N P O 法 人 の 計 算 書 類
― 実 態 調 査 並 び に モ デ ル 記 載 例 ―
平 成 1 9 年 2 月
日 本 公 認 会 計 士 協 会 近 畿 会
ま え が き
ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を は じ め 、 市 民 が 自 由 な 社 会 貢 献 活 動 と し て 行 う 特 定 非 営 利 活 動 の 健 全 な 発 展 を 促 進 す る た め 、 平 成 10年 12月 に 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 ( NPO法 ) が 施 行 さ れ て 8年 が 経 過 し ま し た 。認 証 さ れ た NPO法 人 の 数 も 平 成 18年 7 月 末 現 在 全 国 で 27, 807法 人 、う ち 大 阪 府 は 2, 101法 人 に の ぼ っ て い ま す 。
こ の 間 、 公 益 法 人 、 社 会 福 祉 法 人 な ど の 非 営 利 法 人 会 計 の 分 野 に お い て も 、 そ れ ら を 取 り 巻 く 社 会 的 状 況 は 大 き く 変 化 し て き ま し た 。 公 益 法 人 等 の 業 務 運 営 に 対 し て さ ま ざ ま な 批 判 が あ り 、 透 明 化 あ る い は 適 正 化 を 図 る た め に 、 財 務 面 で の 情 報 公 開 の 要 請 が 高 ま っ た こ と 、 景 気 の 低 迷 に 伴 い 、 事 業 運 営 の 効 率 化 が 求 め ら れ て き た こ と な ど か ら 、 公 益 法 人 会 計 基 準 、 社 会 福 祉 法 人 会 計 基 準 、 独 立 行 政 法 人 会 計 基 準 な ど が 制 定 あ る い は 改 正 さ れ て い ま す 。 一 方 、 NPO法 人 は 毎 事 業 年 度 終 了 後 3ヶ 月 以 内 に 財 産 目 録 、 貸 借 対 照 表 、 収 支 計 算 書 等 を 作 成 し 、事 務 所 に 備 え 置 く と 共 に 、所 轄 庁 に 提 出 し な け れ ば な り ま せ ん が 、NPO法 人 の 会 計 基 準 が ま だ 制 定 さ れ て い な い こ と か ら 、各 NPO法 人 は 、内 閣 府 や 大 阪 府 の 様 式 例 に よ っ て い る も の 、 公 益 法 人 会 計 基 準 に よ っ て い る も の な ど 、作 成 す る 計 算 書 類 は ま ち ま ち で あ る の が 現 状 で す 。 近 畿 会 非 営 利 会 計 委 員 会( NPO法 人 小 委 員 会 )で は 、前 回 、設 立 初 年 度 の 計 算 書 類 が あ る 程 度 出 揃 っ た 状 況 を 踏 ま え て 、 平 成 13年 4月 に 、 NPO法 人 の 計 算 書 類 ( 財 産 目 録 、 貸 借 対 照 表 、 収 支 計 算 書 ) の 内 容 を 実 態 分 析 し 、 「 特 定 非 営 利 活 動 法 人 の 計 算 書 類 」 と し て 、 報 告 書 を 公 表 し ま し た 。 し か し そ の 後 5年 半 が 経 過 し 、 NPO法 人 の 計 算 書 類 に つ い て ど の よ う な 変 化 が 現 れ て い る か を 調 査 す る た め 、 平 成 18年 8月 時 点 で 大 阪 府 に 提 出 さ れ た NPO法 人 の 計 算 書 類 の う ち 一 定 の 基 準 に 該 当 す る も の に つ い て 、 再 度 内 容 の 実 態 分 析 を 行 い ま し た 。
近 畿 会 同 委 員 会 で は 、 NPO法 人 の 適 正 な 税 務 申 告 の 一 助 と な る よ う 、 平 成 17年 3月 に 「 NPO 法 人 の 税 務 Q&A」 を 公 表 し 、 ま た 今 回 「 NPO法 人 の 計 算 書 類 」 を と り ま と め ま し た が 、 本 報 告 書 が 、 NPO各 法 人 の 情 報 開 示 の 参 考 と し て 役 立 て ば こ の 上 な い 喜 び で あ り ま す 。
平 成 1 9 年 2 月
日 本 公 認 会 計 士 協 会 近 畿 会 非 営 利 会 計 委 員 会
担 当 副 会 長 蔵 口 康 裕 委 員 長 山 口 能 孝
副 委 員 長 星 野 誠( N P O 法 人 小 委 員 会 担 当 ) N P O 法 人 小 委 員 会 委 員
五 郎 川 康 見 鳥 信 吉 市 口 恭 司 宮 嶋 佐 知 子
計 算 書 類 の モ デ ル 記 載 例 と 説 明 は 平 成 13年 4月 の 報 告 書 を 基 礎 と し た 。
( 平 成 1 3 年 4 月 の 報 告 書 作 成 メ ン バ ー ) 委 員 長 中 務 裕 之
副 委 員 長 小 竹 伸 幸( 特 定 非 営 利 活 動 法 人 部 会 担 当 ) 副 委 員 長 蔵 口 康 裕
特 定 非 営 利 活 動 法 人 部 会 委 員 荒 木 康 弘 百 々 季 仁 岡 森 久 倫 小 幡 寛 子 星 野 誠 鳴 尾 美 弓
近 畿 会 事 務 局
〒 541- 0056 大 阪 市 中 央 区 久 太 郎 町 2- 4- 11 ク ラ ボ ウ ア ネ ッ ク ス ビ ル 2階 TEL 0 6 − 6 2 7 1 − 0 4 0 0
− 目 次 −
Ⅰ . は じ め に...1
Ⅱ . 調 査 の 結 果...2
1 . 決 算 期...2
2 . 規 模...2
3 . 計 算 書 類 の 様 式...3
4 . 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連 に つ い て...4
5 . 財 産 目 録...5
6 . 貸 借 対 照 表...5
7 . 収 支 計 算 書...5
8 . 注 記 関 係...7
( 1 ) 資 金 の 範 囲 の 注 記...7
( 2 ) 正 味 財 産 増 減 の 注 記...7
( 3 ) 固 定 資 産 の 計 上 基 準 お よ び 減 価 償 却 の 方 法 の 注 記...7
( 4 ) 保 証 債 務 等 の 注 記...7
9 . そ の 他...9
1 0 . 損 益 計 算 書 に 相 当 す る 書 類 の 作 成 に つ い て...10
Ⅲ . 計 算 書 類 の 例 示 と 説 明 ...10
1 . 財 産 目 録... 11
2 . 財 産 目 録 の 説 明... 11
3 . 貸 借 対 照 表 の 例 示...12
4 . 貸 借 対 照 表 の 説 明...13
( 1 ) 貸 借 対 照 表 、 正 味 財 産 と は ...13
( 2 ) 固 定 資 産...13
( 3 ) 資 金 の 範 囲 と 収 支 計 算 書...13
( 4 ) 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連...14
( 5 ) 設 立 時 正 味 財 産 ( 第 1 期 の み 記 載 さ れ る 可 能 性 が あ る )...14
( 6 ) 年 度 中 に 受 贈 し た 資 金 以 外 の 財 産...14
( 7 ) 科 目 の 残 高 が ゼ ロ の 場 合...14
5 . 収 支 計 算 書 の 例 示...15
6 . 収 支 計 算 書 の 説 明...16
( 2 ) 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連...16
( 3 ) 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 の 記 載...16
( 4 ) 予 備 費...16
( 5 ) 事 業 費 と 管 理 費 ...17
( 6 ) 設 立 時 資 金 有 高 ...17
( 7 ) 科 目 の 残 高 が ゼ ロ の 場 合...17
7 . 計 算 書 類 に 関 す る 注 記 の 例...18
8 . 注 記 の 説 明...19
( 1 ) 固 定 資 産...19
( 2 ) 資 金 の 範 囲 ...19
( 3 ) 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳...19
( 4 ) 固 定 資 産 の 取 得 価 額 及 び 減 価 償 却 累 計 額...19
( 5 ) 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) の 内 訳...19
( 6 ) 設 立 時 財 産 ...20
( 7 ) 年 度 中 に 受 贈 し た 財 産...20
( 8 ) そ の 他...20
Ⅳ . 計 算 書 類 作 成 時 の チ ェ ッ ク リ ス ト...21
Ⅴ . 参 考 資 料...23
1 . 内 閣 府 様 式...23
( 1 ) 財 産 目 録...23
( 2 ) 貸 借 対 照 表 ( 勘 定 式 )...24
( 3 ) 貸 借 対 照 表 ( 報 告 式 )...25
( 4 ) 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 収 支 計 算 書 ...26
( 5 ) そ の 他 事 業 の 事 業 収 支 計 算 書...28
2 . 大 阪 府 様 式...30
( 1 ) 財 産 目 録 様 式 例...30
( 2 ) 貸 借 対 照 表 様 式 例...31
( 3 ) 収 支 計 算 書 ( 特 定 非 営 利 活 動 事 業 ) 様 式 例 ...32
Ⅰ . は じ め に
平 成 10 年 12 月1 日 に 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 が 施 行 さ れ 、 そ の 後 多 く の 任 意 団 体 が 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ( 以 下 、 N P O 法 人 と い う ) の 法 人 格 を 取 得 し 、 そ の 活 動 は 日 々 活 発 に な っ て い る 。
特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 は 市 民 活 動 を 促 進 す る 観 点 か ら 創 設 さ れ 、そ の こ と か ら 設 立 に お い て 公 益 法 人 の よ う な 認 可 主 義 を と ら ず 、 法 律 的 要 件 を 備 え て お れ ば 認 証 す る と い う 準 則 主 義 を と っ て い る 。 ま た 設 立 時 の 財 産 的 な 要 件 も 公 益 法 人 や 社 会 福 祉 法 人 の よ う な 高 額 な 財 産 を 要 求 せ ず 、 財 産 が ゼ ロ で も 設 立 で き る 。 設 立 前 の 活 動 実 績 も 要 求 さ れ な い 。
