重度な
BPSDに
よ り精神科病 院 に入 院 した認知症高齢者へ の看護師 の対応方法
有 賀 智 也 渡 辺 み ど り 千葉 真 弓 (長野 県 看 護 大 学) (長野 県 看 護 大 学) (長野 県 看 護 大 学) 要 約I.は
じめ に` 認 知 症 高 齢 者 の増 加 と と もに、 幻 覚 、興 奮 な どの症 状 が 問題 とな り精 神科 病 院 に入 院 す る割 合 が増 えて きて い る 1)。 認 知 症 の症 状 には 中核 症 状 の他 に、 幻 覚 、興 奮 、 徘 徊 や 暴 カ 行 為 な どの症 状 が あ る。 これ らの 症 状 につ いて は 、 現 在 で は 「認 知 症 の行 動 と心 理 症 状
(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)、 以 下
BPSDと
す る」 とい う語 が 用 い られ て きて い る。BPSDが
出現 す る と、 家 庭 ・ 施 設・ 総 合 病 院 な どで は他 者 との共 同 生活 が 困難 とな る場 合 が 多 い 動。 また 一 般 病 院 でBPSDに
対 応 で きず 精 神 科 病 院 に入 院す る ケー ス も継 続 して い る3)。 した が って 、精 神科 病 院 にお いて 認 知 症 高 齢者 の 看 護 に携 わ る経 験 を持 つ看 護 師 の存 在 は重 要 で あ る。今 日のBPSDの
治 療 は 、非 定 型 抗 精 神 病 薬 な どの薬 物 療 法 が基 本 とな る うのが 、薬 剤 に は副 作 用 発 生 の リス クが あ り0、 高 齢 者 の 「生活 の質」 の確 保 のた め に薬剤 の使 用 は慎重 か つ適 切 にす べ きで あ る。 薬物 療 法 以 外 には、運 動 療 法 、音 楽 療法 な ど様 々な 非 薬物 療 法 が 試 み られ て お り り、 認知 症 高 齢者 の不 安 や 焦 燥 の軽 減 につ な が り3)、 安 定 した 生 活 を送 るた め の支 え とな る。Alfedoら は 、 音 楽 療 法 で 妄 想 や 攻 撃 性 な どのBPSDが
改 善 した と述 べ て い る9)。 ′ しか しな が ら、精 神科 病 院 にお いて 、BPSDが
出現 した 認 知 症 高 齢 者 に対 して 、 薬物 療 法 以 外 で の症 状 緩 和 を 図 る具 体 的 な 関 わ り方 につ いて は 、 十 分 に 明 らか に され て は いな い。 必 要 以 上 に薬 剤 に頼 る こ と な くBPSDの
症 状 の軽 減 を 図 るた め に行 わ れ て い る看 護 師 の具体 的 な 関わ り方 を明 らか に す る こ とは 、 認 知 症 高 齢者 看 護 の 質 の 向 上 に寄 与 す る と考 え た 。 そ こで本 研 究 は 、老 人 性 認 知 症 セ ンター を掲 げて い る精 神 科 病 院 に入 院 した 、認知 症 高 齢者 のBPSDに
対 す る症 状 の軽減 を図 る看 護 師 の具体 的 な 関 わ り方 を明 らか にす る ことを 目的 と した 。 Ⅱ.研
究 方 法1.施
設 の概 要 と対 象 者 の選 定A県
内 の老 人 性 認 知 症 セ ン タ ー を掲 げ て い る精 神 科 単 科 ま た は 精 神 科 を有 し、 病 床 数200床
以 上 の2つ
の病 院 と した。 病 院 の看 護 部 長 に研 究 の趣 旨 と研 究 協 力 につ いて 説 明 し同意 を得 た の ち 、 病 棟 の看 護 師 長 に も同様 に説 明 した 。 そ して 病 棟 の看 護 師 長 が 、 認 知 症 高 齢者 の看 護 によ い実践 を行 っ て い る と判 断 で き る看 護 師 の紹 介 を得 た。看 護 師 が 具体 的 に対応 を語 れ る経 験 が必 要 で あ る と考 え 、操作 的 に3年
とい う基 準 を選 定 条 件 と して加 えた 。そ の結 果10名
の看 護 師 の 参 加 協 力が 得 られ た 。 デ ー タ収 集 期 間 は 、2009年
5月∼9月 で あ った 。2.デ
ータ収集方法
イ ンタ ビュー ガ イ ドに基 づ き 半構 成 的面 接 を行 な った 。 イ ンタ ビュー ガイ ドの 内容 は 、 属 性 、
BPSDの
各 症 状 へ の対 応 、BPSD軽
減 のた め に どの よ うな 対 応 を どの よ うな 順 序 で 行 って い るか で あ る。 面接 にあた って は、場 面や 事 例 をで き るだ け具体 的 かつ 自由 に語 っ て も らった 。対 象看 護 師 の 同意 を得 て 面接 内容 をICレ
コー ダー に録 音 した 。3,分
析 内容 半構 成 的面 接 のデ ー タか ら逐 語 録 を作 成 した 。質 的 に分 析 しBPSDに
対 す る看 護 師 の 関 わ りを意 味す る1連
の行 為 を1単
位 と しコー ド化 した 。コー ドを「幻 覚 」、「妄 想 」、「つF徊」、 「興 奮・ 暴 力」 の症 状 ごとにサ ブカ テ ゴ リー 、カテ ゴ リー化 した。語 られ た逐語録 に立 ち 戻 りつ つ 、 カ テ ゴ リー の順 序 、 関連 性 を読 み取 った 。 一 連 の分析 は、認 知 症 看 護 の研 究 業 績 を有 す る老 年看 護 学研 究 者2名
か らス ー パ ー バ イ ズ を受 けて行 った。 さ らに、デ ー タ分 析 結 果 を研 究 参加 者 に提 示 し、分 析 結 果 の妥 当性 を 確 認 す る と と も に、老 年精 神 医学 の 医師 に も分 析結 果 の妥 当性 の確 認 を得 た 。 Ⅲ.倫
理 的 配 慮 本研 究 は 、 長 野 県 看 護 大 学 倫 理審 査 委員 会 の承 認 を得 て行 った。 対 象 病 院 の管 理 者 に対 して 、研 究 の趣 旨 と 目的 を文 書 及 び 日頭 で 説 明 し、研 究 協 力 の依 頼 を して 了解 を得 た。 ま た 紹 介 を受 けた看 護 師 に対 して も、研 究 の趣 旨 と 目的 、及 び 時 間 的 な拘束 や 心 理 的負 担 が 生 じる可 能 性 が あ る こと、 回答 しに くい質 問 に関 して は 回答 しな くて も良 い こ と、研 究 の 途 中で協 力 を辞 退 して も構 わ な い こと、職 務 評価 とは無 関係 で あ る こと、個 人情 報 を保 護 す る こ と、 イ ンタ ビュー を行 う時 間や 場所 は対 象者 の希 望 に沿 う ことを文書 及 び 日頭 で 説 明 し研 究 協 力 の依 頼 を して 了解 を得 た 。 Ⅳ.結
果1.対
象 者 の概 要 対 象 者 の概 要 は表1の
通 りで あ る。 性 別 は 、女 性0名
、男 性1名
で あ り平 均年 齢 43.3 歳(SD=8.7歳 )で
あ った 。精 神科 看 護 経験 年 数 は、平 均13年
6ヶ 月(SD=8年
