第 9 期 プ ロ ・ ナ ト ゥ ー ラ ・ フ ァ ン ド 助 成 成 果 報 告 書 ( 2000)
2005年国際博覧会予定地[海上の森]の環境診断マップ作成
市民の思いを反映させる環境アセスメントの試み
ものみ山自然観察会
曽我部行子‥ 今井光代・金谷真奈美・佐藤洵一・
須賀はる子・曽我部紀夫・高橋順子・竹本もと子・
戸苅辰弥・中島健介・道原僚・山□ 健
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Yuk uk o Sogabe, l mai Mi t s uy o, Kanay a Manami , Sat ouJ unni c hi , Suga Har uk o, Sogabe Nor i o/ mk ahas hi J unk o, Tak emot o Mot ok o, Tbgar i ht s uy a・ Nak aj i ma Kenns uk e・Mi c h出a2 Ry c 県, y ゛1maguc hi Ken 四季を通じ多様な生物に出会える豊かな自然を
守るために、市民が犬切にするものは何か。市民 の目線を表現し、共有することが環境アセスメン トに求められている。今回私たちはF 人と自然と の豊かな触れ合い」を表現するための5つの方法 を提案し、これを今後の環境アセスメントに反映 してほしいと考えている。
ここで「人」とは誰を指しているのか。大きくは、 地域に住むか農業で直接働きかけるレジデントと、 外から訪れて短期間だけ関わりを持つピジターに 分けられる。ビジターも定期的に訪問し積極的に 関わる定期ピジター、季節的に数回訪れる不定期 ビジター、そして現在でも増え続けている新規ビ ジターの3グループである。これら異なる「人」に 対応して、地域の診断方法を工夫した。以下の①
から③までは、ビジターによる環境診断マップと して提案するものである。④はビジターが現在地 域に求める項目、⑤はレジデントの地域との関わ
り方の歴史的視点を与えるものである。
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① 地 域 体 験 マ ッ プ : 地 域 へ の 触 れ 合 い を 触 れ 合 い の 長 さ に よ っ て 工 夫 し た 方 法 で あ り 、 「 街 」 で 試 み ら れ て き た 方 法 を 「 里 」 に 応 用 し た 。 何 度 訪 れ て も 魅 力 あ る 自 然 を 、 人 の 五 感 や 思 い に 照 ら し た 評 価 項 目 を 地 図 上 に 明 確 に 表 わ す 手 法 で あ る 。
② オ リ エ ン テ ー リ ン グ マ ッ プ : オ リ エ ン テ ー リ ン グ ゲ ー ム が 調 査 に な る よ う に 工 夫 さ れ た 方 法 で 、 白 然 の 犬 き さ を 感 じ る か な ど の 地 域 の 特 色 に 関 す る 質 問 に 答 え た 桔 果 を 地 図 上 に 円 グ ラ フ で 表 わ し た 。
③サウンドマップ: 誰でも参加できる音の観察 会にて音環境のイメージ図としてサウンドマップ を描き、作成者どうし見比べたり、第3者にアン ケート調査したりして、音環境の共有と評価を同 時に行なうことができる。サウンドマップから得 られる音源構成から生態学的な知見を得ることも できる。今回はビジターが気持ちよいと感じる場 所は生態系が豊かであることが考察された。
④ ビ ジ タ 一 ア ン ケ ー ト : こ れ に よ り 「 海 上 の 森 」 に は 名 古 屋 市 か ら の ビ ジ タ ー が と く に 多 い こ と や 、 家 族 で の 散 策 や 自 然 を 楽 し む 目 的 で 訪 れ る こ と な ど 、 訪 間 の 目 的 に つ い て 把 握 で き る 。
⑤ 景 観 の 変 遷 : 現 在 の 景 観 が ど の よ う に 生 じ た の か を 、 過 去 の 植 生 管 理 に つ い て 資 料 か ら 探 る 方 法 で あ る が 、 「 過 去 に 禿 山 で あ っ た 」 と い う 説 に 対 し て 、 官 の 抑 え に よ る 景 観 の 維 持 が 指 楠 さ れ た 。
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