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参考データ集

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(1)

2019年6月5日 文部科学省科学技術・学術政策研究所

参考データ集

(科学技術・学術政策研究所関連)

1.科学技術指標2018 2.サイエンスマップ2016

3.民間企業の研究活動に関する調査報告2018

参考資料1

中央教育審議会大学分科会 大学院部会(第93回)R1.6.5

(2)

• 1991年に初めて公表、2005年から毎年公表

• 2018年8月に「科学技術指標2018」を公表, HTML版も作成

• 科学技術活動を五つのカテゴリーに分類し、157の指標で日 本や主要国の状況をモニタリング

1. 研究開発費 2. 研究開発人材

3. 高等教育と科学技術人材 4. 研究開発のアウトプット 5. 科学技術とイノベーション

• 時系列データが入手可能なものについては、1980年代から の変化を示すことで、長期にわたる日本や主要国の科学技 術活動を把握

• では、21の指標について、新規に掲載(18) 又は可視化方法の工夫(3)を実施

科学技術指標

2

【報告書全体:216ページ】

「科学技術指標」専用ページ(http://www.nistep.go.jp/indicator)

科学技術指標2018

(3)

3

科学技術指標2018

• 日本の研究開発費の流れを見ると、「企業」の負担割合が最も大きく、そのほ とんどは「企業」へ流れている。「企業」から「大学」への流れは小さく、「大学」

の使用額全体の2.8%。

1. 研究開発費から見る日本と主要国の状況

【日本(OECD推計)の負担部門から使用部門への研究開発費の流れ(2016年)】

• 「政府」から「公的機関」への流れが最も大きく、

48.6%であり、これに「大学」が42.9 %と続く。

• 「企業」から「大学」への流れは小さく、「大学」の 使用額全体の2.8%。

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

(4)

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0

1999 01 03 05 07 09 11 13 15 外

部 支 出 研 究 開 発 費

兆円

2016年度 海外 その他 海外 大学 海外 会社 海外 計 国内 その他 国内 私立大学 国内 国・公立大学 国内 会社

外部支出研究開発費

0 100 200 300 400 500 600 700

1999 01 03 05 07 09 11 13 15 外

部 支 出 研 究 開 発 費

億円

2016年度 海外 大学 国内 私立大学 国内 国・公立大学

4

科学技術指標2018

• 日本企業の外部支出研究開発費は増加。なかでも海外の企業への支出の増 加の度合が大きい。大学への支出に注目すると国内の国公立大学への外部 支出が多い。

1. 研究開発費から見る日本と主要国の状況

• 大学への外部支出では、国内の国公立大学へ の外部支出が一番多く、2016年度では、これに 海外の大学、国内の私立大学が続く。

• 国内と海外を比較すると、海外への支出の方が 増加の度合が大きい。

【日本企業における外部支出研究開発費の推移】

(A)外部支出研究開発費の内訳 (B)大学への外部支出研究開発費の内訳

注:1)1999、2000年度は総額のみを示している。2013年度より、海外への外部支出研究開発費の内訳(会社、大学、その他)が計測されるようになった。

2)上記の図表 (B)において2012年度以前の海外の大学は掲載していない。

3)海外の親子会社に支出した研究開発費の一部が、当該親子会社の研究開発の一環として現地の大学に支出されている可能性があることに注意。

New

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

(5)

• 「情報通信機械器具製造業」では「電気・通信」

分野を専門とする研究者が多い。

• 製造業で多くを占める「輸送用機械器具製造 業」では「機械・船舶・航空」分野を専門とする研 究者が多い。

5

科学技術指標2018

• 日本の製造業では工学系の専門的知識を持つ研究者が多くを占める。

2. 研究開発人材から見る日本と主要国の状況

【日本の企業における研究者の専門分野(2016年)】

注:研究者の専門分野は、研究者の現在の研究(業務)内容により分類されている。

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

• 「情報科学」を専門とする研究者は「情報通信

業」に多く所属。

(6)

6

科学技術指標2018

• 日本の女性研究者の数は2017年時点では144,126人であり、ほぼ一貫して増 加傾向。

• 各国とも女性研究者の割合が小さいのは企業であり、大学での割合はどの国 においても大きい傾向。

2. 研究開発人材から見る日本と主要国の状況

【日本の女性研究者数と割合(HC値)】 【主要国の女性研究者数の部門ごとの割合】

9.1

14.7

20.3 21.1

15.5 18.2

35.4 36.3 37.8

25.5 26.6

38.7

36.4

45.3

30.4

15.1

42.1

48.7

28.6

0 10 20 30 40 50 60

(2017年) (2015年) (2015年) (2015年) (2016年)