行 政 庁 が 厳 し く 監 督 す る こ と に 代 え て 利 害 関 係 者 に よ る チ ェ ッ ク が 期 待 さ れ て お り 、そ の た め に 情 報 公 開 制 度 が 規 定 さ れ て い る 。 具 体 的 に は 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 で は 、 財 産 目 録 、 貸 借 対 照 表 、 収 支 計 算 書 、 収 支 予 算 書 と い う 計 算 書 類 を 作 成 す る こ と が 規 定 さ れ て い る 。 そ し て 、 毎 事 業 年 度 終 了 後 3 ヶ 月 以 内 に 事 業 報 告 書 と 共 に 収 支 予 算 書 を 除 く 計 算 書 類 を 所 轄 庁 に 提 出 す る こ と に な っ て お り 、 所 轄 庁 は そ れ ら を 一 般 の 閲 覧 に 供 し て い る 。 ま た 、 法 人 の 主 た る 事 務 所 に お い て も 利 害 関 係 者 へ の 閲 覧 に 供 す る こ と に な っ て い る 。
こ の 計 算 書 類 の 作 成 に 関 し て 、特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 に お い て は 、3 つ の 原 則 、す な わ ち 「 正 規 の 簿 記 の 原 則 」 「 真 実 性 ・ 明 瞭 性 の 原 則 」 「 継 続 性 の 原 則 」 と 「 収 益 事 業 の 区 分 」 し か 定 め ら れ て お ら ず 、 具 体 的 な 開 示 の 程 度 や 様 式 は 各 法 人 の 判 断 に ゆ だ ね ら れ て い る 。
し か し な が ら N P O 法 人 に お い て は 、 活 動 に つ い て は 素 晴 ら し い 内 容 で あ る も の の 、 管 理 面 に お い て は 手 薄 と な っ て い る こ と も 多 く 、 会 計 報 告 に と ま ど っ て い る 法 人 も あ る 。
本 来 、 会 計 は 法 律 に ど の よ う に 規 定 さ れ て い る か と か 、 所 轄 庁 の ひ な 型 が ど う な っ て い る か と か 、 最 小 限 ど の 程 度 の 開 示 を す べ き か と い う 観 点 か ら 考 え る べ き で は な く 、 ど の よ う な 対 象 に ど の よ う な 開 示 を す る こ と が 法 人 の ミ ッ シ ョ ン ( 使 命 ) 遂 行 に 役 立 つ か と い う 観 点 か ら 考 え る べ き で あ る 。 と は 言 っ て も 、 こ れ ら を 各 法 人 が 考 え る こ と は 困 難 で あ る こ と も 容 易 に 想 像 で き る 。
Ⅱ . 調 査 の 結 果
今 回 の 調 査 は 、大 阪 府 に お い て 平 成 11年 度 に 認 証 を 受 け た う ち 、平 成18年 8月7日 調 査 時 点 に お い て 「 大 阪 N P O 情 報 ネ ッ ト 」 ( 社 会 福 祉 法 人 大 阪 ボ ラ ン テ ィ ア 協 会 運 営 ) に 掲 載 さ れ て い る 92法 人 の 直 近 の 決 算 書 を 対 象 と し た 。
調 査 結 果 は 次 の 通 り で あ る 。
1 . 決 算 期
約 8割 の 法 人 が 3月 を 決 算 期 と し て い る 。
決 算 期 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
3 月 74 76
6 月 0 3
12 月 11 9
そ の 他 7 10
合 計 92 98
※ 前 回 調 査 は 、 参 考 と し て 、 記 載 し て お り 、 調 査 対 象 法 人 は 必 ず し も 一 致 し て い な い 。
2 . 規 模
規 模 に つ い て は 、 ほ と ん ど 活 動 し て い な い 法 人 か ら 、 か な り の 規 模 で 活 動 し て い る 法 人 ま で さ ま ざ ま で あ り 、 そ の 要 約 は 以 下 の 通 り で あ る 。
N P O 法 人 特 有 の こ と で あ る が 、活 動 し て い る に も か か わ ら ず 、収 入 支 出 が 発 生 し な い か 、 又 は 支 出 が 発 生 し て も 手 弁 当 で 行 わ れ て い る た め に 収 支 計 算 書 で は 全 て の 金 額 が ゼ ロ の ケ ー ス が あ る 。
規 模 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
( ア ) 資 産 合 計
0∼ 1, 000 千 円 未 満 19 57
1, 000 千 円 以 上 ∼ 5, 000 千 円 未 満 28 30
5, 000 千 円 以 上 ∼ 10, 000 千 円 未 満 13 12
10, 000 千 円 以 上 ∼ 50, 000 千 円 未 満 25 10
50, 000 千 円 以 上 7 ※
( イ ) 正 味 財 産 合 計
∼ 100 千 円 未 満 22 46
100 千 円 以 上 ∼ 500 千 円 未 満 10 17
500 千 円 以 上 ∼ 1, 000 千 円 未 満 4 9
1, 000 千 円 以 上 ∼ 2, 000 千 円 未 満 7 17
2, 000 千 円 以 上 ∼ 5, 000 千 円 未 満 14 7
10, 000 千 円 以 上 ∼ 50, 000 千 円 未 満 16 6
50, 000 千 円 以 上 9 ※
( ウ ) 収 入 合 計
∼ 500 千 円 未 満 11 29
500 千 円 以 上 ∼ 1, 000 千 円 未 満 5 11
1, 000 千 円 以 上 ∼ 2, 000 千 円 未 満 5 15
2, 000 千 円 以 上 ∼ 5, 000 千 円 未 満 9 16
5, 000 千 円 以 上 ∼ 10, 000 千 円 未 満 11 14
10, 000 千 円 以 上 ∼ 50, 000 千 円 未 満 26 24
50, 000 千 円 以 上 ∼ 100, 000 千 円 未 満 12 ※
100, 000 千 円 以 上 ∼ 13 ※
※ は 、 前 回 よ り 法 人 の 規 模 が 大 き く な っ て い る も の も 多 い た め 、 規 模 の 大 き い も の の 分 類 を 細 分 化 し た 。
3 . 計 算 書 類 の 様 式
8割 以 上 の 法 人 が 、 貸 借 対 照 表 、 収 支 計 算 書 と も に 報 告 式 で あ っ た 。
多 く の 法 人 に お い て 、 予 算 と 決 算 の 対 比 形 式 と な っ て お り 、 ま た 備 考 欄 を 設 け て 内 容 を 説 明 し て い る こ と は 好 ま し い こ と で あ る 。
計 算 書 類 の 様 式 は 、 法 人 間 で 大 き な 違 い は な く 、 大 半 が 大 阪 府 作 成 の ひ な 型 か 経 済 企 画 庁 ( 平 成 13年 以 降 内 閣 府 。 以 下 同 じ ) 作 成 の ひ な 型 に 準 拠 し て 作 成 さ れ て い た 。
た だ そ の ひ な 型 を そ っ く り 真 似 て い る た め に 、 た と え ば 、 貸 借 対 照 表 で の 負 債 が ゼ ロ で あ る に も か か わ ら ず ひ な 型 通 り に 短 期 借 入 金 、 未 払 金 、 長 期 借 入 金 の 科 目 の み が 記 載 さ れ て い る ケ ー ス が 多 く あ っ た が 、 残 高 の 無 い 科 目 に つ い て の 記 載 は 不 要 で あ る 。
ま た 、 ひ な 型 の 財 産 目 録 に 借 入 金 の 内 訳 の 記 載 が な い た め 、 提 出 法 人 の 財 産 目 録 に も 内 訳 の 記 載 が な い ケ ー ス が 多 々 あ っ た が 、 財 産 目 録 に は 明 細 を 記 載 し な け れ ば な ら な い 。
そ の 他 、特 定 非 営 利 活 動 と そ の 他 事 業 が あ る 場 合 に は 、特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 貸 借 対 照 表 ・ 収 支 計 算 書 、 そ の 他 事 業 に 係 る 貸 借 対 照 表 ・ 収 支 計 算 書 の 総 括 表 を 作 成 す る こ と が 、 法 人 全 体 の 状 況 を 把 握 す る た め に 望 ま れ る 。
計 算 書 類 全 般 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
( ア ) 貸 借 対 照 表 は
・ 報 告 式 79 99
・ 勘 定 式 13 10
( イ ) 収 支 計 算 書 は
・ 報 告 式 90 92
・ 勘 定 式 2 17
( ウ ) そ の 他 事 業 会 計 の 計 算 書 類 の 開 示 が あ る か
・ あ る 7 11
・ な い 85 87
・ 内 閣 府 ( 経 済 企 画 庁 ) 12 11
・ 大 阪 府 57 77
・ そ の 他 23 10
4 . 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連 に つ い て
収 支 計 算 書 の 当 期 収 支 差 額 と 貸 借 対 照 表 の 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) が 不 一 致 で あ る が 、 そ の 調 整 内 容 が 示 さ れ て い な い 。 そ の 場 合 計 算 機 を 用 い て 調 整 が で き た ケ ー ス も あ る が 、 調 整 が 全 く 不 能 な ケ ー ス も あ っ た 。
