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理工学部〈生命科学科〉 2015年度(平成27年度)推薦入試 (一般公募)|過去問題|近畿大学入試情報サイト

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(1)

12月7日実施

(2)

II

O

を原点とする座標平面上の

2

A(

6

,

8)

B(4

,

3)

の位置ベクトルをそれぞれ

a

b

とする。

2

P

Q

の位置ベクトルをそれぞれ

p

q

とするとき,次の

3

つの条件が成り立っているとする。

p

a

=

p

2

q

b

=

q

p

<

= 10

(1)

P

は直線

y

=

x

+

ウエ

オ 上にある。

P

x

座標の最大値は カキ

+

ケ である。

(2)

Q

は点

コサ

,

を中心とする半径

セソ

タ の円の周上にあ

る。したがって,

Q

y

座標の最小値は チ

ツ である。

(3)

PQ

が最小となるとき,

P

の座標は

,

であり,

PQ =

(3)

III

O

を原点とする座標平面において放物線

y

=

x

2を考える。以下,点を表す記号 は,

(1), (2), (3), (4)

で共通のものを用いる。

(1) 放物線の接線で,傾きが

1

であるものの方程式は

y

=

x

· · · ·

1

である。

1

と放物線との接点

T

の座標は

ウ エ

,

オ カ

である。

(2) 直線

1

と平行で,

1

との距離が

1

2

であり,異なる

2

P

Q

で放物線と 交わるような直線の方程式は

y

=

x

+

· · · ·

2

である。このとき,

TPQ

の面積は ケ である。

(3) 直線

1

と平行で,

2

との距離が

2

であり,異なる

2

R

S

で放物線と 交わるような直線の方程式は

y

=

x

+

コサ

· · · ·

3

である。

(4)

4

P

Q

R

S

を頂点とする台形の面積は

+

であり,放物線と直線

2

および直線

3

で囲まれた部分の面積は

(4)

以下のから 29 にあてはまる最も適切な答えを各解答群から1つ選

び,解答用紙(マークシート)にマークせよ。ただし,同じ番号をくり返し選んでもよ

い。数値を選ぶ場合は最も近い値を選ぶものとする。

!

図のように,一直線の道をvAの速さで進んでいた自動車Aの運転手が,時刻t=0

に前方に同じ向きに進む遅い自動車Bを発見し,一定の大きさaの加速度で自動車A

を減速させた。t=0のときの自動車AとBの車間距離はLであった。一方,速さvB

vB<vA)で進んでいた自動車Bの運転手は,時刻tt0(≧0)に自動車Aが接近して

いることに気づき,一定の大きさbの加速度で自動車Bを加速させた。空気の抵抗は

無視できるとする。

vB

A vA

B L

! t0=0の場合に,これらの自動車が最も接近したときの車間距離はほとんど0で

あったが,あやうく衝突をまぬがれた。このことから,2つの自動車の運動を考えよ

う。時刻(>0)における自動車t Aの速さは 1 であり,自動車AとBの車

間 距 離 は 2 で 与 え ら れ る。こ れ ら の 自 動 車 が 最 も 接 近 す る の は 時 刻

t= 3 のときであり,自動車Aの運転手が自動車Bを発見したときの車間距

離をvAvBabを用いて表すとL= 4 である。また,自動車AとBが

最も接近した時刻t= 3 の自動車Aの速さは 5 である。

"

(5)

の解答群

! vA " vA−at # vA+at $ vB−bt % vB+bt & vAta t2 ' vAtat2 ( vBtb t2 ) vBtb t

の解答群

! 1abt2−(vA−vB)t " 1

2(abt2−(vA−vB)t

# 1abt2+(vA−vB)t $ 1

2(abt2+(vA−vB)t

% 1abt2−(vAvBtL & 1abt2−(vAvBtL

' 1abt2+(vA−vB)tL ( 1

2(abt2+(vA−vB)tL

の解答群

! vA+vB

ab "

vA−vB

ab #

vA+vB

ab $

vA−vB ab

% (vA+vB)2

ab &

vA−vB)2

ab '

vA+vB)2

ab (

vA−vB)2 ab

の解答群

! vAvB

ab) "

vAvB

2(ab) #

vAvB

2(ab) $

vAvB 2(ab

% (vA+vB)2

2(ab) &

vA−vB)2

2(ab) '

vA+vB)2

2(ab) (

vA−vB)2 2(ab

の解答群

! vA+vB

ab "

vA−vB

ab #

vA+vB

ab $

vA−vB ab

% avA+bvB

ab &

bvA+avB

ab '

avA+bvB

ab (

(6)

+ t=0で,速さ20.0m/sで走行中の自動車Aの運転手が,速さ8.0m/sで走行中

の自動車Bを発見したときの車間距離は22.5mであった。減速と加速の加速度の大

きさを,それぞれ3.0m/s2と1.0m/s2とする。

, t0=0の場合,両者が最も接近したときの車間距離は 6 mである。自動

車AとBが最も接近した瞬間に,自動車Aから自動車Bに向けボールを斜めに投

げ上げたところ,その1.0s後に自動車Bで受け取ることが出来た。このボールの

速度の水平成分の大きさは,ボールを投げた瞬間の自動車Aから見て 7 m/s

である。ただし,自動車AとBおよびボールの大きさは無視できるとして考えよ。

- 自動車Bの運転手が気づくのが遅れて,t0=3.0sとなった。そのため自動車A

とBは衝突して一体となった。自動車AとBの質量がそれぞれ4.0×103kgと

2.0×103

kgであったとすると,衝突直後の自動車の速さは 8 m/sであり,

衝突により失われた運動エネルギーは 9 ×103

Jである。

の解答群

" 0 # 0.5 $ 1.0 % 1.5 & 2.0

' 2.5 ( 3.0 ) 3.5 * 4.0 ! 4.5

7 , 8 , 9 の解答群

" 1.0 # 2.0 $ 3.0 % 4.0 & 5.0

(7)

+

コンデンサーに関する以下の問いに答えよ。

, 半径R〔m〕の二枚の金属円板を距離d〔m〕だけ離して固定した平行板コンデン

サーを考える。ただし,d〔m〕はR〔m〕に比べて十分小さいとし,極板間は真空で

あるとする。極板にそれぞれ+Q〔C〕と−Q〔C〕の電気量が蓄えられたとき,クー

ロ ン の 法 則 の 比 例 定 数 をk0〔N・m2/C2〕と す る と,極 板 間 の 電 気 力 線 の 本 数 は

10 本であり,極板間の電場の強さはE= 11 〔V/m〕となる。これによ

り,極板間の電位差が得られ,電気量と電位差との比例係数として平行板コンデン

サーの電気容量が定まる。したがって,この平行板コンデンサーの電気容量は

12 〔F〕となる。

10 の解答群

" kQ # 2kQ $ 4kQ % 2πkQ & 4πkQ ' πRkQ ( 2πRkQ ) 4πRkQ

11 の解答群

" Q

d #

Q

d2 $

Q

πR2 % 2Q πR

& 4kQ

R2 '

kQ

πR2 ( Q

4πkR2 )

Q2 4πkR

12 の解答群

" R

kd #

πR

kd $

R

4πkd %

4πkd

R2 & 4kd

R

' 4kd

πR2 ( d

kR2 )

kR

d *

R

d !