7ヶ 月) で あ っ た 。認 知症 高齢者 へ の看 護 経験 年 数 は、平 均4年
lヶ 月(SD=2年
)で
あ っ た 。通 算 の看 護 師 経 験 年 数 は、平 均19年
7ヶ 月(SD=8年
3ヶ 月)で
あ っ だ 。 表 12.分
析結果 得 られ た コ‐ ドを『幻覚へ の対応 』、『妄想へ の対応 』、『徘徊 へ の対応 』、『興奮・暴カヘ の対応 』の領域 に分類 し、それぞ れ にお いて、サ ブカテ ゴ リー化 、カテ ゴ リー化 を行 った。 総 コー ドは409で
あ り、82下
位 カテ ゴ リー、52サ
ブカテ ゴ リー、27カ
テゴ リーであった。 以下 に、BPSDの
領域別 のカテ ゴ リー、サ ブカテゴ リー、デー タ例 と各カテ ゴ リー 間の関 連 につ いて内容 を示す (表 2)。 また文 中の記述 にお ける、『 』は領域 、【 】はカテ ゴ リ ー、≪≫はサ ブカテ ゴ リー として以下 に説 明す る。 表2①
表
2②
表20
3.領
域別 のカテ ゴ リー とそ の関連 1)『幻覚へ の対応 』領域 のカテ ゴ リー群 『幻覚へ の対応 』領域 は、 【認知症 の病型 を鑑別 した うえで観 察す る】 【認知症 高齢者 の恐怖 をや わ らげる】な どの5カ
テ ゴ リーが所属 した。 ① 【認知症 の病型 を鑑別 した うえで観察す る】 認知症 高齢者 に接す る際 に、 アル ツハ イマー病や レビー小体 型認知症 に特有 とされ る症 状 を見分 け詳 しく観 察す る ことを行 って いた。具体 的 には≪ レビー小体 型認知症 な どの病 型 の特徴 を把握 し観 察す る≫ とい う、幻覚 を意識す る関わ りを持 って いた。 ② 【統合失調症が併 発 して いる認知症 高齢者 は病名 か ら症状 を推察す る】 ≪統合失調症 と認知症 が併発 して いる認知症 高齢者 は、幻覚が ある可能性 を推察す る≫ ことを念頭 にお き、疾患名か ら起 こ り得 る症状 を予測 し観察 して いた。 ③ 【統合失調症が併 発 して いる認知症 高齢者 には過剰 な感覚刺激 を遮断す る】 ≪統合失調症 と認知症 が併発 して いる認知症 高齢者が大 声 をあげて いる場合 には、認知 症 高齢者 に説 明 し過剰 な感覚刺激 は遮断す る≫ とい う、限度 を超 えた不要な感覚刺激 を断 つ工夫 を して いた。 ④ 【認知症 高齢者 の恐怖 をやわ らげる】 認知症 高齢者が感 じて いる恐れ を緩や か にす るため に≪ 「そ ばにいるか ら」 、 「守 るか ら」な どと声 をか け、認知症高齢者 の怖 さをや わ らげ る≫ といった関わ りを実施 して いた。 ⑤ 【屯用 の非定型抗精 神病薬な どを用 いる】 薬剤 の使 用が不 可 欠 な病態 にお いて は≪ 屯用 と して処 方 され て い る非定 型抗精 神病 薬 な どを用 いる≫ といった、そ の時々 に必 要な薬剤 を内服 させて いた。 『幻覚へ の対応 』領域 にお いては、 まず レビー小体 型認知症な ど特有な 【認知症 の病型 を鑑別 した うえで観察す る】。そ して 【統合失調症が併 発 して いる認知症高齢者 は病名か ら症状 を推察す る】。 さ らに 【統合失調症 が併発 して いる認知症 高齢者 には過剰 な感覚刺 激 を遮 断す る】や 【認知症高齢者 の恐怖 をや わ らげる】 といった手順で対応す るカテ ゴ リ ー間の関連が認め られ た。 このよ うな対応 を もって して も症状 の消失が見込 めな い場合 に は 【屯用 の非定 型抗精 神病薬な どを用 いる】 とい う対応法 を講 じて いた。 2)『妄想へ の対応 』領域 のカテ ゴ リー群 『妄想へ の対応 』領域 は、 【妄想 のな い時 に、意 図的 に信頼 関係 を作 る】 【物 盗 られ妄 想 の場合 は、そ の都度事実 を説明す る】 【被害妄想 の認知症 高齢者 は、現実 を伝 えた り見 せた りして繰 り返 し説 明す る】な どの6カ
テ ゴ リーが所属 した。 ① 【妄想 のな い時 に、意図的 に信頼関係 を作 る】 ≪物 盗 られ妄想 の場合 は妄想が出て いな い時 に話 を し、信頼 関係 を作 る≫ ことを 目的 と し、妄想が 出て いな い時 に意識的 に関わ り認知症高齢者 か らイ信用 され る関係 を築 けるよ う に毎 日こまめ に会話 を重ねて いた。 ② 【物 盗 られ妄想 の場合 は、事実 を確認 で きるよ うにす る】《物 盗 られ 妄想 の場 合 は、認 知症 高齢者 が 納 得 で き るよ う、紙 を見 せ 視 覚 的 に説 明す る ≫ な ど工 夫 を加 えな が ら、患 者 が 本 当 の事 を確 か め られ るよ うな 状 況 を作 って いた。 ③ 【物 盗 られ妄想 の場合 は、訴 えの内容 を把握す る】 認知症 高齢者が主張 した い内容 を と らえるため に≪物盗 られ妄想 の場合 は、何 を訴 えて いるのか話 を聴 く≫ ことに注意 を払 い、会話 の冒頭か ら相手 の話 に耳 を傾 けて いた。 ④ 【物 盗 られ妄想 の場合 は、そ の都度事実 を説明す る】 ′ 本 当の ことを認知症高齢者 に伝 えるた め に≪物盗 られ妄想 の場 合 は、そ の都 度事実 を、 素直 に説明す る≫ とい う行為 を、そ の度 ごとに行 って いた。 ⑤ 【被害妄想 の認知症 高齢者 は、現実 を伝 えた り見せた りして繰 り返 し説 明す る】 《拒薬す る認知症 高齢者 は、毒でな い事 を繰 り返 し説明す る≫な ど、薬や食べ物 を患者 に実際 に見せて、何 回 も説 明 を して いた。 ⑥ 【被害妄想 の場合は、非定型抗精 神病 薬な どやむ を得ず食べ物 の中に入れ 内服 を促す 】 被害妄想が あ り必要な薬剤 を内服 できな い認知症高齢者 に対 し、薬剤 を確実 に内服 させ るため に≪被害妄想 の認知症 高齢者 には屯用薬 として処方 されて いる非定形抗精神病薬な どを仕方な く、認知症高齢者 の食べ物 の中に入れて摂取 させ る≫ とい う手段 を とって いた。 『妄想へ の対応 』領域 にお いて は、 【妄想 のな い時 に、意 図的 に信頼関係 を作 る】事 を 基本 と し、【物 盗 られ妄想 の場合 は、事実 を確認できるよ うにす る】、 【物 盗 られ妄想 の場 合 は、訴 えの内容 を把握す る】、 【物 盗 られ妄想 の場合 は、そ の都度事実 を説 明す る】や 【被害妄想 の認知症 高齢者 は、現実 を伝 えた り見せた りして繰 り返 し説明す る】 といった 手順で対応す るカテ ゴ リー 間の関連が認め られた。状態 に合わせ た対応 を行な って も症状 に変化が見 られ な い場合 には、 【被害妄想 の場合 は、非定 型抗精 神病薬な どや む を得ず食 べ物 の中に入れ 内服 を促す 】方策 を実施 して いた。 3)『徘徊 へ の対応 』領域 のカテ ゴ リー群 『徘徊へ の対応 』領域 は、 【認知症 高齢者 の安全や健康 に配慮 しつつ規 制 しな い】 【現 実 的な言葉 が けや 関わ りによ り、注意 をそ らす 】 【食 の欲求 を満たす 】な どの
