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規則一〇(b)-五会社不当経営規制の動向: 沖縄地域学リポジトリ

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(1)

Title

規則一〇(b)−五会社不当経営規制の動向

Author(s)

新城, 将孝

Citation

沖大法学 = Okidai Hōgaku(4): 51-96

Issue Date

1982-03-31

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/6501

(2)

● 2切目言』{『一へ『判決の範囲 四、むすびにかえてl州法の対応I 2助◎ず。①冒守ロミョと、。、迂弓ケース 3』【p「の否旦とo「の①ヨケース 三、不当経営に対する規則一○b’五の適用制限 二、不当経営規制の展開 1初期のアプローチ

規則一○⑪1五会社不当経営規制の動向

1mロョニロ国吋ケース 、はじめに 目次 新城、将孝 51

(3)

会社不当経営規制に関する規則一○h’五の適用は、多くは一九七○年を前後とする合衆国巡回区控訴裁判所の判決 (6) 等にその起源を求められ、功&・のgpEヨョ罰司の忌司・・詐はその代表的なケースとされる。しかし、従来規則一○伽’五は 証券取引に通常伴う詐欺的慣行に限られ会社の不当経営には及ぶものでないとされ、またその起源の不明瞭さからその (1) (2)

〒九一一一四年証券取引所法一○条側の下でアメリカ証券取引委員会によって公布された、向○規則一○⑪’五は、連邦

証券規制において最も有力な武器とされる。一九四一一年の本規則公布以来、規則一○伽’五はその文一一一一口の広さから多く

の証券取引の範囑に適用されてきた。の同O規則一○⑪’五は、取引所法「詐欺禁止(§註‐ゴロ筐&)」規定に関する

多くの規制手段をその構成要素となし、一般に証券取引に関連した重要情報の開示なき取引、誤解をまねく会社公告、 (5)

相場操縦、ブローカー・ディラーの取引等その他の行為に適用されてきた。しかし、証券規制における規則一○h-五

の役割は一つの現象を現わし、連邦下級裁判所では会社不当経営に規則の適用を認めるに至ったが、合衆国最高裁判所

は一九七一年まで規則一○h’五の下での私的訴訟権を容認するものでなかつ厄。これは、保護される利益が複雑であ

る場合、他の領域、すなわち会社業務上の詐欺的な管理の不適正、いわゆる会社の不当経営(8s・日苛ョ儲ヨロョロ閃⑯ョ⑩貝)

に規則一○⑪’五が及びえないことを意味した。規則一○⑪’五会社不当経営計略の形態は、川不当価額または不充分 な価額による証券の会社貢付、②ストック・オプションを伴う不当経営、③発行者による証券の高価實付、Ⅶ会 社による多額での資産買付または少額での資産の売付、⑤吸収合併または取得、⑥支配的株式単位の売付に伴う詐 欺、、会社資産の浪費または不正奪取、⑧会社資産の横領、および側その他の行為と数個の形態の範囑を形成 〈こ するとされる。 一、はじめに 52

(4)

(L 適用伸張に多くの批判もあった。ともあれ、この規則一○伽’五の裁判上の拡大は、投資者と取引を行う者の詐欺に対 する投資者保護に発展する連邦委任を意味する。そして同時に、役員、取締役、および他の代珂人の詫歎的慣行を理由 とした広汎な判断行使を強制される会社に対する彼等の重い義務負担を意味する。 会社の所有者と経営者との関係は、本来会社が州法の創造物であるゆえに伝統的に州事項である。取締役の権限活動は、 多くの州において会社に対する忠実義務を構成する。それにもかかわらず、規則一○h-五は、前述の如く「証券の貢 付または売付に関し(旨○・国弓①o註・言目)(罫亀厨、§o言い⑯。「勿旦①。{pこの§§曰ご)」会社経営活動につき同時に 連邦規制を展開する。これは、州法のかつての独占的領域への連邦法の侵入をみせ、連邦法と州法の重複を意味し、重 要な政策問題お)提供する。功so3gミヨ以来、多くの合衆国巡回区控訴裁判所は州法の役割制限の途を歩んだ。取締 役の利益衝突、立証規定の効力(罫①ごp』亘曰②。{、同o忌与貝。ご茸・G5:)、および批准の効果は州法基準によって 決定されるものでなく、規則一○h’五はそのケースが州法の下で論破しえないことの理由をもって正当化されるもの

でないとされ苑。加えて、州法上の救済手続上の不備も指摘される。株主(原告)は、派生訴訟を提起する前に州法上

(9) 取締役から謝罪をもとめられ、ときルテして費用の担保(功①O§茸」{・「①RC§の⑩)提供を求められる。こうして、全 国的証券市場における信頼の保持が内部者権能活動から少数株主に対する救済手段を必要とする限り、全国的な法 (首p註・国p』』:))は適当な救済手段を形成し、会社の不当経営に対する規則一○h-五の適用合理性は正当化ざ

れてき、。

ところで、近年合衆国最高裁判所は、規則一○回’五の会社不当経営に対する適用を制限する方向にある。この領域 は、上級裁判所の判断が大きく影響を与える分野と理解され、これも含め今後の最高裁判所の判決範囲も注目されると 53

(5)

ころである。本稿においては、会社不当経営に対する規則一○h’五規制に関する動向の概略を判例の順を追って眺め

ることにする。そして、会社不当経営に関する連邦裁判所の規制動向は、この分野における州裁判所の対応も大きく影

響を与えるという観点においてむすびにかえて州裁判所の対応の一例も示すことにする。 曲

㈹へs飼い且匿いくい巳・身・二三〉》o①三回⑯貝員・竃□p.m.や。⑦(こご).

、功⑮①冗員雲、忌旦口房冒三⑩□⑯。①』。、己の員・{p、&、、。』巨皀・『○・息。、皇・菖吻ご

閂ョ亘(CQ註・冨二、・信ず河ミミニーp二三三③ロ・伊・河①己・邑助(ミミー嵜冒①・Z.⑭皀宝)・

佃傳冒o・房》切忌茸p昌監I筆・ 側具体的に、側代表訴訟を提起する場合に州法ではなく連邦問題の訴訟原因を主張すれば、各州会社法上の「費 用担保」提供を申し立てられるおそれがない。側証券取引所法第一一七条の裁判籍、訴状送達の規定が適用さ れる結果、法廷地の選択で有利になる。回連邦裁判所では、代表訴訟(衡平法上の訴訟)でも陪審を権利と (7)(6)(5)(4 一『P目pm⑩ョの弓『・mbo。「菖奥』旧・門①ご・い『】図囚’ぬ@. ③、ロ8胃・目嵜①宛。』⑩。{m⑯。E忌駐①②同日●ず⑩冨囚⑮」貝ごs-m冒忌⑩河⑯囚員p厩・冒○{n.弓・「p冨

②ごo・国・河・溜全・こび-回(皀蜀〉.

、鼠p.m.o・腸畠 閂旦・ロ耳『回1コ①. 閂旦・色『⑭P 54

(6)

f初期のアプローチ 仙厘「魯辱p筐冒ケースと初期の展開 (し 一九五一一年の煙きsp忌冒戸冒曾弓3己冨(、〕・において、合衆国最高裁判所は会社不当経営行為を矯正するための規

則一○⑥’五の効果的適用を否定した。規則一○側’五は、この判決以来、会社不当経営分野の歴史に大きな変化をもた

らした。固き冒忌§は、支配株主が全ての株主にとって利益となる吸収合併(冒国、①、の)のオファーを拒否したのち、 支配株主の利益ある支配株の売付を伴ったケースであった。裁判所は、一○条、および規則一○Ⅲ’五が詐欺から証券 して要求できる。jクラス・アクションを提起する場合は、連邦法の方が州法よりもリベラルである。 ㈲規則一○,’五に基づく訴訟原因に州法上の訴訟原因を併合することはできるし、規則一○h’五の訴訟原 因を主張するかぎり、株主総会による責任免除は不可能だから連邦民事訴訟規則一一三1-による不利益をこうむ るおそれもなく、これを冬っするに、連邦裁判所に訴を提起することから生ずる不利益は何もない。江頭憲治郎