日本 ドイツ フランス 英国 韓国

% 企業 公的機関 大学 非営利団体 公的機関と非営利団体公的機関と非営利団体公的機関と非営利団体

5.9

15.7

0 2 4 6 8 10 12 14 16

0 2 4 6 8 10 12 14 16

1981 85 89 93 97 01 05 09 13 2017 全 体 に 占 め る 割 合

女性研究者数 うち博士号保持者数 女性研究者の占める割合

万人 %

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

(7)

7

科学技術指標2018

• 日本の新規採用研究者に占める女性の割合は、研究者全体に占める女性の 割合よりも大きい。

2. 研究開発人材から見る日本と主要国の状況

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274 18.1

30.1

34.3

24.4

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5

2014 2015 2016 2017 2014 2015 2016 2017 2014 2015 2016 2017 2014 2015 2016 2017

企業 公的機関 大学等 非営利団体

女 性 新 規 採 用 研 究 者( 新 卒) 割 合 ()

万人

男性 女性 女性割合

10.9

20.1

30.8

13.3

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5

2014 2015 2016 2017 2014 2015 2016 2017 2014 2015 2016 2017 2014 2015 2016 2017

企業 公的機関 大学等 非営利団体

女 性 転 入 研 究 者 割 合

万人

男性 女性 女性割合

【日本における男女別研究者の新規採用・転入者】

(A)新規採用研究者 (B)転入研究者

• 企業では、男性、女性共に新規採用研究者数が 増加。

• 女性の転入研究者の割合は大学等で大きく、約 3割。

• 新規採用研究者、転入研究者ともに、

いずれの部門でも女性と比べて男性が多い。

New

(8)

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

国立 公立 私立 国立 公立 私立 国立 公立 私立 国立 公立 私立 国立 公立 私立 国立 公立 私立 国立 公立 私立

計 理学 工学 農学 保健 人文・社会科学 その他

任 期 有 り 研 究 者 の 割 合

任期有り研究者 任期有り研究者(女性)

任期有り研究者(男性)

8

科学技術指標2018

• 日本の大学等における任期有り研究者の割合は、男性より女性の方が高い 傾向。また、男性・女性研究者ともに、国立大学の保健分野において、任期有 り研究者の割合が最も高い。

2. 研究開発人材から見る日本と主要国の状況

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

【日本の大学等における研究者の任期の状況(2017年)】

• 国立大学において任期有り研究者の割合が多 い。

• 保健分野は、任期有り研究者の男女差が少な い傾向であるのに対して、理学、工学、農学では、

任期有り研究者の割合の男女差が著しい。

New

(9)

(B)修士号取得者数 (C)博士号取得者数 (A)学士号取得者

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

08 17 08 15 08 14 08 14 08 14 08 17 08 14 日本 米国 ドイツ フランス 英国 韓国 中国

分野分類不明

その他

自然科学

人文・社会科学

年度

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000

08 14 08 15 08 14 08 14 08 14 08 17 08 14 日本 米国 ドイツ フランス 英国 韓国 中国

分野分類不明

その他

自然科学

人文・社会科学

年度

0 50 100 150 200 250 300 350 400

08 14 08 14 08 14 08 14 08 14 08 17 08 14 日本 米国 ドイツ フランス 英国 韓国 中国

分野分類不明

その他

自然科学

人文・社会科学

年度

9

科学技術指標2018

• 主要国の中では日本のみ人口100万人当たりの修士、博士号取得者数が減 少。日本は他の主要国と比べて、人文・社会科学系における修士、博士号取 得者数が少ない。

3. 大学生・大学院生からみる日本の状況

【人口100万人当たりの学位取得者の国際比較】

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

注:1)米国の博士号取得者は、“Digest of Education Statistics”に掲載されている“Doctor's degrees”の数値から医学士や法学士といった第一職業専門 学位の数値のうち、「法経」、「医・歯・薬・保健」、「その他」分野の数値を除いたものである。