(8)

! 3つの平行板コンデンサーC1,C2,C3と電池からなる回路を,図のように鉛直に

置いた。コンデンサーC1,C2,C3の極板はいずれも同じ形をしており,面積も等し

いとする。コンデンサーC1およびC3は,極板間距離がd〔m〕に固定されており,

下の極板はいずれも接地されている。コンデンサーC2の上の極板は固定されており,

下の極板はばね定数k〔N/m〕の金属のばねを介して接地されている。また,ばねと

コンデンサーC2の下の極板は鉛直方向の運動のみが許されており,C2の極板間距離

d〔m〕のとき,図中下向きの重力とばねの弾性力がつりあう。極板は広く,極板

の周辺部の影響や,ばねをつけることによる電気容量の変化は考えなくてよい。はじ

め,どのコンデンサーも帯電していないとする。

d

k

接地

d

C3

C2

C1

S3

S2

S1

" まずスイッチS1を閉じてC1を充電した。C1の電気容量をC〔F〕とすると,C1

の上の極板が+Q0〔C〕の電荷を帯びた場合,極板間の電位差は 13 〔V〕と

なる。

# 続けて,スイッチS1を開いてスイッチS2を閉じた。ただし,C2の極板間距離

d〔m〕に固定しておいた。このとき,C1とC2の電気容量は等しいので,C2の上

(9)

となる。また,C2に蓄えられる静電エネルギーは 16 〔J〕である。

* 次に,スイッチS2を開いたのち,C2の下の極板の固定を外し,極板の電荷が逃

げないようにゆっくりと下の極板を上方に移動させた。この操作によって,C2に

蓄えられている静電エネルギーは 17 。そして,極板間距離が d

2〔m〕と

なったとき,ばねは自然の長さとなり,同時にC2の下の極板に働く重力と極板間

に働く静電気力がちょうどつりあった。+Q〔C〕と−Q〔C〕の電気量を帯びた極

板間に働く静電気力は,極板間の電場の強さをE〔V/m〕とすると,1

QE〔N〕で

与えられる。このことから,ばね定数はk= 18 〔N/m〕と表せる。

+ その後,スイッチS2を開いたままスイッチS3を閉じた。ただし,C2の極板間

距 離 は d

2〔m〕に 固 定 し て お い た。こ の と き,C3の 極 板 間 の 電 位 差 は 19 × Q

C〔V〕となる。

13 の解答群

! C

Q0 " Q

C # CQ0 $ 2CQ0 % Q0 2C

& CQ

2 '

C

Q0 ( 2Q

C )

CQ

14 の解答群

! 1Q0 " − 1

Q0 #

Q0 $ −

1 2Q

% Q0 & −Q0 ' 2Q0 ( −2Q

15 の解答群

! CQ0 " 2CQ0 # C

Q0 $ Q

C %

C Q

& Q

C '

CQ

2 (

Q

C )

(10)

16 の解答群

" Q02

C #

Q02

C $

Q02

C %

Q02

C & Q02

C

' C

Q0 ( C

Q0 )

C

Q0 *

C

Q0 !

CQ

17 の解答群

" 増加する # 減少する $ 変わらない

18 の解答群

" Q02

Cd #

Q02

Cd $

Q02

Cd %

Q02 8Cd

& Q02

Cd2 ' Q02

Cd2 (

Q02

Cd2 )

Q02 8Cd

19 の解答群

" 1 # 1 $ 3 % 2 & 1

(11)

'

図のように,なめらかに動き,質量が無視できるピストンをもつ円筒容器を鉛直に立

て,容器内に単原子分子の理想気体を1mol封入した。容器の側面とピストンは断熱材

でできており,それらの熱容量は無視できるものとする。容器の底面は熱を伝える物質

でできており,気体の温度を調整できる熱源と接触している。ここで,容器の底からピ

ストンの下部までの距離をピストンの高さとよぶことにする。ただし,ピストンの断面

積 をS〔m2〕,大 気 圧 をp0〔Pa〕,重 力 加 速 度 の 大 き さ をg〔m/s2〕,気 体 定 数 を

R〔J/mol・K〕,単原子分子の定積モル比熱を3

R〔J/mol・K〕とする。

おもり

熱源 ピ

ス ト ン の 高 さ

l

1mo

大気圧p

断面積 のピストン

S

( 熱源を調整して気体の温度をT0〔K〕とし,ピストンの上におもりを静かにのせる

と,ピストンの高さがh0〔m〕となって静止した。このときの円筒容器内の気体の圧

力が2p0〔Pa〕であったとき,おもりの質量は 20 〔kg〕である。

20 の解答群

! p

g " p

g #

p

g $

pS

g %

pS

g & 2pS

(12)

. 次に,熱源の温度をゆっくりと上げて気体を加熱すると,圧力が一定のままでピス トンがゆっくりと上昇した。熱源の温度上昇を止めると,気体の温度も一定になり,

ピストンの高さが2h0〔m〕となって静止した。このときの気体の温度は 21 〔K〕

で あ る。ま た,ピ ス ト ン が 移 動 す る 過 程 で 容 器 内 の 気 体 が 外 部 に し た 仕 事 は

22 〔J〕であり,このうちおもりにした仕事は 23 〔J〕である。この過程

で熱源から気体に与えられた熱量は 24 〔J〕となる。

21 の解答群

" 1T0 # 1

T0 $ T0 %

3 2T0 & 2T0 ' 3T0 ( 4T

22 , 23 の解答群

" 0 # 1ph0 $ ph0 % 2ph0 & − 1 2ph

' −ph0 ( −2ph0 ) 1pSh0 * pSh0 ! 2pSh

+ −1

pSh0 , −pSh0 - −2pSh

24 の解答群

" 3RT0+pSh0 # 3RT0−pSh0 $ 3RT0+2pSh

% 3RT0−2pSh0 & − 3

RT0+pSh0 ' − 3

RT0−pSh

(13)