「助ロミロ、⑩冒冒の三①の》言・・『。Q、⑯2.全。□・功・令皀・弓、・・『・皀逼(宅ョ)・I相場操縦的または

欺問的行為でなければ、一九三四年証券取引所法一○条⑪項および規則一○⑪’五にいう詐欺には該当しないご アメリカ法一-一九七九、一七八頁四㈹。 ⑪o・ミヨ⑩三・功s:冒冒忌昌「・国司のご「・・詐叱曰呑⑩、、三⑩g、「p忌旦ご同日、ロョ号句&⑯「p{ O・弓。、三(:旧Q巳・訣二量冒冒旧・記3・旨三s邑匿‐塁. 二、不当経営規制の展開 55

(7)

取引の当事者のみを保護する意図にあり、しかもその結果規則一○h’五の下での私的訴訟が詐欺された買手または売 手によってのみ提起しうると判示した。具体的に、「〔取引所法〕一○条伽は不実表》爪または詐欺的悩行が一般に会社不 当経営に対するものよりむしろ証券の買付または売付を伴ったものに直面したものであり、しかも規則二○Ⅲ-八〕 (2〉

は買手または売手のみに保護を与える。」ものとされた。これは、会社の不当経営を内容とする主張摘求が規則一○伽

’五の下で審理しえないことを意味する。ところで、本判決において、裁判所を代衣する画§&判蛎は、「Ⅲ規則 一○Ⅲ’五は、単に証券取引の一般的分野に及ぶ。②規則〔一○肋’五〕は、会社の不当維蛍を包含するものでな い。③詐欺された買手または売手のみが規則〔一○,’五〕のFで提訴しうる。」として、規則一○⑪’八週川の (5) 三裁定を明らかにした。しかし、その後の連邦裁判所判決は、会社の不当経営につき規則一○hlhの適川を鰍め、と りわけ出ロョ臣判事の三裁定は批判され、前二要件はかなり弱められるに至った。 (4) 三・O§⑩[団・「冨二①三・・{0..において、第一一一巡回区控訴裁判所は「会社またはその個々の株腹に柏対して絲憐 (5) 者に広い信任義務を課す」旨を判一爪し、連邦コモン・ロー上の新体系を特徴づけ、Z①8℃§秀ご冒冒ねの。.『. (6) Oゴロョョ①「において、南部地方区地方裁判所は証券取引がより大きな会社不当絲街計略の部分にあったこと ノ を理由に会社内部者が証券取引における詐欺の結果から免除されえないことを判爪した。そして、、寓蔓}、. (8) レョ9(・ミミ。o討同日。冒冒、⑩において、域判所は、不当経営要素を内容とした証券詐欺を伴う裡雑な什略が誠券巾場 での衝突を有し、連邦関係に影響を与えることを指摘し、会社の不当経営詐欺が規則一○川l几適川対象となるR判状 (9) した。しかし、これらの判決は、規則一○hlh適川を認容するに株式の「寅付または充付」喫件と絲桝に関する火巧 行為(ヨロョロ四⑩ョのミヨ厨Ooaapa)との間のその関係を検討・説明するものでなかった。 56

(8)

(U 〈Ⅲ)|

その後、『言①『・因§a(。盲(国弓§。⑯0.・と聾・田切「・巳へwo。.「.、①「』①gの一一判決は、規川一○川’八

が「証券の貢付または亮付に関し」全ての詐欺的計略(具{ず:皇の言い、訂冒①)禁止を目的とする]Ⅱ判杁した。結局、

(枢)

これら二判決において、璽司国・冒筐『ョの当惑は捨てさられた。「雪①ケースにおいて、被告会社は原告会社のルェ配権を昨

(色

欺をもって獲得するものであったが、原告は被告に株式の売付をするものでなかった。被告は子会社との吸収合併を成

就し、原告は規則一○h’五詐欺を原因として訴訟を提起した。裁判所は、原告による現実の亮付がなくとも-且吸収

合併が成就されれば州法の下で原告の株式売付を強制するとし、規則一○,’五の下での提訴を容認した。そして、威

判所は、欺岡につき、原告が株式売付に不本意であったことを理由に不実表示を信頼したものでないが、原告株式所有

(M)

者クラスの不本意な売付を基礎に売付が、否・ミー「・コョョ⑩「胸①「を取締役に強制しうることをもって欺岡は唯一の詐

(旧)

欺的計略部分にあるとみなした。国「。&は、被告が支払時の公正な市場価額をもって支払をなす意図に為替手形の振

り出しを伴うケースであった。結局、原告は、損失をもって証券売付を強制された。裁判所は、原告を買手と定義し、

〈砧)

「証券の貢付または売付に関し」全ての詐欺的計略が規則一○⑪’五によって禁止されると判一爪した。こうして、二苫⑩

および団「・巳において、規則一○h’五は「州会社法に違反する開示欠欽の計略(§畠:『・の&:訂『:)」 〈ロ〉

を攻撃するために拡大され、規則一○n’五詐欺の本質は欺岡よりjbむしろ信任義務違反とみられるに至った。尤も、

二:および助「・&判決に至る間本章本節第一一款・第一一一款の判例の展開をみることができる。 ②冗忌○重①と。》.z①ミヶースー欺問要件の検討 (旧} 一W〉 九六四年、第二巡回区控訴裁判所は、河EC電⑯「・泥・冨崔冒国.(。Qョ(ご→S・と、○曵可ミ[二百ビ目、において、内 57

(9)

部者が個人的利益を図る証券取引において欺門により会社を棄損したときその内部者に対する派生訴訟を容認する最初 の機会を得た。冗冒電のと○・三国』』において、規則一○回I五「買手1売手」要件は河:廷⑯が会社による株式 の発行を伴いそして○室①ミが株式の交換を伴うものであったゆえそれは満たされるとされ、そして棄損はその行為 をもって規則一○回’五に違反するものとされた。この二件のケースは、会社の欺門に関係するものであったが、伝統

的な会社に関する知識帰属理論(雪・目』、へ荷⑩言、ミロ旨:罫①。、L四)から欺門(烏・恩忌:)の定義に困難

冗忌o電①において、原告は、閃・訂匹冒①忌日目会社の取締役の多数が会社支配を行う計画の部分として不当な対 価をもって自らに株式の発行承認をしたと主張した。裁判所は、提案された株式発行に関する全ての重要事実につき少 数取締役に対する取締役会多数による開示慨怠が規則一○h-五の下で起訴しうる会社に対する詐欺を構成すると判示 (U 壷) した。裁判所は、多数者が重要な情報を秘匿し少数取締役の存在を尊重していないことを附帯意見において指摘し、こ れが規則一○Ⅲ’五違反を構成すると判断した。尤も、これは、多数者による投票権の濫用が会社を棄損したものであ り、多数者が会社との不正取引において個人的利益を得たことを条件に会社を詐欺したものであった。本判決において、 裁判所は、取締役会の多数による少数取締役の欺岡に規則一○h-五の適用を是認する。 その後まもなくして、第二巡回区控訴裁判所は、パンアメリカン航空とナショナル航空との間の株式交換に関連して ○.三思目判決をみた。申し立てによれば、パンアメリヵン所有のナショナル株の被告支配に対する脅威を排除するた めナショナルに不利な割合をもって株式交換が行なわれ、被告取締役会はそのプレミアムを支払ったものとされる。裁 竃) 判所は、「欺門に等しい申し立てがなければ、訴因は規則一○回’五の下で説明しえない。」と判示した。すなわち、 な問題を提供した。 58

(10)

