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東アジア諸国の計量分析:成長と生産性 senshuasiasme M07 s

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฀ ฀

(2)

第一部 計量グループ

1 中小企業と経済成長:クロスセクション成長回帰分析 ・・・・・・・ 大林守、山田節夫 5

中小企業数と経済成長 -成長回帰分析- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大林守、山田節夫 11

知的財産権 保護 経済成長を促進させる ?

-Threshold Regression Modelによる分析- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山田節夫、大林守 17

4 中小企業 知財に ける量と質

-属性加重パテントストックによる知財 質的評価手法- ・・・・・・・・・・ 大林守、山田節夫 35

5 日本に ける中小企業 R&D収益率

-企業規模別R&Dストック シャチーンプライスによる比較- ・・・・・・ 大林守、山田節夫 43

6 企業規模と研究開発生産性

-特許引用情報に基づくアプローチ- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山田節夫、大林守 49

7 中小企業経営者 貿易自由化へ 評価に関する

プロビット分析 予備的分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山田節夫、大林守 59

Threshold Regressionマニュアル

計量経済ソフトEviews 5.1用プログラム ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山田節夫、大林守 65

9 Evaluation of SMEs Innovativeness

Using Patent Stock Variables ・・・・・・ Mamoru OBAYASHI, Setsuo YAMADA 79

第二部 生産性グループ

1 中小非製造業企業 生産性と製造業集積ン規制ン市場競争:

中小企業信用モスク情報タータベース に基づく実証分析 ・・・・・ 伊藤恵子 91

日本、韓国、マヤーシア 製造業に ける

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本報告書 文部科学省オープンンモサーチンセンター整備事業 成16- 年度 助成を受け いる

専修大学 研究プログェクト アグア諸国 産業発展と中小企業 成果 一部 ある

本報告書 取り いる中小企業 計量分析 第1 目的 、経済成長あるい 経済発展に ける中小企業

重要性に関する計量経済学的証拠を提示することにある

こ た 、第1論文 中小企業と経済成長:クロスセクション成長回帰分析 、アグア諸国を含 カ国

クロスセクションタータによる中小企業 雇用シェアを説明変数 ひと とした成長回帰分析を行い、計量経

済的に経済成長に対する中小企業 重要性を確認することに成 した た、Threshold Regression 第7論文

ソフトウェアを開発し、それを利用することにより、中小企業 重要性 、経済 発展度により異 るという

結果を得た そ 結果 ら、経済発展度 低い経済に い 中小企業 重要性 高いこと 明ら に た 低

所得 よび中所得国を えるアグアに い 、中小企業 経済成長に貢献すること 検証すること た

第 論文 中小企業数と経済成長 ―成長回帰分析― 、タータベースを 張することにより、第1論文を

補強した アグア諸国を含 74カ国に けるクロスセクションタータを利用し、千人当たり 中小企業数を説

明変数とし、他に初期時点1人あたりGDP 投資率、開放度、 均 命を説明変数とした成長回帰を行 た

こ 結果、中小企業 経済成長に貢献することに関し より有意 頑健 推計結果を得た

理論的発展を ると、経済成長論 内生的成長論 主流と り、イノベーション 重要性を強調する

と いる イノベーション 源泉 ある、研究開発 R&D 、研究開発 成果とし 特許等 知財 重要

性を考える必要 ある

第 論文 知的財産権 保護 経済成長を促進させる ? -Threshold Regression Modelによる分析- 、

こうい た観点 ら、知財保護 経済成長に よう 影響を与える を成長回帰による分析、そし Threshold

Regressionを応用することにより、知財保護 経済発展度により重要度 変化し、中開発国 知財保護 経済

成長を促進する等 知見を得た

第4論文 中小企業 知財に ける量と質-属性加重パテントストックによる知財 質的評価手法- 、日

本に関し 特許タータを利用した分析を行 た 特許数を集計する単純 分析 、大企業と中小企業 量的差

異 あ りに 大 いた 、大企業 ほとん イノベーションを支え いることに し う し し、質

的 比較 可能 あれ 、企業規模に関係 く重要 特許を持 いる う キーと る こ 点を理解す

るた に、属性加重パテントストックを開発し、中小企業 重要 特許を持 いることを示すことに成 し

第5論文 日本に ける中小企業 R&D収益率-企業規模別R&Dストック シャチーンプライスによる比較

- 、中小企業 研究開発 R&D ストック収益率を設備投資 q理論を応用し 分析した 中企業と大

企業 比較に い 有形資産 シャチーンプライスに大 違い 見られ た 無形資産 シャチーン

プライス 明確に異 り 中企業 大企業を 回り 大企業にくらべ 中企業 R&D収益率 相対的に高いこと

明ら と た

第6論文 企業規模と研究開発生産性 、企業規模と研究開発生産性 関係に い 計量分析を行 た 特

許引用情報 、研究開発生産性を計測する指標とし 優れ いる そこ 研究開発生産性を被引用回数 計測し

(7)

-4-

れ た た 知識 外部性 研究開発生産性を高 る有力 説明変数 ある そ 効果 企業規模 小

さいほ 大 い ということ 明ら に た

第7小論 中小企業経営者 貿易自由化へ 評価に関するプロビット分析 予備的分析 、中小企業 自由

貿易協定に対する意識調査 計量分析 予備的分析 ある

第 論 文 Threshold Regressionマ ニ ュ ア ル 計 量 経 済 ソ フ トEviews 5.1用 プ ロ グ ラ ム 、Threshold

Regression 閾値回帰分析 を利用するた に開発したソフトウェアに関する技術的論文 ある

第9論文 Evaluation of SMEs Innovativeness Using Patent Stock Variables 、マヤーシア テクノログン

マラ大学、オーストラモア ウーロンゴン大学そし 専修大学 大学 共催した 7年第4回グローバ

ル経済に ける中小企業感カンファヤンス 於マヤーシアンシャーアラム に い 発表した論文 あり、第4

論文を修正し英訳した ある

本報告書 作成に際し 、多く 方々 協力を得 いる、記し 感謝したい

成21年 暻

専修大学社会知性開発研究センター

中小企業研究センター

(8)

中小企業と経済成長

:

クロスセクション成長回帰分析

経済成長に ける中小企業 重要性 ひろく認識

され た 2000年6暻15日に調印されたO CD

中小企業政策ボローニア憲章 、経済成長、雇用創

出、地域開発、社会的結束に対する中小企業 重要

性 増大を確認し いるし、AP C 2002 に

い 、AP C経済 企業 98パーセント以

中小企業 あり、民間部門 雇用 60パーセント強

を提供し、付加価値 約50パーセントを占 、輸出

約30パーセント、そし 海外直接投資 10パー

セント、海外直接投資件数 50パーセント強を占 、

中 小 企 業 70パ ー セ ン ト 以 雇 用 を 創 出 し い

る さらに、2004年 第2回O CD中小企業会議

、低所得国に い GDP 60パーセント強そ

し 70パ ー セ ン ト 強 雇 用 中 小 企 業 に よ り 実 現

し、中所得国 約70パーセント GDPと95パー

セント以 雇用 実現し いる た、経済発展

に い 、インフォーマル経済 シャチウ経済 と

中小企業 貢献 逆相関 関係にある り、経

済発展 フォーマル経済、特に中小企業 インフォ

ーマル経済を飲 込ん いくプロセスと 考えるこ

と る

し し、これら 分析 ほとん 記述統計によ

る分析 あり、計量経済学的に因果関係を明ら に

し い い点 満 あ た そこ 、本論文 、

成長回帰分析を応用し、可能 限り網羅的に収集し

た横断面タータにより中小企業と経済成長 関係を

明ら にすると にアグア諸国に関し 何ら 特

性 ある う を検証する さらに発展段階に

より、中小企業 役割 変化する可能性を考慮し、

Threshold Regression分析を行う

成長回帰分析

Solow(1956)によ 開発された新 典派 経済

成長理論 、生産要素 限界生産力逓減や要素間

代替性を仮定した成長モタル あり、価格メカニゲ

ム 作用し 長期的に 資本装備率(資本ストック/

労働力) 一定水準に収束すると考える そ 結果、

生産や消費 マクロ経済 あらゆる変数 成長率

、労働 増加率、 しく 労働生産性 昇率を

加えた自然成長率に等しく る、という含意を 出

する し し、こ よう 含意 現実に存在する国

家間 経済成長率 違いを十分に説明する

いこと 明ら ある

そこ 、経済成長率 長期均衡状態によ 決定

されるという考え方 く、現実 経済 長期均

衡へ 収束プロセスにあると考えられるように

た こ よう 考え方 、人口1人当たり 所得

水準 低い国 、資本装備率 低く、資本 限界

生産力 高いた 、経済 労働力 増加率を超え

高い経済成長率を示し、人口1人当たり 所得水準

高 るに れ、経済成長率 し いに減 し い

くことに る 各国 経済成長率 違い 人口1人

当 た り 所 得 水 準 に 規 定 さ れ る と い う 仮 説

絶対的収束性 と呼 れ いる

Baumol(1986) 、先進諸国 長期時系列タータを

用い 、こ よう 絶対的収束性 を実証しよう

と試 、1870~1979年 主要先進国に ける人口1

人当たり 所得 成長率を1870年に ける人口1人

当たり 所得水準 説明する回帰分析を行 た そ

結果、人口1人当たり 所得水準 係数 ほとん

(9)

-6-

係数 マイナス1に近いということ 完全 絶

対的収束性 満たされ り、 よう 国 や

同 所得水準に収束し いくということを意

味し いる

ところ 、De Long(1988) 、こうした推計に

大 サンプルバイアス 存在し、 絶対的収束性

見せ け 相関に過 いと批判した Summers

and Heston(1991) 、1960~85年 期間に い

共産圏を除くほとん すべ 国 タータを網羅

し 検討した結果、1960年 人口1人当たり 所得

と1960~85年 人口1人当たり 所得 成長率 間

に 明確 相関 存在し いという結論を得た

そこ 、資本ストック 限界生産力 一様に逓減

し いくという 仮定 放棄され、限界生産力 逓

減スヌーチを緩和する要因 求 られるように

た これら 緩和条件 各国によ 異 ると考え

られるた 、経済成長率 違い 十分に説明される

と考えられた こうした緩和条件を考慮した経済成

長モタル 、一般に 条件付 収束 モタルと呼

れ いる 貯蓄率や投資率、教育 普及水準、政

治的 定性、 均余命、貿易 開放度、政府によ

るマクロ経済 管理能力、 条件付 収束

を規定する変数 候補に挙 られた

さらに、Romer(1990)、Grossman and Helpman

(1991)、Aghion and Howitt(1992)ら 、人的資本

質 改善や、知識 蓄積 資本 限界生産力 逓

減を緩和する最 重要 要因と考え、いわゆる 内

生的経済成長 モタルを開発した 標準的 成長

回帰分析に い 、教育 普及水準 変数 必

加えられ いる 、こうした変数 間接的に人

的資本 改善や知識 蓄積を説明すると考えられ

いる らに他 ら い

Romer(1990)ら 、労働や資本 より多く 部分

知識 蓄積 た に用いられると、労働 質的改

善 こり、い そう イノベーション 誘発され、

資本 限界生産力 逓減 緩和される結果、経済成

長率 高 ると考えた 知識という生産要素 公共

財と同 ように非競合的 排除 可能 財 ある

す わ 、知識 同時に多く 人々 共有すること

、人々 知識を利用すれ するほ コスト

低下するた 、資本 限界生産力逓減による経済成

長率 減 を補う収穫逓増を生 出す可能性 ある

推計モタルとタータ

本稿 、世銀 Ayyagari 他(2003) 作成し

いる中小企業タータ 、条件付 収束を規定する変

数と考え、標準的 クロスセクション成長回帰分析

を行 た 利用した変数 次 よう あり、

本 プ ロ グ ェ ク ト タ ー タ ベ ー ス とINDB よ び

ECOWIN ら利用した

GROWTH 各 国 ン 各期間 人口1人 当 り 実 質

GDP 均成長率、INTGDP 各国 それ れ 期

間に ける初期時点 人口1人当り 実質GDPを意

味する 本稿 、人口1人当り 実質GDPとし

Penn-World Tables タータを用いた Penn-World

Tables 、PPP 調整した実質チル タータ 作

成され り、成長回帰分析に用いる所得タータと

し 最 適 あること 知られ いる

GDI 各 国 総 固 定 資 本 形 成 を 目GDP 割

た投資率 均をCPI 各国 消費者物価指数

均増減率を、GFC GDPに対する一般政府 最終消

費支出 割合を意味する これら 世界銀行 ター

タを用いた EDUCATION 、25歳以 男子に占

る中等教育を修了した 比率と、中等教育に

ける生徒1人当り 教員 数を掛け合わせた 、

教育 量と質を表すタータ ある これら タータ

Barro and Lee(1994)とLee and Barro(1997)によ

る ある OPEN 、各国 輸出と輸入 合計

をGDP 割 た 値 均 あ り 、Penn-World

Tables タータを用いた 中小企業関連 タータ

各国 とに定義 異 るた に統計処理 壁と

いた し し、世銀 Ayyagari 他(2003)により、

1990年 ら1999年 均 、全雇用者に占 る雇用

規模250人以下 企業に勤務し いる雇用者 割合

SME250 利用可能と た これら タータ

に 基 づ 、32カ 国 ら 構 成 さ れ る ク ロ ス セ ク シ ョ

(10)

推計結果

表1 、 と 単純 成長回帰分析 結果 あ

る 推計1 、成長率を、INTGDPと人口1人当たり

実質GDP 5000チル以下 国を1とするジプー、

よびSME250 説明した ある SME250

係数 正 有意に推計され いる 推計2 ら4 、

用意した変数をいく 入れ替え 推計した結果

ある 全体的に、成長率をコントロールする変数

有意性 それほ 高く く、 定的 結果と いえ

い 、すべ 推計パターン SME 経済成長率

に対し 正 有意 効果を たらし いること 注

目される

表2 、アグアジプーを入れ 推計した結果 あ

る ここ 、ASIAD1 サンプル アグア諸国 あ

れ 1をとるジプー 、ASIAD2 日本を くアグ

ア諸国ジプー ある これら アグアジプー 、す

べ マイナス 符号をと いる 、統計的に 有

意 た した 、アグア諸国に関する特

性 あるわけ いこと 検証された

中小企業 各国 経済成長率へ 限界効果 、そ

国 経済発展 段階によ 異 ること 予想さ

れ る そ こ 、 本 稿 Hansen(2000)に よ る

Threshold Regressionを、独自に開発した山田ン大

林(2006)によるプログラム用い 、こうした構造変

化 検出を試 た 推計モタル 次 よう

ある

  

i i

i X SME I INTGDP

Growth 1 250

INTGDPi

i

I

SME

 

 2 250

ここ 、Xi 各国 経済成長率をコントロールす

Coefficient t-Statistic Coefficient t-Statistic Coefficient t-Statistic Coefficient t-Statistic

CONST 0.6184 0.5392 -0.7638 -0.6826 0.4745 0.3802 -1.0626 -0.8294 INTGDP -0.0001 -3.2389 -0.0001 -4.1663 -0.0001 -3.1266 -0.0001 -3.6229 GDI - - 0.0542 1.0582 0.0529 1.0902 0.0579 1.1323 EDUCATION - - 0.0007 0.6932 0.0000 -0.0390 0.0008 0.8141 OPEN - - 0.0172 1.5444 0.0207 1.8052 0.0192 1.5842 GFC - - - - -0.0775 -1.8400 -

-CPI - - - 0.0009 0.5644

DUM5000 -2.5189 -3.1472 -2.5793 -3.4354 -2.8207 -3.6816 -2.4912 -3.2565 SME250 0.0559 4.9292 0.0442 3.1921 0.0396 2.9297 0.0425 3.2414