) 次に,ピストンを固定したまま,熱源を調整して気体の温度を下げ,この後におも りを取り除いてピストンの固定を静かに取り外したところ,ピストンの高さは

h0〔m〕のままでつりあった。このときの気体の温度は 25 〔K〕であり,この

操作で気体が失った熱量は 26 〔J〕である。

25 の解答群

! 1T0 " 1T0 # T0 $ 3T

% 2T0 & 3T0 ' 4T

26 の解答群

! 0 "

RT0 # RT0 $ 3RT

% 2RT0 & 5RT0 ' 3RT

* その後,気体の温度を一定に保ったまま,再びおもりを静かにピストンにのせたと

ころ,ピストンはゆっくり動いて,(のおもりをのせてピストンが静止した状態に

戻った。この過程における気体の内部エネルギーの変化は 27 〔J〕である。

27 の解答群

! 0 " 1RT0 # RT0 $

3 2RT

(14)

, 以上の)*+の過程における気体の状態変化を最も適切に表しているグラフは

28 である。ただし,ピストンの高さh〔m〕を横軸に,圧力p〔Pa〕を縦軸に

とった。

また,*の過程が終了した状態から,断熱変化でピストンの高さを2h0〔m〕から

h0〔m〕に戻した場合,最終状態の圧力は2p0〔Pa〕に比べて 29 。

28 の解答群

!

O p

h "

O p

h #

O p

h $

O p

h

%

O p

h &

O p

h '

O p

h (

O p

h

29 の解答群

(15)

!

ハロゲンに関する次の文章〔1〕と〔2〕を読み,空欄 1 ∼ 5 にあ

てはまる最も適切なものを,それぞれの解答群から一つ選び,解答欄にマークせよ。た

だし,同じものを繰り返し選んでもよい。

〔1〕 ハロゲンの単体は二原子分子からなり,いずれも強い酸化力を示す。第2周期から

第5周期までのハロゲンの中で,最も酸化力の強いハロゲンの単体は 1 であ

り, 1 は水と激しく反応して 2 を生じる。また,ヨウ化カリウム

KIの水溶液に塩素Cl2を加えるとヨウ素I2が遊離するが,このときCl2はヨウ化物

イ オ ンI−に 対 し て 酸 化 剤 と し て 作 用 し,こ の と き の イ オ ン 反 応 式 は

2I−+Cl201 I2+2Cl−と表せる。ここで,このようにハロゲン化物イオンとハ

ロゲンの単体が反応する組み合わせは,

(A)Br

Cl2,

(B)I

Br2,

(C)Br

I2の

うちの 3 である。

に対する解答群

" Br2 # Cl2 $ F2 % I2

に対する解答群

" HBrとH2 # HBrとO2 $ HBrとH2O2 % HBrとHBrO & HClとH2 ' HClとO2 ( HClとH2O2 ) HClとHClO * HClとHClO4 ! HFとH2 + HFとO2 , HFとH2O2 - HIとH2 . HIとO2 / HIとH2O2

2

(16)

に対する解答群

" (A)のみ # (B)のみ $ (C)のみ

% (A)と(B) & (B)と(C) ' (A)と(C)

( (A)と(B)と(C)

〔2〕 ある一定容積の密閉容器に,1.00molのヨウ素I2と1.00molの水素H2を入れ,

ある一定温度に保つと,1.60molのヨウ化水素HIが生じ,すべて気体の状態で平衡

に達した。この温度における反応の平衡定数K は 4 である。したがって,

5 molのI2と1.60molのH2を別の密閉容器に入れて,同じ温度ですべてが

気体の状態で平衡状態になるとすると,1.20molのHIが生じる。

に対する解答群

" 1.6×10−2 # 6.3×10−2 $ 2.5×10−1 % 4.0×10−1

& 2.5 ' 3.2 ( 4.0 ) 16

* 32 ! 64 + 1.3×102 , 2.6×10

に対する解答群

" 6.0×10−1 # 6.2×10−1 $ 6.5×10−1 % 6.9×10−1 & 8.5×10−1 ' 9.6×10−1 ( 1. ) 1.

(17)

+

次の文章〔1〕∼〔3〕を読み,空欄 6 ∼ 21 にあてはまる最も適切

なものを,それぞれの解答群から一つ選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じものを

繰り返し選んでもよい。また,原子量はH=1.00,C=12.0,O=16.0,Ca=40.0と

す る。な お,水 の モ ル 沸 点 上 昇 と モ ル 凝 固 点 降 下 は そ れ ぞ れ0.520K・kg/molと

1.85K・kg/mol,水 の 比 熱(水1gの 温 度 を1K上 げ る の に 必 要 な 熱 量)は

4.20J/(g・K)とし,水は蒸発しないものとする。

〔1〕 溶質としてx〔g〕の塩化ナトリウムNaClを水y〔g〕に溶解したところ,完全に溶

解して密度がd〔g/cm3〕の希薄水溶液が得られた。NaClの式量をM とすると,この

水溶液の質量パーセント濃度p

7 〔%〕,モル濃度c

9 〔mol/L〕,

質量モル濃度m

10

11 〔mol/kg〕と表される。溶媒の凝固や溶質の析出がな

いとすれば,これらの濃度の中で666666666666は, 12 。この

NaCl水溶液の凝固点降下度と沸点上昇度をそれぞれTf〔K〕と∆Tb〔K〕とし,

T =∆Tf+∆Tbと定義すると,∆T = 13 と表される。したがって,M

T を用いてM

14

15 の式で求めることができる。

6 ∼ 11 に対する解答群

" 1 # 10 $ 1000 % x

& y ' xy ( xy ) 100x

* 1000x ! 100y , 1000y - 100(xy) . 1000(xy) / dx 0 dy 1 dxy

(18)

12 に対する解答群

" pのみである # cのみである $ mのみである

% pcである & pmである ' cmである ( pcmである ) ない

13 に対する解答群

" 0.520p # 0.520c $ 0.520m % 1.19p & 1.19c ' 1.19m ( 1.33p ) 1.33c * 1.33m ! 1.85p + 1.85c , 1.85m - 2.37p . 2.37c / 2.37m 0 4.74p 1 4.74c 2 4.74m

14 , 15 に対する解答群

" 0.520x # 1.19x $ 1.33x % 1.85x & 2.37x ' 4.74x ( 5.20x×102 ) 1.19x×103 * 1.33x×103 ! 1.85x×103 + 2.37x×103 , 4.74x×103

- ∆T . dT / xT 0 yT

(19)