鋤団p§⑩茸と&・盲mケース》信頼要件の附加 ○三国』』が規則一○⑪’五不当経営理論に欺岡要件を結合したあと、次の段階は欺岡に基づく「信頼(、畳§8】 要件の導入にあった。尤も、因果関係(CDE目忌・国)と信頼の分析は、ときどき会社不当経営判決において混同を生 両) 裁判所は、「違反が欺門を伴うことのない一般信任義務」に規則一○側’五の適用を認めるものでなく、原告は欺岡の 主張を怠ったとして、請求を却下した。これは、少数株主に対する不開示に注目し役員の行為が信任義務違反と欺岡と (お) の双方お一鐸璽肌したケース、河忌o電⑯ケースとの区別を意味した。こうして、○三⑯篁後、少なくとりも第二巡回区の 基本的地位は、会社の内部業務に関する詐欺的不当経営が不実表示または不開示(冒厨の日ご鳥貝・「己・冒昌:{・の§⑩) を通して欺岡を伴ったことを条件に規則一○,’五の下での提訴を容認した。 定) 万) いずれにせよ、。。』く①量判決と宛盧o蒜』⑩の付帯意見は調整され、○三句ミの実際の意義は特に現実の欺岡要件 および規則一○⑪’五会社不当経営ケースを分析するにおいて詐欺(&①:葺)に対する伝統的なコモン・ロー上の訴 訟要件に従うことを意味した。つまり、伝統的な知識帰属理論の「きま’り文句(。』(&①②)」を否定し、「現実的」か (辺 つ「正当な」結果浄一説明する宛EC電⑯の附帯意見の欺岡要件に劇的な方法を提供するものであった。しかし、○乏凰』』 は、信任義務違反に欺岡の存在を要求するDも欺岡と会社損害との間の因果関係に言及するものでなかった。その後の地 万) 方裁判所判決は、不当経営ケースを分析する中で詐欺的行為(烏Oの爵ロo註・弓)から他の要件を導き出す。この要件は、

詐欺的行為(烏:貢ぎ①:房)に基づく信頼の立証要件であり、その後しばらくは規則一○⑪’五が会社不当経営に

対する制限された保護にのみ提供されることをもって現われる。 59

(11)

(、) じ、個々に検討するとき個々の役割は必ずしも明らかでない。因果関係は、|般に全ての規則一○側’五訴訟における (列) 必要要件とされる。その基準は、損害賠償訴訟におけるよりも差止訴訟におけるそれをもって足りるとされ、分岐点は {弱)

の向○「・Op宮菖⑦Q言い閃⑩い①、。呑団§⑯p忌・・冒輪)における最高裁判所の見解の結果とされる。ともあれ、コモ

ン・ロー上の詐欺ケース(&①8茸CQ:)において、原告は、不法な詐欺的行為(ぺご「・菖閃(巳烏:、駐己①O・菖昌O『) が原告に帰属したことおよび行為を控えた原告に帰属したことを立証しなければならなく、しかも順次原告に損害の生 訶) じたことを立証しなければならない。信頼または因果関係要件の附加は、欺岡が同様な文脈において提供されてきた会 社不当経営における困難と同一のものを提供する。それは、生命のない会社実体がその企業を運営するために行為した (苑) 者による不実表示または秘匿の信頼に関する説明方法を明らかにするものでないとされる。

ところで、会社の不当経営ケースにおける信頼要件は、因。§①茸『・出国p8菖目O齢〉において創造された・原告は、

多数株主が株式の売付を通して会社の解散、多数者の子会社への不当対価による会社資産全部の売却に関する取引承認 のための誤解をまねく委任状説明書および虚偽ならびに誤解をまねく株主総会招集通知書に対する輿のある旨を主張し、 規則一○h-五訴訟を提起した。被告は、会社の株式の七五パーセントを所有していた。裁判所は、会社が一一一分の二以 上の投票をもって解散されるところから、少数株主が結合したとしても被告はその取引を成就するに必要な投栗能力を 〈幻) 有するとして、被告申し立てに基づく裁決の体裁をとり原告請求を却下した。しかし、裁判所は、巨昌『.、:岑・冨

再尋・冒掴判決を引用し、欺門が規則一○n’五請求の唯一の要件であることおよび不実友一爪または不開爪に雌づく伯

詞) 頼が要件となる旨を判示した。 (犯) 次に、の』・ひ鳥冒。.「.、弓・蓮は、ストック・オプションプラン承認のための委任状勧誘に伴い遁喫情搬を与えら I 60

(12)

れていない取締役を巻き込むものであった。戦判所は、派岫那訟叩旧を秤認した。このとき紋判所は冗忌、江①を川附 し、「欺岡は、肯定行為(投票行為)がⅢ鼬の取引を成就するに必然であった会社の柵成喫紫(ここでは、元:江①の 取締役および株主)に従事されてきたところに主振される。双刀の場合、擬制の法人格が詐欺されうるという怠味にお 一川〉 いて、すなわち欺岡が作用するため欺岡が、然人に川いられたことを皿して、会社は詐欺されたと正娠される。」とす る。①』・言いにおいて、裁判所は、悩接艦緬問越に価伽するものでなく、脇軌の主雌は規則一○h’八の卜での諭求 (ね) を説明するに必要なルールでないとした。しかし、その後の几解において、裁判所は、即決判決を却卜するため、円び 一一妬) その附帯意見において原生□が厳格な技術的意味における因果関係の立証を必要とするものでないことを明らかにした。 (佃)

このとき、もし会社の烏a風・ヨーョロ迂百、ひ。(せの喫紫が詐欺されまたは決定に必喫とされるやての蛎突をいえられ

〈塒) なかったならば、欺岡と〈室社との間の困限関係は膨騨された幾人かが決定を変史するに允分であるか否かを鉈U味する。

こうして、⑦』・盲切裁判所は厳格な因果関係要件を放棄するものであるが、烏旦且・ヨーョp迂百胸守・巳】の利川は

m3月茸理論の全てを放棄するものではなかった。 ところで、因ミヨ①茸は、信頼雄準に関する一一個の仮説を明らかにするものであった。第一の岻準は、排他的な会社内 部機構への集中である。これは、取引に参加するための会社決定がなされることによって突現される。第二の雑準は、

これらの集中に雄づき欺岡が決定を左右するか否かを判断するに厳格なアプローチである。確かに、の』&島は、第

二の仮説を放棄する。しかし、前述の如く、の』・盲のの烏巳且・ヨーョロ迂弓、守・aビ利用は、第一の仮説を依然とし

〈“) て認めろ。功。「富①茸およびの』・言いにおいて、株主の取引承認がコモン・ロIまたは法人設立認可証によって求め られるのでなければ、および欺岡が禁止されることを条件としてこの株主批准が否定されるものでなければ、詐欺され 61

(13)

側もpご目ケース函偏頼要件の却下 (妃)

、QごQ切戸三・:において、原告株主は、被告取締役が公正な市場評価よりも著しい低価で自らに株式の発行を

承認し、会社を詐欺したと主張し派生訴訟を提起した。申し立てられた欺岡は、発行決議における被告の不実表示行為

にあった。被告は、その抗弁に信頼(および因果関係)要件を利用した。被告は、偏頼が規則一○⑪’五訴訟の必要要

件であること、会社が満場一致でおよび明白に完全開一爪が取締役会になされたことをもって詐欺されていないこと、か

つまた原告が真の事実を知っていたとしても株式の発行を予防しえないゆえ不実表一邪は棄損となるものでないと主張し

わ)

た。第三巡回区控訴裁判所は、株主が会社の代りに詐欺された売手の地位にあるとして派生訴訟を容認した。

、・巷:裁判所は、形式上○三三』の欺岡要件を認め代理人法に関する事柄の検討を行なったが、その実質におい

(辺

て取締役が完全開示をなすとき会社の欺問を認めることのない。.zの(』』の立場に相違を『小した。具体的に、裁判

所は、会社の信頼立証要件を求めず、会社による現実の信頼に関しての立証を求める口ミヨ⑯茸および

へ印)

o』・言のに疑問を投げかける。その結果、、息、目は、国ミヨ⑩茸の信頼基準を否定する。そして、取締

役は、取締役が一定種類の行為に従事することを条件に(取締役が一定種類の利害関係ある取引への誘因、

あるいは同様な行為をなすことを条件に)、計画および会社政策に関する詳細ならびに企てを淵舘することを求

た株主はa⑩g圏・ヨーョ鳥冒囚守・&この部分になく、かつ株主の欺岡は会社における株主利益の棄損を生ずるものでな

お)

いと指摘される。その後、特に第一一巡回区以外の裁判所は、烏。厨(・ヨーョp諒冒園ひ。(②の一部要素の欺門が会社欺岡

を決定するに唯一の適切な約因にあるとする見解に疑問をもつに至った。

62

(14)

(色

しかし、、、、、:裁判所の信頼要件解釈の不明瞭さは指摘され、州法上の救済手段との関連において規則一○Ⅲl

{別) 五の機能が制限されうることの指摘もなされた。ところが、その後のケースは、この、p、、目の反映としておそらく、 欺岡要件、現実の信頼および因果関係を求めず新たな一‐三目〉両日忌旦」概念を創造し、新たな規則一○h’五規制の 段階へ移行した。 〈艶) 止にある。 た。その目的は、取締役の個人的利益に関する特別形態を予防するところにあり、かつ閲・小要求に雄づく不正行為の防 められ、取締役が完全開示の慨怠にあったとき、取締役は取引において会社の蒙る全ての損需に対して黄を負うとされ 幽 ③切用目p8sm・吻忌、「ロミさ・

側⑪ぬい駒図&囚塁〈等旦&「・忌日).

