• 検索結果がありません。

総合評価方式による入札結果報告書

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "総合評価方式による入札結果報告書"

Copied!
26
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

町田市庁舎新築工事

総合評価方式による入札結果報告書

2009 年 9 月

町田市

(2)

目次

はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

1 工事公告の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

2 選考体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

3 落札者決定までの手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

4 参加資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

5 総合評価方式による落札者決定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

6 落札者決定までの経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

7 項目別評価結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

8 町田市新庁舎建設施工者候補者選考委員会講評・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22

*なお、本件入札に関連する下記の資料等を町田市ホームページ(トップページ「市政情報」

→「新庁舎計画」)にて公開中です。ぜひ、ご覧ください。

〇町田市庁舎問題検討委員会報告書(2004 年 3 月)

〇町田市新庁舎建設基本構想(2004 年 6 月)

〇町田市新庁舎建設基本計画策定委員会市民部会報告書(2004 年 12 月)

〇町田市新庁舎建設基本計画策定委員会職員部会報告書(2004 年 12 月)

〇町田市新庁舎建設基本計画(2005 年 5 月)

〇町田市新庁舎建設設計者選定委員会関連資料(2006 年 1 月)

〇町田市新庁舎建設基本設計市民ワークショップ報告書(2007 年 8 月)

〇町田市新庁舎建設基本設計(2007 年 11 月)

〇町田市新庁舎建設実施設計(2009 年 2 月)

〇町田市新庁舎建設施工者選定手法等検討委員会報告書(2009 年 3 月)

〇町田市新庁舎建設施工者候補者選考委員会関連資料(2009 年 9 月)

(3)

はじめに

町田市の新庁舎の計画は、計画策定の初期の段階から設計に至るこれまでの間、多くの市民や 学識経験者が参加して大切に進められてきました。そして、このような取組みをしっかりと受け 止めた設計者の努力もあり、市民、行政、議会が一体となって多面的に設計が練り上げられてき たことは、町田市の新庁舎建設計画の大きな特徴と言えます。

このような特徴を踏まえ、これまで多くの人々によって練り上げられてきた設計を大切に扱 ってくれる施工者にお願いしたいとの想いから、市では、新庁舎の施工者選定に際しては、単 に価格のみによって施工者を決定する従来の方式を採用しないことにしました。

そして、町田市の新庁舎にふさわしい施工者の選定方法について検討をするため、2009 年 1 月に、複数の専門分野の委員で構成する「町田市新庁舎建設施工者選定手法等検討委員会」 を設置しました。この委員会では、長期間の使用に耐えられる品質の良い建物とすることは勿 論のこと、市民参加により進められてきた町田市新庁舎計画への理解や、50 年、100 年に 1 度の一大公共事業となる新庁舎建設を地域の経済発展に活かすこと、などといった視点をもと に検討が進められ、2009 年 3 月には、①一括発注する本体工事と市内業者向け分離発注工事 を組み合わせた発注形態を採用すること、②条件付一般競争入札方式と総合評価方式を組み合 わせた施工者選定方法を採用することが提言としてまとめられました。

この提言をもとに、市では、本体工事については一括発注とし、本体工事の施工者選定手法 については、総合評価・条件付一般競争入札を採用することにしました。また、総合評価の評 価項目として「市内経済の活性化」「市民参加」といった町田市独自の項目を加え「町田型総合 評価方式」とすることにしました。

総合評価方式の具体的な評価項目の検討や選考書類の評価については、専門的見地からの考 察に加え、公平性・透明性を確保するため、複数の専門分野の委員で構成する「町田市新庁舎 建設施工者候補者選考委員会」を設置して行いました。

この報告書は、このようにして進められた「町田型総合評価方式」の選考結果の概要をまと めたものです。

(4)

1.工事公告の概要

公告した工事の概要は以下のとおりである。

工事件名 町田市庁舎新築工事 工事場所 町田市森野二丁目 939 番 1

工事概要 ・構 造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造

・延べ面積 41,510.1 ㎡

(うち地下駐車場部分 4,194.6 ㎡)

・階 数 地下 1 階、地上 10 階、塔屋 2 階

・高 さ 42.560m

*上記の建設工事一式(電気、給排水、空調設備を含む)、ただし、低層部屋上、地上外構、立 体駐車場等の工事は別途発注。

工 期 契約確定日から 2012 年 6 月 29 日(金)まで 予定価格 14,213,892,000 円(消費税含む)

最低制限価格 予定価格の 10 分の 8.5 から 10 分の 7 までの範囲内

実施設計の模型写真

(5)

2.選考体制

本件落札者の決定に際しては、専門的見地からの考察に加え、公平性・透明性を確保するため、 学識経験者で構成する「町田市新庁舎建設施工者候補者選考委員会」(以下「委員会」という。) を設置して行った。

氏 名 所 属 専門分野

委員長 たかみざわ くにお

高見澤 邦郎 首都大学東京名誉教授 都市計画

職務代理 みいしょ きよのり

三井所 清典 芝浦工業大学名誉教授 建築

委員 いかが としはる

伊香賀 俊治 慶應義塾大学教授 環境・設備・ライフサイクルアセスメント

委員 おおの たかし

大野 隆司 東京工芸大学教授 建築

委員 かみやま かずみ

神山 和美 (株)日本経済研究所 経済

委員 きりはら こうはちろう

梧原 幸八郎 (社)公共建築協会 建築施工

委員 すえすが たつお

末菅 辰雄 東京都 建築施工

*委員は五十音順

委員会の様子

(6)

3.落札者決定までの手順

落札者決定までの手順は以下のとおりである。

参加資格確認の申請 公 告

質疑回答 設計図書の配付

応募締切

入札価格の開札 参加資格の確認 参加資格確認申請書類の

提出締切

応募書類の確認

総合評価値の算出

落札者の決定

委員会(学識経験者)