〔2〕 溶解度は溶媒100gに溶かすことのできる溶質の最大限の質量をグラム単位で表し

たときの数値であり,塩化カリウムKClの水に対する溶解度は,40℃で40.0,78℃

で50.0であることがわかっている。40℃で得られたKClの飽和水溶液700gに含ま

れるKClの質量は 16 gであり,この溶液を78℃に加熱したときに飽和溶液

とするためには,少なくとも 17 gのKClを追加して加える必要がある。

78℃で得られたKClの飽和水溶液300gを20℃にしたときに,KClが30.0g析出し

た。このことから,20℃におけるKClの溶解度は 18 と求まる。

16 , 17 に対する解答群

" 10 # 15 $ 25 % 35 & 50 ' 70

( 75 ) 100 * 120 ! 125 + 150 , 175

- 200 . 250 / 280 0 300 1 350 2 375

18 に対する解答群

" 6.7 # 7.4 $ 10 % 11 & 20 ' 22

( 25 ) 29 * 30 ! 33 + 35 , 36

- 40 . 44

〔3〕 50.0gの炭酸カルシウムCaCO3を強熱すると,二酸化炭素CO2が放出されて,酸

化カルシウムCaOが最大で 19 mol生成する。25℃においてCaOに水を加

えると,発熱して水酸化カルシウムCa(OH)2が生成し,その熱化学方程式は

CaO(固)+ H2O(液)= Ca(OH)2(固)+ 64.8kJ

と表さ れ る。得 ら れ た 19 molのCaOを 乾 燥 条 件 下 で25℃に 冷 ま し た の

ち,4.50gの水を加えると,Ca(OH)2の生成によって,最大で 20 kJの熱が

発 生 す る。 20 kJの 熱 を 用 い て,10.0℃の 水100gを 温 め る と,最 高 で

(20)

19 に対する解答群

" 0.100 # 0.150 $ 0.200 % 0.250 & 0.300 ' 0.333 ( 0.400 ) 0.450 * 0.500 ! 0.600 + 0.667 , 0.800

- 1.00 . 1.33 / 1.50 0 2.00

20 に対する解答群

" 1.62 # 3.24 $ 4.86 % 6.48 & 8.10 ' 9.72 ( 13.0 ) 14.6 * 16.2 ! 19.4 + 22.7 , 24.3 - 25.9 . 32.4 / 64.8 0 81.0 1 97.2 2 130 3 194 4 259

21 に対する解答群

(21)

+

エステルに関する次の文章を読み,空欄 22 ∼ 31 にあてはまる最も適

切なものを,それぞれの解答群から一つ選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じもの

を繰り返し選んでもよい。また,原子量はH=1.00,C=12.0,O=16.0,I=127とす

る。

〔1〕 ある不飽和モノカルボン酸(分子中に三重結合は含まれないとする)とエタノール

か ら エ ス テ ル が 生 成 し た。こ の エ ス テ ル1.53gを 完 全 に け ん 化 す る の に,

5.00×10−1

mol/L水酸化ナトリウム水溶液を10.0mL必要とした。このことから,

このエステルの物質量は 22 ×10 23 molと求まり,エステルの分子量は

24 と求まる。また,このエステル3.06gに含まれる炭素−炭素二重結合にヨ

ウ素I2が7.62g付加した。このことから,エステル1分子の中に炭素−炭素二重結

合は, 25 個あることがわかる。

〔2〕 希塩酸に溶かした酢酸エチルは加水分解し,酢酸とエタノールが生成する。加水分

解が開始してから1000秒(単位:s)後の酢酸エチルの濃度c1は4.50×10−1mol/L,

2000秒後の酢酸エチルの濃度c2は3.50×10−1mol/Lであった。反応中,溶液から

の各物質の蒸発はなく,溶液の体積が一定とみなせるとすると,1000∼2000秒の間

の酢酸エチルの平均の反応速度vは, 26 ×10 27 28 と求まる。一

方で,vは,vkcと示されることがわかっている(cは平均の酢酸エチルの濃度,

kは速度定数)。したがって,1000∼2000秒の間のcの値として,c1とc2の平均値

を用いると,kは 29 ×10 30 31 と求まる。

22 , 26 , 29 に対する解答群

(22)

23 , 27 , 30 に対する解答群

" −5 # −4 $ −3 % −2 & −1 ' 0

( 1 )*!+

24 に対する解答群

" 76.5 # 96 $ 98 % 100 & 153

' 292 ( 294 ) 296 * 298 ! 306

+ 322 , 324 - 326 . 348 / 350

0 352 1 354 2 366 3 368 4 380

25 に対する解答群

" 1 # 2 $ 3 % 4 & 5

' 6 ()*

28 , 31 に対する解答群

" s # /s $ mol % /mol

& L ' /L ( L・s ) L/s

(23)

!

分子式C3H8Oの有機化合物を出発物質として得られる化合物に関する次の文章を読

み,空欄 32 ∼ 52 にあてはまる最も適切なものを,それぞれの解答群

ら一つ選び,解答欄にマークせよ。ただし,同じものを繰り返し選んでもよい。

〔1〕 分子式C3H8Oの有機化合物 に は, 32 種 類 の 構 造 異 性 体 が 存 在 す る。

32 種類の構造異性体のうち, 33 (以下,化合物Aとする)は,単体の

ナトリウムと反応しない。 32 種類の構造異性体のうち, 34 (以下,

化合物Bとする)と 35 (以下,化合物Cとする)を,二クロム酸カリウムの

硫酸酸性水溶液で酸化すると,化合物Bから 36 (以下,化合物Dとする)が,

化合物Cから 37 (以下,化合物Eとする)が,それぞれ得られる。さらに,

化合物Dを酸化すると, 38 (以下,化合物Fとする)が得られる。

〔2〕 化合物B化合物Cは,それぞれ単体のナトリウムと反応し,気体 39 が発

生する。化合物B化合物Fの混合物に,濃硫酸を加えて加熱すると,化合物B

合物Fの間で分子間脱水がおこり,エステルが得られる。この反応のように,二つの

官能基から水のような簡単な分子がとれて結合する反応を, 40 という。化合

物Fは,炭酸水素ナトリウム水溶液と反応し,気体 41 が発生する。この反応

で,炭酸水素ナトリウム水溶液のかわりに,炭酸ナトリウム水溶液を用いた場合でも,

生成物の種類は同じであるが,炭酸ナトリウム水溶液を用いた場合には,1.0molの

化合物Fすべてが反応するには,少なくとも 42 molの炭酸ナトリウムが必要

である。

〔3〕 化合物Aのうち,沸点が最も低いものは, 43 である。

〔4〕 化合物D化合物Eのうち,フェーリング液を加えて加熱することにより赤褐色の

沈殿が生じる化合物は, 44 である。この反応は, 44 が 45 さ

れることにより起こる。また,化合物D化合物Eのうち,アンモニア性硝酸銀水溶

液を加え,おだやかに加熱することにより,金属銀を析出させる化合物は, 46

(24)