2)中国については、分野別の数値は不明。

3)各分野分類については右記が含まれる。

人文・社会科学:人文・芸術、法経等、自然科学:理学、工学、農学、医・歯・薬・保健、その他:教育・教員養成、家政、その他

• 博士号取得者は、いずれの国でも「自 然科学」系が最も多い。

• 2008年と比較すると、日本は減少、そ の他の国は増加。

• 日本以外の国では修士号取得者でも

「人文・社会科学」系が最も多い。

• 2008年と比較すると、日本は減少、そ の他の国は増加。

• 学士号取得者においては「人文・社会科

学」系が多くを占めている国が多い。

(10)

10

0 2 4 6 8 10 12

2007 08 09 10 11 12 13 14 15 16 2017 万人

中国 1位 インド 2位 イラン 3位 韓国 4位

サウジアラビア 5位 台湾 6位

バングラデシュ 7位 ネパール 8位 カナダ 9位 ナイジェリア 10位 フランス 18位 日本 19位 ドイツ 20位

2,508

990

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000

2007 09 11 13 15 2017 年度

【米国における外国人大学院生(科学・工学分野)の状況】

(A)全体 (B)日本人学生数の推移

注: 外国人とは、米国国籍を持たない者。英国についてはデータが掲載されていない年があるため除いている。2015年のデータは入手出来なかった。

資料: NSF, “Science and Engineering Indicators 2006, 2008, 2010, 2012, 2014, 2016, 2018”

科学技術指標2018 3. 大学生・大学院生からみる日本の状況

• 2017年は、 10年前(2007年)と比較して、

米国における日本人学生(科学・工学分野)数は、2,508人から、990人に、

約61%減少。

順位は6位から19位に低下、外国人学生に占めるシェアは約1.8%から約 0.4%に減少。

(出典)科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所(調査資料-274、2018年10月)を基に科学技術・学術政策研究所が加工・作成。

(11)

11

【米国における外国人大学院生(科学・工学分野)の状況】

No. 国・地域 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

1 中国 32,167 33,140 42,440 47,370 51,150 59,430 64,220 68,610 × 76,400 79,580 2 インド 46,743 50,290 61,420 62,450 49,870 39,480 47,440 72,690 × 95,950 77,500

3 イラン 1,496 1,840 × × 4,390 5,630 6,330 7,040 × 7,680 7,640

4 韓国 10,068 9,830 10,120 9,210 8,200 7,810 7,140 6,900 × 6,740 6,650 5 サウジアラビア × 1,170 1,330 1,790 2,620 4,300 5,300 6,090 × 5,810 5,200 6 台湾 6,084 5,980 6,530 6,100 5,350 4,950 4,600 4,400 × 4,370 4,580 7 バングラデシュ 838 × × × 1,470 1,900 2,200 2,730 × 3,560 3,810 8 ネパール 1,416 1,630 2,220 2,310 2,080 2,190 2,310 2,610 × 3,410 3,430 9 カナダ 2,094 2,090 3,120 2,690 2,790 2,690 2,590 2,640 × 2,650 2,640 10 ナイジェリア × 850 1,030 1,190 1,190 1,210 1,410 1,680 × 2,190 2,420 11 トルコ 3,420 3,330 3,480 3,260 2,920 2,680 2,460 2,330 × 2,070 2,080 12 メキシコ 1,325 1,380 1,500 1,470 1,450 1,530 1,430 1,450 × 1,570 1,550

13 ベトナム × × 820 860 × 940 950 1,070 × 1,330 1,520

14 スリランカ 830 890 × × 1,040 1,150 1,150 1,220 × 1,370 1,470 15 パキスタン 1,021 930 990 940 × × × 960 × 1,340 1,420

16 ブラジル × × 920 900 × × × 940 × 1,210 1,360

17 コロンビア 1,276 1,310 1,480 1,370 1,240 1,220 1,180 1,090 × 1,220 1,190

18 フランス 1,035 1,020 × × 1,040 980 920 950 × 1,050 1,060

19 日本 2,508 2,240 2,060 1,710 1,460 1,290 1,160 1,110 × 990 990

20 ドイツ 1,348 1,350 × × 1,210 1,110 1,060 1,080 × 1,010 970

その他の国・地域 28,098 26,750 32,790 32,500 24,410 22,900 22,640 21,430 × 22,120 22,250 全体 141,767 146,020 172,250 176,120 163,880 163,390 176,490 209,020 × 244,040 229,310

