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慶田ゼミ Keida's Website slide macro 06

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Academic year: 2018

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(1)

... . .

慶田 昌之

(2)

すでに述べたように、ケインズ派マクロ経済学の特徴は新古 典派が考えるようには均衡しない市場が存在することである。

(3)

ケインズ派マクロ経済学の体系は次のようにまとめられる。 I(r) + ¯G = S(Y − ¯T)

M

P = L(Y, i) Y = F ( ¯K, N) dF

dNd = W

P i = r + π W = W¯

(4)

各式は次のような意味を持つ。 1番目の式は財市場の均衡式。 2番目の式は資産市場の均衡式。 3番目の式は生産関数。

4番目の式は労働の需要を表す式。

5番目の式は名目金利の決定式。フィッシャー方程式と呼ば れる。

6番目の式は名目賃金が一定であることを表す式。

(5)

新古典派マクロ経済学の体系では、労働市場の均衡式から労 働量 N が決定し、その後、順番に生産量 Y までが決定する 構造であった。

ケインズ派マクロ経済学の体系では、5つの方程式によって 生産量 Y、実質利子率 r、名目利子率 i、物価水準 P、労働 量N が同時に決定する構造を持っている。

(6)

まず、物価水準 P = ¯P が一定であると考える。 このことは物価上昇率 π = 0 であることを意味する。

したがってr= iであり、実質利子率と名目利子率は等しい。

(7)

財市場の均衡式と資産市場の均衡式についてのみ注目する I(r) + ¯G = S(Y − ¯T)

M

= L(Y, r)

この2つの式から、生産量 Y と実質利子率 r が決定する。 これは、後に IS-LM 分析として詳しく見る。

(8)

さらに、実質利子率r も一定であると考えよう。

ケインズ派は、消費関数が次のような形状をしていると仮定 する。ケインズ型消費関数と呼ばれる。

C= C0+ cY

説明を単純にするために、税収 T = 0、財政支出G= 0と 仮定する。

(9)

c は限界消費性向と呼ばれる。

所得が1単位増加したときに、どれだけ消費が増加するかを 表す。

δC δY = c

(10)

平均消費性向は

C Y =

C0

Y − c である。

(11)

このとき、貯蓄は

S = Y − C

= Y − C0− cY

= −C0+ (1 − c)Y

となる。

したがって、限界貯蓄性向は(1 − c)、平均貯蓄性向は S

Y = − ( C0

Y )

+ (1 − c)

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