8月4日 7月15日

質疑受付(5月29日~6月12日)

6月25日 5月29日 5月28日 5月25日 5月11日

応募書類のうち選考に係る 書類を匿名処理

匿名処理後各委員に選考 書類を送付(7月16日)

応募者の経営状態の確認

各委員による選考書類の 個別評価 7月16日~8月3日

委員会としての選考書類 の採点

8月4日 採点結果を報告

選考基準の検討 検討結果を報告 3月31日~4月21日

選考方法の確認 質疑回答結果を報告

確認結果を報告

6月30日

結果の確認 算出結果を報告

市長に確認結果を報告 5ページ参照

9ページおよび 11ページ以降参照 7ページ参照

10ページ参照

(7)

4.参加資格要件

本工事の参加者は、単体または特定建設工事共同企業体(以下「共同企業体」という)とし、 参加資格要件は以下のとおりとした。

(1)単体、共同企業体代表者、共同企業体第2位以降の構成員、全てに共通の要件

①電子調達サービスにより入札参加資格審査申請を行い、町田市における建設工事等競争入札参加資格者名簿に業 種「建築工事」で登録されていること。

②町田市から指名停止を受けていないこと。また、建設業法に基づく営業停止処分期間中でないこと。

③現に有効な経営事項審査注1結果通知書(以下「経審」という)における「建築一式」の総合評定値(P)を取得しているこ と。

④建築工事業に係る特定建設業の許可を受けていること。

⑤元請人として施工した工事であって 1999 年4月1日以降に引渡しを完了した工事のうち、以下の全ての工事実績を有 すること。

ア)官公庁発注の庁舎もしくは事務所用途の新築工事(延床面積 20,000 ㎡以上)の完工実績

イ)官公庁または民間発注の庁舎もしくは事務所用途の新築工事(鉄骨造、地下1階以上、地上 10 階以上、建物高さ 45m以上、延床面積 40,000 ㎡以上)の完工実績

なお、 上記の工事が共同企業体での施工の場合は、出資比率 50%以上の場合とする。ただし、共同企業体第2 位以降の構成員として本件に申請する者は出資比率 20%以上とする。

⑥経審の「建築一式」の総合評定値(P)が 1200 点以上であること。なおこの場合の総合評定値は入札参加資格審査申 請を行った際の審査基準日における総合評定値とする。

⑦経営不振の状態(会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条に基づき更生手続開始の申立てをし又はされた時、 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条に基づき再生手続開始の申立てをし又はされた時、手形又は小切手 が不渡りになった時等。ただし、町田市が経営不振の状態を脱したと認めた場合は除く。)にないこと。

⑧電子調達サービスを利用するために有効な電子証明書を取得していること。

⑨警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する建設業者又はこれに準ずるものとして、発注工事等からの排除 要請があり、当該状態が継続している者でないこと。

⑩主任技術者若しくは監理技術者が専任で配置できること。また配置予定技術者は、入札の申し込みのあった日以前に 3ヶ月以上の雇用関係があること。

(2)共同企業体の要件

共同企業体は代表者となる第1位構成員と第2位構成員の2者または、第3位構成員も含めた3者で結成すること。構 成員の出資比率は2者で結成する場合はそれぞれ 10 分の3以上とし、3者で結成する場合は、それぞれ 10 分の2以上 とする。また、代表者の出資比率は他の構成員の出資比率を上回るものであること。

*注1 経営事項審査とは、建設業法に定める「建設業者の経営に関する事項の審査等」のことである。公共性のある施設又は工作物 に関する建設工事で政令で定めるものを発注者から直接請け負おうとする建設業者は、国土交通省令で定めるところにより、 その経営に関する客観的事項について審査を受けなければならない。審査は、「経営状況」及び「経営規模等」について、数値 により客観的に評価が行われている。

(8)

5.総合評価方式による落札者決定方法

「(1)選考書類」と「(2)入札価格」をもとに「(3)総合評価値」を算出し、「総合評価値」の最 も高い者が落札者となる。それぞれの内容について以下に説明する。

(1)選考書類

選考書類の分類・様式・点数は下表によるものとした。

選考書類の分類 様式 点数

(イ)基礎項目 8

工程管理に係る技術的所見 1 2

配置予定技術者の経験及び資格 2 2

同種工事の施工実績 3 1

企業の技術力

品質管理マネジメントシステムの取組状況 4 1

社会貢献に関する調書 5 1

企業姿勢

環境マネジメントシステムの取組状況 6 1

(ロ)町田市新庁舎の特性理解度確認項目 8

町田市の地域特性について 7 2

地域特性等

町田市新庁舎建設計画の経緯について 8 2

設計者の設計意図について 9 2

設計理解度

設計への市民意見の反映状況について 10 2

(ハ)提案項目 24

市内業者の活用について 11 3

市内経済の活性化

市内業者育成の方策について 12 3

市民参加 工事状況の市民への公開方法について 13 2 工事期間中の周辺環境への配慮に向けた提案 14 4 工事期間中の廃棄物の処分等に関する環境配慮に向けた提案 15 4 工事品質を確保するための提案 16 4

技術提案

環境品質向上と環境負荷削減を目指した提案 17 4 加算点合計 40 なお、選考書類を未提出の場合、または、白紙で提出した場合には、入札参加資格を喪失す る。したがって、その各項目における必要記載事項または提案事項が無い場合でも必ず提出す ることとし、その場合には、「記載に該当する内容がありません。」または「記載に該当する 提案がありません。」等の理由を各々の様式に記載することとした。さらにこの場合でも、選 考書類の各分類のうち、(ロ)及び(ハ)においては、1つでも未提案のものがあった場合に は、当該分類の合計点は零点とすることにした。これは、相当な労力を費やして提案書を作成 した入札参加者が、未提案の者に価格だけの競争で逆転されることがないようにするためであ る。