7カ
テ ゴ リ ーが所属 した。 ① 【そ の時 々の生理 的欲求や 目的 を把握す る】 認知症 高齢者 に食欲や排泄な どの生理 的欲求がな いか、何 を した いのか を理解す るため に≪何が した くて徘徊 して いるのか尋ね る≫な ど、そ の時 ごとに実施 して いた。 ② 【認知症 高齢者 の安全や健康 に配慮 しつつ規制 しな い】 ≪徘徊 して いて も周 囲の患者 に迷惑 をか けな けれ ば、そ の ままにす る≫、≪認知症 高齢 者 の安 全 に配慮 し徘徊 させ る≫な どの視点 に基づ き、認知症 高齢者 にケガや疲弊がな いよ うに気 を配 りなが ら好 きな よ うに徘徊 させ見守 つて いた。 ③ 【現実 的な言葉が けや 関わ りによ り、注意 をそ らす 】 認知症 高齢者 に対 し≪食べ る事 に気持 ちを向ける≫、≪他 に注意 を向 ける言葉が けをす る≫な ど現実 をわか らせ るよ うな言葉 をか けた り接 した りす る事 で、徘徊 か ら気 を遠 ざけ る関わ りを行 って いた。 ④ 【食 の欲求 を満たす 】 《空腹 を感 じ徘徊 して いる認知症 高齢者 には食べ物 を渡す ≫な ど、認知症 高齢者 の空腹 感 を充足 させ る努 力を実施 した り≪ もう少 しで食事 の時 間 にな る事 を伝 え る≫取 り組み を行 い、認知症高齢者が少 しで も納得で きるよ うに話 しか けて いた。 ⑤ 【排泄 の欲求 を満たす 】 認知症 高齢者 の行動 を観察 し≪ トイ レに行 きた いのか も しれな い と推察す る≫な ど、排 尿や排便 の欲求 を充足 させ る努 力 を して いた。 ⑥ 【言語や拘束 によ り徘徊 を制限す る】 ≪言葉 によ り行 動 を制限す る≫な ど、言葉で止 めた り拘束帯な どを使 用 し徘徊行動 を限 る関わ りを実施 して いた。 ⑦ 【指示 され た注射薬 を用 いる】 認知症 高齢者 を落 ち着 かせ な けれ ばな らな い状 態 に陥 った時 は≪ 医師か ら指 示 され た 注射 を実施す る≫ とい う行動 をとって いた。 『徘徊 へ の対応 』領域 にお いて は、 【そ の時 々の生理的欲求や 目的 を把握 す る】 ことを 基本 と し、 【患者 の安全や健康 に配慮 しつつ規 制 しな い】、 【現実 的な言葉が けや 関わ り によ り、注意 をそ らす 】、 【食 の欲求 を満 たす 】や 【排泄 の欲求 を満たす 】 といった手順 で対応す るカテ ゴ リー間の関連が認め られた。 このよ うな対応 を行 って も症状が続 く場合 には、 【言語や拘束 によ り徘徊 を制限す る】や 【指示 された注射 薬 を用 いる】策 を講 じて いた。 4)『興奮・ 暴 力へ の対応 』領域 のカテ ゴ リー群 『興奮・暴 力へ の対応 』領域 は、 【表情 を把握 し興奮 の程度 を判断す る】 、【過剰 な刺激 は避 ける】 【行 動 を規制せず 自由にさせ る】な どの
9カ
テ ゴ リーが所属 した。 ① 【言動 の特徴 を知 るために綿密 に観察す る】 ≪何 をす るのか観察す る≫、≪落 ち着かな くな る時間帯 を探 る≫な ど認知症 高齢者 固有 の言葉や行 動 を知 るために、 こと細 か に観察 して いた。 ② 【表情 を把握 し興奮 の程度 を判 断す る】 認知症 高齢者 の表情 を観察 し≪ 日調が きつ い時は、興奮 が強 いと判 断す る≫な ど、興奮 が どの程度強 いのか を見て取 って いた。 ③ 【過剰な刺激 は避 ける】 ≪笑顔 で接す る≫、≪認知症 高齢者 と患者 の距離 を離す ≫な ど、認知症 高齢者 に対 し不 要な刺激 を与 えな いよ うに心が けて いた。 ④ 【行動 を規制せず 自由にさせ る】 ≪他 の患者 に迷惑 をか けて いな けれ ば、そ のままに してお く≫、≪無理や り動 か さな い ≫な どのよ うに、認知症高齢者 の動 きを制限せず に好 きに過 ごして もらって いた。 ⑤ 【興奮 の原 因 とな る生理 的欲求 と所属欲求 を満たす 】 ≪食、清潔、所属な どの欲求 を満 たす≫ とい う、興奮 を引き起 こす基 とな る欲求 を充足 させ るよ うに取 り組 んで いた。 ⑥ 【看 護師 に起 こりうる危 険 を回避す る】 認知症 高齢者 か らもた らされ る行 動が看 護 師 に及 ぶ こと もあ るた め に≪逃 げて安 全 を 確保す る≫な どの方法│で対処 し、危 険 を避 けて いた。 ⑦ 【隔離や 拘束 を行 い行動 を制限す る】 認知症 高齢者 の動 きや感情 をよ り短時間で抑 え、 また鎮 め るため に≪隔離 を行 い、認知 症 高齢者 を静かな環境 にお く≫、≪隔離 を行 い、認知症 高齢者が1人
で過 ごす時 間 を作 る≫、≪興奮 の程度が高 い時 は身体 拘束す る≫な どを実施 して いた。 ③ 【屯用 の内服薬や注射薬な どを用 いる】 認知症 高齢者が激高 し、薬剤使用が不可欠な状態 にお いては≪屯用 として処方 され て い る不穏 時薬や指示が 出て いる注射 を実施す る≫ といった方法 を とって いた。 ③ 【副作用 を考 慮 し薬はなるべ く用 いな い】 興奮す る認 知症 高齢者 に接 す る場面 で も≪副作 用が 出 る可能性 を考 え不穏 時 薬 はな る べ く用 いな い≫ とい う意識 を持 って いた。 『興奮・暴 力へ の対応 』領域 にお いては、 【言動 の特徴 を知 るた めに綿 密 に観察す る】、 【表情 を把握 し興奮 の程度 を判断す る】 ことを基本 とし、 【過剰 な刺激 は避 ける】、 【行 動 を規 制せず 自由にさせ る】や 【興奮 の原 因 とな る生理 的欲求 と所属欲求 を満 たす 】 とい う関わ りを実践 して いた。 また認知症 高齢者 と接す る中で看 護師 に危 険が迫 る可能性 もあ るため、 【看護師 に起 こりうる危 険 を回避す る】対応 も選択 して いた。 このよ うな手順 で 対応す るカテ ゴ リー 間の関連が認 め られた。前述 の対応 をもって して も症状 の軽減や 消失 が見 られな い場合 には、 【隔離や拘束 を行 い行動 を制限す る】や 【屯用 の内服薬や注射 薬 な どを用 いる】 といった対策 を実施 して いた。 また、同時 に 【副作用 を考 慮 し薬はな るべ く用 いな い】 とい う視 点 も併せ持 って いた。
V.考
察1.BPSDに
