Ⅲ
活力ある高校づくりの推進
■基本的な考え方
(1)適正規模
全日制高等学校における1学年の適正規模は、4学級から8学級を基本と
します。ただし、1学級の定員は国の基準に準ずるものとします。
(現在の国の基準は40人)
(2)適正規模への対応
① 1学年9学級以上の高等学校については、他の高等学校との調和を図
りながら、漸次適正規模への対応を検討していきます。
② 1学年4学級以下の高等学校については、大幅に定員を満たさない状
況が続くなど、さらに1学級の削減をせざるを得ないことが予測される
場合には、統廃合等を検討します。
なお、その検討の際には、高等学校の所在地や設置学科、生徒・保護
者・地域のニーズ等に適切に配慮するものとします。
■ 基本的な考え方
県内全域における課程別学級数及び募集定員の増減について、学校の特色や適正規 模に配慮するほか、中学校卒業者数の推移、普通科・職業学科等の学科の割合及び地 域のバランス等を総合的に勘案した、後期実施計画期間である平成31年度から平成 34年度までの数値を示します。
ただし、各年度における各課程ごとの学級数等の数値は予測の数であり、最終的な 募集定員等については前年度に確定し、公表することにします。
(1)全日制高等学校(県全体)
(後期計画最終年度)
地区名 時期 平成30年度(現行) 平成34年度
宮崎地区 67学級 64学級程度
南那珂地区 13学級 12学級程度
児湯地区 21学級 17学級程度
北諸県地区 31学級 30学級程度
西諸県地区 14学級 13学級程度
東臼杵地区 40学級 36学級程度
西臼杵地区 4学級 4学級程度
合計学級数 190学級 176学級程度
(2)定時制高等学校(県全体)
平成30年度 現行 後期(平成31~34年度)
校名 時期 ( )
昼間部 2学級 2学級程度
宮崎東 (普通)
夜間部 1学級 1学級程度
宮崎工業 機械・電気・建築( ) 3学級 3学級程度
2学級 2学級程度
都城泉ヶ丘(普通・商業)
延岡青朋(普通・商業) 2学級 2学級程度
富 島(商業) 1学級 1学級程度
合計学級数 11学級 11学級程度
(3)通信制高等学校(県全体)
平成30年度 現行 後期(平成31~34年度)
校名 時期 ( )
宮崎東(普通) 350人 350人程度
延岡青朋(普通) 250人 250人程度
募集定員合計 600人 600人程度
■ 基本的な考え方
地区内のすべての高等学校の学級数の合計及び募集定員の増減について、後期実施計 画期間である平成31年度から平成34年度までの数値を示します。各年度における学 級数等の数値は予測の数であり、最終的な募集定員等については前年度に確定し、公表 することにします。なお、後期実施計画において、1学年4学級以下の高等学校を対象 とした新たな統廃合の予定はありません。
ただし、大幅に定員を満たさない状況が続くなど、さらに1学級の削減をせざるを得 ないことが予測される場合は、P10の「1 基本方針」を踏まえ、統廃合等の検討に 入ることがあります。
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また 中期実施計画において 具体的な記述をしている高等学校 本庄 福島 飯野 門川、高千穂)については、引き続き、魅力づくりの推進や今後の在り方の検討を行っ ていきます。
(1)宮崎地区 【全日制課程】
30 現行 31 32 33 34
校名 年度 ( )
宮崎大宮 9学級
宮 崎 南 9学級
宮 崎 西 9学級
宮 崎 北 8学級
宮崎農業 5学級
67学級程度 66学級程度 64学級程度 64学級程度 宮崎工業 7学級
佐 土 原 6学級
宮崎商業 7学級
宮崎海洋 3学級
本 庄 4学級
67学級程度 66学級程度 64学級程度 64学級程度
合計学級数 67学級
※ 総合学科を設置している本庄高等学校については、定員の充足状況等を注視しながら、 地域・中学校との連携の推進や、系列の見直し等、今後の魅力づくりについて検討してい きます。
※ 表中の学級数は募集見込みであり、最終的には前年度に確定します。
【定時制・通信制課程】
( )
校名 時期 平成30年度(現行) 後期 平成31~34年度