(9)

(2)入札価格

入札は電子調達サービスによる電子入札で行い、入札価格が記載された入札書は電子調達サ ーバー上に格納され、選考書類の採点結果が出るまでは開札できないように、厳重に管理された。

(3)総合評価値の算出

総合評価値が最も高い者が落札者となる。仮に、総合評価値の最も高い者が2者以上ある場 合には、このうち入札価格が最も低い者を落札者とする。また、入札価格も同額であった場合 は、提案の評価分類で「市内経済の活性化」の評価が高い者を落札者とする。それでも順位が 決定しない場合には、該当者によるくじにより決定するものとした。

なお、総合評価値は以下の方法で算出された。

①評価点の算出

応募書類審査の合格により標準点(100 点)を与え、さらに、委員会が行う選考書類の評 価結果により算出した加算点を加えて、評価点を算出する。

評価点=標準点(100 点)+加算点

・標準点は 100 点とし、加算点は 40 点満点とする。

②入札価格の開札

入札は、インターネットを通じて電子調達サービスにより行われ、評価点の算出が終了し たあとで、市担当者が開札する。

③総合評価値の算出

評価点と入札価格により、市担当者が総合評価値を算出する。

総合評価値=評価点/入札価格

・総合評価値は、評価点を入札価格で除し、10 の 8 乗を乗じた上で小数点第4位を四捨五 入して求める。(例えば、総合評価値=1.11538461538・・・の場合、1.115 となる。)

(10)

6.落札者決定までの経緯

落札者決定までの経緯は、以下(1)から(6)のとおりである。

(1)入札参加資格の確認

2009年5月11日から25日までの間、本入札の参加資格確認申請書類を受け付けた結果、6 社から応募があった。申請書類をもとに、参加資格の確認を行ったところ、全ての者が入札参加 資格の基準を満たしていた。

(2)総合評価方式による応募書類の受付

入札参加資格者 6 社のうち 7 月 15 日の応募締切までに、5 社からの応募があった。

応募者符号 応募者名

A 鹿島建設 株式会社 B 株式会社 竹中工務店 C 戸田建設 株式会社 D 清水建設 株式会社

E フジタ・奥村 特定建設工事共同企業体

※応募者符号は、匿名で審査するため、応募順に記号として付与した。

(3)選考書類採点前の事前審査(応募者の経営状態の確認)

選考書類の採点に先立ち、入札参加5社に「法人税納税証明書その1」、「法人税申告書別表一

(一)の写し」又は「法人税納税証明書その2」、「有価証券報告書の写し」(有価証券報告書を 作成していない場合は計算書類及び事業報告並びにこれらの附属明細書)の書類各3期分の提出 を求め、経営状態を確認した。

最初に「有価証券報告書の写し」(有価証券報告書を作成していない場合は計算書類及び事業 報告並びにこれらの附属明細書)をもとに業務遂行能力を確認し、さらに「法人税納税証明書」 と「法人税申告書の写し」を加味して総合的に検討して、経営状態の健全性を判断した。

その結果、入札参加者すべてが経営状態に問題のないことが確認され、選考書類採点の段階に 進んだ。

(4)選考書類の採点

選考書類は匿名処理した上で各委員に送付し、8月3日までの間、各委員が個別に採点。 各委員の個別の採点結果を持ち寄り8月4日に委員会を開催し、委員どうしの意見交換を通じ て、委員会としての採点を行った(委員会での採点経過については、P11「7.項目別評価結 果」参照)。

選考書類の採点結果は次ページのとおり。

(11)

<選考書類採点結果>

評価項目 様式番号・内容 A B C D E

(様式1)

工程管理に係る技術的所見 1.50 2.00 2.00 2.00 1.50

(様式2)

配置予定技術者の経験及び資

0.00 2.00 0.00 1.00 2.00

(様式3)

同種工事の施工実績 1.00 0.50 0.00 1.00 0.00

(様式4)

品質管理マネジメントシステム の取組状況

1.00 1.00 1.00 1.00 1.00

(様式5)

社会貢献に関する調書 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00

(イ) 基礎項目

姿

(様式6) 環境マネジメントシステムの取 組状況

1.00 1.00 1.00 1.00 1.00

(様式7)

町田市の地域特性について 2.00 2.00 2.00 2.00 2.00

(様式8)

町田市新庁舎建設計画の経緯 について

2.00 2.00 1.00 1.00 2.00

(様式9)

設計者の設計意図について 2.00 2.00 2.00 1.00 2.00

(ロ)

町田市新庁舎の特 性理解度確認項目

(様式10)

設計への市民意見の反映状況 について

2.00 2.00 1.00 2.00 2.00

(様式11)

市内業者の活用について 3.00 2.25 2.25 2.25 1.50

(様式12)

市内業者育成の方策について 3.00 2.25 2.25 1.50 1.50

(様式13)

工事状況の市民への公開方法 について

2.00 1.50 1.50 1.50 1.50

(様式14)

工事期間中の周辺環境への配 慮に向けた提案

3.00 3.00 3.00 3.00 3.00

(様式15)

工事期間中の廃棄物の処分等 に関する環境配慮に向けた提

4.00 4.00 4.00 3.00 2.00

(様式16)

工事品質を確保するための提

4.00 4.00 3.00 3.00 3.00

(ハ) 提案項目

(様式17)

環境品質向上と環境負荷削減 を目指した提案

4.00 3.00 2.00 3.00 2.00 加算点合計 36.50 35.50 29.00 30.25 29.00

(12)