Adjusted R-squared

S.E. of regression

筆 者 推 計

1.1052 1.1052 1.0605 1.1172 0.6411 0.6411 0.6696 0.6333

表 1

GROWTH 1 2 3 4

Coefficient t-Statistic Coefficient t-Statistic

CONST -3.8401 -2.7047 -3.5228 -2.2623

INTGDP 0.0000 -1.4859 0.0000 -0.9827

GDI 0.0540 0.6597 0.0310 0.4428

EDUCATION 0.0022 2.1117 0.0021 1.6540

OPEN 0.0140 1.1209 0.0142 0.9943

SME250 0.0620 3.8544 0.0636 3.8875

ASIAD1 -0.5476 -0.5030 -

-ASIAD2 - - -0.2234 -0.1443

Adjusted R-squared S.E. of regression

筆 者 推 計

5 6

表 2

1.3287 1.3351

GROWTH

(11)

-8-

る変数、 SME250 経済成長率に対する限界効

果をわけるINTGDP 水準 ある  、さ

水 準 INTGDP 水 準 に 対 応 し SME250 係

数 異 るようにOLSを行い、そ う 残差 方和

最 小さく る水準とし 算出される 図1 、

そ れ れ INTGDPに 対 応 し た 尤 度 比 推 移 を

た あ る 、SME250 係 数 14469チ ル と

6151チ ル 水準 構造 変化 を 起 こし い る可 能性

ある

こ 場合 検定量をHansen(2000)に 掲載され

いる漸近的検定量 ると、信頼区間99パーセント

10.59、95パーセント 7.35、そし 90パーセン

ト 5.94 ある した 、5パーセント棄却域

を採用すると尤度比 7.36を超える場合と る

そこ 、これら 構造変化 可能性 予想される

水準 Threshold Regressionを試 た結果 表3

ある 推計結果 ら、経済成長率をコントロール変

数 有意性 低下した 、SME 限界効果に い

、次 よう 傾向 確認された

、INTGDP 水準 14469チル以下とそれ以

分割した場合、14469チル以 SME 限界効

果 有意 た 、それ以下 正 有意 効

果 られ た た 、INTGDPを6151チ ル 以下 、

6151チル~14469チル、14469チル以 に分割した

場合、6151チル以下 低所得国と6151チル~14469

チ ル 中所得 国 SME 経済 成長率 に対し 正

有意 効果を たらし いる 、14469チルを超

える高所得国 影響を たらし い いこと 明

ら と た

図 こ れ ら 関 係 を る た い たINTGDP

とSME250 散布図 ある INTGDPとSE250 大

く、高所得とそれ以外に 分割 るし、さらに

それ以外 部分 2分割 る可能性を視認 、

Threshold Regression 結果と整合的 ある

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

0 5000 10000 15000 20000 25000

図1.尤度比

INTGDP LRSS

図1.尤度比

Coefficient t-Statistic Coefficient t-Statistic

CONST -3.4149 -3.7743 -3.4028 -3.5913

INTGDP 0.0001 1.3309 0.0001 0.7255

GDI 0.0297 0.5707 0.0324 0.6026

EDUCATION 0.0010 0.8443 0.0009 0.6981

OPEN 0.0137 1.4797 0.0143 1.5703

SME250(INTGDP<6151) - - 0.0482 2.8046

SME250(6151<INTGDP<14469) - - 0.0529 2.3294

SME250(INTGDP>14469) 0.0085 0.2872 0.0162 0.3969

SME250(INTGDP<14469) 0.0488 2.9884 -

-Adjusted R-squared

S.E. of regression

筆 者 推 計

表 3

1.237224 0.5665

1.2147

GROWTH 7 8

(12)

10 20 30 40 50 60 70 80 90

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000

Argentina Austria Belgium Brazil Cameroon Chile Columbia Denmark Equador Finland France Germany Ghana Greece Guatmala Ireland Italy Japan Kenya Korea Mexico Netherland Peru Philippines PortugalSpain Sweden TaiwanChina Thailand UK Zambia Zimbabwe

INTGDP

250

結論

本稿に い 、これ 満足いく た 計

量経済的に明ら にされ こ た中小企業と経

済成 長 関係 を1990年 代に ける32カ 国 横 断面

タータを利用した成長回帰分析により明ら にした

中小企業 統計的に有意に成長促進的 ある アグ

アジプーによりアグア 特 性を検定した 、統計

的に有意 係数 計測され 、特 性 いこと

検証された

発展段階による分析 、GDP初期値 14469

チルという閾値 先進国とそれ以外諸国という2分

割 可能性と、6151チルと14469チルを閾値とする

低中高所得国という 分割 可能性を推計した 実

際、これら 分割 回帰分析を行うと、2分割

先進国以外に い 中小企業 重要性 有意 あ

た 3分割 場合、係数 大 さ ると中所得国、

低所得国 順 あり、係数 統計的に有意 あ た

低所得 よび中所得国を えるアグアに い 、

中小企業 経済成長に貢献すること 実証された

し し、先進国に ける中小企業 成長に寄与する

効果 統計的に有意 た 今後 研究方向と

し 、発展段階説 成立する場合、同 説明変数群

すべ 発展段階 有用 ある必然性 いこと

ら、別 枠組 実証研究 必要と ろう ター

タに関し 、パヅルタータ 構築 課題 ある

た、分散 均一性や同時性 統計的 検討課題

残され いる 、これら 将来課題とした

参考文献】

Aghion,P. and Howitt,P.(1992) “A Model of Growth through Creative Destruction.”Economtrica, Vol.60. APEC(2002), Profile of SMEs and SME Issues in APEC 1990 – 2000, APEC Small and Medium Enterprises Working Group.

Ayyagari, M., Thorsten Beck, and Asli Demirgüç-Kunt (2003), “Small and Medium Enterprises across the Globe:A New

Database”, WorldBank Discussion Paper.

Barro and Lee(1994) http://www.nbr.org/pub/barro.lee/ Barro and Lee(1994) http://www.nbr.org/pub/barro.lee/ Baumol,W. (1986) “Productivity Growth,Convergence, and Welfare." American Economic Review,76.

Grossman,G.M. and Helpman,E.(1991) Innovation and Growth in the Global Economy.Cambrige:MIT Press. Hansen, E.H.(2000), “Sample Splitting and Threshold Estimation,”Econometrica, Vol.68, NO.3.

Lee and Barro(1997)

http://www/nbr.org/ftp/barro.lee.90/

OECD(2001), “Enhancing SME Competitiveness: THE OECD BOLOGNA MINISTERIAL

CONFERENCE.”

Romer,P.M. (1990) “Endogenous Technological Change. " Journal of Political Economy,98.

Solow,R.M.(1956) “A Contribution to the Theory of Economic Growth,”Quaterly Journal of Economics Vol.70. Summers,R. and Heston,A. (1991) “The Penn World Table(Mark 5): An Expanded Set of International Comparisons, 1950-1988."Quarterly Journal of Economics,106.

山田節夫ン大林 守 2006 、“Threshold Regressionマニ ュアル -計量経済ソフトEviews 5.1用プログラム-、専修 大学社会知性開発センター、アグア諸国 経済発展と中小 企業、タ゛スカッションヒーパー

INDBタータサービス、

http://www.indb.co.jp/economy/economy_db/index.html. Ecowin Pro, http://www.ecowin.com/.

(13)
(14)

中小企業数と経済成長

―成長回帰分析―

Number of SMEs and Economic Growth

Mamoru OBAYASHI

Setsuo YAMADA

This paper extends the analysis of Obayashi and Yamada(2006) by using the new MSME database compiled by the World Bank(2006). By using this database, and including the number of SMEs as an independent variable in the growth regression, we obtain an empirical evidence that the SMEs has growth enhancing effect more reliably. Furthermore, the effect has a threshold that the convergence condition changes according to the number of SMEs. If the number of SMEs exceeds the threshold level, the growth rate will be increased.