一 般 の 企 業 会 計 の 場 合 、 損 益 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 は 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 を 通 じ て 関 連 が 明 ら か で あ る が 、 N P O 法 人 の 場 合 は 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 が 単 純 に 関 連 し な い 場 合 が あ る 。 調 査 対 象 の 事 例 の 中 に は 、 両 書 類 間 で 調 整 が 必 要 で あ る に も か か わ ら ず 記 載 さ れ て い な い ケ ー ス が 多 く あ っ た 。
収 支 計 算 書 の 「 当 期 収 支 差 額 」 と 貸 借 対 照 表 の 「 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) 」 と が 一 致 し な い 場 合 に は 、 必 ず 調 整 表 を 作 成 す べ き で あ る 。 調 整 表 の 様 式 に つ い て は 、 経 済 企 画 庁 作 成 の ひ な 型 の よ う に 収 支 計 算 書 の 最 下 部 に 「 正 味 財 産 増 減 の 部 」 を 設 け る 方 法 、 注 記 項 目 と し て 説 明 す る 方 法 な ど が あ る 。 ( 後 記 の モ デ ル 記 載 例 で は 注 記 項 目 と し て 説 明 し て い る 。 )
収 支 計 算 書 の 当 期 収 支 差 額 と B / S の 正 味 財 産 増 減 額 に つ い て 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
・ 調 整 の 必 要 が な い ( 一 致 し て い る の で ) 36 51
・ 調 整 の 必 要 が あ る 場 合
・ 収 支 計 算 書 の 下 に 正 味 財 産 増 減 の 部 を 作 成 12 9
・ 別 に 計 算 書 を 作 成 2 2
・ 注 記 し て い る 8 21
・ 調 整 内 容 の 説 明 な し
・ 内 計 算 機 を 用 い て 調 整 可 能 2 8
・ 内 全 く 調 整 不 能 32 7
収 支 計 算 書 の 「 次 期 繰 越 収 支 差 額 」 と 貸 借 対 照 表 の 「 資 金 」 ( 法 人 が 定 義 し た も の ) と の 関 連 に つ い て 注 記 し て 、 両 者 の 関 係 を 明 瞭 に 表 示 す べ き で あ る 。 た だ し 資 金 を 現 金 預 金 と 定 義 す る 場 合 で 、次 期 繰 越 収 支 差 額 と 貸 借 対 照 表 の 現 金 預 金 合 計 と の 一 致 が 一 目 瞭 然 の 場 合 は 、 注 記 は 不 要 で あ る 。
収 支 計 算 書 の 次 期 繰 越 収 支 差 額 と B / S の 資 金 は 一 致 し て い る か 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
・ 一 致 し て い る
・ 資 金 = 現 金 預 金 だ か ら 22 54
・ 資 金 = 現 金 預 金 と 短 期 金 銭 債 権 債 務 等 の 場 合
・ 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 注 記 が あ る か ら 一 致 が 確 認 で き た 2 4
・ 同 上 の 注 記 が な く 計 算 機 を 使 い 確 認 で き た 15 20
・ 不 一 致
・ 資 金 の 定 義 誤 り と 解 釈 す れ ば 一 致 を 確 認 で き る 9 8
・ 全 く 解 明 不 能 44 12
5 . 財 産 目 録
財 産 目 録 は 、 財 産 の 明 細 を 記 載 す る も の で あ る が 、 財 産 目 録 に 明 細 が 記 載 さ れ て い な い も の が あ っ た 。 た と え ば 、 預 金 に つ い て は 銀 行 別 等 の 明 細 が 記 載 さ れ て い る の に 、 貸 付 金 、 借 入 金 に つ い て は 、 そ の 明 細 が 記 載 さ れ て い な い よ う な 場 合 で あ る 。 中 に は 、 財 産 目 録 全 体 が 貸 借 対 照 表 と 内 容 が ほ と ん ど 同 じ と な っ て し ま っ て い る も の も あ っ た 。
財 産 目 録 に 明 細 の 記 載 が あ る か 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
・ あ る 81 73
・ な い 11 36
合 計 92 109
※ 今 回 の 調 査 に お い て は 、 明 細 の 記 載 が 若 干 で も あ る 場 合 に は 「 あ る 」 と し て 集 計 し て い る 。
6 . 貸 借 対 照 表
貸 借 対 照 表 の 科 目 名 に つ い て 、N P O 法 人 は 非 営 利 会 計 で あ る の に 、企 業 会 計 と 同 じ 科 目 、 た と え ば 、 資 本 金 、 欠 損 金 と い う 科 目 を 使 用 し て い る 例 が あ っ た 。 N P O 法 人 で は 資 本 と い う 概 念 は な い の で 、 正 味 財 産 、 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) と い う よ う な 科 目 名 を 使 用 す る べ き で あ る 。
ま た 、 減 価 償 却 を 実 施 し て い な い か 、 あ る い は 、 減 価 償 却 を 実 施 し て い る か ど う か 不 明 な 場 合 が 多 い 。 適 正 な 正 味 財 産 計 算 を 行 う た め に は 、 減 価 償 却 を 実 施 す る 必 要 が あ る 。
7 . 収 支 計 算 書
収 支 計 算 書 に 正 味 財 産 増 減 の 部 を 設 け て い た 法 人 が 13法 人 、 正 味 財 産 増 減 計 算 書 を 別 途 作 成 し て い た 法 人 が 2法 人 、 注 記 に よ り 正 味 財 産 増 減 を 記 載 し て い る 法 人 が 8法 人 で あ っ た 。
経 常 支 出 を 事 業 費 と 管 理 費 等 に 分 け て い る 法 人 は 79法 人 で あ っ た 。 N P O 法 人 の 場 合 に は 特 定 の 事 業 に 対 し て ど の 程 度 の 支 出 が あ っ た か 重 要 と な る 場 合 が 多 い の で 、 一 般 的 な 管 理 費 と は 区 分 す る こ と が 望 ま し い 。
実 績 と 予 算 と の 対 比 は 現 在 で は 法 定 さ れ た も の で は な い が 、 事 業 の 計 画 性 が 重 視 さ れ る よ う な 事 業 を 中 心 と す る N P O 法 人 で あ れ ば 予 算 対 比 の 形 式 が 望 ま れ る 。 予 算 対 比 と な っ て い る 法 人 は 68法 人 で あ っ た 。 た だ し 、 予 算 と 実 績 の 差 異 欄 が な か っ た 法 人 が 8法 人 あ っ た 。
予 備 費 に つ い て は 、 項 目 を 設 け て い た の は 46法 人 で あ っ た 。 し か し 、 実 際 そ の 予 備 費 を 適 切 に 使 用 し て い る 法 人 は 少 な か っ た 。 不 適 切 な 例 と し て は 、 予 算 超 過 と な っ て い る 科 目 が あ り な が ら 予 備 費 を 使 用 し て い な い ケ ー ス や 、 使 用 し て い て も そ の 流 用 先 が 不 明 な ケ ー ス な ど で あ る 。
収 支 計 算 書 の 備 考 欄 の 記 載 が 不 十 分 、 全 く 記 載 の な い も の 、 あ る い は 欄 自 体 が な い 法 人 が 43法 人 あ っ た 。 ( 法 律 上 、 要 請 さ れ て い る も の で は な い が 利 害 関 係 者 へ の 情 報 開 示 の 充 実 と い う 観 点 か ら 記 載 が 望 ま れ る 。 )
特 定 非 営 利 活 動 の 会 計 を 事 業 別 に 分 け て 収 支 計 算 書 を 作 成 し て お り 、 特 定 非 営 利 活 動 会 計 の 全 体 を 表 す 合 計 表 を 作 成 し て い な い も の が あ っ た 。
収 支 計 算 書 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
( ア ) 正 味 財 産 増 減 の 部 に 分 か れ て い る か
・ 分 か れ て い る 13 9
・ 分 か れ て い な い 79 100
( イ ) 経 常 収 支 と そ の 他 資 金 収 支 に 分 か れ て い る か
・ 分 か れ て い る 19 16
・ 分 か れ て い な い 73 93
( ウ ) 経 常 支 出 は 事 業 費 、 管 理 費 等 に 分 か れ て い る か
・ 分 か れ て い る 79 100
・ 分 か れ て い な い 13 9
( エ ) 予 算 対 比 と な っ て い る か
・ な っ て い る 68 80
・ な っ て い な い 24 29
( オ ) 予 算 対 比 と な っ て い る 場 合 、 差 異 欄 は あ る か
・ あ る 60 78
・ な い 8 2
( カ ) 予 備 費 の 項 目 は あ る か
・ あ る 46 59
・ な い 46 50
( キ ) 備 考 欄 の 記 載 は あ る か
・ あ る 49 42
8 . 注 記 関 係
( 1 ) 資 金 の 範 囲 の 注 記
資 金 の 範 囲 に つ い て 注 記 を し て い な い 法 人 が 多 い 。 資 金 の 範 囲 に つ い て 注 記 が あ っ た の は 28法 人 で あ っ た が 、 全 て の 法 人 で 注 記 が 必 要 で あ る 。 資 金 の 範 囲 を 注 記 し て い て も 記 載 内 容 が 誤 っ て い る 場 合 が あ っ た 。 た と え ば 、 資 金 の 範 囲 が 、 現 金 預 金 で あ る に も か か わ ら ず 、 「 短 期 金 銭 債 権 債 務 を 含 む 」 と い う 注 記 に な っ て い る な ど で あ る 。