(5)入札価格の開札

委員会での採点結果確定後、市財務部契約課にて、市政策経営部新庁舎建設課および市財務 部営繕課職員立会いのもと、電子調達サービスにより入札価格を開札した。

<開札結果>

応募者符号 応募者名 入札価格(消費税含まず)

A社 鹿島建設 株式会社 11,506,484,000 円 B社 株式会社 竹中工務店 11,506,484,000 円 C社 戸田建設 株式会社 11,506,484,000 円 D社 清水建設 株式会社 11,506,484,000 円 E社 フジタ・奥村 特定建設工事共同企業体 11,506,500,000 円

開札の結果、5社中4社が同額であったが、これは、本件入札公告の際、予定価格と最低制 限価格の範囲(予定価格の 85%から 70%の間で設定すること)をあらかじめ公表していた ことなどから、各社とも最低制限価格未満による失格を回避できる価格で応札したものと考え られる。その結果、純粋に提案内容による競争が行われることとなった。

(6)総合評価値の算出及び落札者の決定

選考書類の評価結果(加算点)に、応募書類審査の合格をもって与えられる標準点(100 点)を加えて「評価点」を算出した後、評価点を入札価格で除し、10 の 8 乗を乗じた上で小 数点第4位を四捨五入して「総合評価値」を求めた。

<総合評価値算出結果>

応募者符号 A社 B社 C社 D社 E社

応募者名 鹿島建設㈱ ㈱竹中工務店 戸田建設㈱ 清水建設㈱ フジタ・奥村 JV

評価点 136.50 135.50 129.00 130.25 129.00 入札価格(円) 11,506,484,000 11,506,484,000 11,506,484,000 11,506,484,000 11,506,500,000

総合評価値 1.186 1.178 1.121 1.132 1.121

順 位 1 2 4 3 4

この結果、総合評価値の最も高かった

鹿島建設株式会社が落札者に決定

した。

(13)

7.項目別評価結果

ここからは、委員会が行った項目別評価結果について解説する。

選考委員は、匿名処理した選考書類に事前に目を通し、各自が予備的な採点をした。8 月 4 日 の委員会では各項目(様式1~17)ごとに順次、各自の仮の採点に基づく発言・意見交換と討 論を行ったのち、全委員の合意によって各項目の評価を行った。

なお、以下に掲載した各社の書類内容・提案内容は、応募者が設定した大項目について、表現 の統一を図るための修正を行い掲載したものである。

(1)(イ)基礎項目の評価結果について

本件工事は、町田市がこれまでに経験したことのない延べ面積 40,000 ㎡を超える大型工事で あり、確かな技術力と経営体力を求めるため、入札参加条件を厳しく設定した。このように厳し い条件をクリアした応募者であることを前提に、基礎項目の評価項目は、一般的な企業に求める ものよりも厳しい評価基準が設定されている。

①企業の技術力

様式1 工程管理に係る技術的所見

記入内容・方法 添付書類 評価基準 配点

工程管理が適切であり、工程上重要な

項目が記載されている。 2.0 工程管理が適切である。 1.5

不適切ではないが、一般的な事項のみ

の記載となっている。 1.0 本件工事の概略工程表及び工程管理に係る技術的所見

を記入。A4 サイズ片面 2 枚あるいは A3 サイズ片面 1 枚 までを限度とする。

不要

不適切である。 0.0

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■工程管理上重要なマイ ルストーンを設定し、工事 の進捗を管理

■製作期間が長いカーテ ンウォール(CW)及び鉄骨 については、製作着手日 をマイルストーンとして、製 作工程を管理

■工期の 2/3 を占める土 木及び躯体工事について は、掘削完了及び鉄骨建 方開始をマイルストーンと して工程管理

■建築・設備工事が一括 発注であることを考慮し、 各工事間の連携・調整を 有機的に図る

■西側低層棟を近隣への 防護壁に利用

■近隣のみなさまの理解 を得て、工事を進める

■工期が厳守できる手立 てを講じる

■適切な施工期間を確保 し、品質の向上を図る

■適切な養生期間を確保

■十分な試運転・調整期 間の確保

■設備工事の円滑施工の 保障

■別途工事が円滑に進む よう工程調整

■節目工程の厳守と町田 市・市民への報告

■設計意図と品質を確保 するためのモックアップ検

■工程上重要な製作工程 の把握

■竣工・引渡しへの適切 な準備期間確保

■別途工事の工程調整と サポート

■工事初期段階

■土工事・山留工事

■鉄骨工事

■地下躯体工事

■外装・内装等工事

■工事最終段階から竣 工・引渡

■着工

■掘削工事開始

■基礎躯体工事開始

■B1F躯体工事開始

■地上躯体工事開始

■上棟

■外構工事開始

■受電

■竣工

★委員会の評価

全体の工程は各社とも適切に計画されており、委員会では、着工前の近隣説明期間と引き渡し 直前の工程を中心に検討が行われた。特に、試運転期間を重要視し、受電のタイミングなどを考 慮して評価が行われた。

各社の評価を個別にみると、C 社は、試運転期間の設定を含め、各マイルストーンがうまく配

(14)

置されている点で評価が高かった。また、今回の新庁舎は形態的に高層棟と低層棟に分かれてお り、その形態に配慮した工事の進め方も工程上重要なポイントである。その点については D 社の みが言及しており、評価が高かった。B 社、C 社、D 社の 3 社が満点の 2 点、A 社と E 社の 2 社が 1.5 点という評価となった。

様式2 配置予定技術者の経験及び資格

記入内容・方法 添付書類 評価基準 配点

基準を満たす配置予定技術

者の数が 2 人以上である。 2.0 基準を満たす配置予定技術

者の数が 1 人である。 1.0 配置予定技術者が有する、1999 年 4 月以降 2009 年 4 月末日

までに完成した本件入札参加者資格要件を満たす工事につ いての施工経験(主任技術者、監理技術者、現場代理人とし ての経験のみ。また、JV の場合には出資比率 50%以上のも のに限る)を記入。また、その内容を証明するため、右記資料 を添付資料欄に記入のうえ、添付。※必ず、工事の内容が判 断できる範囲のものを添付すること。