1 イントロジクション

大林ン山田(2006) 、それ ほとん 計量経

済学的に推計されること 少 た中小企業と経

済成長 関係を、国際的クロスセクションタータを

利用した成長回帰により分析した そし 、中小企

業 雇用 総雇用にし る比率増 有意に経済成長

率を押し ることを示した 同時に、

Hansen(2000)に よるThreshold Regressionを 応 用

することにより、経済発展度に応 、限界的 中

小企業 経済成長促進効果 変化し、発展途 国ほ

効果 高い結果を得た し し、推計した成長回

帰式に含 れるコントロール変数 有意 く る

傾向 られ、推計結果 解釈に 一定 留保 必

要 あ た こ 分析 可能と た 、世界銀

行 Ayyagari 他(2003) 中小企業 国際的 クロ

スセクションタータを統一的に と たことによる

こ ほ 、世界銀行(2006 タータベースを更新

し、MSMEタータベースとし 公表した こ 新し

いタータベースにより、中小企業と経済成長 成長

回帰分析を一歩進 ること 可能に た

こ MSMEタータベースに い 、中小企業変数

とし 先に利用した中小企業 雇用 総雇用にし

る比率 く、千人当たり 中小企業数を採用す

ることによりサンプル数を増やすこと 可能に

た こ 結果、中小企業 経済成長に貢献するとい

う実証的証拠に関し 、より有意 頑健 推計結果

を得た

成長回帰分析

Solow(1956)によ 開発された新 典派 経済

成長理論 、生産要素 限界生産力逓減や要素間

(15)

-12-

ム 作用し 長期的に 資本装備率(資本ストック/

労働力) 一定水準に収束すると考える そ 結果、

生産や消費 マクロ経済 あらゆる変数 成長率

、労働 増加率、 しく 労働生産性 昇率を

加えた自然成長率に等しく る、という含意を 出

する し し、こ よう 含意 現実に存在する国

家間 経済成長率 違いを十分に説明する

いこと 明ら ある

そこ 、経済成長率 長期均衡状態によ 決定

されるという考え方 く、現実 経済 長期均

衡へ 収束プロセスにあると考えられるように

た こ よう 考え方 、人口1人当たり 所得

水準 低い国 、資本装備率 低く、資本 限界

生産力 高いた 、経済 労働力 増加率を超え

高い経済成長率を示し、人口1人当たり 所得水準

高 るに れ、経済成長率 し いに減 し い

くことに る 各国 経済成長率 違い 人口1人

当 た り 所 得 水 準 に 規 定 さ れ る と い う 仮 説

絶対的収束性 と呼 れ いる

Baumol(1986) 、先進諸国 長期時系列タータを

用い 、こ よう 絶対的収束性 を実証しよう

と試 、1870~1979年 主要先進国に ける人口1

人当たり 所得 成長率を1870に ける人口1人当

たり 所得水準 説明する回帰分析を行 た そ

結果、人口1人当たり 所得水準 係数 ほとん

マイナス1に近く、統計的に 有意と た こ

係数 マイナス1に近いということ 完全 絶対

的収束性 満たされ り、 よう 国 や

同 所得水準に収束し いくということを意味

し いる

ところ 、De Long(1988) 、こうした推計に

大 サンプルバイアス 存在し、 絶対的収束性

見せ け 相関に過 いと批判した Summers

and Heston(1991) 、1960~85年 期間に い

共産圏を除くほとん すべ 国 タータを網羅

し 検討した結果、1960年 人口1人当たり 所得

と1960~85年 人口1人当たり 所得 成長率 間

に 明確 相関 存在し いという結論を得た

そこ 、資本ストック 限界生産力 一様に逓減

し いくという 仮定 放棄され、限界生産力 逓

減スヌーチを緩和する要因 求 られるように

た これら 緩和条件 各国によ 異 ると考え

られるた 、経済成長率 違い 十分に説明される

と考えられた こうした緩和条件を考慮した経済成

長モタル 、一般に 条件付 収束 モタルと呼

れ いる 貯蓄率や投資率、教育 普及水準、政

治的 定性、 均余命、貿易 開放度、政府によ

るマクロ経済 管理能力、 条件付 収束

を規定する変数 候補に挙 られた

さらに、Romer(1990)、Grossman and Helpman(1991)、

Aghion and Howitt(1992)ら 、人的資本 質 改

善や、知識 蓄積 資本 限界生産力 逓減を緩和

する最 重要 要因と考え、いわゆる 内生的経済

成長 モタルを開発した 標準的 成長回帰分析

に い 、教育 普及水準 変数 必 加えら

れ いる 、こうした変数 間接的に人的資本

改善や知識 蓄積を説明すると考えられ いる ら

に他 ら い

Romer(1990)ら 、労働や資本 より多く 部分

知識 蓄積 た に用いられると、労働 質的改

善 こり、い そう イノベーション 誘発され、

資本 限界生産力 逓減 緩和される結果、経済成

長率 高 ると考えた 知識という生産要素 公共

財と同 ように非競合的 排除 可能 財 ある

す わ 、知識 同時に多く 人々 共有すること

、人々 知識を利用すれ するほ コスト

低下するた 、資本 限界生産力逓減による経済成

長率 減 を補う収穫逓増を生 出す可能性 ある

MSMEタータベース

本稿 、MSMEタータ 諸変数 条件付 収束

を規定する変数と考え、標準的 成長回帰分析を行

た 利用した変数 次 よう ある

GROWTH:各 国 ン 各 期 間 人 口1人 当 り 実 質

GDP 均成長率、INTGDP:各国 それ れ 期

間 に け る 初 期 時 点 人 口1人 当 り 実 質GDP、

(16)

-13-

LIFE:各国 均 命

人 口1人 当 り 実 質GDPと し Penn-World

Tables タータを用いた Penn-World Tables 、

PPP 調 整 し た 実 質 チ ル タ ー タ 作 成 さ れ

り、成長回帰分析に用いる所得タータとし 最

適 あること 知られ いる

SME 、人口1000人当り 中小企業数 ある

これら タータに基づ 、74カ国 ら構成される

クロスセクション タータベースを作成した た

し、各国 SME 調査時点 異 いる

4 推計結果

表1 、 各 国 10年 間 均 成 長 率 を 、

INTGDP,INVEST,OPEN,LIFE,SME 説 明 し た

OLS 結果 ある 推計 ら、SME 増加 成長促

進的 ありこと 明ら と た 係数 符号 期

待通り あり、5%片側検定 すべ 有意 ある

さらに 々 、SME 成長構造に与える影響を

るた 、次 よう Hansen(2000)によるThreshold

Regressionを行 た SME 成長構造に与える影響

とし 、以下 と を考えた

経済 発展段階により、SME 成長率に対する

限界効果 異 る

SME 増加 、経済成長率 収束構造に影響す

仮説 検定に い 、われわれ 次 よ

う Threshold Regressionモタルを用いた

  

i i

i X SMEINTGDP

Growth 1

(1) 2SME INTGDPi

i

 

た、 仮説 検定に い 用いたモタル 以

下 よう ある

  

X INTGDP SME Growthi i 1 i

(2) 2INTGDPi SME

i

 

