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まちづくり対策特別委員会委員長報告 平成23年9月定例会 提出議案一覧 長野市ホームページ

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まちづくり対策特別委員会 1/ 2

平成二十三年九月定例会まちづくり対策特別委員会委員長報告

二十番小山岑晴でございます。

私から、まちづくり対策特別委員会の報告をいたします。

本委員会は、平成十九年十月の設置以来、中心市街地活性化やコンパクトなまちづ

くりの推進などについて調査研究を重ねてまいりました。

初めに、中心市街地活性化基本計画について申し上げます。

平成十九年五月に内閣総理大臣の認定を受けた中心市街地活性化基本計画は、策定

から既に四年が経過する中、計画に掲げる五十四事業のうち、完了が十事業、実施中

が三十三事業とおおむね順調に進んでおります。

目標の一つに掲げる﹁参加したくなるまち﹂の指標である、もんぜんぷら座及び生

涯学習センターの利用者数は年々増加しており、取組の効果がはっきりと現れる一方

で、﹁歩きたくなるまち﹂の指標である歩行者・自転車通行量や、﹁住みたくなるまち﹂

の指標である中心市街地の居住人口は、現状維持の状態が続いております。

こうした状況の中、市では、基本計画の基幹事業である中央通り歩行者優先道路化

事業や善光寺口顔づくり事業が継続中であり、平成二十六年度に予定されている北陸

新幹線の金沢延伸を見据えて進められている事業も多いことなどから、現行基本計画

を継承する内容の次期基本計画を策定するとのことであります。

そこで、現行基本計画の成果と課題をしっかり検証した上で、次期基本計画の策定

に取り組んでいくよう要望するものであります。

次に、権堂地区の活性化について申し上げます。

市では、にぎわい喪失が著しい権堂地区の再生に向け、本年一月、権堂地区再生計

画検討委員会を立ち上げ、来月をめどに再生計画をまとめる予定であります。現在、

第二次のとりまとめとして、九つのまちづくり事業が提案されており、今後、それぞ

れの事業について、権利者などと協議・調整し、合意形成が図られたものから、事業

化していくとのことであります。

このうち、事業の一つとして、市民交流ステーションの整備が提案されております。

具体的には、権堂駅東側のB1地区に市街地再開発事業により整備される施設の中へ

市民の交流施設となる公益施設を導入するものであります。

こうした中、本委員会は先月、実際に権堂のまちを歩き、現況をつぶさに調査した

後、権堂地区再生計画検討委員会の委員長などを参考人として招致し、再生計画の策

定状況やその方向性などについて意見を聴きました。

参考人からは、権堂再生に向けては、行政の積極的な支援も必要であるとの発言が

ありましたが、今回の取組が成功するかどうかは、地元関係者の熱意とやる気にかか

っております。策定される再生計画が、絵に描いた餅とならないよう、地権者や事業

者、そして地元住民が主体性を発揮して取り組むことを期待するものであります。

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まちづくり対策特別委員会 2/ 2

また、権堂B1地区市街地再開発事業が、この秋の都市計画決定を目指して準備が

進む中、導入する公益施設については、年内をめどに決定するとのことであります。

委員会では、計画されている公益施設は本当ににぎわいを創出するのか、本当に地

元住民に役立つ施設なのかとの意見も出されました。

導入する公益施設の在り方だけでなく、民間活力の更なる活用についても時間をか

けて議論する必要がありますので、慎重な対応を要望するものであります。

次に、セントラルスクゥエアについて申し上げます。

市では、今年度、セントラルスクゥエアの老朽化したステージを解体撤去した後、

オリンピックエンブレムと聖火台を中央通り沿いに移設し、長野オリンピックのメモ

リアルとなるポケットパークを整備いたします。さらに来年度、善光寺を訪れる観光

客に中心市街地を歩いてもらうための課題等を調査するため、ステージ跡地を活用し

た大型バス駐車場の実証実験を計画しております。

これらの取組は、中心市街地の回遊性を高め、歩行者が増加する可能性があります

ので、実効性のある取組となることを大いに期待するものであります。

次に、長野駅周辺第二土地区画整理事業について申し上げます。

本事業は、平成五年の事業開始以来十九年目を迎え、事業の進捗は建物移転率で七

○パーセントを超すなど、事業終盤を迎え、加速度を増して事業が進んでおりますが、

今年度の国の交付金は要望額の七割の内示にとどまるとのことであります。

住民の皆さんは、一日も早く事業が完了することを望んでおりますので、財源の確

保に努めながら、平成二十八年度の事業完了に向け、着実に取り組んでいくよう要望

するものであります。

終わりになりますが、中心市街地の活性化は、まだ緒に就いたところであり、今後

の人口減少社会や超高齢社会の到来を見据えると、引き続き重点的に取り組むべき重

要な施策であります。

本市の中心市街地活性化の戦略は、まちなかの様々な資源を生かしながら、各拠点

を点から線として結び、回遊性を高めながら線から面へとまちを育むことであります。

それぞれの事業を縦糸とすれば、それらをつなぐ横糸が正に戦略であります。

市当局におかれては、にぎわいあふれるコンパクトなまちの実現に向け、今後も一

歩一歩着実に取り組んでいくことを切に望みまして、本委員会の報告を終わります。

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