別閂旦・貝へ⑦四・

⑧⑪門司句。い&山凹へ(功。C・Z・目・円や①四)。

、閂旦・昌凹①9

⑥いい、可・吻忌、己・噌臼(、.□・Z・田.。①ご).

引円&.Q辱い回。 n円&・P号⑰画へ。

uHや山呵・迫旦へ①円{・@助い)・

IⅢ 63

(15)

⑰昼. U7)qO(11(M) {・「ヨヨ⑯「鷺「取引を詐欺した。 側申し立てによれば、の『・RC百、昔Q:①O・弓・取締役は他の株主よりも多くの株式をうけとったために切岑・ミ

o:①い》由①函ロ「ご・い・幻⑯己.ごC『・]ミ①1回○(ニヨ〉・

⑪百・『囚》曰ざ○・員司・』弓冒困昏{{屋目、⑩⑫ミヨ&Q「且旨冗員⑯どひ1m○・「、。「員⑩量時ご日芭p町⑯§①ミ

⑪ご回国』&山麓(い且a「・ニミ).

Ⅲ雪へ、・図旦&『(い且a「・).O①ミ.且⑩量①只葛@口.□・已○(ご雪〉

剛「会社は、必然的に代 である。彼等の知識は、

図m司四⑭』〈円C『否ロ(「)》(

伽宝℃向い&§い『》いや. ㈹ 03 四コm・句・唾皀P『山@コ. 円旦・ロ『①四民 四コ△、・ぬ旦皀(①四へ. COヨョ⑯弓(・mEe「ロ。『HHCbIHP

四四℃、。凹旦回心(図旦a「・Hbq上・

山四℃、.⑪&『ロム(図旦0コ自bq公)・ 「会社は、必然的に代即をもって行為する。会社がその役uおよび代川人を皿してのみ知搬を郷ることは岻本

ある。彼等の知識は、会社の剛識である。」団の量§の。弓・「・回}、言い・Dog,。{し「ごヘミDP図急、』(へ

一口・山⑭』〈円C二nコ〉〉o⑯「『・a①ミ⑯a・凹句Cqrいや山⑭(』や、⑦一・

64

(16)

蜘切⑯⑩⑩・因.o{・守島・円冨O・『.、ロ「○蓮〉⑭。①句・のE、、。己へくめ。□.シ尹嵐宅q『)〕団、司冨⑩茸「・」富poo旨&QOo・》

ぬ“囚甸・吻忌、、。『急(国・口・】「・閂・円ca)。

鯛監@両・ぬ旦昌mP 区別する実益はなく、。』』一「s』』の知識帰属理論は司法上の執着を得るものでない。CQ『『マョ|①三・閨←宮口Q亘二口。 為に異議を唱えなかった場合と(記冒琶⑩のように)幾人かを除く取締役が不正行為に関与していた場合とを 引において、本人は代理人の知識に左右される、ものでなく、(。。』〉「⑯量のように)取締役が主張された不正行 社は詐欺されないことを意味する。しかし、代理人が本人の利益に反し、自己または第一一一者のために行為する取 みられる。こうして、○三国』{は、取締役が欺岡されなかったら代理人の知識は本人に属するという理由で会 ⑪色|】・言②.⑰昼》、pミニ腰)・「○口シ「国富は、知識帰属理論を基礎にするが、これは冗忌O廷Qからの後退として 会社が白]らを詐欺しえない、といったきまり文句を排除するに困難でない。路や国.⑭旦菖図①. たと判示しうる。それが正当でかつ現実的であるとき、裁判所は、取締役が会社を構成し、そして他の者と同様 鯛横領および利益衝突のような、他の問題との関連においても、多数者または全体取締役会でさえ会社を詐欺し ければ会社は詐欺されないとする。DCヨョ⑮員・の忌茸s己屋急‐三・ 締役のだれDもが欺周されなくとも会社は規則一○Ⅲ)-五の下で詐欺されたとし、。.」二「凰冨は取締役の欺岡がな ㈱。.』〉『⑩三は、「欺門に関する明白な申し立て」を伴うとする点冗冒逗⑩と区別●された。閃§電⑩は、取 何叱』代行やg〔いち■戸、【】・ 0㈱

『&・ロ『 四四℃塙匁凹旦p『『①。

『①四・

(17)

鯛⑪囚助詞切忌Ce・ミヨ回。 ㈱最高裁判所は、金銭損害賠償に対するケース全ての要件は衡平法上の救済手段または予防的救済手段を得るた

鯛的蜀口・功・畠。(皀亀〉・ロ①⑯飼員9.“忌日・亘雪‐竃・

めに立証を求められるものでない、と判示する。閂BsH畠・損害賠償訴訟において、詐欺的証券取引は原告

の棄損を必要とする。功の⑯司冒⑯戸m2q量。(国費.O・・・四塁罰屋&卸孟いく屋○等.)・・三・

&§ミミ・竃①口吻・や弓(邑弓)・会社の不当経営につき因果関係基準を採用する。o(・盲“・言、。「:冒司・亜ず

い目向②忌導・函畠・閨匿(m・口・宍民乞弓)・閃。§篁戸』§。・・員。o・・・凹麓罰:巷・『sくい.□・Z・員

乞急)・最高裁判所による規則一○側’五秘匿ケースにおける事実との因果関係基準アピールヶース。

隆蓮量員&□『①O三硬曾②『・ロミ弓&切冒言、.□.m・巳囚・田山‐宝(ご己)・

倒切①①目&Sm愚、ロョ・訂(こ〉ミニ曙‐淫・

㈱苞・

㈱麗助、.m忌惹・ヨョ(図・Pz・『・皀忌)・

帥円&・日『己・ 剛山圭司・屋会⑦一屋a『・).O⑩ミ&①ミミ・囚缶ロ・図・的員へ邑忌). BDGOI 緩和)。

四へ○、。図旦へロロ〈図&a『・).O⑩ミ&①a尉只四mmp.m.、閂■ロ@④助)。

、ロ。◎ひ②切忌、「ロロ『口角・ 卜1. 国司&茸マバOご嵐』団Q蒔守0

○.・・含司珂・凹旦全山・壷『j題〈⑦暮凰「.ごg)(差止救済訴訟において因果関係要件を

66

(18)

㈹㈹ Mn㈹㈹ にせよ、ひ。&堂は、会社の取締役、役員、または株主から成る。」ことを明らかにする。量・貝這P 合理的投資に関する合理的な全ての情報は、烏a風・ヨーョロ蔵信守・&に開示されなければならない。いずれ スは、会社の&①a風:‐冒烏冒因守・只堂に基づく詐欺を伴う。双方の結果は、会社に同一の損害であり。… において、取締役会構成員は、情報開示の詐欺的慨怠によって詐欺された。ここに、株主があった。双方のケー

ぬミ(□.O・菖曽・皀忌)においてコネチカット地方裁判所によって最初に発表された。同判決は、「宛:廷①

㈹烏a風・ヨーョ息冒、守・具ビの理論は、田曰冒:[】「⑩昌國昌曾団旦・へw0日『・ョo○・・mご甸・の筐ご・ ㈱⑬己詞②ECやs四宮・

(亘旦員({、切言。怠○ョ{。「の筐ヨョロ「ビ}忌只囚①ョ⑩葛)いいご司・の筐、、.m○コくめ。□・』『・『・円①①⑰〉〈畳の『量風⑩&pい

㈹⑭s、.、臣、e・色へ(功・口・Z・閂.ごq『〉(冒・試・冨ご呈吻『員のい)恥⑪ご飼い屋、、。ご西(功・ロ・』く・国。ごミ)

● 幽門&貝艶P 仙凹ロロ句・の層Cs・具己①.