施工経験を証明 する書類の写し

基準を満たす配置予定技術

者の数がいない。 0.0

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

基準を満たす配置 予定技術者 0人

基準を満たす配置 予定技術者 2人

基準を満たす配置 予定技術者 0人

基準を満たす配置 予定技術者 1人

基準を満たす配置 予定技術者 2人

★委員会の評価

証明書類の内容を確認し、評価基準に基づいて自動的に評価された。評価点は、A 社:0 点、 B 社:2 点、C 社:0 点、D 社:1 点、E 社:2 点となった。

なお、0 点の 2 社についても、延べ床面積 40,000 ㎡以上、高さ 45m 以上の建物の完工実 績(5ページ 「4.参加者資格要件(1)⑤イ」参照)の配置予定技術者の記載はあった。

様式3 同種工事の施工実績

記入内容・方法 添付書類 評価基準 配点

1999年 4 月以降 2009 年 4 月末日までに完 成した「公告文8参加者資格要件の(5)」を 満たす工事について多くの施工経験がある

(相対評価・応募者の上位半数)。

1.0

1999年 4 月以降 2009 年 4 月末日までに完成し た本件入札参加者資格要件を満たす工事につ いてその施工経験(JV の場合には出資比率 50%以上のものに限る)を記入。また、その内 容を証明するため、右記資料を添付。

施工実績を証 明する書類の

写し 1999年 4 月以降 2009 年 4 月末日までに完 成した「公告文8参加者資格要件の(5)」を 満たす工事についての施工経験が少ない

(相対評価・応募者の下位半数)。

0.0

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

第 2 位 基準を満たす工事

件数 5件

第 3 位 基準を満たす工事

件数 3件

第 4 位 基準を満たす工事

件数 2件

第 1 位 基準を満たす工事

件数 7件

第 5 位 基準を満たす工事

件数 1件

★委員会の評価

証明書類の内容を確認し、評価基準に基づいて自動的に評価された。

当初の基準では、相対評価で上位半数を 1 点、下位半数を 0 点と評価することになっていた が、内容的に中間に位置する会社があったので、中間に位置する会社の評価を満点の半分となる 0.5 点とした。この結果、工事実績件数上位の A 社、D 社が満点の 1 点、下位 2 社である C 社、 E 社が 0 点、中間の B 社が 0.5 点となった。

(15)

様式4 品質管理マネジメントシステムの取組状況

記入内容・方法 添付書類 評価基準 配点

ISO9001の認証を受けており、か

つ複数回更新している。 1.0 ISO9001の認証を受けている。 0.5

本件公告日(2009 年 5 月 11 日)時点で有効な ISO9001 の認証を受けているか否かについて記入。また、その内 容を証明するために右記資料を添付。

登録証の写し

認証を受けていない。 0.0

◆各社の書類内容

全社とも ISO9001 の認証を受けており、かつ複数回更新している。

★委員会の評価

証明書類により基準を満たしていることを確認し、全社に満点の1点が与えられた。

②企業姿勢

様式5 社会貢献に関する調書

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■機会均等への取組み

■地域発展貢献への取組

■学術や文化振興への支 援を通した社会貢献への 取組み

■地球環境保全への取組

■文化への貢献の取組み

■環境への貢献の取組み

■防災・災害対応通じて の社会貢献への取組み

■地域行事の参画の取組

■ボランティアの取組み

■障がい者や高齢者の雇 用への取組み

■男女平等・男女共同参 画への取組み

■女性総合職の積極的採 用と環境整備への取組み

■障がい者雇用への取組

■災害救助訓練および消 防訓練場所の提供への取 組み

■地域貢献への取組み

■ボランティア活動への取 組み

■防犯・火災予防等への 取組み

■若手アーティスト育成へ の取組み

■展覧会への取組み

■多様な人材活用(男 女共同参画・障がい者 雇用)への当社の取組

■青少年教育・社外教 育への当社の取組み

■社会貢献活動への取 組み

■ 多様な人材(女性、 障がい者、外国人等)を 活かすダイバーシティ・ マネジメントの推進

■ 「ものづくり」の楽し さ、「街づくり」の大切 さ、「自然環境」への配 慮を伝える「築育」活動

■ 自然の力を活用し た環境技術開発で地球 環境へ貢献

★委員会の評価

各社それぞれの特徴や意気込みが認められ、一般的な企業の取組みと比較すると、各社とも優 れた取組みをしていると考えられるので、全社に満点の 1 点が与えられた。

様式6 環境マネジメントシステムの取組状況

◆各社の書類内容

全社とも ISO14001 の認証を受けており、かつ複数回更新している。

★委員会の評価

記入内容・方法 添付書類 評価基準 配点

社会貢献への取組みが十分行わ

れている。 1.0

社会貢献への取組みがある程度行

われている。 0.5

男女共同参画や障がい者雇用等、企業としての日 常的な社会貢献への取り組みについて記入。A4 サ イズ片面 1 枚までを限度とする。また、その内容を 証明するため、右記資料を添付。

社会貢献の取組み が確認できる付属書 類等の写し

社会貢献の実績がほとんどない。 0.0

記入内容・方法 添付書類 評価基準 配点

ISO14001の認証を受けており、か つ複数回更新している。 1.0 ISO14001の認証を受けている。 0.5

本件公告日(2009 年 5 月 11 日)時点で有効な ISO14001 の認 証を受けているか否かについて記入。また、その内容を証明 するために右記資料を添付。

登録証の写し

認証を受けていない。 0.0

(16)