注:米国の場合の外国人とは、米国国籍を持たない者。英国についてはデータが掲載されていない年があるため除いている。×はデータ未入手。

表中のNo.は2017年の順位である。

資料: NSF, “Science and Engineering Indicators 2006, 2008, 2010, 2012, 2014, 2016, 2018”

科学技術指標2018 3. 大学生・大学院生からみる日本の状況

• 日本人1とした時の中国人、韓国人の倍数は(2007年→2017年)、

中国 約13倍 → 約80倍(79,580人 : 1位)

韓国 約4倍 → 約7倍(6,650人 : 4位)

にそれぞれ拡大。

(出典)科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所(調査資料-274、2018年10月)を基に科学技術・学術政策研究所が加工・作成。

(12)

経済学・

経営学

1994 - 1996年 (PY) (平均)

経済学・

経営学

2014 - 2016年 (PY) (平均)

社会科学・

一般

社会科学・

一般

国・地域名 論文数 シェア 順位 国・地域名 論文数 シェア 順位 国・地域名 論文数 シェア 順位 国・地域名 論文数 シェア 順位 米国 5,662 53.7% 1 米国 9,625 35.1% 1 米国 16,677 52.1% 1 米国 33,655 38.2% 1 英国 1,133 10.8% 2 英国 3,894 14.2% 2 英国 3,346 10.4% 2 英国 11,833 13.4% 2 カナダ 646 6.1% 3 ドイツ 2,451 8.9% 3 カナダ 1,631 5.1% 3 オーストラリア 6,467 7.3% 3

オーストラリア 295 2.8% 4 中国 2,229 8.1% 4 オーストラリア 1,064 3.3% 4 カナダ 5,235 5.9% 4

フランス 292 2.8% 5 オーストラリア 1,983 7.2% 5 ドイツ 764 2.4% 5 ドイツ 4,008 4.6% 5

オランダ 252 2.4% 6 フランス 1,511 5.5% 6 オランダ 514 1.6% 6 オランダ 3,593 4.1% 6 ドイツ 233 2.2% 7 カナダ 1,492 5.4% 7 フランス 414 1.3% 7 中国 3,503 4.0% 7 イスラエル 146 1.4% 8 スペイン 1,413 5.2% 8 イスラエル 331 1.0% 8 スペイン 3,298 3.7% 8 イタリア 141 1.3% 9 イタリア 1,286 4.7% 9 スウェーデン 288 0.9% 9 スウェーデン 2,194 2.5% 9 日本 136 1.3% 10 オランダ 1,127 4.1% 10 ロシア 288 0.9% 10 イタリア 1,966 2.2% 10

スウェーデン 115 1.1% 11 台湾 754 2.7% 11 中国 206 0.6% 11 フランス 1,863 2.1% 11

中国 113 1.1% 12 韓国 734 2.7% 12 インド 197 0.6% 12 南アフリカ 1,750 2.0% 12

ベルギー 110 1.0% 13 スウェーデン 661 2.4% 13 ニュージーランド 194 0.6% 13 ブラジル 1,688 1.9% 13

スペイン 91 0.9% 14 スイス 657 2.4% 14 日本 188 0.6% 14 ベルギー 1,472 1.7% 14 スイス 85 0.8% 15 日本 565 2.1% 15 ノルウェー 187 0.6% 15 韓国 1,372 1.6% 15

デンマーク 71 0.7% 16 ベルギー 509 1.9% 16 イタリア 178 0.6% 16 … … … …

ニュージーランド 65 0.6% 17 デンマーク 465 1.7% 17 南アフリカ 171 0.5% 17 日本 868 1.0% 24 1994 - 1996年 (PY)

(平均)

2014 - 2016年 (PY) (平均)

12

• 日本の「経済学・経営学」や「社会科学・一般」の論文数(整数カウント法)は、

伸びており、シェアも増加。しかし、順位については、「経済学・経営学」では10 位から15位、「社会科学・一般」では14位から24位(過去20年間の変化)。

【「経済学・経営学」及び「社会科学・一般」の国・地域別論文数(全世界、整数カウント法)】

科学技術指標2018 4. 研究開発のアウトプットから見る日本と主要国の状況

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274 注:1)社会科学・一般:教育学、社会学、法学、政治学等。

2)分析対象は、Article, Reviewである。整数カウント法による。年の集計は出版年(Publication year, PY)を用いた。

• 中国、台湾、韓国の「経済学・経営学」での順位は大きく上昇。ただし、「社会科 学・一般」での順位は「経済学・経営学」ほど上昇していない。

New

(13)