。》。。『)。

a。『⑯②切巨も「Qp烏円smq Ooミヨ①。》『・mE、ゴロQ『円□ぬ①・

四℃』田鈩唖旦由q画く四&●(「・爲②①山)。

閂&。。(山。魚山口鱒 ⑬己駒の艮弓・皀由富. 67

(19)

z功q守。⑮目守口虐冒と、。、迂冨ケース Ⅲ功s・曾冒筐昌『・句苛のs「・蒜ケース

澤口蔓冒冒QO・冒盲ごao§p旨いa・は、’九六四年テンダー・オファーをもって国p員或○三旧己..§」写§冒

社の支配権を取得し、そして因p員亜社構成取締役八人中一一一人の』ロミ冒冒①名義人(弓・ミヨ用吻)を派遣した。その 後、ニロミご旨⑩と閃§蓮は、費用および所有権共有をもって回p員亜のカナダにおける石油開発パートナーシップ

を締結した。申し立てによれば、一九六四年一一一月二日閃§亜取締役会は、その時の市場価額一株一・’一一五ドルをも

って」p員冒冒①に対する閃Q員酉自社株(す⑯:ミビニ。。赤)五○万株募集を決議した。」ロミ冒冒①による株式買

付は、一九六五年一月五日同社により承認され、一月一一六日公衆に発表され、そして三月一六日正式譲渡は完了した。 しかし穴石油開発は、そのときすでに成功を確認していた。一九六五年一一月六日の試掘において石油は発見され、三月 一七日最初の発掘がなされた。そして、国§亜取締役会は、三月一八日直ちに現われることのなかった詳細を除き石 油発見を発表した。四月一一○日の新聞発表(茸①:「①』①Q:)は、」&①「ご法に基づき発見地区に関する情報は ㈹ ㈱閂&.§ご筥・ CD 倒閂&。§こいPご山P ㈱詳細につき、昼. 。○ヨョ①菖民轡吻筐、「pQ『HHmP冨・四四・菖○『①の》吻忌、「ロロ(■C図P ョ。冨孕切忌、司り貝円c図焦 68

(20)

国§蓮による付帯土地(員旦三・ヨミ』§&)取得期間として一年間差し控える旨簡単な報道であった。そして更

に、申し立てによれば、閃p§亜取締役会は、同年二月九日パイプライン企業への融資のため当時の市場価額一株七

・一一一○ドルで、Q司暮目社(デラウェア投資銀行)に補足株(paa三・菖。』の言3m)二七万株を発行し、その後一

九六六年三月一六日、国§蓮取締役会は石油発見を「最濃部発見(アルパータ州)のまっただ中」と大々的に発表し (し た。その結果、回p目亜株は、一株一八ドルに高騰した。

閃§蓮株主は、前述私募(茸苫員⑩直p8ョ⑩三)が取引所法一○条⑪および規則一○⑪1五に違反する旨主張

し、』ロミ冒冒⑩.、§さ§および昏弓亜取締役会に対し派生訴訟を提起した。

ニューヨーク南部地方区裁判所は、本件事案が管轄権を欠き、しかも規則一○川’五訴因は&円量・亨冒迂晨守・号

の確信的欺岡(貝或9ヨミ苫⑩烏・愚言冨)が主張されなかった場合保持されえないことを判示し、開示(&月・己⑯ご)

(2)

に対する原告主張を却下し、そして即決裁判(切忌ヨョ。「ど旨へ荷⑮ョ⑮員)に関する被告申立を容認した。

控訴審(盲:()は、管轄権につき原審破棄、規則一○⑪’五訴因につき原審認酊・

丁)

続審(「⑯言:言員)、§守目目は、もっぱら即決裁判をなしうるかについての審議がなされ、ロュ守目につき原審

認容、」凸員冨冒⑩および国P目或取締役会につき原審破熟・§盲目oは、開示(畳の8:こ)を否定する判断

(△

に誤りのあること、さらに原告告訴が缶凸員ご曰菖⑯および閃s自重取締役につき一○条⑪ならびに規則一○n-五の下

での審理請求権(す昔』。{ミヨ①)に及びうる旨判示し厄。そして、証券取引を勧誘された経営者が規則一○⑪’五

違反を構成したかどうかを決定するに一一段手法を用いた。「Ⅲ被告が会社に対して所有した支配力(。・員「・冨冒困

冒{冒曾。⑯)をその取引を勧誘するにおいて及ぼしたこと、そして②取引が会社にとって不正であったこと」を原

69

(21)

功s・§目忌冒判決は、早速会社証券取引における会社内部者の行動を規制する新しい基準の到来とみられた。これ

は、その論点として「支配力」および「公正({g「鳥のの)」とともに「三m国、「§且」を定義するものと考えら

れた。功so§盲屋言判決は、ある者が会社証券の不正貢付を成就するため取締役会に不当な支配力を行使するとき支

配者と被支配者(取締役)が規則一○肋’五の下で責にあることを明らかにする。これは、欺岡を三⑯g、日陰&の必

要要件とすることを意味しない。従って、裁判所は、会社の不当経営規制に欺周を求め規則一○側’五の適用を否定する

(旧)

。.z⑯ミ意見に従うものでない。欺問要件の背後にある合理性は、完全開示が株主保護のため取締役に附与され、お

よび取締役保護のため株主に提供されるというところにあった。しかし、開示(s:』:§①)は、取締役の多数が

欺周行為に関与するときおよび州法上の株主批准が求められないとき、または詐欺された株主が批准を予防する投票権

欠如にあるとき、株主利益を棄損する虞れある証券取引を防止する権限を株主に附与するものでなかった。かかる場合、

開示は、通常信任義務違反に関する救済手段の問題として州法によって規制される。しかし、m&・§冒忌ョ裁判所は、

不当な証券取引により会社を詐欺する内部者からの少数株主保護手段を州法に頼ることを不本意とし、不開示を基礎と

した伝統的理論を補完する。そして少数株主に対する欺岡につき、裁判所は、、Qご目判決の引用をなす。mso§1

盲巨冒における被告は、申し立てによれば、国§蓮株の市場操作を行い、不当な価額をもって被告自身、企業仲間

(言い費⑯::②。a己9)、友人および親戚の利益を図るため一年間石油発見情報の公表を差し控えた。ここに、裁

取引方法」を構成す》 告が立証するならば、 す) と判示した。

るならば、そのとき被告の行為が規則一○⑪’五の趣旨内で「詐欺として……用いる行為、慣行、または

(8)

を構成すると判示した。裁判所は、やはりl責任に対する根拠としてl取締役が団口魯蓮株主を「詐欺した」

70

(22)

’五適用伸張を図った。 (⑪

ところで、連邦証券諸法の他の分野にあるこの支配力概念の会社不当経営に対する適用は、規則一○回’五詐欺に対

する、so曾冒忌冒の重要な貢献を現わすものであった。これは、州法が利害関係にある取締役の取引を規制する以上

の根本的な厳格基準を補完する。すなわち、これは、支配者個人の利益に影響を与え、連邦支配力基準が州法上の審理

を免除した取引に対する司法上の審問を認める。従って、取締役会に対する完全かつ公正な開示は、不当な支配力が行

使されるとき規則一○伽’五の下での攻撃から取引を保護することを意味するものではない。mso§言忌冒裁判所は、

このことにつき、3s目に対する対応をもって明らかにする。申し立てによれば、、§&§は、回§域の財務上

の理由から市場価額を著しく下回った価額をもって、p創勲株を買付けた。、§ご§は、その行為において被告とな

った。しかし、裁判所は、、§ご目が株主でないことおよび他の方法において回§蓮と関係したものであり「不当

な手段により団§蓮取締役の判断に影響を与える……地位」になかったと判示匝、、§琴目に対する告訴を却下

した。明らかにこのことによって、裁判所は、、皀啓目と相違し」ロ豊冒冒①が不当な価額による株式売付に団口貝亜

に対する圧力(支配力)の行使をなしうる事実の中に』p農冨冒⑩売付に対する詐欺の存在を指摘する。これは、』p‐

員冒冒①がロロ息勲の経営判断を指揮する権限を有した事実を伴ったものであり、』ロミ冒冒①と、§琴島との区別

秘匿(O:。§』ミ⑯貝)および利害関係ある取締役との取引制限を越えて積極的な会社不当経営分野への規則一○川

不当な影響を与える者との取引につき財産回復(「①o・己①ご)を許容し、欺問アプロ1チの拡大、すなわち不実表示、

証券売付の事実不開示に会社に対する詐欺をみい出した。かかる観点から、ロ&・§盲忌冒裁判所は、取締役の判断に

判所は、株主に対する欺問構成につき、P巷:と同様現実の信頼と因果関係の検討をなさずして株主利益を棄損する

71

(23)