お け る各領 域 の看 護 師 の具体 的 な対 応 方 法 1)『幻 覚 へ の対 応 』領 域 にお け る看 護 師 の対 応 方 法 『幻 覚 へ の対 応 』 に対 して は、 レ ビー 小体 型認 知 症 な どの よ うに、 認知 症 の原 因疾 患 に よ って 出現 す る症 状 の特 徴 を的確 に と らえ、観 察 を行 う ことが 重 要 とな る。 レビー 小体 型 認 知 症 の主 な 症 状 と して は 、あ りあ りと した 具体 的 な 内容 の幻 視 な どが あ る lω。よ って 言 動 の観 察 が 欠 か せ な い もの とな る。 また 、統 合 失 調 症 の よ う に幻 覚 を主 症 状 とす る疾 患 を 併 発 して い る場 合 は 、そ の疾 患 に対 す る正 しい知 識 も必 要 とな る。 そ の上 で 、幻 覚 が 見 え 大 きな 声 が 出 て い る時 は感 覚 刺 激 を遮 断 した り、 怯 えて い る時 は 「守 るか ら」 な ど と声 を か け 、そ ば に い るな ど し、見 えて い る恐怖 を和 らげ る ことが 求 め られ る。 こうい った手 順 で の対 応 を持 って して も幻 覚 の消 失 が見 込 めな い場 合 は薬剤 を用 い る。そ の際 は、1症
状 に 合 わ せ た 適 切 な 薬 剤 を用 い る こ とが 必 要 とな る。 2)『妄 想 へ の対 応 』領 域 にお け る看 護 師 の対 応 方 法 『妄 想 へ の対 応 』 に対 して は、妄 想 が 出現 して いな い時 を利 用 し、意 図 的 に認知 症 高 齢 者 との信 頼 関係 を 築 く必 要 が あ る。九 津 見 ら ■)は、妄 想 によ り認 知症 高齢者 が 不安 や 不穏 状 態 に陥 る こ とが あ る と述 べ て い る。 ひ とた び 認 知 症 高 齢 者 が 妄 想 に よ って 不 安 や 不穏 状 態 に陥 る と、 認 知 症 高 齢 者 との 間 に信 頼 関係 が な けれ ば、安 心 感 を提 供 で き るよ うな 関 わ りは非 常 に困難 にな る。妄 想 が 出現 して い る場合 は 、誰 が何 を持 って い るな どが 一 日で判 る所持 品一 覧 表 を示 す 、食 べ物 を実 際 に見 せ 視 覚 刺 激 に も働 きか け るな ど して 、認 知症 高 齢 者 が そ の時 々 に納 得 や 安 心 が で き る 関 わ りが極 め て 重 要 とな る。 しか しな が ら、 段 階 を 踏 ん だ 対 応 を もって して も、 妄 想 が 強 く、 治 療 に必 要 な 薬 剤 が 適 切 に摂 取 で き な い状 況 も あ る。 そ う い っ た 場 合 は、 薬 剤 を食 べ 物 の 中 に混 ぜ て 、 認 知 症 高 齢 者 が 恐 怖感 や嫌 悪感 を 感 じず 、安 心 して 薬 剤 を内服 で き る よ うな 配 慮 もま た必 要 とな る。3)『徘 徊 へ の対 応 』領 域 にお け る看 護 師 の対 応 方 法 『徘徊 へ の対応 』に対 して は、室 伏 l掛が 、認 知 症 高 齢者 の言 動 を理解 し受 容 す る ことが 重 要 で あ る と述 べ て い るよ うに、飲 食 や 排 泄 の希 望 の有 無 、 なぜ 病棟 外 へ 出 よ う とす るの か な ど、そ の時 そ の状 況 で変化 す る生理 的欲 求 や 行 動 の 目的 を的確 に把握 す る必 要 が あ る。 そ して 認 知 症 高 齢 者 自身や 他 の患 者 の生活 を脅 かす な どの悪影 響 が な けれ ば 、つF徊を規 制 せ ず見 守 る とい った対 応 や 、 空腹 の場 合 には食 す 、排 泄 の場 合 には促 す な どの よ うに、徘 徊 の 目的 が 達 成 で き認 知 症 高 齢 者 個 々 の 生 理 的欲 求 を満 た せ る よ うな対 応 が 求 め られ る。 また 、徘徊 か ら気 をそ らす た め に、食 べ物 や 景色 な どの話 を利 用 す る とい う工 夫 も必 要 と な る。 この よ うな順 序 で対 応 を行 って も、つF徊 とい う症 状 が続 き、認 知症 高齢 者 自身 の心 身 の安 全 や 周 囲 で 生 活 して い る他 の患 者 の安 寧 が 脅 か され る と判 断 され た 場 合 は 、 言 語 に よ る徘 徊 の制 限や 用 具 を用 いた 身体 の拘束 、注 射 薬 の使 用 な どで徘 徊 を制 限す る こ と も必 要 とな る。 4)『興 奮 ・ 暴 力へ の対 応 』領 域 にお け る看 護 師 の対 応 方 法 『興 奮・暴 力へ の対 応 』に対 して は、北村 ら2)が、精 神科 救 急 の対 象 とな る
BPSDは
攻 撃 性 や 暴 力 で あ る と報 告 して い る よ うに、 日常 生活 を送 る 中で 、BPSDが
出現 す る時 間 帯 や そ の行 動 、認 知症 高 齢者 の 日調 や 眉 間 の しわ の有 無 な ど表 情 の綿 密 な観 察 と興 奮 の程 度 に対 す る迅 速 な把 握 と判 断 を同時 に行 い、 素 早 い対 応 が 求 め られ る。具体 的 には、 認 知 症 高齢 者 へ の過 剰 な 刺 激 を避 け るた め に、笑 顔 で か つ 冷 静 に接 す る、静 か な 場 所 へ 誘 導 す る、 周 囲 で 生活 して い る他 の患 者 の安 寧 を脅 か す よ うな 事 が な けれ ば無 理 に動 か さず 認 知 症 高 齢 者 自身 の望 む よ う に し、行 動 を規 制 しな いな どの対 応 で あ る。 この よ うな 手 順 で 対 応 法 を実 践 して も興 奮・ 暴 力が 落 ち着 か な い状 況 で は、 認知 症 高齢 者 を さ らな る興 奮 や 暴 力 に 至 ら しめ な いた め 、加 えて そ れ らを短 時 間 で鎮 め るた め に、 隔離 、拘束や 薬剤 によ る鎮 静 を行 うな どの対 応 も必 要 とな る。 この時 、 薬剤 の副 作 用 を考 慮 し、必 要最 小 限 の使 用 に と どめ る とい う視 点 が 不 可 欠 で あ る。 また 、認 知 症 高 齢者 の興 奮 が看 護 師 へ 及 ぶ 場 合 が あ る こ と も念 頭 に置 く必 要 もあ る。2.精
神 科 病 院 に入 院 した 重 度BPSDの
認 知 症 高 齢 者 へ の看 護 精 神 科 病 院 に は 、一 般 的 な 総 合 病 院 で は対 応 で きな いBPSDの
認 知 症 高 齢 者 が 入 院 し て くる。Wimoら
1働は 、認 知 症 高 齢 者 が 他施 設 へ の収 容 を余儀 な くされ た最 も大 きな理 由 はBPSDに
よ る攻 撃 性 で あ った と報 告 して い る。BPSDが
重 度 で対 応 が非 常 に困難 だ と し て も、看 護 師 は まず 非 薬剤 的介 入 によ り対 応 し、第 一選 択 と して 薬剤使 用や 隔離 。拘束 は 行 わ な い。そ れ は、BPSDは
認 知 症 の症 状 そ の もので は な く、周 囲へ の反 応 だ か らで あ る。 認 知 症 高 齢 者 は 、そ れ ぞ れ の 生活 史 に基 づ き1人
ひ と りが 違 った 世界 を形成 し生 きて い る 存 在 で あ り、BPSDも