より起こる。

〔5〕 化合物Cに,濃硫酸を加えて加熱すると,分子内脱水により 48 が生成する。

〔6〕 化合物Eは,酢酸カルシウムを空気を絶って加熱すると得られるが, 48 を

直接 49 しても得られる。さらに,化合物Eは,ベンゼンと 48 から得

られるクメン(構造式: 50 )を 51 してクメンヒドロぺルオキシドに

し,これを希硫酸で分解してもつくられる。なお,この反応は,化合物G構造式:

52 )の製造法として重要である。

32 に対する解答群

" 1 # 2 $ 3 % 4 & 5

33 ∼ 38 , 48 に対する解答群

" 1 プロパノール # 1 ブタノール

$ 1 ぺンタノール % 2 プロパノール

& ジエチルエーテル ' エチルメチルエーテル

( 酢酸エチル ) アセトン

* アセトアルデヒド ! プロピオンアルデヒド

+ プロピオン酸 , アクリル酸

- メタクリル酸 . エチレン(エテン)

/ プロピレン(プロペン) 0 アセチレン(エチン)

1 プロパン 2 2 ブテン

39 , 41 に対する解答群

" 酸 素 # 二酸化炭素 $ 水 素 % 窒 素 & メタン

40 に対する解答群

(25)

42 に対する解答群

" 0.50 # 1.0 $ 1.5 % 2.0 & 2.5

' 3.0 ( 3.5 ) 4.0 * 4.5 ! 5.0

+ 5.5 , 6.0 - 6.5 . 7.0 / 7.5

0 8.0 1 8.5 2 9.0 3 9.5 4 10

43 , 44 , 46 に対する解答群

" 化合物A # 化合物B $ 化合物C

% 化合物Dのみ & 化合物Eのみ ' 化合物D化合物E

45 , 47 , 49 , 51 に対する解答群

" けん化 # 還 元 $ 酸 化

% エステル化 & ニトロ化

50 に対する解答群

" # $ % &

CH CHCH CH(CH CH=CH

52 に対する解答群

$ % &

NO OCH SOH OH

(26)

!

体液の塩類濃度調節に関する次の文章を読み,以下の各問いに答えよ。答えは各問い の下の解答群から最も適当なものを選び,解答欄にマークせよ。

(A)多くの生物は,それぞれの生息する外部環境に応じて体液の塩類濃度を調節し,体内

環境を維持するしくみを備えている。

海水産硬骨魚類の体液の塩類濃度は外界の海水より 1 ため,体内から水が外

部へと失われやすい。そこで海水を飲んで 2 から水を吸収するとともに,余分

な塩類を 3 や腎臓から排出し,体内の塩類濃度を一定に保っている。

一方,淡水産硬骨魚類では,体液の塩類濃度が外界の淡水に比べて 4 ため,

水が体内に侵入しやすい。そこで,腎臓の働きで 5 量の 6 尿を排出し,

塩類をおもに 3 あるいは 2 から取り込んでいる。

哺乳類は,腎臓の働きによって体液中の塩類濃度をほぼ一定に保っている。腎動脈か

ら送り込まれた血液が糸球体を通ると, 7 と 8 以外の成分の大部分が

9 へこし出され原尿となる。原尿は 10 へ送られ,そこで大部分の水分

や無機塩類,およびすべての 11 などが毛細血管内に再吸収される。 10

を通過した原尿は 12 へ送られ,ここでさらに水分が再吸収されて尿となる。再

吸収されにくい 13 などの老廃物は 12 へと送られ,濃縮されて尿となる。

(B)腎臓はろ過と再吸収によって体液の水分量や塩類濃度を調節している。

!

(27)

問1 上の文中の に当てはまる最も適当なものをそれぞれ1つ選べ。ただし,

同じ番号は同じものを示す。また, 7 と 8 の解答順序は問わない。

〔解答群〕

1 ∼ 4 に対する解答群

! 低 い " 高 い # 体 表 $ 塩類腺

% え ら & 腸 ' 肝 臓

5 , 6 に対する解答群

! 少 " 多 # 薄 い $ 濃 い

7 ∼ 13 に対する解答群

! 血 球 " 血しょう # 尿 素

$ 集合管 % 細尿管(腎細管) & ボーマンのう

(28)

問2 下線部(A)に関する次の記述のうち,正しいものをすべて含む組みあわせはど

れか。1つ選べ。 14

ア.淡水にすむゾウリムシでは,細胞内の溶液の塩類濃度は外界である淡水よりも

高いため,細胞内の溶液の塩類濃度を外界と等しくするために,収縮胞の働きで

外界の水を体内に取り込んでいる。

イ.塩類濃度がほぼ一定な外洋にすむ無脊椎動物であるケアシガニは,体液の塩類

濃度が海水とほぼ同じであり,塩類濃度の調節機構は発達していないため,いろ

いろな塩類濃度の液に入れると体液の塩類濃度はそれにともなって変化してしま

う。

ウ.一般的に,海水と淡水が混ざりあう河口付近にすむ無脊椎動物は,外液の塩類

濃度が下がっても,体液の塩類濃度がそれほど下がらないように調節する機構を

備えている。

エ.軟骨魚類は体液の塩類濃度を調節するしくみが発達していないが,体液中に尿

素などを含むことにより,体外へと水が失われることを防いでいる。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

(29)

問3 下線部(B)に関する次の記述のうち,正しいものをすべて含む組みあわせはど

れか。1つ選べ。 15

ア.発汗などによって,からだから水分が失われ体液の塩類濃度が高まると,バソ

プレシンが分泌され,おもに細尿管(腎細管)からの水分の再吸収が促進されて,

体液の塩類濃度は低くなる。

イ.多量の水を飲むなどして体液の塩類濃度が低下すると,バソプレシンの分泌が

抑制され,おもに集合管からの水分の再吸収が減少して尿量が増加する。

ウ.バソプレシンは,脳下垂体後葉から分泌されるホルモンで,血圧を低下させる

働きもある。

エ.副腎髄質から分泌される鉱質コルチコイドは,細尿管(腎細管)でのナトリウ

ムイオンの再吸収を促進する。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

(30)

!