証明書類により基準を満たしていることを確認し、全社に満点の1点が与えられた。

(2)(ロ)町田市新庁舎の特性理解度確認項目の評価結果について

町田市の新庁舎計画は、計画の初期の段階から市民が参加するかたちで進められてきた。施 工段階においても市民に十分に情報を伝えながら進めて行きたいと考えており、施工者にも市 と一体となって市民に説明できる能力が求められる。

そこで、町田市新庁舎の特性の理解度と市民への説明能力について確認するため、町田市の 地域特性や、町田市新庁舎の内容の理解について評価した。

①地域特性等

様式7 町田市の地域特性について

記入内容・方法 評価基準 配点

町田市民に十分に説明ができるレベルである。 2.0

町田市民に最低限度の説明ができるレベルである。 1.0

町田市の地域の特性と思われるもについて記入。 A4サイズ片面 1 枚までを限度とする。

理解不足と思われる。 0.0

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■市民協働のまち、透 明性の高い市政運営

■首都圏近郊の住宅 都市であり、環境先進 のまち

■小規模業者が集積 する商都町田

■都心方向と横浜方向 の鉄道が 交差するま

■移住者が多く人口急 増のまち

■人が賑わうまち

■若さがあふれる学園 都市

■市民への情報公開が 進んだまち

■市民協働が進んだま

■人にやさしい福祉の まち

■環境創造先進のまち

■歴史文化があり平和 を願うまち

■豊かな自然と商業核 を持つ住宅都市

■住宅地-町田駅間は 車の移動が非常に多い

■市民主導による活気 溢れる街づくり

■市民協働の街

■自然と都市型ライフ スタイルの共生する街

■商業・文化・芸術の街

■子育て・福祉の街

■協働意識の高い市民

■情報公開が進んでい

■生活都市・商業文化 芸術都市

■雑木林・谷戸山環 境、環境先進都市をめ ざす

■東西に細長い市域

★委員会の評価

全社ポイントを押さえた記載内容であった。提案書類に挿絵がある会社と文字だけで表現し ている会社とがあり、伝える表現力という点においては差があるとの意見もあったが、各社と も、内容自体は標準的理解を十分満たしていると考えられるため、全社に満点の 2 点が与えら れた。

様式8 町田市新庁舎建設計画の経緯について

記入内容・方法 評価基準 配点

町田市民に十分に説明ができるレベルである。 2.0

町田市民に最低限度の説明ができるレベルである。 1.0

これまでの町田市新庁舎建設計画の経緯について記 入。A4 サイズ片面 1 枚までを限度とする。

理解不足と思われる。 0.0

(17)

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■問題検討委員会や市民 アンケートを経て、森野二 丁目用地移転案となり、新 庁舎建設基本構想が策定 されたこと

■新庁舎建設基本計画策 定委員会を経て、新庁舎 建設基本計画が策定さ れ、新庁舎の備えるべき 姿が示されたこと

■市民参加による、公開 プレゼンテーションを経て 設計者が決定し、市民ワ ークショップを経て基本設 計が出来上がったこと。そ して、施工者選定手法等 検討委員会を経て町田型 総合評価方式にて選考が 行われること

■阪神淡路大震災による 新たな庁舎問題の発生

■庁舎問題検討における 市民協働と公開

■新庁舎整備の方向性の 確定

■市民の行政と協働によ る基本計画の策定

■透明性のある設計者の 選定方法

■市民参加による基本設 計の完成

■計画の経緯を踏まえた 総合評価方式の採用によ る施工者の選定

■空間不足の解消と防 災・災害復旧拠点の中核 としての新庁舎建設計画

■市民の意見を尊重し、 大きく反映した新庁舎建設 計画

■市民を含めた「町田市 新庁舎建設基本構想」「町 田市新庁舎建設基本計 画」の策定

■上記「基本構想」「基本 計画」の方向性に沿った、 市民公開による「設計者 選定」

■「市民ワークショップ」を 反映した「基本設計」「実 施設計」

■庁舎増築基本計画、耐 震診断を実施

■公共公益用地として森 野二丁目用地購入

■庁舎に関する市民アン ケートを実施

■新庁舎建設基本計画策 定委員会を設置

■簡易提案方式での設計 者選定を実施

■新庁舎建設基本設計市 民ワークショップを実施

★委員会の評価

A 社、B 社、E 社の 3 社は、よく調査され適切な内容であったことから全委員高評価で一致し、 満点の 2 点が与えられた。

C 社、D 社については、上記3社と比べ、表面的な内容に止まる印象や、庁舎移転の理由に言 及されていない点などがマイナス評価となり 1 点となった。

②設計理解度

様式9 設計者の設計意図について

記入内容・方法 評価基準 配点

町田市民に十分に説明ができるレベルである。 2.0

町田市民に最低限度の説明ができるレベルである。 1.0

町田市新庁舎の設計の特徴について記入。A4 サイズ片面 1枚までを限度とする。

理解不足と思われる。 0.0

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■高さを抑えた新しい街 並みの形成、ヒューマンス ケールの街並み

■巴型の配置と回遊性を 持って重層する空間

■水平・垂直に広がる緑 持続性のある環境育成

■「親しみのもてる新しい 街並みの形成」の実現

■「市民に開かれた、わか りやすい空間構成」の実

■「緑に包まれ、環境に配 慮した庁舎」の実現

■市民・行政・議会・設計 者が「想い」を込めた設計 内容の忠実な具現化

■地球環境、周辺環境等 あらゆる環境に配慮した 庁舎の実現

■災害時の拠点としての 安全・安心を確保した庁 舎の実現

■ユニバーサルデザイン による庁舎の実現

■高さを抑えた新しい街 並みの形成~ヒューマン スケールの街並み

■巴型の配置と回遊性を もって重層する空間

■水平・垂直に広がる緑 持続性のある環境の育成

■外装計画【高さを抑えた 新しい街並みの形成】

■ワンストップロビー【巴 型の配置と回遊性を持っ て重層する空間】

■アトリウム空間【水平・ 垂直に広がる緑 持続性 のある環境の育成 】

■高い耐震性能構造計画

■環境負荷低減設備計

★委員会の評価

A 社、B 社、C 社、E 社の 4 社は、内容をよく理解されている印象があり、各委員の評価も高 評価でほぼ一致したため、満点の 2 点が与えられた。D 社については、提出資料の表現内容を相 対的に評価した結果 1 点となった。