また 固有 で あ る。看 護 師 は、 認 知 症 高齢者 の断片 的 な言 動 か らそ の 意 味 をつ な ざ合 わ せ 、 一 連 の文 脈 と して 人 生 を アセ ス メ ン トし、個 人 を知 る必 要 が あ る。 具体 的 に は 、 入 院 前 か らのBPSD、 生 活 歴 や 職 歴 に関す る情 報 の収集 を行 い、入 院 中 も連 続 した観 察 とアセ ス メ ン トを継 続 す る こ とで あ る。1人
ひ と りの 世 界 を知 る こ とで 、適 切 な対 応 方 法 を個 別 に見 出 して い く。そ れ を も とに、 認知 症 高齢 者 の世 界 に浸 りつ つ 、個 々 の症 状 に合 わせ た非 薬剤 的介 入 を行 う ことが 重 要 とな る。 認 知症 高 齢者 の状況 や 状 態 に合 わ せ 個 別 の対 応 を行 うな らば、非 薬剤 的介 入 によ る薬 剤 や 隔離・拘 束 に頼 らな いBPSDの
軽 減 や 消 失 をは か る こ とが 可 能 とな る。 しか し、固有 の対 応 を尽 く して も
BPSDの
軽 減 や 消 失 が 困難 な 場 合 もあ る。 この よ うな 場 合 には 、 認 知 症 高 齢 者 の心 身 の安 全 の確 保 や 他 患 者 へ の影 響 の大 き さな どを考 慮 し、最 終 的 な対 応 と して 薬 剤 の使 用や 隔離や 拘 束 が 必 要 とな る。 薬剤 は適 切 な 時期 、 量 を使 用 す る こ とが 必 要 で あ る。 また 、 薬 剤 の副 作 用 を見 逃 さな いた め の投 与後 のモ ニ タ リング も次 かせ な い。 薬剤 の副 作 用 は、 認 知症 高齢 者 に とって 不 要 な害 を もた らす のみ な らず 、 認 知 症 高齢 者 の 生活 の質 を も低 下 させ るか らで あ る。 隔離や 身体 拘束 は、過 剰 刺 激 の遮 断や 短 時 間 でBPSDを
鎮 め る こ とを念 頭 に置 き 、症 状 の激 しさや 認 知 症 高 齢 者 の特 徴 に応 じた対 応 が 必 要 で あ る。 隔 離 や 拘 束 を行 う際 は、必 要以 上 の行 動 の制 限 を しな いよ う、興 奮 の程 度 を詳 細 に観 察 し続 けな けれ ばな らな い。 看 護 師 には、 隔離・ 拘束 を必 要 時 にのみ最 小 限 に行 い、認 知症 高齢 者 の生活 の質低 下 を まね か な い努 力が求 め られ る。 重 度BPSDを
有 す る認 知 症 高 齢 者 に は 上 記 段 階 を経 た 順 序 性 を堅 持 した 対 応 が 要 とな る。 Ⅵ.研
究 の 限 界 と今 後 の 課 題 本研 究 で は 、老 人 性 認 知 症 セ ンター を掲 げて いる精 神 科 単 科 また は精 神科 を有 して い る 病 院 で 、認 知 症 高 齢者 の看 護 に携 わ つて い る看 護 師 のBPSDの
軽 減 を 図 る具 体 的 な 関わ り 方 を 明 らか に した 。 個 別 性 の 高 い認 知 症 高 齢 者 の看 護 にお いて 、BPSDに
対 す る具体 的 な 対 応 方 法 を知 る事 は看 護 の質 を高 め るた め に意 義 が あった 。 しか しな が ら、今 回 はA県
内 の病 院 とい う限 られ た 地域 、 限 られ た病 院が 対 象 とな った。 また 、看 護 師 の性 別 で の関わ り方 の違 い には及 んで いな か った 。 今後 は 、 よ り多 様 な 具体 的な対 応 方 法 を明 らか にす る た め に、風 土 や 習慣 な どが 異 な る地 域 、性 差 に着 限 した 分析 も考 慮 し、対 象 を拡 大 して い く必 要 が あ る。 Ⅶ.結
論1.連
続 した観 察 とアセ ス メ ン トに基 づ く最 適 な対 応 方 法 の探 究2.固
有 なBPSDに
合 わせ た 非 薬 剤 的介 入3.最
終 的 手 段 と して の適 切 な 薬剤 の使 用 と隔離・ 拘束 重 度BPSDを
有 す る認 知 症 高 齢 者 には 、この よ うな 順 序 性 を堅 持 した 対 応 が 重 要 で あ る。 な お 、本 研 究 は、長 野県 看 護 大 学 大 学 院修 士 論 文 の一 部 を ま とめた もので あ る。 文 献1)厚
生 労働 省(2008):精
神 科 救 急 医 療 シス テ ム 全 国状 況 受 診 件 数 と入 院 件 数(2006年
度), くhttp:〃www.mhlw.雲
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2)北
村 立,長
谷 川 充,倉
田孝 ―(2008):精
神 科 救 急 医療 の対 象 とな った 認 知 症 高 齢者 の 特 性 一 石 川 県 立 高松 病 院 にお け る診 療 実 績 か ら一,老
年 精 神 医学 雑 誌,19(1),70‐
77.3)厚
生 労 働 省(2012):今
後 の 認 知 症 施 策 の 方 向 性 に つ い て , <http:〃www.mhlw.質
ooip/topics/kaigo/dementia/d1/houkousei‐02.pdJ>2014年
1月 7日4)高
田知 二,鈴
木 芳,曽
根 靖 貴,他
3名
(2001):介
護 保 険 制 度 下 で の共 立 菊 川 総 合 病 院老 人性 痴 呆 疾 患 セ ンタ ー の活 動
,老
年 精 神 医 学 雑 誌,12(8),919‐
927.5)山
下 真 理 子,小
林 敏 子,藤
本 直 規,他
2名 (2006):一
般 病 院 にお け る認 知 症 高齢 者 のBPSDと
そ の対 応,老
年 精 神 医学,17(1),75‐
84.6)高
橋 淳,横
田修,藤
沢 嘉 勝,他
1名
(2007):認
知 症 疾 患 治 療 病 棟 にお け る家 庭 的 環 境 と個 別 ケ ア の導 入 によ る治療 の試 み,老
年 精 神 医学 雑 誌,18(12),1341‐
1849.7)斉
藤 正 彦(2006):認
知 症 にお け る非 薬 物 療 法研 究 の課 題 と展 望,老
年 精 神 医 学 雑 誌, 17(7), 711-717.8)松
延 佳 須 美,膳
所 佳 子,阿
河 礼 子,他
2名 (2004):老
人 性 痴 呆 疾 患 治 療 病 棟 にお け る 徘 徊 患 者 へ の ア プ ロー チ ー 不 安・ 焦 燥 感 を呈 す る痴 呆 患 者 に対 す る ア ロマ テ ラ ピー の 効 果―,日
本 看 護 学 会 論 文集 精 神看 護,35,97‐
99.9)Alfedo R, Giuseppe B., Daniela T,, et al.(2008):Efficacy ofム /1usic Therapy in the tteatment of Behavioral and Psychiatric Symptoms of Dementia, Alzheiェ
ner
Disease And Associated Disorders, 22(2), 158‐ 162.