植物ホルモンに関する次の文章を読み,以下の各問いに答えよ。答えは各問いの下の 解答群から最も適当なものを選び,解答欄にマークせよ。

植物は,生涯を通じて,光,温度,水,化学物質,重力など,さまざまな環境要因の

影響を受ける。例えば,植物によっては,

(A)光が発芽を調節する重要な環境要因となって

いる。一方,光は気孔開閉を調節する環境要因の1つでもある。明るいところでは気孔

が開き,暗い と こ ろ で は 閉 じ る。気 孔 の 開 口 に は 16 色 光 が 有 効 で あ り,

17 が光受容体としてかかわっている。 16 色光の刺激を受けた孔辺細胞

では,まず浸透圧が高まり,水の流入を招く。それによって膨圧が 18 し,孔辺

細胞が膨らんで,気孔が開く。もう1つの要因は水で,植物が水不足の状態に陥ると,

気孔が閉じる。この調節は植物ホルモンである 19 を介して行われている。

植物ホルモンは,植物体の一部で生産され,組織間,器官間を移動して,ごく微量で

濃度に応じた作用を発揮する。環境要因の変化の感知は,多くの場合,まず植物ホルモ

ンの生産量や移動の変化を引き起こす。植物の環境応答には,こうした植物ホルモンの

変動が,深くかかわっている。主要な

(B)植物ホルモンには, 19 , 20 ,

21 , 22 などがある。 20 は植物ホルモンとして最初に認識され

た物質であり,この植物ホルモンと光屈性との関係は

(C)多くの科学者によって研究されて

きた。 21 の発見のきっかけとなったのは,馬鹿苗病というイネの病気の研究で

あった。一方,密閉容器内に成熟したリンゴと未熟なリンゴを同時に入れておくと,未

熟なリンゴは成熟し始める。この現象は,成熟したリンゴが放出した 22 が作用

(31)

問1 上の文中の 16 ∼ 22 に当てはまるものはどれか。それぞれ1つ選

べ。ただし,同じ番号は同じものを示す。

〔解答群〕

" 上 昇 # フォトトロピン $ フィトクロム

% 低 下 & ルビスコ ' ジャスモン酸

( 青 ) カロテノイド * フロリゲン

! 赤 + 緑 , アブシシン酸

- エチレン ./ ジベレリン

0 ブラシノステロイド 1 アクアポリン 2 サイトカイニン

3 オーキシン

問2 下線部(A)について,種子の発芽には光が関与する場合がある。光発芽種子と

暗発芽種子の植物の組みあわせとして,最も適当なものはどれか。それぞれ1つ選

べ。光発芽種子 23 ,暗発芽種子 24

〔解答群〕

" レタス・タバコ・キュウリ # レタス・シソ・シロイヌナズナ

$ タバコ・シロイヌナズナ・カボチャ % タバコ・シソ・ケイトウ

(32)

問3 下線部(B)に示した植物ホルモンの特性に関する次の記述のうち,正しいもの

をすべて含む組みあわせはどれか。1つ選べ。

植物ホルモン 19 の特性 25

ア.種子が成熟する際には,この植物ホルモンの含有量が減り,その作用により,

貯蔵物質の蓄積と脱水が誘導されるため,種子は乾燥に対する耐性を獲得する。

イ.葉の老化を誘導または促進する。

ウ.この植物ホルモンの含有量は種子の成熟後期から増加に転じ,休眠期間中も少

しずつ増加する。

エ.光発芽種子の場合には,赤色光の照射によって,この植物ホルモンの含有量の

増加が起きる。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

(33)

植物ホルモン 20 の特性 26

ア.受精が起きて種子が形成されると,種子内で,この植物ホルモンが作られるよ

うになり,果実の肥大成長を抑制する。

イ.植物体内におけるこの植物ホルモンの移動には方向性があり,極性移動とよば

れる。この原因は細胞膜上の 20 輸送タンパク質の働きによるものである。

ウ.この植物ホルモンが関与して,マカラスムギの幼葉!は正の光屈性を示す。

エ.この植物ホルモンが関与して,トウモロコシの根は正の重力屈性を示す。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

- アとウとエ . イとウとエ / アとイとウとエ

植物ホルモン 21 の特性 27

ア.光発芽種子の場合には,赤色光の照射によって,この植物ホルモンの含有量の

減少が起きる。

イ.光発芽種子にこの植物ホルモンを処理すれば,暗所でも発芽するようになる。

ウ.オオムギなどの穀類の種子では,種子が十分に吸水すると,まず胚でこの植物

ホルモンの合成が起き,この植物ホルモンが糊粉層に働きかけて,セルラーゼの

発現を誘導する。

エ.種なしブドウの生産などに応用されている。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

(34)

植物ホルモン 22 の特性 28

ア.リンゴ果実では,成熟とともにこの植物ホルモンの生成量が増大する。

イ.植物が振動や接触の刺激を受けると,この植物ホルモンの合成が増大する。

ウ.ブドウでは,葉が老化するとこの植物ホルモンの生成量が増える。

エ.コムギでは,この植物ホルモンが茎の伸長と肥大を抑制する。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

- アとウとエ . イとウとエ / アとイとウとエ

問4 下線部(C)について,以下の研究者が行った実験として最も適当なものはどれ

か。それぞれ1つ選べ。

ボイセン・イェンセンの実験 29

ウェントの実験 30

〔解答群〕

" クサヨシの芽ばえの幼葉!に一方向から光を照射する実験を行った。

# マカラスムギ(アベナ)の幼葉!の先端部近くに雲母片を差し込み,一方向

から光を照射する実験を行った。

$ マカラスムギの幼葉!の先端部を切断して寒天片にのせ,その寒天片を用い

て暗所で屈曲実験を行った。

% 切り取ったマカラスムギの幼葉!の先端部を切り口の片側にずらし,暗所に

(35)

!

植物の生殖に関する次の文章を読み,以下の各問いに答えよ。答えは各問いの下の解 答群から最も適当なものを選び,解答欄にマークせよ。

一定の成長段階に達した植物では,気温や

(A)日長などの条件がそろうと A で花

成ホルモンが作られる。花成ホルモンは B を通って茎頂分裂組織に移動し,花

芽形成に必要な遺伝子の転写を C することがわかっている。花芽形成に関わる

遺伝子には,ショウジョウバエの器官形成で重要な役割をはたす D 遺伝子と同

様の遺伝子があり,花の形態分化に関わっている。この遺伝子はA,B,Cの3種類に

分類され,3種類の遺伝子の組みあわせによってがく片,花弁,おしべ,めしべの形成

が制御されている。花が正常に形成されるには,茎頂分裂組織に同心円状に広がる4つ

の領域のうち最も外側の領域で E が働き,その少し内側の領域では F ,

さらに内側の領域では G ,最も内側の領域では H がそれぞれ正常に働

くことが必要である。

(B)A,B,Cの3種類の遺伝子のうちいずれかの遺伝子の働きが失

われると正常な花が形成されなくなる。

めしべの内部には

(C)胚珠が形成され,胚珠内では胚のう母細胞が(D)減数分裂を行い胚のう

細胞が形成される。胚のう細胞では核が I 回分裂して J 個の核を持つ

胚のうができる。そのうち K 個の核の周りは仕切られて細胞化し, L

個が卵細胞, M 個が助細胞, N 個が反足細胞に分化する。残りの

O 個の核は極核となる。受精の時,花粉管の中を移動してきた

(E)2つの精細胞の

うち1つは卵細胞と融合して胚に,もう1つは中央細胞と融合して胚乳に発達する。こ

のように,被子植物ではほぼ同時期に2か所で核が融合する。これを重複受精とよぶ。

(36)