②、。、迂冨「・切目冬。、ケース (価) 、s・§①§言およびその後の判決は、開・爪慨怠を伴った「z①目)蜀司Q忌旦」l不正な証券取引に導びく支配力の行 使Iを前面においた。前述の如く、、3.§盲屋言裁判所は、会社不当経営に対する規則一○n-五の適用を容認する に欺周を経由するものではなかった。しかし、その後の第一一巡回区控訴裁判所は、、3.§盲ミヨ制限に現われた。そ の例証は、、。C薮冨『・連冬○sである。、。冨冒は、支配力が不正な取引に用いられようとも完全開示が株主に行な われたとき連邦利益は満たされ、かつ規則一○n’五違反の生じないことを明らかにした。 、。蔦冒において、被告会社は、原告が株主であった会社の発行済株式の多数株主であった。原告は、吸収合併合意 において提案された株式交換比率が不当であったことを理由に被告との会社吸収合併禁止を申し立てた。裁判所は、そ の附帯意見において交換比率に不正のあること、および被告が吸収〈且坊承認依頼のために株主に送付した委任状説明書 に支配的条項ならびに合併条項に関する完全かつ公正な開示のあったことを原告が訴状において認めていた旨の認定を (ミヨ.の{Q温忌員磑・駐ロ駐§の)」の実現可能性を破壊したことを理由に証券取引に支配力行使が関係したことを は欺周または不開示からくるものではなかった。裁判所は、このような支配力の存在が取引における「離れた交渉 竹) 示唆する。ここに帛旨」い判事は、「z⑯g甸司目&」を主張する訴因一一一要件を明らかにした。第一に、会社の株式買 手は、取締役を支配しうる地位になければならない。第二に、買手は、自己の支配力を行使しなければならない。そし て少なくとも、取締役会の多数は黙認になければならない。第三に、取引は、会社にとって不正であらぬばならなく、 〈側} 株式発行は事実上株主を棄損し、そして支配者は利益を得ていなければならない。 72

(24)

(ロ) した。そして、法一○条nおよび規則一○n’五は提供された情報に関する判断決定の困難に関するものよりもむしろ (旧) 開示ならびに報告義務を課すことを主たる目的とするものであると判示し、原告主張を却下した。すなわち、株主の保 護は、「連邦委任状規則および規則一○n’五の強制下において完全に開示された情報を武器として〔株主は〕不正な 行) 吸収合併を禁止するため州法の下で提訴しうる地位」にあることをもって図ることができ、開示を求めることによって 達成しうるものとする。こうして、、。、迂弓判決理由は、利益を得た取締役に適用されるものであろうが、公正ルール を基礎に他の政策、投資者信頼を育成する他の政策および投資者保護の他の政策を排除し、、3.2盲屋ョ目守目、 と衝突する。mg・曾冒ミヨ裁判所は、会社取締役間の取引を遠ざけ支配力行使および所有を無効とならしめ、完全開 示は、会社が取締役または支配株主と取引をすることを条件に不当となるものであった。すなわち、完全開示は、取締

役が利益を得なかったときまたは会社と取引をしなかったとき規則一○n’五請求に対して保証されるであろうし、およ

(、) び会社との取引当事者は「不当な手段によって〔会社の〕取締役の判断に影響を与える地位」にないとされる。 ところで、、。蔦冒裁判所は、株主に開示がなされなかった場合の不正行為(支配力の行使)に対してい&・§目ミヨ

判決の保持を明らかにす麺・裁判所は、、s・自冒ミヨの支配力行使の力説が一○条nの重要な目的としての開示義務

の) も会社不当経営ケースにおける中心問題としての不開示も双方ともに排除するものでないことに言及し、開示を通して 不当経営ケースを規制しうる論議を現わした。、。蔦冒に従えば、開示がなされなかったとき支配力が行使されたこと を条件に連邦責任は生ずる。そして他方、開示がなされたとき、それは取引が株主によって承認されたか否かまたは利

害関係のない取締役によって承認されたか否かの判断の問題となり州法上の責任とな麺。不当経営に関与した取締役は、

取引事実に関する完全開示の後に株主批准を求め、開示は結果として生ずる株主承認につき形式上連邦責任を排除し、 73

(25)

州法事項となるからである。 閥 0,(10(13⑫0,(、》(9

1,’冥豈菫登S白

■ (8) 川角&・皇⑪円P⑭P (6)

⑤き、罰⑪&凹忌〈①冨冒:〉

(4) 3)(2) 1) 囹巳・ロ『い】、Iい○。

例えば、⑭訂罠一【西§の』の】全◎飼い&、こく助忌凰「。ご己〉・判決は、助so2sQミヨの支配力の行使に関

さい■唖旦員山]P m⑩①a○言い⑰ロ出口「ご・い・閃⑯ご・目。◎斜』。m四・ noミヨ⑮ョ『・助國ご笥因・旧・閃⑦己.』』C四・円目閂へ。 閂&。、辱い図P 閂&。 閂旦。。辱い】⑭.

《。、園ぷい&□辱いCqIC①〈、ロヨ①C・

噌三、・の筐、壱・竃⑨囚冒‐臼(功・口・Z・】(ご弓)・

へ○回、。凹旦閣凶⑨くい&a「・円や①印).○⑩旦・&、蔓⑯&囲霊q・功。①ロロ(■①①b)・

員 0. ト▲ (。 74

(26)

前款でみるように、、○幕昔は、功3.2s目ョ判決の制限をなすものであった。ところがその後、第二巡回区控訴

裁判所は、再びミヨの言』とo「⑩§ケースにおいて正当な事業目的(』錯ミヨ・冨盲の言①:、§、。:)概念

を用い冬・ミム・『ヨョ①「囚9に対する不当経営規制の伸張をなし注目された。 (し 言。『“言』「・』、三、g嵐CO・弓・において、o・目o・亘甸呂亙8旨0.の少数株主は、ゴーイングプライベイ ㈱㈱(2,剛U,(1307)㈹ 3貢§の寄巳とQ「⑩⑩ヨケース 配刀行使の主張がなされたとき欺門の立証を求めないとする。氏・菖亀コ 機会の剥奪を理由に、個人的動機を与えた証券取引を生ぜしめる支配力行使は規則一○⑪’五に違反し、かつ支 する規則一○⑪’五適用の合理性を支持する。裁判所は、公正な取引関係風土による証券取引に従事すべく会社

ヘミ向い&ヨヘ(迂凰「・這己〉

閂只ミヨ陣 閂&。。『『目①I図①。

功o守。①冒守ロミョョ・甸笥いご「○○討・へ。②罰四&⑪■いい円①(い&a「・円⑤。、)・●⑩「『&①員⑯且』麗口・功・@○⑦(。①⑰①).

円&・ロ『司凹①. 目。『⑯PのEC「pp&閂。△会 閂&・ロ》『目や0いP へ①へ舘押図&p」。■P 75

(27)

す) ト(困・量、茸苫日の)のための。。弓O・aに対する二段階のテンダー・オファーおよび吸収合併計画を禁止するため一 ○条回、規則一○⑪’五ならびにニューヨークコモン・ロIの下でクラス・アクションならびに派生訴訟を提起した。会社 創立者一族(・1m昔Q』(ロョミビ・目ミ①「の)は、唯一の資産がooョ8三株同族による六八パーセント所有にあった 形骸化した会社(の訂』』o・『尋ロョビ)、」、雪、g「(。○・弓・を設立することによって少数株主排除に着手した。 』甸雪は、ニューヨーク州法の下で吸収合併を承認するに十分な株式を支配するため、オファーにつき少数株主が吸 収合併に対する投票によってその後の』甸雪‐O・弓8「&吸収合併を防止しえない旨説明し、C・弓8aの発行済株式 に対する一株一一一ドルでのテンダーを行った。’九七五年計画が発表されたとき、ooa8a株は一九六九年高値一一五ド ルから低値一株一一ドル以下に暴落した。ミミの訂』が訴訟を提起した後、座、雪はテンダー・オファーを撤回し、計 画の第二段階、現金と少数株主の株式との交換強制の吸収合併(いわゆる切討・ミー「・コョョq四⑯「)へと歩を進めた。 吸収合併に対する委任状勧誘説明書は、創立者(・「碕冒p』○爲冒①「の)が「公的吟味(、忌守{(O:「量冒、)なし におよび.もっぱら締等の有する利益に関して、彼等自身の報酬および他のもの、利益配当ならびに事業活動のような、 〔o・ョo・a〕の全ての政策を決定する」ために「o・弓8aを私的会社(茸ご負①』ビー訂』&8弓・「己(・弓)に もどすことを」欲した旨記載してあった。その後、ミヨの訂』は、吸収合併および委任状勧誘説明書に対する異議申立 を追加修正した。地方裁判所は、「委任状説明書が省略に現われている全ては、吸収合併が不法となる原告の法的結論 である」ゆえに特に「規則一○h’五は単に主張された不正を包含するものではない」と説明し、予備的差止命令 (5) (、「⑯』曰冒冒ロミミ冒国oは◎ョ)を却下した。; 第一一巡回区控訴裁判所は、O:8a少数株主の排除が「正当な会社目的({⑯岨ミヨ日⑩8弓・司昌①、§、:⑯)」 76