ま た 、 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 を 記 載 し て い な い 法 人 が 多 い 。 資 金 の 範 囲 を 現 金 預 金 と 定 義 し て い る 場 合 を 除 き 、 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 を 注 記 す る 必 要 が あ る 。
( 2 ) 正 味 財 産 増 減 の 注 記
正 味 財 産 増 減 額 の 内 訳 を 記 載 し て い な い 法 人 が 多 い 。 収 支 計 算 書 の 当 期 収 支 差 額 と 貸 借 対 照 表 の 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) が 不 一 致 の 場 合 は 正 味 財 産 増 減 額 の 内 訳 を 注 記 す る 必 要 が あ る 。
資 金 の 増 減 を 伴 わ な い 財 産 の 増 減 に つ い て 記 載 す る 必 要 が あ る 。 例 え ば 、 年 度 中 に 受 贈 し た 資 金 以 外 の 財 産 ( 例 え ば 固 定 資 産 な ど ) の 内 容 、 金 額 等 を 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) の 内 訳 に 記 載 す る 。
( 3 ) 固 定 資 産 の 計 上 基 準 お よ び 減 価 償 却 の 方 法 の 注 記
固 定 資 産 の 計 上 基 準 ( 金 額 ) お よ び 減 価 償 却 の 方 法 を 注 記 す る こ と が 必 要 で あ る 。 減 価 償 却 の 方 法 に つ い て 注 記 を し て い な い 法 人 が 多 い 。
( 4 ) 保 証 債 務 等 の 注 記
保 証 債 務 の 注 記 に つ い て は 、 全 て の 法 人 で 保 証 行 為 が な か っ た と 思 わ れ る が 、 「 保 証 債 務 な し 」 と 注 記 し て い る 法 人 は 25法 人 あ っ た 。 N P O 法 人 が 債 務 保 証 を す る ケ ー ス は 稀 で あ る と 思 わ れ る の で あ え て 注 記 を し な く て も よ い と も 考 え ら れ る が 、 保 証 債 務 は 貸 借 対 照 表 、 収 支 計 算 書 に 計 上 さ れ な い 取 引 で あ る の で 、 保 証 債 務 が な い 旨 の 注 記 が あ る 方 が 利 害 関 係 者 に 丁 寧 な 情 報 開 示 と 言 え る 。 担 保 提 供 資 産 に つ い て も 同 様 で あ る 。
注 記 に つ い て 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
注 記 は あ る か
・ あ る ( → あ る 場 合 、 下 の ( ア ) か ら ( キ ) へ ) 36
・ な い 49
( ア ) 重 要 な 会 計 方 針 の 注 記 に つ い て
a ) 有 価 証 券 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る 0 0
・ な い 1 1
・ 該 当 な し ( 有 価 証 券 の 計 上 が な い た め ) 35 97
b ) 固 定 資 産 の 計 上 基 準 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る 1 0
・ 該 当 な し ( 固 定 資 産 の 計 上 が な い た め ) 12 66
c ) 固 定 資 産 の 減 価 償 却 方 法 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る 5 12
・ な い 19 20
・ 該 当 な し ( 固 定 資 産 の 計 上 が な い た め ) 12 66
d ) 引 当 金 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る 0 1
・ な い 3 0
・ 該 当 な し ( 引 当 金 の 計 上 が な い た め ) 33 97
( イ ) 資 金 の 範 囲 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ 注 記 な し 8 43
注 記 が あ る 場 合 の 資 金 の 範 囲
・ 現 金 預 金 15 38
・ 現 金 預 金 及 び 短 期 金 銭 債 権 債 務 等 ( 借 入 金 等 を 除 く ) 10 15
・ 短 期 借 入 金 等 を 含 め た 正 味 運 転 資 金 3 2
( ウ ) 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 の 注 記 が あ る か
・ あ る 15 4
・ な い 18 33
・ 該 当 な し ( 資 金 の 範 囲 が 現 金 預 金 の た め ) 3 61
( エ ) 固 定 資 産 の 取 得 価 額 、 減 価 償 却 累 計 額 の 注 記 が あ る か
・ あ る 5 7
・ な い 19 1
・ 該 当 な し ( 固 定 資 産 の 計 上 が な い た め ) 12 90
( オ ) 保 証 債 務 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る ( す べ て 「 保 証 債 務 な し 」 と い う 注 記 で あ っ た ) 25 39
・ な い 11 59
( カ ) 担 保 提 供 資 産 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る 0 1
・ な い 36 97
( キ ) 受 贈 さ れ た 資 産 に つ い て の 注 記 が あ る か
・ あ る 0 0
・ な い 36 98
9 . そ の 他
下 記 の 様 に 計 算 書 類 に お け る 不 備 事 項 の 範 囲 は 多 岐 に わ た る が 、 内 容 的 に は 、 少 し 注 意 を し て 計 算 書 類 を チ ェ ッ ク す れ ば 、 か な り の 不 備 事 項 は 解 消 す る も の と 思 わ れ る 。
監 査 報 告 書 が 添 付 さ れ て い な い 法 人 が 74法 人 で あ っ た 。 監 査 報 告 が あ る 場 合 で も 「 以 上 の 通 り 相 違 あ り ま せ ん 」 や 「 監 査 の 結 果 、 正 確 で あ る こ と を 認 め ま す 」 程 度 の 記 載 が 多 く 、 監 査 の 対 象 、 手 続 等 の 記 載 の あ る 監 査 報 告 書 は な か っ た 。 「 上 記 の と お り 御 報 告 い た し ま す 。 」 の 記 載 の あ と に 監 事 の 氏 名 が 記 名 押 印 さ れ て お り 、 監 事 の 役 割 を 理 解 し て い な い の で は な い か と 思 わ れ る 法 人 も 見 ら れ た 。
多 く の 利 害 関 係 者 を 有 す る 大 規 模 な N P O 法 人 に つ い て は 、 公 認 会 計 士 ま た は 監 査 法 人 の 監 査 を 受 け る こ と が 望 ま し い 。
そ の 他 の 調 査 事 項 法 人 数 ( 前 回 調 査 )
( ア ) 金 額 単 位 の 記 載 は あ る か
・ あ る 77 92
・ な い 15 17
( イ ) 年 度 ( 会 計 期 間 ) の 記 載 は あ る か
・ あ る 91 107
・ な い 1 2
( ウ ) 各 計 算 書 類 に 法 人 名 称 の 記 載 は あ る か
・ あ る 90 104
・ な い 2 5
( エ ) 監 査 報 告 が あ る か
・ あ る 18 −
・ 公 認 会 計 士 0 −
・ 監 事 18 −
・ な い 74 −
1 0 . 損 益 計 算 書 に 相 当 す る 書 類 の 作 成 に つ い て
今 回 の 実 態 調 査 を 行 っ た 結 果 、 前 回 の 調 査 結 果 と あ ま り 相 違 な い も の と な っ た 。 そ の 原 因 の ひ と つ と し て 、 収 支 計 算 書 の 作 成 の 難 し さ が あ る 。 一 般 の 企 業 会 計 と 異 な る 会 計 処 理 を 行 う た め 、 経 理 の 経 験 が あ る も の で も そ の 作 成 は 難 し い も の と 思 わ れ る 。
実 態 調 査 の 結 果 、 「 資 金 の 範 囲 」 に つ い て 、 会 計 方 針 の 記 載 と 実 際 の 会 計 処 理 が 異 な る 場 合 や 、 全 く 不 明 な も の が 多 く 見 受 け ら れ た 。 こ れ は 、 多 く の 経 理 担 当 者 が 「 資 金 の 範 囲 」 の 概 念 に つ い て 、 十 分 に 理 解 し て い な い こ と を 意 味 す る も の と 考 え ら れ る 。
ま た 、 介 護 サ ー ビ ス 事 業 を 行 っ て い る N P O 法 人 は 、 法 人 税 の 申 告 の た め 、 収 支 計 算 書 と は 別 に 、 損 益 計 算 書 ( に 相 当 す る 書 類 ) を 作 成 し て い る の が 実 情 で あ る 。
最 近 の 非 営 利 会 計 は 、 公 益 法 人 会 計 基 準 の 改 正 に 見 ら れ る よ う に 、 「 収 支 計 算 」 か ら 「 損 益 計 算 」 へ の 変 更 が そ の 流 れ と な っ て い る 。
こ の よ う な 中 で 、NPO法 人 で も 損 益 計 算 書 に 相 当 す る 書 類 の 作 成 が 望 ま し い と 考 え ら れ る が 、 N P O 法 上 、 収 支 計 算 書 の 作 成 が 義 務 付 け ら れ て い る と 解 さ れ る こ と か ら 、 損 益 計 算 書 に 相 当 す る 計 算 書 は 作 成 す る こ と は で き な い 。
N P O 法 人 の 財 務 報 告 に 掛 か る 負 担 を 軽 減 し 、 か つ 、 適 正 な 財 務 報 告 を 普 及 す る 為 に 、 収 支 計 算 書 の N P O 法 上 の 取 り 扱 い に つ い て 、 今 後 、 検 討 し て い く こ と が 望 ま し い と 考 え ら れ る 。
Ⅲ . 計 算 書 類 の 例 示 と 説 明