10)湯
本 晶代,諏
訪 さ ゆ り(2013):レ
ビー 小体 型認 知 症 療 養 者 と家 族 の薬物 療 法 に関するニ ー ズ
,千
葉 看 護 学 会 誌,19(1),19‐
26.11)九
津 見 雅 美,山
田綾,伊
藤 美 樹 子,他
1名 (2008):施
設 入 所 認 知 症 高 齢 者 にみ られ るBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia)ケ
ア の た め の新 た な 概 念 の構 築 :問 題 行 動 パ ラダ イ ム を越 えて,
日本 看 護研 究 学 会 雑 誌,31(1),111‐ 120。12)室
伏 君 士(2008):認
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13)Wimo A., Asplund K.,
則[attsson B., et al。 (1995):Patients WVith dementia ingroup Living:Experiences 4 Years After AdHlission, International Psychogeriatrics,
要 本研究 は、精神科病院 に入 院 した認知症高齢者 の
BPSDに
対す る症状 の軽減 を図 る精神 科看護師 の具体 的な関わ り方 を明 らか にす る ことを 目的 と した。認知症 高齢者看護 に携わ る10名の看護師 を対象 とし、BPSDを
軽減 させ るため に具体 的 にどのよ うな関わ りを実施 して いるのか を調査 した。そ の結果、BPSDの
症状 を示す 『幻覚へ の対応 』、『妄想へ の対 応 』、『徘徊へ の対応 』、『興奮・暴力への対応 』の4領
域が得 られた。 重度BPSDを
有す る認知症高齢者へ の対応 は、入院前か らの経験、生活史 に関す る情報 の収集、観察、アセスメン トを継続す る。それ をもとに、適切な対応方法 を個別 に見出 し、 非薬剤的介入 を実施す る。 しか し、個別 的な対応 を尽 くして もBPSDの
軽減や消失が図れ な い場合 は、適切な時期、適切な量の薬剤の使用、興奮 を助長す る過剰刺激 を遮断 しBPSD
を鎮めるための隔離・拘束が必要 となる。 このよ うな手順 を経た関わ りが重要 とな る。 キー ワー ド :重 度BPSDの
認知症高齢者、精神科看護師、非薬剤的介入 約Nursing strategies for elderly patients with dementia
hospitalized in psychiatric hospttals due to severe BPSD
Tomoya Aruga(Nagano College of Nursing) ⅣIidori Watanabe(NaganO College of Nursittg)
ⅣIayunli Chiba(Nagano Cb■ ege Of Nursing)
Abstract
The aim of this study was to desc五 be details of the erorts of psychiadc nurse to alle宙 ate he behavioral and psychological symptoms of dementia(BPSD)h elderly patients in psychia伍 c
hospitals.The suttectS Werc tca nurses who are caing for cldedy patients witt dcmentia in
psychiatric hospitals,research to way for alleviate BPSD.From ttle rcsults BPSD was consisted of four d故 ncnsions: `sttategy of hanucinations', `strategy of delusiolls', `Sttatcgy of wanderlllg',and`sttatcgy ofexcitation and violence'.
For cldcdy patients with severe BPSI), it is importttt to continue conect inf。 ェニ.lation about
individuals past and curent circumstances, obseⅣ e, assessment of heir lives, and providing
non‐pharmacological inteⅣ entions suitable for the vanous symptoms.
Thc cascs whcrc hdividuahzed cares are not erective,it may be necessary to medicate in a timely mallllcr with appropttate doses,and resttain or quarttltine padents for cuttmg or excess stimuh or con仕olling】3PSD.Elderly patients with severe 13PSE》 havc to be provided with procedure care.