(28)

一・A“。) となる。ものでなく、しかも因・§ぬ、冨己目①一ョ、『四①「のその巾‐心に証券の輿付および光付があったと脱Ⅱし、原瀞判決 を破棄した。すなわち、完全開一水のあった腸くいにも正当な躯業口的の欠欽をもって規則一○⑪-‐几の過川」一」一一《}川らかにし た。そして、』一頤由口言判事は、現金吸収合併比率に関する不正可能性よ.りもむ●しろ不附.小を規則一○h-‐几ケースにおけ {上 る中心問題においた、。》呑冒と区別した。

その後まりもなく他のパネルにおいて、第一一巡凶区控訴裁判所は、の「⑮§「.mロミロ、⑯閂一》亘(〉←の。(⑩⑫》『一;判決を

みた。⑦「⑯§において、本件の切討・「(‐{・ゴミ一三一①愚、「と」一一へ一一ミの訂』ケー‐スの類似性は認められ、連邦干渉による

強制の正当性は支持をうけた。Q「①§裁判所は、、。冨冒に関する』一三へ[ロ「吻言{の一卜》J法を詳述し、吸収合併が正当

な事業目的にあった、。、画。〒は問趣とならないとした。そして、規則一○hl‐八ケースにおいて不火災状または不開

くつ〃〃〉

示に関する主張および立証は必要ない旨判・小した。さらに、」{一へ【§ら蔵⑯亘判事は、その関連怠兄において進行皿知(P&‐

ご§。①一.三(o⑮)または正当な事業目的のいずれか一方の欠欲あることを力説し、州法によって規制される会社内部の

不当経営に対する機会よ・り・もむしろ証券市場が濫用されるであろう種々の可能性のあることを理由に囚・旨、‐貢ぎ貝⑯

((】U〉

《ヨー⑩「因①「が一○条⑪および規則一○⑪’五の詐欺排斥範囲に属することを主帳した。

』←(【ロゴ②冨国と⑦「の§ケースは、少数者排除((「⑯①N⑯‐・【息)取引が規則一○h-五の下で提訴しうるかどう

かを決定するに事業目的概念を導入した。」一一一《」「日いざ(において、正当な事業目的の欠欽は、規則一○個‐-五適用判決

の唯一の論法であった。の「⑩§において、【(「ご株に関する主張された低評価および吸収合併に関する事前の開

示欠欽は、付加的理由にあった。吸収合併が正当な会社目的にないとき少数株主に対する事実開示は詐欺的行為を緩和

するものでなく、事業[曰的の欠欽が規則一○n’五詐欺の中心要素にあった。こうして、」一一(『§いざ』と⑦「⑩§『は、

77

(29)

全ての重要事実に関する完全開示が行なわれたときでも、少数株主を排除するために計画された吸収合併が規則に違反 すると判示し、規則一○側’五に基づく開示制限を放棄した。 ところで、詐欺として非難された行為は、それ自体吸収合併において固有なものであり、これらの吸収合併は明らか

に州法によって規制され、その部分において州法の領域として観察されてきた少数株主に対する多数株主のコモン・ロ

ー上の信任義務に関する違反の典型である。の『①§においてミミミロ判事が主張するように、州法の承認は、連邦

(辺 法が優位にありそして付加的権利および救済手段を提供するゆえ連邦法の下での責任を排除するものではないとされ瓦

しかし、これは、議会が連邦法適用を創造する意図にあったかどうかの伝統的問題を生ずる。一○条Ⅲおよび規則一○

(u n-五はコモン・ロー上の訴因を創造するものでなく、制定法および規則の文言ならびに立法史はこの連邦詐欺の範囲 を明確に定義するものでもなく、さらに議会は吸収合併に関する州規制および少数株主権におきかえる意図になかった 竹) と指摘される。従来、規則一○n’五詐欺に関する判例は、規則の目的が証券取引に関する重要事実の開示にあること を容認し、不実表一爪または不開示の要素なしに規則請求を認めてきたものではなかった。功so曾冒忌冒判決において

も株主欺門(会社に対する不正を通しての株主棄損)は伴うものであった。特に、、。、迂菖判決は、開示慨怠にそれを

もとめた。そして、mo三(の訂『.、§ヨーロ冒忌O⑯ョ⑯三n%)において、第二巡回区控訴裁判所は、完全開派を力説

し、支配によって市場価額の操作はなしえない旨判示す弧・

行) 同様に、、両○規則一一二㈲’二一Bは少数株主が吸収合併によって排除されるケースに「胚当な蛎業側的」を要求す (化〉 るが、、同Oは規則一○Ⅲ’五がこのような取引(規則一一一一回’三B取引)に拡大されないことを指摘する。般高裁

判所もめ忌冨「(ミ§鳥貝・{言い§Qョ。⑯「・回ロョ訂「》切匡{①qo8崖、』『命)において規則一○hlhが完全開小の

78

(30)

8 強要にあるとする見解を支持する。そして、L蓮豊。(ミミ①。§樋§の「・ロミ(&切目⑯いは、規則一○側’五被告 違反を主として開示慨怠をもって特色づける。従って、従来規則一○h’五連邦黄征を拡人するに政策剛山が問題とさ 面) さらに、事業目的基準は、それn体固有の問題を生ずる。車案目的は、|面欺岡些件に代わる作用を提供する。すな わち、吸収合併において、それが正当な事業目的になければ規則一○Ⅲ’五詐欺を構成する。しかし、正当および不当 間の区別は大変困難を伴うものであり、しかもその基準を提供するはずである規則一一一一㈲’一一一Bも前述の如くその基準 m) たりえなく、その適切なガイダンスも兇い出せるものでないことは指摘される。 (1)

第一一巡回区控訴裁判所は、その後量⑯「「茸「・回ニビ》亘。シ「①三匂巨ひご2において事業目的基準を利用した例

証を提供した。量⑩「三における支配的動機づけ(&・ヨョロミョ・豆目且:)は事業日的から生ずる混乱をさしあ たh/回避するものであったが、その採用はむしろ』惠、「切言』および⑦「①§における基準適川を複雑なものとしたとさ の) れる。 行} れてき}たところである。 曲 いい笙甸・囮a居

(三・・副‐閂割冨).

多く用いられている。 釦』惠p風琴巴『・」閂 凹因・冒困茸ご負のとは、公開会社の閉鎖会社化である。一般にこの閉鎖会社化を図る方法としては企業結合が

可・囮巳已ヨ(い&a『・)》、⑩駐註○ョ(。「。⑩軋・『(』⑮且ロムへp.m.佃.ご「,』己①(〔討切。白忌冨①、屑や忍〉

「・」、雪司Q》「(Coo「、.》四cm罰・の筐も、.『函△》『四m‐四℃くめ。□・】「・閂・円①副).

79

(31)

~ 533 F. 2d at 1280, 1282•

.!9. note, Majority Stockholder's Elimination of Majority through Merger without'

Legitimate Business Purpose Violates Rule10b-5 Notwithstanding Full Disclosure,

89 Harv. Rev. 1917, 1920.

~ 533 F. 2d1283(2d cir.), petition for cert. filed, 44 U.S.L. W. 3671 (U.S. May 14, 1976) (NOo75-1660) and 44 UoS.L. W. 3720 ( U.S. June 2, 1976)(NO. 75-1753). _~lHt ~

\'

$~~mHk~\~o t=:' 533F. 2d at1287.