13

科学技術指標2018

• 日本の企業による論文数は減少しているが、そのうちの産学共著論文数の割 合は増加。

5. 科学技術とイノベーションから見る日本と主要国の状況

【日本の企業における産学共著論文の状況】 【日本の企業における産学共著論文の分野別状況】

注:分析対象は、Article, Reviewであり、整数カウント法を用いた。3年移動平均値である。

New New

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2

1982 85 88 91 94 97 00 03 06 09 12 2015

万件 産学共著論文 非産学共著論文

0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0

97 15 97 15 97 15 97 15 97 15 97 15 97 15 97 15

化学 材料

科学

物理 学

計算 機・

数学

工学 環境・

地球 科学

臨床 医学

基礎 生命 科学

千件 産学共著論文 非産学共著論文

• 企業の論文数は、多くの分野で減少。

• 物理学、基礎生命科学等における企業の論文 数の減少は非産学共著論文数の減少による。

• 臨床医学及び環境・地球科学では企業の論文 数は増加しているが、それに対する産学共著論 文の増加への寄与は大きい。

• 産学共著論文数の割合は1982年には22%で あったが、2015年には67%となった。

(出典) 科学技術指標2018, 科学技術・学術政策研究所, 調査資料-274

(14)

• 2005年から、概ね2年毎に公表

• 2018年10月に「サイエンスマップ2016」を公表

• 論文データベース分析により国際的に注目を集めている研究 領域を抽出・可視化

• 世界の研究動向とその中での日本の活動状況の分析を実施

• 最新のサイエンスマップ2016では、2011年から2016年の論文 の内、被引用数が世界で上位1%の論文を共引用関係を用 いてグループ化することで、世界的に注目を集めている研究 領域を抽出。

サイエンスマップ

14

‘97 ‘98 ‘99 ‘00 ‘01 ‘02

サイエンスマップ2002

‘99 ‘00 ‘01 ‘02 ‘03 ‘04

サイエンスマップ2004

‘01 ‘02 ‘03 ‘04 ‘05 ‘06

サイエンスマップ2006

‘03 ‘04 ‘05 ‘06 ‘07 ‘08

サイエンスマップ2008

‘05 ‘06 ‘07 ‘08 ‘09 ‘10

サイエンスマップ2010

‘07 ‘08 ‘09 ‘10 ‘11 ‘12

サイエンスマップ2012

‘97 ‘98 ‘99 ‘00 ‘01 ‘02 ‘03 ‘04 ‘05 ‘06 ‘07 ‘08 ‘09 ‘10 ‘11 ‘12

‘09 ‘10 ‘11 ‘12 ‘13 ‘14

サイエンスマップ2014

‘13 ‘14

‘11 ‘12 ‘13 ‘14 ‘15 ‘16

サイエンスマップ2016

‘15 ‘16

サイエンスマップ 2016は8時点目

サイエンスマップ2016

【報告書全体:376ページ】

「サイエンスマップ」専用ページ(http://www.nistep.go.jp/sciencemap)

(15)

• 2011-2016年を対象としたサイエンスマップ 2016では、世界的に注目を集めている研究 領域として895領域が抽出された。

サイエンスマップ2016

15

注1: 本マップ作成にはForce-directed placementアルゴリズムを用いているため、上下左右に意味は無く、

相対的な位置関係が意味を持つ。報告書内では、生命科学系が左上、素粒子・宇宙論研究が右下 に配置されるマップを示している。

注2: 白丸が研究領域の位置、白色の破線は研究領域群の大まかな位置を示している。他研究領域との 共引用度が低い一部の研究領域は、マップの中心から外れた位置に存在するため、上記マップには 描かれていない。研究領域群を示す白色の破線は研究内容を大まかに捉える時のガイドである。研 究領域群に含まれていない研究領域は、類似のコンセプトを持つ研究領域の数が一定数に達してい ないだけであり、研究領域の重要性を示すものではない。

データ: 科学技術・学術政策研究所がクラリベイト・アナリティクス社Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及びWeb of Science XML (SCIE, 2017年末バージョン)をもとに集計・分析を実施。