(18)

様式10 設計への市民意見の反映状況について

記入内容・方法 評価基準 配点

町田市民に十分に説明ができるレベルである。 2.0

町田市民に最低限度の説明ができるレベルである。 1.0

町田市新庁舎の設計への市民意見の反映状況について記 入。A4 サイズ片面 1 枚までを限度とする。

理解不足と思われる。 0.0

◆各社の書類内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■あらゆる人が利用し やすい庁舎とすること

■周辺交通・周辺環境 への配慮を行うこと

■デザイン・コスト等に ついて無駄を省き、機 能的であり、耐震性の ある環境に配慮した建 物とすること

■新しい街並みを形成し、市 民が気軽に立ち寄ることがで きる 緑豊かな「公園庁舎」の 実現

■来庁者にとってわかりやす く親しみのもてるワンストップ サービスの実現

■開かれた市庁舎として、明 るく開放的で機能的な市民利 用空間の実現

■コストや維持管理を考慮 し、環境と健康に配慮した長 寿命な庁舎の実現

■誰もが使いやすいユニバ ーサルデザインによる安全 安心な庁舎の実現

■市民協働空間の配置

■市民の利用頻度に応じ た適切な機能配置

■気軽に立ち寄ることので きる「公園庁舎」

■庁舎周りの外構計画と 緑のコンセプトについて

■内部空間の利便性・機 能性の向上について

■市庁舎周りの広場と緑 地と市庁舎へのアクセス

■ワンストップロビーの利 用と市庁舎の機能と空間 の全体構成

■市民協働空間市民利 用スペース

★委員会の評価

A 社、B 社、D 社、E 社の 4 社は、内容をよく理解されている印象があり、各委員とも高評価 でほぼ一致したため、満点の 2 点が与えられた。

C 社については、ワークショップ以降の経緯しか記載されておらず、市民意見の反映状況とい う設問について答えられていない印象がある点がマイナス評価となり、1 点となった。

(3)(ハ)提案項目の評価結果について

町田市新庁舎の工事を円滑に進め、品質を高めるとともに、地域経済の活性化に寄与する提案 を求める。なお、本件では、既に実施設計図面が完成しているため、技術提案の評価に際しては、 計画通知の取り直しが生じる提案は評価対象としないこととした。

提案項目については、相対評価とし、評価区分をS、A、B、C、Dとして、下記のとおり得 点化した。

評価区分 評価の目安 得点化方法

S 特に優れている 配点×1.0

A 優れている 配点×0.75

B 普通 配点×0.5

C やや劣る 配点×0.25

D 十分な提案がなされていないもの・計画通知の取り直しの恐れがあるもの 配点×0.0 なお、各社とも力のこもった提案を行っていただき、一般的にみて劣ると感じられるものや不 十分な提案と思われるものはなかった。このため、無理に相対的に順位を分散させることまでは 行わなかった。

(19)

①市内経済の活性化

様式 11 市内業者の活用について

◆各社の提案内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■町田市及び商工会議所 との地域活性化のための 連携組織づくり

■市内建設業者の積極的 な活用

■産業分野全般に亘る市 内業者の活用

■市内総合建設業者との 連携

■市内専門工事会社の活

■施工以外のあらゆる分 野において市内業者を活

■本工事以降における当 社施工案件への参入機会 の拡大

■市内建設関連協力会社 への発注

■市内農畜産物を作業所 内で利用

■市内商業施設の利用

■シニアボランティア活動 に「すき・まちポイント」を 進呈

■建設関連業者への発注

■その他(建設関連業者 以外への発注等)

■町田市内業者の活用

■作業所における市民 採用

■町田市内業者からの 備品、燃料等の調達

■町田市内業者からの 飲食等の調達

★委員会の評価

評価のポイントとして提案内容とその実現性が挙げられた。A 社は、町田市の経済産業政策に ついてよく調査されており、各委員とも評価が高く S 評価となった。E 社は、相対的に見て市内 業者の活用の実行性の評価が低く、提案内容の表現も不足している点がマイナス評価となり B 評 価となった。他の B、C、D の 3 社は A 社ほどの傑出点はないが、「優れている」とみなされる ので A 評価ということになった。

様式 12 市内業者育成の方策について

◆各社の提案内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■建設業経営相談会及び技 能講習会の開催

■「就職フェア」における地域 人材発掘や建設業イメージア ップへの協力

■「町田市異業種交流会」及 び「産業祭」への参画による 市内業者との直接交流

■新庁舎本体工事における 市内建設業者の育成

■新庁舎別途工事を担当す る建設業者の育成(立体駐車 場・庁舎内装・外構工事等と の連携)

■安全管理手法を協働す ることにより安全レベルを 向上

■環境負荷低減活動を共 に実践し環境技術を向上

■品質向上活動を共に実 践し施工品質管理能力を 高める

■工事管理を共に実践し 工事管理全般技術を向上

■資格取得機会を提供す ると共に合格を支援

■市内建設業者対象の現 場見学会の開催

■市内業者対象の講習会 の開催

■市内希望業者からの研 修生の受入れ

■町田商工会議所建設業 部会等の講習会に参加

■別途工事へのトータル 協力の実施

■市内業者施工物件の安 全・品質・環境に関するパ トロールの実施

■技能・技術の向上

■安全意識の向上

■品質確保の向上

■人材開発の支援(教 育・採用)