特 定 非 営 利 活 動 法 人 が 計 算 書 類 を 作 成 す る に 当 た っ て 参 考 に な る よ う 一 つ の 様 式 を 記 載 す る 。 冒 頭 に 記 載 し た よ う に 、 N P O 法 人 の 計 算 書 類 に つ い て 細 か な 内 容 は 法 定 さ れ て お ら ず 、 各 法 人 の 判 断 に 任 さ れ て い る 。 重 要 な こ と は 、 法 人 内 部 の 関 係 者 や 外 部 の 関 係 者 に ど の よ う な 会 計 報 告 を 行 う こ と が 、 法 人 の ミ ッ シ ョ ン ( 使 命 ) 遂 行 の た め に 有 益 で あ る か と い う 観 点 で あ る 。 ま た 当 然 に 法 人 の 事 務 処 理 能 力 も 影 響 す る 。
こ こ で 記 載 し た 計 算 書 類 の モ デ ル 記 載 例 は あ く ま で 一 つ の 例 示 で あ り 、全 て の 法 人 が こ れ に 従 わ な け れ ば な ら な い と い う も の で は な い 。 大 阪 府 や 経 済 企 画 庁 の ひ な 型 に な ら っ て い る 法 人 が 多 い の で 、 そ れ ら に よ る 場 合 の 説 明 を 記 載 し た 。 あ る 程 度 丁 寧 な 情 報 開 示 を 行 っ て い る 例 を 示 し て い る が 、 こ れ よ り も も っ と 詳 し い 開 示 も あ り 得 る し 、 逆 に 規 模 の 小 さ な 法 人 は も っ と 簡 素 な 開 示 も あ り 得 る 。
1 . 財 産 目 録
第 ○
期 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 財 産 目 録
平 成 18年 6月 30日 現 在
( 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ○ ○ ○ ○ )
( 単 位 : 円 )
科 目 ・ 摘 要 金 額
Ⅰ 資 産 の 部
1 流 動 資 産
現 金 預 金
現 金 現 金 手 許 有 高 55, 000
普 通 預 金 八 尾 銀 行 布 施 支 店 322, 800
未 収 金 第 ○ 期 会 費 12 名 分 120, 000
流 動 資 産 合 計 497, 800
2 固 定 資 産
車 両 運 搬 具 普 通 乗 用 車 な に わ500 も1234 408, 600
敷 金 事 務 所35 ㎡ 分 山 田 ビ ル 400, 000
固 定 資 産 合 計 808, 600
資 産 合 計 1, 306, 400
Ⅱ 負 債 の 部
1 流 動 負 債
未 払 金 器 具 レ ン タ ル 料6 月 分 198, 000
預 り 金 給 与 ・ 報 酬 源 泉 所 得 税6 月 分 50, 000
流 動 負 債 合 計 248, 000
2 固 定 負 債
長 期 借 入 金 八 尾 銀 行 布 施 支 店 850, 000
固 定 負 債 合 計 850, 000
負 債 合 計 1, 098, 000
正 味 財 産 208, 400
2 . 財 産 目 録 の 説 明
財 産 目 録 の 資 産 合 計 額 は 、 負 債 合 計 額 と 正 味 財 産 額 の 合 計 と 一 致 し ま す 。 す な わ ち 、 資 産 = 負 債 + 正 味 財 産 と い う 関 係 に あ り ま す 。
3 . 貸 借 対 照 表 の 例 示
第 ○
期 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 貸 借 対 照 表
平 成 18年 6月 30日 現 在
( 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ○ ○ ○ ○ )
( 単 位 : 円 )
科 目 金 額 科 目 金 額 Ⅰ 資 産 の 部 Ⅱ 負 債 の 部
1 流 動 資 産 1 流 動 負 債
現 金 預 金 377, 800 C 未 払 金 198, 000 C 未 収 金 120, 000 C 預 り 金 50, 000 C
流 動 負 債 合 計 248, 000 2 固 定 負 債
流 動 資 産 合 計 497, 800 長 期 借 入 金 850, 000 2 固 定 資 産
車 両 運 搬 具 408, 600 D 固 定 負 債 合 計 850, 000 敷 金 400, 000 負 債 合 計 1, 098, 000
Ⅲ 正 味 財 産 の 部
前 期 繰 越 正 味 財 産 50, 000 固 定 資 産 合 計 808, 600 当 期 正 味 財 産 増 加 額 158, 400 a
正 味 財 産 合 計 208, 400 資 産 合 計 1, 306, 400 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 1, 306, 400
C D a は 説 明 の た め の 符 号 で 実 際 の 計 算 書 類 に は 記 載 し ま せ ん 。
( 参 考 )
貸 借 対 照 表 は 報 告 式 に よ り 作 成 し て も 問 題 は あ り ま せ ん 。報 告 式 と は 以 下 の よ う に 資 産 の 部 の 下 に 、
負 債 、 正 味 財 産 の 部 を 記 載 す る 様 式 で す 。
科 目 金 額 Ⅰ 資 産 の 部
1 流 動 資 産
現 金 預 金 377, 800 未 収 金 120, 000
流 動 資 産 合 計 497, 800 2 固 定 資 産
車 両 運 搬 具 408, 600 敷 金 400, 000
固 定 資 産 合 計 808, 600
資 産 合 計 1, 306, 400 Ⅱ 負 債 の 部
1 流 動 負 債
未 払 金 198, 000 預 り 金 50, 000
流 動 負 債 合 計 248, 000 2 固 定 負 債
長 期 借 入 金 850, 000
固 定 負 債 合 計 850, 000
負 債 合 計 1, 098, 000 Ⅲ 正 味 財 産 の 部
前 期 繰 越 正 味 財 産 50, 000 当 期 正 味 財 産 増 加 額 158, 400
4 . 貸 借 対 照 表 の 説 明
( 1 ) 貸 借 対 照 表 、 正 味 財 産 と は
貸 借 対 照 表 に は 、 資 産 と 負 債 そ し て そ の 差 額 で あ る 正 味 財 産 を 記 載 し ま す 。
つ ま り 正 味 財 産 と は 、「 資 産 − 負 債 」の 額 の こ と で す 。で す か ら 当 然 、資 産 合 計 額 は 、 負 債 及 び 正 味 財 産 の 合 計 額 と 一 致 し ま す 。
貸 借 対 照 表 に は 、 財 産 目 録 の よ う な 具 体 的 な 明 細 は 記 載 せ ず に 、 勘 定 科 目 と 残 高 だ け を 記 載 し ま す 。
正 味 財 産 が ど の よ う な 理 由 で 増 え た か ( 減 っ た か ) を 注 記 4 で 説 明 し て い ま す 。 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連 を 分 か り や す く す る た め に 、 正 味 財 産 に つ い て は 前 期 以 前 の 増 減 と 当 期 の 増 減 を 区 分 し て 、 「 前 期 繰 越 正 味 財 産 」 と 「 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) 」 と 表 示 し ま す 。
( 2 ) 固 定 資 産
固 定 資 産 に つ い て は 、 「 1 0 万 円 以 上 で 1 年 以 上 使 用 見 込 み の も の を 計 上 す る 」 と い う よ う に 法 人 ご と に 資 産 計 上 基 準 を 定 め て お き ま す 。
D は 注 記 3 と 対 応 し ま す 。
( 3 ) 資 金 の 範 囲 と 収 支 計 算 書
収 支 計 算 書 は 資 金 の 増 減 を 示 す 表 で す が 、 各 法 人 は そ の 資 金 の 範 囲 に つ い て 定 義 を し な け れ ば な り ま せ ん 。
こ の 例 で は 、 注 記 1 ( 2 ) 記 載 の 通 り 「 資 金 の 範 囲 に は 、 現 金 預 金 及 び 借 入 金 等 を 除 く 短 期 金 銭 債 権 債 務 等 を 含 め て い ま す 」 。 つ ま り 記 載 例 の 貸 借 対 照 表 上 で の C 記 号 が 付 さ れ て い る 科 目 を 資 金 と 定 義 し て い ま す 。 記 載 例 で は 流 動 資 産 と 流 動 負 債 の 科 目 全 て に C が 付 さ れ て い ま す が 、 流 動 資 産 、 流 動 負 債 と い う 理 由 で 付 さ れ て い る の で は あ り ま せ ん 。 仮 に こ の 法 人 が 貯 蔵 品 、 前 払 費 用 、 短 期 借 入 金 な ど と い っ た 流 動 資 産 、 流 動 負 債 を 有 し て い て も 、 こ れ ら は 短 期 金 銭 債 権 債 務 等 に 含 ま れ ま せ ん か ら 資 金 で は な く 、 し た が っ て C の 符 号 は な さ れ ま せ ん 。
収 支 計 算 書 で は こ の C の 科 目 合 計 が 増 減 す る 要 因 を 記 載 し ま す 。
つ ま り 、 収 支 計 算 書 に 記 載 さ れ る 取 引 は 、 1 . 貸 借 対 照 表 上 で の C の 科 目 と そ れ 以 外 の 科 目 と の 取 引 ( 例 え ば 現 金 を 使 用 し て 車 両 を 購 入 ) 、 2 . 貸 借 対 照 表 の C の 科 目 そ の も の が 増 減 す る 取 引 ( 例 え ば 収 入 を 得 て 現 金 が 増 え た り 、 経 費 を 支 払 っ て 現 金 が 減 る 場 合 ) で す 。
逆 に 未 収 金 を 回 収 し て 現 金 が 増 え る 場 合 に は 、 こ の 例 の 資 金 の 定 義 で は C の 科 目 間 で の 増 減 で あ り 、 C の 科 目 合 計 は 変 わ り ま せ ん の で 、 収 支 計 算 書 に は 記 載 さ れ ま せ ん 。