番号 研究領域群名 短縮形

1 循環器系疾患研究 循環

2 感染症研究 感染

3 消化器系疾患研究 消化

4 免疫研究 免疫

5 がんゲノム解析・遺伝子治療、幹細胞研究 がん・幹

6 脳・神経疾患研究 脳・神

7 精神疾患研究 精神

8 ウイルス感染症研究 ウ感染

9 遺伝子発現制御研究、ライフナノブリッジ 遺伝・ライフナノ

10 植物科学研究 植物

11 環境・生態系研究 環・生

12 環境・気候変動研究 環・気

13 化学合成研究 化合

14 ナノサイエンス研究(ライフサイエンス) ナノ(ラ)

15 ナノサイエンス研究(化学) ナノ(化) 16 ナノサイエンス研究(物理学) ナノ(物)

17 量子情報処理・物性研究 量子

18 エネルギー創出(リチウムイオン電池) エネ(電)

19 素粒子・宇宙論研究 素・宇

20 ソフトコンピューティング関連研究 ソフト 21 社会情報インフラ関連研究(IoT等) 社情

サイエンスマップ2016

(16)

97%

90%

38%

33%

56% 63%

51% 56%

12%

51%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000

02 16 02 16 02 16 02 16 02 16 02 16

参 画 割 合

領 域 数

領域数 参画割合

(

右軸

)

世界 日本 英国 ドイツ 中国

左からサイエンスマップ2002~2016(2年おき)の値

米国

• 日本の参画領域数:サイエンスマップ2014から9.1%(25領域)増加

• 日本の参画領域割合: 32% (サイエンスマップ2014) →33% (サイエンスマップ2016)

• 英国やドイツ: 参画領域数は増加、参画領域割合は英国(63%)、ドイツ(56%)

• 中国: 着実に参画領域数及び参画領域割合を増加

16

日本の参画領域割合は僅かに増加

( コ ア ペ ー パ の 有 無 で 判 定 )

データ:科学技術・学術政策研究所がクラリベイト・アナリティクス社Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及びWeb of Science XML (SCIE, 2017年末バー ジョン)をもとに集計・分析を実施。

サイエンスマップ2016

(17)

• 国内論文のみによる参画数が減少する中、国際共著論文による参画数は増加。

• サイエンスマップ2014から2016: 国際共著論文による参画領域 → 33増加 国内論文のみによる参画領域 → 8減少

17

81 74 82

64 75 59 53 45

146 169 184

199 203

215 221 254

0 50 100 150 200 250 300 350

2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016

日 本 の 参 画 領 域 数

国内論文のみによる参画 国際共著論文を含む参画

国際共著を通じての参画領域数が増加

データ:科学技術・学術政策研究所がクラリベイト・アナリティクス社Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及びWeb of Science XML (SCIE, 2017年末バー ジョン)をもとに集計・分析を実施。

サイエンスマップ2016

(18)

• 中国のシェアが50%以上を占める 研究領域数(79領域)

– ナノサイエンス研究領域群 – エネルギー創出研究領域群

– ソフトコンピューティング関連研究領域 群

– 社会情報インフラ関連研究領域群

(留意点)

• 中国内の引用により研究領域が形 成されている面もある。

• 研究領域が形成可能な規模の研究 コミュニティを国内に持つ。

18

中国の先導により形成される研究領域数が拡大

データ: 科学技術・学術政策研究所がクラリベイト・アナリティクス社Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及びWeb of Science XML (SCIE, 2017年末バー ジョン)をもとに集計・分析、可視化(ScienceMap visualizer)を実施。

米国 中国 英国 ドイツ 日本 フランス 韓国

サイエンスマップ2014 261 50 15 7 4 3 1

サイエンスマップ2016 261 79 15 12 4 3 2

参考: コアペーパシェアが50%以上の研究領域数

サイエンスマップ2016

(19)

• 日本は、スモールアイランド型が23%、コンチネント型が32%であり、世界のバランス (スモールアイランド型40%、コンチネント型18%)とは違いが存在。

• スモールアイランド型:小規模領域、入れ替わりが活発 (6割程度は次回検出されない)

• コンチネント型:大規模領域、入れ替わりが小程度 (3割弱は次回検出されない)

Sci-GEOチャートに見る主要国の参画状況 (領域数)

データ: 科学技術・学術政策研究所がクラリベイト・アナリティクス社Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及びWeb of Science XML (SCIE, 2017年末バージョ ン)をもとに集計・分析を実施。

18% 20% 23% 24% 32% 26%

17% 16% 18% 19%

20%

19%

26% 27% 28% 27%

24%

23%

40% 37% 31% 30% 23%

32%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

世界 (895)

米国 (802)