■先端技術の体験によ る技術力向上

■VE教育の実施

■ISOの取得支援

■安全管理手法の習得

★委員会の評価

委員の評価ポイントとして、その内容とともに、様式 11 と同様に実現性が挙げられた。A 社

記入内容・方法 評価の視点 評価区分 配点

・提案項目名、実施目標、実施方法、実施した場合に予想される効 果、その他必要と考える事項を明確に記載の上、実施事例の有無お よび必要に応じて当該事例の資料を添付。

・市内業者の活用は、建設関連業者に限らず、庁舎新築工事による 経済波及効果を実現できるもの全てを対象とする。

・A4 サイズ片面 2 枚までを限度とする。

・実現性のある提案か

・具体的な提案内容とな っているか

S・A・B

C・D 3.0

記入内容・方法 評価の視点 評価区分 配点

・提案項目名、実施目標、実施方法、実施した場合に予想される効果、そ の他必要と考える事項を明確に記載の上、実施事例の有無および必要 に応じて当該事例の資料を添付。

・A4 サイズ片面 2 枚までを限度とする。

・実現性のある提案か

・具体的な提案内容と なっているか

S・A・B

C・D 3.0

(20)

は、各委員とも評価が高く S 評価となった。B 社と C 社の 2 社は、項目と内容を A 社と相対的 に比較して A 評価となった。D 社と E 社は、他の3社と比べると項目も少なく、内容面も比較 したうえで B 評価となった。

②市民参加

様式 13 工事状況の市民への公開方法について

◆各社の提案内容

A 社 B 社 C 社 D 社 E 社

■現場 WEB サイト及び工 事担当者専用ブログの開

■現場かわら版の発行及 びまちテレ現場中継の放

■工事インフォメーション ブースの設置

■透明仮囲い及び定点カ メラの設置

■施工ワークショップの開

■施工体験会と記念植樹 の実施

■現場仮設施設における メッセージボード及び市民 ギャラリーの設置

■市民交流イベント及び 市民参加の工事式典の開

■双方向のコミュニケーシ ョンを図る専門部署の設

■工事情報センターの設

■仮囲いを活用した情報 公開

■工事情報紙の定期発

■工事情報のホームペー ジの開設

■町田市庁舎新築工事 のシンボルマークの活用

■気軽に入れる工事説明 スペースを常設

■仮囲いに大画面ディス プレイを設置

■工事の仮囲いに入札時 に提案した内容や工事の ポイントをパネル展示

■工事の進捗状況をホー ムページに公開

■進捗に合わせた現場説 明会や見学会を開催

■近隣の方を工事関係者 懇親会への招待

■「工事かわら版」による 工事状況の開示

■「のぞいてみよう!みん なの市役所コーナー」の 設置

■「市民参加型施工ワー クショップ」の開催

■作業所ホームページに よる工事状況の開示

■ケーブルテレビ(CATV) を利用した広報活動に協

■市民問合せ対応窓口設

■JR横浜線の利用する 市民への工事状況の公開

■公開ギャラリーの設置

■ウェブサイトによる工事 状況の公開

■工事情報誌の発信

■大型ディスプレイの設

■職員による現場見学会

■町田市内の小中学生対 象の現場見学会開催

★委員会の評価

各社の提案ともに、一般的にみて標準以上であるとの評価を受けた。その中でも特に特色ある 提案が見られる A 社を S 評価とし、他の 4 社は標準以上の A 評価となった。

③技術提案

技術提案の各社の提案内容については項目数が多く、掲載上の都合から応募者が設定した大項 目のうち3つ目までを掲載した。

様式 14 工事期間中の周辺環境への配慮に向けた提案

記入内容・方法 評価の視点 評価区分 配点

・提案項目名、提案内容、提案理由、実施方法、実施事 例、その他必要と考える事項を明確に記載の上、実施事 例について資料を添付。

・A4 サイズ片面 2 枚までを限度とする。

・工事期間中に市民から寄せられ る関心に応えられる方策か

・実現性のある提案か

・具体的な提案内容となっているか

S・A・B

C・D 2.0

記入内容・方法 評価の視点 評価区分 配点

・提案項目名、提案内容、提案理由、実施方法、提案を実 施した場合の効果、実施事例、その他必要と考える事項 を明確にした内容を記載。

・設計及び施工への影響を十分に検証した上で、計画通 知を取り直すような変更を必要とせず、事業スケジュール に影響の出ない範囲で提案。

・1提案につきA4用紙 1 枚。他に説明用の図面等の添付 可。なお、提案件数の制限は無い。

・安全性が担保できているか

・工事期間中の周辺街区の住環境 に配慮された提案か

・周辺道路の交通問題に配慮され た提案か

S・A・B

C・D 4.0

参照

関連したドキュメント

① 新株予約権行使時にお いて、当社または当社 子会社の取締役または 従業員その他これに準 ずる地位にあることを

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

廃棄物の排出量 A 社会 交通量(工事車両) B [ 評価基準 ]GR ツールにて算出 ( 一部、定性的に評価 )

本稿で取り上げる関西社会経済研究所の自治 体評価では、 以上のような観点を踏まえて評価 を試みている。 関西社会経済研究所は、 年

検討対象は、 RCCV とする。比較する応答結果については、応力に与える影響を概略的 に評価するために適していると考えられる変位とする。

具体的な取組の 状況とその効果

実効性 評価 方法. ○全社員を対象としたアンケート において,下記設問に関する回答

しまむらの販管費は、比較3社の中でもとくに低かったが、その中でさらに低い項目が