ここ 、Xi 各国 経済成長率をコントロール

する変数、  SME 経済成長率に対する限界効

果をわけるINTGDP 水準 ある  、さ

水準 INTGDP 水準 に対応し SME 係 数

異 るようにOLSを行い、そ う 残差 方和

最 小さく る水準とし 算出される 図1 、そ

れ れ INTGDPに 対 応 し た 尤 度 比 推 移 を た

ある

(1)式 推計 結果、明確 Threshold効果 検出

さ れ た Hansen(2000)に よ る95% Critical

Value 、7.35 、サンプル すべ INTGDP

信頼区間 中に入 し う す わ 、サンプ

ル INTGDP 範 中 、SME 経済成長率に対

する限界効果に ける構造変化を見出すこと

他方、(2)式 推計 結果、明確 Threshold効果

検出された 図2 、SME=6.33 、INTGDP

係数に明確 構造変化 生 いることを表し い

表2 、Threshold変数をSMEとしたと 推計

結果 ある 推計 、SME 6.33以下 、INTGDP

係数 -0.023 ある に対し、SME 6.33を超え

るとそ 係数 -0.020へ 昇することを表し いる

す わ 、SME 6.33を超えると、限界生産力逓減

による成長収束を緩和する作用 あること 明ら

と た

図 こ よう 条件付 収束 概念図 あり、

千人当たり中小企業数 閾値を超えると収束条件

シフトする状態を示し いる

条 件 付 制 約 条 件 変 化 す る 可 能 性 あ るSME

<6.33 国 々 、Venezuela, Malaysia、Georgia、

Paraguay、Vietnam、Belarus、Kyrgyz Republic、

Ukraine、Moldova、Nicaragua、Thailand 、Serbia

and Montenegro、China ある これら 国々に

ける中小企業振興 収束条件をシフトさせること

る た、SME>6.33 国 アグア地域 国々

、Philippines、Singapore、Hong Kong, China、

Japan、Australia、Korea, Rep. 、New Zealand、

(17)

-14-

Variable

Coefficient

t-Statistic

CONST

-0.324652

-2.295108

INTGDP

-0.019688

-4.432649

INVEST

0.028282

5.141627

OPEN

0.007248

1.824375

LIFE

0.093747

2.360361

SME

0.00424

2.014773

S.E. of regression

0.018725

Adjusted R-squared

0.369686

筆者推計 筆者推計

表2

Variable

Coefficient

t-Statistic

CONST

-0.304065

-2.34378

INTGDP

-0.022679

-5.33883

INVEST

0.028518

5.535465

OPEN

0.007192

1.941978

LIFE

0.093719

2.559842

INTGDP*SME_DUM

0.002485

3.666696

Adjusted R-squared

S.E. of regression

*SME_DUM 、SME≦6.33 と 0、SME>6.33 と 1と るジプー

筆者推計

0.44232

0.017613

表1

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5

0 5000 10000 15000 20000 25000 30000

intgdp lrss 図  Theh ol

0 5 10 15 20 25

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

図2 Theh ol効果

sme

経済成長率

初期GDP

SME<6.33 SME>6.33

図  条件付き収束概念図

図2 Th hol 効果 図1 Th hol

(18)

5 と

大林ン山田(2006)に続く本稿 、中小企業 経済

成長に与える影響を計量経済学的に推計する試

ある 今回、中小企業変数を千人当たり中小企業数

とした結果 、中小企業 経済成長に有意 プラ

ス 影響を与えること 再確認 た そし 、有

意性 失われる傾向にあ たコントロール変数 有

意と たこと ら、より頑健 実証的証拠 入手

たことに る

Hansen(2000)に よ るThreshold Regressionを 行

た結果、千人当たり中小企業数を中小企業変数と

した場合、大林ン山田(2006) 計測された経済発展

度による中小企業 限界効果 閾値 有意に計測さ

れ た し し、千人当たり中小企業数 収束

条件に影響を与える閾値効果 確認 た、これに

より中小企業 発展 経済成長に与えるルート ひ

と 明ら に た

参考文献】

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through Creative Destruction.” Economtrica,Vol.60. APEC(2002), Profile of SMEs and SME Issues in APEC 1990 – 2000, APEC Small and Medium Enterprises Working Group.

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INDBタータサービス、

http://www.indb.co.jp/economy/economy_db/index.html. Ecowin Pro, http://www.ecowin.com/.

世界銀行(2006),

(19)
(20)

知的財産権

保護

経済成長を促進させる

?

Threshold Regression Model

による分析-

Does Intellectual protection Promote Growth?

Setsuo YAMADA

Mamoru OBAYASHI

Abstract*

This paper asks a question whether intellectual property protection promotes economic growth or not. Applying the threshold regression technique, we successfully classify the economy into four economic groups according to openness and initial income level. The intellectual property protection promotes growth in developed countries but reduces growth in underdeveloped countries. However it is interesting to know that the threshold income level is far low in case of an open economy, that is, it is possible to obtain beneficial effect of intellectual property protection in earlier stage of development if the economy is open.

本稿 目的 、知的財産権 保護 経済成長に与

える影響を実証的に分析することにある 先行研究

ら、知的財産権保護 経済成長に与える影響 、

各国 対外経済開放度、経済 発展段階ン技術到

水準 に強く規定されること わ いる そ

こ 、65カ国ン3期間 ら構成されるタータベース

を 作 成 し 、BMP(Black Market exchange rate

Premium)ジプーを基準に開放国グループと閉鎖国

グ ル ー プ に 分 割 し た う え 、TRM(Threshold

Regression Model)を適用し それ れ グループ

に い 経済成長に対する知的財産権保護 限界効

果 を 推 計 し た 推 計 結 果 、 人 口 1 人 当 り 実 質

GDPと技術到 水準に 高い相関 見られ、開放国

グループ 閉鎖国グループより、経済 やい発

展段階、あるい 低い科学技術到 水準 知的財産

権 保護を経済成長 源泉とすること る、と

いうこと 明ら と た

1. に

特許制度を とする知的財産制度による権利

保護 経済効率に及 す影響に い 、これ 数

多く 研究 行われ た 特許保護 強さ 当該

国 イノベーションや経済成長に及 す影響、さら

に 当該国へ 貿易ン対内直接投資ン技術移転に及

す影響 分析 対象 さ ある 、経済

効率を改善する知的財産制度 あり方を模索する

という問題意識に基づい いるという点 共通し

いる 一般に、知的財産権を基本的人権 よう

(21)

