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つくばリポジトリ 胆道 31 187

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Academic year: 2018

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図 1 無症状胆石の診断から 25 年の観察期間における有害事象の累積率と年間発症率 図 2 胆石症の診断から 24 カ月の観察期間における胆道痛の累積率 下してくると報告している(図 1).また,無症状胆石 における有害事象の年間発症率は診断されてから最初 の 1∼3 年が最も高いと報告されている.さらに,合併 症の発生に関しては,男性よりも女性に,やせた患者 よりも肥満した患者に多かったことを報告している. Thistle ら 10) は,無症状結石を含む 305 名の胆囊結石 症の患者を無治療にて 2
図 3 胆石症患者の長期観察期間における胆道痛の変動 観察の期間における重篤な合併症の頻度は数パーセン トと非常に低く,また,胆囊癌の発生を認めた症例は 存在しなかったことが示されている. Attili らも無症状胆石の累積有症状化率について報告 しているが,診断時に無症状胆石であった 118 例のう ち,診断から 10 年の観察期間において累積有症状化率 は,10 年間で 25.8% であった 11) .本邦では杉浦らの報 告がある 12) .胆囊結石を無治療にて 1 年以上にわたり自 然経過観察した 4
表 3 胆囊結石と胆嚢癌発生の関連に関するエビデンス
図 4 胆石の保有と胆道がんのリスク analysis の結果,胆石を保有することにより相対危険度 は 4.9 倍に上昇すると報告しているが,相対危険度は 10 以下であり強い相関関係は認められない.これらの報 告より,胆石を保有することが胆嚢癌のリスクとなる 可能性が示唆されるが,すべての胆石保有者を胆嚢癌 のハイリスク群として囲い込むことは困難であると考 える. 本邦においては,国立がんセンターにより大規模コ ホート研究(JPHC Study)が実施されており,胆石の 保有と胆嚢癌の関連性について解析結
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