こ の 例 と は 違 っ て 、 資 金 の 範 囲 を 現 金 預 金 と 定 義 し た 場 合 に は 、 収 支 計 算 書 は 家 計 簿 的 な 感 覚 で 理 解 し や す い と 思 い ま す 。 こ の 場 合 に は 未 収 金 を 回 収 し た 場 合 も 資 金 = 現 金 預 金 が 増 え ま す か ら 収 支 計 算 書 に 記 載 さ れ ま す 。 と こ ろ が 、 資 金 = 現 金 預 金 の 場 合 に は 例 え ば 期 末 に 会 場 の 借 用 料 が 未 払 で あ っ た 場 合 に 収 支 計 算 書 に 会 場 費 は 計 上 さ れ ま せ ん か ら 、 未 払 や 未 収 が 発 生 し た 場 合 に 法 人 の 活 動 の 実 態 を 誤 解 す る 可 能 性 が あ り ま す 。
ま す 。
( 4 ) 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連
当 期 正 味 財 産 増 加 額 の a は 注 記 4 の A か ら 誘 導 さ れ る も の で す 。
A か ら a に 記 入 し た 後 に 貸 借 対 照 表 の 借 方 合 計 と 貸 方 合 計 が 一 致 し な い 場 合 に は ど こ か に 誤 り が あ る こ と に な り ま す 。
( 5 ) 設 立 時 正 味 財 産 ( 第 1 期 の み 記 載 さ れ る 可 能 性 が あ る )
設 立 時 に 有 す る 財 産 が あ る 場 合 に は 、 借 方 に は 該 当 す る 資 産 科 目 に 金 額 を 記 載 す る と と も に 、 貸 方 に は 「 前 期 繰 越 正 味 財 産 」 の 科 目 を 「 設 立 時 正 味 財 産 」 に 変 更 し て 記 載 し ま す 。 そ し て 注 記 に そ の 財 産 の 内 容 と 金 額 を 記 載 し ま す 。
( 6 ) 年 度 中 に 受 贈 し た 資 金 以 外 の 財 産
年 度 中 に 受 贈 し た 資 金 以 外 の 財 産 が あ る 場 合 に は 、 借 方 に は 該 当 す る 資 産 科 目 に 金 額 を 記 載 す る と 共 に 、 貸 方 に は 「 当 期 正 味 財 産 増 加 額 」 の 科 目 に 記 載 し ま す 。 そ し て 注 記 4 の 当 期 正 味 財 産 増 加 額 の 内 訳 の 注 記 に 記 載 し ま す 。 さ ら に 必 要 に 応 じ て 資 産 内 容 に つ い て 詳 し く 注 記 し ま す 。
( 7 ) 科 目 の 残 高 が ゼ ロ の 場 合
5 . 収 支 計 算 書 の 例 示
第 ○
期 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 収 支 計 算 書
平 成 17年 7月 1日 か ら 平 成 18年 6月 30日 ま で
( 特 定 非 営 利 活 動 法 人 ○ ○ ○ ○ )
( 単 位 : 円 )
予 算 額 決 算 額 差 異 備 考 科 目 ① ② ① − ②
Ⅰ 収 入 の 部 1 会 費 等 収 入
入 会 金 収 入 100, 000 90, 000 10, 000 @10, 000円 × 9人 会 費 収 入 550, 000 570, 000 △ 20, 000 @10, 000円 × 57人 2 事 業 収 入
環 境 保 護 啓 発 事 業 収 入 1, 000, 000 1, 050, 000 △ 50, 000 @2, 000円 × 525人
出 版 事 業 収 入 600, 000 579, 300 20, 700 @300円 × 1, 931冊 3 補 助 金 収 入
民 間 補 助 金 収 入 200, 000 200, 000 − ○ ○ よ り △ △ 補 助 金 4 雑 収 入
受 取 利 息 500 400 100
5 借 入 金 収 入
長 期 借 入 金 収 入 1, 000, 000 1, 000, 000 − ○ ○ 銀 行 。車 両 及 び 事 務 所 敷 金 支 出 の た め
当 期 収 入 合 計 3, 450, 500 3, 489, 700 △ 39, 200 Ⅱ 支 出 の 部
1 事 業 費
環 境 保 護 啓 発 事 業 費 1, 050, 000 1, 041, 000 9, 000 会 議 費 、 講 師 謝 金 な ど 出 版 事 業 費 900, 000 890, 000 10, 000 ブ ッ ク レ ッ ト の 印 刷 費 な ど
2 管 理 費
給 料 130, 000 125, 000 5, 000 事 務 パ ー ト @1, 000円 × 125時 間
会 議 費 3, 000 2, 900 100 総 会 貸 会 議 室 料 交 通 費 20, 000 15, 000 5, 000
通 信 費 40, 000 59, 700 300 電 話 代 、 切 手 代 な ど
20, 000 ※ 1
ア
雑 費 7, 000 6, 300 700 3 固 定 資 産 取 得 支 出
車 両 運 搬 具 購 入 支 出 600, 000 600, 000 − 中 古 普 通 自 動 車 4 敷 金 ・ 保 証 金 支 出
敷 金 支 出 400, 000 400, 000 − 山 田 ビ ル 5 借 入 金 返 済 支 出
長 期 借 入 金 返 済 支 出 150, 000 150, 000 − 6 予 備 費
予 備 費 150, 000 − 130, 000
△ 20, 000 ※1 −
当 期 支 出 合 計 3, 450, 000 3, 289, 900 160, 100 当 期 支 出 差 額 500 199, 800 B △ 199, 300 前 期 繰 越 収 支 差 額 50, 000 50, 000 − 次 期 繰 越 収 支 差 額 50, 500 イ 249, 800 E △ 199, 300
( 注 ) ※1 予 備 費 △ 20, 000円 は 、 臨 時 総 会 関 係 通 知 の 発 信 並 び に 会 報 発 送 費 用 の 増 加 の た め 通 信 費 に 充 当 使 用 し た 額 で す 。
6 . 収 支 計 算 書 の 説 明
( 1 ) 予 算 額 欄 と 備 考 欄 の 記 載
特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 で は 予 算 書 は 所 轄 庁 へ の 届 出 書 類 と な っ て い ま せ ん 。 し か し 社 員 な ど の 利 害 関 係 者 に と っ て は 、 予 算 と 対 比 さ れ て い る 方 が 便 利 で す し 、 ま た 備 考 欄 の 説 明 も あ る 方 が 、 理 解 が 深 ま る た め 良 い と 考 え ら れ ま す 。
差 異 欄 は 記 載 例 の よ う に ① − ② や A − B な ど と 符 号 し て お く と よ い と 思 い ま す 。 備 考 欄 に は 、 決 算 額 の 内 容 や 予 算 と の 差 異 発 生 理 由 等 を 記 載 し ま す 。
( 2 ) 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連
「 資 金 」 と 「 非 資 金 」 ( 資 金 以 外 の 財 産 ) の 両 方 に 関 係 す る 取 引 ( 記 載 例 の 場 合 は 、 た と え ば 現 金 預 金 が 減 っ て 車 両 運 搬 具 が 増 え る 購 入 取 引 が こ れ に 該 当 し ま す 。 ) が あ る よ う な 場 合 に は 、 収 支 計 算 書 の 当 期 収 支 差 額 と 貸 借 対 照 表 の 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) は 、 一 致 し ま せ ん 。 ( 記 載 例 で は 収 支 計 算 書 の B の 1 9 9 , 8 0 0 円 と 貸 借 対 照 表 の a の 1 5 8 , 4 0 0 円 が 一 致 し て い ま せ ん 。 ) こ の よ う な 場 合 両 者 の 差 を 、 収 支 計 算 書 の 最 下 部 に 「 正 味 財 産 増 減 の 部 」 を 設 け る 方 法 、 注 記 項 目 と し て 説 明 す る 方 法 、 正 味 財 産 増 減 計 算 書 を 作 成 す る 方 法 の い ず れ か の 方 法 で 明 ら か に し ま す 。 ( 記 載 例 で は 、 B の 金 額 が 注 記 4 の b に 記 載 さ れ ま す 。 )
詳 し い 説 明 は 注 記 4 の 説 明 に 記 載 し て い ま す 。
( 3 ) 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 の 記 載
次 期 繰 越 収 支 差 額 は 、 資 金 の 範 囲 に 定 め た 貸 借 対 照 表 の 勘 定 科 目 残 高 の 合 計 と 一 致 し ま す 。 し た が っ て 、 資 金 の 範 囲 を 現 金 預 金 と し た 場 合 に は 、 貸 借 対 照 表 の 現 金 預 金 と 収 支 計 算 書 の 次 期 繰 越 収 支 差 額 が 一 致 し ま す の で 、 特 に そ の 内 訳 を 表 示 す る 必 要 は あ り ま せ ん が 、 そ れ 以 外 の 場 合 に は 、 貸 借 対 照 表 上 で 資 金 の 範 囲 と し て い る 科 目 を 加 減 し な い と 収 支 計 算 書 の 次 期 繰 越 収 支 差 額 と 一 致 し て い る か ど う か が わ か り ま せ ん 。 こ の こ と を 明 ら か に す る た め 、 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 を 注 記 し ま す 。 ( 記 載 例 で は 、 E が 貸 借 対 照 表 の C の 科 目 の 合 計 と 一 致 し て い る こ と を 注 記 2 で 表 示 し て い ま す 。 )
( 4 ) 予 備 費
( 5 ) 事 業 費 と 管 理 費
記 載 例 の よ う に 法 人 の 事 業 の 目 的 の た め に 直 接 要 し た 支 出 を 事 業 費 、 法 人 の 各 種 の 業 務 を 管 理 す る た め の 間 接 的 な 支 出 を 管 理 費 と し て 区 分 す る 方 が よ り 有 用 な 情 報 提 供 と な り ま す 。
環 境 保 護 啓 発 事 業 費 と 出 版 事 業 費 の 内 訳 を 給 料 、 会 場 費 な ど に 分 け て 記 載 す る と よ り 詳 し い 報 告 と な り ま す 。
