平 成 3 0 年 3 月 1 3 日 中 部 地 方 整 備 局 名 古 屋 港 湾 事 務 所
報道関係者向けコンテナターミナル改良工事見学会を開催
∼立入制限区域内、コンテナターミナル直下での岸壁の工事を見てみませんか?∼
3月20日(火)、名古屋港飛島ふ頭地区ふ頭再編改良事業の工事現場で、報道関係者の方々を対象と した見学会を開催します。本工事は、中部のものづくり産業を支えていくため、飛島ふ頭のコンテナターミ ナルの機能を強化するものです。今回の見学会では、普段は入ることのできない立入制限区域内、稼働 中のコンテナターミナルにおける港湾工事の様子をご覧いただけます。
名古屋港湾事務所では、平成29年度よりコンテナ船の大型化に対応するため飛島ふ頭の岸壁 水深を深くする改良工事を行っております。加えて、供用開始から40年以上が経過しており、老朽 化対策、耐震強化岸壁への改修も実施しております。
なお、本工事では、取扱貨物量日本一の名古屋港の国際物流機能を止めないために、施設管 理者、ターミナル利用者等様々な関係機関と調整を行い、岸壁を利用しながら杭の打設や地盤改 良工事を進めています。
■実施概要
日 時 :平成30年 3月20日(火) 12時40分∼14時00分 場 所 :名古屋港飛島ふ頭東 R1 岸壁(集合場所:別紙1参照)
実施内容 :事業概要の説明、工事概要の説明、工事現場の見学(地盤改良工を予定)
■申込について
見学場所は国際条約に基づく立入制限区域のため、必ず 事前申込が必要になります。
別紙2「見学会申込書」に必要事項をご記入の上、FAX にて ご送付ください。
■取材について
見学場所は、立入制限区域内の工事現場であるため、 指定された場所以外への立入、及び撮影については、 担当者の指示に従っていただきますようお願い致します。
■配布先 : 中部地方整備局記者クラブ、中部専門記者会、名古屋港記者クラブ、港湾新聞、 港湾空港タイムス、日本海事新聞、海事プレス、マリタイムデーリーニュース
■問合せ先:
国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾事務所
企画調整課 課長 三﨑 隆央(みさき たかお)、係長 前川 直紀(まえかわ なおき) Tel 052−651−6763 Fax 052−652−0303
名古屋港飛島ふ頭 見学場所案内
日時:平成30年 3月 20日 (火) 12時40分∼14時00分
場所:名古屋港飛島ふ頭東
※12時40分までに集合場所へお越しください。
飛島ふ頭集合・見学場所(国土地理院地図使用)
別紙1
集合場所
国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾事務所 企画調整課 宛 FAX 番号:052−652−0303
見 学 会 申 込 書
申し込み方法:以下の欄に記入のうえ、FAX にてお申し込みください。
会社名及び部署名
会 社 名 :
部 署 名 :
見学者
※全員分の氏名及び 役 職 を 記 入 願 い ま す。
代表者氏名:
役職:
同行者氏名:
役職:
同行者氏名:
役職:
連絡先
※代表者の連絡先を 記入願います。
電話番号 :
FAX 番号 :
申込締め切り : 平成30年 3月19日(月) 12:00必着
「飛島ふ頭地区 ふ頭再編改良事業」 概要
東南アジア向けコンテナ貨物量増加とコンテナ船の大型化に対応するため、
既存の水深12m岸壁を水深15mの耐震強化岸壁に増深改良する。
事業期間 :平成28年度∼平成35年度
事業費
:325億円
MOL GENESIS ・積載能力 5,605TEU
・総トン数 65,000GT
岸壁水深15mを必要とするコンテナ船が接岸
東南アジア航路が就航する名古屋港飛島ふ頭東側 地区において、既存の岸壁水深12mを超える大型コ ンテナ船が増加しており、喫水調整を行うなど非効 率な輸送を強いられている。
飛島東側ターミナルの水深12m岸壁(R1,R2)は、供用 開始から40年以上が経過し、施設の経年的劣化が著 しく、大規模改修が必要な状況にある。
→
水深
15m
事業背景
2. 名古屋港東南アジア航路に就航する コンテナ船の大型化
3. 施設の老朽化 事業による効果
満載喫水での大型船の就航が可能となる →コンテナ貨物の輸送効率が向上
整備後
R1・R2岸壁桟橋上部工の劣化状況
多数のクラックが
発生 水深12m
→
1. 名古屋港の東南アジア航路のコンテナ貨物量増加
近年、自動車部品などを中心に、東南アジア向けの コンテナ貨物量が飛躍的に増加している。
岸壁
・水深12m 15m(耐震)
航路・泊地
・水深12m 15m
ふ頭用地 荷役機械
事業計画図
5,000TEU積み
⇒ 4000TEU積み相当
2,000TEU積み相当
泊地
・水深12m 15m
6 6 10 10 19 16 23
28 27
22 71 54 57 56
43 0% 20% 40% 60% 80% 100%
H23 H24 H25 H26 H27 4,000∼6,000TEU 2,400∼4,000TEU ∼2,400TEU
(出典)国際輸送ハンドブック
24%
49%
12∼ 14m
15m 必要 水深
93 83 85 93 84
N
飛島ふ頭