§ Id. at 1295.

§ ld..at 1292.

g note,supra note

(5)

at 1926.

~ See eog. Ruder, Civil Liability under Rule 10b-5 : Judicial Revision of Legislative

Intent? 57 NW. UoLoRev.627, 650-51 (1963

)0

~ See Blue Chip Stamps V. Manor Drug Stores, 421 U.S~723, 737 ( 1975 ~

~ 507, F. 2d374(2d ciro1974),cert. denied, 421 UoS. 976· (1975).

~ Ido at 384.

~ SEC Securities Act Release NOo5567 ( Feb.6, 1975 ), 289 B N A SECo REG. & L.

REP. E-6 ( Feb. 12, 1975 ).

I o

(32)

一一一、不当経営に対する規則一○⑥’五適用の制限

前章第三節でみるように、ミミ吻訂(と⑦、①§は、寺の§⑩‐・冒昌⑯忌町の領域に会社不当経営の法理を適用し、 同時に「完全開示」のあった場合でも正当な事業目的の欠欽をもって規則一○⑪’五の適用を明らかにするものであつ (1) た。合衆国最高裁判所は、m』屋①O言、切目冒己の「・言§・ゴロ、長めご『①②および同§①い『町同§①鷺戸四・・亘‐ す) 〈L

⑩瓦⑯「において規則一○h-五適用領域を制限する解釈序江したが、Q「⑯§「・助ロョミ、⑯冒具:。》①切言o・の上告審

⑪鼬山甸・図&畠ごくい&a「・皀召)・言⑩「「茸は、匡守どの少数株主による一一段階のテンダー・オファーおよび

吸収合併計画に対する予備的差止命令提訴ケースである。被告】「⑩②『』⑩匹忌ョ①ミロョP②.』・は、固守どの多 数株主であった(六一パーセント所有)。】「⑯の臣⑯は、低開発地区(巨菖烏旦⑩:』・Ca8E員、尉吻)への集 中売付において有益となる栽培者との巨守ご契約利益を取得し、屋守ご犠牲の下で利益を得た。そして付加 的利益は、少数者排除に関する真の事実(少数者干渉の脅威なしに会社を経営しうる自由)にあった。

幽冒・穂》の筐、「ロョ・言(い)貝畠山①’四四・

(20(2C)U,⑱(17)

⑱菖・員の筐、日冨・話(、)ミニ図司

ざ③q・功。円四四〈皀己)。

、⑯①冒○弓①匂いEC「ロヨ。『①(回)Q『円②四m0四○・

令○へロ・図・ロ(皀貝)。

局旦・口(■@四P 81

(33)

丁) 、ロミロ国⑩冒凰:司詩の旨n.『.⑦「⑯§はこれと同じく規則一○個’五の適用領域の拡大にはどめをかけることを意 す) 図した重要な判決である。

②§旨、⑯冒曼三「岳の・言0.(被告、被控訴人、上告人)は、デラウェア州法に基づいて設立された【尋ご旧忌‐

冒訂「o・・(訴外)の株式九五パーセントを所有していた。一九七四年切目・冒可①は、デラウエテ州法に基づき (1) めず・コー{・「ヨョ⑩「ぬ⑩「の手続を経て【尋どの残り株式五パーセントを取得した。デラウェア州一般会社法二五一一一条 は、親会社が子会社の九○パーセントを所有する場合、親会社の株主、子会社の取締役会、そして子会社の株主の投票 なしに、単に親会社取締役会の決議のみをもって子会社を吸収合併しうる旨を定める。こうして、穴弓ご少数株主は、 、§富国の取締役会提示の合併比率一株あたり現金一五○ドルの受領をなすか、または州衡平法裁判所に対して公正 す) な価額決定の申し立ていずれかの選択権を有することになった。そして、デラウェア州法は、切呑・ミー{・ゴミ:「、9の 曲

、αへいい〔尹切・円、、(■⑤。&・

副回四四閂。⑭&円い囚』(図&a「・

側全○口・切・会い弓切・貝・ ㈲江頭前掲解説一七八頁。

nへ匿口・功・司麗〈■や副)・

I~ lmp菖冒、①ケース

■b『ロ)・

■ぬ竃百℃『』。

82

(34)

丁) 控訴審、第一一巡回区控訴卦剰所は、原審判決浄一破棄した。裁判所は、信任義務違反が切討・「『‐{・コョョ①「ぬ9に関連 して生ずるとき不実表示または省略のない場合にも規則一○⑪’五違反となりうるとし、従って本件において評価価額 は不当であり、少数株主は事前の通知をうけておらず、そして吸収合併は正当な会社目的ではないとして、全体として

を理由に原告主張を却下し厄。

第一審は、Ⅲ株式の過小評価について、完全かつ公正な開示がなされていることを理由に、②事前の通知および

吸収合併の正当な理由の欠飲について、デラウェア州法の、寺・ミー{・「ヨョ①量①「手続がこれを求めるものでないこと うものである。 の通知を行なった。従って、切目冒甸⑩は、デラウェア法の切岑・ゴム・「ヨョ①量9手続要件を全て満した。 務内容に関する資料および投資銀行室・量§・切目亘eqO・・による株式の公正な価額に関する鑑定意見を添付しそ 手続として吸収合併の効力発生後一○日以内にその通知を少数株主に送付すべき旨命令している。助Q富国、Qは、財 切目旨、Qが吸収合併で獲得した【弓どの資産評価は、一株あたり六四○ドル(原告は七七○ドルを主張)であ った。投資銀行は、【身どの公正な市場価額を一株あたり一二五ドルと評価したが、mQ三口、⑯は一株あたり一五 ○ドルを提示したというものであった。 原告(の、①§・控訴人、被上告人)は、【弓どの少数株主である。原告は、当初デラウェア州法による評価手続 を選択したが、その後方針を変更し合併の取消、または予備的請求として損害賠償を求めて規則一○n-五訴訟を提起 した。原告の主張は、完全開示がなされていたとしても本件吸収合併に関して極端な株式の過少評価、吸収合併に関す る事前通知の欠欽および正当な理由の欠飲があり、囚ロミロ、①の行為は規則一○回’五の詐欺的行為に該当するとい 83

(35)

信任義務違反がいくらかの欺門の要素を伴った規則一○回’五違反を判示するに……それは不適当であり.:… これらのケースは…。:欺門、不実表示、または不開示なしに、多数株主による信任義務違反が制定法および規則に (7) 違反する……その主張を支持するものでない。 第二は、問題となった訴訟原因が伝統的に州法に属するという政策的考察にあった。裁判所は、以下のとおり判示した。 特に会社規制に関する確立された州政策が無視される場合、証券取引を取り扱う会社に関する法の実質的部分を連邦

化することに抵抗する。0.三『・」&〔含い□・囚・男(皀副〉〕において裁判所が判示したように、会社は州の

創造物である。そして、連邦法が株主に対する一定の取締役責任を明白に要求する場合を除き、州法が会社の内部業 す) 務を管理するであろう理解に基づき会社取締役に対して自己の財産を投資者は委託する。 しかし、ホワイト判事は、連邦救済手段の存否につき州法の救済手段の存否をもって決定しうるものでないことも付言 した。ブラックマン判事とスティーヴィンス判事は第一点につき同意見、ブレナン判事は意見を異にしセカンドサーキ

規則一○Ⅲ’五の訴訟原因を構成するものとし瓶・

丁) 合衆国最高裁判所は、セカンドサーキットを破棄した。判旨は、これを二点にわけることができる。第一に、ホワイ ト判事(六人の判事を代表して)は、規則一○b’五における「詐欺のための技巧(p旦黛{8『・旦典、§&)」およ び「詐欺または手段({「§&ミ烏8茸)」用語が信任義務違反以上のあるものを意味することを認めた。これは、 閃き①且判決を信頼するもので、そして規則一○⑪’五の適用にあたっては一○条仰の内容とする「相場操縦または 詐欺的」行為の存在を求めた。そして原告の主張する本行為は相場操縦または詐欺になかったと結論づけ、裁判所は以 下の如く判示した。 84

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