( 6 ) 設 立 時 資 金 有 高
第 1 期 の み 記 載 さ れ る 可 能 性 が あ る の で す が 、 設 立 時 に 有 す る 財 産 が あ る 場 合 で 、 そ の 財 産 が 資 金 で あ る 場 合 に は 「 前 期 繰 越 収 支 差 額 」 を 「 設 立 時 資 金 有 高 」 に 変 更 し て 金 額 を 記 載 し ま す 。
( 7 ) 科 目 の 残 高 が ゼ ロ の 場 合
7 . 計 算 書 類 に 関 す る 注 記 の 例
計 算 書 類 に 対 す る 注 記
1 重 要 な 会 計 方 針 ( 1) 固 定 資 産
ア . 計 上 基 準
1 0 万 円 以 上 で 1 年 以 上 使 用 見 込 み の も の を 固 定 資 産 に 計 上 し て い ま す 。 イ . 減 価 償 却 の 方 法
定 率 法 に よ り 減 価 償 却 を 実 施 し て い ま す 。 ( 2) 資 金 の 範 囲
資 金 の 範 囲 に は 、 現 金 預 金 及 び 借 入 金 等 を 除 く 短 期 金 銭 債 権 債 務 等 を 含 め て い ま す 。
2 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 は 、 次 の と お り で す 。
科 目 前 期 末 残 高 当 期 末 残 高
現 金 預 金 50, 000円 377, 800円 C
未 収 金 0円 120, 000円 C
合 計 ① 50, 000円 497, 800円
未 払 金 0円 198, 000円 C
預 り 金 0円 50, 000円 C
合 計 ② 0円 248, 000円
次 期 繰 越 収 支 差 額 ① − ② 50, 000円 249, 800円 E
3 固 定 資 産 の 取 得 価 額 、 減 価 償 却 累 計 額 及 び 当 期 末 残 高 は 、 次 の と お り で す 。
科 目 取 得 価 額 減 価 償 却 累 計 額 当 期 末 残 高
車 両 運 搬 具 600, 000円 191, 400円 408, 600円 D
合 計 600, 000円 191, 400円 408, 600円
4 当 期 正 味 財 産 増 加 額 の 内 訳 は 、 次 の と お り で す 。
当 期 収 支 差 額 199, 800円 b
車 両 運 搬 具 購 入 額 600, 000円 ア
敷 金 増 加 額 400, 000円 ア
借 入 金 返 済 額 150, 000円 ウ
車 両 運 搬 具 減 価 償 却 額 △ 191, 400円 エ
借 入 金 増 加 額 △ 1, 000, 000円 イ
当 期 正 味 財 産 増 加 額 158, 400円 A
5 保 証 債 務 、 担 保 提 供 資 産 は あ り ま せ ん 。
A C D E b ア イ ウ エ は 説 明 の た め の 符 号 で 実 際 の 計 算 書 類 に は 記 載 し ま せ ん 。
( 備 考 )
上 記 の 記 載 例 に 加 え て 、 以 下 の 項 目 に 該 当 す る も の が あ る 場 合 に は 注 記 し て く だ さ い 。 ・ 重 要 な 会 計 方 針
有 価 証 券 を 保 有 し て い る 場 合 、 そ の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 引 当 金 を 設 定 し て い る 場 合 、 そ の 計 上 基 準
・ 保 証 債 務 が あ る 場 合 は 、 そ の 内 容
・ 借 入 金 等 に 対 す る 担 保 提 供 資 産 が あ る 場 合 は 、 そ の 設 定 状 況 ・ 設 立 時 財 産 が あ る 場 合 、 そ の 内 容
8 . 注 記 の 説 明 ( 1 ) 固 定 資 産
「 取 得 価 額 が 1 0 万 円 以 上 で 1 年 以 上 使 用 見 込 み の も の を 計 上 し て い ま す 」 な ど と 計 上 基 準 を 注 記 し ま す 。
減 価 償 却 資 産 が あ る 場 合 に は 、 減 価 償 却 を 実 施 す る か 否 か と 実 施 し た 場 合 に そ の 方 法 を 注 記 し ま す 。実 施 し て い な い 場 合 に は「 減 価 償 却 は 実 施 し て い ま せ ん 」と 記 載 し ま す 。
( 2 ) 資 金 の 範 囲
資 金 の 範 囲 の 注 記 は 、 ど の よ う な 場 合 に も 必 ず 必 要 で す 。 記 載 例 で は 資 金 の 範 囲 に 含 ま れ た 勘 定 科 目 は C の 科 目 で す 。
( 3 ) 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳
資 金 の 範 囲 を 現 金 預 金 と し た 場 合 に は 、 貸 借 対 照 表 の 現 金 預 金 と 収 支 計 算 書 の 次 期 繰 越 収 支 差 額 が 一 致 し ま す の で 、 特 に そ の 内 訳 を 記 載 す る 必 要 は あ り ま せ ん が 、 そ れ 以 外 の 場 合 に は 、 次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 つ ま り 資 金 の 構 成 要 素 を 注 記 し ま す 。
( 4 ) 固 定 資 産 の 取 得 価 額 及 び 減 価 償 却 累 計 額
貸 借 対 照 表 の 固 定 資 産 残 高 を 減 価 償 却 額 控 除 後 の 金 額 と し て い る 場 合( 直 接 法 )に は 、 固 定 資 産 の 取 得 価 額 、 減 価 償 却 累 計 額 及 び 当 期 末 残 高 を 注 記 し ま す 。
( 5 ) 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) の 内 訳
収 支 計 算 書 の 当 期 収 支 差 額 と 貸 借 対 照 表 の 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) が 、 一 致 し な い 場 合 、 両 者 の 差 を 注 記 で 明 ら か に し ま す 。
資 金 ( C の 符 号 の 科 目 ) の 増 減 は 収 支 計 算 書 で 記 載 さ れ て い ま す 。 も し 法 人 が C の 科 目 以 外 に 貸 借 対 照 表 の 科 目 残 高 が な い 場 合 に は 、当 期 収 支 差 額 と 当 期 正 味 財 産 増 加 額( 減 少 額 ) と は 一 致 し ま す の で 、 記 載 例 の 4 の 注 記 は 不 要 に な り ま す 。
ま た 内 閣 府 の 様 式 の 場 合 は 、 収 支 計 算 書 の 最 下 部 に 「 正 味 財 産 増 減 の 部 」 を 設 け て 貸 借 対 照 表 と の 関 連 づ け を 行 っ て い ま す か ら 、 こ の 様 式 を 採 用 す る 場 合 に は こ こ で の 注 記 は 不 要 で す 。
記 載 例 で は C の 科 目 以 外 に 残 高 が あ り ま す の で 、 収 支 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 と の 関 連 性 を 説 明 す る 必 要 が あ り ま す 。 つ ま り C の 科 目 に つ い て は 収 支 計 算 書 で 増 減 が 説 明 さ れ て い ま す が 、 そ れ 以 外 の 科 目 に つ い て こ の 注 記 で 説 明 し ま す 。
ア は 、 固 定 資 産 購 入 の た め の 支 出 と し て 収 支 計 算 書 に 資 金 の 減 少 と し て 記 載 さ れ て い ま す 。 し か し 、 法 人 と し て は 資 金 が 固 定 資 産 に か わ っ た だ け で 、 正 味 財 産 は 増 え も 減 り も し て い ま せ ん 。 し た が っ て こ こ で は 加 算 し て い ま す 。
イ は 、 長 期 借 入 金 の 取 引 を 行 っ た こ と に よ り 、 資 金 が 増 加 し た と し て b の 当 期 収 支 差 額 の 増 加 の 要 素 に な っ て い ま す が 、 法 人 と し て は 借 入 を し て 資 金 が 増 え た だ け で 正 味 財 産 は 変 動 し て い ま せ ん の で 、 こ こ で は 減 算 し て い ま す 。
が っ て こ こ で は 加 算 を し て い ま す 。
エ は 資 金 に 関 係 な い 取 引 で す 。車 両 の 価 値 が 減 価 償 却 分 だ け 減 っ た と 考 え て く だ さ い 。 そ の 分 正 味 財 産 が 減 っ て い ま す の で 減 算 し て い ま す 。
年 度 中 に 資 金 以 外 の 資 産 を 受 贈 し た 場 合 に は 、 例 え ば 土 地 を 受 贈 し た 場 合 に は 「 土 地 受 贈 額 × × 円 」 と 記 載 し ま す 。
( 6 ) 設 立 時 財 産
設 立 時 財 産 が あ る 場 合 、 そ の 内 容 と 金 額 を 記 載 し ま す 。
( 7 ) 年 度 中 に 受 贈 し た 財 産
4 で 記 載 し た 「 土 地 受 贈 額 × × 円 」 に つ い て 、 さ ら に 詳 し く 、 受 贈 資 産 の 内 容 、 例 え ば 土 地 で あ れ ば 住 所 ( 地 番 ) 、 面 積 、 及 び 金 額 の 根 拠 な ど に つ い て 注 記 す る こ と が 望 ま れ ま す 。 注 記 の 場 所 は 上 の 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) の 内 訳 の 欄 で も 結 構 で す し 、 別 に 項 目 を 設 け て も 結 構 で す 。 ま た 収 支 計 算 書 に 計 上 さ れ た 資 金 の 受 贈 内 容 に つ い て も 必 要 に 応 じ て 、 同 様 に 内 容 を 注 記 し ま す 。
( 8 ) そ の 他
全 て の 法 人 に お い て 、 必 ず 必 要 と な る 注 記 は 上 記 注 記 例 の 中 の 「 1 − ( 2 ) 資 金 の 範 囲 」 で す 。 他 の 注 記 は 該 当 す る 場 合 に 記 載 し て く だ さ い 。
Ⅳ . 計 算 書 類 作 成 時 の チ ェ ッ ク リ ス ト