問1 文中の A ∼ D に当てはまるものとして正しい組みあわせはどれ

か。1つ選べ。 31

〔解答群〕

ホメオスタシス 活性化

道 管 葉

(

ホメオスタシス 活性化

師 管 葉

'

ホメオティック 活性化

道 管 葉

&

ホメオティック 活性化

師 管 葉

%

ホメオスタシス 抑 制

道 管 葉

$

ホメオスタシス 抑 制

師 管 葉

#

ホメオティック 抑 制

道 管 茎

"

ホメオティック 抑 制

師 管 茎

!

A C D

問2 文中の E ∼ H に当てはまるものとして正しい組みあわせはどれ

か。1つ選べ。 32

〔解答群〕

C遺伝子 B遺伝子

B遺伝子とC遺伝子 A遺伝子

(

C遺伝子 B遺伝子とC遺伝子

B遺伝子 A遺伝子

'

C遺伝子 B遺伝子とC遺伝子

A遺伝子とB遺伝子 A遺伝子

&

C遺伝子 A遺伝子とC遺伝子

A遺伝子とB遺伝子 A遺伝子

%

A遺伝子 B遺伝子

C遺伝子とB遺伝子 C遺伝子

$

B遺伝子 A遺伝子とB遺伝子

B遺伝子とC遺伝子 C遺伝子

#

A遺伝子 A遺伝子とB遺伝子

A遺伝子とC遺伝子 C遺伝子

"

A遺伝子 A遺伝子とB遺伝子

B遺伝子とC遺伝子 C遺伝子

!

(37)

問3 上の文中の I ∼ O に当てはまるものとして正しい組みあわせは

どれか。1つ選べ。 33

〔解答群〕

2 3 2 1 8 8 3 ( 1 2 2 1 5 6 3 ' 2 1 1 2 4 6 3 & 2 3 2 1 6 8 3 % 2 3 3 2 8 8 2 $ 2 2 3 1 6 8 2 # 1 2 2 1 5 6 2 " 2 2 1 1 4 6 2 !

I J K L M N O

問4 下線部(A)に関する以下の各問いに答えよ。

a.長日植物はどれか。1つ選べ。 34

〔解答群〕

(38)

b.限界暗期13時間のアブラナと限界暗期9時間のオナモミをいくつかの人工的日

長条件で栽培し,花芽分化の有無を調べた。次のうちアブラナとオナモミの両方

が花芽分化する条件はどれか。2つ選べ。ただし,解答順序は問わない。

35 , 36

〔解答群〕

" 10時間日長で栽培する。

# 13時間日長で栽培する。

$ 16時間日長で栽培する。

% 9時間日長で栽培し,暗期開始1時間後に光中断を行う。

& 9時間日長で栽培し,暗期開始3時間後に光中断を行う。

' 9時間日長で栽培し,暗期開始7時間後に光中断を行う。

問5 下線部(B)に関する次の記述のうち,正しいものをすべて含む組みあわせはど

れか。1つ選べ。 37

ア.A遺伝子が機能を失うと,C遺伝子が茎頂分裂組織全体で働くようになり,が

く片がめしべに,花弁がおしべに変換した花が作られる。

イ.B遺伝子が機能を失うと,花弁ががく片に,おしべがめしべに変換した花が作

られる。

ウ.C遺伝子が機能を失うと,A遺伝子が茎頂分裂組織全体で働くようになり,お

しべが花弁に,めしべががく片に変換した花が作られる。

エ.A,B,Cすべての遺伝子の機能が失われると,葉が作られる。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

(39)

問6 下線部(C)に関する次の記述のうち,正しいものをすべて含む組みあわせはど

れか。1つ選べ。 38

ア.珠皮は胚珠の外側を覆っている組織で,減数分裂を経ずに形成される。

イ.珠皮には珠孔とよばれる小さなすきまがあり,花粉管は珠孔を通って胚のうに

達する。

ウ.助細胞と反足細胞がなくても,花粉管の誘導や受精には影響しない。

エ.珠皮のさらに外側には子房壁があり,子房壁は発達して果皮となる。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

- アとウとエ . イとウとエ / アとイとウとエ

問7 下線部(D)に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。1つ選べ。

39

〔解答群〕

" 第一分裂後期の細胞あたりのDNA量はG1期の体細胞と同じである。

# 第二分裂後期の細胞あたりのDNA量はG1期の体細胞と同じである。

$ 減数分裂の過程で細胞あたりのDNA量がG1期の体細胞の2倍になるのは,

間期のG2期から第一分裂前期までの間だけである。

% 第二分裂前期に核内の染色体は凝縮し二価染色体となる。

(40)

問8 下線部(E)に関する次の記述のうち,正しいものをすべて含む組みあわせはど

れか。1つ選べ。 40

ア.受精した卵は細胞分裂を繰り返し胚球(球状胚)と胚柄になる。

イ.胚球の下部(胚柄とつながっている部分)に幼根が形成される。

ウ.胚乳細胞では,胚乳核が分裂を繰り返して多数の核となった後に,その核を1

つずつ含む細胞が形成される。

エ.エンドウマメは無胚乳種子を形成し,ナズナは有胚乳種子を形成する。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

- アとウとエ . イとウとエ / アとイとウとエ

問9 下線部(F)に関する次の記述のうち,正しいものをすべて含む組みあわせはど

れか。1つ選べ。 41

ア.イチョウやソテツの雄性配偶子は運動能力をもった精子である。

イ.裸子植物では胚のうが裸出している。

ウ.イチョウは無胚乳種子を形成する。

エ.裸子植物の胚乳の核相は2nである。

〔解答群〕

" アのみ # イのみ $ ウのみ % エのみ

& アとイ ' アとウ ( アとエ ) イとウ

* イとエ ! ウとエ + アとイとウ , アとイとエ

(41)

!