-18-

れ いる した 、知的財産制度 経済効率と

兼 合い 設計されたり選択されたりするほ

知的財産制度 あり方と経済効率に関する問題 、

1994年曒 WTO協定発効前後 期間に特に大

国際的関心を呼ん 知的財産制度に関わる国際的

共通ルール 確立 、技術的 フロントランナーと

し 先進国経済にと 有利 ある反面、技術

的に立 後れた後発国にと しろマイナスに

作用する しれ いという懸念 あ た ら あ

る 実際、1994年4暻に成立したTRIPS協定に関わ

る国際交浟 場に い 、こうした先進国対途 国

という対立構図 先鋭化したこと 記憶に新しい

1986年 ら94年 8年間にわたるGATTウルグ

アイラウンチ交浟を経 、1995 年 1 暻に設立され

た世界貿易機関 WTO: The World Trade

Organization 、昨年12暻現在に い 149に

昇るメンバーを擁するに至 た メンバー う

四 分 途 国 し く 後 発 開 発 途 国

Developing or Least-developed Countries によ

占 られ いる WTO 下 、各協定 一

括受諾 要件とされたこと ら、 WTO協定下に

ける国際自由貿易経済体制 多角的貿易体制 に参

画 す る に 、TRIPS Trade related Aspects of

Intellectual Property 協定 履行 義務化される

ことに た 知的財産権保護に関する国際的 共

通ルールを確立させること 、自由貿易を促進させ

るた 基礎条件 1 と考えられた ら あ た

こうし 、途 国を含 WTO加盟を果たした各

国 TRIPS 協定に定 られた知的財産制度 基盤

整備を進 るを得 く た

し し、途 国 中に WTO協定 実施 困

あるとする国 少 く い こうした国 ら 新ラ

ウンチ 立 に際し 、WTO協定 義務 軽減

等を求 る声 られ いる こ 点 、先進国

あ る イ ウ モ ス 政 府 ら TRIPS協 定 実 施 期 限

を履行困 途 国に対し 延長すべ とする指

針 示され、現に2000年以降、途 国 ら 協定

適用猶予や義務軽減等 要望 提出され、WIPO特

許デーモナイゼーション国際会議 場 に い

、先進国主 進 られる知的財産制度 枠組

づくりに対し 、途 国 ら 強い 信感 表明さ

れ いる

こ ように、各国によるTRIPS協定 履行後 実

効的 国際協調 困 情勢にあり、知的財

産権 保護 各国 経済効率に与える影響を検討す

ること 重要性 す す高 いる

本稿 目的 、こうした現状を踏 え、各国 経

済成長と知的財産権保護 関係を実証的に分析する

ことにある Romer(1990) 内生的経済成長理論

場し 以来、各国 経済成長率を初期時点 人口

1人あたり 実質GDP、知識や人的資源 蓄積を代

理する変数 説明する 成長回帰分析 さ

研 究 分 試 ら れ る よ う に た

Romer(1990) 内生的経済成長理論に い 、知識

や技術 蓄積 資本 限界生産力 逓減を緩和し、

持続的 経済成長を保証する わ 重要 要因と

され いる 知識や技術 蓄積 知的財産権に

わる保護政策や特許政策と密接 関係にあると

考えられるた 、本稿 65ヶ国ン3期間 ら る

タータベースを作成し、一般的 成長回帰モタルに

各国 知的財産権保護 程度を説明する

IIPR(Index of Intellectual Property Rights)を加え、

知的財産制度と経済成長 関係を分析した

本稿 実証分析 ら得られた と 重要 結論

、人口1人当り 実質所得水準と科学技術到 水

準に 高い相関 られ、対外開放政策を採用し

いる国 そう い国より、経済 やい発展段

階、あるい 低い科学技術到 水準 、知的財産権

保護を経済成長 源泉とすること る、とい

うこと ある

先行研究 ら、知的財産権 経済成長に与える影

響 、各国 対外開放度と経済 発展段階や科学技

術到 水準に強く規定されること わ いる

し し、それら それ れ独立 研究によ 実証

され たにす 、両方 規定要因を同時に考慮

し 推計 行われ たわけ い した

(22)

技術到 水準 軽視され、それらを重視する研究

経済開放度 軽視され た そこ 本稿 、

タータベースをBMP(Black Market exchange rate

Premium)ジプーによ 開放国グループと閉鎖国

グ ル ー プ に 分 割 し 、 そ れ れ グ ル ー プ に 対 し

TRM(Threshold Regression Model)を適用し、経済

成 長 へ 知 的 財 産 権 保 護 限 界 効 果 を 推 計 し た

Hansen(2000,1996)によるTRM 、Spline functon

を内生化した 知的財産権保護 経済成長に与

える限界効果を様々 基準 差別化すること

るという利点 ある

以下2. 、経済効率と知的財産権 関係を取り

扱 た理論研究を、3. こ 問題に関連する実証

研究を紹介する 4. 本稿 実証分析に用いたタ

ータ、推計モタル、推計方法 を解説する 5.

本稿 推計結果を解釈するうえ 重要 フイント

と る 科 学 技 術 能 力 指 数(Science & Technology

Capacity Index)に い 解説する 6. 推計結果

報告され、推計結果 解釈 述べられる

2.理論的背景

知的財産権を保護するた 諸制度 、技術開発

者 利益を守りイノベーション インセンテ゛ノを

高 る作用をすると考えられ いる 技術 専有を

確保するた 手段に 、技術情報 秘匿、製品

先行的 市場化、生産ン製品設計 複雑化 あ

る 、特許取得による保護 技術情報 開示や技術

流通を促し、イノベーション 効率化に 貢献し

いると指摘する研究者 多い

し し、知的財産権 保護 よう 場合

イノベーション インセンテ゛ノを高 、社会的厚

生を向 させ、経済成長を促進させるわけ い

先進国 独占 弊害を たらしたり知識 普及を

阻害したりし、途 国 技術 模 を困 にさせ

経済 停滞要因と る可能性 ある ら ある 知

的財産権 保護 経済活動へ 影響を理論的に検討

したこれ 研究 、主とし こうした問題意識

ら行われ いる 特許 最適保護期間を標準的

経 済理 論 ら 出 したNordhaus(1969) 研究 に

り、近年 より洗練された理論研究 数多く

行われ いる

Deardoff(1992) 、技術開発と特許保護 関係を

示す理論モタルを開発し、技術開発国と技術消費国

に い 、特許保護 強化 たらす社会的厚生へ

影響を検討した 主要 結論 、特許保護 強化

により、技術開発 行われ いる国 社会的厚生

向 し、財 消費国 社会的厚生 低下すると

いう あ た 技術開発国 社会厚生 向 を

凌駕するほ 、消費国 社会厚生 低下 著しいた

、すべ 国に同 特許保護制度を強要すること

、世界的 厚生水準 損失を たらすと警告し

いる

同 ように、先進国と途 国 経済環境 違いを

より明確に考慮し、それ れ 国に い 特許保護

効 果 異 い る こ と を 示 し た 理 論 モ タ ル に

Helpman(1993) ある 一般に、途 国に い

特許保護 強化を訴える人々 根拠 、技術 模

を放置し くと先進国 イノベーション 阻害さ

れ結果的に 途 国に 利益 よぶ、という

ある し しHelpman(1993) 、途 国 技術

模 能力 低い場合に 、特許保護 強化 途

国と先進国 方 社会的厚生を低下させ、途 国

技術模 能力 高い場合に 、途 国 社会的厚

生 低下する 、先進国 それ 向 するとし

いる Helpman(1993) 研究 、途 国に い

独自 技術革新に成 するほ 技術力 高く い 、

十分 技術 模 力を有し いる場合に 、知的財

産権保護に関する国際的共通ルール 形成 先進国

と途 国 間に深 利害対立を生 出す可能性

あることを示唆し いる1

こ ように、知的財産権 保護 技術開発国ン先

進国に利益を たらすとする理論研究 多い 、先

進国に い 知的財産権 保護と技術開発 関係

それほ 単純 い

Andrew and Lai(1996) 、技術開発率と特許保護

期間 間に逆U 型 関係 あることを示した す

(23)

-20-

開発率 高く ら 、技術開発率を最大にする特許

保護期間 存在することを明ら にした こうした、

逆U 現象 原因 、長い特許保護期間 一方 技

術開発 規模を増大させる 、他方 そ 頻度

を低下させ し うた ある 長す る特許保護

期間 、技術開発にと う独占利潤を長期間にわ

た 保証し し うた 、技術開発 頻度 低下

し し う ある 加え 、技術革新率を最大化

する特許保護期間 、必 し 消費者 余剰を最大

化する特許保護期間と一致し いると ら い

とし いる た、Takalo and Kanniainen(2000)