は い い い え 該 当 な し
財 産 目 録 表 題 は 特 定 非 営 利 活 動 、 そ の 他 の 事 業 な ど に 分 け て 記 載 さ れ て い る か 定 款 に そ の 他 の 事 業 の 記 載 が あ る 場 合 で 、 当 期 に は 事 業 を 行 っ て い な い 場 合 に は 金 額 を ゼ ロ と し て 計 算 書 類 を 作 成 す る か 、 ま た は 事 業 報 告 に そ の 旨 記 載 し て い る か
決 算 期 が 記 載 さ れ て い る か 法 人 名 が 記 載 さ れ て い る か 金 額 単 位 が 記 載 さ れ て い る か 貸 借 は 一 致 し て い る か 勘 定 科 目 の 金 額 は 貸 借 対 照 表 と 全 て 一 致 し て い る か 勘 定 科 目 の 明 細 は 適 切 に 記 載 さ れ て い る か 貸 借 対 照 表 表 題 は 特 定 非 営 利 活 動 、 そ の 他 の 事 業 な ど に 分 け て 記 載 さ れ て い る か そ の 他 の 事 業 を 行 っ て い な い 場 合 そ の 旨 適 切 に 開 示 し て い る か 決 算 期 が 記 載 さ れ て い る か 法 人 名 が 記 載 さ れ て い る か 金 額 単 位 が 記 載 さ れ て い る か 貸 借 は 一 致 し て い る か 大 科 目 に つ い て は 残 高 が ゼ ロ で も 記 載 し て い る か
前 期 末 の 正 味 財 産 合 計 額 と 当 期 の 「 前 期 繰 越 正 味 財 産 」 の 額 は 一 致 し て い る か 固 定 資 産 は 計 上 さ れ て い る か
・ 固 定 資 産 計 上 基 準 を 定 め て い る か
・ 計 上 基 準 に 従 っ て 貸 借 対 照 表 に 計 上 し て い る か ( 受 贈 資 産 を 含 む )
定 め た 減 価 償 却 方 法 に 従 い 減 価 償 却 を 実 施 し て い る か 設 立 時 に 資 金 又 は 非 資 金 の 財 産 の 提 供 を 受 け た 場 合 、 設 立 時 正 味 財 産 を 正 味 財 産 の 部 に 記 載 し て い る か ( 1期 目 だ け 可 能 性 が あ る )
未 収 、 未 払 を 計 上 し て い る か 現 金 預 金 は 実 際 残 高 を 確 認 し た か 資 金 と 収 支 計 算 書 の 次 期 繰 越 収 支 差 額 は 一 致 し て い る か
・ 一 致 が 一 目 瞭 然 で な い 場 合 注 記 し て い る か
正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) と 収 支 計 算 書 の 当 期 収 支 差 額 は 一 致 し て い る か ・ 一 致 し て い な い 場 合 次 の い ず れ か の 形 式 で 調 整 が 示 さ れ て い る か
・ 注 記
は い い い え 該 当 な し
収 支 計 算 書 表 題 は 特 定 非 営 利 活 動 、 そ の 他 の 事 業 な ど に 分 け て 記 載 さ れ て い る か そ の 他 の 事 業 を 行 っ て い な い 場 合 そ の 旨 適 切 に 開 示 し て い る か 会 計 期 間 が 記 載 さ れ て い る か 法 人 名 が 記 載 さ れ て い る か 金 額 単 位 が 記 載 さ れ て い る か 足 し 算 、 引 き 算 は 合 っ て い る か 大 科 目 に つ い て は 残 高 が ゼ ロ で も 記 載 し て い る か 前 期 末 の 「 次 期 繰 越 収 支 差 額 」 と 当 期 の 「 前 期 繰 越 収 支 差 額 」 は 一 致 し て い る か 備 考 欄 に 適 切 な 説 明 が な さ れ て い る か ( 推 奨 ) 予 備 費 の 使 用 に つ い て そ の 内 容 が 分 か る よ う に 記 載 さ れ て い る か 設 立 時 に 資 金 の 提 供 を 受 け た 場 合 、設 立 時 資 金 有 高 を 記 載 し て い る か( 1期 目 だ け 可 能 性 が あ る )
注 記 重 要 な 会 計 方 針
有 価 証 券 の 評 価 基 準 固 定 資 産 の 計 上 基 準 固 定 資 産 の 減 価 償 却 方 法 引 当 金 の 計 上 基 準 資 金 の 範 囲
次 期 繰 越 収 支 差 額 の 内 訳 当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 ) の 内 訳 固 定 資 産 の 取 得 価 額 及 び 減 価 償 却 累 計 額 ( 直 接 法 の 場 合 ) 保 証 債 務
担 保 提 供 資 産 設 立 時 財 産
Ⅴ . 参 考 資 料
1 . 内 閣 府 様 式 ( 1 ) 財 産 目 録
( 法 第 28 条 第1 項 関 係 「 前 事 業 年 度 の 財 産 目 録 」)
年 度 会 計 財 産 目 録 年 月 日 現 在
特 定 非 営 利 活 動 法 人 科 目 ・ 摘 要 金 額 ( 単 位 : 円 )
Ⅰ 資 産 の 部 1 流 動 資 産
現 金 預 金
現 金 ( 現 金 手 許 有 高 )
普 通 預 金 ( ○ ○ 銀 行 ○ ○ 支 店 ) 未 収 会 費
□ □ 年 度 会 費 ( △ 名 分 )
× × × × × ×
× × ×
流 動 資 産 合 計 × × ×
2 固 定 資 産
車 両 ( △ 台 ) 備 品 ( △ 台 ) 敷 金
× × × × × × × × ×
固 定 資 産 合 計 × × ×
資 産 合 計 × × ×
Ⅱ 負 債 の 部 1 流 動 負 債
短 期 借 入 金 ( ○ ○ 銀 行 ○ ○ 支 店 ) 預 り 金 ( 職 員 に 対 す る 源 泉 所 得 税 )
× × × × × ×
流 動 負 債 合 計 × × ×
2 固 定 負 債
長 期 借 入 金 ( ○ ○ 銀 行 ○ ○ 支 店 ) × × ×
固 定 負 債 合 計 × × ×
負 債 合 計 × × ×
( 2 ) 貸 借 対 照 表 ( 勘 定 式 )
( 法 第 28 条 第1 項 関 係 「 前 事 業 年 度 の 貸 借 対 照 表 ( 勘 定 式 )」) 年 度 会 計 貸 借 対 照 表
年 月 日 現 在
特 定 非 営 利 活 動 法 人 科 目 金 額 ( 単 位 : 円 ) 科 目 金 額 ( 単 位 : 円 )
Ⅰ 資 産 の 部 Ⅱ 負 債 の 部 1 流 動 資 産 1 流 動 負 債
短 期 借 入 金 未 払 金 預 り 金
× × × × × × × × × 現 金
普 通 預 金 当 座 預 金 未 収 会 費
× × × × × × × × ×
× × × 流 動 負 債 合 計 × × × 流 動 資 産 合 計 × × × 2 固 定 負 債
長 期 借 入 金 × × ×
固 定 負 債 合 計 × × × 負 債 合 計 × × × 2 固 定 資 産
車 両 什 器 備 品 敷 金
× × × × × × × × × × × ×
Ⅲ 正 味 財 産 の 部
固 定 資 産 合 計 × × × 前 期 繰 越 正 味 財 産 × × × 当 期 正 味 財 産
増 加 額( 減 少 額 ) × × ×
正 味 財 産 合 計 × × ×
資 産 合 計 × × ×
負 債 及 び 正 味 財 産
( 3 ) 貸 借 対 照 表 ( 報 告 式 )
( 法 第 28 条 第1 項 関 係 「 前 事 業 年 度 の 貸 借 対 照 表 ( 報 告 式 )」) 年 度 会 計 貸 借 対 照 表
年 月 日 現 在
特 定 非 営 利 活 動 法 人 科 目 金 額 ( 単 位 : 円 )
Ⅰ 資 産 の 部 1 流 動 資 産
現 金 普 通 預 金 当 座 預 金 未 収 会 費
× × × × × × × × × × × ×
流 動 資 産 合 計 × × × 2 固 定 資 産
車 両 什 器 備 品 敷 金
× × × × × × × × × × × ×
固 定 資 産 合 計 × × ×
資 産 合 計 × × ×
Ⅱ 負 債 の 部 1 流 動 負 債
短 期 借 入 金 未 払 金 預 り 金
× × × × × × × × × 流 動 負 債 合 計
2 固 定 負 債
長 期 借 入 金 × × ×
× × ×
固 定 負 債 合 計 × × ×
負 債 合 計 × × ×
Ⅲ 正 味 財 産 の 部 前 期 繰 越 正 味 財 産
当 期 正 味 財 産 増 加 額 ( 減 少 額 )
× × × × × ×
( 4 ) 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 収 支 計 算 書
( 法 第 28 条 第1 項 「 前 事 業 年 度 の 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 収 支 計 算 書 」) 年 度 特 定 非 営 利 活 動 に 係 る 事 業 会 計 収 支 計 算 書
年 月 日 か ら 年 月 日 ま で
特 定 非 営 利 活 動 法 人 科 目 金 額 ( 単 位 : 円 )
Ⅰ 経 常 収 入 の 部
1 入 会 金 ・ 会 費 収 入
入 会 金 収 入 ( ○ ○ 円 × △ △ 人 分 ) 会 費 収 入 ( □ □ 円 × ▽ ▽ 人 分 )
× × ×
× × × × × × 2 事 業 収 入
○ ○ 事 業 収 入 △ △ 事 業 収 入
× × ×
× × × × × × 3 □ □ □ □
・ ・ ・ ・ × × × × × ×
経 常 収 入 合 計 × × ×
Ⅱ 経 常 支 出 の 部 1 事 業 費
○ ○ 事 業 費 △ △ 事 業 費
× × ×
× × × × × × 2 管 理 費
□ □ 費 ▽ ▽ 料
× × ×
× × × × × × 3 ☆ ☆ 支 出
※ ※ 支 出 × × × × × ×
経 常 支 出 合 計 × × ×
経 常 収 支 差 額 × × ×
Ⅲ そ の 他 資 金 収 入 の 部 1 □ △ □ △
・ ・ ・ ・ × × × × × × 2 そ の 他 の 事 業 会 計 か ら 繰 入 × × ×
そ の 他 資 金 収 入 合 計 × × × Ⅳ そ の 他 資 金 支 出 の 部
1 ▽ △ ▽ △
・ ・ ・ ・ × × × × × ×
そ の 他 資 金 支 出 合 計 × × ×
当 期 収 支 差 額 × × ×
前 期 繰 越 収 支 差 額 × × ×