昼間部 2学級 2学級程度
定時制
宮崎東 夜間部 1学級 1学級程度
(普通)
通信制 350人 350人程度
宮崎工業(機械・電気・建築) 3学級 3学級程度
(2)南那珂地区
30 現行 31 32 33 34
校名
年度
( )
日 南 4学級
日南振徳 6学級 13学級程度 13学級程度 12学級程度 12学級程度
福 島 3学級
合計学級数 13学級 13学級程度 13学級程度 12学級程度 12学級程度
※ 3学級規模の福島高等学校については、連携型中高一貫教育の取組の成果や定員の充足 状況等を注視しながら、統廃合等も含めて、今後の在り方について引き続き検討していき
ます。
※ 表中の学級数は募集見込みであり、最終的には前年度に確定します。
(3)児湯地区
30 現行 31 32 33 34
校名
年度
( )
(新)妻 7学級
高 鍋 7学級 18学級程度 18学級程度 17学級程度 17学級程度
高鍋農業 4学級
都 農 3学級 募集停止
合計学級数 21学級 18学級程度 18学級程度 17学級程度 17学級程度
※ 妻高等学校と西都商業高等学校を統合した新県立妻高等学校については、統合によるメ リットや学科等の改編を生かした特色づくり、地域・中学校との連携の推進等、今後の 魅力づくりを進めていきます。
※ 都農高等学校を再編統合後の高鍋高等学校については、東児湯地区の中心校として、進学・ 就職・スポーツなど生徒の多様なニーズに対応した学科等の改編による特色づくりや、 地域・中学校との連携の推進等、今後の魅力づくりを進めていきます。
(4)北諸県地区 【全日制課程】
30 現行 31 32 33 34
校名
年度
( )
都城泉ヶ丘 7学級
都 城 西 6学級
高 城 3学級
31学級程度 30学級程度 30学級程度 30学級程度 都城農業 5学級
都城工業 6学級
都城商業 4学級
合計学級数 31学級 31学級程度 30学級程度 30学級程度 30学級程度
※ 表中の学級数は募集見込みであり、最終的には前年度に確定します。
【定時制課程】
( )
平成30年度(現行) 後期 平成31~34年度
2学級 2学級程度
都城泉ヶ丘(普通・商業)
※ 表中の学級数は募集見込みであり、最終的には前年度に確定します。
(5)西諸県地区
30 現行 31 32 33 34
校名
年度
( )
小 林 5学級
小林秀峰 6学級 14学級程度 13学級程度 13学級程度 13学級程度
3学級 飯 野
合計学級数 14学級 14学級程度 13学級程度 13学級程度 13学級程度
※ 3学級規模の飯野高等学校については、地域・中学校と連携した取組や定員の充足状況
、 、 。
(6)東臼杵地区 【全日制課程】
30 現行 31 32 33 34
校名
年度 ( )
延 岡 6学級
延岡星雲 5学級
延岡工業 6学級
延岡商業 5学級
39学級程度 37学級程度 36学級程度 36学級程度 6学級
日 向
日向工業 3学級
富 島 5学級
門 川 4学級
合計学級数 40学級 39学級程度 37学級程度 36学級程度 36学級程度
※ 総合学科を設置している門川高等学校については、定員の充足状況等を注視しながら、 地域・中学校との連携の推進や、系列の見直し等、今後の魅力づくりについて検討してい きます。
※ 表中の学級数は募集見込みであり、最終的には前年度に確定します。
【定時制・通信制課程】
( )
校名
時期 平成30年度(現行) 後期 平成31~34年度
定時制 普通・商業( ) 2学級 2学級程度 延岡青朋
通信制(普通) 250人 250人程度
富 島(商業) 1学級 1学級程度
※ 表中の学級数等は募集見込みであり、最終的には前年度に確定します。
(7)西臼杵地区
30 現行 31 32 33 34
校名
年度
( )
高 千 穂 4学級 4学級程度 4学級程度 4学級程度 4学級程度
合計学級数 4学級 4学級程度 4学級程度 4学級程度 4学級程度
※ 高千穂高等学校については、定員の充足状況等を注視しながら、現在の学科の学びを維 持する観点を踏まえつつ、地域・中学校との連携の推進等、今後の魅力づくりについて検 討していきます。