ように、知的財産権 保護 技術開発 成果に

い 待 見る 態度を助長し、実際 商業開発

え 遅れる結果に る可能性 あることを指

摘する研究 ある

3.先行研究

知的財産権 保護 経済効率に与える影響を実証

的に分析した研究に 、被説明変数 選択によ

次 2 アプローチ ある

第1 、被説明変数を研究開発投資や特許 出願

件数 とするアプローチ ある 特許政策 産業

研究開発投資に与える影響を 実証的に分

析した研究 Mansfield(1986) あ た2 こ 研究

、米国 様々 産業 ら100 企業を抽出し、

それら 企業に対し 、1981~1983年に実施した研

究開発投資に い 、 し特許保護制度 存在し

たらそ 研究開発投資を実施し いた 否 を

質問し いる そし 、 し特許制度 存在し

たら着手され た研究開発投資 全研究開発

投資に対する割合を算出した 調査 集計結果によ

ると、こ 割合 30%を超え いる産業 製薬産業

(60%)や化学産業(38%) あり、そ 他 産業

特許保護制度 それほ 重要 いことを示し

いる す わ 、特許保護制度 存在に わり

く多く 産業 研究開発投資 行われ いると

指摘し いる

Lerner(2002) 、米国 先進6カ国に ける過

去150年間にわたる特許出願件数を調査し、主要

特許保護制度 変更 前後 特許出願傾向に明確

変化 られた 否 観察した そ 結果、177件

特許政策 変更 う 特許保護政策 強化 特許

出願に有意 正 効果を たらした くわ

あ たと報告し いる

Sakakibara and Branstetter(2001) 、1988年

日本に ける特許制度 大幅 変更に着目し、こ

制度変更 企業 研究開発投資に よう 影響を

与えた を分析した 製造業に分類される307企業

個票タータをプールし、各年 研究開発投資を

均q、企業規模、産業ジプー コントロールし

たうえ 、1988年前後 時間ジプー 変化を観察し

た 推計 結果、時間ジプーに大 変化 られ

い いこと ら、1988年 特許制度 変更 、民

間企業 研究開発投資に有意 影響を たらさ

たと結論づけ いる 加え 、特許 保有件数

多い企業ほ 、政策変更に敏感に反応するという仮

説をた 、特許保有件数 相対的に多い企業 1、

少 い企業 0と るジプーを作成し、こ ジプー

変 数(patent_intensity)と 特 許 制 度 変 更 ジ プ ー

(reform、1988年以降 1、それ以前 0をとる時間

ジプー)と 交差項 有意性に着目した 推計 結果

、特許政策変更ジプー単体項 符号 交差項 符

号 マイナス 、1988年 特許制度 変更 相対的

に多く 特許を保有し いる企業 研究開発投資を

え 減少させ り、こ 場合 明確 研究

開発投資促進効果 確認され たとし いる

他方、Kanwar and Evenson(2003) 分析 、知

的財産権 保護 研究開発投資を強く 激するとい

う結果を得た数少 い研究 ある こ 研究 、

1981年~1991年 途 国ン先進国を含 29カ国

タータをプールし、各国ン各期間 R&D投資を、貯

蓄 率 、 人口 1 人あ た り GDP 差 分 、 教 育 指標 、

BMP(Black Market exchange rate Premium)ジプ

ー、政治的 定度ジプー、実質利子率 コント

ロールし、Ginarte and Park(1997)による知的財産

権 指 数 (Index of Intellectual Property

(24)

した 説明変数 入れ換えを何種類 行い、すべ

推 計 モ タ ル に い 知 的 財 産 権 保 護 強 化

R&D投 資に 対し 強いプラ ス 影響 を及 し い

ると報告し いる こ よう 結果 ら、途 国

近年 知的財産権に わる国際的協調路線と必

し 対立する必要 いと主張し いる

第2 、被説明変数を経済成長率とし 知的財産

権保護 効果を検討するアプローチ ある 本稿

実証分析 こ アプローチに従う Romer(1990)

内生的経済成長理論 、知識や技術 蓄積 資本

限界生産力 逓減を緩和する重要 要因と さ

れ いる 知識や技術 蓄積 知的財産や特許に関

する保護政策と密接 関係にあると考えられるた 、

成 長 回 帰 分 析 説 明 変 数にIIPRを 加 え る と い う発

想 わ 自然 あるといえよう

先に紹介した研究開発投資や特許出願件数 を

被説明変数とするアプローチ 、被説明変数自体

をコントロールすること しく、説明変数とし

何を選択したらよい に い 明確 コンセンサ

ス 存在し いるわけ い3 これ 実証研

究に い 、知的財産権保護 程度や特許制度 変

更 たら すR&D投 資や特 許出願へ 効果 に い

コンセンサス 得られ い 、こ よう 被

説明変数 コントロール しさに起因し いるよ

うに思われる 他方、成長回帰分析 実証研究

わ 豊富 、経済成長率を適確にコントロール

る説明変数 選択に い ある程度 コンセン

サス 成立し いる

表1 、成長回帰分析によるこれ 先行研究

結果を比較した ある Park and

Ginarte(1997) 、60カ国 クロスセクションによ

るタータベースを作成し、1960年~1990年 各国

経済成長率を、1960年 人口1人当り 実質GDP、

投資率、教育、R&D、人口成長率、市場開放度

コントロールしたうえ 、IIPR 説明力を検討

した 成長回帰分析 説明変数間に 同時性 問題

懸 念 さ れ る 、SUR(Seemingly Unrelated

Regression )による体系推定 行われ いる とく

に、説明変数にR&D 加わ いるた 体系推定

適 方法といえる

推計結果 、IIPR 1960年~1990年 各国

経済成長率を抑制する方向に作用し り、統計的

有意性 確認され た し し、IIPR 投資

率やR&Dに対し 有意に正 影響を たらし

り、知的財産権保護 強化 これら 変数を媒介

とし 、間接的に経済成長率を高 るように作用し

表1.先行研究の比較

定数項 13.889 定数項 3.714 GDP70<$3400 GDP70>$3400 初期時点のGDP -0.1

(4.95) (3.23)定数項 -0.008 -0.04 (6.940)

初期時点のGDP -1.071 初期時点のGDP -0.485 (0.740) (4.250)投資率 0.05

(3.79) (7.03)初期時点のGDP -0.009 -0.002 (6.680) 投資率 3.297 投資率 0.657 (2.710) (1.430)教育 0.007

(6.19) (4.90)投資率 0.175 0.09 (1.440) 教育 0.477 教育 0.125 (4.470) (3.530)人口成長率 0.9

(1.88) (1.45)人口成長率 -0.28 -0.3 (1.320)

人的資本ストック 0.160 &D 0.117 (0.810) (1.430)輸出の対GDP比 0.12

(0.47) (2.85)教育 0.05 0.03 (3.670)

n+g+δ -0.861 (2.340) (4.190)インフ ション -0.001

(2.42) (3.570)

マ ット 0.343

(2.43)

IIPR 2.005 IIPR -0.049 IIPR -0.008 0.007 IIPR(GDP<$671) 0.02 (2.47) (0.52) (0.500) (5.560) (2.280)

IIP ×開放度ダミ -1.025 IIPR($671<GDP<$10829) 0.004

(1.71) (0.540)

IIPR(GDP>$10829) 0.01 (1.800) Adjusted R-squared 0.540 0.394 0.816

Sample 79 83 29

Cross Unit 79 83 29

Interval 60-88 Method IV

注 カッコ内はt値を意味する

Threshold Regression 75-79,80-84,85-89,90-94 SUR

60-90

Gould and Gruben(1995) Thompson and Rushing(1996)

70-85 Switching Regression

Falvey,Foster and Greenaway(2004)

0.67 320 60

0.628 60 Park and Ginarte(1997)

80

表1.先行研究の比較

(25)

-22-

いると結論づけ いる

経済 発展段階や構造によ IIPR 経済成長

率に対する限界効果 異 るという問題意識 ら行

われた実証研究に、 Thompson and Rushing (1996,

1999)、Gould and Gruben(1996)、 Falvey,Foster

and Greenaway(2004) ある Thompson and

Rushing(1996,1999)とFalvey,Foster and Greenaway

(2004) 、IIPR 限界効果 違いを引 起こす原因

を、各国 経済 発展段階、具体的に 人口1人当

り実質 GDP に求 た 一方、Gould and

Gruben(1996) そ れを 各国 経 済 対 外開 放 度に 求

先に紹介した理論モタル いく 示唆し い

るように、技術消費ン模 国と技術開発国と 、

IIPR 経 済 成 長 へ 限界効 果 異 ると 考 え られ

る Thompson and Rushing(1996) 、112ヶ国 ク

ロスマニットによるタータベースを作成し、1970年

~1985年 各国 経済成長率を、1970年 人口1人

当り 実質GDP、投資率、教育 変数 コント

ロールしたうえ 、IIPRと経済成長率 関係に着目

した し し、IIPR 係数に統計的 有意性を見出

すこと た

そこ 、人口1人当り 実質GDP ヤベルを経済

発 展 段 階 指 標 と し 、Riddell(1980)に よ る

Switching Regressionを用い、IIPR 限界効果を基

準にタータセットを分割した そ 結果、1970年

人 口1人 当 り 実 質GDP 3400チ ル 以 国 と そ

れ以下 国 、IIPR 経済成長率に対する限界効

果 異 いることを見出した タータセットを

分 割 し た 推 計 、1970年 人 口1人 当 り 実 質

GDP 3400チルを下回る国 、IIPR 経済成長

率に影響し い 、3400チルを超える国 有意

プラス 影響を たらし いることを明ら にした

Hansen(2000)やChan(1993) 考 案 し たTRMに

よ IIPR 経 済 成 長 率に 与 え る 影 響 違 い を検

出した研究にFalvey,Foster and Greenaway(2004)