Keyword:elderly paticats with sevcre BPSD,psychiatric nurse,non―
phmac。
1。gical1対
象者 の概要 SD 平 均 」 H G F E D C B A 対象者 43.3歳 53 53 49 53 46 30 46 32 34 37 年 齢 8.7歳 女 女 女 女 女 男 女 女 女 女 性 別 8年7ケ 月 13年6ケ 月 3年 13年 18年 28年 21年 4_年 25年 3年2ケ月 7年2ケ月 14年 精 神 科 2年Oヶ月 4年lヶ月 3年 10年 3年 3年5ケ月 4年 4年 4年 3年2ヶ月 3年2ヶ月 3年3ヶ月 認知症高齢者 8年3ケ月 19年7ケ月 31年4ヶ月 20年 25年 28年 25年3ヶ月 4年3ヶ月 25笠F
9年2ケ月 13年2ケ月 16年 涌 算 経験 年数(年・力月)領 域 番 号 カテゴリー 定 義 サブカテゴリー データ例 カテゴリー間の関連 ① 認知症の病型を鑑別したうえて観察する アルツハイマー病やレビー小体型認知症 に特有とされる症状を見分け,辞 しく観察す ること レビー 小体 型認知症 などの病 型 の特徴 を把 握 し観察す る 一番 印象 に残っているの はやっばり,レビー 小体型認知 症 の幻党 一番 分か りやす いというか,周辺症 状で,レビー 小体 型認知症 だとやっぱ幻党 が 出る かなと思 つてみ てる ② 統 合失調症 が併発 している 認 知症高 齢 者 は病 名 か ら 症 状 を推 察す る 統合失調症と認知症が同時に発症している 認知症高齢者は,疾患名から起こり得る症 状を推し量ること 統合失調症と認知症が併発している認知症 高齢者は、幻党がある可能性を推案する (統合 失調症 に認知症 症状 が併 発 している患者 が )夜 中に大声 あげている 場 合 は,統合 失嗣症 が入つてるから,見えてるつて思う ③ 統 合 失調 症 が併発 している 認 知症高 齢者 には過 剰な 感 党刺激 を進 断す る 統合失嗣症と認知症が同時に発症している 認知症高齢者が大声をあげている時は,限 度を超えた感党東J激を進り止めること 統 合失調症 と認 知症 が併発 している認知症 高齢者 が大 声をあげている場 合 には、認知症 高齢者 に説 明し過 剰な感覚 刺激 は遮 断す る 統合失調症が入つてるから見えてるから大文夫だよって声かけてあげて顔 にタオルかけてあげる 「そばにいるから」、「守るから」などと声をか け、認知症高齢者の怖さをやわらげる (幻党が既に見えている時は)看護婦がそばにいてあげるから,そばにいて すぐとんできてあげるし守つてあげるからつて形で声をかけてあげます ④ 認知症高齢者の恐怖をやわらげる 認知症高齢者が感している恐れを緩やかにすること 認知症高齢者のそばについて、怖さをやわら Iする (幻党の場合は)受容してその人の怖さを認めてあげて,それに対してそばに ついてるようにしてます 幻 覚 へ の 対 応 ⑤ 屯用の非定型抗精神病薬などを用いる 屯用薬として処方されている非定型抗精神病栗などをその時々に内服させること 屯用として処方されている非定型抗精神病薬などを用いる 不穏 時セロクエルとか リスパダー ル の(錠剤 を)飲 まなそうな人にはリスパダー ル水様 液 の方を使 用 してましたね1ミリとか 多かつたですね やつぱり ① 妄想のない時に信頼関係を作る,意図的に 妄 想 が 出ていない時 に意 識 的 に関わ り患者 か ら信 用され る関係 を築 くこと 物盗られ妄想の場合は妄想が出ていない時に話をし、信頼関係を作る こまめに毎 日少 しず つ(気分 は)どうです か?とコミュニケー ションをとる 物 盗 られ 妄想 力蜂 い時もあるのて,そ んな時 に活 しか けなが ら信 頼 関係 を作 ります ② 物盗られ妄想の場合は実を確認できるよう1こする,事 物盗られ妄想の時は認知症高齢者が本当の事を確かめられるような状況を作ること 物盗られ妻想の場合は、認知症高齢者が納得できるよう、紙を見せ視党的に説明する (物盗 られ 妄想 の場 合 は)これ は私 が預 かつています よつてフルネー ム で サインをしてもらつて,それ をコピー して一個 はナースステー シヨンに,一個 は 娘さん に,一個 はご本 人 に 以前 いた病 院 は持ち物 がガラス戸で見 えるとこ に置 けるんです よ.思い出の 品を入れ る場 所つていう形で,そこに貼つておい て見 えるよ引 こして,普段 見 えるような形 ていました ③ 物盗られ妄想の場合はえの内容を把握する ,訴 物盗られ妄想の時は認知症高齢者が主張したい内容をとらえること 物盗られ妄想の場合は、何を訴えているのか馬を聴( 金がないのよ」入院したて(の患者って形て言い始めたので)で,(私が)受け持ちになったんです その時に最初「お,まず患者の話を聞きました ④ 物盗 られ 妻想 の場 合 はの都 度事 実 を説 明す る,そ 物盗られ妻想の時は認知症高齢者に対し そのたびに本当の事をよくわかるように伝 えること 物盗 られ妄 想の場 合 は、その都 度事 実 を、素 直 に説 明す る 「(お金を)お前が盗ったんだ」と言い始めたので盗つてない事を患者へ話す 「お金はここには無いんですよ」と素直に患者に言いました 拒栗する認 知症 高齢者 は 、毒 でない事 を繰 り 返 し説 明す る (被害妄想て)定期薬を毒つて言つて飲まない時は,毒しゃなく薬だつて説明 する ⑤ 枚害妄想の認知症高齢者 は、現実を伝えたり見せたり して繰り返し説明する 被害妄想がある認知症高齢者は現状を活 したり見せたりしながら何回もよくわかるよ うに伝えること 実際に食ぺ物を見せながら説明する (被害妄想で)もやしの事を蛇って言つたりしたから,これもやしだよ入つてな いよつて説明した 妄 想 へ の 対 応 ⑥ 枚 害 妄想 の場 合 は、非定型 抗 精神 病薬などやむ を得ず 食 ぺ 物の 中に入れ 内服 を 促 す 非定型抗精神病栗など必要な薬剤を確実 に内服させるため、やむを得ず食ぺ物の中 に入れること 被害妻想の認知症高齢者には屯用栗として 処方されている非定形抗精神病栗などを仕方 なく認知症高齢者の食べ物の申に入れて摂 取させる (被審妄想で,定 期薬が飲めない時は)不穏時がリスパダールとかだつたら お茶とかに入れて,飲めれば飲んでもらう
領 域 番 号 カテゴリー 定 義 サブカテゴリー データ例 カテゴリー間の関連 何がしたくて徘徊しているのか尋ねる (徘徊してて,気 が付いたら)橋の向こうまでいっちゃって,向こうの地区の 運動会に出てたつて人,なんかの目的があつたか聞いたけどね,「何か やっとったもんで1とか言ったけどね ① その時々の生理的欲求や目的を把握する その時ごとに認知症高齢者に食欲や排泄 などの生理的欲求がないか,何をしたいの かを理解すること どんな生理的欲求がひそんているのか細かく 聞く 「家に行きたいつて言つても」,おしっこに行きたくつてそわそわして「家」の「ト イレ」を探していたとかそう言う事があつたから(患者の話を)良く聞く 徘徊していても周囲の患者に迷惑をかけなけ れば、そのままにする 徘徊していても,他の患者とトラブルが無かったらそんなに無理して止めなく てもいいかなって見ている 認知症高齢者の安全に配慮し徘徊させる 歩いている所に机とか椅子とか危険物がないかとかそういうの見ながら察してたあればどかしたし ,観 ,声かけに行つたりした 認知症高齢者の体力に配慮し徘徊させる 徘徊させるけど.20∼30分 歩いているから,そろそろ休憩させた方がいいか なつて(思つて)声をかけます ② 認知症高齢者の安全や健康に配慮しつつ規制しない 認知症高齢者がケガや疲弊がないように 気を配りながら患者の好きに徘徊してもらう こと 食べる事に気持ちを向ける 「歩いててお腹減ったてしょ,ちょつとプリン食べるか」つて言つてあげると食 べるんだよちゃんと 休憩を促す 歩いている患者に声をかけてて休憩に誘うんです 「そろそろ疲れません,ほら外が見えますよ」っ 詰所に連れてきて名前だか住所だかを書いてもらう1あれて徘個が止まつて ちゃんと座って字をといてっていうち、うに落ち着くんだよね 他の行動を促す 「今日はね.