英国 (563)

ドイツ (500)

日本 (299)

中国 (452) サイエンスマップ2016参画領域の割合

スモールアイランド型

コンチネント型

継続性

[

時間軸

]

他の研究領域との関与の強さ

[

サイエンスマップの空間軸

]

なし あり

強い弱い

コンチネント型

(大陸)

スモールアイランド型

(小島)

アイランド型

(島)

ペニンシュラ型

(半島)

サイエンスマップ

Sci-GEOチャート

(Chartrepresents geographical characteristics of Research Areas on Science Map)

サイエンスマップ2016

19

(20)

民間企業の研究活動に関する調査報告

調査対象:2017年科学技術研究調査で、社内での研究開発の実施 が把握された企業のうち、資本金1億円以上の企業

調査票送付企業数:3,691社

回答社数:1,929社 (回収率 52.3%)

調査時期:2018年8月~11月

調査方法:郵送またはWEBサイトによる質問票調査 調査時点:

財務関係事項(売上高、営業利益高、研究開発費等):2017年会計年度 人事関係事項(従業員数、研究開発者数等):2018年3月末時点

中期的な期間での実績や変化に関する事項:過去3年間(2015~2017年度)

調査単位:個々の法人企業

研究開発費、研究開発者等の一部の事項 ⇒ 主要業種

主要業種:2017年会計年度売上実績の最も大きい事業分野

多角化企業の多様な事業環境による影響を考慮し、特定事業下での実態を把握

20

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

【報告書全体:166ページ】

「民間企業の研究活動に関する調査報告2018」(http://doi.org/10.15108/nr181)

(21)

研究開発者を採用した企業の割合

21

2017年度は58.8%の企業が研究開発者を採用した

2017年度に研究開発者を 1 人以上採用した企業は回答企業全体の

58.8% であった。博士課程修了者を採用した企業は1割強、

女性研究開発者を採用した企業は 3 割弱である。

1 人以上研究開発者を採用した企業に限定すると、そのうち 22.1% の企業が 博士課程修了者を採用し、50.3%の企業が女性研究者を採用していることがわかる。

760 58.8% 100.0%

うち、学士号取得者 ( 最終学歴 ) を採用 475 36.7% 62.5%

うち、修士号取得者 ( 同上 ) を採用 568 43.9% 74.7%

うち、博士課程修了者 ( 同上 ) を採用 168 13.0% 22.1%

うち、採用時点でポストドクターだった者を採用 27 2.1% 3.6%

うち、女性研究開発者を採用 382 29.5% 50.3%

研究開発者 ( 新卒・中途を問わず ) を採用

回答した企業 に占める割合

採用した企業 に占める割合 採用した企業数

(回答企業数=1293)

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

(22)

研究開発者を採用した企業の割合の経年的トレンド

いずれの学歴・属性の研究開発者についても、2017年度に研究 開発者を採用した企業の割合は前年度より増加した(2年連続)

研究開発者(新卒)を採用 した企業割合は、 2014 年度 より 4 年連続で増加し、 2017 年 度は前年度より 11.1 ポイントの 著しい増加となった。

学士号取得者(新卒) 、修士号 取得者(新卒)を採用した企業 割合は 2014 年度より 4 年連続 で増加した。

博士課程修了者(新卒)を採用 した企業割合は、 2016 年度よ り 2 年連続の増加となるととも に、 8 年ぶりに 8% 台となった。

中途採用は、 2012 年度以降、

増減があったが、 2016 年度よ り 2 年連続で増加し、 2017 年度 はこれまでで最大となった。

注:採用した研究開発者数、及びその内訳全てに回答した企業について集計した。 22

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

(23)

採用された研究開発者数の学歴・属性別割合の推移

23

2017年度は修士(新卒)と学士(新卒)が大幅に増加した。中途採用の 増加は最近の顕著な傾向であったが、2017年度は大幅に減少

修士号取得者(新卒)の割合は 2013 年度から 2016 年度まで 4 年連続で減 少したが、 2017 年度は増加した。

学士号取得者(新卒)の割合は、

2016 年度のみ微減であったが、

2014 以降、増加傾向にあり、 2017 年 度は前年度より 3.1 ポイント増加した。

一方、博士課程修了者(新卒)の割 合は、 2016 年度に 0.8 ポイント増加し、

2017 年度は横ばいであり、その値を 保っている。

中途採用者の割合は、 2015 年度ま で 3 年連続で増加していたが、 2016 年度は横ばいとなり、 2017 年度は大 幅に減少した。

女性研究開発者(新卒)の割合は 3 年 連続で増加し、 2011 年度以降、最大

の割合となった。 注1:採用した研究開発者数、及びその内訳全てに回答した企業について集計した。

注2:学歴が不明等の採用者が採用者全体に含まれている場合があるため、学歴別の割合の 合計は100%にならない。また女性研究者(新卒)と各新卒のカテゴリーは重複している。