ある こ 論文 、クロスマニットを80カ国、

1974年~1994年を4期間に区分しサンプル数320

パヅルタータベースを作成し り、既存 研究

と 多い サ ン プ ル数 IIPR 経 済 成 長 率に

対する効果を推計し いる 各期間 経済成長を、

各期間 初期時点 人口1人当り 実質GDP、投資

率、人口成長率、教育、輸出 対GDP比 コン

トロールしたうえ 、IIPR 経済成長率に対する限

界効果を推計した

推計 結果 、先 Park and Ginarte(1997)と同

く、IIPR 係数 マイナス し 有意

た そ こ 、TRMを 用 い 人 口1人 当 り 実 質

GDP 水準によりIIPR 経済成長率に対する限界

効果 違いを明ら にしようと試 た 推計 結果

、人口1人当り 実質GDP 672チルと10829チル

水準 Double Threshold 検出され、IIPR 経済

成長率に対する限界効果に構造変化 起 いると

いう あ た

知 的 財 産 権 保 護 強 化 、 人 口1人 当 り 実 質

GDP 672チル以下 水準に い 、経済成長率に

対 し プ ラ ス 有 意 効 果 を た ら し い る 、

672チル以 10829チル以下 範 プラス 効

果 観 察 さ れ る 統 計 的 に 有 意 く 、

10829チル以 プラス 有意 効果 再び観察

されたと報告し いる あわせ 、672チル以下

範 に い IIPR 限界効果 、統計的により 定

し いること 報告し いる こうした推計結果

ら、知的財産権保護 強化 高所得国と低所得国に

利益を たらす 、中所得国 経済成長に対し

無関係 あると結論づけ いる た、IIPR 効果

有意に検出され た中所得国 技術力 、模

可能 程度 独自 技術開発を こ うほ 高

度 いとし いる そし 、知的財産権保護

強化に 貿易や対内直接投資、技術移転 増大を招

い 経済成長を高 るプラス 効果と、技術 模

を困 にさせるマイナス 効果 あり、中所得国

これら 相反する効果 相殺され し た結果、

IIPR 有意性 確認 たと推測し いる

一方、Gould and Gruben(1996) 、各国 対外経

済 開 放 度 IIPR 経 済 成長 へ 効 果 を左 右 す ると

考えた Gould and Gruben(1996) 、95カ国

(26)

1960年~1988年 各国 人口1当り 実質GDP

均成長率を、1960年 実質GDP、投資率、教育、

人的資本ストック、政府消費 対 目GDP比

コントロールし、IIPR 限界効果を計測した IIPR

を単体 推計に加えたケース 、IIPR 限界効果

正 有意 相関 られたとし いる 次に、対

外 開 放 度 ジ プー とIIPR 交 差 項 を 加 え 推 計 した

ところ、交差項 有意に経済成長率を説明し いる

こと 明ら と た 推計によれ 、IIPR 単体

項 プラス、開放度ジプーと 交差項 マイナス

あ た4

開放度ジプー 、経済 開放度 相対的に高い場

合に0、低い場合に1をとる変数 ある した 、

経済 開放度 低い国 、それ 高い国より経済

成長率に対するIIPR 限界効果 低いことに る

こ 研究 用 いられた知的財産保護指数 、Rapp

and Rozek(1999)による 、それ 各国 知的

財産保護 程度を5段階 評価した ある そ

し 、開放度ジプーとIIPR 交差効果 推定値を用

い 次 よう 試算を行 た

閉鎖経済に分類されたJamaicaと開放経済に分類

されたKorea 、同 知的財産保護指数4フイントを

獲得し いる 、1960年~1988年 年 均成長率

前者 1.9%、後者 5.6% あ た こ 成長率 乖

離 う 、0.66%フイント IIPRと開放度ジプー

交差項による寄与 説明 る

Gould and Gruben(1996) 、強い知的財産権 保

護 イノベーターに独占利潤を保証し し うた

イノベーション 頻度を低下させる作用 あり、こ

傾向 外国企業と 競争にさらされる機会 少

い閉鎖経済に い 特に顕著にあらわれるた こ

よう 推計結果 得られたと推測し いる

Thompson and Rushing(1999) 、経済成長率、

TFP、IIPRを説明する方程式体系を設定し 、IIPR

TFPに与える影響、TFP 経済成長率に与える影

響 を そ れ れ 検 討 し い る こ 方 程 式 体 系 、

IIPR TFPを 経 由 し 間 接 的 に 経 済 成 長 率 を 説 明

する構造に いる 加え 、IIPR 決定要因自

体を問題にし、各国 IIPRを対外開放度、初期時点

人口1人当たり 実質GDP、教育、政治的 定性

によ 説明し いる こ よう モタルを用

い 、TFP 経 済 成 長 率 を 有 意 に 説 明 し り 、

TFP 4000チル以 国に い 、IIPRに い 正

有意 影響を受け いるとし いる た、IIPR

決定要因を検討した推計によると、対外開放度

高い国 知的財産権 保護を強化する傾向にあるこ

と 、4000チ ル 以 国 人 口 1人 当 た り 実質

GDP 高 い ほ 知 的 財産権 保 護を 強 化す る 傾向

にあること 報告され いる IIPRと対外開放

度 と 有 意 正 関 係 、 先 に 見 たGould and

Gruben(1996) 推 測を 裏付 け る と 指 摘し

いる

4.推計モタルンタータン推計法

本稿 実証分析 用いたタータベース 、クロス

マニット 65、1970年~2000年を10年 に3期間

に区分し サンプル数を最大 195とし り、既存

研究 比較的大 タータベースを扱

い る Baumol(1986) 実 証 結 果 を 批 判 し たDe

Long(1988) 主張に見られるように、成長回帰分析

サンプル数 少 いと見せ け 相関を示しやす

いこと 知られ いる とくに、適確 成長回帰分

析を行うに 、さ 発展段階 国 含 れた

豊富 クロスマニットを用意すること 望 しい

Falvey,Foster and Greenaway(2004) 、こ 類

研究 最 大 タータベースを扱 いる 、

時系列を細分化しす いるた 各国 景気変動

影響 推計に好 しく い効果を たらし いる可

能性 ある 本稿 実証分析 経済成長率 観察イ

ンターバルを10年とした そ た ある

本稿 、次 よう モタルを仮定し IIPRを含

ん 成長回帰分析を行 た

表 .予備的推計の結果 GROWTH -20.508 *** -8.142 *** -20.224 *** -20.948 *** 2.153 2.455 2.044 2.476 -1.135 *** -2.924 *** -1.228 *** -1.278 *** 0.148 0.188 0.156 0.170 2.166 *** 2.050 *** 2.161 *** 2.204 *** 0.222 0.291 0.259 0.306 0.190 *** 0.225 *** 0.237 *** 0.20
図表 3.中小企業 1995 年度 各種パテントストック 中小企業 1  中小企業 2  中小企業 3  中小企業合計 ps1  パテントストック 68.262    20.623    16.801    105.685    ps2  無効審判請求数 7.669    1.842    1.854    11.364    ps3  閲覧請求数 11.210    1.215    5.326    17.751    ps4  情報提供数 0.000    0.000    0.000    0.00
表 3  カウン ータモ ルの推計結果 4.331 ** 4.259 ** 6.813 ** 6.771 ** 5.772 ** 5.908 ** (0.231) (0.225) (0.997) (0.995) (0.296) (0.301) 0.651 ** 0.637 ** 0.496 ** 0.488 ** 0.410 ** 0.406 ** (0.020) (0.020) (0.026) (0.026) (0.037) (0.037) 0.114 ** 1.407 ** 0.272 ** 1.405
Figure 1  Frequency Distribution for the Number of Years Elapsed between Filing and Registration
+7

参照

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