• 検索結果がありません。

特定秘密の保護に関する法律の適正な運用方法を早急に確立することを求める意見書(案)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "特定秘密の保護に関する法律の適正な運用方法を早急に確立することを求める意見書(案)"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

特 定 秘 密 の 保 護 に 関 す る 法 律 の 適 正 な 運 用 方 法 を 早 急 に 確 立 す る こ と を 求 め る 意 見 書 ( 案 )

今 般 成 立 し た 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 す る 法 律 は 、 国 家 安 全 保 障 会 議 設 置 法 と 密 接 不 可 分 の 関 係 に あ り 、 諸 外 国 と 情 報 交 換 ・ 共 有 を 進 め る た め に は 機 密 事 項 が 漏 え い し な い 体 制 を 整 備 す る こ と が 前 提 と な る こ と か ら 、 国 家 安 全 保 障 会 議 ( 日 本 版 N S C ) が 所 定 の 機 能 を 発 揮 し 、 我 が 国 の 外 交 、 防 衛 上 の 意 思 決 定 を 行 う た め に 重 要 か つ 不 可 欠 な も の で あ り ま す 。

特 定 秘 密 の 保 護 に 関 す る 法 律 案 の 審 議 の 中 で は 、 修 正 協 議 等 の 結 果 、 特 定 秘 密 の 対 象 と な る 情 報 を 防 衛 、 外 交 、 特 定 有 害 活 動 の 防 止 及 び テ ロ 活 動 防 止 の 4 分 野 の 安 全 保 障 上 必 要 な も の と 限 定 し 、特 定 秘 密 の 指 定 の 有 効 期 間 を 定 め る と と も に 、 国 民 の 知 る 権 利 の 保 障 に 資 す る 報 道 ・ 取 材 の 自 由 へ の 配 慮 が 盛 り 込 ま れ ま し た 。

し か し 、 特 定 秘 密 の 指 定 は 行 政 機 関 の 長 が 行 う も の と さ れ て い る こ と か ら 、 当 該 情 報 が 安 全 保 障 に 著 し い 支 障 を 与 え る も の で あ る か ど う か を 検 証 す る 制 度 等 、 適 正 な 運 用 方 法 を 確 立 し 、 国 民 の 不 安 や 懸 念 を 払 拭 し て い く こ と が 必 要 で あ り ま す 。

よ っ て 、 国 に お か れ て は 、 特 定 秘 密 の 指 定 に お け る 恣 意 性 を 排 除 す る な ど の 適 正 な 運 用 に 資 す る た め 、 検 証 が 可 能 な 実 効 性 の あ る 機 関 の 設 置 を 早 急 に 検 討 し 、 適 正 な 運 用 方 法 を 確 立 す る よ う 強 く 要 請 し 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。

平 成 25年 1 2月 17 日

衆 議 院 議 長

参 議 院 議 長

内 閣 総 理 大 臣

総 務 大 臣

法 務 大 臣

外 務 大 臣

国 家 公 安 委 員 会 委 員 長 宛

長 野 市 議 会 議 長 高 野 正 晴

参照

関連したドキュメント

② 小売電気事業を適正かつ確実に遂行できる見込みがないと認められること、小売供給の業務

この基準は、法43条第2項第1号の規定による敷地等と道路との関係の特例認定に関し適正な法の

医師の臨床研修については、医療法等の一部を改正する法律(平成 12 年法律第 141 号。以下 「改正法」という。 )による医師法(昭和 23

  

条第三項第二号の改正規定中 「

法務局が交付する後見登記等に関する法律(平成 11 年法律第 152 号)第 10 条第 1

後見登記等に関する法律第 10 条第 1

経済特区は、 2007 年 4 月に施行された新投資法で他の法律で規定するとされてお り、今後、経済特区法が制定される見通しとなっている。ただし、政府は経済特区の