかり忘れ去られている.
Calo A. The phase of elastic ventricular reaction and the fifth heart sound. Cardiologia 1951;18:112–120.
Mitev I. The 6th heart sound. Arch Mal Coeur Vaiss 1977;70:265-272.
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トリビア7 聴診器の昔の名前は?
聴胸器あるいは測胸器.因みにステソスコープの命名者ラエンネックは,聴診器をシリンダーと呼んでいた.1900年頃の聴診器 の値段は黒檀製40銭,象牙製4円50銭(当時の小学校教員の初任給は約10円).
松本善治郎.昔のカタログに見る“聴診器”(< 特集> 音による診断器).醫科器械學雜誌 1962;32:362-363.
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トリビア8 生理的Ⅳ音とは?
若者で聴取する生理的Ⅲ音と同様に,大人のアスリートでしばしば生理的Ⅳ音を聴取することが報告されている.本邦では賛同す る医師は必ずしも多くないと思われるが・・・
Constant J: The physiologic S4. Ed by Constant J. Beside cardiology. 5th Ed. Philadelphia: Lippincott Williams &
Wilkins; 1999. p.197-198.
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トリビア9 聴診器で最も大切な部分は?
「聴診器の最も重要な部分はイヤーピースの間にある」.オハイオ州立大学ウォーレン教授の名言(1958年).左図で中央の濃 色部分は一次聴覚野である.
坂本二哉. 循環器領域の100年.聴診. 日本内科学会雑誌 2002;91:791-796.
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トリビア10 もっと心音図をみるには・・・
松下心音図塾のウェブサイトを試してみて下さい.計100例がサウンドとともに登録されています(もちろん無料).
http://phio.panasonic.co.jp/kinen/pcg/index.html
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索引
.あ.
アイゼンメンゲル症候群 93 アルコール性心筋症 83
圧上昇 71, 86
ウォーレン 134 右脚ブロック 87-89
右心系Ⅳ音 49
オースチン・フリント雑音 73, 75
往復雑音 24, 25
.か.
カマン 119
カミンズ 118
カモメの鳴き声様 113 カーリー・クームス(様)雑音
60, 107 拡張型心筋症 13, 77, 81, 87 拡張期クリック 54 拡張期逆流性雑音 22, 71, 111 楽音様雑音 111
風間 124
可聴周波数域 130 冠動静脈瘻 108 感染性心内膜炎 104 冠動脈バイパス術後 91 ギャロップ 14, 80, 82, 84
機械弁 67-69, 110
機関車 99
吸気 92, 109
急性僧帽弁逆流 53 急性大動脈弁逆流 72 急速流入波 78, 82 急速流入波 78, 82 グラハム・スティール雑音 94
クリック 54
駆出音 92
ケンツメディコ 124 頸静脈波 49, 96 頸動脈波 88, 94
目次へ 頸動脈波の心不全型拍動 94
血液循環 126
高血圧性心臓病 89
交互脈 84
呼気 92, 109
呼吸性変動 92, 109 古代ギリシャ 115
.さ.
左室流出路狭窄 43, 45 三尖弁逆流 19, 93, 96, 106 シリンダー 116, 132 時間分解能 130
視診 33
四部調律 80
収縮期クリック 54 収縮期駆出性雑音 16, 45, 47, 111
収縮後期雑音 20, 43 収縮性心膜炎 100
重合奔馬調 82
重複波 94
腫瘍プロップ 105
衝撃波 94
徐脈 103
心筋梗塞 85, 91 心室期外収縮 45, 101 心室中隔欠損 19 心室中部閉塞性肥大型心筋症 46 心尖拍動図 35, 78, 82 心尖部肥大型心筋症 48
心房細動 41, 95, 96, 110
心房収縮 41
心房収縮波 35, 78, 82 心房中隔欠損 93
心膜液 98
心膜ノック音 101 ステレオ聴診器 124 スプラーグ 121, 122, 124
正常 8
生理的Ⅲ音 133 生理的Ⅳ音 133 全収縮期雑音 18, 62, 113 前収縮期雑音 75 双耳型聴診器 119 僧帽弁逸脱 21, 51, 53, 54
目次へ 僧帽弁開放音 62, 113
僧帽弁逆流 19, 51-53, 55, 57-61, 95, 106, 112
僧帽弁狭窄 61
僧帽弁収縮期前方運動 68
測胸器 132
.た.
ダイアフラム 120
胎児心音 128
第1音 9, 62, 84, 86, 126 第2音 9, 65, 67, 84, 86, 127 第2音の分裂 88, 90, 92
第3音 12, 13, 15,
39, 41, 52, 60, 75, 78, 80,
82, 84, 101, 103, 107, 133
第4音 10, 11, 14,
31, 33, 35, 39, 49, 52, 78, 80, 82, 84, 103, 133 第5音 131 第6音 131 代償性休止期 45
大砲音 103
大動脈一尖弁 74
大動脈解離 98
大動脈成分 88, 90 大動脈二尖弁 66, 69, 100, 112 大動脈弁逸脱 72 大動脈弁逆流 23, 70, 72-74, 110
大動脈弁狭窄 17, 64-66, 74
大動脈リコイル 86 単耳式聴診器 128
聴胸器 132
聴診 33, 115, 130
聴診力 130
潮浪波 94
低左室機能 86
出島 129
トラウベ 128
同期 33
動静脈瘻 27
動脈管開存 27
.な.
日本助産師会 128
目次へ .は.
バルサルバ洞動脈瘤破裂 27
ハーベー 126
バーロー症候群 55
肺高血圧 90
肺動脈成分 90, 92, 94 肺動脈弁逆流 93, 94 汎収縮期雑音 18, 62, 113 ヒポクラテス 115 ヒポクラテスの誓い 115
ピオリー 117
肥大型心筋症 11, 47 肥大型心筋症(心室中部閉塞性)46
肥大型心筋症(非閉塞性)
30, 32, 34, 36, 38, 40 肥大型心筋症(閉塞性) 42, 44 非代償性心不全
15, 77, 79, 81, 83 非閉塞性肥大型心筋症
30, 32, 34, 36, 38, 40
頻脈 15
ペースメーカ 106, 107, 113 閉塞性肥大型心筋症 42, 44
ボウルズ 120
奔馬調 14, 80, 82, 84
.ま.
摩擦音 99
松下記念病院 135
モーニッケ 129
.や.
疣腫 105
吉雄 129
.ら.
ラエンネック 116, 127, 132 ラパポート 122, 124 ランブル 62, 73, 75 リットマン 123 連続雑音 26, 109
.英語.
A波 35, 78, 82
目次へ
RF波 78, 82
v波 96
x谷 96
y谷 96
.数字.
3度房室ブロック 102
Ⅰ音 9, 62, 84, 86, 126
Ⅱ音 9, 65, 67, 84, 86, 127
Ⅱ音の分裂 88, 90, 92
Ⅲ音 12, 13, 15, 39, 41,
52, 60, 75, 78, 80, 82, 84, 101, 103, 107, 133
Ⅳ音 10, 11, 14, 31,
33, 35, 39, 49, 52, 78,
80, 82, 84, 103, 133
Ⅴ音 131
Ⅵ音 131