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乳幼児健診で見えてきた連携の重要性

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Academic year: 2021

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第69巻 第4号,2010(471)

卿提栖

471

乳幼児健診で見えてきた連携の重要性

玉那覇榮一(沖縄県小児保健協会)

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 母子保健法に基づく乳幼児健診の意義と目的が,時代の変遷と共に変化してきました。日本の整備 された皆保険下では,いつでもどこでも少しの異常でも,自由に医療機関に受診ができるフリーアク セスが保障され,健診で新たに疾病を見つけることは稀となりました。健診現場では,健康確認と疾 病のスクリーニングから子育て支援,“気になる子”の早期発見から療育相談まで広がってきました。

さらに,その健診内容でも何が支援できるかが問われています。これまで,乳幼児検診も個別化が進 められてきましたが,1つの医療機関で,健康チェックや離乳食相談,さらに育児不安に応えるだけ の細やかな多様な相談ができる施設は限られている。子どもに関わる医療・福祉・教育・行政など,

さまざまな要望に応えるには,多職種の連携が重要であるが,職種や職域,さらに各施設の壁を取っ 払って,上手く機瀧させることは難しい。その点,集団健診の現場では,小児科医,保健師,栄養士,

検:査技師,母子保健推進員,市町村職員などの多職種がチームをつくり,多角的な目線で子どもや親 の相談に当たることができます。.健診後のミーテングでも,その情報を共有でき,何が支援できるか を考える貴重な場となります。さらに今後,乳幼児の早期から歯科衛生士や保育士の参加が加わり,

家族や子どもが主体となり,交流できる場になれば,充実したものになります。.多様化する子育てに 対応するためにも,子どもに関わる多くの職種の連携を上手く機能させる集団健診を見直し,活用す べき時代がきたと考えます。

沖縄小児保健センターと「小児保健ネットワーク」のセミナー風景

      写真提供 玉那覇榮一

Presented by Medical*Online

参照

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