大阪府教育委員会は調査の目的として
○大阪府教育委員会、市町村教育委員会及び学校が、生徒の学力の状況をつかむことで、教育の成果と課題を明らかにし、
今後の教育に活かす。
○生徒一人一人が、自分の学習の到達状況を正しく知ることにより、自分の学力に目標を持ち、また、その向上への意欲を
高める。
○大阪府教育委員会が、調査結果を使って、大阪府公立高等学校入学者選抜の調査書に記載する評定が公平性の高いもので
あるかどうかを確認する資料を作成し、市町村教育委員会と学校に提供する。
の3点をあげています。
※調査結果は、学力の特定の一部分であり、学校における教育活動の一側面です。
○実施日 平成 28 年6月 23 日(木) ○実施対象学年 中学校第3学年の生徒
○調査内容 国語、社会、数学、理科、英語の5教科及び、生徒に対するアンケート
枚方市 大阪府 差
(対大阪)
比
(対大阪)
国語
61.4
59.6
1.8
1.029
社会
53.5
52.2
1.3
1.026
数学
48.4
48.1
0.3
1.008
理科
39.1
38.6
0.5
1.013
英語
62.1
57.9
4.2
1.073
枚方市 大阪府
国語
9.1
10.1
社会
6.1
6.4
数学
8.4
8.6
理科
9.7
9.7
英語
4.7
5.4
平均点
全体概要
アンケート調査の結果
◆各教科における「よく分かる」の質問では、国語・社会・数学・英語では肯定的な回答が大阪府平均を上回っています。
経年比較においても、国語・数学・英語において、増加傾向が見られました。特に英語では3年間を通じて、大阪府平均を大きく上
回っています。
◆各教科における「授業の取り組み内容」についての質問では、「英語の授業で自分の考えを表現するとき、相手に伝わるよう工夫して
話したり、書いたりしている」の質問で、肯定的な回答をしている生徒の割合が大阪府平均を大きく上回っています。
経年比較においては、すべての教科において増加傾向が見られました。
※肯定的な回答とは「当てはまる」と「どちらかといえば当てはまる」の合計
◆すべての教科に関する調査において、大阪府の平均点を
上回る結果でした。特に英語の平均点は大阪府の平均
点を 4.2 点上回っています。
無解答率(対大阪府)
◆すべての教科に関する調査において、大阪府の平均無解
答率を下回る結果でした。
国語の授業で自分の考えを書くとき,考えの理由が分かるように気をつけて書いている
社会の授業で目的に応じて資料を読み,自分の考えを話したり,書いたりしている
数学の授業で公式やきまりを習うとき,そのわけを理解するようにしている
理科の授業で自分の予想をもとに観察や実験の計画を立てている
国語の授業の内容はよく分かる
社会の授業の内容はよく分かる
数学の授業の内容はよく分かる
英語の授業で自分の考えを表現するとき,相手に伝わるよう工夫して
話したり,書いたりしている
今後の取組
今回の大阪府中学生チャレンジテストの結果は、概ね大阪府の平均値を上回っていましたが、日々の授業において、「自分の考えを話
すこと、書くこと」や「予想や計画を立てること」など思考力・判断力・表現力の育成が必要です。
枚方市教育委員会といたしましては、全国学力・学習状況調査の結果も踏まえ、①授業研究の回数の見直し、研究会の持ち方の見直し
など、研究授業の活性化や研修の充実 ②学力向上担当者を中心に学校全体で組織的な学力向上の取組 ③「Hirakata 授業スタンダー
ド」に基づいた授業 ④基礎的・基本的な知識及び技能を活用した問題解決的な学習の指導 ⑤習熟度別指導・少人数指導における指
導方法の研究・改善 ⑥義務教育9年間見通した系統的・継続的な教科指導 の6点に取り組むことで、主体的な学びと確かな学力を
育み、一人一人の未来をひらく力の育成に活かしてまいります。今後も保護者や市民の皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いします。
調査の目的
学力調査の結果
調査実施日・調査対象・調査内容
理科の授業の内容はよく分かる
英語の授業の内容はよく分かる
○英語は、これまでの枚方市のJTE(日本人英語指導助手)・NET(外国人英語指導
助手)の配置や小中一貫英語教育の取組などの成果により、良好な結果でした。
○国語・社会は、授業の取り組み内容の効果もあり、大阪府を上回る結果でした。
○記述式の問題形式において、大阪府平均は上回っていますが、正答率が低く、引き続
き、課題解決に向けた取組が必要です。
【グラフの見方】・アンケート調査の結果は同一集団による3年間の変化としてまとめました。
・帯グラフは、左から「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」「どちらかとい
えば当てはまらない」「当てはまらない」を示しています。
※理科・社会については第2学年の調査が、学校ごとの選択問題であったた
め、比較対象から外しています。
※理科・社会については第2学年の調査が、学校ごとの選択問題であったた
め、比較対象から外しています。
平成28 年度中学生チャレンジテスト(3年生)5教科の結果
◆経年比較においては、3年間大阪府の水準を上回る結果で
すが、各教科においては、下降傾向がみられます。
経年比較(平均点)
平成28 年度第3学年の3年間の変化
◆経年比較においては、国語の無解答率において改善傾向が
見られますが、数学・英語においては課題が見られます。
平成28 年度第3学年の3年間の変化
経年比較(無解答率)
平成28 年度中学生チャレンジテスト(3年生)5教科の平均無解答率