こんな形に桜が咲いてます」と声をかける ③ 現実的な言葉がけや関わりにより ,注意をそらす 現実をわからせるような言葉をかけたり接 したりする事で,徘徊から気を遠ざけること 他に注意を向ける言葉がけをする 空腹を感じつ1徊している認知症高齢者には食 べ物を渡す ドアノジを激しく動かしている時に 「腹が激った」って言つてる時は,食べ物を 食べさせる 認知症高齢者の空腹感を充足させること もう少して食事の時間になる事を伝える 仰飯が待つてられなくて徘徊してれば,とりあえず,もう少してl仰飯が来る事を 伝えたかな ④ 食の欲求を満たす トイレに行きたいのかもしれないと推察する 部屋とか病棟の端つこの方に行く回数が増えたり,行つてる様子が目につい たりした時は「トイレかもしれない」と予想する 排便処置を行つていないか情報を収集する 徘徊している理由がトイレてあると思つた場合はているか ,例えば前の日に浣腸をし ,下剤を飲んているかどうかという情報を収集する 「どうしたの?何 したの?どこに行きたいの?おトイレ?」って聞くと「トイレに 行きたいもんでなあつて」つて言つてくれるんだよね トイレに行きたいの か尋ね る トイレ誘導を行う 患者がトイレを探していなくても誘導して,徘徊の原因を減らすように患者に 関わる ⑤ 排泄の欲求を満たす 排尿や排便の欲求を充足させる 言葉により行動を制限する どこどこに仕事に行かんきゃ.忙しいもんでつて(患者が言つている)場合は, 「もう,お仕事終わつてるよ」って安心出来るように声をおゝlする 夜中にも昼間にも徘徊して他の患者さんの部屋に入り込んじゃう患者さん は,体を拘東してましたね ⑥ 言語や拘束により徘徊を制HRする 言葉で止めたり拘束帯などを使用し徘徊行動を限ること 体幹拘束を行い、行動を制限する つF徊してて,「ドアが開かんもんて」って言つて窓ガラスを割つて外に出ようと した患者さんは,看護師数名て抑えて医者の指示の注射をした ︵ υ ︹ υ ハ υ │ ︹ υ ︹ υ ∩ V ︹ V 徘 徊 へ の 対 応 ② 指示された注射薬を用いる 医師から指示された注射薬を用い認知症 高齢者を落ち着かせること 医師から指示された注射を実施する
BPSD 領 域 番 号 カテゴリー 定 義 サブカテゴリー データ例 カテゴリー間の関連 何をするのか観察する 暴力的で突然懇つて追つかけてくるんだよだから逃げて患者から離れて, Bをザ〕(価井廿 ムのれヽ士fロナ″ 落ち着かなくなる時間帯を探る 1対 1のオ■` 関わりで,この人はこの時間に不穏(落ちつかなくなる)になるんじゃ 1ヽジょヽテ■`´らf差テ ス ① 言動の特徴を知るために綿密に観察する 認知症高齢者個有の言葉や行動を知るために細かく観察すること 危険を回避できる適切な対応を探る 患者に対し隣 歩 同 軽 出 事 ス「しちゃいけない」と言うのではなくh、歩 差,ス ,看護師がどう行動すれば危 口調がきつい時は、興音が強いと判断する 患者の口調がきつくて怒R鳴る感しだったから興青してるのかなって ② 表構を把握し興音の程度を判断する 認知症高齢者の表情を観察し興音がどの程度強いのかを見て取ること 眉間にしわが寄つている時は緊張していると 判断する 看護師が冗談を言うと,たまに笑う患者が無表情で眉間にしわが寄つていて 切迫した感しだったから,緊張してるのかなって 笑顔で接する 怒つて暴力的な患者にはか1+ム ,自分としては実顔で冷静に一緒に歩きながら話し 冷静に対応する 私たち(看護師)がバタバタしないで落ちをいて患者に関わればいいのかも I´分n方とい 認知症高齢者と患者の距離を離す 他の患者さんの頭を叩いている時は止めて,離して距離を置いた 過利な刺激は避ける 認知症高齢者に対し不要な刺激を与えない こ と 静かな場所へ連れて行く 患者が興奮しているのに騒々しい中にいれば,興音はひどくなるし他の患者 も興奮してきてしまうから,興奮している患者を静かな場所に連れて行く ③ 奥奮しても他の患者さんに害がなければほつといてもいいと思うんです.気 の済 むまで少 し放ってお(ん です 他の患者に迷惑をかけていなければ、そのま まにしておく 無理やり動かさない 慌てて号おtあ 1つ張つて行つてどうにかしようとかすれば余計に興奮されちゃう事 るので(そういう事は)しない ∼したいとか,欲求行動をダメだよって抑えるのはかえつて症状悪化させる んじゃないかなと考えてあんまり規制しない ④ 行動を規制せず自由にさせる 認知症高齢者の動きを制限せずに好きにしてもらうこと 行動を規制しない 食、清深、所属などの欲求を満たす 患者がち上げてた「お腹が空いてるんだ」つて言つて,ベッドをガッシャンガッシヤン(持 )からお菓子を渡したんだよ ⑤ 奥奮の原因となる生理的欲求と所属欲求を満たす 興音を引き起こす基と成る空腹や清潔の保持や寂しさという欲求を充足させること 逃げて安全を確保する えらい勢いで怒りだして血圧計は投げる,靴を放り投げて追っかけられるの 時は逃げた 認知症高齢者からもたらせられる危険な行 動を避けること 複数の看護師で認知症高齢者を押さえる 帰 りたくて外 に出て行 こうとす るのを止 めても全 然ダメで,突き飛 ばしたりす るの看護 婦 をでも止 め られなくてす ごい力で,とにかく男の看護 師さんを数 人陣ん で 止 めて│∴って綱 テて七勇った ⑥ 看護師に起こりうる危険を回避する 興奮してワーワーしてれば,他の人からも罵声が飛んだりするじゃないです か,あれもひとつの興奮材料になっちゃつたりするんで,その悪循環をシャット 7P,卜士スのサ‐μ、1=隠誰かL圭Iナー 隔離を行い、認知症高齢者を静かな環境にお く 興奮しても,一人でいた方がすぐ不思や力Чこなるという患者は隔離する 隔離を行い、認知症高齢者が1人 で過ごす時 間 弁作 ス 隔離を行い、他の患者への悪影響を回避する(興苫して暴力的になると,まわりの)患者も怖がつたり(つられて)暴力的に なったりするから隔離しましたね 突発的に,急に懇りだしてね.突然ガラスを書1った患者さんは看護師数名で 身体拘東しましたね ⑦ 隔離や拘束を行い行動を制限する 隔離や拘束を行い認知症高齢者の動きや感構を抑えたり強めること 興音の程度が高い時は身体拘束する (患者が興奮している時に処方されている屯用薬の不穏時が飲めなかった ら)お薬子の中に詰めて食べさせました ③ 屯用の内服薬や注射薬などを用いる 屯用薬として処方されている内服薬や注射薬などをその時々に内服させること 屯用として処方されている不穏時薬や指示が出ている注射を実施する 副作用が出る可能性を考え不租時薬はなる べく用いない 薬はやつばり味下を悪くする影響があるから ,あんまり使用したくないんだよ ね 興 奮 ・ 暴 力 へ の 対 応 ③ EJ作く用いない用を考慮し薬はなるペ 副作用が出る可能性を考え可能な限り薬を用いないこと