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

(24)

研究開発者の採用後の印象

24

全般的に採用後の印象は良好

博士課程修了者の評価が比較的高い

いずれのカテゴリーの研究開発 者とも「ほぼ期待通り」という回答 が大部分を占める。

「期待を上回った」との回答割合 は、博士課程修了者が最も大き く、ポスドクが次いで大きい。

博士課程修了者については、

「期待を上回った」 と「期待を下 回った」の回答割合の差が 4.3 ポ イントで最も大きく、 企業の評価 は比較的高いと考えられる。

修士号取得者については、「期 待を下回った」の割合が「期待を 上回った」の割合より大きい。

注:採用後の印象が「わからない」との回答を除いて集計した。

5.3%

6.2%

9.6%

7.0%

89.5%

85.7%

85.0%

86.8%

5.2%

8.1%

5.3%

6.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

学士号取得者

修士号取得者

博士課程修了者

ポスドク

期待を上回った ほぼ期待通り 期待を下回る

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

(25)

71.4%

68.7%

53.2%

50.7%

50.1%

45.2%

31.2%

28.2%

19.4%

14.8%

2.7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

問題解決力 関連する研究分野に幅広い知識をもつこと 提案力・企画力 特定分野について深い専門分野についての知識を持つこと 技術変化への順応性 研究の実用化についての能力 一般的な知的能力・教養的知識 研究マネジメント能力 研究についての人材ネットワーク構築能力 国際的なコミュニケーション その他

研究開発人材を採用するにあたって、必須と考える人材能力のニーズ

「問題解決力」、「関連する研究分野に幅広い 知識を持つこと」を特に重視

研究開発人材を採用するにあたって、必須と考える 人材能力のニーズ(複数回答)

「問題解決力」、「関連する 研究分野に幅広い知識を持 つこと」については、7割程度 の企業が重視している。

上記に加えて、「提案力・企 画力」、「特定分野について 深い専門分野の知識を持つ こと」、「技術変化への順応 性」の回答割合は50%を超え ている。

「特定分野について深い専 門分野の知識を持つこと」も 比較的高い回答割合である ことから、特定分野でニーズ の高い専門分野があること

が示唆される。 25

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

(26)

研究開発での他組織との連携における連携先組織の種類

26

昨年と同じく、「国内の大学」と「大企業」が 7割以上と上位になっている

続いて、中小企業と国内の公的研究機関が 5 割。

ベンチャー・起業家が一定の割合を得ている点は注目に値する。

連携したと回答した企業における他組織との連携実施割合

※連携した他組織についての設問の選択肢のすべてに

「はい」「いいえ」「わからない」のいずれかを回答した企業を 対象に、「はい(連携した)」の割合をグラフ化した。

民間企業の研究活動に関する調査報告2018

参照

関連したドキュメント

データ: 科学技術・学術政策研究所がクラリベイト社 Essential Science Indicators (NISTEP ver.) 及び Web of Science XML (SCIE, 2019 年末バージョン

データ: 科学技術・学術政策研究所がクラリベイト・アナリティクス社Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及びWeb of Science XML

クラリベイト・アナリティクス社 Web of Science XML (SCIE,

出典:科学技術指標 2018, 科学技術・学術政策研究所 調査 資料 -274 (2018); 大学等教員の職務活動の変化 , 科 学技術・学術政策研究所 調査資料 -236(2015);

本調査研究で用いた論文データベースは、トムソン・ロイター社(現:クラリベイト・アナリティクス社)の Web of Science XML(Science Citation

データ: 科学技術・学術政策研究所がトムソン・ロイター社 Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及び Web of Science XML (SCIE, 2015

資料: その他の国:OECD「Main Science and Technology Indicators Vol 2010/1」

データ: 科学技術・学術政策研究所がトムソン・ロイター社 Essential Science Indicators (NISTEP ver.)及び Web of Science XML (SCIE, 2015