遺伝情報に関する次の文章を読み,以下の各問いに答えよ。答えは各問いの下の解答 群から最も適当なものを選び,解答欄にマークせよ。

遺伝情報をつかさどる核酸には,DNAとRNAがある。DNAはアデニン(A),シ

トシン(C),グアニン(G),チミン(T)という4つの塩基と 42 という糖,

リン酸からできている。塩基・糖・リン酸が結合したものを 43 という。なお,

RNAではチミンの代わりにウラシル(U)が使われている。

DNAは2本の 43 鎖から構成されており,内側に突き出た塩基の 44 ,

45 とが

(A)互いに対となるように結合して相補的な塩基対を作り,全体にねじれて

らせん状になった二重らせん構造をしている。

46 生物において,長いDNA分子は 47 とよばれるタンパク質に巻き

付いて 48 を形成し,それらが折りたたまれて 49 を形作っている。この

ような状態のDNAには,転写を行う 50 が結合できないので,そこに含まれる

遺伝子は転写されない。遺伝子が転写されるには,DNAの二重らせん鎖とその近くを

含む部分がある程度ほどけた状態になっている必要がある。 47 にアセチル基な

どがつくと,DNAとの結合が弱くなり, 50 が結合でき,転写が開始される。

上記のようにDNAの塩基は4種類であるのに対し,

(B)3個続きの塩基で1種類のアミ

ノ酸を指定すると,43で64通りとなり,タンパク質を構成するアミノ酸の20種類を規

定するには,十分である。翻訳の際には,mRNAの連続した3つの塩基が一組となっ

て1つのアミノ酸が指定される。この一組の塩基をコドンといい,AUGは,mRNAの

開始コドンとしてタンパク質の合成開始の信号となるとともにアミノ酸の 51 に

対応している。UAA,UAG,UGAはアミノ酸に対応しておらず,終止コドンとよば

れる。これらに対応するアンチコドンを持つ 52 が存在しないため,翻訳の終止

コドンとして働くのである。

終止コドンを除く残りの61個が20種類のアミノ酸に対応している。つまり,遺伝暗号

(42)

問1 上の文中の に当てはまるものをそれぞれ1つ選べ。ただし,同じ番号

は同じものを示し, 44 と 45 の解答順序は問わない。

〔解答群〕

42 ∼ 45 に対する解答群

" デオキシリボース # リボース $ リボソーム

% リソソーム & ヌクレオソーム ' ヌクレオチド

( ヌクレオシド ) AとC * AとG

! AとT + CとG , CとT

- GとT

46 ∼ 50 に対する解答群

" 原 核 # 真 核 $ 独立栄養

% 従属栄養 & ヒスチジン ' ヒストン

( クロマチン ) ヌクレオソーム * ヌクレオチド

! ヌクレオシド + DNAポリメラーゼ , DNAリガーゼ

- RNAポリメラーゼ

51 ∼ 52 に対する解答群

" アルギニン # トレオニン $ メチオニン

% アラニン & フェニルアラニン ' DNA

(43)

問2 下線部(A)に関する以下の各問いに答えよ。

DNAの構造が,二重らせんの互いのDNA鎖を相補的な塩基対で結合するもの

であることから,メセルソンとスタールは,窒素の 53 である14

Nと15Nを

用いて,DNAの複製が半保存的であることを証明した。まず,質量の大きいほう

の15

Nのみを含む培地で大腸菌を長期間培養し,大腸菌内の窒素をすべて15Nに置

き換えた。その後,質量の小さいほうの14

Nのみを含む培地に移して大腸菌を分裂

させた。14

Nのみを含む培地に移して分裂させることを数回繰り返した後に,大腸

菌からDNAを抽出した。

なお、15

Nのみを含むDNA鎖から成る二重らせんDNA鎖を15N−15N, 14

Nのみを含むDNA鎖から成る二重らせんDNA鎖を14N−14N, 15

Nのみを含むDNA鎖と14Nのみを含むDNA鎖から成る二重らせんDNA鎖

を15

N−14Nとする。

a.上の文中の に当てはまるものはどれか。1つ選べ。 53

〔解答群〕

" 異性体 # 同位体 $ 異数体

% 前駆体 & 多核体 ' 倍数体

b.4回目の分裂で得られた大腸菌に存在するDNA鎖の割合として正しいものは

どれか。1つ選べ。 15

N−15N:14N−14N:15N−14N= 54

〔解答群〕

" 0:0:1 # 1:0:1 $ 1:1:1

% 0:1:1 & 0:3:1 ' 0:1:3

( 1:1:3 ) 1:3:0 * 1:3:2

(44)

問3 下線部(B)に関する以下の問いに答えよ。

ニーレンバーグらは,下の表1の左欄に示す塩基配列を持つRNAを人工的に合

成した。大腸菌をすりつぶした抽出液にそれらを加えたところ,表1の右欄に示す

アミノ酸組成を持つポリペプチドが合成された。なお,大腸菌をすりつぶした抽出

液には,リボソーム,各種の酵素,各種のアミノ酸,各種のtRNAなど,タンパ

ク質の合成に必要なものがすべて含まれている。また,他の実験から,グリシンに

対応するコドンのうちの1つは,3番目の塩基がUであることがわかっている。

Glyのみ,Valのみ,Trpのみ ・・・GGUGGU(GGUの繰り返し)・・・

Cysのみ,Valのみ,Leuのみ ・・・GUUGUU(GUUの繰り返し)・・・

CysとValを1:1で含む ・・・GUGUGU(GUの繰り返し)・・・

Glyのみ ・・・GGGGGG(Gの繰り返し)・・・

Pheのみ ・・・UUUUUU(Uの繰り返し)・・・

ポリペプチドのアミノ酸組成

RNAの塩基配列

Phe;フェニルアラニン,Gly;グリシン,Cys;システイン,

Val;バリン,Leu;ロイシン,Trp;トリプトファン

表1 人工的に合成したRNAおよびそれらから作られたポリペプチドのアミノ酸組成

こ の 実 験 を 踏 ま え,「・・・GGUGUGGUGUGGUGU(GGUGUの 繰 り 返

し)・・・」の塩基配列を持つRNA(RNAⅩとする)がコードすると考えられ

るアミノ酸配列はどれか。1つ選べ。 55

〔解答群〕

・・・Cys−Trp−Gly−Val−Val・・・ &

・・・Gly−Gly−Trp−Cys−Val・・・ %

・・・Cys−Gly−Val−Val−Leu・・・ $

・・・Cys−Gly−Val−Val−Trp・・・ #

・・・Val−Leu−Cys−Gly−Val・・・ "

・・・Gly−Val−Val−Cys−Trp・・・ !

RNAⅩがコードするアミノ酸配列

参照

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